JP2002125144A - 撮像装置および再生装置および記録装置 - Google Patents

撮像装置および再生装置および記録装置

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JP2002125144A JP2001210798A JP2001210798A JP2002125144A JP 2002125144 A JP2002125144 A JP 2002125144A JP 2001210798 A JP2001210798 A JP 2001210798A JP 2001210798 A JP2001210798 A JP 2001210798A JP 2002125144 A JP2002125144 A JP 2002125144A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像装置の小型化を実現した上で、音声出力
部に専用空間を設けることなく装置筐体内に配置するこ
とを目的とする。 【解決手段】 画像を撮像する撮像装置において、音声
出力部と、前記音声出力部から出力される孔を有し、前
記撮像装置の操作を行うための操作部材とを有すること
を特徴とする構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声を出力する装
置において、小型化した機器内の限られた空間に、音声
出力部を効率的に配置する構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、撮像装置など音声を出力する装置
において、機器筐体の内壁に固定され音声を外部に出力
させるための通過孔が設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この音声出力部は、空
気振動を利用したものであり、通常、円形の固定部に、
磁石と空気振動を伝えるための振動板によって構成され
ているため、外形は、円形が一般的である。また、撮像
装置には、撮影モードを変更するための切換え操作部を
有しているものがある。この切換え操作部は、回転式で
複数の動作モードの切換えを行う切換え操作部が一般的
に広く用いられている。ここで述べる切換部とは、撮像
装置の電源オン/オフや、動作モードの切換え、複数の
記録媒体を使用可能な撮影機器の、撮影媒体の切換えな
どであり、使用頻度が高いため、操作しやすい大きさが
必要であった。そして、音声出力部と切換え操作部との
それぞれに対して占有スペースが必要であった。
【0004】本発明は、撮像装置の小型化を実現した上
で、音声出力部に専用空間を設けることなく装置筐体内
に配置することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本願の請求項1に係る発明によれば、音声を出
力する音声出力部と、回転操作により装置の動作切換え
を行う回転操作部とを備えた撮像装置において、前記回
転操作部内に前記音声出力部を配置したことを特徴とす
る。
【0006】また、請求項3に係る発明によれば、音声
を出力する音声出力部と、回転操作により装置の動作切
換えを行う回転操作部を有する再生装置において、前記
回転操作部内に音声出力部を配置したことを特徴とす
る。
【0007】また、請求項5に係る発明によれば、音声
を出力する音声出力部と、回転操作により装置の動作切
換えを行う回転操作部を有する記録装置において、前記
回転操作部内に音声出力部を配置したことを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に沿って本発明
の実施の形態を説明する。
【0009】図1から図4は本発明の実施の形態を説明
する図で、図1は、本実施の形態の撮像装置における動
作モード切換えダイアルの要部外観斜視図であり、図2
は、動作モード切換えダイアルの断面図である。図3
は、動作モード切換えダイアルの要部切り欠き正面図で
あり、図4は、動作モード切換えダイアル部の外観図で
ある。図5は、撮像装置全体の外観図であり、図6は、
撮像装置の構成図である。
【0010】図6において、1は音声出力部であるスピ
ーカ、11は撮像装置の電源オフモードあるいは磁気記
録媒体のテープと半導体メモリを有するカードメモリの
2種類の撮像媒体を録画モードと再生モードに切換える
動作モード切換えダイアル、12はカメラ部、13は画
像信号を表示するEVFやLCD等の表示部、14は音声を入
力するマイク部、15は動作モード切換えダイアル11
をロックするロック部材、16は動作モード切換えダイ
アル11の位置を検出するためのモード検出部、17は
撮像装置全体を制御するシステムコントローラ、18は
画像信号と音声信号を格納するバッファメモリ、19は
画像信号および音声信号に対して記録処理及び再生処理
を行う記録再生部、20はテープ等の磁気記録媒体、2
1は半導体カードメモリ、22はカメラ部12からの出
力された画像信号を処理する画像処理部、23は画像信
号を表示部13に表示するための表示制御部、24はマ
イク部14から入力された音声信号を処理する音声処理
部、25は音声信号を音声としてスピーカ1に出力する
ための音声制御部である。
【0011】はじめに記録動作について説明する。
【0012】カメラ部12で撮像された画像信号は、画
像処理部22に出力され輝度や色相等の画質調整を行な
い、調整された画像信号はバッファメモリ18に記憶さ
れる。バッファメモリ18に記憶された画像信号は表示
制御部22で表示用の信号に変換され表示部13に表示
される。
【0013】マイク部14から入力された音声信号は、
音声処理回路24において利得調整等を行ない、バッフ
ァメモリ18に格納される。ここで、動作モード切換え
ダイアル11が「MOVIE」に設定されている場合は、バ
ッファメモリ18に格納された画像信号と音声信号は記
録再生部において記録データとして所定のフォーマット
に変換され磁気記録媒体20に記録される。
【0014】一方、動作モード切換えダイアル11が
「CARD REC」に設定されている場合はバッファメモリ1
8に格納された画像信号は記録再生部19において所定
の形式に画像信号を変換しカードメモリ21記録され
る。
【0015】次に再生動作について説明する。
【0016】動作モード切換えダイアル11が「VCR」
に設定されている場合は、磁気記録媒体20に記録され
た画像信号と音声信号が記録再生部19によって再生さ
れ、再生された画像信号と音声信号はバッファメモリ1
8に格納され画像信号は表示制御部23を介し、表示部
13に出力される。また、音声信号は音声制御部25を
介し、スピーカ1に出力される。
【0017】一方、動作モード切換えダイアル11が
「CARD PLAY」に設定されている場合はカードメモリ2
1に記録された画像信号が記録再生部19によって再生
され、再生された画像信号はバッファメモリ18に格納
され画像信号は表示制御部23を介し、表示部13に出
力される。
【0018】続いて図1〜5を用いて動作モード切換え
ダイアル11の詳細な構造について説明する。回転ダイ
アル2の内部には、回転ダイアル2で設定可能な状態に
対応した位置に、凹部2a,2b,2cが設けられてい
る。3は、回転ダイアル2の回転軸であり、この回転軸
内が中空となっていて、内部にスピーカ1が収納されて
いる。4は、回転軸3を固定する固定地板、5は、回転
ダイアル2を覆うダイアルカバーである。ダイアルカバ
ー5の表面には、スピーカ1から、発せられる音声を外
部に伝えるための複数の穴が設けられている。
【0019】6は、回転ダイアル2を複数の使用位置
で、弾性力によって、保持するクリックバネである。こ
のクリックバネ6の先端凸部6aが回転ダイアル2の内
部に設けられた複数の凹部に落ち込んで、クリックバネ
6の弾性力によって、回転ダイアル2が回転しないよう
保持されている。回転ダイアル2を複数の使用位置か
ら、他の使用位置に回転移動させるときは、クリックバ
ネ6を、弾性変形させて、回転ダイアル2を回転移動可
能とする。
【0020】7は、回転ダイアル2が撮像装置の電源オ
フ状態になっているときに、回転ダイアル2の内側に設
けられた回転阻止溝2fに係合して、回転ダイアル2の
回転を阻止する、ストッパーである。このストッパー7
には、固定地板4との間に圧縮バネ8がかけられてお
り、ストッパー7は、この圧縮バネ8によって常に、ダ
イアル回転中心から、外側方向に、付勢されている。こ
のストッパー7を圧縮バネ8の付勢力に抗して、回転ダ
イアル2の回転中心方向へ、押し込むことで、ストッパ
ー7の係合軸7aが、回転阻止溝2dから抜けて、回転
ダイアル2は、回転可能となる。回転ダイアル2の内部
には、電源オフ位置のみ、この回転阻止溝2dが設けら
れているため、他の録画、再生位置では、回転ダイアル
2の回転は阻止されない。
【0021】9は検出端子であり、回転ダイアル2に熱
カシメなどで固定されている。10は、検出基板で、表
面に金メッキなどが施され、検出端子9と配線パターン
の導通状態の組み合わせによって、回転ダイアル2の動
作モードの設定位置を検出する。
【0022】このような構成において、順をおって装置
の動作を説明する。まず、図2、及び図3は、回転ダイ
アル2が、電源オフモードの状態を示している。この状
態においてストッパー7を圧縮バネ8の付勢力に抗し
て、回転ダイアル2の回転中心方向へ押し込む。する
と、ストッパー7の係合軸7aが回転ダイアル2の回転
阻止溝2dから抜けて、回転ダイアル2が回転可能とな
る。この状態から、回転ダイアル2をまず反時計回転方
向(CCW方向)へ回転させようとする。すると、回転
ダイアル2の凹部2aに落ち込んでいるクリックバネ6
の先端凸部6aが、クリックバネ6の弾性力によって、
回転ダイアル2の回転が阻止された状態から転ダイアル
2の凹部2aの端部が、クリックバネ6の先端凸部6a
の斜面を押しあげる。これにより、クリックバネ6は弾
性変形し、先端凸部6aが回転中心方向へ逃げ、回転ダ
イアル2の凹部2aから抜け出て、回転ダイアル2は回
転する。
【0023】一定角度回転すると、次の凹部2bにクリ
ックバネ6の先端凸部6aは、落ち込み、撮像装置テー
プを撮像媒体とするによる録画動作モードとなる。(図
4に示す「MOVIE」位置)さらに、回転ダイアル2を
CCW方向に回転させようとすると、同様に、凹部2b
の端部が、クリックバネ6の先端凸部6aの斜面を押上
げ、クリックバネ6は、弾性変形して、凹部2bから、
抜けて、CCW方向に回転する。そして、さらに一定角
度回転したところで、不図示の凹部に、先端凸部6aが
落ち込みカードを撮像媒体とする録画動作モードとな
る。(図4に示す「CARD REC」位置)さらに、回
転ダイアル2をCCW方向に、回転ダイアル2を回転さ
せようとすると、回転軸3に設けられた、回転停止壁3
aに、回転ダイアル2の回転停止壁2eに突き当たっ
て、これ以上、回転することはできない。
【0024】次に、この状態から時計回転方向(CW方
向)に回転ダイアル2を回転させると、不図示の凹部の
もう一端の端部がクリックバネ6の先端凸部6aのもう
一方の斜面を押上げ、クリックバネ6を弾性変形させ
て、先端凸部6aが不図示の凹部から抜けてCW方向に
回転し凹部2bに落ち込む。凹部2bから凹部2aへ切
換えるときも同様である。凹部2aに切り換ったとき、
つまり、電源オフモードになったときは、ストッパー7
の係合軸7aが回転ダイアル2の回転阻止溝2dに圧縮
バネ8の力によって落ち込むため、回転ダイアル2の回
転は阻止され、本実施例の初期状態に戻る。
【0025】これら一連の作動の間、スピーカ1は、固
定された回転軸3の内部に設置されているため、回転ダ
イアル2が、どのような動作をしても、不用な力を受け
ることはない。
【0026】初期状態から、回転ダイアルをCW方向に
回転させると、撮像装置は、テープ再生モード、カード
再生モードに切換えられる。切換え構造は、テープ録
画、カード録画と同様である。
【0027】以上説明したように、本願発明の実施の形
態によれば、動作モード切換ダイアル11内に音声を出
力するスピーカ1を配置したことによって装置の小型化
が達成される。
【0028】なお、上述した実施の形態では、動作モー
ド切換ダイアル11内に音声を出力するスピーカを配置
する構成としたが、画像の撮像動作を行う録画モードの
ときに音声を入力するマイク14を動作モード切換ダイ
アル11内に配置し、ダイアル11上に音声をマイク1
4に入力するための孔を設ける構成としても本願発明の
目的は達成される。
【0029】(実施の形態の変形例その1)次に図7−
9を用いて本発明における実施の形態の変形例を説明す
る。
【0030】図7は、撮像装置101の斜視図である。
図7において、撮像装置101は、レンズユニット10
2,撮像装置101の動作モードを切換える動作モード
切換ダイアル103,動作モード切換ダイアル103の
下方に配置され予め不図示の記録媒体に記録された画像
を表示するとともに音声情報を再生出力するためのスピ
ーカ104,光学像を電気的な信号に変換する撮像素子
105を有する。また、電子式ビューファインダ111
は、撮像装置の動作モードが撮像モードのときには撮像
素子105によって撮像された画像を表示し、予め記録
された画像を再生するときにはその再生画像を表示す
る。
【0031】図8は図7の動作モード切換ダイアル10
3に示すa−aの断面図である。動作モード切換ダイア
ル103は、外観部材106であり、音響及び放熱用の
通過孔106aを有している。外観部材106を保持す
る保持部材107は、通過孔106aと同様に通過孔1
07aを有している。通過孔106aおよび107a
は、ダイアル103の面積のおよそ1/4を示す扇形の
部分に存在する。部材108は、ダイアル103全体を
保持する部材で通過孔108aを有している。
【0032】ツマミ109はダイアル103の位置を決
定する為のツマミであり、ダイアル103を正位置に戻
すバネ110によって操作ツマミの各モードの位置の決
定を行う。また、ツマミ109は各動作モードの位置を
示す指標の役割も担う。また、保持部材112はスピー
カ104を保持する。図8に示すように、動作モード切
換ダイアル103の下方には、スピーカ104と撮像素
子105が配置されている。
【0033】この図8に示す構造によると、撮像装置1
01の動作モードの切換動作に応じてダイアル103の
通過孔106a,107aが移動する。具体的には、撮
像動作を行う撮像モードのときには、通過孔106a,
107aは撮像素子105側に移動し、撮像素子105
から発生する熱を外部に逃がす。また、画像および音声
の再生動作を行う再生モードのときには、通過孔106
a,107aはスピーカ104側に移動し、スピーカか
ら出力される音声を外部に伝達させる。
【0034】図9a〜cは、スピーカ104と撮像素子
105とに対する撮像装置101の各動作モードにおけ
る動作モード切換ダイアル103の通過孔106aの位
置関係を示す図である。
【0035】図9a〜cにおいて、指標122は、ツマ
ミ109がその位置を示すとき、撮像装置101本体が
電源OFFとなることを示す指標である。また、指標12
6は、撮像装置101の動作モードが撮像素子105を
駆動させて被写体を撮像する撮像動作モードとなること
を示す指標である。また、指標127は、撮像装置10
1の動作モードが不図示の記録媒体に記録された画像を
電子式ビューファインダ111上に再生表示し、スピー
カ104から記録媒体に記録された音声を再生する再生
動作モードであることを示す指標である。
【0036】図9aは、撮像装置101が電源OFFの
ときの通過孔106aの位置を示している。撮像装置1
01が電源OFFの場合、スピーカ104および撮像素
子105のいずれにもゴミが侵入しないような位置に移
動している。
【0037】図9bは、撮像装置101の動作モードが
撮像動作モードのときの通過孔106aの位置を示して
いる。通過孔106aはダイアル103回転動作によっ
て撮像動作モードのときに動作する撮像素子105の上
方に移動する。そして、撮像素子105から放射される
熱を外部に放熱する。
【0038】図9cは、撮像装置101の動作モードが
再生動作モードのときの通過孔106aの位置を示して
いる。通過孔106aはダイアル103の回転動作によ
って再生動作モードのときにスピーカ104から出力さ
れる音声を外部に伝達させる。
【0039】(実施の形態の変形例その2)次に図10
−12を用いて本発明における実施の形態の更なる変形
例を説明する。本実施例は、図7に示す撮像装置の回転
式の動作モード切換ダイアル103に替わるものとして
スライド式の動作モード切換スイッチ133にしたもの
である。なお、図10−12において、図7−9に同じ
符号を示したものは同様の構成であるものとしてその説
明を省略する。
【0040】図10は、撮像装置101の斜視図であ
り、図11は、スライド式の動作モード切換スイッチ1
33の断面(図10のb−b)図である。図10,11
に示すように、スライド式の動作モード切換スイッチ1
33はスピーカ104および撮像素子105の上方に配
置されている。動作モード切換スイッチ133は、外観
部材136であり、音響及び放熱用の通過孔136aを
有している。外観部材136を保持する保持部材137
は、通過孔136aと同様に通過孔137aを有してい
る。部材138は、ダイアル133全体を保持する部材
で通過孔138aを有している。
【0041】この図10,図11に示す構造によると、
撮像装置101の動作モードの切換動作に応じてダイア
ル103の通過孔106a,107aが移動する。具体
的には、撮像動作を行う撮像モードのときには、通過孔
106a,107aは撮像素子105側に移動し、撮像
素子105から発生する熱を外部に逃がす。また、画像
の再生動作を行う再生モードのときには、通過孔106
a,107aはスピーカ104側に移動し、スピーカか
ら出力される音声を外部に伝達させる。
【0042】図12a〜cは、スピーカ104と撮像素
子105とに対する撮像装置101の各動作モードにお
ける動作モード切換スイッチ133の通過孔136aの
位置関係を示す図である。
【0043】図12a〜cにおいて、ツマミ151は各
動作モードの位置を示す。また、指標152は、ツマミ
151がその位置を示すとき、撮像装置101本体が電
源OFFとなることを示す指標である。また、指標153
は、撮像装置101の動作モードが撮像素子105を駆
動させて被写体を撮像する撮像動作モードとなることを
示す指標である。また、指標154は、撮像装置101
の動作モードが不図示の記録媒体に記録された画像およ
び音声を再生する再生動作モードであることを示す指標
である。
【0044】図12aは、撮像装置101が電源OFF
のときの通過孔136aの位置を示している。撮像装置
101が電源OFFの場合、スピーカ104および撮像
素子105のいずれにもゴミが侵入しないような位置に
スライド移動している。
【0045】図12bは、撮像装置101の動作モード
が撮像動作モードのときの通過孔136aの位置を示し
ている。通過孔136aはスイッチ133スライド動作
によって撮像動作モードのときに動作する撮像素子10
5の上方に移動する。そして、撮像素子105から放射
される熱を外部に放熱する。
【0046】図12cは、撮像装置101の動作モード
が電子式ビューファインダ111上に画像を再生表示す
る再生動作モードのときの通過孔136aの位置を示し
ている。通過孔136aはスイッチ133のスライド動
作によって再生動作モードのときにスピーカ104から
出力される音声を外部に伝達させる。
【0047】以上説明したように、本願発明における実
施の形態の変形例によれば、ダイアル103あるいはス
イッチ133を操作して撮像装置が撮像動作モードとな
ったときは撮像素子から発生する熱を逃がすように撮像
素子の近傍にダイアル103あるいはスイッチ133が
有する通過孔が移動する。また、ダイアル103あるい
はスイッチ133を操作して撮像装置が画像及び音声を
再生する再生モードとなったときはスピーカから出力さ
れる音声を外部に伝達するようにスピーカの近傍にダイ
アル103あるいはスイッチ133が有する通過孔が移
動することになる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮像装置の操作を行うための操作部材の内部に音声出力
装置であるスピーカを組み込むことで、例えば、動作モ
ードの切換えしやすい大型の操作部材を採用しても、そ
の内部を無駄なく利用することができ、撮像装置の大型
化の防止、撮像装置内部の空間の有効利用ができるよう
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の撮像装置における動作モード切
換えダイアルの要部外観斜視図。
【図2】本実施の形態の撮像装置における動作モード切
換えダイアルの断面図。
【図3】本実施の形態の撮像装置における動作モード切
換えダイアルの要部切り欠き正面図。
【図4】本実施の形態の撮像装置における動作モード切
換えダイアル部の外観図。
【図5】本実施の形態の撮像装置における全体の外観
図。
【図6】本実施の形態の撮像装置における構成図。
【図7】本実施の形態の撮像装置における全体の外観
図。
【図8】本実施の形態の撮像装置における動作モード切
換えダイアルの断面図。
【図9】本実施の形態の撮像装置における動作モード切
換えダイアルの各動作モード時の回転位置を示す図。
【図10】本実施の形態の撮像装置における全体の外観
図。
【図11】本実施の形態の撮像装置における動作モード
切換えスイッチの断面図。
【図12】本実施の形態の撮像装置における動作モード
切換えスイッチの各動作モード時のスライド位置を示す
図。
【符号の説明】
1 スピーカ 2 回転ダイアル 3 回転軸 4 固定地板 5 ダイアルカバー 6 クリックバネ 7 ストッパー 8 圧縮バネ 9 検出端子 10 検出基板 11 動作モード切換えダイアル 12 カメラ部 13 表示部 14 マイク部 15 ロック部 16 モード検出部 17 システムコントローラ 18 バッファメモリ 19 記録再生部 20 磁気記録媒体 21 カードメモリ 22 画像処理部 23 表示制御部 24 音声処理部 25 音声制御部 103 動作モード切換えダイアル 104 スピーカ 105 撮像素子 111 電子式ビューファインダ 113 動作モード切換スイッチ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声を出力する音声出力部と、回転操作
    により装置の動作切換えを行う回転操作部とを備えた撮
    像装置において、 前記回転操作部内に前記音声出力部を配置したことを特
    徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において前記回転操作部内に配
    置される固定回転軸内に音声出力部を配置したことを特
    徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 音声を出力する音声出力部と、回転操作
    により装置の動作切換えを行う回転操作部を有する再生
    装置において、 前記回転操作部内に音声出力部を配置したことを特徴と
    する再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において前記回転操作部内に配
    置される固定回転軸内に音声出力部を配置したことを特
    徴とする再生装置。
  5. 【請求項5】 音声を出力する音声出力部と、回転操作
    により装置の動作切換えを行う回転操作部を有する記録
    装置において、 前記回転操作部内に音声出力部を配置したことを特徴と
    する記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において前記回転操作部内に配
    置される固定回転軸内に音声出力部を配置したことを特
    徴とする記録装置。
  7. 【請求項7】 画像を撮像する撮像装置において、音声
    出力部と、前記音声出力部から出力される孔を有し、前
    記撮像装置の操作を行うための操作部材とを有すること
    を特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記操作部材は、前
    記撮像装置の動作モードの切換を行うことを特徴とする
    撮像装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記撮像装置の動作
    モードが撮像モードのとき、前記操作部材の孔は光電変
    換を行うための撮像素子近傍に移動し、前記撮像装置の
    動作モードが音声を再生する再生モードのとき、前記操
    作部材の孔は前記音声出力部近傍に移動することを特徴
    とする撮像装置。
  10. 【請求項10】 請求項7において、前記操作部材は、
    回転式の操作部材であることを特徴とする撮像装置。
  11. 【請求項11】 請求項7において、前記操作部材は、
    スライド式の操作部材であることを特徴とする撮像装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項7において、前記音声出力部
    は、前記操作部材の内部に配置されることを特徴とする
    撮像装置。
  13. 【請求項13】 音声を再生する再生装置において、音
    声出力部と、前記音声出力部から出力される孔を有し、
    前記再生装置の操作を行うための操作部材とを有するこ
    とを特徴とする再生装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記操作部材
    は、前記再生装置の動作モードの切換を行うことを特徴
    とする再生装置。
  15. 【請求項15】 請求項13において、前記操作部材
    は、回転式の操作部材であることを特徴とする再生装
    置。
  16. 【請求項16】 請求項13において、前記操作部材
    は、スライド式の操作部材であることを特徴とする再生
    装置。
  17. 【請求項17】 請求項13において、前記音声出力部
    は前記操作部材の内部に配置されることを特徴とする撮
    像装置。
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