JP3011768U - 浴槽内で使用する肛門部に切り込みのある沈む椅子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】股間に湯が直接当たり、浴槽内で沈むように重
り（ウエイト）が付いた半身浴用の椅子を提供する。 【構成】椅子に腰掛けた時，臀部の肛門，股間が椅子に
当たる部分が，２．３．４で繰り抜いてある，５は本体
を沈める為の重りで，６は浴槽の傷防止兼滑り止めで有
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】〔使用上の利用分野〕 この実用新案は浴槽内で使用する半身浴用の椅子で，肛門，性器部分を繰り抜 きて，浴槽内の温湯，冷水等が直接該当の部分に当たるよう，又脚部も繰り抜き 工夫してある椅子である。 〔請求項目２〕の背もたれ付き構造のものは，利用しない時，掃除の時等に 把手の替わりに使用出来る他，浴槽内に有る時その存在が判る。

【０００２】〔従来の使用品〕 従来の浴室内用の椅子は身体を洗う為と椅子本来の「腰掛け」としての利用を 考えた用具として作られ，使われている。

【０００３】〔考案が解決使用とする課題〕 従来の浴室用椅子ば水より比重が軽い為浴槽内では，浮いてしまい，「浴槽内 」で使用する都度，押さえて，沈み込ませる必要があったが本考案は「浴槽内」 で使用するので，重り又は水より重い材質で構成し重くして，「沈む」構造とし た。 また，従来の浴室用椅子は身体を洗う時の「水抜き」として，臀部の当たる部 分に「穴」空いているが，本考案は「浴槽内」で使用し，心臓から下の下半身， 特に「肛門」部分に湯が廻るよう，該当部及び脚部を繰り抜きいあるので，近年 人気のある，家庭でお風呂を利用した，半身浴実施者，日本人に多い痔疾患者予 備者によいとされている，お風呂を，より利用し易く，又長時間（３０〜４０分 ）となる半身浴を快適に，しかも習慣として利用することが出来る為の，グッズ （道具）として考案したもので，構造上，従来の浴室用椅子と異なっている。

【０００４】〔使用方について〕 浴槽内の湯の量は普通で，本考案の椅子を浴槽内に入れ，腰掛けると，心臓か ら下の下半身が「湯」に漬かり，「肛門」部分にも「湯」が当たる。 浴槽の蓋は身体の入る部分だけ開けると，上半身は蓋の上に出るので，本や新 聞を読むことも出来る，冬は寒いので，上半身は着衣の儘入浴する。 従って長時間の「微温浴」を日常生活に夏季，冬季を問わず取り入れる事が出 来る。

【０００５】〔本案実施の功果に付いて」 本考案は 「医療器具」ではない。 半身微温浴実施者に見られる，冷えやすい下半身を温めて全身の血液の循環をは はかる，半身微温浴用の「グッズ」（用具）てあり，筋肉を使わずに体内の隅々 に温かい血液を供給出来，冷え性も解決できるところがジョギングや体操と異な る点で，健康保持に功果が期待出来る。

【提出日】平成６年１０月１８日

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】 【考案の詳細な説明】

【０００１】 〔産業上の利用分野〕 この考案は浴槽内で使用する半身浴用の椅子で，肛門，性器部分を繰り抜いて 浴槽内の温湯，冷水等が直接股間の該当の部分に当たるよう，又台座の後背部を 切り込み，湯の沸き出し口を当てる事に依って「より」温度の異なる好みの「目 的温度」のお湯を「該当部」に当てることが出来る。 「沈む構造」となっているので常時浴槽内の水中で任意の場所に置く事が出来 る。

【０００２】 〔従来の技術〕 従来の浴室内用の椅子は身体を洗う為と椅子本来の「腰掛け」としての利用を 考えた用具として作られ，使われている。 又シャワーベンチとして市販されている「椅子」で「座」の部分が「Ｕ」字型 の形状の椅子が有るが「股間」の「洗浄用」としての目的で利用されている。 従来知られている，沈む構造の浴槽内台はには「座」の部分の「切り込み」が 無い。

【０００３】 〔考案が解決しようとする課題〕 従来の浴室用椅子ば水より比重が軽い為浴槽内では，浮いてしまい，「浴槽内 」で使用する都度，押さえて，沈み込ませる必要があったが本考案は「浴槽内」 の「水」の中で使用するので，重りをつけて「沈む」構造とした。 また 臀部の当たる部分の切り込みで「肛門」部分の血液の循環を図るととも に，温める，清潔にする，事が出来る。 更に長時間（３０分〜１時間）となる胃から下の微温度（３７°〜３９°）の 半身浴が家庭で実施出来て尚全身の血液循環の改善がはかれる。

【０００４】 〔問題を解決するための手段〕 本考案の椅子を家庭用風呂の浴槽に沈め，後背部の繰り抜きを湯の沸き出し口 に当たる様に置く，プラスチック製の水より軽い浮く椅子は本考案の重りで，浴 槽内で沈む，また股間部と前下，後背部の繰り抜きで，長時間の微温半身浴の実 施が習慣として容易に取り入れられる。

【０００５】

【作用】

本考案の浴槽内で使用する肛門部に切り込みのある沈む椅子は，容易に搬出が 出来るので浴槽の外にだして，お風呂を通常の入浴用に出来る他，椅子の洗浄も 簡単に出来る，また従来市販されているシャワーベンチとして浴槽内で股間の洗 浄にも利用ができる。

【０００６】

【実施例】

予め沸かした微温度（３７°〜３９°）の浴槽に本案の椅子を沈め腰掛けて半 身浴を実施すると家庭用で通常の湯の量であっても，胃から上の部分が湯の上に 出る。 蛇腹式の風呂の蓋をすると心臓から上の身体の部分，腕も蓋の上に出る。 蓋の上に新聞・ラジオ・本を置いて，毎日，私の場合は毎朝４０分間の半身浴 を実施して約６年になる。 読書，ラジオを聞く，新聞を読む等の他，マッサージ，瞑想，カラオケ等を行 っている。 冬等で室温が保てない場合は，蓋から出た上半身を短いチョッキ等で保温して 実施している。

【０００７】 〔考案の効果〕 本考案の目的は健康の維持，増進にある，下半身を温めて全身の血液の循環を はかり，筋肉を使わずに身体の隅々に温かい血液を供給することが出来るのでジ ョギングや体操と異なった「微温長時間半身浴」によって，腰痛，痔疾，冷え性 等の改善の他心身の活性化による快適な人生を送る為の多大な効果が期待出来る 私の場合，真冬の２月に，４０分間の微温半身浴を朝６時から実施して，８時に は出勤の為ＪＲの駅のプラットフオームの吹き曝しに立つが汗をかく程温かく午 前中はボカポカとしていて更に終日爽やかであり６年実施した結果心身共に健康 である。 半身浴なので長時間の入浴でものぼせることはなく，２日酔いにも最適である 。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案（請求項１）の斜視図である。

【図２】本考案（請求項２）の図は，上記の斜視図に背
もたれを付けたもので図示を省略致します。

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【手続補正書】

【提出日】平成６年１０月１８日

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】 明細書

【考案の名称】 浴槽内で使用する肛門部に切り込みの
ある沈む椅子

【実用新案請求の範囲】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の浴槽内で使用する肛門部に切り込みの
ある沈む椅子の斜視図である。

【図２】本椅子の イ……………ロの断面図である。

【符号の説明】 １．椅子の本体 ２．肛門部の湯通し切り抜き穴 ３．前下部湯通し切り抜き穴 ４．後背部下の湯沸き出し口の湯通し切り抜き穴 ５．本体を沈める為の重り。 ６．浴槽床の傷防止兼滑り止め

【手続補正４】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】浴槽内用で使用する肛門部に切り込み
   のある沈む椅子。
2. 【請求項２】浴槽内用で使用する肛門部に切り込みのあ
   る沈む椅子で背もたれがついている。