JP2001104070A - 流し台構造 - Google Patents
流し台構造Info
- Publication number
- JP2001104070A JP2001104070A JP28722699A JP28722699A JP2001104070A JP 2001104070 A JP2001104070 A JP 2001104070A JP 28722699 A JP28722699 A JP 28722699A JP 28722699 A JP28722699 A JP 28722699A JP 2001104070 A JP2001104070 A JP 2001104070A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sink
- chair
- plate
- sitting
- open space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 椅子に座ったままでシンクでの作業を楽にで
きるようにした流し台構造を提供すること。 【解決手段】 シンク部２の下方に椅子に座った人の膝
部を入れることができるオープンスペース５が設けら
れ、シンク部２の上面は、調理台部３とコンロ部４の上
面よりも低くされている。
きるようにした流し台構造を提供すること。 【解決手段】 シンク部２の下方に椅子に座った人の膝
部を入れることができるオープンスペース５が設けら
れ、シンク部２の上面は、調理台部３とコンロ部４の上
面よりも低くされている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、シンク部、調理
部などを備えた流し台構造に関する。
部などを備えた流し台構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】特開平８−６６２５６号公報には、流し
台での作業は立ち作業が一般的であるが、シンクの下方
にオープンペースを設け、このオープンペースに高齢者
等が椅子に座ったままでその膝部を入れて楽に作業がで
きるようにした流し台が提案されている。
台での作業は立ち作業が一般的であるが、シンクの下方
にオープンペースを設け、このオープンペースに高齢者
等が椅子に座ったままでその膝部を入れて楽に作業がで
きるようにした流し台が提案されている。
【０００３】上記の流し台は、高齢者などが車椅子に座
ったままシンクを使う作業を楽な姿勢で行うことを目的
としているものの、立ち作業もできるように、流し台の
カウンターの高さは従来のものと変わらないものであっ
た。
ったままシンクを使う作業を楽な姿勢で行うことを目的
としているものの、立ち作業もできるように、流し台の
カウンターの高さは従来のものと変わらないものであっ
た。
【０００４】
【０００５】したがって、座り作業の場合、座り安定の
よい椅子Ｃ1 に座った場合には、図４（イ）に示すよう
に、人Ｂは肘を高く上げてシンクＡでの作業をすること
になって肩が凝るなどして疲れ易く、また、シンクＡで
の作業時、人Ｂが肘を高く上げることがないように、座
面の高い椅子Ｃ2 を使うと、図４（ロ）に示すように、
脚が当たるなど不自由な姿勢のまま洗い作業をしなけれ
ばならないといった問題があった。
よい椅子Ｃ1 に座った場合には、図４（イ）に示すよう
に、人Ｂは肘を高く上げてシンクＡでの作業をすること
になって肩が凝るなどして疲れ易く、また、シンクＡで
の作業時、人Ｂが肘を高く上げることがないように、座
面の高い椅子Ｃ2 を使うと、図４（ロ）に示すように、
脚が当たるなど不自由な姿勢のまま洗い作業をしなけれ
ばならないといった問題があった。
【０００６】この発明は、上記のような問題点を解消す
ることを目的としてなされたものであり、高齢者など
が、椅子に座ったままでシンクでの作業を楽にできるよ
うにした流し台構造を提供することにある。
ることを目的としてなされたものであり、高齢者など
が、椅子に座ったままでシンクでの作業を楽にできるよ
うにした流し台構造を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明の流
し台構造は、シンク部と調理台部を備えた流し台におい
て、シンク部の下方に椅子に座った人の膝部を入れるこ
とができるオープンスペースが設けられ、シンク部の上
面は調理台部の上面よりも低くされていることを特徴と
している。
し台構造は、シンク部と調理台部を備えた流し台におい
て、シンク部の下方に椅子に座った人の膝部を入れるこ
とができるオープンスペースが設けられ、シンク部の上
面は調理台部の上面よりも低くされていることを特徴と
している。
【０００８】請求項２記載の発明の流し台構造は、請求
項１記載の発明の流し台構造において、シンク部の上部
に板体が着脱可能又はスライド可能に設けられ、その板
体の上面が調理台部の上面とほぼ面一にされていること
を特徴としている。
項１記載の発明の流し台構造において、シンク部の上部
に板体が着脱可能又はスライド可能に設けられ、その板
体の上面が調理台部の上面とほぼ面一にされていること
を特徴としている。
【０００９】（作用）請求項１記載の発明の流し台構造
においては、シンク部の下方に椅子に座った人の膝部を
入れることができるオープンスペースが設けられ、シン
ク部の上面が、調理台部の上面よりも低くされているの
で、人は、座部の高い不安定な椅子ではなく、座り安定
のよい比較的座部の低い椅子に座って、その膝部をシン
ク部のオープンスペースにいれ、シンクでの洗い物など
の比較的長い作業を肘を高く上げることなく楽に行うこ
とができる。
においては、シンク部の下方に椅子に座った人の膝部を
入れることができるオープンスペースが設けられ、シン
ク部の上面が、調理台部の上面よりも低くされているの
で、人は、座部の高い不安定な椅子ではなく、座り安定
のよい比較的座部の低い椅子に座って、その膝部をシン
ク部のオープンスペースにいれ、シンクでの洗い物など
の比較的長い作業を肘を高く上げることなく楽に行うこ
とができる。
【００１０】請求項２記載の発明の流し台構造において
は、上記請求項１記載の発明の流し台構造と同様の作用
を奏するとともに、シンク部の上部に板体が着脱可能又
はスライド可能に設けられ、その板体の上面が調理台部
の上面とほぼ面一にされているので、調理台部での立ち
作業の際、シンク部の板体上にまな板などの調理具を置
いて、調理台部を広く使うことができる。
は、上記請求項１記載の発明の流し台構造と同様の作用
を奏するとともに、シンク部の上部に板体が着脱可能又
はスライド可能に設けられ、その板体の上面が調理台部
の上面とほぼ面一にされているので、調理台部での立ち
作業の際、シンク部の板体上にまな板などの調理具を置
いて、調理台部を広く使うことができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図１を参
照して説明する。図１はこの発明の流し台構造の一例を
示す斜視図である。図１において、１はカウンター天
板、２はシンク部、３は調理台部、４はコンロ部、５は
オープンスペースである。
照して説明する。図１はこの発明の流し台構造の一例を
示す斜視図である。図１において、１はカウンター天
板、２はシンク部、３は調理台部、４はコンロ部、５は
オープンスペースである。
【００１２】カウンター天板１には、シンク部２、調理
台部３及びコンロ部４が形成されている。調理台部３及
びコンロ部４のカウンター天板１の高さは従来の流し台
とほぼ同じ高さとされているが、シンク部２が形成され
ている部分の高さは、調理台部３とコンロ部４が形成さ
れている部分よりも、５〜１０ｃｍほど低くされてい
る。
台部３及びコンロ部４が形成されている。調理台部３及
びコンロ部４のカウンター天板１の高さは従来の流し台
とほぼ同じ高さとされているが、シンク部２が形成され
ている部分の高さは、調理台部３とコンロ部４が形成さ
れている部分よりも、５〜１０ｃｍほど低くされてい
る。
【００１３】カウンター天板１の調理台部３の下には調
理具などを入れるキャビネット６が設けられ、コンロ部
４の下にはグリル７が設けられているが、シンク部２の
下は、そのようなキャビネットを設けることなく、座っ
た人の膝部を入れることができるオープンスペース５と
されている。
理具などを入れるキャビネット６が設けられ、コンロ部
４の下にはグリル７が設けられているが、シンク部２の
下は、そのようなキャビネットを設けることなく、座っ
た人の膝部を入れることができるオープンスペース５と
されている。
【００１４】この流し台においては、シンク部２が低
く、高齢者などが座り安定のよい比較的座部の低い椅子
に座って、その膝部をシンク部２の下のオープンスペー
ス５に入れて、シンク部２での洗い物などの比較的長い
時間がかかる作業を肘を高く上げることなく楽に行うこ
とができる。
く、高齢者などが座り安定のよい比較的座部の低い椅子
に座って、その膝部をシンク部２の下のオープンスペー
ス５に入れて、シンク部２での洗い物などの比較的長い
時間がかかる作業を肘を高く上げることなく楽に行うこ
とができる。
【００１５】次に、この発明の流し台構造の他の例を図
２を参照して説明する。図２はこの発明の流し台構造の
他の例を示す斜視図である。
２を参照して説明する。図２はこの発明の流し台構造の
他の例を示す斜視図である。
【００１６】この流し台構造は、シンク部ａの上部に板
体８をスライド可能に設けたこと以外は、図１に示すも
のと特に相違しないので、図１と同等部分は図１に付し
た符号にａを付し、説明を省略することがある。
体８をスライド可能に設けたこと以外は、図１に示すも
のと特に相違しないので、図１と同等部分は図１に付し
た符号にａを付し、説明を省略することがある。
【００１７】カウンター天板１ａには、シンク部２ａ、
調理台部３ａ及びコンロ部４ａが形成されている。調理
台部３ａ及びコンロ部４ａのカウンター天板１ａの高さ
は従来の流し台とほぼ同じ高さとされているが、シンク
部２ａが形成されている部分の高さは、調理台部３ａと
コンロ部４ａが形成されている部分よりも、５〜１０ｃ
ｍほど低くされており、シンク部２ａの下は、座った人
の膝部を入れることができるオープンスペース５ａが形
成されている。
調理台部３ａ及びコンロ部４ａが形成されている。調理
台部３ａ及びコンロ部４ａのカウンター天板１ａの高さ
は従来の流し台とほぼ同じ高さとされているが、シンク
部２ａが形成されている部分の高さは、調理台部３ａと
コンロ部４ａが形成されている部分よりも、５〜１０ｃ
ｍほど低くされており、シンク部２ａの下は、座った人
の膝部を入れることができるオープンスペース５ａが形
成されている。
【００１８】シンク部２ａの上に、板体８が、手前に引
き出せ、奥に押し戻すことができるよう、その両端縁を
段部２１に載せてスライド可能に設けられ、板体８の上
面は調理台部３ａの上面とほぼ面一とされている。この
板体８の幅Ｗは、図３に示すように、シンク部２ａの奥
に押し戻したとき、水栓９の吐水口９１より奥になるよ
うな幅とされている。
き出せ、奥に押し戻すことができるよう、その両端縁を
段部２１に載せてスライド可能に設けられ、板体８の上
面は調理台部３ａの上面とほぼ面一とされている。この
板体８の幅Ｗは、図３に示すように、シンク部２ａの奥
に押し戻したとき、水栓９の吐水口９１より奥になるよ
うな幅とされている。
【００１９】この流し台においては、図３に示すよう
に、人Ｂが椅子Ｃに座ってシンク２ａを使用する場合に
は、板体８を水栓９の吐水口９１より奥になるように押
し戻し、膝をオープンスペース５ａに入れて使用する。
に、人Ｂが椅子Ｃに座ってシンク２ａを使用する場合に
は、板体８を水栓９の吐水口９１より奥になるように押
し戻し、膝をオープンスペース５ａに入れて使用する。
【００２０】このとき、シンク部２ａが低く、高齢者な
どが座り安定のよい比較的座部の低い椅子Ｃに座って、
その膝部をシンク部２ａの下のオープンスペース５ａに
入れて、洗い物などの比較的長い時間がかかる作業を肘
を高く上げることなく楽に行うことができる。
どが座り安定のよい比較的座部の低い椅子Ｃに座って、
その膝部をシンク部２ａの下のオープンスペース５ａに
入れて、洗い物などの比較的長い時間がかかる作業を肘
を高く上げることなく楽に行うことができる。
【００２１】また、調理台部３ａで立ち作業を行う場合
には、図２に示すように、板体８を手前に引いて、その
上にまな板などの調理具Ｄを置けば、調理台部３ａを広
く使うことができ、便利となる。
には、図２に示すように、板体８を手前に引いて、その
上にまな板などの調理具Ｄを置けば、調理台部３ａを広
く使うことができ、便利となる。
【００２２】なお、板体８は、シンク部２ａの上にスラ
イド可能に設けられる他、着脱可能に載置されるもので
あってもよい。この場合には、椅子に座ったまま作業す
る場合などには、板体８を外して使用する。
イド可能に設けられる他、着脱可能に載置されるもので
あってもよい。この場合には、椅子に座ったまま作業す
る場合などには、板体８を外して使用する。
【００２３】
【発明の効果】請求項１記載の発明の流し台構造におい
ては、シンク部の下方に椅子に座った人の膝部を入れる
ことができるオープンスペースが設けられ、シンク部の
上面が、調理台部の上面よりも低くされているので、人
は、座部の高い不安定な椅子ではなく、座り安定のよい
比較的座部の低い椅子に座って、その膝部をシンク部の
オープンスペースにいれ、シンクでの洗い物などの比較
的長い作業を肘を高く上げることなく楽に行うことがで
きる。
ては、シンク部の下方に椅子に座った人の膝部を入れる
ことができるオープンスペースが設けられ、シンク部の
上面が、調理台部の上面よりも低くされているので、人
は、座部の高い不安定な椅子ではなく、座り安定のよい
比較的座部の低い椅子に座って、その膝部をシンク部の
オープンスペースにいれ、シンクでの洗い物などの比較
的長い作業を肘を高く上げることなく楽に行うことがで
きる。
【００２４】請求項２記載の発明の流し台構造において
は、上記請求項１記載の発明の流し台構造と同様の作用
を奏するとともに、シンク部の上部に板体が着脱可能又
はスライド可能に設けられ、その板体の上面が調理台部
の上面とほぼ面一にされているので、調理台部での立ち
作業の際、シンク部の板体上にまな板などの調理具を置
いて、調理台部を広く使うことができる。
は、上記請求項１記載の発明の流し台構造と同様の作用
を奏するとともに、シンク部の上部に板体が着脱可能又
はスライド可能に設けられ、その板体の上面が調理台部
の上面とほぼ面一にされているので、調理台部での立ち
作業の際、シンク部の板体上にまな板などの調理具を置
いて、調理台部を広く使うことができる。
【図１】この発明の流し台構造の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図２】この発明の流し台構造の他の例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図３】図２の流し台の使用状態を示す説明図である。
【図４】従来の流し台の使用状態を示す説明図である。
１、１ａ カウンター天板 ２、２ａ シンク部 ３、３ａ 調理台部 ４、４ａ コンロ部 ５、５ａ オープンスペース ６、６ａ キャビネット ７、７ａ グリル ８ 板体
Claims (2)
- 【請求項１】 シンク部と調理台部を備えた流し台にお
いて、シンク部の下方に椅子に座った人の膝部を入れる
ことができるオープンスペースが設けられ、シンク部の
上面は調理台部の上面よりも低くされていることを特徴
とする流し台構造。 - 【請求項２】 シンク部の上部に板体が着脱可能又はス
ライド可能に設けられ、その板体の上面が調理台部の上
面とほぼ面一にされていることを特徴とする請求項１記
載の流し台構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28722699A JP2001104070A (ja) | 1999-10-07 | 1999-10-07 | 流し台構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28722699A JP2001104070A (ja) | 1999-10-07 | 1999-10-07 | 流し台構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001104070A true JP2001104070A (ja) | 2001-04-17 |
Family
ID=17714685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28722699A Withdrawn JP2001104070A (ja) | 1999-10-07 | 1999-10-07 | 流し台構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001104070A (ja) |
-
1999
- 1999-10-07 JP JP28722699A patent/JP2001104070A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS63119703A (ja) | キツチンユニツトの構造 | |
| CA2239804C (en) | Seating and kneeling appliance | |
| JP2001104070A (ja) | 流し台構造 | |
| JP2001169844A (ja) | シンク構造及び流し台 | |
| JP2547631Y2 (ja) | 仕事場用いす | |
| JP3127618U (ja) | 車椅子用シンク | |
| JP2002125780A (ja) | 流し台 | |
| JPH08140759A (ja) | 厨房家具 | |
| JP2001112553A (ja) | 厨房ユニット | |
| CN210697404U (zh) | 一种利于老年人沐浴用的可调座椅装置 | |
| JPH059339U (ja) | 椅子付流し台 | |
| CN214964909U (zh) | 一种适老浴室柜 | |
| KR20180137903A (ko) | 노인 또는 장애인용 주방가구 | |
| JP2809550B2 (ja) | 浴室ユニット | |
| JP3077784U (ja) | 調理台装置 | |
| KR200197009Y1 (ko) | 다기능 좌식 싱크대 | |
| CN2617254Y (zh) | 多功能椅子 | |
| JP2001120447A (ja) | 前傾姿勢時の体重支持具 | |
| JP2547278Y2 (ja) | 流し台 | |
| JPH04133743U (ja) | キツチンユニツト | |
| JP3011768U (ja) | 浴槽内で使用する肛門部に切り込みのある沈む椅子 | |
| JPH09252855A (ja) | 厨房家具 | |
| JP3035755U (ja) | 茶道用茶礼卓 正座兼立礼 | |
| JP3051504U (ja) | 流し付座卓 | |
| KR20010077696A (ko) | 다기능 좌식 싱크대와 설계 방법 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060719 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080208 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080227 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080313 |