JP2002123332A - 位相合成回路およびタイミング信号発生回路 - Google Patents

位相合成回路およびタイミング信号発生回路

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JP2002123332A JP2000312181A JP2000312181A JP2002123332A JP 2002123332 A JP2002123332 A JP 2002123332A JP 2000312181 A JP2000312181 A JP 2000312181A JP 2000312181 A JP2000312181 A JP 2000312181A JP 2002123332 A JP2002123332 A JP 2002123332A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相合成回路における制御コードと出力位相
との非線型性は極力小さくしなければならないが、半導
体プロセスの微細化や電源電圧の低下等によりリニアリ
ティの高い回路の設計が非常に困難になって来ている。 【解決手段】 入力された第1のディジタル制御コード
を変換して第2のディジタル制御コードを発生する制御
コード変換手段2400と、入力された複数の位相クロ
ック信号に前記第2のディジタル制御コードに対応した
重みを与えて和を生成する重み付き和発生手段2500
とを備え、前記第1のディジタル制御コードと前記第2
のディジタル制御コードとの関係を調整することによ
り、該第1のディジタル制御コードと出力クロックの位
相との関係を制御するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位相合成回路および
タイミング信号発生回路に関し、特に、複数のLSIチ
ップ間や1つのチップ内における複数の素子や回路ブロ
ック間等の信号伝送を高速に行うためのタイミング信号
発生回路に関する。近年、コンピュータやその他の情報
処理機器を構成する部品の性能は大きく向上しており、
例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等
の半導体記憶装置やプロセッサ等の性能向上は目を見張
るものがある。そして、この半導体記憶装置やプロセッ
サ等の性能向上に伴って、各部品或いは要素間の信号伝
送速度を向上させなければ、システムの性能を向上させ
ることができないという事態になって来ている。
【0002】具体的に、例えば、DRAMとプロセッサ
(論理回路)との間の信号伝送速度のギャップは大きく
なる傾向にあり、近年は、この速度ギャップがコンピュ
ータの性能向上の妨げになりつつある。さらに、複数の
マイクロプロセッサを接続して高性能のサーバを構成す
るような場合には、プロセッサ間の接続リンクのバンド
幅や遅延がサーバの性能を決定する重要なファクタとな
る。このことは、プロセッサ(LSIチップ)間の信号
伝送だけでなく、チップの大型化に伴って、1つのチッ
プ内の素子や回路ブロック間の信号伝送速度においても
そのチップの性能を制限する大きな要因となって来てい
る。
【0003】また、位相合成回路(位相インターポレー
タ回路)を構成する場合、重み付き和の発生回路やコン
パレータはアナログ回路であり、半導体プロセスの微細
化とそれに伴う電源電圧の低下によりリニアリティの高
い回路の設計が非常に困難になって来ている。そこで、
高いリニアリティを持つ位相合成回路或いはタイミング
信号発生回路をアナログ回路に必要以上のリニアリティ
を要求することなく実現することを要望されている。
【0004】
【従来の技術】LSIチップ間の信号伝送を高速化する
ためには、信号を受信する回路がその信号に対して正確
なタイミングで動作することが必要である。このような
正確なタイミングを発生させる手法として、DLL(Del
ay Locked Loop) やPLL(Phase Locked Loop) といっ
た帰還ループの中に位相インターポレータを用いた位相
可変タイミング信号発生回路を設けることが提案されて
いる。
【0005】図1はマスターおよびスレーブの位相合成
回路(位相インターポレータ)を有するシステムの一例
を示すブロック図である。図1において、参照符号20
01はクロックレシーバ、2002は制御信号発生回
路、2003および2004は位相インターポレータ、
そして、2005はデータレシーバを示している。図1
に示すシステムは、クロック信号が入力されるクロック
レシーバ2001およびクロックレシーバ2001の出
力により制御コード(ディジタル制御コード)を出力す
る制御信号発生回路2002を備え、制御信号発生回路
2002からの制御コードによりクロック用位相インタ
ーポレータ(マスター)2003を制御してクロックC
K1の位相をレシーバ2001に入力されたクロック
(入力クロック)と同期させるようになっている。
【0006】ここで、制御信号発生回路2002からの
制御コードは、データ用位相インターポレータ(スレー
ブ)2004にも入力され、クロックCK2をデータレ
シーバ2005へ供給するようになっている。具体的
に、複数本のデータ線を使用してデータを並列に伝送す
る場合、例えば、1つのクロックレシーバ用の位相イン
ターポレータ2003に対して複数(データ線と同じ
数)のデータレシーバ用の位相インターポレータ200
4が設けられている。そして、各データレシーバ用の位
相インターポレータ2004では、制御信号発生回路2
002からの制御コードに従ってクロックCK2を発生
してデータレシーバ2005に供給する。なお、スレー
ブの位相インターポレータとしては、各データ線に設け
られたデータレシーバ用のものに限定されず、様々な同
期クロックを使用する回路に設けられている。
【0007】図2および図3は従来の位相合成回路の一
例を示す図である。図2に示されるように、従来の位相
合成回路(位相インターポレータ)2003(200
4)は、例えば、制御信号発生回路2002からの制御
コードにより対応する電流(重み電流)I1〜I4を出
力するD/Aコンバータ2340、および、互いに90
度の位相差を有する4つクロック信号φ1〜φ4を発生
する4相クロック発生回路2350を備えている。
【0008】さらに、図3に示されるように、位相イン
ターポレータ2003(2004)において、D/Aコ
ンバータ2340からの各電流I1〜I4はそれぞれ対
応するランジスタ2321〜2324に流され、重みW
1〜W4として各差動対トランジスタ(2301,23
02;2304,2305;2307,2308;23
10,2311)に接続されたトランジスタ2303,
2306,2309,2312のゲートに与えられる。
各差動対トランジスタ(2301,2302;230
4,2305;2307,2308;2310,231
1)のゲートには、それぞれ異なる位相クロック信号
(φ1,φ3;φ2,φ4;φ3,φ1;φ4,φ2)
が供給され、重みW1〜W4に応じて制御されコンパレ
ータ2320を介してクロックCK1(CK2)が出力
される。なお、図3において、参照符号2330は負荷
を示し、この負荷2330はpMOSトランジスタ23
31〜2334で構成されている。
【0009】図2および図3に示す位相インターポレー
タでは、4つの位相クロック信号φ1〜φ4から重み付
き和の積分に対応する電圧波形を発生し、この波形をコ
ンパレータ2320でパルス波に変換することで任意の
位相を発生させる。ここで、重みW1〜W4は、制御コ
ードに基づいて発生され、マスターの位相インターポレ
ータ2003と同様に、スレーブの位相インターポレー
タ2004にも制御コードを供給してクロックを発生さ
せるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図1に示すようなマス
ターおよびスレーブの位相インターポレータを有するシ
ステムにおいて、位相インターポレータが制御コードと
出力位相との関係に非線型性がある場合、マスター側と
スレーブ側、或いは、各スレーブ側の位相インターポレ
ータの出力にはこの非線型性に起因する位相誤差が含ま
れることになる。また、各位相インターポレータは、例
えば、各トランジスタの特性ばらつき等に起因した微妙
な特性誤差が存在し、データ転送レートを上げるために
クロック周波数をより一層高速化すると、これらの誤差
が問題となって来る。そのため、位相インターポレータ
における制御コードと出力位相との非線型性は極力小さ
くする必要があり、各トランジスタの特性を制御するた
めの半導体製造技術の向上と共に、重み付き和の発生回
路およびコンパレータの設計を細心の注意を持って行わ
なければならない。
【0011】しかしながら、重み付き和の発生回路やコ
ンパレータはアナログ回路であるが、半導体プロセスの
微細化とそれに伴う電源電圧の低下等によりリニアリテ
ィの高い回路の設計が非常に困難になって来ている。さ
らに、複数のデータ線(信号線)により伝送される信号
は、各信号線の長さや寄生容量等の様々な要因によりそ
の位相は微妙にずれているが、これら各信号線により伝
えられるデータを全て最適なタイミングで取り込むこと
は困難であった。
【0012】本発明は、上述した従来技術が有する課題
に鑑み、高いリニアリティを持つ位相合成回路およびタ
イミング信号発生回路をアナログ回路に必要以上のリニ
アリティを要求することなく実現することを目的とす
る。さらに、本発明は、位相合成回路の出力信号のタイ
ミングを個別に制御することも目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るタイミング
信号発生回路は、制御コード発生手段と、制御コード変
換手段と、重み付き和発生手段とを備えて構成される。
制御コード発生手段は、位相制御のための第1のディジ
タル制御コードを発生し、制御コード変換手段は、第1
のディジタル制御コードを変換して第2のディジタル制
御コードを発生する。重み付き和発生手段は、入力され
た複数の位相クロック信号に第2のディジタル制御コー
ドに対応した重みを与えて和を生成する。そして、第1
のディジタル制御コードと第2のディジタル制御コード
との関係を調整することにより、第1のディジタル制御
コードと出力クロックの位相との関係を制御する。
【0014】本発明に係る位相合成回路は、制御コード
変換手段および重み付き和発生手段を備え、制御コード
変換手段は入力された第1のディジタル制御コードを変
換して第2のディジタル制御コードを発生し、また、重
み付き和発生手段は入力された複数の位相クロック信号
に第2のディジタル制御コードに対応した重みを与えて
和を生成する。そして、第1のディジタル制御コードと
第2のディジタル制御コードとの関係を調整することに
より、第1のディジタル制御コードと出力クロックの位
相との関係を制御する。
【0015】これにより、高いリニアリティを持つタイ
ミング信号発生回路或いは位相合成回路をアナログ回路
に必要以上のリニアリティを要求することなく実現する
ことができる。図4は本発明に係る位相合成回路の原理
構成を示すブロック図である。図1において、参照符号
2400は制御コード変換回路、2500は重み付き和
発生回路、そして、2420はコンパレータを示してい
る。ここで、重み付き和発生回路2500は、前述した
図2および図3に示す位相合成回路におけるD/Aコン
バータアレイ2340、負荷2330、並びに、トラン
ジスタ2301〜2312および2321〜2324を
含めた構成に相当する。
【0016】図4に示されるように、本発明の位相合成
回路は、制御コード(入力コード)が制御コード変換回
路2400を介して重み付き和発生回路2500に入力
される。すなわち、本発明の位相合成回路は、位相イン
ターポレータの入力コード(図1における制御信号発生
回路の出力)と、多相クロック(例えば、4相クロック
φ1〜φ4)に対して重み付けの和を取る重み付き和発
生回路2500との間に制御コード変換回路2400を
介在させるようになっている。ここで、重み付き和発生
回路2500の分解能は、入力コード(制御コード)の
ビット数に対応する値よりも十分高く(すなわち、小さ
い位相ステップとなるように)している。
【0017】図5は図4に示す位相合成回路の動作を説
明するための図である。図5(a)において、参照符号
ALは位相合成回路の出力信号の位相と制御コードとの
間の理想的な曲線(理想直線)を示し、また、RLoは
従来の位相合成回路(制御コード変換回路2400を持
たないもの)における出力信号の位相と制御コードとの
間の特性曲線を示す。さらに、図5(b)において、参
照符号RLは本発明に係る図4の位相合成回路における
出力信号の位相と制御コードとの間の特性曲線(理想直
線にほぼ一致)を示している。
【0018】図5(a)と図5(b)との比較から明ら
かなように、本発明に係る位相合成回路によれば、重み
付き和発生回路に対して直接制御コードを入力した場合
に、その制御コードと出力位相との間に非線型性があっ
たとしても、制御コード変換回路2400によりその非
線型性を補正するように、制御コード(入力コード)を
変換して重み制御コード(変換された重み制御コード)
を重み付き和発生回路に供給することで位相合成回路全
体としてのリニアリティを大きく向上させることが可能
になる。
【0019】このように、本発明の位相合成回路(タイ
ミング信号発生回路)によれば、重み付き和発生回路
(重み発生回路)およびコンパレータ等のアナログ回路
のリニアリティを過度に要求することなく、若干のディ
ジタル回路の付加により全体としてのリニアリティを高
くすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る位相合成回路
およびタイミング信号発生回路の各実施例を図面に従っ
て詳述する。図6および図7は本発明に係る位相合成回
路の第1実施例を示す図である。図6において、参照符
号2511〜2514は、入力コード(制御コード)を
制御コード変換回路2400で変換した変換後制御コー
ドに従って電流(重み電流)I1〜I4を出力する電流
D/Aコンバータを示している。ここで、図4における
重み付き和発生回路2500は、図6および図7に示す
位相合成回路(位相インターポレータ)におけるD/A
コンバータ(D/Aコンバータアレイ)2511〜25
14、負荷2430、並びに、トランジスタ2401〜
2412および2421〜2424を含めた構成に相当
する。また、トランジスタ2401,2402;240
4,2405;2407,2408;2410,241
1の各ゲートに入力される位相クロック信号(φ1,φ
3;φ2,φ4;φ3,φ1;φ4,φ2)は、例え
ば、チップの外部から供給されるクロックに同期してP
LLを用いて発生され、これら位相クロック信号φ1〜
φ4は、例えば、互いに90度の位相差を有している。
【0021】図6に示されるように、本第1実施例の位
相合成回路(位相インターポレータ)は、制御コードと
出力位相との関係が線型的になるように、入力コード
(例えば、図1における制御信号発生回路2002から
の制御コード)を制御コード変換回路2400で変換し
てD/Aコンバータ2511〜2514に供給するよう
になっている。すなわち、制御コードと出力位相との関
係が線型的になるように制御コード変換回路2400で
変換された変換後重み制御コードが各D/Aコンバータ
2511〜2514に入力され、この変換後重み制御コ
ードに対応する電流(重み電流)I1〜I4がD/Aコ
ンバータ2511〜2514から出力される。
【0022】この後の動作は、前述した図3と同様であ
り、D/Aコンバータ2511〜2514からの各電流
I1〜I4はそれぞれ対応するランジスタ2421〜2
424に流され、重みW1〜W4として各差動対トラン
ジスタ(2401,2402;2404,2405;2
407,2408;2410,2411)に接続された
トランジスタ2403,2406,2409,2412
のゲートに与えられる。各差動対トランジスタ(240
1,2402;2404,2405;2407,240
8;2410,2411)のゲートには、それぞれ異な
る位相クロック信号(φ1,φ3;φ2,φ4;φ3,
φ1;φ4,φ2)が供給され、重みW1〜W4に応じ
て制御されコンパレータ2420を介してクロック(図
1におけるクロックCK1,CK2に相当)が出力され
る。なお、図7において、参照符号2430は負荷を示
し、この負荷2430はpMOSトランジスタ2431
〜2434で構成されている。
【0023】図8は本発明の位相合成回路における重み
の変化の一例を示す図であり、図8(a)は重みW1,
W3を示し、図8(b)は重みW2,W4を示してい
る。重みW1〜W4(電流D/Aコンバータ2511〜
2514の出力電流)は、例えば、図8(a)および
(b)に示されるように変化する。ここで、縦軸Iは電
流を示し、また、横軸θは位相合成回路の出力位相を示
し、重みW1が最大値Wmaxをとったときの出力位相
を位相の原点としている。
【0024】図8(a)および(b)に示されるよう
に、各重みWn(W1〜W4)は、最高で最大値Wma
x、最低で最小値Wminという値をとり、どの出力位
相でも非ゼロの値(所定のバイアス電流が含まれる)と
なっている。すなわち、D/Aコンバータ2511〜2
514により発生される重み(電流)W1〜W4には、
重みが与えられるトランジスタの動作等を確実なものと
するために、所定(Wmin)のバイアス電流が含まれ
るようになっている。
【0025】図8(a)および(b)の例では、各重み
Wn(W1〜W4)は、下半分をクランプした三角波と
なっている。本第1実施例では、入力コードは6ビット
で一周期であり、変換後重み制御コードは9ビットで一
周期となっており、制御コード変換回路2400は、6
ビットの入力コードから9ビットの重み制御コードを発
生させる。ここで、6ビットの入力コード(制御信号発
生回路2002の出力制御コード)と各位相インターポ
レータの出力位相の関係が非線型であったとしても、入
力コードと変換後重み制御コードの関係をこの非線型性
が打ち消されるように選ぶことで全体としての入力−出
力特性を線型なものとすることができる。
【0026】このように、本第1実施例に係る位相合成
回路(位相インターポレータ)によれば、各位相インタ
ーポレータ(各スレーブ)において、それぞれ制御コー
ド変換回路2400で入力コード(制御コード)と出力
位相との関係が線型的になるように変換後重み制御コー
ドに変換して各D/Aコンバータ2511〜2514に
供給することにより、マスターの位相インターポレータ
(2003)と同様に、スレーブの位相インターポレー
タ(2004)の出力(位相)も入力クロックに厳密に
同期させることが可能になる。
【0027】図9は本発明に係る位相合成回路の第2実
施例を示すブロック図である。図9に示されるように、
本第2実施例は、入力コードから変換後重み制御コード
への変換をメモリ(レジスタアレイ)2450に格納し
たデータに従ってデコーダ2440が変換するようにな
っている。ここで、6ビットの入力コードから9ビット
の変換後重み制御コードを発生させる場合、入力コード
と変換後重み制御コードとの対応を格納するメモリは、
変換後重み制御コードの9ビット×26(入力コードの
64ワード分)と少ないので、レジスタアレイ2450
として構成することができる。なお、入力コードは変換
後重み制御コードを格納したメモリ(レジスタアレイ2
450)のアドレスとして用いられ、デコーダ2440
は対応するアドレスのデータを変換後重み制御コードと
して出力する。
【0028】本第2実施例では、メモリの内容を変える
ことにより入力コードと出力位相(変換後重み制御コー
ド)の対応関係をフレキシブルに変えることができる利
点がある。また、製造プロセスによる特性バラツキを補
償することも可能である。図10は本発明に係る位相合
成回路の第3実施例を示すブロック図である。図10と
図9との比較から明らかなように、本第3実施例は、上
述した第2実施例における入力コードをデコーダ244
0に直接供給する代わりに、アップダウン信号をアップ
ダウンカウンタ2470に入力し、デコーダ2460が
このアップダウンカウンタ2470の出力によりレジス
タアレイ2450から対応する変換後重み制御コードを
出力して位相制御を行うようになっている。
【0029】すなわち、本第3実施例では、アップダウ
ン信号により使用する重み制御コードのアドレスをイン
クリメント或いはデクリメントし、その指定されたレジ
スタアレイ2450に格納された変換後重み制御コード
をレジスタアレイ2450から読み出し、その値を使っ
て重み付き和の生成を行うようになっている。これは、
例えば、スレーブの位相インターポレータに対しては、
全ての入力コード(制御コード)を供給するよりもアッ
プダウン信号を供給する方がアップダウン信号(制御コ
ード)を伝えるための信号線の本数を低減することがで
きて好ましい。
【0030】図11は本発明に係る位相合成回路の第4
実施例としての制御コード変換回路を示すブロック図で
ある。本第4実施例は、前述した図9に示す第2実施例
におけるレジスタアレイ2450およびデコーダ244
0の代わりにシフトレジスタアレイ2460を使用して
制御コード変換回路2400を構成したものである。
【0031】すなわち、図11に示されるように、本第
4実施例において、制御コード変換回路2400は、6
4ワードのシフトレジスタを9ビット分備えて構成さ
れ、シフト信号(アップダウン信号)により右シフト或
いは左シフトを行うことによって、例えば、6ビットの
入力コードに対応した9ビットの出力コード(変換後重
み制御コード)を得るようになっている。本第4実施例
では、多チャネル伝送路のそれぞれに取り付けられたス
レーブ位相インターポレータの位相を制御する場合に、
チャネル毎のスキューを適切に保ったまま同期運転を行
うことができる利点がある。
【0032】図12は本発明に係る位相合成回路の第5
実施例を説明するための出力位相と制御コードとの関係
を示す図である。本第5実施例は、入力コードに対応す
る変換後重み制御コードと出力位相との関係を位相イン
ターポレータが使用する位相範囲内でできる限りリニア
にしたものである。すなわち、本第5実施例では、36
0度(2π)の全ての範囲(クロックの1周期の範囲)
ではなく、位相インターポレータが使用する範囲(例え
ば、90度〜270度)においてリニアになるように入
力コードと変換後重み制御コードとの関係を選ぶように
なっている。このように、位相インターポレータが使用
する範囲が限定されることが分かっている場合には、よ
り高い分解能を得ることも可能である。このように、本
第5実施例では、通常望ましい特性である高いリニアリ
ティと高い分解能を実現できる利点がある。
【0033】図13は本発明に係る位相合成回路の第6
実施例を示す回路図である。図13と前述した図2およ
び図3との比較から明らかなように、本第6実施例は、
従来の位相合成回路における通常の重み発生回路(重み
付き和発生回路)に加えて補正重みを発生させる電流D
/Aコンバータ(補正用D/Aコンバータ)2480C
を設けるようになっている。すなわち、本第6実施例で
は、コンパレータ2320の入力に対して、補正用D/
Aコンバータ2480の出力を供給し、入力コードに対
する出力位相の非線形性を補正するようになっている。
この補正用D/Aコンバータ2480には、入力コード
(例えば、6ビット)を補正用制御コードに変換する補
正用制御コード変換回路2490の出力(例えば、4ビ
ット)が供給されている。
【0034】ところで、本第6実施例では、例えば、入
力コード(変換後重み制御コード:6ビット)から各重
み電流I1〜I4を発生する電流D/Aコンバータ(D
/Aコンバータアレイ2340)の分解能は従来と同様
に6ビットのままであり、上述した図6に示す第1実施
例のように分解能を9ビットとする必要はない。このD
/Aコンバータアレイ(2340)が通常の重みの範囲
で得られる非直線性(理想的な直線関係からのずれ)の
幅をカバーするだけの電流出力範囲を持っているのはい
うまでもない。また、補正用D/Aコンバータ2480
は、補正用制御コード変換回路2490により入力コー
ドが変換された例えば、4ビットの補正コードをD/A
変換すればよく、全体としての回路構成を簡略すること
が可能である。
【0035】このように、本第6実施例は、通常の重み
と補正の重みとを合成した合成重みが位相発生に用いら
れるため、補正の重みの値を適当に選ぶことで入力コー
ドと出力位相の間の直線性を改善することができ、そし
て、補正用のデータのビット数を小さくして記憶装置等
の回路量が削減することができると共に、より精密な非
線型性の補正が可能になる。
【0036】図14は本発明に係る位相合成回路の第7
実施例を示す回路図である。図14において、参照符号
2610は制御コード変換回路、2620は位相インタ
ーポレータ、2630は位相比較回路、そして、264
0は校正用制御回路を示している。なお、本第7実施例
の位相合成回路としては、位相インターポレータ262
0の他に制御コード変換回路2610、相比較回路26
30、および、校正用制御回路2640も含むことにな
る。
【0037】図14に示されるように、本第7実施例
は、外部からの基準クロックを受け取り、位相比較回路
2630で出力クロックと基準クロックとの位相比較を
行って校正用制御回路2640を介して制御変換回路2
610のメモリ(例えば、図9に示す第2実施例におけ
るレジスタアレイ2450に相当)に書き込みを行うよ
うになっている。このメモリに対する書き込み処理は、
例えば、システムの電源投入時等の初期設定段階等で行
われる。
【0038】本第7実施例では、入力コードと変換後重
み制御コードとの対応関係を外部から加えた基準クロッ
クの位相を用いて校正するようになっている。すなわ
ち、校正を行うためには外部から可変位相の基準クロッ
クを与えると共に、位相インターポレータ2620側
に、基準クロックと出力クロックの位相を比較する位相
比較回路2630、および、比較した結果(位相の進み
遅れに対応する「0」、「1」のディジタル信号)を処
理するディジタルフィルタ等を有する校正用制御回路2
640等から構成される位相ロックループを適用するよ
うになっている。そして、外部から所望の入力コードを
与えると同時にそのときに出力して欲しい位相を持つ基
準クロックを与え、この状態で位相ロックループを動作
させて変換後重み制御コードを出力クロックが基準クロ
ックと一致するような値に調整し、そのときの入力コー
ドおよび変換後重み制御コードの値をメモリに書き込
む。この操作を入力コードの全てに対して行うことによ
り、出力クロックの所定の位相出力範囲(例えば、1周
期360度(2π)の全範囲)に渡って任意の依存性を
得ることができる。
【0039】図15は本発明に係る位相合成回路の第8
実施例を示す回路図である。上述した第7実施例では、
全ての入力コードに対して基準クロックによる校正を行
うものであるが、本第8実施例は、全入力コードにおけ
る一部の値だけで校正を行うものである。具体的に、本
第8実施例では、4つの点(例えば、90度、180
度、270度、360度(0度))だけで基準クロック
を使用した校正を行い、その間の入力コードに対して
は、校正用制御回路2650が変換後重み制御コードを
線形補間により発生させるようになっている。
【0040】図16は図15に示す位相合成回路の動作
を説明するための図である。図16(a)において、参
照符号ALは位相合成回路の出力信号の位相と制御コー
ドとの間の理想的な曲線(理想直線)を示し、また、R
Loは制御コード変換を行わない場合の出力信号の位相
と制御コードとの間の特性曲線を示す。さらに、図16
(b)において、参照符号RLは本第8実施例の位相合
成回路における出力信号の位相と制御コードとの間の特
性曲線(線形補間したもの)を示している。
【0041】図16(a)に示されるように、一般に位
相インターポレータ(位相合成回路)の非線型性はゆる
やかなS字型にうねった形をしている場合がほとんどで
あるため、例えば、入力コードの90度、180度、2
70度、360度(0度)の4点だけで基準クロックに
よる校正を行って変換後重み制御コードを発生し、その
間の入力コードに対しては線形補間により変換後重み制
御コードを発生させたとしても、十分な線形特性をもた
せることが可能である。このように、本第8実施例は、
所望の特性が線型である場合にはこのような数点だけの
校正を行うことにより、校正のための信号発生器を簡略
化すると共に、校正に要する時間を短縮することができ
るという利点がある。
【0042】図17は本発明に係る位相合成回路の第9
実施例を説明するための図である。図17に示されるよ
うに、本第9実施例は、出力クロックの位相を制御する
ための可変の基準クロックを使う代わりに、位相インタ
ーポレータの駆動クロック(例えば、4位相クロックφ
1〜φ4内の1つのクロックφ1)とわずかに周波数が
異なる基準クロックを用いる。
【0043】具体的に、例えば、位相インターポレータ
の駆動クロックφ1と100ppmの周波数偏差のある
クロックを基準クロックとして用いると、104クロッ
クサイクルで位相差が1周期360度(2π)となる。
この周波数偏差は、位相インターポレータを含む校正用
位相ロックループで十分にトラッキングすることがで
き、この程度のクロックサイクル数の区間では2つのク
ロック位相は時間に対し直線的にずれていくと考えてよ
い。従って、位相ロックループでトラキングされたコー
ド値とクロックサイクル数の関係を積算(積算の周期は
位相差が360度となるタイミングを1周期とする)す
ることで、入力コードと出力クロックの位相を線型とす
る変換後重み制御コードの値を得ることができる。
【0044】上述したように、本発明の各実施例によれ
ば、重み付きの和の発生回路やコンパレータなどのアナ
ログ回路のリニアリティに必要以上の高精度を要求する
ことなく高い精度のリニアリティ(或いは、所望の任意
の依存性)の入力コード対出力位相特性を有する位相イ
ンターポレータを得ることができる。 (付記1) 位相制御のための第1のディジタル制御コ
ードを発生する制御コード発生手段と、前記第1のディ
ジタル制御コードを変換して第2のディジタル制御コー
ドを発生する制御コード変換手段と、入力された複数の
位相クロック信号に前記第2のディジタル制御コードに
対応した重みを与えて和を生成する重み付き和発生手段
とを備え、前記第1のディジタル制御コードと前記第2
のディジタル制御コードとの関係を調整することによ
り、該第1のディジタル制御コードと出力クロックの位
相との関係を制御するようにしたことを特徴とするタイ
ミング信号発生回路。
【0045】(付記2) 付記1に記載のタイミング信
号発生回路において、前記第2のディジタル制御コード
のビット数は、前記第1のディジタル制御コードのビッ
ト数よりも多いことを特徴とするタイミング信号発生回
路。 (付記3) 付記1に記載のタイミング信号発生回路に
おいて、さらに、前記重み付き和発生手段の出力をクロ
ックに変換するコンパレータ回路を備えることを特徴と
するタイミング信号発生回路。
【0046】(付記4) 付記1に記載のタイミング信
号発生回路において、さらに、前記第1のディジタル制
御コードに対応する前記第2のディジタル制御コードを
記憶する記憶手段を備え、該第1のディジタル制御コー
ドをアドレスとして前記記憶手段から対応する該第2の
ディジタル制御コードを読み出して変換を行うことを特
徴とするタイミング信号発生回路。
【0047】(付記5) 付記1に記載のタイミング信
号発生回路において、さらに、前記第1のディジタル制
御コードに対応する前記第2のディジタル制御コードを
記憶する記憶手段を備え、該第1のディジタル制御コー
ドに応じたアップダウン信号により前記記憶手段から対
応する該2のディジタル制御コードを読み出して変換を
行うことを特徴とするタイミング信号発生回路。
【0048】(付記6) 付記4または5のいずれか1
項に記載のタイミング信号発生回路において、前記記憶
手段は、レジスタアレイまたはメモリであることを特徴
とするタイミング信号発生回路。 (付記7) 付記5に記載のタイミング信号発生回路に
おいて、前記記憶手段は、シフトレジスタアレイであ
り、前記アップダウン信号は該シフトレジスタアレイに
対して供給されることを特徴とするタイミング信号発生
回路。
【0049】(付記8) 付記4〜7のいずれか1項に
記載のタイミング信号発生回路において、前記記憶手段
は、前記出力クロックの一周期の分割数をカバーする容
量を有し、前記第1のディジタル制御コードに対応する
前記第2のディジタル制御コードを記憶することを特徴
とするタイミング信号発生回路。 (付記9) 付記4〜8のいずれか1項に記載のタイミ
ング信号発生回路において、さらに、校正用位相を与え
る基準クロックと前記出力クロックとの位相を比較する
位相比較回路と、前記基準クロックの位相を前記第1の
ディジタル制御コードに対応して順次変化させ、前記出
力クロックの位相を校正するための前記第2のディジタ
ル制御コードを確認して前記記憶手段に記憶する校正用
制御回路とを備え、該校正用制御回路により前記第1の
ディジタル制御コードと前記第2のディジタル制御コー
ドとの関係を所望のものに制御することを特徴とするタ
イミング信号発生回路。
【0050】(付記10) 付記9に記載のタイミング
信号発生回路において、前記校正用制御回路は、前記第
1のディジタル制御コードの中で選ばれた複数の点にお
いて、前記出力クロックの位相と所望の基準位相との誤
差が最少となるように前記第2のディジタル制御コード
を校正し、該校正された複数の点以外の前記第1の制御
コードに対しては当該校正を行った点の間を補間するよ
うにして前記第2の制御コードを規定することを特徴と
するタイミング信号発生回路。
【0051】(付記11) 付記9に記載のタイミング
信号発生回路において、前記基準クロックは前記複数の
位相クロック信号とは異なる周波数であり、該基準クロ
ックに前記出力クロックの位相がロックする位相ロック
ループを備え、位相ロックが成立した状態での前記第2
のディジタル制御コードを該基準クロックと該複数の位
相クロック信号との間の位相ずれが複数周期となる時間
に渡って観察し、その結果を用いて該第2のディジタル
制御コードを規定することを特徴とするタイミング信号
発生回路。
【0052】(付記12) 付記9〜11のいずれか1
項に記載のタイミング信号発生回路において、前記第1
のディジタル制御コードと前記出力クロックの位相との
関係をできるだけリニアになるように前記第2のディジ
タル制御コードを規定したことを特徴とするタイミング
信号発生回路。 (付記13) 付記1に記載のタイミング信号発生回路
において、さらに、前記各位相クロック信号の重みを補
正するための補正重み発生回路と、該補正重み発生回路
で発生される補正重みを制御する補正コードを前記第1
のディジタル制御コードから発生させる補正コード発生
手段とを備え、前記第1のディジタル制御コードと前記
補正コードの組が実質的に前記第2のディジタル制御コ
ードを構成することを特徴とするタイミング信号発生回
路。
【0053】(付記14) 入力された第1のディジタ
ル制御コードを変換して第2のディジタル制御コードを
発生する制御コード変換手段と、入力された複数の位相
クロック信号に前記第2のディジタル制御コードに対応
した重みを与えて和を生成する重み付き和発生手段とを
備え、前記第1のディジタル制御コードと前記第2のデ
ィジタル制御コードとの関係を調整することにより、該
第1のディジタル制御コードと出力クロックの位相との
関係を制御するようにしたことを特徴とする位相合成回
路。
【0054】(付記15) 付記14に記載の位相合成
回路において、前記第2のディジタル制御コードのビッ
ト数は、前記第1のディジタル制御コードのビット数よ
りも多いことを特徴とする位相合成回路。 (付記16) 付記14に記載の位相合成回路におい
て、さらに、前記重み付き和発生手段の出力をクロック
に変換するコンパレータ回路を備えることを特徴とする
位相合成回路。
【0055】(付記17) 付記14に記載の位相合成
回路において、さらに、前記第1のディジタル制御コー
ドに対応する前記第2のディジタル制御コードを記憶す
る記憶手段を備え、該第1のディジタル制御コードをア
ドレスとして前記記憶手段から対応する該第2のディジ
タル制御コードを読み出して変換を行うことを特徴とす
る位相合成回路。
【0056】(付記18) 付記14に記載の位相合成
回路において、さらに、前記第1のディジタル制御コー
ドに対応する前記第2のディジタル制御コードを記憶す
る記憶手段を備え、該第1のディジタル制御コードに応
じたアップダウン信号により前記記憶手段から対応する
該2のディジタル制御コードを読み出して変換を行うこ
とを特徴とする位相合成回路。
【0057】(付記19) 付記17または18のいず
れか1項に記載の位相合成回路において、前記記憶手段
は、レジスタアレイまたはメモリであることを特徴とす
る位相合成回路。 (付記20) 付記18に記載の位相合成回路におい
て、前記記憶手段は、シフトレジスタアレイであり、前
記アップダウン信号は該シフトレジスタアレイに対して
供給されることを特徴とする位相合成回路。
【0058】(付記21) 付記17〜20のいずれか
1項に記載の位相合成回路において、前記記憶手段は、
前記出力クロックの一周期の分割数をカバーする容量を
有し、前記第1のディジタル制御コードに対応する前記
第2のディジタル制御コードを記憶することを特徴とす
る位相合成回路。 (付記22) 付記17〜21のいずれか1項に記載の
位相合成回路において、さらに、校正用位相を与える基
準クロックと前記出力クロックとの位相を比較する位相
比較回路と、前記基準クロックの位相を前記第1のディ
ジタル制御コードに対応して順次変化させ、前記出力ク
ロックの位相を校正するための前記第2のディジタル制
御コードを確認して前記記憶手段に記憶する校正用制御
回路とを備え、該校正用制御回路により前記第1のディ
ジタル制御コードと前記第2のディジタル制御コードと
の関係を所望のものに制御することを特徴とする位相合
成回路。
【0059】(付記23) 付記22に記載の位相合成
回路において、前記校正用制御回路は、前記第1のディ
ジタル制御コードの中で選ばれた複数の点において、前
記出力クロックの位相と所望の基準位相との誤差が最少
となるように前記第2のディジタル制御コードを校正
し、該校正された複数の点以外の前記第1の制御コード
に対しては当該校正を行った点の間を補間するようにし
て前記第2の制御コードを規定することを特徴とする位
相合成回路。
【0060】(付記24) 付記22に記載の位相合成
回路において、前記基準クロックは前記複数の位相クロ
ック信号とは異なる周波数であり、該基準クロックに前
記出力クロックの位相がロックする位相ロックループを
備え、位相ロックが成立した状態での前記第2のディジ
タル制御コードを該基準クロックと該複数の位相クロッ
ク信号との間の位相ずれが複数周期となる時間に渡って
観察し、その結果を用いて該第2のディジタル制御コー
ドを規定することを特徴とする位相合成回路。
【0061】(付記25) 付記22〜24のいずれか
1項に記載の位相合成回路において、前記第1のディジ
タル制御コードと前記出力クロックの位相との関係をで
きるだけリニアになるように前記第2のディジタル制御
コードを規定したことを特徴とする位相合成回路。 (付記26) 付記14に記載の位相合成回路におい
て、さらに、前記各位相クロック信号の重みを補正する
ための補正重み発生回路と、該補正重み発生回路で発生
される補正重みを制御する補正コードを前記第1のディ
ジタル制御コードから発生させる補正コード発生手段と
を備え、前記第1のディジタル制御コードと前記補正コ
ードの組が実質的に前記第2のディジタル制御コードを
構成することを特徴とする位相合成回路。
【0062】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、高いリニアリティを持つ位相合成回路およびタイミ
ング信号発生回路をアナログ回路に必要以上のリニアリ
ティを要求することなく実現することができる。さら
に、本発明によれば、位相合成回路の出力信号のタイミ
ングを個別に制御することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マスターおよびスレーブの位相合成回路を有す
るシステムの一例を示すブロック図である。
【図2】従来の位相合成回路の一例を示す図(その1)
である。
【図3】従来の位相合成回路の一例を示す図(その2)
である。
【図4】本発明に係る位相合成回路の原理構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図4に示す位相合成回路の動作を説明するため
の図である。
【図6】本発明に係る位相合成回路の第1実施例を示す
図(その1)である。
【図7】本発明に係る位相合成回路の第1実施例を示す
図(その2)である。
【図8】本発明の位相合成回路における重みの変化の一
例を示す図である。
【図9】本発明に係る位相合成回路の第2実施例を示す
ブロック図である。
【図10】本発明に係る位相合成回路の第3実施例を示
すブロック図である。
【図11】本発明に係る位相合成回路の第4実施例とし
ての制御コード変換回路を示すブロック図である。
【図12】本発明に係る位相合成回路の第5実施例を説
明するための出力位相と制御コードとの関係を示す図で
ある。
【図13】本発明に係る位相合成回路の第6実施例を示
す回路図である。
【図14】本発明に係る位相合成回路の第7実施例を示
す回路図である。
【図15】本発明に係る位相合成回路の第8実施例を示
す回路図である。
【図16】図15に示す位相合成回路の動作を説明する
ための図である。
【図17】本発明に係る位相合成回路の第9実施例を説
明するための図である。
【符号の説明】
2001…クロックレシーバ 2002…制御信号発生回路 2003…クロック用位相インターポレータ(マスタ
ー) 2004…データ用位相インターポレータ(スレーブ) 2005…データレシーバ 2400、2610…制御コード変換回路 2500…重み付き和発生回路 2511〜2514…電流D/Aコンバータ(電流D/
Aコンバータアレイ) 2320,2420…コンパレータ 2330,2430…負荷 2440,2460…デコーダ 2450…レジスタアレイ 2470…アップダウンカウンタ 2480…補正用D/Aコンバータ 2490…補正用制御コード変換回路 2630…位相比較回路 2640,2650…校正用制御回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相制御のための第1のディジタル制御
    コードを発生する制御コード発生手段と、 前記第1のディジタル制御コードを変換して第2のディ
    ジタル制御コードを発生する制御コード変換手段と、 入力された複数の位相クロック信号に前記第2のディジ
    タル制御コードに対応した重みを与えて和を生成する重
    み付き和発生手段とを備え、 前記第1のディジタル制御コードと前記第2のディジタ
    ル制御コードとの関係を調整することにより、該第1の
    ディジタル制御コードと出力クロックの位相との関係を
    制御するようにしたことを特徴とするタイミング信号発
    生回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のタイミング信号発生回
    路において、前記第2のディジタル制御コードのビット
    数は、前記第1のディジタル制御コードのビット数より
    も多いことを特徴とするタイミング信号発生回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のタイミング信号発生回
    路において、さらに、前記第1のディジタル制御コード
    に対応する前記第2のディジタル制御コードを記憶する
    記憶手段を備え、該第1のディジタル制御コードをアド
    レスとして前記記憶手段から対応する該第2のディジタ
    ル制御コードを読み出して変換を行うことを特徴とする
    タイミング信号発生回路。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のタイミング信号発生回
    路において、さらに、前記第1のディジタル制御コード
    に対応する前記第2のディジタル制御コードを記憶する
    記憶手段を備え、該第1のディジタル制御コードに応じ
    たアップダウン信号により前記記憶手段から対応する該
    2のディジタル制御コードを読み出して変換を行うこと
    を特徴とするタイミング信号発生回路。
  5. 【請求項5】 請求項3または4のいずれか1項に記載
    のタイミング信号発生回路において、さらに、 校正用位相を与える基準クロックと前記出力クロックと
    の位相を比較する位相比較回路と、 前記基準クロックの位相を前記第1のディジタル制御コ
    ードに対応して順次変化させ、前記出力クロックの位相
    を校正するための前記第2のディジタル制御コードを確
    認して前記記憶手段に記憶する校正用制御回路とを備
    え、 該校正用制御回路により前記第1のディジタル制御コー
    ドと前記第2のディジタル制御コードとの関係を所望の
    ものに制御することを特徴とするタイミング信号発生回
    路。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のタイミング信号発生回
    路において、前記校正用制御回路は、前記第1のディジ
    タル制御コードの中で選ばれた複数の点において、前記
    出力クロックの位相と所望の基準位相との誤差が最少と
    なるように前記第2のディジタル制御コードを校正し、
    該校正された複数の点以外の前記第1の制御コードに対
    しては当該校正を行った点の間を補間するようにして前
    記第2の制御コードを規定することを特徴とするタイミ
    ング信号発生回路。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のタイミング信号発生回
    路において、前記基準クロックは前記複数の位相クロッ
    ク信号とは異なる周波数であり、該基準クロックに前記
    出力クロックの位相がロックする位相ロックループを備
    え、位相ロックが成立した状態での前記第2のディジタ
    ル制御コードを該基準クロックと該複数の位相クロック
    信号との間の位相ずれが複数周期となる時間に渡って観
    察し、その結果を用いて該第2のディジタル制御コード
    を規定することを特徴とするタイミング信号発生回路。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7のいずれか1項に記載のタ
    イミング信号発生回路において、前記第1のディジタル
    制御コードと前記出力クロックの位相との関係をできる
    だけリニアになるように前記第2のディジタル制御コー
    ドを規定したことを特徴とするタイミング信号発生回
    路。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のタイミング信号発生回
    路において、さらに、 前記各位相クロック信号の重みを補正するための補正重
    み発生回路と、 該補正重み発生回路で発生される補正重みを制御する補
    正コードを前記第1のディジタル制御コードから発生さ
    せる補正コード発生手段とを備え、 前記第1のディジタル制御コードと前記補正コードの組
    が実質的に前記第2のディジタル制御コードを構成する
    ことを特徴とするタイミング信号発生回路。
  10. 【請求項10】 入力された第1のディジタル制御コー
    ドを変換して第2のディジタル制御コードを発生する制
    御コード変換手段と、 入力された複数の位相クロック信号に前記第2のディジ
    タル制御コードに対応した重みを与えて和を生成する重
    み付き和発生手段とを備え、 前記第1のディジタル制御コードと前記第2のディジタ
    ル制御コードとの関係を調整することにより、該第1の
    ディジタル制御コードと出力クロックの位相との関係を
    制御するようにしたことを特徴とする位相合成回路。
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