JP2002126226A - 入賞装置 - Google Patents

入賞装置

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JP2002126226A
JP2002126226A JP2000325144A JP2000325144A JP2002126226A JP 2002126226 A JP2002126226 A JP 2002126226A JP 2000325144 A JP2000325144 A JP 2000325144A JP 2000325144 A JP2000325144 A JP 2000325144A JP 2002126226 A JP2002126226 A JP 2002126226A
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Takuya Sato
卓也 佐藤
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】案内経路中に貯留する遊技球を極力低減するよ
うにした入賞装置を提供する。 【解決手段】遊技球を大入賞口スイッチ206まで案内
する案内部材1110の突起部1116を図6中の符号
C方向に移動操作すると、突起部1116は長孔111
3内を移動すると共に、突起部1115は孔1112に
嵌りながら回動するので、案内部材1110の傾斜を変
化させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入賞された遊技球
を案内部材でその入賞を検出する検出手段まで案内する
ようにされた入賞装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技において、大当り状態が発
生して大入賞口が開閉動作するが、大入賞口が開状態の
場合には、入賞球が例えば10個検出される度に大入賞
口を閉状態とする。そして、入賞された遊技球が入賞検
出センサまで到達するまで、所定角度で傾斜した案内部
材が入賞球を案内するようにされていた。
【発明が解決しようとする課題】ところで、この案内経
路が長い場合、入賞球が例えば10個検出される度に大
入賞口を閉状態としたとしても、案内経路中に貯留して
いる遊技球も入賞球となってしまうので、実際には所望
数以上の遊技球が入賞球となってしまい、ホール側の収
支決算が合わなくなる事態が発生し得た。
【0003】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、案内経路中に貯留する遊技球
を極力低減するようにした入賞装置を提供することを目
的とする。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入賞された遊技球を案内部材でその入賞
を検出する検出手段まで案内するようにされた入賞装置
において、前記案内部材の傾斜を変更可能に構成したこ
とを特徴とした。
【0004】この発明においては、案内部材の傾斜を変
更可能にしたので、案内部材の傾斜を急にすれば、案内
経路中の貯留球を極力低減できる。
【0005】また、この入賞装置において、前記案内部
材は、第1の傾斜状態とこれより傾斜が急な第2の傾斜
状態とをとり得るように構成され、所定時間内の入賞数
に応じて、いずれかの傾斜状態をとるように案内部材を
移動制御する制御手段を備えたことを特徴とすることも
できる。
【0006】また、この入賞装置において、制御手段
は、第2の傾斜状態をとるように案内部材を移動制御す
るに際して、その旨の通知を行う手段を備えることを特
徴とすることができる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。先ず遊技機1の一般的な構成や
動作について説明し、その後本発明の主要部を説明する
ことによって理解の容易化を図る。図1は、遊技機(パ
チンコ機)の一部を構成する遊技盤100の模式的な説
明図である。
【0007】遊技盤100には、略円形状の外側ガイド
レール101とこれより半径の小さな略円形状の内側ガ
イドレール102とによって包囲された円形状の遊技領
域103が形成されいて、遊技者の操作によって図示し
ない発射装置から発射された遊技球が遊技領域103内
を転動することによって遊技が行なわれるようになって
いる。なお、遊技領域103には、遊技球が当接されて
これらを複数の方向へと転動させるための遊技釘が多数
配設されるが、図示簡略化のために遊技釘を図示省略し
ている。
【0008】遊技盤100の略中央位置には、独立し
て、数字やキャラクタによる図柄で構成される識別情報
を横一列や縦一列等の配列パターンで停止表示および変
動表示可能である表示エリアを備える特別図柄表示装置
104が配設されている。特別図柄表示装置104の真
上には、普通図柄表示装置107が配設されている。特
別図柄表示装置104の真下には特別図柄始動口105
が配設されると共に、特別図柄表示装置104の両側方
には普通図柄作動ゲート106、106が配設されてい
る。
【0009】特別図柄始動口105の下方には、本発明
の実施形態の入賞装置108が配設されていて、この入
賞装置108は、大当り期間中に幅広な可動部材116
が図面手前側に回動し、この可動部材116が元に戻る
方向に回動するまでの間に遊技球が入賞可能となる大入
賞口入賞装置(単に大入賞口とも記す)2000と、小
当り中に幅狭な可動部材117が図面手前側に回動し、
この可動部材117が元に戻る方向に回動するまでの間
に遊技球が入賞可能な状態となる普通電動役物110と
を有して構成される。また、大入賞口2000は、入賞
する遊技球が大入賞口スイッチ206によって10個検
出される度に、可動部材116を元に戻して閉状態とす
る開閉制御を行なう。
【0010】また、遊技領域103には、図示しない遊
技釘と共に遊技球の転動方向を変化させるための4つの
風車111、2つのランプ付風車112、遊技機の遊技
状態に応じて点灯制御されるランプ表示装置114、1
15、入賞されない遊技球を遊技盤100の裏側へと排
出させるためのアウト口113等が配設されている。
【0011】そして、特別図柄始動口105に遊技球が
入賞されて、大当り乱数生成用のループカウンタで生成
される乱数の抽選が行なわれ、この抽選された乱数が大
当り値である場合には、表示エリアの識別情報が変動表
示状態となった後、所定パターン(例えば「7、7、
7」)の表示が特別図柄表示装置104によって行なわ
れ、大入賞口2000が所定開閉パターンで開閉制御さ
れて、変動入賞装置108を遊技者にとって不利な状態
から有利な状態にする。
【0012】また、普通図柄作動ゲート106が遊技球
の通過を検出すると、小当り乱数生成用のループカウン
タで生成される乱数の抽選が行なわれ、この抽選された
乱数が小当り値である場合には、普通図柄表示装置10
7の表示を所定のもの(例えば「7」や「3」)とし
て、普通電動役物110を開放し(小当り状態)、この
開放期間中に遊技球が入賞されると大当り抽選が行なわ
れる。
【0013】この抽選の結果、大当りとなれば、上記説
明と同様にして、表示エリア内で識別情報を変動表示さ
せ、所定パターンでの表示が特別図柄表示装置104に
よって行なわれ、大入賞口2000が所定開閉パターン
で開閉制御されて、変動入賞装置108を遊技者にとっ
て不利な状態から有利な状態にする。入賞されない遊技
球はアウト口113を介して排出される。また、この遊
技機は、特定の図柄が出目となって大当りとなった場合
には、次回の大当り確率が向上する確率変動機能を有す
るように構成されている。
【0014】以上、遊技盤100に配設される各装置に
ついて説明してきたが、これらの装置のうちの主要なも
のはマイクロコンピュータシステムによって動作制御さ
れており、これらについて制御ブロック図を参照して説
明する。図2は、遊技盤100に配設された主要な装置
の制御ブロック図である。なお、図示しない発射装置や
賞球排出装置等の制御部を図示省略している。
【0015】主制御部200は、CPUを内蔵したマイ
クロプロセッサを搭載していて、後述するテーブル領域
215が形成されると共に一連の制御手順を記述した制
御プログラムや制御データを記憶するROM201と、
後述するカウンタ領域216や各種のワークエリアが形
成されるRAM202とが設けられていて、一体型のワ
ンチップマイコンとなっている。カウンタ領域216
は、RAM202の替わりにCPUの内部の図示しない
レジスタ群を用いても構成可能である。
【0016】主制御部200には、入力ポート203を
介して、特別図柄始動口105の内部に配置され遊技球
の特別図柄始動口105への入賞を検出する特別図柄始
動スイッチ204、普通図柄作動ゲート106の内部に
配置され遊技球のゲート通過を検出する普通図柄作動ス
イッチ205、大入賞口2000の内部に配置され遊技
球の大入賞口2000への入賞を検出する大入賞口スイ
ッチ206、および、普通電動役物110の内部に配置
され遊技球の普通電動役物110への入賞を検出する普
通電動役物スイッチ207が接続され、主制御部200
は各検出信号を受信可能になっている。
【0017】また、主制御部200には、出力ポート2
08を介して、数字やキャラクタによる図柄で構成され
る識別情報を変動表示や停止表示可能で、LCD等の表
示デバイスを有して構成される特別図柄表示装置10
4、例えば7セグメント表示デバイスで実現される普通
図柄表示装置107、大入賞口2000の幅広な可動部
材116を回動制御して大入賞口2000を開放制御す
るための大入賞口作動ソレノイド209、普通電動役物
110の可動部材117を回動制御して普通電動役物1
10を開放制御するための普通電動役物作動ソレノイド
210、ランプやLEDを点灯制御するランプ表示装置
114(115)、および、演出効果音を出力する効果
音出力装置211が接続され、主制御部200はこれら
各装置を制御するための制御信号を送信可能となってい
る。
【0018】また、主制御部200には、電源供給を行
なうための電源回路212と所定時間毎にリセット信号
を出力するリセット回路213とが接続されていて、さ
らに、リセット回路213には、主制御部200から周
期的タイマカウンタによって生成されたパルス信号が入
力されると共に、電源回路212からの電流供給状態を
監視するモニタ信号が入力される。
【0019】次に、図4を参照して遊技機が用いる主要
な乱数生成用カウンタについて説明しておく。各種の乱
数は、値「0」から始まって上限値となるまで、所定周
期(例えば4msec)で順次1ずつカウントアップ動
作を行っていくと共に、カウント値が上限値を越えた場
合に初期値「0」でクリアされカウント動作が繰返され
る、いわゆる無限ループカウンタを用いて生成され、こ
れら無限ループカウンタはRAM202内に形成され
て、主制御部200がそのカウント動作を制御してい
る。
【0020】主なカウントとしては、図4に示すよう
に、大当り状態判定用乱数カウンタ(カウント値:0か
ら239)401、リーチ選定用カウンタ(カウント
値:0から99)402、大当り図柄選定用乱数カウン
タ(カウント値:0から8)403、外れ左図柄選定用
乱数カウンタ(カウンタ値:0から8)404、外れ中
図柄選定用乱数カウンタ(カウンタ値:0から8)40
5、および、外れ右図柄選定用乱数カウンタ(カウンタ
値:0から8)406がある。
【0021】大当り判定用カウンタ401は、大当り状
態を生起させるか否かを判定するために用いられるカウ
ンタである。通常遊技状態時(通常確率状態時)にあっ
ては、カウンタ値が「7」で特賞状態を生起させ、これ
以外の場合には特賞状態を生起させない。また、高確率
状態時にあっては、カウンタ値「7」、「39」、「1
39」で特賞状態を生起させ、これ以外の場合には特賞
状態を生起させない。かくして、総カウント値を「24
0」とすると、通常遊技状態にあっては240分の1の
確率で特賞状態を生起させると共に、高確率状態時にあ
っては80分の1の確率で特賞状態を生起させることが
できる。
【0022】リーチ選定用乱数カウンタ402は、リー
チパターンを選定するために用いられるカウンタであ
り、このカウンタによる抽選によって抽出されるカウン
タ値に対応するリーチ演出パターンが選定される。
【0023】大当り図柄選定用乱数カウンタ403は、
大当り状態生起時に、特別図柄表示装置104の表示エ
リアに同一の図柄が例えば3個横一列に揃うように停止
表示させる際に用いる特別図柄を選定するために用いる
カウンタであり、このカウンタ値を抽選すると、抽選さ
れたカウンタ値に対応する図柄パターンで特別図柄表示
装置104の各表示部が表示される。
【0024】カウンタ値が「0」、「1」、「2」、
「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」の場
合にそれぞれ、「1」、「2」、「3」、「4」、
「5」、「6」、「7」、「8」、「9」の数字図柄が
選定され表示される。外れ左図柄選定用乱数カウンタ4
04、外れ中図柄選定用乱数カウンタ405、および、
外れ右図柄選定用乱数カウンタ406は、大当り状態が
生起されない場合に、特別図柄表示装置104の表示エ
リアに停止表示させる特別図柄を選定するために用いら
れるカウンタであり、これらのカウンタ値を抽選すると
抽選されたカウンタ値に対応する左、中、右図柄が特別
図柄表示装置104に表示される。なお、カウンタはこ
れら以外にも普通図柄表示等に関連したもの等があり、
これらはカウンタ領域216に格納されている。
【0025】次に、図3のフローチャート等を参照して
主制御部200が行なう制御動作を説明する。図3は、
遊技機の遊技動作を説明するためのフローチャートであ
る。なお、図3に示す一連の処理は主制御部200が実
行するが、リセット回路213から所定時間(例えば4
msec)毎に供給されるリセット信号をトリガとして
先頭のステップであるステップS100から実行する。
【0026】まず、図示しない電源スイッチによって電
源回路212を起動状態とすると主制御部200が起動
状態となるが、この電源投入が行なわれてから初めての
処理が実行されるのであるか否かを判定する(ステップ
S100)。電源投入後、初めての処理の場合には(Y
es)ステップS102に移行し、一方、これ以外の場
合には(No)ステップS108に移行する。
【0027】ステップS102では、RAM202のク
リア処理を実行し、少なくともカウンタ領域216を含
む所定エリアのクリアを行ない、次いで、ステップS1
04では、初期制御処理を行なうためのデータをRAM
202の所定エリアにセットしてステップS106に移
行する。
【0028】一方、ステップS108では、上述した各
種乱数カウンタ401〜407等のカウンタ値を1だけ
カウントアップしてカウンタ値を更新する。次に、ステ
ップS110では、特別図柄始動スイッチ204、普通
図柄作動スイッチ205、大入賞口スイッチ206、普
通電動役物スイッチ207が出力した検出信号を入力ポ
ート203を介して図示しない自身内のレジスタに読み
込み格納するポート入力処理、特別図柄表示装置10
4、普通図柄表示装置107、大入賞口作動ソレノイド
209、普通電動役物作動ソレノイド210、ランプ表
示装置114(115)、効果音出力装置211を動作
制御するために、後述する各ステップでの制御処理にお
いてRAM202の出力バッファ(図示せず)に格納さ
れていた制御データを出力ポート208を介して対応す
る装置に対して出力するポート出力処理、このポート出
力処理によって出力された制御データを格納していた前
記出力バッファをクリアする出力バッファクリア処理、
および、遊技機動作制御に用いる図示しない各種のタイ
マのタイマ値を更新する各種タイマ処理を含む「共通処
理1」を実行する。
【0029】次に、ステップS112において、各スイ
ッチ204、205、206,207等の断線や短絡の
有無のチェックを行い、これらの障害が発生していると
判定された場合には(Yes)ステップS116に移行
して、エラーフラグをRAM202の所定エリアに格納
して異常状態にあることを通知するために必要な制御等
を行うエラー処理を実行してステップS126に移行
し、一方、これらの障害が発生していないと判定された
場合には(No)、ステップS118に移行する(ステ
ップS114)。
【0030】次に、ステップS118において、特別図
柄始動スイッチ204、普通図柄作動スイッチ205、
大入賞口スイッチ206、普通電動役物スイッチ207
が入賞球を検出した検出信号を出力した場合に、ステッ
プS108にて更新されている各種乱数カウンタから、
出力された検出信号に対応する乱数値を抽選し、RAM
202の所定エリアに格納し、格納した乱数値を参照し
て当り判定や図柄決定等を行う。
【0031】具体的には、特別図柄始動スイッチ204
または普通図柄電動役物スイッチ207が入賞球の検出
信号を出力した場合には、先に説明したテーブル領域2
15に格納されている情報を参照して、抽出した乱数値
(大当り状態判定用乱数カウンタ401)が大当りを生
起させるものか否かの判定や、大当り状態図柄選定用乱
数カウンタ403や外れ図柄選定用乱数カウンタ404
〜406とテーブル領域215に格納されている情報を
参照して表示すべき特別図柄の決定等の処理を行い、必
要な制御データを出力バッファの所定位置に格納する。
【0032】また、普通図柄作動スイッチ205が検出
信号を出力した場合には、図示しない乱数カウンタによ
って生成された乱数と予め定めてROM201に格納さ
れていた小当り値とを参照して、小当り状態を生起させ
るか否かを決定すると共に、表示すべき普通図柄を決定
して必要な制御データを出力バッファの所定エリアに格
納する。
【0033】次に、ステップS120において、特別図
柄表示装置104、普通図柄表示装置107に対して図
柄変動、停止等の図柄表示制御を行い、ステップS11
8にて選定された図柄を表示させるための制御や大当り
期間中にアニメーション画像を表示させるための制御を
行うのに必要な制御データを出力バッファの所定エリア
に格納する。
【0034】次に、ステップS122において、大当り
状態または小当り状態期間中において、大入賞口200
0や普通電動役物110を所定開放パターンで開閉制御
するための制御データを出力バッファの所定エリアに格
納する。以上のようにして出力バッファに格納された各
種の制御データは、ステップS110のポート出力処理
によって対応する装置に送信され、制御データを受信し
た装置は、受信した制御データに基づく動作制御を行
う。
【0035】次に、ステップS126に移行して、図示
しない遊技機管理装置に各種の遊技データを出力バッフ
ァの所定エリアに格納する外部情報出力セット処理、図
示しない賞球排出装置に賞球指令データを出力する賞球
制御処理、ランプ装置114(115)を点灯制御する
ために必要な制御データを出力バッファの所定エリアに
格納するランプ表示制御処理、スピーカー211を駆動
制御するために必要な制御データを出力バッファの所定
エリアに格納する効果音制御処理を含む「共通処理2」
を実行する。
【0036】そして、ステップS106では、リセット
回路213からリセット信号が入力されるまでリセット
待機処理を実行すると共に、リセット信号が入力された
場合にはステップS100に移行して、遊技機の動作制
御を継続する。なお、このリセット待機処理としては、
先に述べた各種乱数の乱数生成用のカウンタ値の更新等
が挙げられる。以上のようにして、パチンコ機の一連の
動作制御が行われることになる。
【0037】(本発明の主要部) (構成)図5は本発明の実施形態の大入賞口入賞装置2
000の分解図、図6はその構成部品であるリアカバー
1100の背面図、図7は案内部材1110の模式的平
面図である。なお、図5の分解図においては、本発明の
理解容易化のため、本発明における主要部品のみしか図
示していないが、実際には他に各種の部品が組立てられ
る。
【0038】この大入賞口入賞装置2000は、遊技盤
100に不図示のねじで固定されるベース1000と、
これに組み込むリアカバー1100とを備えている。リ
アカバー1100の案内部材1110は、入賞された遊
技球Pを図示しない大入賞口スイッチ206まで案内す
るようにされている。
【0039】このリアカバー1100を符号A方向から
見た図面が図6、図6において符号B方向から見た案内
部材1110の図面が図7となっている。図6に示すよ
うに、リアカバー1100の背面右下部には、孔111
2と、長孔1116とが形成されている。
【0040】そして、案内部材1110の突起部111
5が孔1112に嵌ると共に、突起部116が長孔11
13に嵌っている。この突起部1116の突起長は指等
で操作可能に十分長く形成されている。
【0041】(作用)したがって、案内部材1110の
突起部1116を図6中の符号C方向に移動操作する
と、突起部1116は長孔1113内を移動すると共
に、突起部1115は孔1112に嵌りながら回動する
ので、案内部材1110の傾斜を変化させることができ
る。なお、この状態を図示しないロック機構で保持する
ようにしても良い。
【0042】よって、この実施形態においては、案内部
材1110の傾斜を変更可能にしたので、案内部材11
10の傾斜を急にすれば、案内経路中の貯留球を極力低
減できて従来のような問題が解消される。
【0043】(他の実施形態) (構成)この実施形態は自動的に案内部材1110の傾
斜を変更する点に特徴がある。図8は、この実施形態に
使用するソレノイド800の模式的説明図である。この
ソレノイド800は、主制御部200からの駆動制御信
号に応じてそのプランジャ810を伸縮自在に駆動す
る。
【0044】図中符号aで示すのは、通常時のプランジ
ャ810の位置、また、図中符号bで示すのはプランジ
ヤ810の突出時の位置を示している。そして、プラン
ジャ810は鉛直方向に突出、吸引され、これに応じて
案内部材1110の突起部1116の移動制御が行なわ
れるように、プランジャ810の先端部に突起部111
6が載置されている。
【0045】(動作)次に、図9を参照しながら動作を
説明する。先ず、主制御部200は、ステップS900
において、所定時間内での大入賞口スイッチ206での
入賞球の検出数が或る所定値aよりも大きいか否かを判
定する。大きい場合(Yes)にはステップS902に
移行し、一方、大きくない場合(No)には正常だとし
て処理を終了する。
【0046】次に、ステップS902において、主制御
部200は、ソレノイド800を駆動して、プランジャ
810を突出させて位置bとする。すると、案内部材1
110の突起部1116が長孔1113を通って上側に
移動し、案内部材1110の傾斜が急になって、案内経
路中での貯留球が極力少なくなるようにされる。
【0047】次いで、ステップS904において所定時
間経過したか否かを判定し、経過しない場合(No)に
はこの状態でウエイトし、一方、経過した場合(Ye
s)には、ステップS906に移行する。そして、ステ
ップS906において、主制御部200は、ソレノイド
800を駆動して、プランジャ810を元の位置まで戻
し位置aとする。すると、案内部材1110の突起部1
116が長孔1113を通って下側に移動し、案内部材
1110の傾斜が緩やかな元の状態となる。
【0048】したがって、この動作例によれば、案内部
材1110は、第1の傾斜状態(プランジャ位置aに対
応)と、これより傾斜が急な第2の傾斜状態(プランジ
ャ位置bに対応)とをとり得るように構成され、主制御
部200は、所定時間内の入賞数に応じて、いずれかの
傾斜状態をとるように案内部材11110を移動制御す
る。したがって、例えば上記閾値aを適切な値に設定し
ておき、これを超えた場合には異常時(貯留による入賞
数超過)と判断して案内部材1110の傾斜を急にする
ことで入賞数超過回避を行うことを自動で行なえる。
【0049】また、主制御部200が、ステップS90
2での制御を行なうとともに、ベース1000に埋め込
んである図示しないLEDを点灯させて、異常状態と判
定してソレノイド800を駆動制御したことを通知する
ようにすれば、駆動制御されたことが容易に把握され
る。
【0050】以上、本発明の実施の形態について説明し
てきたが上記実施の形態に対して、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内で種々の変形や変更が行える。例えば、ベ
ース1000の形状を適宜変更すること、ソレノイド8
00のプランジャ810の替わりに、モータの回転軸に
「く」の字型部材を固定してこの先端を突起部1116
に載置させて傾斜変更制御を行なうようにすること、閾
値aや所定時間を変更すること、等の種々の変形や変更
を行っても良い。
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、案内部材の傾斜を変更可能にしたので、案内部材の
傾斜を急にすれば、案内経路中の貯留球を極力低減でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機正面の模式的説明図である。
【図2】遊技機の制御ブロック図である。
【図3】遊技機の動作制御を説明するためのフローチャ
ートである。
【図4】各種カウンタの説明図である。
【図5】大入賞口入賞装置2000の分解状態の説明図
である。
【図6】リアカバー1100の模式的背面図である。
【図7】案内部材1110の模式的平面図である。
【図8】ソレノイド800の構成や動作の模式的説明図
である。
【図9】本発明の他の実施形態の動作を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
100 遊技盤 101 外側ガイドレール 102 内側ガイドレール 103 遊技領域 104 特別図柄表示装置 105 特別図柄始動口 106 普通図柄作動ゲート 107 普通図柄表示装置 108 変動入賞装置 110 普通電動役物 111 風車 112 ランプ付風車 113 アウト口 114、115 ランプ表示装置 116 可動部材 117 可動部材 200 主制御部 201 ROM 202 RAM 203 入力ポート 204 特別図柄始動スイッチ 205 普通図柄作動スイッチ 206 大入賞口スイッチ 207 普通電動役物スイッチ 208 出力ポート 209 大入賞口作動ソレノイド 210 普通電動役物作動ソレノイド 211 スピーカー 212 電源回路 213 リセット回路 401 特賞状態判定用乱数カウンタ 402 リーチ選定用乱数カウンタ 403 大当り図柄選定用乱数カウンタ 404 外れ左図柄選定用カウンタ 405 外れ中図柄選定用カウンタ 406 外れ右図柄選定用カウンタ 2000 大入賞口入賞装置(大入賞口)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞された遊技球を案内部材でその入賞
    を検出する検出手段まで案内するようにされた入賞装置
    において、 前記案内部材の傾斜を変更可能に構成したことを特徴と
    する入賞装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の入賞装置において、 前記案内部材は、第1の傾斜状態とこれより傾斜が急な
    第2の傾斜状態とをとり得るように構成され、 所定時間内の入賞数に応じて、いずれかの傾斜状態をと
    るように案内部材を移動制御する制御手段を備えたこと
    を特徴とする入賞装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の入賞装置において、 前記制御手段は、 前記第2の傾斜状態をとるように案内部材を移動制御す
    るに際して、その旨の通知を行う手段を備えることを特
    徴とする入賞装置。
JP2000325144A 2000-10-25 2000-10-25 入賞装置 Pending JP2002126226A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009225970A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機のアタッカー装置
JP2009225974A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機のアタッカー装置

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