JP2002125539A - 魚釣用リール - Google Patents

魚釣用リール

Info

Publication number
JP2002125539A
JP2002125539A JP2000326871A JP2000326871A JP2002125539A JP 2002125539 A JP2002125539 A JP 2002125539A JP 2000326871 A JP2000326871 A JP 2000326871A JP 2000326871 A JP2000326871 A JP 2000326871A JP 2002125539 A JP2002125539 A JP 2002125539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
mode
fishing
operating
various functions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000326871A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakahito Shimizu
栄仁 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Seiko Co Ltd filed Critical Daiwa Seiko Co Ltd
Priority to JP2000326871A priority Critical patent/JP2002125539A/ja
Publication of JP2002125539A publication Critical patent/JP2002125539A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は魚釣用リールに関し、リール本体に
装着するスイッチの数を削除しつつ、各種機能の作動や
設定条件の選択,変更等を容易に行うことのできる魚釣
用リールを提供することを目的とする。 【解決手段】 スプールを回転可能に支持するリール本
体に、記憶手段に組み込まれた各種機能の設定条件や作
動状態,計測値を表示する表示器と、各種機能を操作す
る複数のスイッチと、スイッチの操作で各種機能を制御
してそれらの設定条件や作動状態,計測値を表示器に表
示させる制御手段とを備えた魚釣用リールに於て、操作
スイッチを、選択スイッチと決定スイッチで構成し、選
択スイッチの操作で、制御手段を実釣モードと切換えモ
ードに切り換え可能とすると共に、切換えモードで、選
択スイッチの操作で各種機能とその設定条件を選択可能
とし、決定スイッチの操作で各種機能の作動状態と設定
条件の設定,変更を可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作性の向上を図
った魚釣用リールに関する。
【0002】
【従来の技術】釣果の向上を図るため、近年、多くの魚
釣用リールには、回転数検出手段で検出したスプールの
回転数を基に釣糸の繰出し量や巻取り量を計測,表示す
る糸長計測装置が装着されているが、昨今では斯かる計
測値を基に、仕掛けが所定の棚位置に繰り出された処
で、モータやソレノイド等のアクチュエータでクラッチ
を切り換えて釣糸の繰出しを停止させる棚停止機能や、
予め設定したパターンで仕掛けがシャクられるようにし
たシャクリ機能といった様々な機能が組み込まれて、多
機能化が進んでいるのが現状である。
【0003】そして、これに伴い、特開昭6−2056
29号公報または図7に示すように昨今の魚釣用リール
1には、糸長計測装置の計測値をはじめ、リール本体3
に組み込まれた各機能の設定条件や作動状態が操作パネ
ル5上の表示器7に表示され、また、リセットスイッチ
9やタイマ,棚設定モードスイッチ11,13といった
各機能の設定条件を設定,変更するスイッチを始め、タ
イマのスタートスイッチ15やクラッチON/OFFス
イッチ17といった多くのスイッチが操作パネル5上に
装着されている。
【0004】しかし、このように操作パネル5上に多く
のスイッチが装着されていると、実釣時に誤操作し易
く、また、視覚的にも煩わしく操作のし難いものとなっ
ていた。一方、実開平6−81268号公報には、図8
に示すように見た目のスイッチの数を減らして視覚的な
操作性の向上を図るため、操作パネル19上の複数のス
イッチ(例えば、空巻きスイッチ21,寸動スイッチ2
3,変速スイッチ25,連続巻きスイッチ27等)を、
柔軟性を有する十字状やストレート状のカバー29,3
1,33で覆った魚釣用リールが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、図8の構
成は見た目にはシンプルであるが、スイッチ自体の数は
実質的に減少していないため、複数のスイッチを選択し
て操作する煩雑さは依然として解消されず、実釣時に誤
操作してしまう虞がある。また、夫々のスイッチの機能
や位置を覚える必要もあって、実用性の面で劣る等の課
題が残されていた。
【0006】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、リール本体に装着するスイッチの数を削除しつつ、
多機能化が進むこの種の魚釣用リールに於て、各種機能
の作動や設定条件の選択,変更等を誤操作なく容易に行
うことのできる魚釣用リールを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、スプールを回転可能に支持
するリール本体に、当該リール本体の記憶手段に組み込
まれた各種機能の設定条件や作動状態,計測値を表示す
る表示器と、各種機能を操作する複数のスイッチと、当
該各スイッチの操作で上記各種機能を制御して、それら
の設定条件や作動状態,計測値を上記表示器に表示させ
る制御手段とを備えた魚釣用リールに於て、上記操作ス
イッチを、選択スイッチと決定スイッチの2つのスイッ
チで構成し、選択スイッチの操作で、制御手段を実釣モ
ードと切換えモードに切り換え可能とすると共に、切換
えモードに於て、選択スイッチの操作で各種機能及び当
該各種機能の設定条件を夫々選択可能とし、決定スイッ
チの操作で、各種機能の作動状態及び設定条件の設定,
変更を可能としたことを特徴とする。
【0008】(作用)選択スイッチの操作で、制御手段
が実釣モードと切換えモードに切り換わる。そして、切
換えモードに於て、選択スイッチの操作で各種機能と当
該各種機能の設定条件が順次選択され、そして、斯様に
各種機能や夫々の設定条件を選択して決定スイッチを操
作すれば、各種機能の作動状態や設定条件が設定,変更
されることとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。図1は請求項1に係る魚釣用リ
ールの一実施形態を示し、図に於て、41はリール本体
43のフレーム、45,47は当該フレーム41の左右
に取り付く側板で、両側板45,47間にスプール軸を
介してスプール49が回転可能に支持されている。
【0010】スプール49は、スプールモータ51の巻
取り駆動やハンドル53の巻取り操作で回転して釣糸が
巻回されるようになっており、スプールモータ51はス
プール49前方のフレーム41に一体成形されたモータ
ケース内に収納されている。そして、側板47の上部前
方には、特許第2977978号公報で開示された魚釣
用リールと同様、スプールモータ51のモータ出力を増
減してスプール49の回転速度を調節するパワーレバー
(モータ出力調節体)55が、ハンドル53の回転方向
と同方向へ操作可能に取り付けられており、図2に示す
ようにパワーレバー55は側板47に内蔵されたポテン
ショメータ57に連結されている。そして、リール本体
43上部の制御ボックス59内に装着された後述する制
御手段61は、パワーレバー55の操作量に応じたパル
ス信号のデューティ比としてスプールモータ51への電
流通電時間率を可変制御し、パワーレバー55の操作に
応じ、モータ駆動回路63に指令を送出してモータ出力
をモータ停止状態から最大値(0〜100%)まで連続
的に駆動制御するようになっている。
【0011】また、図1に示すように側板47の後方に
は、当該側板47内に装着したクラッチ機構のクラッチ
レバー65が装着されており、当該クラッチレバー65
の操作でクラッチ機構がON/OFFして、スプール4
9へのスプールモータ51やハンドル53の駆動力が伝
達,遮断されるようになっている。そして、スプール4
9の一側面にはマグネット67が装着されると共に、当
該マグネット67の回転軌跡に対向してフレーム41に
一対のリードスイッチ69が装着されており、これらは
スプール49の回転数検出手段として機能する。そし
て、図2に示すようにリードスイッチ69は、リール本
体43上部の側板45,47間に装着した制御ボックス
59内の制御手段61に接続されている。
【0012】制御手段61はマイクロコンピュータから
なり、当該制御手段61のROMには、特開平5−10
3567号公報で開示された魚釣用リールと同様の糸長
計測手段が組み込まれている。そして、制御手段61
は、リードスイッチ69から出力されるスプール49の
正転,逆転の判定信号をCPUに取り込んで釣糸の繰出
しか巻取りかを判定すると共に、リードスイッチ69か
ら取り込むスプール49の回転パルス信号をアップ・ダ
ウンカウンタでカウントして、この計数値を基にROM
に記憶された糸長計算式をCPUで演算実行するように
なっている。そして、図1に示すように制御ボックス5
9の操作パネル71上には表示器73が装着されてお
り、CPUは上述した演算結果を糸長としてこれを表示
駆動回路75を介して表示器73に表示させるようにな
っている。
【0013】従って、釣人は斯かる表示値を確認し乍
ら、所定の水深に仕掛けを繰り出すことができ、また、
ハンドル53やパワーレバー55の操作で釣糸がスプー
ル49に巻き取られることとなる。そして、操作パネル
71の側板47側には、表示器73に隣接して選択スイ
ッチ77と決定スイッチ79の2つの操作スイッチが装
着されており、本実施形態は、図7で既述した操作パネ
ル上の多くのスイッチに代え、当該選択スイッチ77の
操作で、記憶手段に組み込まれた各種機能とそれらの設
定条件を夫々選択可能とすると共に、決定スイッチ79
の操作で、各種機能の作動状態及び設定条件の設定,変
更を可能としたものである。
【0014】即ち、図3のフローチャートに示すように
制御手段61のCPUは、選択スイッチ77の操作で実
釣モード(糸長計測モード)81と切換えモード83に
切り換わり、そして、切換えモード83に於て、CPU
は更に、切換え主モード85と切換え副モード87に切
り換わるように構成されている。そして、図4に示すよ
うに切換え主モード85に於て、制御手段61は選択ス
イッチ77の操作で「リセット」,「底カラ/棚メ
モ」,「シャクリ」,「シャクリパターン」の各モード
に順次切り換わり、また、後述する図5(4)に示すよう
にこの選択スイッチ77の操作に連動して、表示器73
に各モード名が表示されるようになっている。そして、
図3及び図4に示すように、例えば選択スイッチ77の
操作で、制御手段61を実釣モード81から切換え主モ
ード85の「リセット」モードに切り換えて決定スイッ
チ79を操作すると、表示器73の表示値がリセットさ
れ、また、選択スイッチ77の操作で制御手段61を
「底カラ/棚メモ」モードに切り換えて決定スイッチ7
9を操作すると、底位置や棚位置が設定されるようにな
っている。
【0015】これを図4及び図5で説明すると、既述し
たように制御手段61は、リードスイッチ69から取り
込むスプール49の回転パルス信号をアップ・ダウンカ
ウンタでカウントして、この計数値を基に長計算式を演
算実行してその演算結果を糸長として表示器73に表示
させるが、表示器73には、釣糸の糸長を表示する糸長
表示部73aと底カラ/棚メモを表示する底カラ/棚メ
モ表示部73b、そして、「リセット」,「底カラ/棚
メモ」,「シャクリ」,「シャクリパターン」等の各モ
ードを表示するモード表示部73cが設けられており、
実釣モードに於て釣糸(仕掛け)が繰り出されると、リ
ードスイッチ69からの回転パルス信号を基に制御手段
61は釣糸の繰出し量を演算して、その演算結果が糸長
表示部73aに表示される。
【0016】尚、図4乃至図6に於て、矢印に付した以
下の記号は、夫々、 ○;選択スイッチ77の操作 ●;決定スイッチ79の操作 ●●;決定スイッチ79の長押し操作 ※;パワーレバー55の操作 ○/●;選択スイッチ77と決定スイッチ79の連続操
作 を示している。
【0017】そこで、釣糸が竿先から海面まで繰り出さ
れた処で、釣人が選択スイッチ77を操作し、制御手段
61を切換え主モード85の「リセット」モードに切り
換えて決定スイッチ79を操作すると、図5(1)に示す
ようにモード表示部73cに「リセット」の文字が表示
されて、糸長表示部73aの表示値が「0.0」にリセ
ットされるようになっている。
【0018】そして、この後、釣人が決定スイッチ79
を操作して制御手段61を再び実釣モードに切り換えて
釣糸を繰り出していくと、図5(2)に示すように糸長計
測装置で計測された糸長が糸長表示部73aに表示され
るようになっている。そして、図5(3)に示すように釣
糸が例えば42.3m繰り出されて着底した処で、選択
スイッチ77の操作で制御手段61を切換え主モード8
5の「底カラ/棚メモ」モードに切り換えると、図5
(4)に示すようにモード表示部73cに「底カラ/棚メ
モ」の文字が表示され、そして、この状態で決定スイッ
チ79を操作すると、図5(5)に示すように底カラ/棚
メモ表示部73bに「0.0」が表示されて、底位置が
設定されるようになっている。
【0019】而して、この後、決定スイッチ79を長押
しすると、制御手段61が実釣モードに切り換わって、
以後、図5(6)に示すように釣糸の巻取りに伴う底から
の仕掛けの位置と、水面からの繰出し量が糸長表示部7
3aと底カラ/棚メモ表示部73bに夫々表示されるよ
うになっている。尚、決定スイッチ79の長押しに代
え、「底カラ/棚メモ」モードで決定スイッチ79を操
作して底位置を設定すると、自動的に制御手段61が実
釣モード81に切り換わるように構成してもよい。
【0020】また、仕掛けを水面まで巻き取ったとき
に、例えば図6(1)の如く3.2mの誤差が生じている
ような場合には、再度選択スイッチ77を操作して制御
手段61を切換え主モード85の「リセット」モードに
切り換えた後、決定スイッチ79を操作すれば、図6
(2)に示すように糸長表示部73aの表示値が「0.
0」にリセットされ、そして、この後、決定スイッチ7
9を長押しすると、制御手段61が実釣モード81に切
り換わるようになっている。
【0021】尚、この場合に於ても、決定スイッチ79
の長押しに代え、「リセット」モードで決定スイッチ7
9を操作して糸長表示部73aの表示値を「0.0」に
リセットすると、自動的に制御手段61が実釣モード8
1に切り換わるように構成してもよい。更にまた、本実
施形態に係る魚釣用リール89には、上述の如き底カラ
/棚メモ設定機能やリセット機能に加え、予め設定した
パターンで仕掛けを巻き取るシャクリ機能が組み込まれ
ているが、斯かるシャクリ機能のON/OFF操作やシ
ャクリパターンの設定,変更も選択スイッチ77と決定
スイッチ79で行うようになっている。
【0022】即ち、制御手段61のROMには、図4に
示すようにシャクリ機能のシャクリパターンとして予め
3つのパターンA〜Cが記憶され、また、パワーレバー
55の操作で任意のパターンDが制御手段61のRAM
に設定できるようになっており、選択スイッチ77の操
作で制御手段61を切換え主モード85の「シャクリパ
ターン」モードに切り換えて決定スイッチ79を操作す
ると、制御手段61は切換え副モード87に切り換わる
ようになっている。
【0023】そして、この切換え副モード87に於て、
選択スイッチ77を順次操作すると、パターンA〜Dが
順次選択され、そして、各パターン毎に決定スイッチ7
9を操作するとそのパターンが決定され、パターンの決
定後、決定スイッチ79を長押しすると、制御手段61
は実釣モード81に切り換わるようになっている。尚、
決定スイッチ79の長押しに代え、各パターン毎に決定
スイッチ79を操作してパターンを決定すると、自動的
に制御手段61が実釣モード81に切り換わるように構
成してもよい。
【0024】そして、選択スイッチ79の操作で切換え
主モード85から「シャクリ」モードを選択して、決定
スイッチ79の操作でシャクリONに設定すると、以
後、実釣モード81に於て、制御手段61はタイマ91
を基に、選択されたシャクリパターンでスプールモータ
51を制御していくようになっている。そして、図示し
ないが切換え副モード87に於て、選択スイッチ77の
操作に伴い、「パターンA〜D」の表示が上記モード表
示部73cに順次表示されるようになっている。
【0025】また、図4に示すように切換え副モード8
7でパターンDを選択して決定スイッチ79を操作する
と、パワーレバー51が、シャクリの巻取り量と停止時
間を任意に設定する入力手段として機能するようになっ
ており、斯様にパターンDを選択して決定スイッチ79
を操作すると、先ず、パワーレバー51の回転操作に伴
いモード表示部73cに数値が増減表示されるようにな
っている。
【0026】そして、所望の数値で決定スイッチ79を
操作することで、先ず、巻取り量が先ず設定される。而
して、斯様に巻取り量が設定されると、次に停止時間が
設定できるようになっており、パワーレバー51を操作
して任意の数値の処で決定スイッチと79を長押しする
と、シャクリパターンの停止時間が設定されて、実釣モ
ード81に切り換わるようになっている。
【0027】尚、この場合に於ても、決定スイッチ79
の長押しに代え、パワーレバー51の操作で巻取り量と
停止時間を夫々設定して決定スイッチ79を操作する
と、自動的に制御手段61が実釣モード81に切り換わ
るように構成してもよい。従って、斯様に巻取り量と停
止時間を設定したパターンDを選択した後、同様に、選
択スイッチ79の操作で切換え主モード85から「シャ
クリ」モードを選択して、決定スイッチ79の操作でシ
ャクリONに設定すると、以後、実釣モード81に於
て、制御手段61はタイマ91を基に、選択されたパタ
ーンDでスプールモータ51を制御していくこととな
る。
【0028】本実施形態に係る魚釣用リール89はこの
ように構成されているから、パワーレバー55の操作で
スプールモータ51が回転してスプール49に釣糸が巻
き取られ、そして、パワーレバー55の操作量に応じ、
モータ通電電流時間率が可変制御されてスプールモータ
51のモータ出力が調節され、また、釣糸の繰出し量や
巻取り量が糸長計測装置で計測されて表示器73に糸長
が表示される。
【0029】一方、実釣モード81で釣りを行っている
際に、図4に示すように釣人が選択スイッチ77を操作
すれば、制御手段61は切換え主モード85の「リセッ
ト」モードに切り換わって、図5(1)の如くモード表示
部73cに「リセット」が表示され、また、選択スイッ
チを順次操作すれば、「リセット」→「底カラ/棚メ
モ」→「シャクリ」→「シャクリパターン」→「リセッ
ト」の各モードに順次切り換わり、そして、各モードで
決定スイッチ79を操作すれば、図6の如く表示器73
の表示値がリセットされたり、図5で既述したように底
位置が設定され、また、シャクリ機能のON/OFFが
設定される。
【0030】また、選択スイッチ77の操作で制御手段
61を切換え主モード85の「シャクリパターン」モー
ドに切り換えて決定スイッチ79を操作すれば、制御手
段61は切換え副モード87に切り換わる。そして、こ
の切換え副モード87で選択スイッチ77を順次操作す
れば、シャクリ機能のパターンA〜Dが順次選択され、
そして、各パターン毎に決定スイッチ79を操作すると
そのパターンが決定され、パターンの決定後、決定スイ
ッチ79を長押しすれば、制御手段61は実釣モード8
1に切り換わる。そして、この後、選択スイッチ79の
操作で切換え主モード85から「シャクリ」モードを選
択して、決定スイッチ79の操作でシャクリONに設定
すれば、以後、実釣モード81に於て、選択されたシャ
クリパターンで釣糸が巻き取られることとなる。
【0031】また、既述したように切換え副モード87
でパターンDを選択して決定スイッチ79を操作した
後、パワーレバー51の操作で巻取り量と停止時間を選
択して決定スイッチと79を長押しすれば、シャクリパ
ターンの停止時間が設定されて実釣モード81に切り換
わるので、斯様に巻取り量と停止時間を設定したパター
ンDを選択した後、選択スイッチ79の操作で切換え主
モード85から「シャクリ」モードを選択して、決定ス
イッチ79の操作でシャクリONに設定すれば、以後、
実釣モード81に於て、設定されたシャクリパターンで
釣糸が巻き取られていくこととなる。
【0032】このように本実施形態は、選択スイッチ7
7の操作で制御手段61を実釣モード81と切換えモー
ド83に切換え可能とし、そして、切換えモード83に
於て、選択スイッチ77の操作で各種機能とそれらの設
定条件を夫々選択可能とすると共に、決定スイッチ79
の操作で各種機能の作動状態及び設定条件の設定,変更
を可能としたので、図7及び図8に示す従来例に比し操
作パネル71上のスイッチの数が大幅に減少することと
なった。
【0033】従って、本実施形態によれば、実釣時にス
イッチに誤って手を触れて誤操作してしまうことがなく
なり、リール全体の保持性が向上し、また、視覚的にも
簡素化され、更にまた、操作パネル71上のスイッチ数
の減少によってリール全体の小型化が可能となる。
【0034】而も、本実施形態によれば、選択スイッチ
77と決定スイッチ79の簡単な繰出し操作で各種機能
の選択や実行,条件設定が可能であるため、従来に比し
スイッチ数の少ないことと相俟って操作性が飛躍的に向
上することとなった。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係る魚釣
用リールによれば、従来に比しリール本体に装着するス
イッチの数が大幅に減少するため、実釣時にスイッチに
誤って手を触れて誤操作してしまうことがなくなり、リ
ール全体の保持性が向上し、また、視覚的にも簡素化さ
れ、更にまた、スイッチ数の減少によってリール全体の
小型化が可能となる。
【0036】而も、本発明によれば、選択スイッチと決
定スイッチの操作で各種機能の選択や実行,条件設定が
可能であるため、従来に比しスイッチ数の少ないことと
相俟って操作性が飛躍的に向上することとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の一実施形態に係る魚釣用リールの平
面図である。
【図2】図1に示す魚釣用リールの制御ブロック図であ
る。
【図3】図1に示す魚釣用リールの動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】選択スイッチと決定スイッチの操作に伴う魚釣
用リールの動作を示す説明図である。
【図5】選択スイッチと決定スイッチの操作に伴う表示
器の表示を示す説明図である。
【図6】選択スイッチと決定スイッチの操作に伴う表示
器の表示を示す説明図である。
【図7】従来の魚釣用リールの平面図である。
【図8】従来の魚釣用リールの操作パネルの平面図であ
る。
【符号の説明】
43 リール本体 49 スプール 51 スプールモータ 55 パワーレバー 61 制御手段 69 リードスイッチ 71 操作パネル 73 表示器 73a 糸長表示部 73b 底カラ/棚メモ表示部 73c モード表示部 77 選択スイッチ 79 決定スイッチ 81 実釣モード 83 切換えモード 85 切換え主モード 87 切換え副モード 89 魚釣用リール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプールを回転可能に支持するリール本
    体に、当該リール本体の記憶手段に組み込まれた各種機
    能の設定条件や作動状態,計測値を表示する表示器と、
    各種機能を操作する複数のスイッチと、当該各スイッチ
    の操作で上記各種機能を制御して、それらの設定条件や
    作動状態,計測値を上記表示器に表示させる制御手段と
    を備えた魚釣用リールに於て、 上記操作スイッチを、選択スイッチと決定スイッチの2
    つのスイッチで構成し、選択スイッチの操作で、制御手
    段を実釣モードと切換えモードに切り換え可能とすると
    共に、 切換えモードに於て、選択スイッチの操作で各種機能及
    び当該各種機能の設定条件を夫々選択可能とし、決定ス
    イッチの操作で、各種機能の作動状態及び設定条件の設
    定,変更を可能としたことを特徴とする魚釣用リール。
JP2000326871A 2000-10-26 2000-10-26 魚釣用リール Pending JP2002125539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000326871A JP2002125539A (ja) 2000-10-26 2000-10-26 魚釣用リール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000326871A JP2002125539A (ja) 2000-10-26 2000-10-26 魚釣用リール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002125539A true JP2002125539A (ja) 2002-05-08

Family

ID=18803989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000326871A Pending JP2002125539A (ja) 2000-10-26 2000-10-26 魚釣用リール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002125539A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000316437A (ja) 電動リールのモータ制御装置
JP2002262738A (ja) 電動リール
JP2002125540A (ja) 魚釣用リール
JP4427126B2 (ja) 電動リール
JP4408378B2 (ja) 魚釣用電動リール
JP2002125539A (ja) 魚釣用リール
JP2005176702A (ja) 魚釣用リール
KR100854786B1 (ko) 낚시용 릴의 표시 장치 및 전동 릴의 모터 제어 장치
JP2002051674A (ja) 電動リールのモータ制御回路
JP3842527B2 (ja) 魚釣用電動リール
JP4307656B2 (ja) 電動リールのモータ制御装置
JP3154822B2 (ja) 釣り用リール
JP4520650B2 (ja) 電動リールのモータ制御装置
JP4291122B2 (ja) 魚釣用リール
JP5021589B2 (ja) 魚釣用電動リール
JP3872286B2 (ja) 魚釣用電動リール
JP3448439B2 (ja) 電動リールの回転速度制御装置
JP3977525B2 (ja) 電動リール
JP3534623B2 (ja) 電動リールのモータ制御装置
KR20220153504A (ko) 낚시용 릴의 표시 제어 장치 및 그것을 구비한 낚시용 릴, 표시 제어 방법 및 표시 제어 프로그램
JP2003134977A (ja) 魚釣用電動リール
JP2002095394A (ja) 魚釣用電動リール
JP2003047375A (ja) 魚釣用電動リール
JPH11253082A (ja) 電動リールの制御装置
JP2000201602A (ja) 魚釣用電動リ―ル