JP2002127098A - 回路基板の孔加工方法 - Google Patents

回路基板の孔加工方法

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JP2002127098A JP2000326608A JP2000326608A JP2002127098A JP 2002127098 A JP2002127098 A JP 2002127098A JP 2000326608 A JP2000326608 A JP 2000326608A JP 2000326608 A JP2000326608 A JP 2000326608A JP 2002127098 A JP2002127098 A JP 2002127098A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 孔加工の位置決め時間を短縮しつつ孔加工の
位置精度を向上させることができる回路基板の孔加工方
法を提供することである。 【解決手段】 予め回路基板にアライメント装置を用い
て孔加工工程とは別工程でプリアライメントを行い、回
路基板内のパターンにおける孔加工の位置を示す位置デ
ータを作成する。孔加工工程では、回路基板を加工装置
に搬入し、回路基板にパネルアライメントを行い、加工
装置のテーブル上での回路基板の位置決めのための位置
データを作成し、プリアライメントにより作成された位
置データおよびパネルアライメントにより作成された位
置データを合成することによりテーブル上の回路基板の
孔加工の位置を算出し、算出された位置に加工装置の孔
加工機を用いて孔加工を行う。その後、加工装置から回
路基板を搬出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板の孔加工
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の軽薄短小化のためにフレキシ
ブルプリント回路基板が用いられる。フレキシブルプリ
ント回路基板を用いると、電気信号を伝送するための線
路をワイヤを用いた場合に比べて高密度に配置すること
が可能となる。そのため、電子機器の軽薄短小化を実現
するための電気的結合部材としてフレキシブルプリント
回路基板の採用が急増している。
【0003】電子デバイスの小型化に伴って、フレキシ
ブルプリント回路基板(以下、回路基板と略記する)に
おいても、高精度かつ微細なパターン形成が重要とな
る。また、信号線数の増大とともに回路基板の多層化が
必要となる。そこで、多層化された回路基板の層間接続
を行なうために種々の方法が提案されている。
【0004】多層化された回路基板の層間接続を行なう
方法として、一般的には、スルーホールめっきが用いら
れる。スルーホールめっきを行う際には、回路基板に貫
通孔(スルーホール)を形成するとともに、貫通孔の内
面にめっきを施す。スルーホールめっき用の貫通孔は、
ドリルマシーン、パンチング装置またはレーザ加工装置
等の孔加工機を有する加工装置を用いて形成される。
【0005】加工装置は、回路基板における貫通孔の加
工位置を定めるアライメント機能を有する。そのため、
加工装置には、ドリルマシーン、パンチング装置または
レーザ加工装置等の孔加工機に加えてCCD(電荷結合
素子)カメラ、レンズ系、照明系、移動機構等が設けら
れている。
【0006】アライメントの際には、実際の回路基板に
付されたアライメントマークを認識し、認識したアライ
メントマークの位置に基づいて設計データにおける貫通
孔の位置と実際の回路基板における貫通孔の加工位置と
の誤差を計算により補正する。
【0007】最近では、水平方向、垂直方向および回転
方向の誤差を修正するだけでなく、実際の回路基板にお
けるアライメントマーク間の距離と設計データにおける
アライメントマーク間の距離とを比較し、実際の回路基
板が伸縮している場合には、その伸縮比率に応じて設計
データを補正する機能を有する加工装置も開発されてい
る。このような補正は、スケーリングと呼ばれている。
補正された設計データに基づいて実際の回路基板におけ
る孔加工の位置決めが行われる。
【0008】回路基板のアライメントは、次に説明する
ように、パネルアライメントおよびパターンアライメン
トの2段階に分けて行われる。パネルアライメントで
は、加工装置のテーブル上における回路基板の位置決め
を行う。また、パターンアライメントでは、回路基板内
のパターンにおける孔加工の位置決めを行う。
【0009】図7は従来のフレキシブルプリント回路基
板の孔加工方法を示すフローチャートである。
【0010】図7に示すように、まず、回路基板を加工
装置に搬入する(ステップS11)。次に、搬入された
回路基板を加工装置のテーブル上に位置決めするパネル
アライメントを行う(ステップS12)。パネルアライ
メントでは、加工装置のCCDカメラにより回路基板を
撮像し、得られた画像に基づいて回路基板に予め付され
たアライメントマークを検出し、そのアライメントマー
クの位置を基準として回路基板を加工装置のテーブル上
に位置決めする。
【0011】次に、加工装置のテーブル上に位置決めさ
れた回路基板のパターンにおいて孔加工の位置決めを行
うパターンアライメントを行う(ステップS13)。こ
のパターンアライメントでは、回路基板に予め付された
複数のアライメントマークを検出し、実際の回路基板に
おける孔加工の位置と設計データにおける孔加工の位置
との誤差を修正するとともに、実際の回路基板における
アライメントマーク間の距離と設計データにおけるアラ
イメントマーク間の距離とを比較し、実際の回路基板の
伸縮の有無を検出する。回路基板が伸縮している場合に
は、その伸縮比率に応じて設計データを補正するスケー
リングを行う。それにより、実際の回路基板における孔
加工の位置を補正する。
【0012】その後、加工装置の孔加工機を用いて回路
基板に孔加工を行う(ステップS14)。最後に、加工
装置から回路基板を搬出する(ステップS15)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】フレキシブルプリント
回路基板のように厚みの薄い材料は、伸縮歪み成分また
はその他の歪み成分を有することが多い。そのため、上
記のように、孔加工の際には、スケーリングにより回路
基板の歪みに対応して設計データに基づく孔加工の位置
を補正する必要がある。
【0014】回路基板は、回路を形成する金属部分およ
び樹脂部分の2種類の材料により構成されている。この
うち、金属部分は、製造工程において応力を受けること
により永久変形する可能性が高い。このように永久変形
を起こした部分とそうでない部分とが混在した場合に
は、回路基板の伸縮の程度が部分的に異なる。また、回
路基板が異方性を伴って伸縮する場合や、局所的に伸縮
する場合もある。
【0015】このような場合には、回路基板の全体に一
律のスケーリングを行っても、各部分での孔加工の位置
を正確に補正することができない。そのため、パターン
アライメントを行う領域の単位を小さくする必要があ
る。パターンアライメントの領域の単位を小さくする
と、孔加工位置の精度は向上するが、それに伴ってパタ
ーンアライメントの点数が増加する。その結果、パター
ンアライメントに要する時間が増大し、生産効率が低下
する。このように、生産効率と孔加工の位置精度とは相
反する。
【0016】本発明の目的は、孔加工の位置決め時間を
短縮しつつ孔加工の位置精度を向上させることができる
回路基板の孔加工方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
に係る回路基板の孔加工方法は、回路基板の所定位置に
孔加工を行う回路基板の孔加工方法であって、撮像機能
を有する位置決め装置を用いて、回路基板における孔加
工の位置決めを行うための第1の位置データを得る第1
の工程と、撮像機能および孔加工機能を有する加工装置
を用いて、回路基板に孔加工を行う第2の工程とを備
え、第2の工程は、加工装置の撮像機能により回路基板
を加工装置において位置決めするための第2の位置デー
タを得る工程と、第1の工程で得られた第1の位置デー
タと第2の位置データとを合成することにより加工装置
における回路基板の孔加工の位置を求める工程と、回路
基板の求められた位置に加工装置の孔加工機能により孔
加工を行う工程とを含むものである。
【0018】本発明に係る孔加工方法においては、第1
の工程で位置決め装置を用いて回路基板における孔加工
の位置決めを行うための第1の位置データが得られる。
また、第2の工程で加工装置を用いて回路基板に孔加工
が行われる。第2の工程では、加工装置の撮像機能によ
り回路基板を加工装置において位置決めするための第2
の位置データが得られ、第1の工程で得られた第1の位
置データと第2の位置データとが合成されることにより
加工装置における回路基板の孔加工の位置が求められ、
回路基板の求められた位置に加工装置の孔加工機能によ
り孔加工が行われる。
【0019】このように、回路基板における孔加工の位
置決めを行うための第1の位置データが第2の工程とは
別の第1の工程で得られるので、孔加工を行うための第
2の工程に要する時間を短縮することができる。
【0020】第1の工程は、第2の工程で用いられる加
工装置と比較して高速動作が可能な位置決め装置を用い
て行われるので、第1の工程に要する時間を短縮するこ
とができる。
【0021】この場合、第1の工程で第1の位置データ
を得るために要する時間、第2の工程で第2の位置デー
タを得るために要する時間および第2の工程で第1およ
び第2の位置データの合成に要する時間の合計は、従来
の方法において加工装置を用いたパネルアライメントに
要する時間およびパターンアライメントに要する時間の
合計よりも短くなる。その結果、回路基板の全体の生産
時間が短くなる。
【0022】また、複数の回路基板に孔加工を行う場合
に、第1の工程が位置決め装置を用いて行われ、第2の
工程が加工装置を用いて行われるので、1つの回路基板
の第2の位置データの取得および第1および第2の位置
データの合成と並行して他の回路基板の第1の位置デー
タの取得を行うことが可能となる。したがって、複数の
回路基板の孔加工に要する時間を大幅に短縮することが
できる。
【0023】回路基板は、その回路基板内のパターンに
おける孔加工の位置の基準となる第1の位置決めマーク
および加工装置における回路基板の位置の基準となる第
2の位置決めマークを有し、第1の工程は、位置決め装
置の撮像機能により回路基板の第1の位置決めマークお
よび第2の位置決めマークを撮像し、得られた第1の位
置決めマークおよび第2の位置決めマークの位置に基づ
いて第1の位置データを得る工程を含み、第2の工程の
第2の位置データを得る工程は、加工装置の撮像機能に
より回路基板の第2の位置決めマークを撮像し、得られ
た第2の位置決めマークの位置に基づいて第2の位置デ
ータを得る工程を含むものである。
【0024】この場合、第1の工程では、位置決め装置
の撮像機能により回路基板の第1の位置決めマークおよ
び第2の位置決めマークが撮像され、得られた第1の位
置決めマークおよび第2の位置決めマークに基づいて第
1の位置データが得られる。第2の工程では、加工装置
の撮像機能により回路基板の第2の位置決めマークが撮
像され、得られた第2の位置決めマークの位置に基づい
て第2の位置データが得られる。
【0025】位置決め装置は、回路基板を撮像する第1
の撮像手段と、第1の撮像手段により得られた回路基板
の画像に基づいて第1の位置データを得る第1のデータ
処理手段と、回路基板を第1の撮像手段に対して相対的
に移動させる第1の移動手段とを含み、加工装置は、回
路基板を撮像する第2の撮像手段と、第2の撮像手段に
より得られた回路基板の画像に基づいて第2の位置デー
タを得るとともに第1の位置データと第2の位置データ
とを合成する第2のデータ処理手段と、回路基板を第2
の撮像手段に対して相対的に移動させる第2の移動手段
と、第2のデータ処理手段により合成された第1および
第2の位置データに基づいて回路基板に孔加工を行う孔
加工手段とを含むものである。
【0026】この場合、位置決め装置は、第1の撮像手
段、第1のデータ処理手段および第1の移動手段を有
し、孔加工手段を有さないので、軽量化が図られ、高速
動作が可能となる。したがって、第1の工程に要する時
間が短縮される。
【0027】また、加工装置は、第2の撮像手段、第2
のデータ処理手段、第2の移動手段および孔加工手段を
有するので、第2の位置データの生成、第1および第2
の位置データの合成および孔加工を行うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態にお
けるフレキシブルプリント回路基板の孔加工方法による
孔加工工程を示すフローチャートである。図2はフレキ
シブルプリント回路基板におけるアライメントマークの
例を示す平面図である。
【0029】本実施の形態の孔加工方法においては、予
めフレキシブルプリント回路基板(以下、回路基板と略
記する)にアライメント装置を用いて孔加工工程とは別
工程でパターンアライメント(以下、プリアライメント
と呼ぶ)を行う。それにより、孔加工工程におけるアラ
イメント時間を短縮することができる。ここで、プリア
ライメントが第1の工程に相当し、孔加工工程が第2の
工程に相当する。
【0030】アライメント装置は、後述する加工装置と
同様に、CCDカメラ、レンズ系、照明系、移動機構お
よび制御用コンピュータを有するが、加工装置に設けら
れるドリルマシン、パンチング装置またはレーザ加工装
置等の孔加工機は有さない。そのため、移動機構の軽量
化が図られ、加工装置と比較して移動速度を高速化する
ことができる。ここで、アライメントマーク300が第
1の位置決めマークに相当し、アライメントマーク20
0が第2の位置決めマークに相当する。
【0031】図2(a)においては、回路基板100に
は、パネルアライメント用の4つのアライメントマーク
200およびパターンアライメント用の複数のアライメ
ントマーク300が付されている。
【0032】図2(b)の例においても、回路基板10
0に、パネルアライメント用の4つのアライメントマー
ク200およびパターンアライメント用の複数のアライ
メントマーク300が付されている。ただし、パネルア
ライメント用の4つのアライメントマーク200はパタ
ーンアライメント用のアライメントマーク300を兼用
している。
【0033】プリアライメントにおいては、アライメン
ト装置を用いて回路基板100に付された複数のアライ
メントマーク200,300を検出し、それらのアライ
メントマーク200,300に基づいて設計データを補
正し、アライメントマーク200,300を基準とする
回路基板100内のパターンにおける孔加工の位置を示
す第1の位置データを作成する。
【0034】図1に示すように、孔加工工程では、ま
ず、加工対象となる回路基板100を加工装置に搬入す
る(ステップS1)。次に、搬入された回路基板100
を加工装置のテーブル上に位置決めするパネルアライメ
ントを行う(ステップS2)。パネルアライメントで
は、加工装置のCCDカメラにより回路基板100を撮
像し、得られた画像に基づいてパネルアライメント用の
アライメントマーク200を検出し、そのアライメント
マーク200に関する第2の位置データを作成し、作成
された第2の位置データに基づいて回路基板100を加
工装置のテーブル上に位置決めする。
【0035】さらに、別工程でのプリアライメントによ
り作成された第1の位置データおよびパネルアライメン
トにより作成された第2の位置データを合成することに
よりテーブル上の回路基板100のパターンにおける孔
加工の位置を算出し、算出された位置に加工装置の孔加
工機を用いて孔加工を行う(ステップS3)。その後、
加工装置から回路基板100を搬出する(ステップS
4)。
【0036】本実施の形態の孔加工方法においては、プ
リアライメントが孔加工工程とは別工程で行われるの
で、孔加工工程に要する時間を短縮することができる。
このプリアライメントは、加工装置と比較して高速動作
が可能なアライメント装置を用いて行われるので、プリ
アライメントに要する時間を短縮することができる。
【0037】この場合、別工程でのプリアライメントに
要する時間および孔加工工程でのデータ合成に要する時
間の合計は、従来の孔加工工程でのパターンアライメン
トに要する時間に比べて短くなる。したがって、別工程
でのプリアライメントに要する時間、孔加工工程でのパ
ネルアライメントに要する時間および位置データの合成
に要する時間の合計は、従来の孔加工工程でのパネルア
ライメントに要する時間およびパターンアライメントに
要する時間の合計よりも短くなる。その結果、本実施の
形態の孔加工方法によれば、回路基板100の全体の生
産時間が短くなる。
【0038】図3は本実施の形態の孔加工方法を用いて
複数の回路基板に孔加工を行う場合の処理時間を従来の
孔加工方法を用いて複数の回路基板に孔加工を行う場合
の処理時間と比較して示す模式図である。
【0039】図3(a)は本実施の形態の孔加工方法を
用いて3枚の回路基板に孔加工を行う場合の処理時間を
示し、図3(b)は従来の孔加工方法を用いて3枚の回
路基板に孔加工を行う場合の処理時間を示している。図
3において、PRはプリアライメントを表し、PAはパ
ネルアライメントを表し、DCは第1および第2の位置
データの合成(以下、データ合成と呼ぶ)を表す。ま
た、PTはパターンアライメントを表す。
【0040】図3(a)に示す本実施の形態の孔加工方
法では、プリアライメントPRをアライメント装置を用
いて行い、パネルアライメントPAおよびデータ合成D
Cを加工装置を用いて行うので、1枚目の回路基板のパ
ネルアライメントPAおよびデータ合成DCと並行して
2枚目の回路基板のプリアライメントPRを行うことが
可能となる。同様に、2枚目の回路基板のパネルアライ
メントPAおよびデータ合成DCと並行して3枚目の回
路基板のプリアライメントPRを行うことが可能とな
る。
【0041】これに対して、3(b)に示す従来の孔加
工方法では、パネルアライメントPAおよびパターンア
ライメントPTを同じ加工装置を用いて行うので、1枚
目の回路基板のパネルアライメントPAおよびパターン
アライメントPTの終了後でなければ、2枚目の回路基
板のパネルアライメントPAおよびパターンアライメン
トPTを行うことができない。同様に、2枚目の回路基
板のパネルアライメントPAおよびパターンアライメン
トPTの終了後でなければ、3枚目の回路基板のパネル
アライメントPAおよびパターンアライメントPTを行
うことができない。
【0042】また、上記のように、本実施の形態の孔加
工方法におけるプリアライメントPRに要する時間およ
びデータ合成DCに要する時間の合計は、従来の孔加工
方法におけるパターンアライメントPTに要する時間よ
りも短くなる。
【0043】これらの結果、複数枚の回路基板に孔加工
を行う場合に、本実施の形態の孔加工方法では、従来の
加工方法に比べて全体の加工時間を大幅に短縮すること
ができる。
【0044】本実施の形態の孔加工方法においては、別
工程でのプリアライメントにより得られた位置データを
孔加工工程でのパターンアライメントにより得られた位
置データと合成する際に、プリアライメントの位置デー
タとパネルアライメントの位置データとが同じ回路基板
100に対応している必要がある。そこで、別工程での
プリアライメントの位置データと孔加工工程で孔加工さ
れるプリント回路基板100とを対応付けるために次の
方法を用いる。
【0045】第1の方法としては、プリアライメントの
第1の位置データおよび回路基板100に同じ整理番号
を付しておく。この場合、回路基板100には、レーザ
マーカ、印刷等の方法により整理番号を印字する。
【0046】第2の方法としては、別工程でのプリアラ
イメントの際に図2に示したパネルアライメント用の4
点のアライメントマーク200およびパターンアライメ
ント用の複数のアライメントマーク300の位置を求
め、孔加工工程でのパネルアライメントの際に回路基板
100のパネルアライメント用の4点のアライメントマ
ーク200に加えてパターンアライメント用の1点また
は数点のアライメントマーク300の位置を求め、パネ
ルアライメント用のアライメントマーク200とパター
ンアライメント用のアライメントマーク300との位置
関係に基づいてプリアライメントの第1の位置データを
回路基板100に対応付ける。
【0047】次に、本実施の形態の孔加工方法において
用いられるアライメント装置および加工装置の例を説明
する。
【0048】図4は本実施の形態の孔加工方法に用いら
れるアライメント装置または加工装置の第1の例を示す
模式的斜視図である。このアライメント装置または加工
装置はバッチ式のアライメント装置または加工装置であ
る。
【0049】図4において、互いに直交する3つの方向
を矢印Xで示すX軸方向、矢印Yで示すY軸方向および
矢印Zで示すZ軸方向とする。Y軸テーブル1は、Y軸
方向に移動可能に設けられている。
【0050】Y軸テーブル1上には、吸着機構を備えた
吸着テーブル2が設置されている。吸着テーブル2上に
は回路基板100が載置される。吸着テーブル2は、例
えばガラス板からなる。吸着テーブル2の所定の位置に
は吸着孔が形成され、吸着孔の下部にはホース(図示せ
ず)を介して吸気ブロア(図示せず)が接続されてい
る。ホースには電磁弁(図示せず)が介挿されている。
電磁弁を開閉することにより吸着テーブル2への回路基
板100の吸着をオンおよびオフさせることができる。
【0051】なお、回路基板100の種類によっては、
回路基板100が一旦吸着テーブル2に吸着した後に静
電吸着により吸着テーブル2から離脱することが困難な
場合もあるが、その場合には、吸着テーブル2へホース
を介して圧縮エアーを供給することにより、回路基板1
00を吸着テーブル2から容易に離脱させることが可能
となる。
【0052】固定アーム3には、X軸方向に移動可能に
X軸可動部4が設けられている。さらに、X軸可動部4
にZ軸方向に移動可能にCCD(電荷結合素子)カメラ
5が設けられている。CCDカメラ5には、レンズ系6
およびLED(発光ダイオード)リング照明7が取り付
けられている。Y軸テーブル1、X軸可動部4およびC
CDカメラ5の移動、CCDカメラ5による撮像、LE
Dリング照明7のオンオフおよび位置データの作成は、
制御用コンピュータ9により制御される。
【0053】このようにして、回路基板100に対して
CCDカメラ5がX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向に
移動可能となっている。
【0054】なお、加工装置においては、図4の構成に
さらに、孔加工を行うためのドリルマシーン、パンチン
グ装置、レーザ加工装置等の孔加工機(図示せず)が設
けられている。一方、アライメント装置においては、孔
加工機は設けられていない。
【0055】本例のアライメント装置または加工装置に
おいては、Y軸テーブル1が固定アーム3およびX軸可
動部4とは独立に設けられることにより、Y軸テーブル
1に加わる重量が軽減されている。それにより、X軸方
向、Y軸方向およびZ軸方向における回路基板100の
移動速度が高速化される。
【0056】図4のアライメント装置または加工装置に
おいては、CCDカメラ5が第1または第2の撮像手段
に相当し、Y軸テーブル1、固定アーム3およびX軸可
動部4が第1または第2の移動手段に相当し、制御用コ
ンピュータ9が第1または第2のデータ処理手段に相当
する。
【0057】図5は本実施の形態の孔加工方法に用いら
れるアライメント装置または加工装置の第2の例を示す
模式的側面図である。
【0058】図5のアライメント装置または加工装置に
おいては、長尺状の回路基板100を搬送する自動搬送
装置が設けられている。固定台10上に、Y軸テーブル
11がY軸方向に移動可能に設けられている。
【0059】Y軸テーブル11上には、図4のアライメ
ント装置または加工装置と同様に、吸着機構を備えた吸
着テーブル12が設置されている。吸着テーブル12上
には回路基板100が載置される。
【0060】固定アーム13には、X軸方向に移動可能
にX軸可動部14が設けられている。さらに、X軸可動
部14にZ軸方向に移動可能にCCDカメラ15が設け
られている。CCDカメラ15には、レンズ系(図示せ
ず)およびLEDリング照明17が取り付けられてい
る。
【0061】このようにして、回路基板100に対して
CCDカメラ15がX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向
に移動可能となっている。
【0062】なお、加工装置においては、図5の構成に
さらに、孔加工を行うためのドリルマシーン、パンチン
グ装置、レーザ加工装置等の孔加工機(図示せず)が設
けられている。一方、アライメント装置においては、孔
加工機は設けられていない。また、図5においては、制
御用コンピュータ(図4参照)の図示を省略している。
【0063】自動搬送装置は、複数の搬送ロール21お
よび1対のダンサーロール22により構成される。自動
搬送装置における搬送方向はY軸方向に一致している。
Y軸テーブル11の移動に伴ってダンサーロール22が
上下し、長尺状の回路基板100への引っ張り応力が緩
和される。
【0064】特に、搬送ロール21およびダンサーロー
ル22を軽量化および低慣性モーメント化することによ
り、Y軸方向における回路基板100の移動時にY軸テ
ーブル11へ加わる負荷を軽減することができる。それ
により、高速移動時のテーブル整定時間(Y軸テーブル
11が静止するために要する時間)を減少させることが
できる。
【0065】図5のアライメント装置または加工装置に
おいては、CCDカメラ15が第1または第2の撮像手
段に相当し、Y軸テーブル11、固定アーム13および
X軸可動部14が第1または第2の移動手段に相当し、
図4の制御用コンピュータ9が第1または第2のデータ
処理手段に相当する。
【0066】図6は本実施の形態の孔加工方法に用いら
れるアライメント装置または加工装置の第3の例を示す
模式的斜視図である。
【0067】図6のアライメント装置または加工装置に
おいては、固定された作業テーブル31上に吸着機構を
備えた吸着テーブル32が設けられている。X軸アーム
33は、Y軸アーム34に対してX軸方向に移動可能に
設けられている。一方、Y軸アーム34は、X軸アーム
33に対してY軸方向に移動可能に設けられている。さ
らに、CCDカメラ35は、Y軸アーム34に対してZ
軸方向に移動可能に設けられている。CCDカメラ35
には、レンズ系36およびLEDリング照明(図示せ
ず)が取り付けられている。
【0068】作業テーブル31および吸着テーブル32
の重量は、X軸アーム33およびY軸アーム34の動作
に影響しない。そのため、X軸アーム33およびY軸ア
ーム34の移動速度を高速化することができる。
【0069】なお、加工装置においては、図6の構成に
さらに、孔加工を行うためのドリルマシーン、パンチン
グ装置、レーザ加工装置等の孔加工機が設けられてい
る。一方、アライメント装置においては、孔加工機は設
けられていない。また、図6においては、制御用コンピ
ュータ(図4参照)の図示を省略している。
【0070】第3の例のアライメント装置または加工装
置においても、第1の例のようなバッチ式に構成するこ
とも可能であり、あるいは第2の例のように自動搬送装
置を設けることも可能である。なお、第3の例のアライ
メント装置または加工装置では、作業テーブル31は固
定されているので、第3の例の加工装置に自動搬送装置
を設ける場合には、搬送ロール21およびダンサーロー
ル22の軽量化は特に必要なくなる。
【0071】図6のアライメント装置または加工装置に
おいては、CCDカメラ35が第1または第2の撮像手
段に相当し、X軸アーム33およびY軸アーム34が第
1または第2の移動手段に相当し、図4の制御用コンピ
ュータ9が第1または第2のデータ処理手段に相当す
る。
【0072】
【実施例】ここで、以下の実施例1〜3および比較例の
方法によりアライメント時間を測定した。
【0073】[実施例1]実施例1では、図4のアライ
メント装置を用いて別工程で回路基板100にプリアラ
イメントを行った後、レーザ加工装置付の図4の加工装
置を用いて孔加工工程で回路基板100にパネルアライ
メントおよびデータ合成を行った。
【0074】Y軸テーブル1の速度を最高200mm/
秒に設定し、500mm×500mmの回路基板100
上に付された約100点のアライメントマークを取得し
た。パネルアライメントに要した時間は8秒であり、デ
ータ合成に要した時間は20秒であり、合計28秒を要
した。なお、プリアライメントに要した時間は、110
秒であった。
【0075】[比較例]比較例では、別工程でプリアラ
イメントを行わずに、図4の加工装置を用いて孔加工工
程で回路基板100にパネルアライメントおよびパター
ンアライメントを行った。
【0076】実施例1と同様に、Y軸テーブル1の速度
を最高200mm/秒に設定し、500mm×500m
mの回路基板100に付された約100点のアライメン
トマークを取得した。パネルアライメントに要した時間
は8秒であり、パターンアライメントに要した時間は1
21秒であり、合計129秒を要した。
【0077】[実施例2]実施例2では、図5のアライ
メント装置を用いて別工程で長尺状の回路基板100に
プリアライメントを行った後、レーザ加工装置付の図5
の加工装置を用いて孔加工工程で長尺状の回路基板10
0にパネルアライメントおよびデータ合成を行った。
【0078】長尺状の回路基板100の500mm×5
00mmの領域に付された約100点のアライメントマ
ークを取得した。パネルアライメントに要した時間は8
秒であり、データ合成に要した時間は20秒であり、合
計28秒を要した。なお、プリアライメントに要した時
間は、115秒であった。
【0079】本実施例2では、自動搬送装置を用いるこ
とにより回路基板100を吸着テープル12にセッティ
ングするために要する時間を低減することができる。自
動搬送装置を用いずに人が回路基板100をセッティン
グする場合、セッティング時間は約30秒となるのに対
し、自動搬送装置を用いることにより回路基板100の
セッティング時間を8秒に短縮することができた。この
ように、自動搬送装置を設けることにより生産性が大き
く向上する。
【0080】[実施例3]実施例3では、図6のアライ
メント装置を用いて別工程で回路基板100にプリアラ
イメントを行った後、レーザ加工装置付の図6の加工装
置を用いて孔加工工程で回路基板100にパネルアライ
メントおよびデータ合成を行った。
【0081】500mm×500mmの回路基板100
上に付された約100点のアライメントマークを取得し
た。本実施例3では、X軸アーム33およびY軸アーム
34の移動速度を600mm/秒まで引き上げることが
できた。それにより、実施例1および2の加工装置を用
いた場合に比べてパネルアライメントおよび、特にプリ
アライメントの速度を向上させることができた。パネル
アライメントに要した時間は7秒であり、データ合成に
要した時間は20秒であり、合計27秒を要した。な
お、プリアライメントに要した時間は、70秒であっ
た。
【0082】このように、実施例1〜3では、同じ点数
のアライメントマークを取得する場合に、比較例に比べ
てアライメントに要する時間を大幅に短縮することがで
きる。
【0083】また、実施例1〜3では、アライメントに
要する時間が同じ場合に、比較例に比べてより多くの点
数のアライメントマークを取得することができる。
【0084】したがって、回路基板の製造における孔加
工の位置精度および孔加工の時間を向上させることが可
能となり、高品質および低コストな回路基板の生産シス
テムを実現することが可能となる。
【0085】なお、本発明に係る回路基板の孔加工方法
は、フレキシブルプリント回路基板に限らず、リジッド
プリント回路基板等の他の回路基板にも同様に適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるフレキシブルプ
リント回路基板の孔加工方法による孔加工工程を示すフ
ローチャートである。
【図2】フレキシブルプリント回路基板におけるアライ
メントマークの例を示す平面図である。
【図3】本実施の形態および従来の孔加工方法を用いて
複数の回路基板に孔加工を行う場合の処理時間を比較し
て示す模式図である。
【図4】本実施の形態の孔加工方法に用いられるアライ
メント装置または加工装置の第1の例を示す模式的斜視
図である。
【図5】本実施の形態の孔加工方法に用いられるアライ
メント装置または加工装置の第2の例を示す模式的側面
図である。
【図6】本実施の形態の孔加工方法に用いられるアライ
メント装置または加工装置の第3の例を示す模式的斜視
図である。
【図7】従来のフレキシブルプリント回路基板の孔加工
方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,11 Y軸テーブル 2,12,32 吸着テーブル 3,13 固定アーム 4,14 X軸可動部 5,15,35 CCDカメラ 6,36 レンズ系 7,17 LEDリング照明 9 制御用コンピュータ 21 搬送ロール 22 ダンサーロール 31 作業テーブル 33 X軸アーム 34 Y軸アーム 100 回路基板 200 パネルアライメント用のアライメントマーク 300 パターンアライメント用のアライメントマーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板の所定位置に孔加工を行う回路
    基板の孔加工方法であって、 撮像機能を有する位置決め装置を用いて、前記回路基板
    における孔加工の位置決めを行うための第1の位置デー
    タを得る第1の工程と、 撮像機能および孔加工機能を有する加工装置を用いて、
    前記回路基板に孔加工を行う第2の工程とを備え、 前記第2の工程は、 前記加工装置の撮像機能により前記回路基板を前記加工
    装置において位置決めするための第2の位置データを得
    る工程と、 前記第1の工程で得られた第1の位置データと前記第2
    の位置データとを合成することにより前記加工装置にお
    ける前記回路基板の孔加工の位置を求める工程と、 前記回路基板の求められた位置に前記加工装置の前記孔
    加工機能により孔加工を行う工程とを含むことを特徴と
    する回路基板の孔加工方法。
  2. 【請求項2】 前記回路基板は、その回路基板内のパタ
    ーンにおける孔加工の位置の基準となる第1の位置決め
    マークおよび前記加工装置における前記回路基板の位置
    の基準となる第2の位置決めマークを有し、 前記第1の工程は、前記位置決め装置の前記撮像機能に
    より前記回路基板の前記第1の位置決めマークおよび前
    記第2の位置決めマークを撮像し、得られた第1の位置
    決めマークおよび第2の位置決めマークの位置に基づい
    て前記第1の位置データを得る工程を含み、 前記第2の工程の前記第2の位置データを得る工程は、
    前記加工装置の前記撮像機能により前記回路基板の前記
    第2の位置決めマークを撮像し、得られた第2の位置決
    めマークの位置に基づいて前記第2の位置データを得る
    工程を含むことを特徴とする請求項1記載の回路基板の
    孔加工方法。
  3. 【請求項3】 前記位置決め装置は、前記回路基板を撮
    像する第1の撮像手段と、前記第1の撮像手段により得
    られた前記回路基板の画像に基づいて前記第1の位置デ
    ータを得る第1のデータ処理手段と、前記回路基板を前
    記第1の撮像手段に対して相対的に移動させる移動手段
    とを含み、 前記加工装置は、前記回路基板を撮像する第2の撮像手
    段と、前記第2の撮像手段により得られた前記回路基板
    の画像に基づいて前記第2の位置データを得るとともに
    前記第1の位置データと前記第2の位置データとを合成
    する第2のデータ処理手段と、前記回路基板を前記第2
    の撮像手段に対して相対的に移動させる第2の移動手段
    と、前記第2のデータ処理手段により合成された前記第
    1および第2の位置データに基づいて前記回路基板に孔
    加工を行う孔加工手段とを含むことを特徴とする請求項
    1または2記載の回路基板の孔加工方法。
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