JP2002122476A - 紫外線被爆量測定装置 - Google Patents

紫外線被爆量測定装置

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JP2002122476A
JP2002122476A JP2000338700A JP2000338700A JP2002122476A JP 2002122476 A JP2002122476 A JP 2002122476A JP 2000338700 A JP2000338700 A JP 2000338700A JP 2000338700 A JP2000338700 A JP 2000338700A JP 2002122476 A JP2002122476 A JP 2002122476A
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ultraviolet
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filter layer
transmittance
measuring device
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Hiroshi Nishizawa
宏 西澤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 累積の紫外線被爆量を感度良く測定できると
ともに多量の累積紫外線被爆量の検出にも適用できる紫
外線被爆量測定装置を提供する。 【解決手段】 紫外線被爆量測定装置は、直線的に延び
る紫外線感応部10と、紫外線感応部10と近接して平
行に延びるスケール部とを、ベースに設けることにより
構成されている。紫外線感応部10は、累積の紫外線吸
収量にしたがって不可逆的に変色する色素層11と、色
素層11を覆い、長手方向に紫外線透過率が変化するフ
ィルター層13とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紫外線被爆量を簡
便に測定できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、オゾン層の破壊等により日光中の
紫外線が増大しつつあり、しみ,そばかす等の美容上の
害や皮膚癌等の健康上の害が懸念されるようになってい
る。このような害を未然に防ぐには、個人が日常生活に
おいて紫外線の被爆を正確に把握する必要がある。その
ために、個人が簡便に累積の紫外線被爆量を測定できる
装置の開発が望まれていた。
【0003】特開平10−288552号公報には、簡
便な紫外線被爆量測定装置が開示されている。この装置
は、基板に、累積の紫外線吸収量に応じて不可逆的に変
色する色素層をコーティングすることにより構成されて
おり、この色素層の色調の変化を色度計で測定すること
により、累積の紫外線被爆量を測定するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平10−2885
52号公報に開示された装置では、累積被爆量と色素層
の色調の変化との関係が一定であり、これを変えること
ができない。そのため、比較的少ない累積被爆量で急激
に色調の変化が生じる色素を用いた場合には、大きな累
積被爆量を測定することができず、また、累積被爆量に
対して色調の変化が緩やかな場合には、測定が不正確に
なってしまう。
【0005】本発明は上記問題を簡潔するためになされ
たものであり、累積の紫外線被爆量を感度良く測定でき
るとともに多量の紫外線被爆量の検出にも適用できる紫
外線被爆量測定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の紫外線被爆量測
定装置は、ベースと、前記ベースに設けられ、累積の紫
外線吸収量にしたがって不可逆的に変色する色素層と、
前記色素層を覆い、所定方向に紫外線透過率が変化する
フィルター層とを含む紫外線感応部を備えている。この
構成により、累積の紫外線被爆量を感度良く測定できる
とともに多量の累積紫外線被爆量の検出にも適用でき
る。
【0007】さらに前記色素層の変色域の寸法を測るた
めのスケール部を有し、前記スケール部が、前記紫外線
感応部に近接して前記ベースに設けられている。この構
成により、累積の紫外線被爆量の測定を簡単に行える。
【0008】さらに、前記紫外線感応部は前記色素層を
複数有し、複数の前記色素層は、前記ベースの近接した
領域に配されるとともに、互いに異なる波長帯域の紫外
線に対して不可逆的に変色する。この構成により、異な
る波長帯域での累積の紫外線被爆量を測定できる。
【0009】さらに、複数の前記色素層の変色域の寸法
を測るための複数のスケール部を有し、前記スケール部
は、複数の前記色素層にそれぞれ近接して前記ベースに
設けられている。この構成により、異なる波長帯域での
累積の紫外線被爆量を簡単に測定できる。
【0010】本発明の紫外線被爆量測定装置は、ベース
と、前記ベースに設けられ、累積の紫外線吸収量にした
がって不可逆的に可視光の透過率が変化する変化層と、
前記変化層を覆い、所定方向に紫外線透過率が変化する
フィルター層とを含む紫外線感応部を備えている。さら
に、前記変化層は、可視光の透過率が累積の紫外線吸収
量にしたがって不可逆的に減少する材質で構成されてい
る。この構成により、累積の紫外線被爆量を感度良く測
定できるとともに多量の累積紫外線被爆量の検出にも適
用できる。
【0011】さらに、前記紫外線感応部は、前記ベース
と前記変化層との間に配された色素層を有している。こ
の構成により、前記変化層の可視光透過率の変化を際立
たせることができる。
【0012】さらに、前記変化層は可視光の透過率変化
とともに発色し、前記色素層は、前記変化層で発色した
色と補色関係にある色を呈している。この構成により、
変化領域が黒色またはそれに近い色となり、前記変化層
の変化をより一層際立たせることができる。
【0013】さらに、前記変化層の透過率の変化領域の
寸法を測るスケール部を有し、前記スケール部は、前記
紫外線感応部に近接して前記ベースに設けられている。
この構成により、累積の紫外線被爆量の測定を簡単に行
える。
【0014】さらに、前記紫外線感応部と前記スケール
部は、直線的に延びて互いに平行をなしている。この構
成により、スケール部を見ることにより、累積の紫外線
被爆量を正確に認識することができる。
【0015】さらに、前記ベースがカードからなる。こ
の構成により、携帯に便利なものとなる。さらに、前記
ベースがフィルムからなり、前記フィルムの裏面に感圧
型の粘着剤が付されている。これにより、装身具や他の
任意の箇所に自由に取り付けることができる。
【0016】さらに、前記フィルター層は、透明な基材
に紫外線透過抑制材料を分散して含有させることにより
構成され、前記紫外線透過抑制材料の密度が前記所定方
向に沿って変化する。この構成により、フィルター層の
透過率を比較的自由に設定することができる。
【0017】さらに、前記フィルター層は、透明な基材
に紫外線透過抑制材料を均等に分散して含有させること
により構成され、前記フィルター層の厚さが前記所定方
向に沿って変化する。この構成により、フィルター層の
透過率を比較的自由に設定することができる。さらに、
前記紫外線感応部は、前記フィルター層と前記色素層と
の間に設けられた中間層を有し、前記フィルター層と中
間層の合計厚さが均等である。この構成により、紫外線
感応部は、全域において紫外線照射条件を等しくするこ
とができる。
【0018】さらに、前記フィルター層は、紫外線透過
率が前記所定方向に沿って連続的に変化する構成である
ことを特徴とする。この構成により、累積の紫外線被爆
量を精密に測定することができる。さらに、前記フィル
ター層は、紫外線透過率が前記フィルター層の一端から
他端まで前記所定方向に沿って一定の変化率で直線的に
減少する構成である。この構成により、フィルター層の
形成が比較的簡単である。
【0019】さらに、前記フィルター層は、紫外線透過
率が前記フィルター層の一端から他端に向かって減少
し、紫外線透過率の減少率が、前記フィルター層の一端
で小さく他端に向かって徐々に増大する構成である。ま
た、前記フィルター層は、紫外線透過率が前記フィルタ
ー層の一端から他端に向かって減少し、紫外線透過率の
減少率が、前記フィルター層の一端で大きく他端に向か
って徐々に減少する構成である。この構成により、累積
の紫外線被爆量と、紫外線感応部の変色領域ないしは変
化領域の寸法との関係を、測定目的に合わせて選択でき
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
の紫外線被爆量測定装置について、図1〜図6を参照し
ながら説明する。図6に示す携帯型の紫外線被爆量測定
装置は、ベースであるカード1の一方の面1a(表面)
に、紫外線感応部10とスケール部20とを近接して設
けることにより構成されている。紫外線感応部10とス
ケール部20は、互いに平行をなし、カード1の長辺と
平行をなして直線的に延びている。図6において、紫外
線感応部10とスケール部20の一方の端の位置を符号
Xで表し、他方の端の位置を符号Yで表す。
【0021】紫外線感応部10は、図1,図2に示すよ
うに3層構造をなしており、カード1の表面1aに一様
に塗布された均一厚さの色素層11と、色素層11を覆
う均一厚さの中間層12と、中間層12を覆う均一厚さ
のフィルター層13とを備えている。
【0022】色素層11は、紫外線を受けることによ
り、発色したり、退色したり、色調が変化する等の変色
が生じる材料例えばロイゴ,シアニン,アニリン,メロ
シアニン,スピロオキサジン,アゾ色素等が用いられ
る。色素層11の材料は、用途によって、反応速度(変
色速度),安定性等を配慮して選択される。本実施の形
態では、反応速度が速い材料が用いられる。色素層11
は、累積の紫外線吸収量に対応して不可逆的に変色す
る。
【0023】中間層12とフィルター層13は、色素層
11と同一の幅と長さを有して同一平面形状を有してい
るが、色素層11より広くしてもよい。中間層12は、
ホウケイ酸ガラス等の紫外線に対する透過率が十分高い
材料により形成されており、色素層11を保護してい
る。中間層12は省いてもよい。
【0024】フィルター層13は、紫外線を良く吸収す
る3価の鉄を含む紫外線吸収材料(紫外線透過抑制材
料)を、透明な樹脂(基材)に分散させることにより構
成されている。フィルター層13における紫外線吸収材
料の分散密度は、図3(A)に示すように位置Xから位
置Yに向けて一定の変化率で直線的に増大する(変化す
る)。その結果、フィルター層13の紫外線透過率は、
図3(B)に示すように、位置Xから位置Yに向けて一
定の変化率で直線的に減少する。
【0025】図6に示すように、スケール部20は目盛
21を有しており、目盛21には累積の紫外線被爆量の
数値(例えばエネルギーの観点からmJ/cm)が付
されている。また、目盛21には数値の代わりに、日本
化粧品工業連合会の基準によるUV−Aについての記号
PA+〜PA+++(Protection Grad
e of UVA)や、SPF(Sun Protec
tion Factor)や、「しみ発生注意」,「皮膚
癌発生注意」等の注意書きを付してもよい。
【0026】次に、上記構成の紫外線被爆量測定装置の
作用(紫外線被爆量測定方法)について説明する。カー
ド型の紫外線被爆量測定装置は、個人がシャツのポケッ
ト等に入れて携帯する。図1に示すように、紫外線感応
部10に紫外線5aが一様に照射されると(図4(A)
参照)、紫外線はフィルター層13を透過し(符号5b
で示す),中間層12を透過し(符号5cで示す)、色
素層11に達する。色素層11に達した紫外線5cの透
過光量すなわち色素層11での吸収光量Qは、照射され
た紫外線5aの光量に比べて減少する。位置X近傍で
は、フィルター層13および中間層12の透過率が非常
に高いので、吸収光量Qは照射光量とほぼ等しい。しか
し、フィルター層13の透過率が位置Xから位置Yに向
かって直線的に減少するため、これに対応して吸収光量
Qは、位置Xから位置Yに向かって直線的に減少する。
各位置での吸収光量Qは、次式で表すことができる。 Q=S×R …(1) ここで、Sは照射光量であり、Rはフィルター層13と
中間層12の透過率(フィルター層13の透過率と実質
的に等しい)である。なお、光量Q,Sは単位時間当た
りの光量であるが、その時間積分値T(Q),T(S)
でも同様の式(2)が成立する。 T(Q)=T(S)×R …(2) 時間積分値T(Q)は色素層11での累積の紫外線吸収
量であり、時間積分値T(S)は、累積の紫外線照射量
である。
【0027】紫外線被爆量測定装置を携帯する個人の皮
膚には、図4に示す紫外線感応部10への照射量とほぼ
同量の紫外線が照射されるので、累積の紫外線照射量T
(S)は、皮膚における累積の紫外線被爆量と実質的に
等しい。したがって、以下の説明では、紫外線被爆量と
して符号T(S)を用いることにする。
【0028】色素層11は、全長にわたって均質であ
り、フィルター層13がなければ、変色の仕方は全長に
わたって同じである。すなわち、累積の紫外線吸収量T
(Q)が所定レベルTv(Q)に達した時に、同時期に
変色がなされる(変色が終了する)。しかし、位置Xか
ら位置Yに向かって紫外線透過率Rが減少するフィルタ
ー層13を用いているため、色素層11での累積の紫外
線吸収量T(Q)は位置Xから位置Yに向かって減少す
る。その結果、紫外線吸収量T(Q)が所定レベルTv
(Q)に達するのに必要な累積の紫外線被爆量T(S)
は、図5に示すように、位置Xで最小であり、位置Yに
向かうにしたがって多くなり、位置Yで最大となる。
【0029】前述の説明から明らかなように、色素層1
1における変色領域A(図1,図6参照)は、累積の紫
外線被爆量T(S)が増大するにしたがって、長くな
る。それ故、色素層11における変色領域Aと未変色領
域Bの境Zの位置をスケール部20の目盛で読みとるこ
とにより、累積の紫外線被爆量T(S)を知ることがで
きる。目盛には、式(2)を書き変えた次の式(3)か
ら求められた累積の紫外線被爆量T(S)が示されてい
る。 T(S)=Tv(Q)÷Rz …(3) なお、Rzは、境Zの位置での紫外線透過率である。
【0030】前述したようにして、累積の紫外線被爆量
T(S)を簡便に測定することができ、しみ,そばかす
等の美容上の害や、皮膚癌等の健康上の害を未然に防ぐ
ことができる。
【0031】次に、本発明の第2の実施の形態の紫外線
被爆量測定装置について、図7を参照して説明する。詳
述すると、測定装置は、図示しないカード(ベース)に
設けられた紫外線感応部10Aを有している。紫外線感
応部10Aは、左右に並んだ(近接した)細長い(直線
的に延びる)2つの色素層14a,14bを有してい
る。一方の色素層14aは、比較的長い波長帯域の紫外
線UV−A(320〜400nm)に対して不可逆的に
変色が生じる色素を一様にコーティングしたものであ
り、他方の色素層14bは、比較的短い波長帯域の紫外
線UV−B(280〜320nm)に対して不可逆的に
変色が生じる色素を一様にコーティングしたものであ
る。紫外線UV−Aは、皮膚の奥まで浸透し、サンタン
(皮膚にメラニン色素がたまって黒くなる症状),長期
暴露に伴う皮膚癌,催寄性等の害が知られている。紫外
線UV−Bは、サンバーン(皮膚が赤く炎症を起こす)
の害が知られている。紫外線UV−Bは、太陽光に占め
る割合が小さいものの、紫外線UV−Aよりエネルギー
が100倍ほど高いので配慮する必要がある。
【0032】紫外線感応部10Aはさらに、色素層14
a,14bを覆う中間層12とフィルター層13を有し
ている。中間層12とフィルター層13は、第1の実施
形態と同じであるから、説明を省略する。
【0033】カードには、色素層14a,14bに近接
しかつ平行をなして直線的に延びるスケール部21a,
21bが設けられている。スケール部21aは、色素層
14aでの変色域の長さを測るためのものであり、スケ
ール部21bは、色素層14bでの変色域の長さを測る
ためのものである。
【0034】第2の実施の形態の紫外線被爆量測定装置
では、波長帯域の異なる紫外線についての累積被爆量を
区別して測定できるので、よりきめ細かな紫外線対策を
図ることができる。第2の実施の形態において、色素層
14a,14bは離れていてもよい。その場合に、中間
層12,フィルター層13も分離されるので、紫外線感
応部は2つの部分に分かれる。フィルター層13の紫外
線透過率の変化の態様は、色素14a,14b毎に異な
っていてもよい。
【0035】次に、本発明の第3の実施の形態の紫外線
被爆量測定装置について、図8を参照して説明する。詳
述すると、紫外線被爆量測定装置は、図示しないカード
(ベース)に設けられた直線的に延びる感応部10Bを
有している。感応部10Bは、色素層16,変化層1
7,フィルター層13を順に重ねることにより、構成さ
れている。色素層16では、紫外線被爆による変色は実
質的に生じず、青色を呈している。
【0036】変化層17は、紫外線の照射により硬化し
て可視光に対する透過率が減少する(変化する)樹脂
を、一様に色素層16に塗布することにより形成されて
いる。変化層17の材料としては、例えば光重合性プレ
ポリマーのポリウレタンアクリレートの黄変型に、開始
材と増感剤を混ぜたものが用いられる。
【0037】フィルター層13は、前述の実施形態と同
じであるから説明を省略する。カードには、紫外線感応
部10Bに近接しかつ平行をなして直線的に延びるスケ
ール部25が設けられている。
【0038】図8に示すように、紫外線感応部10に紫
外線5aが一様に照射されると、紫外線5aはフィルタ
ー層13で一部吸収される。フィルター層13を透過し
た紫外線5bは変化層17で一部吸収される。変化層1
7を透過した紫外線5cは色素層16に達する。フィル
ター層13により、変化層17に達する紫外線5bの光
量は減少する。位置X近傍では、フィルター層13の透
過率が非常に高く実質的に1であり、透過光量は照射光
量とほぼ等しい。しかし、フィルター層13の透過率が
位置Xから位置Yに向かって直線的に減少するため、こ
れに対応して変化層17での紫外線吸収光量は、位置X
から位置Yに向かって直線的に減少する。その結果、変
化層17での累積の紫外線吸収量も位置Xから位置Yに
向かって直線的に減少する。したがって、変化層17で
の透過率低下,黄変をもたらす所定レベルの紫外線吸収
量に達するのに必要な累積の紫外線照射量(紫外線被爆
量)は、位置Xが最小であり、位置Yに向かうにしたが
って多くなり、位置Yで最大となる。これは、第1の実
施の形態と同様である(図5参照)。
【0039】前述したように変化層17において可視光
透過率低下と黄変が生じた領域A’を上から見ると、黒
色に見える。これは、可視光の透過率が低下したこと
と、変化層17の黄色と色素層16の青色が補色関係に
あるためである。累積の紫外線被爆量が増大するにした
がって、変化領域A’が長くなる。それ故、紫外線感応
部10Bにおける黒色の変化領域A’と青色の未変化領
域B’の境Z’の位置をスケール部25の目盛で読みと
ることにより、累積の紫外線被爆量を知ることができ
る。第3の実施の形態において、色素層16は省いても
よい。
【0040】次に、本発明の第4の実施の形態の紫外線
被爆量測定装置について、図9,図10を参照して説明
する。第1の実施の形態と同様に、カード1の表面1a
には、色素層11,中間層18,フィルター層19から
なる紫外線感応部10Cが設けられている。色素層1
1,中間層18,フィルター層19の材料は、第1の実
施の形態の色素層11,中間層12,フィルター層13
と同じであるので説明を省略する。
【0041】第4の実施の形態において、第1の実施の
形態と異なる点について説明する。フィルター層19内
において、紫外線吸収材料が均等に分散している。フィ
ルター層19の厚さは、位置Xから位置Yに向かって直
線的に連続的に変化し、位置Xで最も薄く位置Yで最も
厚くなっている。これによりフィルター層19の透過率
は直線的に変化し、位置Xで最も大きく位置Yで最も小
さくなっている。フィルター層19の紫外線透過特性
は、第1の実施の形態のフィルター層13と同様であ
り、色素層11での変色の仕方,累積の紫外線被爆量の
測定の仕方も第1の実施の形態と同様であるから、説明
を省略する。
【0042】中間層18の厚さは、フィルター層19と
は逆に位置Xで最も厚く位置Yで最も薄くなるように厚
さが直線的に変化している。これにより、フィルター層
19と中間層18とを合わせた層の厚さは全域にわたっ
て均一となり、紫外線の照射条件を均等にすることがで
きる。
【0043】次に、本発明の第5の実施の形態をなすペ
ンダント型の紫外線被爆量測定装置について、図11を
参照して説明する。詳述すると、紫外線被爆量測定装置
は、ペンダント2と、このペンダント2に貼り付けられ
たフィルム3(ベース)と、このフィルム3の表面に設
けられた紫外線感応部10Mとスケール部20Mとを有
している。フィルム3の裏面には感圧型粘着材が付され
ており、フィルム3はペンダント2に押し付けることに
より貼り付けられるようになっている。
【0044】紫外線感応部10Mの平面形状は第1の実
施の形態と異なるが、層構造は第1の実施の形態と同様
であるので、説明を省略する。ペンダント2は露出され
ているので、測定される累積の紫外線被爆量を、皮膚に
おける実際の累積の紫外線被爆量に近づけることができ
る。紫外線感応部10Mとして、第2〜第4実施形態の
層構造を採用してもよい。第2実施形態の層構造を採用
する場合には、スケール部20Mは2つ必要となる。フ
ィルム3は、ペンダント以外の装身具例えばメガネ等に
貼り付けてもよい。
【0045】累積の紫外線被爆量の分解能は、フィルタ
ー層の透過率の変化の仕方を変えることにより、目的に
応じた態様とすることができる。フィルター層の透過率
の変化は、第1〜第3実施の形態ではフィルター層にお
ける紫外線吸収材料の分散密度に依存し、第4態様では
フィルター層の厚さに依存する。以下、各態様について
説明する。
【0046】図12(A)では、フィルター層における
紫外線吸収材料の分散密度(又は厚さ)が位置X近傍で
は小さく位置Yに向かって増大するが、この密度(又は
厚さ)の増加率は位置Yに向かって徐々に大きくなる。
これにより、フィルター層の紫外線透過率は位置Xから
位置Yに向かって減少し、紫外線透過率の減少率は位置
Xから位置Yに向かって徐々に大きくなる。その結果、
第1の実施の形態のように紫外線透過率が一定の変化率
で直線的に減少する場合に比べて、比較的少ない累積紫
外線被爆量での分解能を上げることができる。また、比
較的多い紫外線被爆量での分解能を小さくして大きな紫
外線被爆量を測定することができる。
【0047】図12(B)では、フィルター層における
紫外線吸収材料の分散密度(又は厚さ)が位置X近傍で
は小さく位置Yに向かって増大するが、この密度(又は
厚さ)の増加率は位置Yに向かって徐々に小さくなる。
これにより、フィルター層の紫外線透過率は位置Xから
位置Yに向かって減少し、紫外線透過率の減少率は位置
Xから位置Yに向かって徐々に小さくなる。その結果、
第1の実施の形態のように紫外線透過率が一定の変化率
で直線的に減少する場合に比べて、分解能を紫外線感応
部10の長手方向に均等にしたり、均等に近づけること
ができる。分解能を均等にした場合には、スケール部の
目盛を等間隔にする。
【0048】図12(C)では、フィルター層が位置X
側から順に第1,第2領域を有し、第1領域では、位置
Xから前記第1,第2の領域の境に向かって紫外線吸収
材料の分散密度(又は厚さ)が一定の大きな変化率で増
大し(紫外線透過率が一定の大きな変化率で減少し)、
第2領域では、第1,第2領域の境から位置Yに向かっ
て紫外線吸収材料の分散密度(又は厚さ)が一定の小さ
な変化率で増大する(紫外線透過率が一定の小さな変化
率で減少する)。
【0049】図12(D)では、フィルター層が、位置
X側から順に第1,第2,第3領域を有し、第1領域で
は、位置Xから第1,第2の領域間境に向かって一定の
小さな変化率で紫外線吸収材料の分散密度(又は厚さ)
が増大し(紫外線透過率が一定の小さな変化率で減少
し)、第2領域では第1,第2領域間の境から第2,第
3領域間の境に向かって一定の大きな変化率で紫外線吸
収材料の分散密度(又は厚さ)が増大し(紫外線透過率
が一定の大きな変化率で減少し)、第3領域では第1,
第2領域間の境から位置Yに向かって一定の小さな変化
率で紫外線吸収材料の分散密度(又は厚さ)が増大する
(紫外線透過率が一定の小さな変化率で減少する)。
【0050】図12(E)では、フィルター層における
紫外線吸収材料の分散密度(又は厚さ)が位置Xから位
置Yに向かって段階的に増大し、これにより紫外線透過
率が位置Xから位置Yに向かって段階的に減少する。
【0051】本発明は、前述した実施の形態のみなら
ず、種々の形態を採用可能である。前述した全ての実施
の形態において、紫外線吸収材料の代わりに、酸化亜鉛
や酸化チタン等の紫外線反射材料(紫外線透過抑制材
料)を用いてもよい。
【0052】前述した全ての実施形態において、紫外線
感応部で変色や透明度の変化が緩やかで連続的であり、
境Z,Z’が明瞭でない場合もあるが、この場合には、
基準の色や基準の透明度等をベースに表示しておき、紫
外線感応部においてこの基準の色や透明度と一致した箇
所の目盛を読むことにより、累積の紫外線被爆量を測定
する。
【0053】紫外線感応部が円形をなし、フィルター層
では放射方向に紫外線透過率が変化するようにしてもよ
い。この場合、スケール部は、径方向に直線的に延びる
ようにして設けられる。スケール部は、紫外線感応部と
別のベースに設けてもよい。またスケール部はなくても
よい。
【0054】本発明は、人体以外の対象物における累積
の紫外線被爆量の測定に用いてもよいし、特開平3−2
91540号に記載されているように、累積の紫外線被
爆量測定を介して、累積の紫外線照射光量を測定し、紫
外線発生源の寿命検出等に利用してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、累
積の紫外線被爆量を感度良く測定できるとともに多量の
累積紫外線被爆量の検出にも適用できる紫外線被爆量測
定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる紫外線被爆
量測定装置の紫外線感応部を示す分解斜視図である。
【図2】厚さを誇張した紫外線感応部とベースの拡大断
面図である。
【図3】(A)は、紫外線感応部のフィルター層におけ
る紫外線吸収材料の分散密度を、フィルター層の長手方
向の位置との関係で示す図である。(B)は、紫外線感
応部のフィルター層の紫外線透過率を、フィルター層の
長手方向の位置との関係で示す図である。
【図4】(A)は、紫外線感応部のフィルター層におけ
る紫外線の照射光量を、フィルター層の長手方向の位置
との関係で示す図である。(B)は、紫外線感応部のフ
ィルター層および中間層を透過して色素層に達した光量
を、フィルター層の長手方向の位置との関係で示す図で
ある。
【図5】フィルター層における変色領域と未変色領域と
の境の位置と、累積の紫外線被爆量との関係を示す図で
ある。
【図6】第1の実施の形態をなすカード型の紫外線被爆
量測定装置を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における紫外線感応
部とスケール部とを示す分解斜視図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態における紫外線感応
部とスケール部とを示す分解斜視図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態における紫外線感応
部とスケール部とを示す分解斜視図である。
【図10】第4の実施の形態における厚さを誇張した紫
外線感応部とベースの拡大断面図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態をなすペンダント
型の紫外線被爆量測定装置を示す斜視図である。
【図12】(A)〜(E)は、フィルター層における紫
外線吸収材料の分散密度(又はフィルター層の厚さ)の
変化の異なる態様を、フィルター層の長手方向の位置と
の関係で示す図である。
【符号の説明】
1 カード(ベース) 3 フィルム(ベース) 10,10A,10B,10C,10M 紫外線感応部 11,14a,14b 色素層 13 フィルター層 16 色素層 17 変化層 18 中間層 19 フィルター層 20,21a,21b,25,20M スケール部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースと、 前記ベースに設けられ、累積の紫外線吸収量にしたがっ
    て不可逆的に変色する色素層と、 前記色素層を覆い、所定方向に紫外線透過率が変化する
    フィルター層と、 を含む紫外線感応部を備えたことを特徴とする紫外線被
    爆量測定装置。
  2. 【請求項2】前記色素層の変色域の寸法を測るためのス
    ケール部を有し、前記スケール部が、前記紫外線感応部
    に近接して前記ベースに設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の紫外線量測定装置。
  3. 【請求項3】前記紫外線感応部は前記色素層を複数有
    し、複数の前記色素層は、前記ベースの近接した領域に
    配されるとともに、互いに異なる波長帯域の紫外線に対
    して不可逆的に変色することを特徴とする請求項1記載
    の紫外線被爆量測定装置。
  4. 【請求項4】複数の前記色素層の変色域の寸法を測るた
    めの複数のスケール部を有し、前記スケール部は、複数
    の前記色素層にそれぞれ近接して前記ベースに設けられ
    ていることを特徴とする請求項3記載の紫外線被爆量測
    定装置。
  5. 【請求項5】ベースと、 前記ベースに設けられ、累積の紫外線吸収量にしたがっ
    て不可逆的に可視光の透過率が変化する変化層と、 前記変化層を覆い、所定方向に紫外線透過率が変化する
    フィルター層と、 を含む紫外線感応部を備えたことを特徴とする紫外線被
    爆量測定装置。
  6. 【請求項6】前記変化層は、可視光の透過率が累積の紫
    外線吸収量にしたがって不可逆的に減少する材質で構成
    されていることを特徴とする請求項5記載の紫外線被爆
    量測定装置。
  7. 【請求項7】前記紫外線感応部は、前記ベースと前記変
    化層との間に配された色素層を有していることを特徴と
    する請求項5または6記載の紫外線被爆量測定装置。
  8. 【請求項8】前記変化層は可視光の透過率変化とともに
    発色し、前記色素層は、前記変化層で発色した色と補色
    関係にある色を呈していることを特徴とする請求項7記
    載の紫外線被爆量測定装置。
  9. 【請求項9】前記変化層の透過率の変化領域の寸法を測
    るスケール部を有し、前記スケール部は、前記紫外線感
    応部に近接して前記ベースに設けられていることを特徴
    とする請求項5〜8のいずれか記載の紫外線量測定装
    置。
  10. 【請求項10】前記紫外線感応部と前記スケール部は、
    直線的に延びて互いに平行をなしていることを特徴とす
    る請求項2,4,9のいずれか記載の紫外線被爆量測定
    装置。
  11. 【請求項11】 前記ベースがカードからなることを特
    徴とする請求項1〜10のいずれか記載の紫外線被爆量
    測定装置。
  12. 【請求項12】 前記ベースがフィルムからなり、前記
    フィルムの裏面に感圧型の粘着剤が付されていることを
    特徴とする請求項1〜10のいずれか記載の紫外線被爆
    量測定装置。
  13. 【請求項13】 前記フィルター層は、透明な基材に紫
    外線透過抑制材料を分散して含有させることにより構成
    され、前記紫外線透過抑制材料の密度が前記所定方向に
    沿って変化することを特徴とする請求項1〜12のいず
    れか記載の紫外線被爆量測定装置。
  14. 【請求項14】 前記フィルター層は、透明な基材に紫
    外線透過抑制材料を均等に分散して含有させることによ
    り構成され、前記フィルター層の厚さが前記所定方向に
    沿って変化することを特徴とする請求項1〜12のいず
    れか記載の紫外線被爆量測定装置。
  15. 【請求項15】 前記紫外線感応部は、前記フィルター
    層と前記色素層との間に設けられた中間層を有し、前記
    フィルター層と中間層の合計厚さが均等であることを特
    徴とする請求項14に記載の紫外線被爆量測定装置。
  16. 【請求項16】 前記フィルター層は、紫外線透過率が
    前記所定方向に沿って連続的に変化することを特徴とす
    る請求項1〜15のいずれか記載の紫外線被爆量測定装
    置。
  17. 【請求項17】 前記フィルター層は、紫外線透過率が
    前記フィルター層の一端から他端まで前記所定方向に沿
    って一定の変化率で直線的に減少する構成であることを
    特徴とする請求項16記載の紫外線被爆量測定装置。
  18. 【請求項18】 前記フィルター層は、紫外線透過率が
    前記フィルター層の一端から他端に向かって減少し、紫
    外線透過率の減少率が、前記フィルター層の一端で小さ
    く他端に向かって徐々に増大する構成であることを特徴
    とする請求項16記載の紫外線被爆量測定装置。
  19. 【請求項19】 前記フィルター層は、紫外線透過率が
    前記フィルター層の一端から他端に向かって減少し、紫
    外線透過率の減少率が、前記フィルター層の一端で大き
    く他端に向かって徐々に減少する構成であることを特徴
    とする請求項16記載の紫外線被爆量測定装置。
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