JPH04213032A - 照度計 - Google Patents

照度計

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Publication number
JPH04213032A
JPH04213032A JP3053957A JP5395791A JPH04213032A JP H04213032 A JPH04213032 A JP H04213032A JP 3053957 A JP3053957 A JP 3053957A JP 5395791 A JP5395791 A JP 5395791A JP H04213032 A JPH04213032 A JP H04213032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
cover
photosensitive layer
amount
meter according
Prior art date
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Pending
Application number
JP3053957A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Masuda
学 増田
Toa Matsumoto
松本 東亜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEPITSUKU KK
Original Assignee
TEPITSUKU KK
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Publication date
Application filed by TEPITSUKU KK filed Critical TEPITSUKU KK
Priority to JP3053957A priority Critical patent/JPH04213032A/ja
Publication of JPH04213032A publication Critical patent/JPH04213032A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、簡易ないわゆ
る使い捨てカメラで撮影するに際し、カメラで撮影する
ことができる環境であるか否かについて判断するために
物体からの反射光の強度、すなわち、カメラで撮影する
環境の明るさを測定する露出計として用い、またはその
他の照度の測定に用いる照度計に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、構成が簡単で、安価ないわゆる使
い捨てカメラが急速に普及し、大量に使用されている。 このようなカメラは構成が簡単であり、ストロボ撮影の
機能を備えていないため、使用者はカメラで撮影する環
境が所定の明るさであるか否かについて自身の経験に基
づいて判断している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使い捨
てカメラの使用者がカメラの撮影経験に乏しいと、撮影
不能な環境下で使用し、フィルムを無駄にするおそれが
あり、甚だ不便であった。また、一般に使用されている
照度計(露出計)は構成が複雑であり、高価であった。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、簡易な構造で照度を測定することができ、した
がって、低コスト化を図ることができるようにした照度
計を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の技術的解決手段は、フォトクロミック材料を
合成樹脂に混入して形成した光感応層と、この光感応層
の表面に設けられ、この光感応層における異なる位置ご
とに光をその照射量が異なるように照射させるカバーと
を備えたものである。
【0006】そして、上記カバーは上記光感応層におけ
る順次隣接する位置ごとの光照射量を連続的に、または
階段状に異ならせるように構成するのが好ましく、この
ため、上記カバーを光吸収性の合成樹脂によりその肉厚
が連続的に変化して光透過量を連続的に変化させるよう
に形成し、または肉厚が階段状に変化して光透過量を階
段状に変化させるように形成し、または上記カバーを光
反射性膜により形成することができる。
【0007】または上記技術的手段における光感応層と
カバーの側方における光透過量の減少側に設けられ、高
温から低温に至る複数段階の温度に感応して発色し、所
望の環境温度下における光照射限界量の指標となる指標
部を備えたものである。
【0008】そして、露出計として使用する際、携帯、
測定等の便を図るため、上記光感応層およびカバー、ま
たは上記光感応層、カバーおよび指標部をカメラに一体
的に設けることができる。
【0009】
【作用】したがって、本発明によれば、カバーにより光
感応層における光照射量、すなわち、光強度に対応する
位置の色相を変化させるので、その色相の変化した位置
によりカメラで撮影することができる環境であるか否か
などの照度について判断することができる。このように
簡易な構成により照度を測定することができる。また、
環境温度の差異により光感応層の反応速度が異なる場合
には、異なる温度に感応して発色する複数の指標部を備
えることにより、所望の環境温度下における光照射限界
量について判断することができる。
【0010】
【実施例】まず、本発明の第1の実施例について図面を
参照しながら説明する。図1ないし図3は本発明の第1
の実施例における照度計を示し、図1は照度計をカメラ
に備えて露出計として使用する状態の斜視図、図2は照
度計の平面図、図3はその断面図である。図1ないし図
3に示すように、本実施例においてはカメラ1に備えら
れたものであり、光感応層2と、この光感応層2の表面
のカバー3とが一体的に設けられる。光感応層2は光照
射の有無により色相が可逆的に変化するフォトクロミッ
ク材料を合成樹脂に混入して形成される。フォトクロミ
ック材料としては、好ましくは光照射によって無色から
有色に変化し、また、光の遮断等によって、有色から無
色に可逆的に変化するものであり、例えば、スピロピラ
ン系化合物、スピロオキサジン系化合物、フルギド系化
合物、ビオロゲン系化合物等を用い、このフォトクロミ
ック材料を混入する合成樹脂としては、アクリル系樹脂
、ビニル系樹脂、ウレタン系樹脂等を用いる。カバー3
は一般的な光吸収剤を混入したアクリル系樹脂、ビニル
系樹脂等から形成される。これら光感応層2とカバー3
は一体に成形され、カメラ1のケース4におけるシャッ
ター押しボタン(図示省略)付近の凹入部5内に接着等
の手段により埋設されて一体化される。そして、光感応
層2は一端Aから他端Bに至るに従い肉厚が連続的に薄
く変化するように形成され、カバー3は逆に一端Aから
他端Bに至るに従い肉厚が連続的に厚く変化するように
形成されている。したがって、カバー3は肉厚が次第に
厚くなるに従い、光を透過し難くなり、光感応層2のA
端からB端に至る異なる位置ごとに同一条件下において
は光の照射量が連続的に減少する。すなわち、光感応層
2のA端側では比較的少ない光照射量(弱い光)で発色
し、B端側では比較的多い光照射量(強い光)で発色す
るようになっている。
【0011】以上の構成において、以下、その使用要領
について説明する。カメラ1で撮影を行うのに際し、光
量が少なければ、カバー3のA端側を透過し、光感応層
2のA端側を照射して発色させる。光量が多くなるに従
い、カバー3のA端側よりB端側に光の透過領域が拡大
し、これに伴い、光感応層2もA端側よりB端側に光照
射による発色領域が拡大する。この発色領域を観察する
ことにより、光量の多寡、すなわち、光の強度を知るこ
とができる。したがって、撮影に適さない光量で発色す
る位置と撮影に適する光量で発色する位置に所望の表示
6等、例えば、「BAD」と「GOOD」を施すことに
より、撮影環境の良否について一べつするだけで容易に
確認することができる。
【0012】次に、本発明の第2の実施例について図面
を参照しながら説明する。図4は本発明の第2の実施例
における照度計を示す断面図である。本実施例において
は、図4に示すように、光感応層2の肉厚がA端からB
端に至るに従い階段状に次第に薄く変化するように形成
され、カバー3は逆にA端からB端に至るに従い肉厚が
階段状に次第に厚く変化するように形成されている。し
たがって、カバー3は肉厚が次第に厚くなるに従い、光
を透過し難くなり、光感応層2のA端からB端に至る異
なる位置ごとに光照射量が段階的に減少するように変化
する。すなわち、光感応層2のA端側は比較的少ない光
照射量(弱い光)で発色し、B端側は比較的多い光照射
量(強い光)で発色するようになっている。その他の構
成については上記第1の実施例と同様である。
【0013】本実施例においても、光量が多くなるに従
い、カバー3のA端側よりB端側に光透過領域が拡大し
、これに伴い、光感応層2もA端側よりB端側に光照射
による発色領域が拡大するので、この発色領域を観察す
ることにより、光量の多寡、すなわち、光の強度を知る
ことができる。したがって、撮影に適さない光量で発色
する位置と撮影に適する光量で発色する位置に所望の表
示等を施すことにより、撮影環境の良否について一べつ
するだけで容易に確認することができる。
【0014】次に、本発明の第3の実施例について図面
を参照しながら説明する。図5は本発明の第3の実施例
における照度計を示す断面図である。本実施例において
は、図5に示すように、光感応層2の表面のカバー3が
アルミニウム等の反射膜から成り、蒸着等の手段により
形成されている。このカバー3はA端側からB端側に至
るに従い次第に膜厚がやや厚くなるように形成されてい
る。したがって、カバー3は膜厚が次第に厚くなるに従
い、光を反射して透過し難くなり、光感応層2のA端か
らB端に至る異なる位置ごとに光照射量が連続的に減少
するように変化する。すなわち、光感応層2のA端側は
比較的少ない光照射量(弱い光)で発色し、B端側は比
較的多い光照射量(強い光)で発色するようになってい
る。その他の構成については上記第1の実施例と同様で
ある。
【0015】本実施例においても、光量が多くなるに従
い、カバー3のA端側よりB端側に光透過領域が拡大し
、これに伴い、光感応層2もA端側よりB端側に光照射
による発色領域が拡大するので、この発色領域を観察す
ることにより、光量の多寡、すなわち、光の強度を知る
ことができる。したがって、撮影に適さない光量で発色
する位置と撮影に適する光量で発色する位置に所望の表
示等を施すことにより、撮影環境の良否について一べつ
するだけで容易に確認することができる。
【0016】次に、本発明の第4の実施例について図面
を参照しながら説明する。図6は本発明の第4の実施例
における照度計を示す平面図である。本実施例において
、上記第1の実施例と同一部分については同一符号を付
してその説明を省略し、異なる構成について説明する。 上記第1の実施例において、使用環境温度の差異により
光感応層2の反応速度が異なり、使用環境温度が低くな
る程、光感応層2の反応が早く進行し、使用環境温度が
高くなる程、光感応層2の反応が遅く進行する場合には
、光照射量の限界を示す位置が異なり、光照射量につい
て正確に判断することができない。本実施例においては
、このような問題を解消するものであり、図6に示すよ
うに、光感応層2とカバー3の側方における光透過量の
減少側で複数(図示例では3つ)の指標部7a、7b、
7cが設けられている。これらの指標部7a、7b、7
cは、例えば、上記のようなフォトクロミック材料をア
クリル系等の合成樹脂に混入し、高温から低温に至る複
数段階のいずれかの温度、例えば、気温30度以下、2
0度以下、10度以下にそれぞれ感応して発色すること
ができるように構成されている。そして、高温から低温
に至るに従い順次発色する指標部7a、7b、7cが光
透過量が多い部分から少ない部分に向かって配置されて
いる。そして、光感応層2が気温30度以下、20度以
下、10度以下の各使用環境温度下で各指標部7a、ま
たは7b、または7cの発色位置まで発色領域が拡大す
ることにより光の照射限界量の指標となるように設定さ
れている。
【0017】本実施例においても、光量が多くなるに従
い、カバー3のA端側よりB端側に光透過領域が拡大し
、これに伴い、光感応層2もA端側よりB端側に光照射
による発色領域が拡大する。このとき、使用環境温度、
例えば、気温30度、20度10度に対応する指標部7
a、7b、7cのいずれか、または複数が発色している
ので、その発色位置まで光感応層2の発色領域が拡大し
、その発色領域を観察することにより、光量の多寡、す
なわち、光の強度を知ることができる。したがって、撮
影環境の良否について一べつするだけで容易に確認する
ことができる。
【0018】なお、上記実施例では、カメラ1のケース
4におけるシャッター押しボタン付近に設けているが、
ケース4のその他の箇所に設けることができる。また、
光感応層2とカバー3をケースに納めて携帯するように
してもよい。また、光感応層2は全体がほぼ均一な厚さ
に形成してもよく、塗布により薄膜状に形成することも
できる。また、指標部7a、7b、7cも塗布により薄
膜状に形成することもできる。この指標部は3個に限定
されるものではなく、例えば、春、夏、秋、冬の季節に
対応するように4個用いてもよい。また、本発明は露出
計以外の用途にも使用することができる。この他、本発
明は、その基本的技術思想を逸脱しない範囲で種々設計
変更することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
バーにより光感応層における光照射量、すなわち、光強
度に対応する位置の色相を変化させるので、その色相の
変化した位置によりカメラで撮影することができる環境
であるか否かなどの照度について判断することができる
。このように簡易な構成により照度を測定することがで
きる。したがって、低コスト化を図ることができる。
【0020】また、使用環境温度の差異により光感応層
の反応速度が異なる場合には、異なる温度に感応して発
色する複数の指標部を備えることにより、所望の使用環
境温度下における光照射限界量について判断することが
でき、これに基づき、照度について判断することができ
る。したがって、季節、天候等に左右されることなく使
用することができる。また、光感応層およびカバー、ま
たは光感応層、カバーおよび指標部を露出計としてカメ
ラに設けることにより、携帯、測定等の便を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における照度計を示し、
カメラに備えて露出計として使用する状態の斜視図であ
る。
【図2】同照度計の平面図である。
【図3】同照度計の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例における照度計を示す断
面図である。
【図5】本発明の第3の実施例における照度計を示す断
面図である。
【図6】本発明の第4の実施例における照度計を示す平
面図である。
【符号の説明】
1  カメラ 2  光感応層 3  カバー 7a  指標部 7b  指標部 7c  指標部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フォトクロミック材料を合成樹脂に混
    入して形成した光感応層と、この光感応層の表面に設け
    られ、この光感応層における異なる位置ごとに光をその
    照射量が異なるように照射させるカバーとを備えた照度
    計。
  2. 【請求項2】  カバーが光感応層における順次隣接す
    る位置ごとの光照射量を連続的に異ならせる請求項1記
    載の照度計。
  3. 【請求項3】  カバーが光感応層における順次隣接す
    る位置ごとの光照射量を階段状に異ならせる請求項1記
    載の照度計。
  4. 【請求項4】  カバーが光吸収性の合成樹脂から成り
    、肉厚が連続的に変化して光の透過量を連続的に変化さ
    せるように形成された請求項2記載の照度計。
  5. 【請求項5】  カバーが光吸収性の合成樹脂から成り
    、肉厚が階段状に変化して光の透過量を階段状に変化さ
    せるように形成された請求項3記載の照度計。
  6. 【請求項6】  カバーが光反射性膜から成り、光の透
    過量を順次変化させるように形成された請求項2または
    3記載の照度計。
  7. 【請求項7】  光感応層とカバーの側方における光透
    過量の減少側に設けられ、高温から低温に至る複数段階
    の温度に感応して発色し、所望の環境温度下における光
    照射限界量の指標となる指標部を備えた請求項1ないし
    6のいずれかに記載の照度計。
  8. 【請求項8】  光感応層およびカバーがカメラに一体
    的に設けられた請求項1ないし6のいずれかに記載の照
    度計。
  9. 【請求項9】  光感応層、カバーおよび指標部がカメ
    ラに一体的に設けられた請求項7記載の照度計。
JP3053957A 1990-11-22 1991-02-26 照度計 Pending JPH04213032A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3053957A JPH04213032A (ja) 1990-11-22 1991-02-26 照度計

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-319296 1990-11-22
JP31929690 1990-11-22
JP3053957A JPH04213032A (ja) 1990-11-22 1991-02-26 照度計

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JPH04213032A true JPH04213032A (ja) 1992-08-04

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JP3053957A Pending JPH04213032A (ja) 1990-11-22 1991-02-26 照度計

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JP (1) JPH04213032A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002122476A (ja) * 2000-08-08 2002-04-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 紫外線被爆量測定装置

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