JP2002122207A5 - - Google Patents
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したがって、請求項4の発明では、第1係合機構が係合することにより、第2回転要素と第3回転要素とが、中間軸および各伝動機構を介して連結され、差動歯車機構の全体が一体化される。すなわち、第1係合機構を無段変速機構の駆動部材や従動部材とは異なる軸線上に配置できる。
また、請求項5の発明は、請求項4における前記第1伝動機構が、前記中間軸に回転自在に保持されたアイドルギヤを備え、前記第1係合機構が、前記中間軸と同軸上で該中間軸とアイドルギヤとを連結するように配置されていることを特徴とする変速機である。
したがって請求項5の発明では、中間軸と同軸上でその中間軸にアイドルギヤが連結されているので、第1伝動機構を係合状態とすることにより、第2回転要素と第3回転要素とが連結され、これらの各要素の相対回転(差動回転)が阻止されて、差動歯車機構の全体が一体となって回転する。また、アイドルギヤと第1伝動機構との間、および第2伝動機構でトルクが生じないことにより、これらの歯車でのかみ合い損失が回避される。
また、請求項5の発明は、請求項4における前記第1伝動機構が、前記中間軸に回転自在に保持されたアイドルギヤを備え、前記第1係合機構が、前記中間軸と同軸上で該中間軸とアイドルギヤとを連結するように配置されていることを特徴とする変速機である。
したがって請求項5の発明では、中間軸と同軸上でその中間軸にアイドルギヤが連結されているので、第1伝動機構を係合状態とすることにより、第2回転要素と第3回転要素とが連結され、これらの各要素の相対回転(差動回転)が阻止されて、差動歯車機構の全体が一体となって回転する。また、アイドルギヤと第1伝動機構との間、および第2伝動機構でトルクが生じないことにより、これらの歯車でのかみ合い損失が回避される。
なおこの場合、アイドルギヤ23に第2ギヤ24が噛み合っていることによりこの第2ギヤ24およびこれと一体のサンギヤ12が回転し、また一対のギヤ対17,18が噛み合っていることによりその一方のギヤ17と一体のリングギヤ13が回転するが、第2ギヤ24に入ったトルクは、遊星歯車機構2を介してギヤ対17,18に抜けるのみであるから、遊星歯車機構2がトルクの伝達に関与しない。すなわち、アイドルギヤ23と第2ギヤ24との間、および一対のギヤ対17,18でトルクの伝達が生じないことにより、これらの歯車でのかみ合い損失が回避される。
そして、請求項4の発明によれば、請求項2の発明による効果に加え、第1係合機構が係合することにより、第2回転要素と第3回転要素とが、中間軸および各伝動機構を介して連結され、差動歯車機構の全体が一体化されるので、第1係合機構を無段変速機構の駆動部材や従動部材とは異なる軸線上に配置することが可能になる。
また、請求項5の発明によれば、中間軸と同軸上でその中間軸にアイドルギヤが連結されているので、第1伝動機構を係合状態とすることにより、第2回転要素と第3回転要素とが連結され、これらの各要素の相対回転(差動回転)が阻止されて、差動歯車機構の全体を一体となって回転させることができる。また、アイドルギヤと第1伝動機構との間、および第2伝動機構でトルクが生じないことにより、これらの歯車でのかみ合い損失を回避することができる。
また、請求項5の発明によれば、中間軸と同軸上でその中間軸にアイドルギヤが連結されているので、第1伝動機構を係合状態とすることにより、第2回転要素と第3回転要素とが連結され、これらの各要素の相対回転(差動回転)が阻止されて、差動歯車機構の全体を一体となって回転させることができる。また、アイドルギヤと第1伝動機構との間、および第2伝動機構でトルクが生じないことにより、これらの歯車でのかみ合い損失を回避することができる。
Claims (5)
- 動力源と、その動力源から選択的にトルクが入力される駆動部材とその駆動部材との間で伝動部材を介してトルクが伝達される従動部材とを有する無段変速機構と、前記動力源から選択的にトルクが伝達される第1回転要素と前記動力源から前記無段変速機構を介してトルクが伝達される第2回転要素と出力要素とされた第3回転要素とを有する差動歯車機構と、出力部材とを備えた変速機において、
前記無段変速機構から前記出力部材に到るトルク伝達経路と前記差動歯車機構から前記出力部材に到るトルク伝達経路とを前記動力源に対して個別に連結・遮断するクラッチ機構を備えていることを特徴とする変速機。 - 動力源と、その動力源から選択的にトルクが入力される駆動部材とその駆動部材との間で伝動部材を介してトルクが伝達される従動部材とを有する無段変速機構と、前記動力源から選択的にトルクが伝達される第1回転要素と前記動力源から前記無段変速機構を介してトルクが伝達される第2回転要素と出力要素とされた第3回転要素とを有する差動歯車機構とを備えた変速機において、
前記動力源に常時連結された入力部材と、その入力部材と前記駆動部材とを選択的に連結する発進用係合機構と、前記差動歯車機構のいずれか二つの回転要素同士の差動回転を選択的に阻止する第1係合機構と、前記入力部材と前記第1回転要素とを選択的に連結する第2係合機構とを備えていることを特徴とする変速機。 - 前記従動部材と前記第2回転要素とを連結する伝動機構を更に備え、前記第1係合機構がその伝動機構と前記第3回転要素に連結されている回転部材とを選択的に連結するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の変速機。
- 中間軸と、前記従動部材と前記第2回転要素とを連結する第1伝動機構と、前記第3回転要素と中間軸とを連結する第2伝動機構とを更に備え、前記第1係合機構が前記中間軸と第1伝動機構とを選択的に連結する位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の変速機。
- 前記第1伝動機構が、前記中間軸に回転自在に保持されたアイドルギヤを備え、前記第1係合機構が、前記中間軸と同軸上で該中間軸とアイドルギヤとを連結するように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の変速機。
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JP2002122207A JP2002122207A (ja) | 2002-04-26 |
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