JP2002124153A - 2段動作スイッチ - Google Patents

2段動作スイッチ

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JP2002124153A
JP2002124153A JP2000313749A JP2000313749A JP2002124153A JP 2002124153 A JP2002124153 A JP 2002124153A JP 2000313749 A JP2000313749 A JP 2000313749A JP 2000313749 A JP2000313749 A JP 2000313749A JP 2002124153 A JP2002124153 A JP 2002124153A
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JP
Japan
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fixed contact
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center
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000313749A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Miyasaka
岳志 宮坂
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きなストロークを確保でき、反転バネの形
状が簡単で長寿命の2段動作スイッチを提供することに
ある。 【解決手段】 凹所11の底面中央に形成した凹部14
の中央に中央固定接点15を配置し、かつ、前記凹部1
4の隅部に少なくとも1つの外周固定接点16を配置す
る一方、前記凹所11の底面隅部に共通固定接点13を
配置したベース10と、前記凹部14に嵌合される導電
性皿状反転バネ20と、内周縁部から内方に可動舌片2
3を突出し、前記ベース10の凹所11に嵌合可能な外
周形状を有するとともに、前記共通固定接点13に接続
される環状リーフバネ22と、自己復帰可能な操作用ド
ーム部25を膨出し、かつ、前記ベース10の凹所11
に嵌合される外周形状を有する樹脂バネフィルム24
と、で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2段動作スイッチ、
例えば、オートフォーカス機能を備えたカメラに組み込
まれ、第1動作でフォーカスロックした後,第2動作で
シャッタースイッチとして使用される2段動作スイッチ
に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、2
段動作スイッチは、大きなストロークを確保する必要が
ある。このため、例えば、特開平11−232962号
公報に記載のものが提案されている。すなわち、外方の
円形リング部から可撓性を有する連結部で繋いだ上方に
湾曲する円板部からなる可動接点を、前記円板部の外周
が周辺固定接点に対向するように配置した2段動作スイ
ッチである。
【0003】しかしながら、前述の2段動作スイッチで
は、大きなストロークを得るために円板部の曲率を大き
くすると、円板部が自己復帰しなくなるので、皿状金属
製反転バネである円板部を連結部で片持ち支持あるいは
両端支持して可動接点としていた。このため、可動接点
の形状が複雑になるだけでなく、円板部の反転動作の際
に連結部に応力集中が生じ、疲労破壊しやすく、寿命が
短いという問題点がある。
【0004】本発明は、前記問題点に鑑み、大きなスト
ロークを確保でき、反転バネの形状が簡単で長寿命の2
段動作スイッチを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる2段動作
スイッチは、前記目的を達成すべく、凹所の底面中央に
形成した凹部の中央に中央固定接点を配置し、かつ、前
記凹部の隅部に少なくとも1つの外周固定接点を配置す
る一方、前記凹所の底面隅部に共通固定接点を配置した
ベースと、前記凹部に嵌合される導電性皿状反転バネ
と、内周縁部から可動舌片を曲げ起こし、前記ベースの
凹所に嵌合可能な外周形状を有するとともに、前記共通
固定接点に接続される環状リーフバネと、自己復帰可能
な操作用ドーム部を膨出し、かつ、前記ベースの凹所に
嵌合される外周形状を有する樹脂バネフィルムと、から
なる構成としてある。
【0006】したがって、本発明によれば、樹脂バネフ
ィルムでリーフバネの可動舌片を押し下げて反転バネに
接触させた後、さらに、押し下げると、この反転バネが
反転して中央固定接点に接触する。このため、ストロー
クの大きい2段動作スイッチが得られる。また、反転バ
ネは単純な皿状であり、従来例のように複雑な支持構造
を有していない。このため、製造が簡単になるだけでな
く、応力集中が作用せず、疲労破壊が生じにくいので、
寿命が伸びる。
【0007】また、他の実施形態では、リーフバネの可
動舌片の形状変更でバネ力を調整してもよい。本実施形
態によれば、可動舌片の外形寸法、例えば、巾寸法,長
さ寸法等を変更することにより、リーフバネのバネ力を
調整できるので、設計変更が容易であり、使い勝手が良
い。
【0008】さらに、別の実施形態にかかる2段動作ス
イッチは、凹所の底面中央に形成した凹部の中央に中央
固定接点を配置し、かつ、前記凹部の隅部に少なくとも
1つの外周固定接点を配置する一方、前記凹所の底面隅
部に共通固定接点を配置したベースと、前記凹部に嵌合
される導電性皿状反転バネと、自己復帰可能な操作用ド
ーム部を膨出し、前記ベースの凹所に嵌合される外周形
状を有するとともに、前記ドーム部の下面に前記反転バ
ネに接触可能で、かつ、前記共通固定接点に電気接続し
た可動接点を設けた樹脂バネフィルムと、で構成してあ
る。本実施形態によれば、前述の効果に加え、部品点
数,組立工数が減少するという効果がある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明にかかる実施形態を図1な
いし図6の添付図面に従って説明する。本実施形態は、
図1に示すように、ベース10と、反転バネ20と、リ
ーフバネ22と、樹脂製バネフィルム24と、ゴムシー
ト26と、金属性カバー27とで構成されている。
【0010】ベース10は、浅底の箱形状を有する平面
略正方形の樹脂成形品であり、その方形凹所11の隅部
に段部12がそれぞれ形成されている。そして、前記段
部12の1つに共通固定接点13が露出している。さら
に、前記方形凹所11の中央に円形凹部14が形成さ
れ、その中心に中央固定接点15が配置されているとと
もに、前記円形凹部14の隅部に前記中央固定接点15
を間にして対向する1対の外周固定接点16,16が露
出している。なお、中央固定接点15の表面は、外周固
定接点16,16の表面よりも若干低く配置されてい
る。さらに、前記共通固定接点13、中央固定接点15
および外周固定接点16が前記ベース10の底面から突
出し、前記ベース10の側面にまで曲げ起こされた端子
13a(図3)、15aおよび16aにそれぞれ電気接
続されている。このため、本実施形態では、表面実装可
能となっている。さらに、前記ベース10は、対向する
外側面の上方縁部に1対の係合用段部17,17を対向
するように設けてある。
【0011】反転バネ20は、金属円板にプレス加工を
施して皿状に形成したものである。そして、前記ベース
10の円形凹部14に嵌合することにより、外周固定接
点に接触するとともに、中央部21が中央固定接点15
に接離可能に対向する。なお、反転バネ20は必ずしも
金属円板で形成する必要はなく、樹脂成形品の表面に金
属メッキを施したものであってもよい。
【0012】リーフバネ22は、前記ベース10の方形
凹所11に嵌合可能な外周形状を有する金属製環状部材
であり、その内周縁部から可動舌片23を曲げ起こして
ある。さらに、前記リーフバネ22は前記ベース10の
方形凹所11に嵌合された後、前記ベース10の隅部に
設けた共通固定接点13にスポット溶接で電気接続され
る。なお、リーフバネ22は、必ずしも金属製である必
要はなく、樹脂成形品の表面に金属メッキを施したもの
であってもよい。
【0013】樹脂バネフィルム24は、前記ベース10
の方形凹所11に若干の余裕を持って嵌合できる外周形
状を有し、かつ、その中央部にドーム部25を膨出させ
ている。前記ドーム部25は平面円形だけでなく、平面
方形であってもよい。そして、樹脂バネフィルム24を
前記ベース10の方形凹所11に遊嵌することにより、
前記リーフバネ22が被覆される。このとき、樹脂バネ
フィルム24の膨出部25が下方に押し下げられて側方
に若干広がっても、前記ベース10の内側面に突き当た
ることがなく、操作感触が良い。なお、樹脂バネフィル
ム24は、必要に応じ、例えば、その下面に金属メッキ
を施して可動接点とすることにより、接点部材として使
用でき、この場合には、前述のリーフバネを省略でき
る。ただし、前述の可動接点をベース10の共通固定接
点13に電気接続することは勿論である。また、樹脂バ
ネフィルムの材料としては、エンボス加工に適したもの
がよく、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレー
ト),PPS(ポリフェニレンサルファイド)が挙げら
れる。
【0014】ゴムシート26は、前記ベース10の方形
凹所11を塞ぐ平面形状を有するものであり、水,ホコ
リ等の侵入を防止する。
【0015】カバー27は、前記ベース10の上面全面
を被覆可能な平面形状を有する金属製である。そして、
前記カバー27は、その中央に操作孔28を有するとと
もとに、対向する両側縁部を折り曲げることにより、係
合孔29が形成されている。このため、前記ベース10
の上方から前記カバー27を組み付けると、前記ベース
10の突部17,17に前記カバー27の係止孔29が
係止し、前記ゴムシート26をベース10の上面縁部に
圧接させる。
【0016】次に、前述の構成部品からなる本実施形態
の動作について説明する。ゴムシート26に負荷が課さ
れていない場合には、図3および図4に示すように、樹
脂バネフィルム24の膨出部23はリーフバネ22の可
動舌片23に接触していない。さらに、前記可動舌片2
3は反転バネ21に接触しておらず、反転バネ21は中
央固定接点15に接触していない。
【0017】カバー27の操作孔28からゴムシート2
6を押し込むと、樹脂バネフィルム24の膨出部25が
押し下げられ、この膨出部25がリーフバネ22の可動
舌片23を押し下げる。このため、可動舌片23は反転
バネ21に接触して導通し、電気回路を閉成する(図
5)。さらに、可動舌片23が反転バネ21を押し下げ
ると、反転バネ21が反転して中央固定接点15に接触
し、外周固定接点16と中央固定接点15とを導通させ
る。このため、可動舌片23、反転バネ21および中央
固定接点15が相互に接触して導通している(図6)。
【0018】そして、ゴムシート26への負荷を解除す
ると、反転バネ20のバネ力、可動舌片23のバネ力お
よび樹脂バネフィルム24のバネ力によってそれぞれ自
己復帰する。このため、反転バネ20が中央固定接点1
5から開離した後、可動舌片23が反転バネ20から開
離し、ついで、樹脂バネフィルム24の膨出部25が可
動舌片23から開離する。本実施形態では、樹脂バネフ
イルム24で可動舌片23を深く押し込んでも、樹脂材
のバネ力で膨出部25が容易に自己復帰する。このた
め、設計が容易であるとともに、疲労破壊が少なくな
り、寿命が伸びるという利点がある。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、樹脂バネフィルムでリ
ーフバネの可動舌片を押し下げて反転バネに接触させた
後、この反転バネが反転して中央固定接点に接触する。
このため、ストロークの大きい2段動作スイッチが得ら
れる。また、反転バネは単純な皿状であり、従来例のよ
うに複雑な支持構造を有していない。このため、製造が
簡単になるだけでなく、応力集中が作用せず、疲労破壊
が生じにくいので、寿命が伸びるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる2段動作スイッチの実施形態
を示す分解斜視図である。
【図2】 図1の断面分解斜視図である。
【図3】 図1で示した2段動作スイッチの断面図であ
る。
【図4】 図1からゴムシート,カバーを取り外した実
施形態の動作前を示す断面図である。
【図5】 図4で示した実施形態の動作中を示す断面図
である。
【図6】 図4で示した実施形態の動作後を示す断面図
である。
【符号の説明】
10…ベース、11…方形凹所、13…共通固定接点、
14…凹部、15…中央固定接点、16…外周固定接
点、20…導電性皿状反転バネ、21…中央部、22…
リーフバネ、23…可動舌片、24…樹脂バネフィル
ム、25…膨出部、26…ゴムシート、27…カバー、
28…操作孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹所の底面中央に形成した凹部の中央に
    中央固定接点を配置し、かつ、前記凹部の隅部に少なく
    とも1つの外周固定接点を配置する一方、前記凹所の底
    面隅部に共通固定接点を配置したベースと、前記凹部に
    嵌合される導電性皿状反転バネと、内周縁部から内方に
    可動舌片を突出し、前記ベースの凹所に嵌合可能な外周
    形状を有するとともに、前記共通固定接点に接続される
    環状リーフバネと、自己復帰可能な操作用ドーム部を膨
    出し、かつ、前記ベースの凹所に嵌合される外周形状を
    有する樹脂バネフィルムと、からなることを特徴とする
    2段動作スイッチ。
  2. 【請求項2】 リーフバネの可動舌片の形状変更でバネ
    力を調整することを特徴とする請求項1に記載の2段動
    作スイッチ。
  3. 【請求項3】 凹所の底面中央に形成した凹部の中央に
    中央固定接点を配置し、かつ、前記凹部の隅部に少なく
    とも1つの外周固定接点を配置する一方、前記凹所の底
    面隅部に共通固定接点を配置したベースと、前記凹部に
    嵌合される導電性皿状反転バネと、自己復帰可能な操作
    用ドーム部を膨出し、前記ベースの凹所に嵌合される外
    周形状を有するとともに、前記ドーム部の下面に前記反
    転バネに接触可能で、かつ、前記共通固定接点に電気接
    続した可動接点を設けた樹脂バネフィルムと、からなる
    ことを特徴とする2段動作スイッチ。
JP2000313749A 2000-10-13 2000-10-13 2段動作スイッチ Pending JP2002124153A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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