JP2002125780A - 流し台 - Google Patents

流し台

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JP2002125780A
JP2002125780A JP2000324124A JP2000324124A JP2002125780A JP 2002125780 A JP2002125780 A JP 2002125780A JP 2000324124 A JP2000324124 A JP 2000324124A JP 2000324124 A JP2000324124 A JP 2000324124A JP 2002125780 A JP2002125780 A JP 2002125780A
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JP
Japan
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sink
front wall
chair
upper edge
sitting
Prior art date
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Application number
JP2000324124A
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English (en)
Inventor
Sachiko Hasegawa
祥子 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高齢者などが椅子に座ったまま、洗い作業やま
な板作業を楽にできるとともに、立ち作業も可能な見栄
えのよい流し台を提供すること。 【解決手段】キャビネット7の上部に取り付けられた人
造大理石製のカウンター天板1と、カウンター天板1に
設けられた開口の周縁部に取り付けられたシンク2とを
備え、シンク2の下方に、椅子に座った人の膝部を入れ
ることができるオープンスペース5が設けられ、シンク
2の前壁21の上縁が側壁22および後壁23の上縁よ
りも低くされ、シンク2の前壁21の低い部分の上縁に
肘当て6が設けられ、この肘当て6がカウンター天板1
と同一素材にて成形されている流し台。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンクを備えた流
し台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、流し台での作業は立ち作業が一般
的であるが、たとえば特開平8−66256号公報にお
いて、シンクの下方にオープンスペースを設け、このオ
ープンスペースに高齢者などが車椅子に座ったままでそ
の膝部を入れて作業ができるようにした流し台が開示さ
れている。この流し台は、高齢者などが車椅子に座った
ままシンクを使う作業を楽な姿勢で行うことを目的とし
ているものの、立ち作業もできるように、流し台のカウ
ンターの高さは従来のものと変わらないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、座り作業
の場合、座り安定のよい座部の低い椅子C1に座った場
合には、図7(イ)に示すように、人Bは肘を高く上げ
てシンクAでの作業をすることになって肩が凝るなどし
て疲れ易く、また、シンクAでの作業時、人Bが肘を高
く上げることがないように、座部の高い椅子C2を使用
すると、図7(ロ)に示すように、踵が上がるなど不安
定な姿勢のまま洗い作業をしなければならないといった
問題があった。
【0004】本発明の目的は、高齢者などは椅子に座っ
たまま、洗い作業やまな板作業を楽に行なえ、一方、健
常者に対しては立ち作業も可能で見栄えのよい流し台を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、キャビネット本体の上部に取り付けられた天板と、
この天板に設けられた開口の周縁部に取り付けられたシ
ンクとを備えた流し台において、前記シンクの下方に、
椅子に座った人の膝部を入れることができるオープンス
ペースが設けられるとともに、シンクの前壁が側壁およ
び後壁よりも低くされ、シンクの前壁の低い部分の上縁
に、前記天板と同一素材にて成形された肘当てが設けら
れているものである。
【0006】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
流し台において、シンクの前壁と後壁の間に、渡し板が
肘当てとほぼ面一に架設されているものである。
【0007】(作用)請求項1記載の本発明において
は、椅子に座った人の膝部を入れることができるオープ
ンスペースがシンクの下方に設けられ、シンクの前壁が
側壁および後壁よりも低くされ、シンクの前壁の低い部
分の上縁に肘当てが設けられているので、人は座部の高
い不安定な椅子ではなく、座り安定のよい比較的座部の
低い椅子に座って、その膝部をシンクのオープンスペー
スに入れ、前壁の低い所から手を出したり、あるいは身
を乗り出したりして、洗い物などの作業を楽に行うこと
ができる。そして、天板の高さを立ち作業に適した高さ
とすることで、短時間の調理作業などでは立ち作業も可
能となる。
【0008】また、肘当てが天板と同一素材にて成形さ
れているので、流し台の意匠的な見栄えが良好となる。
このため、高齢者専用という印象が薄れ、高齢者以外の
人々にも受け入れられるものとなる。
【0009】請求項2記載の本発明においては、シンク
の前壁と後壁の間に、渡し板が肘当てとほぼ面一に架設
されているので、俎を渡し板の上に置き、高齢者などの
人が椅子に座ったままで、包丁を用いて水洗いした野菜
や魚などの調理の下処理作業を楽に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の流し台の第1実施
例を示す斜視図、図2は図1のX−X線での要部断面
図、図3は図1の流し台の使用状態を示す説明図であ
る。
【0011】図1において、1はカウンター天板、2は
シンク、3は調理台部、4はガスコンロ、5はオープン
スペース、6は肘当てである。カウンター天板1に設け
られた開口11にはシンク2とガスコンロ4が設置さ
れ、また、カウンター天板1の一部は作業用の調理台部
3とされている。カウンター天板1および肘当て6は人
造大理石製のものであり、たとえばガラス繊維などの補
強材を混合した熱硬化性不飽和ポリエステル樹脂をプレ
ス成形したものである。
【0012】シンク2の前壁21の高さは側壁22およ
び後壁23よりも低くされ、前壁21の上縁には肘当て
6が設けられている。シンク2の前壁21の高さは、側
壁22と後壁23の高さの約1/2〜2/3とされてい
る。肘当て6はその両端部を除いた部分が下方に屈曲さ
れた形状をしており、中央部の水平部は両端部よりも約
75mm低くなっている。図2に示すように、肘当て6
の断面形状は下方に開口した略コ字状とされ、シンク2
の内側に位置している肘当て6の上縁隅部には段部61
が形成されている。この段部61の幅は約15mmであ
る。肘当て6はその両端がカウンター天板1と接着剤に
て接着されることでカウンター天板1と一体化されてい
る。肘当て6の寸法は、長さ約740mm,幅約90m
m,高さ約45mm,厚み約6mmである。なお、91
は前板、92は幕板である。
【0013】カウンター天板1の調理台部3の下には調
理具などを入れるキャビネット7が設けられ、ガスコン
ロ4の下にはグリル8が設けられている。一方、シンク
2の下方にはキャビネットが設けられておらず、オープ
ンスペース5とされており、椅子に座った人が膝部を入
れることができるようになっている。
【0014】この流し台においては、図3に示すよう
に、シンク2の前壁21上縁に設けられた肘当て6の上
面がカウンター天板1の上面よりも約75mm低くなっ
ているので、高齢者などの人Bが座り安定のよい比較的
座部の低い椅子Cに座って、その膝部をシンク2の下方
のオープンスペース5に入れて、シンク2の前壁21側
から手を出して肘を肘当て6に当て、洗い物などの比較
的長い時間がかかる作業を安全かつ楽に行うことができ
る。
【0015】なお、肘当て6の段部61近傍からシンク
2内側に向かって水返し片(図示せず)を突設させるこ
とによって、洗い物作業時にシンク2の底面にて生じる
水跳ねを防止することも可能となる。
【0016】図4は本発明の流し台の第2実施例を示す
要部平面図、図5は図4のY−Y線での要部断面図、図
6は図4の流し台の使用状態を示す説明図である。
【0017】この場合、シンクの前壁と後壁の間に、渡
し板をシンクの前壁の上縁に設けられた肘当てとほぼ面
一に着脱自在に架設した以外は、上記第1実施例の流し
台と同一であるので、同一部分には同一符号を付して説
明を省略する。
【0018】この第2実施例においては、後壁23の上
端部の2箇所に受け突起231,231が設けられ、こ
の受け突起231と肘当て6の段部61との間に、水切
りプレートである渡し板10が架設されている。この渡
し板10の厚みは段部61の高さの約1/2であり、渡
し板10の上面は肘当て6の水平部上面よりも少し下方
に位置している。渡し板10には、図4に示すように、
多数の水切り孔が上下方向に貫通して設けられている。
【0019】この流し台の場合、図6に示すように、渡
し板10の上に俎を置き、高齢者などの人Bが椅子Cに
座ったままで、包丁を用いて水洗いした野菜や魚などの
調理の下処理作業を楽に行うことができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の本発明においては、シン
クの下方に椅子に座った人の膝部を入れることができる
オープンスペースが設けられるとともに、シンクの前壁
が側壁および後壁よりも低くされているので、人は、座
部の高い不安定な椅子ではなく、座り安定のよい比較的
座部の低い椅子に座って、その膝部をシンクのオープン
スペースに入れ、前壁の低い所から手を出したり、ある
いは身を乗り出したりして、洗い物などの作業を楽に行
うことができる。
【0021】また、肘当てが天板と同一素材にて成形さ
れているので、流し台の意匠的な見栄えが良好となる。
このため、高齢者専用という印象がなくなり、高齢者以
外の人々にも受け入れられるものとなる。
【0022】請求項2記載の本発明においては、シンク
の前壁と後壁の間に、渡し板がシンクの前壁の上縁とほ
ぼ面一に架設されているので、俎を渡し板の上に置き、
高齢者などの人が椅子に座ったままで、包丁を用いて水
洗いした野菜や魚などの調理の下処理作業を楽に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流し台の第1実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のX−X線での要部断面図である。
【図3】図1の流し台の使用状態を示す説明図である。
【図4】本発明の流し台の第2実施例を示す要部平面図
である。
【図5】図4のY−Y線での要部断面図である。
【図6】図4の流し台の使用状態を示す説明図である。
【図7】従来の流し台の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 カウンター天板 11 開口 2 シンク 21 前壁 22 側壁 23 後壁 231 受け突起 3 調理台部 4 ガスコンロ 5 オープンスペース 6 肘当て 61 段部 7 キャビネット 10 渡し板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビネット本体の上部に取り付けられた
    天板と、この天板に設けられた開口の周縁部に取り付け
    られたシンクとを備えた流し台において、 前記シンクの下方に、椅子に座った人の膝部を入れるこ
    とができるオープンスペースが設けられるとともに、シ
    ンクの前壁が側壁および後壁よりも低くされ、シンクの
    前壁の低い部分の上縁に、前記天板と同一素材にて成形
    された肘当てが設けられていることを特徴とする流し
    台。
  2. 【請求項2】シンクの前壁と後壁の間に、渡し板が肘当
    てとほぼ面一に架設されている請求項1記載の流し台。
JP2000324124A 2000-10-24 2000-10-24 流し台 Pending JP2002125780A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007129919A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Kirin Engineering Co Ltd 食材洗浄装置
JP2014161563A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Yoshimoto Sangyo Kk 台所用シンク

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