JP2002127079A - 切断装置及び画像形成装置 - Google Patents

切断装置及び画像形成装置

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JP2002127079A
JP2002127079A JP2000329796A JP2000329796A JP2002127079A JP 2002127079 A JP2002127079 A JP 2002127079A JP 2000329796 A JP2000329796 A JP 2000329796A JP 2000329796 A JP2000329796 A JP 2000329796A JP 2002127079 A JP2002127079 A JP 2002127079A
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Hisaya Tanda
久也 反田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録媒体の種類に拘らずスムーズに記録媒体を
切断できる切断装置を提供する。 【解決手段】それぞれの切断面64a,66aが互いに
異なる方向に向いた第1切断刃64と第2切断刃66を
切断刃62に一体的に構成した。第1切断刃64は、
「腰」が弱くて薄い記録媒体(例えば和紙や布)を切断
するのに適している。一方、第2切断刃66は、「腰」
が強くて厚い記録媒体(例えば厚口コート紙など)を切
断するのに適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の切断方向に
移動しながら記録媒体を切断する切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワークステーションの出
力装置として、所定の搬送方向に搬送されている記録紙
などの記録媒体にインクを吐出して画像を形成するイン
クジェット方式画像形成装置や、トナーを用いて画像を
形成する電子写真方式画像形成装置が知られている。こ
れらの画像形成装置の一例であるプロッタを図8を参照
して説明する。
【0003】図8は、プロッタを切り欠いて記録紙の挿
入から排出までの経路を示す斜視図である。
【0004】プロッタ10では、本体後面から挿入され
たシート状の記録紙(カット紙)と、ロール状に巻かれ
たロール紙12とに画像を形成できる(印字できる)。
ここでは、ロール紙12に画像を形成する手順を例に挙
げてプロッタ10を説明する。なお、カット紙に画像を
形成する手順もほぼ同様である。
【0005】プロッタ10の背面には、ロール紙12が
回転自在に保持されている。ロール紙12は矢印A方向
から記録紙挿入口14に挿入される。挿入されたロール
紙12は、操作部(図示せず)からの指示に基づいてプ
ロッタ10の内部に搬送されてプラテン16上の画像形
成領域18に到達する。
【0006】画像形成領域18の上方では、キャリッジ
20がガイドレール24に案内されながら矢印B,C方
向(主走査方向)に走査する。キャリッジ20には、イ
ンクを吐出する印字ヘッド22が搭載されている。
【0007】プラテン16に載置されたロール紙12の
うち画像形成領域18に位置する部分には、所定の画像
情報に基づいて印字ヘッド22からインクが吐出されて
画像が形成される。このようにしてロール紙12のうち
画像形成領域18に位置する部分に画像を形成した後、
印字幅(画像形成領域18の幅)に相当する長さだけロ
ール紙12を排出ガイド板29に案内させながら、駆動
ローラ13とピンチローラ15で矢印D方向(主走査方
向に直交する方向であり、副走査方向という)に搬送す
る。このような動作を繰り返すことにより、ロール紙1
2の全体に画像が形成される。
【0008】また、上記したキャリッジ20には、矢印
B方向に走行しながらロール紙12を切断する切断装置
40が着脱自在に固定されている。切断装置40には、
ロール紙12に直接に接触してこのロール紙12を切断
する切断刃42が固定されている。プラテン16のうち
切断刃42が走行する部分には、切断刃42の先端部が
入り込む受け溝30が形成されている。
【0009】ところで、切断装置40によって切断され
るロール紙12などの記録媒体には、紙質(「腰」の強
さ、表面の粘性状態)や厚さが異なる多数の種類があ
る。このような記録媒体としては、例えば、表面にコー
ティングが施されたコート紙、光沢紙、フィルム、布、
和紙などが挙げられる。これらの記録媒体のなかには、
「腰」が弱い和紙や、比較的厚い厚口コート紙などがあ
る。また、これらの記録媒体の紙質は、その使用環境の
温度や湿度によっても変化する。
【0010】一方、上記した切断刃42がスムーズに切
断できる記録媒体の種類には限りがある。従って、記録
媒体の種類が変わった場合、その記録媒体を切断刃42
がスムーズに切断できないことがある。図9と図10を
参照して切断刃42が記録媒体を切断する際の状態の一
例を説明する。
【0011】図9は、記録媒体を切断し始める直前の切
断刃を示す模式図である。図10は、記録媒体を切断し
始めた後の切断刃を示す模式図である。
【0012】ロール紙12などの記録媒体を切断刃42
で切断する場合、切断刃42がスムーズに切断できる記
録媒体のときは、図9に示す状態の切断刃42がそのま
ま矢印C方向に移動してロール紙12が切断される。と
ころが、切断刃42がスムーズに切断しずらい記録媒体
のときは、図10に示すように、切断刃42が矢印C方
向に移動することにより、ロール紙12が変形してその
一部が浮き上がることがある。この浮き上がりは紙詰ま
りの一例である。
【0013】このような紙詰まりは、例えば「腰」の強
い記録媒体を切断するのに適する切断刃を用いて、和紙
などの「腰」の弱い記録媒体を切断するときに起こる。
また、例えば薄い記録媒体を切断するのに適する切断刃
を用いて、厚い記録媒体を切断するときには、切断の際
の抵抗に起因して切断刃が途中で停止することがある。
【0014】上記のような紙詰まりや切断刃の停止など
のトラブルが発生した場合、切断刃には大きな負荷がか
かることとなる。この負荷によって切断刃は摩耗し、切
れ味が低下する。このため、切断刃を早期に取り替える
こととなり、その寿命が短くなる(耐久性が低下す
る)。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように切断刃の寿
命が短くなった場合は、切断刃を交換する頻度が高くな
るので、プロッタ10のユーザが負担する費用が増加す
ると同時に、面倒な交換作業も増加する。
【0016】本発明は、上記事情に鑑み、記録媒体の種
類に拘らずスムーズに記録媒体を切断できる切断装置を
提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の切断装置は、所定の切断方向に移動しながら
記録媒体を切断する切断装置において、(1)記録媒体
の種類に応じて使い分けられる2つ以上の切断刃を備え
たことを特徴とするものである。
【0018】ここで、(2)前記2つ以上の切断刃は、
各切断刃の断面形状、各切断刃の材質、及び記録媒体を
切断するときの切断角度のうちの少なくとも1つが互い
に異なるものであってもよい。
【0019】また、(3)前記2つ以上の切断刃は、各
切断刃の断面形状及び記録媒体を切断するときの切断角
度双方のうちの少なくともいずれかが互いに異なる第1
切断刃と第2切断刃とが一体的に構成されたものであ
り、(4)前記第1切断刃が記録媒体を切断するときの
切断方向と前記第2切断刃が記録媒体を切断するときの
切断方向とは互いに異なる方向であってもよい。
【0020】さらに、(5)前記2つ以上の切断刃は、
各切断刃の断面形状及び記録媒体を切断するときの切断
角度双方のうちの少なくともいずれかが互いに異なる第
1切断刃と第2切断刃とが一体的に構成されたものであ
り、(6)これら第1及び第2切断刃は、前記第1切断
刃が記録媒体を切断するときの切断方向と前記第2切断
刃が記録媒体を切断するときの切断方向とが同じ方向に
なるようにそれらの位置を変えるものであってもよい。
【0021】また、上記目的を達成するための本発明の
画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成装
置において、(7)上記したいずれかの切断装置と、
(8)該切断装置が備えたいずれかの切断刃で切断して
いる記録媒体に紙詰まりが生じたことを検出する検出器
と、(9)該検出器が紙詰まりを検出したときに前記切
断刃を他の切断刃に切り換える切換器とを備えたことを
特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施形態
を説明する。
【0023】図1を参照して、本発明の切断装置が組み
込まれたプロッタを説明する。
【0024】図1は、プロッタを切り欠いて記録紙の挿
入から排出までの経路を示す斜視図である。この図で
は、図8に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符
号が付されている。
【0025】プロッタ50の特徴は、切断装置60を備
えた点にある。切断装置60には、切断刃62が取り付
けられている。この切断刃62は、ロール紙12などの
記録媒体を切断するときは下降し、切断しないときは上
昇するように構成されている。
【0026】図2を参照して切断刃62を説明する。
【0027】図2は、切断刃を示す模式図である。
【0028】切断刃62は、それぞれの切断面64a,
66aが互いに異なる方向に向いた第1切断刃64と第
2切断刃66が一体的に構成されて一枚の刃になったも
のである。ここでは第1切断刃64と第2切断刃66の
材質は同じであるが、異なる材質にしてもよい。
【0029】第1切断刃64は矢印C方向に移動しなが
らロール紙12を切断する。この切断のときにロール紙
12に接触する切断面64aとロール紙12との成す角
度θ1が第1切断刃64の切断角度θ1である。また、
切断面64aがロール紙12に接触する長さL1が接触
長さL1である。
【0030】一方、第2切断刃66は矢印B方向に移動
しながらロール紙12を切断する。この切断のときにロ
ール紙12に接触する切断面66aとロール紙12との
成す角度θ2が第2切断刃66の切断角度θ2であり、
θ1はθ2よりも小さい。また、切断面66aがロール
紙12に接触する長さL2が接触長さL2であり、L1
はL2よりも長い。
【0031】上記したように第1切断刃64と第2切断
刃66では、それぞれの切断角度θ1,θ2が互いに異
なる。このため、これらの接触長さL1,L2も互いに
異なる。この場合、第1切断刃64は、「腰」が弱くて
薄い記録媒体(例えば和紙や布)を切断するのに適して
いる。一方、第2切断刃66は、「腰」が強くて厚い記
録媒体(例えば厚口コート紙など)を切断するのに適し
ている。
【0032】図3と図4を参照して、第1及び第2切断
刃で各種の記録媒体を切断する方法を説明する。
【0033】図3は、第1切断刃で和紙などを切断し始
める直前の切断刃を示す模式図である。図4は、第2切
断刃で厚口コート紙などを切断し始める直前の切断刃を
示す模式図である。
【0034】「腰」が弱くて薄い(厚さt1)和紙72
などを切断するときは第1切断刃64を使用する。この
場合、図3に示すように、矢印C方向の上流側(矢印B
方向の下流側)に切断刃62を待機させておき、所定の
タイミングで切断刃62を矢印C方向に移動させ始め
る。これにより、第1切断刃64が矢印C方向に移動し
ながら和紙72を切断する。従って、ここでは第2切断
刃66は切断に使用されない。
【0035】上述したように第1切断刃64の切断角度
θ1は比較的浅い(小さい)ので、切断開始時に第1切
断刃64が和紙72に与える衝撃は弱い。このため、第
1切断刃64が和紙72を切断し始めるときに、和紙7
2は変形せず、また浮き上がりもしない。この結果、第
1切断刃64が和紙72をスムーズに切断できるので、
和紙72は破損しない。
【0036】一方、「腰」が強くて厚い(厚さt2)厚
口コート紙74などを切断するときは第2切断刃66を
使用する。この場合、図4に示すように、矢印B方向の
上流側(矢印C方向の下流側)に切断刃62を待機させ
ておき、所定のタイミングで切断刃62を矢印B方向に
移動させ始める。これにより、第2切断刃66が矢印B
方向に移動しながら厚口コート紙74を切断する。従っ
て、ここでは第1切断刃64は切断に使用されない。
【0037】上述したように第2切断刃66の切断角度
θ2は比較的深いので接触長さL2は短い。従って、切
断時に第2切断刃66が厚口コート紙74から受ける抵
抗が小さい。この結果、大きな抵抗力に起因して切断動
作が途中で停止することが防止されるので、第2切断刃
66が厚口コート紙74をスムーズに最後まで切断でき
る。
【0038】以上説明したように記録媒体の種類(ここ
では和紙72と厚口コート紙74)に応じて切断方向を
変えて第1切断刃64と第2切断刃66を使い分けるの
で、記録媒体の種類に拘らず記録媒体をスムーズに切断
できる。この場合、プロッタ50に、記録媒体の種類を
自動認識できるセンサを取り付けて、第1切断刃64と
第2切断刃66を使い分けてもよい。また、ユーザが記
録媒体の種類を認識して第1切断刃64と第2切断刃6
6を使い分けるように構成してもよい。
【0039】図5を参照して、切断刃の他の例を説明す
る。
【0040】図5(a)は切断刃を示す正面図であり、
(b)は第1例の断面形状を示すD−D断面図であり、
(c)は第2例の断面形状を示すD−D断面図であり、
(d)は第3例の断面形状を示すD−D断面図であり、
(e)は第4例の断面形状を示すD−D断面図である。
【0041】図5(a)に示す切断刃82を正面から視
たときは、切断刃62(図2参照)とほとんど同じであ
る。しかし、切断刃82では、図5(b)に示すよう
に、第1切断刃84と第2切断刃86の断面形状が互い
に異なり、それぞれの切断面84a,86aは同一平面
内に位置している。また、切断刃82のD−D断面形状
を、(c)から(e)までに示すような形状にしてもよ
い。このような断面形状は、切断する記録媒体の種類に
応じて決定される。
【0042】図6を参照して、切断刃のさらに他の例を
説明する。
【0043】図6(a)は、切断刃のさらに他の例を示
す正面図であり、(b)は、(a)の底面図である。
【0044】切断刃92は、第1切断刃94と第2切断
刃96を樹脂などの接合剤で接合して構成されている。
一枚の金属板から切断刃92を作製してもよいが、第1
切断刃94と第2切断刃96を別々に作製して樹脂など
で接合してもよい。
【0045】図7を参照して切換器について説明する。
【0046】図7は、切断刃が接続された切換器を示す
模式図である。この図では、図2に示す構成要素と同一
の構成要素には同一の符号が付されている。
【0047】切換器100は、回転軸102を中心にし
て切断刃62を矢印E方向に回転させるものであり、切
断装置60(図1参照)に装着されている。切換器10
0には、切断刃62を固定する固定板104と、この固
定板104の中央部から上方に延びる回転軸102とを
備えている。回転軸102の上端部にはギア106が固
定されている。このギア106は、隣接するギア108
に噛み合っている。このギア108は回転軸110の下
端部に固定されている。回転軸110の上端部はモータ
(図示せず)に連結されている。
【0048】また、プロッタ50(図1参照)には、切
断刃62が切断しているロール紙12が、例えば図10
に示すように浮き上がって紙詰まりが生じたことを検出
する検出器(図示せず)が内蔵されている。このような
紙詰まりが生じると、その抵抗によって、切断刃62が
取り付けられているキャリッジ20(図1参照)が停止
する。上記の検出器は、切断刃62が記録媒体を切断中
にキャリッジ20が停止したことを検出することにより
紙詰まりを検出するように構成されている。
【0049】例えば切断刃62が矢印C方向に移動しな
がら第1切断刃64でロール紙12を切断し始めたと仮
定する。この切断中に上記の検出器が紙詰まりを検出し
た場合、第1切断刃64はロール紙12を切断するには
適切な切断刃ではない、と判断される。そこで、切断刃
62をロール紙12から離し、上記のモータを回転させ
て回転軸110、ギア108,106を回転させること
により、回転軸102を180°回転させる。これによ
り、第1切断刃64と第2切断刃66の位置が入れ替わ
る。この結果、ロール紙12を切断するのに適した第2
切断刃66でロール紙12を切断できるので、ロール紙
12はスムーズに切断される。なお、記録媒体の種類に
よっては、記録媒体に第2切断刃66を直角に当てず
に、1°〜2°傾けて記録媒体に当てた方がスムーズに
切断できることがある。この場合は、回転軸102を1
80°回転させずに約178°回転させて停止させる。
これにより、記録媒体に第2切断刃66が1°〜2°傾
いた状態で当たる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の切断装置に
は2つ以上の切断刃が備えられるので、例えば厚い記録
媒体を切断するための切断刃と、薄い記録媒体を切断す
るための切断刃とを備えておくことができる。このた
め、記録媒体の厚さに応じて切断刃を使い分けることに
より、記録媒体の厚さに拘らず記録媒体をスムーズに切
断できる。
【0051】ここで、前記2つ以上の切断刃は、各切断
刃の断面形状、各切断刃の材質、及び記録媒体を切断す
るときの切断角度のうちの少なくとも1つが互いに異な
るものである場合は、各種の記録媒体に対応できる切断
刃が得られるので、記録媒体をいっそうスムーズに切断
できる。
【0052】また、前記2つ以上の切断刃は、各切断刃
の断面形状及び記録媒体を切断するときの切断角度双方
のうちの少なくともいずれかが互いに異なる第1切断刃
と第2切断刃とが一体的に構成されたものであり、前記
第1切断刃が記録媒体を切断するときの切断方向と前記
第2切断刃が記録媒体を切断するときの切断方向とは互
いに異なる方向である場合は、一体的に構成された第1
及び第2切断刃を、記録媒体の種類に応じて異なる切断
方向に移動させることにより、各種の記録媒体を適切に
切断できる。
【0053】さらに、前記2つ以上の切断刃は、各切断
刃の断面形状及び記録媒体を切断するときの切断角度双
方のうちの少なくともいずれかが互いに異なる第1切断
刃と第2切断刃とが一体的に構成されたものであり、こ
れら第1及び第2切断刃は、前記第1切断刃が記録媒体
を切断するときの切断方向と前記第2切断刃が記録媒体
を切断するときの切断方向とが同じ方向になるようにそ
れらの位置を変えるものである場合は、一体的に構成さ
れた第1及び第2切断刃の位置を記録媒体の種類に応じ
て変えることにより、各種の記録媒体を適切に切断でき
る。
【0054】また、本発明の画像形成装置によれば、紙
詰まりの生じた記録媒体を切断している切断刃が、切断
に適した他の切断刃に切り換えられるので、切り換えら
れた切断刃で記録媒体が切断される。このため、紙詰ま
りが生じにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロッタを切り欠いて記録紙の挿入から排出ま
での経路を示す斜視図である。
【図2】切断刃を示す模式図である。
【図3】第1切断刃で和紙などを切断し始める直前の切
断刃を示す模式図である。
【図4】第2切断刃で厚口コート紙などを切断し始める
直前の切断刃を示す模式図である。
【図5】(a)は切断刃を示す正面図であり、(b)は
第1例の断面形状を示すD−D断面図であり、(c)は
第2例の断面形状を示すD−D断面図であり、(d)は
第3例の断面形状を示すD−D断面図であり、(e)は
第4例の断面形状を示すD−D断面図である。
【図6】(a)は、切断刃のさらに他の例を示す正面図
であり、(b)は、(a)の底面図である。
【図7】切断刃が接続された切換器を示す模式図であ
る。
【図8】プロッタを切り欠いて記録紙の挿入から排出ま
での経路を示す斜視図である。
【図9】記録媒体を切断し始める直前の切断刃を示す模
式図である。
【図10】記録媒体を切断し始めた後の切断刃を示す模
式図である。
【符号の説明】
12 ロール紙 50 プロッタ 60 切断装置 62 切断刃 64,84,94 第1切断刃 66,86,96 第2切断刃 72 和紙 74 厚口コート紙 100 切換器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の切断方向に移動しながら記録媒体
    を切断する切断装置において、 記録媒体の種類に応じて使い分けられる2つ以上の切断
    刃を備えたことを特徴とする切断装置。
  2. 【請求項2】 前記2つ以上の切断刃は、 各切断刃の断面形状、各切断刃の材質、及び記録媒体を
    切断するときの切断角度のうちの少なくとも1つが互い
    に異なるものであることを特徴とする請求項1に記載の
    切断装置。
  3. 【請求項3】 前記2つ以上の切断刃は、 各切断刃の断面形状及び記録媒体を切断するときの切断
    角度双方のうちの少なくともいずれかが互いに異なる第
    1切断刃と第2切断刃とが一体的に構成されたものであ
    り、 前記第1切断刃が記録媒体を切断するときの切断方向と
    前記第2切断刃が記録媒体を切断するときの切断方向と
    は互いに異なる方向であることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の切断装置。
  4. 【請求項4】 前記2つ以上の切断刃は、 各切断刃の断面形状及び記録媒体を切断するときの切断
    角度双方のうちの少なくともいずれかが互いに異なる第
    1切断刃と第2切断刃とが一体的に構成されたものであ
    り、 これら第1及び第2切断刃は、 前記第1切断刃が記録媒体を切断するときの切断方向と
    前記第2切断刃が記録媒体を切断するときの切断方向と
    が同じ方向になるようにそれらの位置を変えるものであ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の切断装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体に画像を形成する画像形成装置
    において、 請求項1から4までのうちのいずれか一項に記載された
    切断装置と、 該切断装置が備えたいずれかの切断刃で切断している記
    録媒体に紙詰まりが生じたことを検出する検出器と、 該検出器が紙詰まりを検出したときに前記切断刃を他の
    切断刃に切り換える切換器とを備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007253596A (ja) * 2006-03-27 2007-10-04 Brother Ind Ltd 印字装置
JP2011173350A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Canon Inc インクジェット記録装置

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