JP2002127500A - 感光媒体上に多数画像を同時印刷する方法および装置 - Google Patents

感光媒体上に多数画像を同時印刷する方法および装置

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JP2002127500A JP2001224207A JP2001224207A JP2002127500A JP 2002127500 A JP2002127500 A JP 2002127500A JP 2001224207 A JP2001224207 A JP 2001224207A JP 2001224207 A JP2001224207 A JP 2001224207A JP 2002127500 A JP2002127500 A JP 2002127500A
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ラマヌヤン スジャータ
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ナラヤン バドリ
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    • H04N1/504Reproducing the colour component signals line-sequentially

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光媒体上に多数の画像を同時に印刷する方
法および装置を提供する。 【解決手段】 この方法および装置は、光学アセンブリ
75を通って偏光ビームスプリッタ80に進む、光源か
らの光を結像するステップを含む。偏光ビームスプリッ
タ80は、第1偏光状態を有する光と、第2偏光状態を
有する光とを生成する。第1偏光状態の光は第1空間光
モジュレータ90に進む。第1空間光モジュレータは第
1信号に応じて第1変調光ビームを生成する。これは、
印刷レンズアセンブリを介して感光媒体上に結像する。
第2偏光状態の光は第2空間光モジュレータ95に進
む。第2空間光モジュレータは第2信号に応じて第2変
調光ビームを生成する。これは、印刷レンズアセンブリ
を介して感光媒体上に結像する。第1変調光ビームおよ
び第2変調光ビームは感光媒体上に少なくとも2個の画
像を同時に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ビームを空間的
に変調し、変調した光を感光媒体に結像する装置および
方法に関し、特に、多数の画像を同時に感光媒体に印刷
する方法および装置に関する。
【従来の技術】従来、フィルムベースの光学プリンタを
用いて写真画像を感光紙に印刷した。昨今、写真業界は
デジタル画像に転向しつつあるが、デジタル画像処理の
あるステップでは、デジタルカメラによって取得した画
像または従来の写真用カメラ内で露光したフィルムを走
査して取得した画像を用いてデジタル画像ファイルを作
成し、感光紙に印刷する。
【0002】デジタル印刷業界の成長につれて、デジタ
ル印刷に対する多くのアプローチがなされた。初期のデ
ジタル印刷方法の一つに、陰極線管(CRT)に基づく
プリンタがある。セントロニクスCRTレコーダ等であ
る。しかしこの技術は、蛍光体や電子ビームに関する幾
つかの制限がある。また、この技術の解像度は大型画像
(8×10インチプリント等)の印刷には不適当である
し、CRTプリンタは高額になりやすい。これは、コス
トに敏感なマーケットでは重大な問題である。さらに、
毎時10,000枚以上のフレーム速度で動作する場
合、媒体への赤色の出力が不十分であるという制約があ
る。
【0003】デジタル印刷に関して上記以外に一般的に
用いられるアプローチでは、米国特許第4,728,9
65号が開示するレーザベースエンジン(laser based e
ngine)がある。このようなシステムは通常、赤色、緑
色、青色レーザを使用したポリゴン飛点システム(polyg
on flying spot systems)であるが、青色および緑色レ
ーザの費用が非常に高いため、CRTプリンタと同様、
高価になり易い。また、現在入手可能なレーザはコンパ
クトでない。上記以外にもレーザベースプリントシステ
ムは、従来の写真用感光紙がカラーレーザプリンタに不
適当であるという問題がある。これは相反則不軌のため
である。高照度における相反則不軌は、強度の光に短時
間露光した場合に感光紙の感度が鈍る現象である。例え
ば、飛点レーザプリンタでは、各画素をマイクロ秒の何
分の一かの時間露光するが、光学プリンタシステムで
は、数秒にもなり得るフレーム時間の継続時間一杯感光
紙を露光する。このため、レーザプリンタ用の専用紙が
必要になる。
【0004】より最近のアプローチでは、空間光モジュ
レータを1個使用する。これは、米国特許第5,06
1,049号が開示する、テキサスインスツルメント社
デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)等である。
空間光モジュレータは費用面で有利な他、長時間露光も
できる。また、米国特許第5,521,748号が開示
するプリンタ等のライン印刷システムから、米国特許第
5,652,661号が開示するエリア印刷システムま
で、多くの異なる印刷システムについて提案されてい
る。米国特許第5,461,411号が開示する、テキ
サスインスツルメント社DMDを用いた印刷のためのア
プローチは、発光ダイオード(LED)をソースに用い
て長時間露光できる等の利点がある。米国特許第5,5
04,514号を参照のこと。しかし、この技術は非常
の特異であり、適用範囲が狭い。その結果DMDは高価
となり、容易に高解像度にできない。また、今日利用可
能な解像度は、全ての印刷の必要性にとって十分なわけ
ではない。
【0005】上記の他の低価格な解決方法では、LCD
モジュレータを使用する。米国特許第5,652,66
1号、第5,701,185号、第5,745,156
号は、通常利用可能なLCD技術を用いた写真プリンタ
を幾つか開示している。これらの多くは透過型LCDモ
ジュレータを使用する。例えば、米国特許第5,65
2,661号および第5,701,185号が開示する
プリンタ等である。こうした方法は、印刷用光学設計が
容易である等の利点があるが、従来の透過型LCD技術
を使用することについては幾つかの欠点がある。つまり
通常、透過型LCDモジュレータの口径比は小さく、透
過型電界効果トランジスタ(TFT)をガラス上に用い
る技術は、多くの印刷アプリケーションが望む画素毎の
均質性を促進しない。さらに、多くの画素を提供するた
めに、高解像度透過型LCDのフットプリントが数イン
チ程に大きくなる場合が多い。このように大きなフット
プリントは、印刷レンズと組合わせた場合に扱いにく
い。こうした結果、透過技術を用いるLCDプリンタの
多くは、低解像度または小さい印刷サイズに限定され
る。また、少なくとも300画素/平方インチで8×1
0インチの画像を高解像度印刷するためには2400×
3000個の画素が必要になるが、このような解像度を
有する透過型LCDモジュレータは容易に入手できな
い。さらに各画素は、連続したトーンの印刷をフレーム
サイズ全体に均質に行うためのグレースケールの深みを
必要とするが、この技術では使用できない。
【0006】これに代わるアプローチとして、反射型L
CDモジュレータを用いる。反射型LCDモジュレータ
はディスプレイマーケットでは広範に使用されており、
投影用に用いられる場合が多い。プロジェクタを最適化
して最大光束をスクリーンに投影する。コントラストや
解像度の重要性はこの次である。投影表示という目的を
行うために多くの光学設計では高強度ランプライトソー
スを用いる。さらに、多くのプロジェクタの設計では、
三原色の各色に対応する3個の反射型モジュレータを用
いる。例えば、米国特許第5,743,610号が開示
する設計等である。しかし、3個の反射型LCDモジュ
レータを使用することは高価であり、取り扱いも難し
い。一方、1個の反射型LCDモジュレータを使用する
プロジェクタは、色順番処理(color sequential operat
ion)を行う必要がある。色順番要求と組み合わせても高
い明度を維持するために、回転式色フィルタホイールを
用いる場合がある。しかし、これも大きな可動部品であ
り、システムをより複雑にする。
【0007】最近登場した100:1より高い高コント
ラスト高解像度反射型LCDにより、以前は不可能であ
った印刷が行える可能性がでてきた。米国特許第5,3
25,137号および第5,805,274号を参照の
こと。プリンタは、赤色、緑色、青色発光ダイオードに
よって順次照射された反射型LCDモジュレータに基づ
いてもよい。反射型LCDモジュレータはサブアパチュ
ア(sub-apertured)であり、2または3方向に振動し
て解像度を高めてもよい。
【0008】振動は、透過型LCDでは以前から採用さ
れている。フィルファクタ(fill factor)が不完全な
ためである。この振動を反射型LCDプリントシステム
に使用すれば、小さなフットプリントのまま高解像度印
刷が可能になる。反射型LCD技術の多くは本来的に高
フィルファクタなので、印刷画像の連続性を損なわずに
振動を省略できる。反射型LCDを使用することでプリ
ントシステムの費用を大幅に減少できる。さらに、エリ
ア反射型LCDモジュラを使用することで露光時間を十
分に長く設定でき、相反則不軌を回避または大幅軽減で
きる。投影業界での必要に応じて反射型LCD分野が進
歩した結果、アプリケーションを印刷できるようになっ
た。つまり、投影用反射型LCDモジュレータを、LC
Dをほどんど変更せず、印刷設計に組込むことができ
る。また、既存の投影装置と共に露光システムやデータ
パスを設計することで、プリントエンジンに安価な商品
を内蔵できる。
【0009】反射型LCD技術の中でもかかる設計に最
適な技術は、集積相補型金属酸化型半導体(integratae
dCMOS)バックプレーンを有する小型フットプリン
トを内蔵する技術である。コンパクトなサイズや、かか
る装置による駆動の均質性は、他のLCD技術を用いた
場合よりも高品質な画像となる。投影業界では、内蔵す
る反射型LCDを1個にする方向に向かっている。単体
装置システムが低コストであり軽重量であることが主な
理由である。米国特許第5,743,612号を参照の
こと。LCD技術の中でもシリコンバックプレートを有
する反射型LCDは、色順番処理に必要な高速度を最良
に実現する。高速化は、印刷分野では投影分野ほどに重
要でないかもしれないが、高速度を利用して、追加グレ
ースケールや均質補正を印刷システムに内蔵できる。
【0010】反射型LCDは、低費用で感光紙へのデジ
タル印刷を可能にしたが、高解像度印刷の要求を十分に
満たしてはいない。医療用画像形成等、解像度が重要な
アプリケーションは多い。1個の反射型LCDモジュレ
ータが提供する解像度では不十分な場合も多々ある。そ
の場合、複数画像を合体して1つの高解像度画像を作成
する必要がある。この場合、画像の境界部つまり画像デ
ータの重複領域に人為画像(artifacts)を挿入しない合
体画像の作成が望まれる。従来のアプリケーションで
は、画像データのみを並置、空間混合したかもしれない
が、このような画像重複を反射型LCDを用いて行え
ば、費用やプリントエンジンの生産性について妥協せ
ず、高品質画像を提供する。偏光を元にした変更を利用
することで、プリントエンジンは、光学システムにおい
て利用可能な光を利用できる。
【0011】投影システムは既に同様の方法を採用して
いるが、印刷分野では、反射型LCDと二重偏光(dual
polarization)との併用は未採用である。特に、印刷で
は遅延時間があるため、つなぎあわせた画像中の人為画
像や複数モジュラ間の差異は、ソフトウェアを調整する
等により修正できる。このアプローチを投影表示、特に
動画像の投影に用いることは難しい。さらに、印刷シス
テムでは、画像合成に用いる3色全てを同時に表示する
必要はないが、投影システムでは同時に表示しなければ
ならない。
【0012】上記の他に印刷アプリケーションでは、極
めて接近した複数の画像を適当な時間内に同時に印刷し
なければならない。リアルタイムで画像が見られる必要
は無いが、早い書き込み速度は多くのアプリケーション
で有利である。
【0013】印刷アプリケーションではグレースケール
も重要な要因である。モジュレータ印刷システムは、グ
レースケールを得る多様な方法を内蔵できる。テキサス
インスツルメント社は時間遅延統合システム(a time de
layed integration system)を採用した。該システム
は、米国特許第5,721,622号および第5,46
1,410号が開示する線配列と上手く協働する。該方
法は、適切な速度で適当なグレーレベルを提供できる
が、ライン印刷時間遅延統合(TDI)方法(lineprint
ing Time Delayed Integration)によると、位置あわせ
の問題や、軟調画像を生じ得る問題等がある。そのため
別の方法が提案された。特に透過型LCDに関して、例
えば米国特許第5,754,305号が開示する設計が
ある。
【0014】写真画像の解像度を高め、相反則不軌を軽
減し、適切なグレースケールを得ることが望まれる。さ
らに、複数画像の同時印刷によって印刷速度を高めるこ
とも望まれる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、感光媒体を
用いた印刷システム中の媒体露光面に高画素密度画像を
形成し、複数のデジタル画像を同時に形成して写真媒体
上に結像するために高サイト密度空間光モジュレータ(h
igh site density spatial light modulator)を利用す
る手段を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】つまり、本発明の一態様
によると、感光媒体上に複数の画像を同時に印刷する方
法を提供する。該方法は、光学アセンブリを通って偏光
ビームスプリッタに進む、光源からの光を結像するステ
ップを含む。偏光ビームスプリッタは、第1偏光状態を
有する光と、第2偏光状態を有する光とを生成する。第
1偏光状態の光は第1空間光モジュレータに進む。第1
空間光モジュレータは第1信号に応じて第1変調光ビー
ムを生成する。これは、印刷レンズアセンブリを介して
感光媒体上に結像する。第2偏光状態の光は第2空間光
モジュレータに進む。第2空間光モジュレータは第2信
号に応じて第2変調光ビームを生成する。これは、印刷
レンズアセンブリを介して感光媒体上に結像する。第1
変調光ビームおよび第2変調光ビームは感光媒体上に少
なくとも2個の画像を同時に形成する。
【0017】本発明のある実施形態では、光源からの光
が、偏光器、空間均質化光学系、偏光ビームスプリッタ
を介して結像し、空間光モジュレータ面上に本質的にテ
レセントリックな照射(telecentric illumination)を形
成する。空間光モジュレータは、複数の2次元モジュレ
ータサイトからなる。各モジュレータサイトは、データ
信号に応じて入射光の偏光状態を回転させる。反射した
光は再び偏光ビームスプリットキューブを通り、印刷レ
ンズアセンブリと付加偏光要素とを通過して媒体面上に
結像する。この媒体は少なくとも2個の画像に露光され
る。その後、この媒体を第2位置に移動して新たな画像
を印刷する。
【0018】別の実施形態では、プリンタは少なくとも
2個の反射型液晶ディスプレイ装置を内蔵する。この装
置は、感光媒体を露光する多数の波長によって照射され
る。第1の構成では、ビームスプリットキューブの、対
抗する面に2個のLCDが配置される。偏光ビームスプ
リットキューブは、白色合成LED(composite LED)ま
たは白色光源光照射(whilte light source, light illu
mination)をTEおよびTM偏光状態に分割する。ビー
ムスプリットキューブの各面には1個の空間光モジュレ
ータが配置され、入射光を変調する。双方の面からの光
は一個の印刷レンズを通過して、感光媒体上に結像す
る。LCDはビームスプリットキューブの中心から外れ
て配置されるため、画像面上には2個の別個の画像が形
成される。
【0019】更に別の実施形態では、各面で多数のLC
Dを用いることで、2個以上の別個の画像を形成する。
【0020】更に別の実施形態では、色順番照射を行う
ことで、少なくも2個の別個の画像を形成する。
【0021】更に別の実施形態では、異なる縦横比(縦
位置、横位置)を有するLCDによって、複数の形式の
画像を同時に印刷する。
【0022】更に別の実施形態では、多数の画像を単色
で印刷する。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、総括的に参照番号10で
表すプリンタを示す。写真用プリンタは、発光ダイオー
ド(LED)列25と、均質化光学系45と、偏光ビー
ムスプリッタ80と、反射型LCDモジュレータ90
と、画像情報を反射型LCDモジュレータ90に供給す
るデータパス19と、印刷レンズアセンブリ110とを
有する。写真印刷システム10は、画像面130上の感
光媒体140に二次元画像を結像する。
【0024】二次元配列されたLED列25の各々は、
赤、青、緑の3色の波長の一色を放射する。通常、LE
D12は円孔内に装着され、色放射が孔周りに均等に拡
散するように配置される。所定波長の光を放射するLE
Dの相対数は、その光が結像する媒体の感度によって決
まる。例えばLED列は、4個の赤色LEDと、2個の
緑色LEDと、2個の青色LEDとから成ってもよい。
放射光の大部分が照射光学系75の収集孔に入るような
間隔でLEDを配置する。さらに、エミッタを余分に設
ければ、いずれかのLEDが機能不全になった場合、こ
れに対するシステムの反応を鈍化できる。
【0025】LED12はパルス色順番方式で動作す
る。任意の所定画像に対して一群のLEDを波長順に作
動させる。例えば、赤色LEDを作動/非作動し、青色
LEDを作動/非作動し、緑色LEDを作動/非作動す
る。所定波長に対する任意の作動周期は一連のパルスか
らなり、その継続時間や振幅を変更してもよい。パルス
長や継続時間は、グレースケールを規定するために画像
毎に必要な照射レベルや、光レベルおよび照射時間に対
する感光媒体140の感度によって、決定する。
【0026】写真用ペーパー、写真フィルム、マイクロ
フィルム、湿性および乾性光感光媒体等の感光媒体は
(但し、これらに限定されない)、単色のみの照射を必
要とする。この場合、単波長のLEDを使用して色順番
は無い。LEDは低コストの適用向きであり、速度や処
理量がより重要な適用では、LEDのいくつかまたは全
てをレーザに代えることができる。
【0027】照射光学系75によってLED12をマッ
ピングし、モジュレータ面67上の共役面(conjugate p
lane)65上の反射型LCDモジュレータ90の領域
を、均質かつ本質的にテレセントリックな方法で網羅す
る。この設計は、印刷適用に特有である。照射や画像が
均質であるとの条件は、投影より印刷において、より厳
しく求められるためである。つまり、照射端でのロール
オフ許容度は投影システムの方が大きい。LCD動作に
関する制約に因り、画像面130上の画像の均質性を維
持するためにテレセントリックである必要がある。共役
面65は図1に示し、本明細書の残り部分で言及する。
【0028】照射光学系75は、概正方形または長方形
の孔を照射するように設計される。通常、照射には軸対
象な構造物を用いる。LED12の後段に均質化光学系
45を設ける。均質化光学系45は、レンズレット列5
0に光を結像する視野レンズ30と、視野レンズ60と
を有する。共役面65上の光を、レンズレット列50の
第1部分に形成された要素と同数に分割する。分割され
た光部分の各々を重複させ、レンズレット列50の第1
部分と視野レンズ60とによって拡大する。集光レンズ
70を偏光ビームスプリッタ80のすぐ手前に配置す
る。
【0029】1個の反射型LCDモジュレータを用いた
画像システムは、照射光学系75内で、偏光ビームスプ
リッタ80手前に線形偏光器40を内蔵してもよい。し
かし、複数の装置を照射する設計のシステムでは、光源
が作り出す多数の変更状態を利用するだけで、光学シス
テムを変形して別々の2個の変更状態を内蔵できる。L
ED12からの光をランダムに偏光する。この結果、あ
る偏光状態の光は偏光ビームスプリッタ80を通過し、
第2の偏光状態の光は直角を向く。レンズレット列50
からモジュレータ面の各面までは、各パスとも等距離で
ある。
【0030】図2(a)および図2(b)は、本発明で
使用する反射型LCDモジュレータ90の上面図および
側面断面図である。反射型LCDモジュレータ90は、
それぞれが偏光可能な複数のモジュレータサイト92か
らなる。LCDの上面52および液晶物質54を通過し
た光はモジュレータのバックパネル56に反射し、モジ
ュレータを再度通過して戻る。反射型LCDモジュレー
タ90を光が往復する間にモジュレータサイト92が
「オン」つまり明状態であれば、光の偏光状態が回転す
る。90度の回転が理想であるが、この角度を達成する
ことは難しい。一方、所定モジュレータサイトが「オ
フ」つまり暗状態であれば、光の偏光状態は回転しな
い。未偏光つまり未回転の光は偏光ビームスプリッタ8
0を直進せず、偏光ビームスプリッタ80によって、感
光媒体140面から離れる向きに方向付けられる。反射
型LCDモジュレータ90によって回転させられた光の
偏光状態は楕円形に偏光されてもよいが、図1に示す線
形偏光器120を通過した光は直線性を回復する。
【0031】図1では、反射型LCDモジュレータ90
および偏光ビームスプリッタ80の後段に印刷レンズア
センブリ110と線形偏光器120とが設けられてい
る。このレンズアセンブリによって反射型LCDモジュ
レータ90の画像を正確に拡大または縮小し、感光媒体
140が置かれた画像面150に進める。印刷レンズア
センブリ110は、媒体面上の所定画像サイズに関連す
る拡大を行うように設計されている。一旦媒体面上に像
を形成すると、プリンタは該媒体を次の位置に移動して
次の画像を記録する。複数の波長の画像が形成される任
意媒体に関する任意システムにおいて、3色の合成画像
を「画像」と呼ぶ。
【0032】最も容易に入手できる反射型偏光ベースモ
ジュレータは、反射型液晶モジュレータである。かかる
モジュレータは本来投影用に開発されたもので、400
0×2000モジュレータサイトの高解像度を有するこ
とができる。最近では、1200×1600の解像度
が、対角線0.9インチ(2.286cm)程の小さな
フットプリントに対して実現された。こうした高解像度
反射型LCDモジュレータはツイストネマチックLCD
つまりホメオトロピカル配列の反射型LCDモジュール
である場合が多いが、強誘電型等、他の型の反射型LC
Dモジュレータを投影に用いる場合も多々ある。これら
LCDの重要な特徴の幾つかは、高解像度、3原色全色
における(100:1より高い)高コントラスト、毎秒
70フレーム以上の高フレーム速度、90%より大きい
高口径比、等である。さらに、CMOSバックプレーン
を内蔵すれば列全体の均質性が向上する。このLCD
は、パルス幅変調またはアナログ処理により、8ビット
のグレースケールを作成できる。いずれの場合も、デー
タをデジタル的に印刷システムに導入してもよい。こう
した特徴のために、反射型印刷システムには反射型LC
Dモジュレータを用いることが最適である。
【0033】反射型LCDモジュレータ90を多様な構
成に設計できる。最も容易な低費用印刷システムは、単
チップシステムを色順番モードで使用することである。
このようなLCDは、色順番使用用に特注されたもの
(高速バックプレーンと、多少組成が異なる液晶とを有
する場合が多い)でもよいし、毎秒60〜70フレーム
のバックプレーンを有する単チップでもよい。高フレー
ム速度は印刷において必須でなく、得られた画像のビッ
ト深(bit depth)を減少する場合も多いので、印刷用に
は後者でも十分である。しかし、多くの液晶は三原色全
ての波長に対して基礎結晶は同じであるが、処理は異な
るかもしれない。適用される特定の電圧または液晶厚の
ためである。つまり、所定の液晶組成、深さ、適用電圧
の場合、入射ビームに生じる偏光回転は波長によって異
なるかもしれない。変調効率やコントラストは、3色間
で異なる。
【0034】上述の光学システムは、偏光状態が回転し
た光を結像させ通過させるように設計されているが、回
転の度合いは波長の関数として異なる。明状態つまり
「オン」状態の場合、この回転差はシステム効率に影響
する。つまり、実際に変調され、媒体面に結像される入
射光の割合が異なる。この波長効率の差は、照射強度や
露光時間を変えることで説明できる。媒体は、異なる波
長において異なる出力密度を必要とする。さらに、「オ
フ」状態の場合には、より大きな問題が生じる。つま
り、「オフ」状態では光の偏光状態は回転されず、偏光
ビームスプリッタ80を通って結像することがない。も
し、光の偏光状態が回転すれば、画像システムを通って
光が漏れ、コントラストが減少する。さらに、色順番シ
ステムが実現できる以上の処理量を望む適用もある。こ
のような場合は多チップ印刷を用いるのがよい。
【0035】図3は、本発明に係る、多数の反射型LC
Dモジュレータを有する二次元反射型偏光ベース反射型
LCDモジュレータを示す。入射光122はS偏光状態
124からなり、偏光ビームスプリッタ80によって反
射型LCDモジュレータ90に振り向けられる。S偏光
状態124の光はさらに偏光ビームスプリッタ80を通
過して、反射型LCDモジュレータ95に進む。こうし
て光学システムは、モジュレータで光強度を損なうこと
なく、つまりシステム生産性を損なうことなく、反射型
LCDモジュレータ90、95を利用する。光は各反射
型LCDに突当り、変調され、反射して、偏光ビームス
プリッタ80を通って戻る(126,129)。反射型
LCDから戻る変調光は偏光ビームスプリッタ80を通
過し、印刷レンズアセンブリ110に進み、画像面13
0上の感光媒体140に結像する。
【0036】図3に示す実施形態では、LCD90,9
5の中心100,102は、ビームスプリット112,
114キューブのそれぞれの面104,106の中心か
ら著しく外れている。このシステムは、各素子が赤色、
緑色、青色データを順番に印刷する色順番モードを用い
る。(LEDSやレーザを用いてもよいし、白色光をフ
ィルタと共に用いてもよい。)各面の中心を外してLC
Dが配置されるので、多数の画像が印刷される(マルチ
アップ(multi-up))。この結果、1個のチップを用いた
色順番システムの2倍の処理量となる。このようにして
媒体面に形成された画像を図4に示す。感光媒体140
上に形成された画像は、2個の別々の画像150,16
0からなる。
【0037】反射型LCDモジュレータ90,95に向
かう光は本質的にテレセントリックである。本発明のこ
の態様では、通常投影用に使用するシステムとは別に設
定する。LCDに当たる光がテレセントリックでなけれ
ば、異なる角度の入射光に対する変調が不均質となり、
多色システムのコントラストを著しく損う。
【0038】反射型LCDモジュレータ90に当たる光
はS偏光状態124である。この光は反射型LCDモジ
ュレタ90で変調されて反射P偏光126となり、偏光
ビームスプリッタ80を通って画像面に進む。一方、反
射型LCDモジュレータ95に当たる光はP偏光状態1
28である。この光は反射型LCDモジュレータ95で
変調されて反射S偏光129となり、偏光ビームスプリ
ッタ80を通って画像面130に結像する。多LCDシ
ステム中では画像面に向かう光は反対の偏光状態にある
ので、偏光反応要素を、偏光ビームスプリッタ80と画
像面との間に配置することは回避しなければならない。
【0039】LCDを相互にずらして配置し、別個の画
像データを供給するので、相互にズレた画像が形成され
る。つまり、2個の別個の画像が媒体面に形成される。
さらに、図3に示す反射型LCDモジュレータの各々
は、互いに反対の初期偏光状態にある光に作用するの
で、これら2つのモジュレータ間の活性電圧(activatio
nvoltage)は異なるかもしれない。理想的には、S偏光
が第1モジュレータによってP偏光に変換され、P偏光
が第2モジュレータによってS偏光に変換される。しか
し、モジュレータによる偏光回転は完璧ではないので、
その方式において、各装置での変調が適切になされるよ
う注意しなければならない。
【0040】全ての多色刷りに関連して述べた偏光ビー
ムスプリッタは、多数の波長の照射を行うために十分な
広域被膜がなされていなければならない。未被膜であれ
ば分散し、コントラストが著しく損なわれる。ハロゲン
ランプ27等の広域光源を色順番印刷に用いる場合、L
CDとキューブとの間に色フィルタ85、87を配設し
なければならない。さらに、フィルタを切り替え可能に
して、赤色光を表示している間は青色光と緑色光を濾波
しなければならない。他の2色も同様である。色順番特
性を得るために、LCDのデータを変更し、色フィルタ
を切り替える。フィルタを回転盤に取り付けてもよい。
このシステムを図5に示す。
【0041】印刷システムの解像度を上げるためにLC
Dを組み合わせてもよい。二次元モジュレータを用いて
印刷する場合、モジュレータサイトに欠陥があると、そ
の影響が問題になる。また、大きなサイズで印刷するた
めに解像度を上げる必要性も問題となり得る。これらの
問題は、振動印刷(dithered printing)によって解決で
きる。フルアパチャ(full aperture) LCDを振動させ
るためには、反射型LCDモジュレータ90の光をある
一点で結像し、反射型LCDモジュレータ90をモジュ
レータサイトの何分の1の距離だけ移動して再度結像す
る。こうして、複数の画像を作成し、重複させる。多数
の画像の重複させることでシステムは過剰分を得て、そ
れによってモジュレータサイトの欠陥や欠損を補完す
る。さらに、ある場所とある場所との間でデータを補完
/更新することで、解像度を効果的に上げる。ある振動
方式を図6(a)〜図6(d)に示す。まず、反射型L
CDモジュレータ90を所定位置230に配置し、モジ
ュレータサイト240を結像する(図6(a))。次に
モジュレータサイトの半分だけ所定位置230から横方
向に移動した第2位置250に反射型LCDモジュレー
タ90を移して(図6(b))、第2位置250に結像
する。次に、モジュレータサイトの半分だけ位置250
から縦方向に移動した新しい位置260に反射型LCD
モジュレータ90を移す(図6(c))。この位置26
0は最初の位置230から斜めにずれた位置になる。モ
ジュレータサイト240を照射して、媒体を再露光す
る。次に反射型LCDモジュレータ90を第4の位置2
70に移動する(図6(d))。これは、第3の位置2
60から横にズレた位置になる。この位置で媒体を再露
光する。こうして書込みデータ量を効果的に4倍に増加
する。これによって画像解像度を上げ、画像をより鮮明
にする手段を提供する。口径比が高ければ、一対角線方
向に振動させるだけで大きな結果を達成できる。
【0042】LCDを用いて印刷する場合、装置自身
が、画素対画像ベースで幾らかのサブアパチュア(subap
erturing)を確保できる。このため、隙間領域を上書き
すれば、画像内の実際のデータ内容を倍にできる。
【0043】振動させるためには、各モジュレータを2
方向に移動させなければならない。通常の反射型LCD
モジュレータでは、約5um〜20umの距離を移動さ
せる。この移動は、多くの多様なアクチュエータやモー
ションアセンブリを用いて実現できる。例えば、2個の
圧電性アクチュエータを有するアセンブリでもよい。多
チップシステムの場合、LCDを同時に同方向に振動す
れば、複雑さを緩和できる。しかし、このシステムは別
々の画像を印刷するのであるから、一方の装置を振動さ
せなくてもよいし、双方の装置を同時に振動させなくて
もよい。さらに、それぞれのLCDの移動距離を異なら
せてもよい。
【0044】本発明において、設計や実施を投影型ディ
スプレイと隔てる要因は、印刷に必要なコントラストで
ある。特に、感光媒体が特定の色に対して必要とするコ
ントラストは30:1という低コントラストかもしれな
い。また一般的に、赤色光に対しては青色光より、より
厳しいコントラスト要件を必要とする。これは、データ
が投影される媒体は通常、青色光に対して、より高い感
度を有するためである。一方、投影システムでは、10
0:1より高いコントラストを必要とする場合が多々あ
るし、コントラスト要件は3色全てに対して同様に厳し
い。こうした差異を設計に反映させることは重要であ
る。2個のLCDを用いたシステムの場合、画像システ
ムのキューブを通って漏れる光の総量は、1個のLCD
を用いた場合の2倍である。双方の偏光状態での漏れに
よって、コントラストが損なわれる。単LCDシステム
では、キューブ後段に線形偏光子を配置して漏れを除去
できるが、2LCDシステムは、このようにして解決で
きない。つまり、反対の偏光状態で動作する2個の別個
のモジュレータを用いると、偏光ビームスプリッタの後
段に偏光補償要素を配置できなくなる。例えば、反射型
LCDモジュレータ95から漏れるP偏光状態の光を除
去するために偏光子を設ければ、反射型LCDモジュレ
ータ95のコントラストが高まるが、これは同時に光の
ピークレベルや、反射型LCDモジュレータ90のコン
トラストを減少する。印刷の場合、コントラストの低下
は大きな悪影響ではない。例えば、コントラストを14
0:1から60:1に低下しても良い。コントラスト6
0:1でも様々な写真媒体に対しては十分だが、平均的
な投影システムに対しては低すぎる。
【0045】本発明と投影表示との上記以外の主な差異
は、独立した色要求に起因する。赤色光の印刷では、他
の色の印刷よりも大きなコントラストを必要とする場合
が多いので、色順番システムが実現できる。つまり、主
に赤色光周辺で設計された装置や光学システムは、青色
や緑色のスペクトルに対しても適切である。したがっ
て、単チップ色順番システムは空間LCDを必要とせ
ず、色分離投影用に設計された装置を用いて実行でき
る。しかし、照射波長の関数としてLCDのバックプレ
ーン電圧を変更する必要があるかもしれない。
【0046】多数のLCDを用いて印刷する場合、異な
るサイズまたは配置のLCDを用いて異なる縦横比の画
像を印刷することが可能になる。つまり、あるLCDを
縦位置モードの一面に配置し、他のLCDを横位置モー
ドの他の面に配置すれば、異なる縦横比の画像を隣同士
に印刷できる。このようにして媒体140に印刷した画
像を図7に示す。一つの画像は縦位置画像150であ
り、もう一つの画像は横位置画像160である。
【0047】偏光ビームスプリッタ80と多数の反射型
LCDモジュレータの使用とを特徴とする実施形態の全
てにおいて、主に2個の反射型LCDモジュレータを用
いる場合を説明した。しかし、偏光ビームスプリッタ8
0の各面は、複数のLCDを収容する十分な領域がある
ので、このアプローチは多数の反射型LCDモジュレー
タを用いた場合にも一般化できる。このようなシステム
を図8に示す。図では、2個の反射型LCDモジュレー
タ93,95が1面に沿って配置され、第3のモジュレ
ータ90が他の面に沿って配置されている。これら3個
のLCDは全て画像軸に沿って相互にズレて配置されて
いる。その結果、3個の別個の画像が得られる。別個の
画像色データを順番に供給することで、3個の別個の画
像が形成される。LCDを多数使用するためには、大き
なビームスプリッタキューブ83と、適度に小型のLC
Dとが必要である。この実施形態では、色フィルター8
5、87、89をビームスプリッタ83と、LCD9
0,93,95のそれぞれとの間に配置する。
【0048】4個のLCD90,93,95,97を使
用する多チップマルチアップ印刷システムの場合、大型
ビームスプリッタキューブ83の2次元の2面に沿って
LCDを配列する。図9(a)に示すシステムでは、大
型ビームスプリッタキューブ83の2次元の2面に沿っ
て4個のLCDを配列し、画像面130に結像する。図
9(b)に示す感光媒体140には、4個の別々の画像
150,160,165,167が印刷される。つま
り、マルチアップシステムの生産性が2倍になったわけ
である。更に、多偏光ビームスプリッタとXプリズムを
用いて、多数の装置を内蔵してもよい。
【0049】この印刷システムに影響する重要な要素の
一つであって、全ての実施形態に当てはまる要素は、グ
レースケールを維持しながら十分な均質性を実現するた
めに使用する手段である。反射型LCDモジュレータ9
0だけで最大8ビットのビット深を受信できる。しか
し、モジュレータでの8ビットは、8ビットとして媒体
上に印刷されないかもしれない。適切なグレースケール
を印刷するためには、付加的ビット深を提供しなければ
ならない。さらに、反射型LCDモジュレータの装置端
部で幾らかのロールオフまたはコントラスト損傷が生じ
ることは、周知である。こうした問題を解決するために
印刷システムは、投影表示用に設計されたモジュレータ
のデータ更新(refresh)速度が、通常、印刷に必要な速
度より早い点を利用する。その結果、所定の色の一連の
画像を重複させた画像として、媒体上に一つの色画像を
形成できる。つまり、最終画像は、情報内容や照射が相
互に異なる個々の画像によって構成されている。
【0050】第一に、各モジュレータに対する各画像を
3色の基本色成分に分解し、画像の赤色内容に対応する
情報をモジュレータに表示する。各色おいて、画像デー
タの多数のフレームをモジュレータに表示する。良好な
フレームが表示されるに至ったら、第1照射パルスを用
いる。データの初期フレームを記録し、後続のフレーム
をモジュレータに表示する。後続フレームの照射レベル
は、媒体の要求密度によって変わる。同様に、必要な数
のフレームをモジュレータに導入し、適切に調整された
照射によって媒体上に結像する。同じ画像データをモジ
ュレータに維持し、照射レベルのみを変えることで付加
的ビット深を導入できる。システムは、照射レベルまた
は照射継続時間あるいはその両方、および情報内容を変
えることで、一連の予備画像から合成画像を形成でき
る。つまり、情報内容や照射レベルを変えて所定の色の
画像を重複させることで、付加的なビット深を合成画面
に導入できる。所定の色の画像を印刷した後、次の色に
相当するデータおよび照射を用いて同じ手順を繰り返
す。
【0051】複数の画像をバランスよく構成して合成画
像を作成することは、グレースケールの作成および人為
画像の除去といった点において難題である。多数のLC
Dを用いる場合、各LCD送信とグレースケールプロフ
ァイルとをマッピングしなければならない。システムの
照射のためには、各LCDに送信される画像データは、
該装置の特徴を反映したものでなければならない。図3
に示す反射型LCDモジュレータ90は、反射型LCD
モジュレータ95より高い送信特徴を有するかもしれな
い。対応する画像データはこの差異を反映し、これを是
正しなければならない。かかる差異を是正する方法は幾
つかある。第一に、各装置に電気光学応答曲線(electo
ro-optic response curve)をロードする。LCD上面
52の電圧と、LCDバックプレーン56の電圧を別個
に設定できる。2個の装置に対して異なるコード値をマ
ッピングできる。例えば、反射型LCDモジュレータ9
5とモジュレータサイト92との送信特性が異なる場
合、つまり反射型LCDモジュレータ95を出入りする
光ネットレベルが反射型LCDモジュレータ90のそれ
より低い場合、反射型LCDモジュレータ90に対して
コード値200をマップしても、反射型LCDモジュレ
ータ95に対してコード値200をマップした場合に比
べて実際は、パルス幅方式ではパルス継続時間がより短
く、アナログ方式では駆動電圧がより低くなるかもしれ
ない。したがって、かかる是正が必要となる。各装置は
それ自身のグレースケールキャリブレーションが必要で
ある。14〜16ビットテーブルを8ビット装置にマッ
ピングする装置が、同じドライブボードを用いて、2つ
の装置の異なるマッピングをすることは可能である。絡
み合わせた画像の場合、このバランス調整が主な調整で
ある。
【0052】画像システムの2番目の課題は、印刷画像
の不均質を修正することである。露光システムによれ
ば、モジュレータ端部に生じるロールオフ等の不均質を
修正できる。この修正方法の一つとして、端部モジュレ
ータサイトのみを作動するモジュレータに付加画像デー
タを導入する方法がある。これらの画像を露光し、他の
画像に重複して、端部領域に付加的な深さを与える。例
えば、反射型LCDモジュレータ90,95で取得した
一連の画像を走査してデータマップを作成し、全入力デ
ータを、反射型LCDモジュレータ90,95の初期マ
ップに畳み込んで画像を修正する。同様の技術を用い
て、動作以前にわかっているモジュレータの不均質を調
整できる。他の課題は、画像の質および人為画像の存在
である。各装置は、各自のグレースケールと個別の均質
マップが必要である。多数のLCDを用いる実施形態に
おいてグレースケールの必要性を、全装置に同一の機能
として設定できる。または、各装置毎に独立した機能と
しても設定できる。(あるLCDは8ビット印刷を行
い、別のLCDは2ビットテキストを印刷してもよ
い)。この場合、その領域に対して異なるe−o曲線を
必要とするか、または、各領域毎に、単に異なるコード
値のマッピングつまりグレースケール値を必要とする。
このようなアルゴリズムは、非重複データから重複デー
タを分離するために多重露光を用いる必要があるかもし
れない。これが不可能な場合、合成画像のグレースケー
ルが、非重複領域のグレースケールと同様になるよう、
画像データを調整またはオフセットしなければならな
い。
【0053】振動を用いてグレースケールを生成する場
合、均質性の修正と人為画像の削減とを、振動の関数と
してマッピングしなくてはならない。反射型LCDモジ
ュレータがデジタル的にアドレス可能であること、およ
びパルス式LED照射方法のため、印刷に対するこのア
プローチは、写真プリンタでの使用に適するビット深
と、適当な時間とを提供する。
【0054】上記全ての実施形態では、色順番印刷によ
って達成される多色刷りについて述べてきたが、同一の
手段や装置によって単色刷りも実現できることがわか
る。つまり、3色を照射する代わりに1色だけを照射す
る。
【0055】しかも、多色システムでは容易に行えない
幾つかの方法を単色刷りでは用いることができる。第一
に照射器について、光源は1色のLEDつまり単色レー
ザで構成できる。色フィルタを完全に無くすことができ
る。
【0056】第二に、偏光スプリッタの代わりに、図1
0に示す薄膜ビームスプリッタ84を使用できる。薄膜
は偏光スプリッタではなく、偏光状態と無関係に光を二
方向に沿って分割する。薄膜の性能は主に波長の関数で
ある。特定の波長を扱う場合、薄膜を用いて、干渉また
は分散効果を生じることができる。これは光フィールド
の僅かなズレとして表出されるかもしれない。このズレ
は僅かなため、単色システムではこの影響は目立たな
い。しかし多色システムでは、ビームの相対的ズレは色
の関数であり、各色は僅かに異なってズレる。そのた
め、モジュレータ中心では均質な照射となるが、周辺部
では縁取りとなる。この結果、得られた印刷画像の縁部
は濃い色の縁取りができる。このような性能は、多色シ
ステムでは許容できない。つまり、薄膜は単色刷りに、
より適している。
【0057】薄膜ビームスプリッタ84を用いた場合、
装置の偏光の問題に対処する方法が幾つかある。偏光器
40,120を薄膜の前後に配置する。効率があまり重
要でない場合は、1個のクリーンアップ線形偏光器12
0を薄膜の後に配設して未変調光を除去できる。薄膜方
法は、偏光ビームスプリッタより安価ではあるが効率も
劣る。偏光キューブを使用するシステムでは、被膜が広
域被膜でなくてもよい。
【0058】レーザ照射器の場合、調整バー53を用い
て干渉処理することが良い。干渉は、単色刷りでは大き
な問題ではないが、多色刷りでは検討を要する。多色シ
ステムの場合、光学システム全体は強度のテレセントリ
ックであるが、単色システムの場合、テレセントリック
の必要性は緩和できる。出口線形偏光器120を用い
て、単波長の残留光漏れを払拭できる。
【0059】最後に、ある実施形態では、LCDとキュ
ーブとの間に波長板82または偏光補償器を配設する
と、効率が上がる。波長板によって、偏光器または偏光
キューブの軸に対する偏光回転の非効率性を是正する。
波長板は波長に特有であるので色順番システムへ組込む
ことは困難だが、単色システムでは上手く機能する。図
10は、単色刷りに特有な多くの特徴を利用した多チッ
プ単色画像システムを示す図である。この実施形態のL
ED列25は、同じ波長の光を放出するLED12から
なる。他の単色光源もこの発明に適する。媒体は、紙、
フィルムまたは任意の感光媒体でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 二次元列を印刷する反射型LCDモジュレー
タシステムの概略図である。
【図2】 (a)は反射型LCDモジュレータの上面図
であり、(b)は反射型LCDモジュレータの横断面図
である。
【図3】 偏光ビームスプリッタと、2個の反射型LC
Dモジュレータとを利用する反射型LCDモジュレータ
印刷システムの概略図である。
【図4】 画像面上の複数の画像を示す図である。
【図5】 偏光ビームスプリッタと、2個の反射型LC
Dモジュレータと、カラーフィルタと、白色光照射器と
を利用する反射型LCDモジュレータの概略図である。
【図6】 画像面での4段階振動を示す図である。
【図7】 異なる縦横比または異なるサイズのLCDを
用いた場合の縦位置および横位置の画像を示す画像面を
示す図である。
【図8】 偏光ビームスプリッタと、画像を並置するよ
うに印刷する3個の反射型LCDモジュレータとを利用
する反射型LCDモジュレータの概略図である。
【図9】 (a)は、ビームスプリッタキューブと、4
個の反射型LCDモジュレータとを利用する、反射型L
CDベースのプリントシステムを示す二次元図であり、
(b)は、同時結像された4個のLCDを有する媒体を
示す図である。
【図10】 レーザ光源と、調整バーと、薄膜ビームス
プリッタとを利用する反射型LCDモジュレータプリン
トシステムを示す概略図である。
【符号の説明】
10 プリンタ、19 データパス、25 発光ダイオ
ード、45 均等化光学系、65 共役面、67 モジ
ュレータ面、75 照射光学系、80 偏光ビームスプ
リッタ、85,87,89 色フィルタ、90,93,
95 反射型LCDモジュレータ、110 印刷レンズ
アセンブリ、124 S偏光状態、128 P偏光状
態、130 画像面、140 感光媒体、240 モジ
ュレータサイト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バドリ ナラヤン アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチェ スター フロレンティン ウェイ 7 (72)発明者 ダン エス タルボット アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチェ スター ピー オー ボックス 92988 Fターム(参考) 2C162 AE12 AE13 AE23 AE28 AE77 FA06 FA17 FA18 FA34 FA36 FA44 FA49 2H099 AA12 BA17 CA02 CA07 CA08 2H106 AA01 AA41 AB04 AB92

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光媒体に多数の画像を同時印刷する方
    法であって、 光源からの光を光学アセンブリを通して結像するステッ
    プと、 前記光学アセンブリからの前記光を偏光ビームスプリッ
    タ要素を通過させて、前記光の第1偏光状態と、前記光
    の第2偏光状態とを生成するステップと、 前記第1偏光状態の光を第1空間光モジュレータに導い
    て、前記第1空間光モジュレータに本質的にテレセント
    リックな光を生成するステップと、 前記第1空間光モジュレータに第1信号を入力して第1
    変調光ビームを生成するステップと、 印刷レンズアセンブリを通して前記第1変調光ビームを
    前記感光媒体上に結像して、前記感光媒体上に第1画像
    を生成するステップと、 前記第2偏光状態の光を第2空間光モジュレータに導い
    て、前記第2空間光モジュレータに本質的にテレセント
    リックな光を生成するステップと、 前記第2空間光モジュレータに第2信号を入力して第2
    変調光ビームを生成するステップと、 印刷レンズアセンブリを通して前記第2変調光ビームを
    前記感光媒体上に結像するステップと、 印刷レンズアセンブリを通して前記第2変調光ビームを
    前記感光媒体上に結像して、前記感光媒体上に第2画像
    を生成するステップと、を有することを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】 前記印刷レンズを通過する前に前記第1
    変調光ビームに前記偏光ビームスプリッタを通過させる
    ステップと、 前記印刷レンズを通過する前に前記第2変調光ビームに
    前記偏光ビームスプリッタを通過させるステップと、を
    更に有することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
JP2001224207A 2000-07-27 2001-07-25 感光媒体上に多数画像を同時印刷する方法および装置 Pending JP2002127500A (ja)

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CN109827137A (zh) * 2018-08-16 2019-05-31 华域视觉科技(上海)有限公司 一种激光大灯及其照明系统、激光安全防护方法

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