JP2002121919A - ホールの客席装置 - Google Patents
ホールの客席装置Info
- Publication number
- JP2002121919A JP2002121919A JP2000313328A JP2000313328A JP2002121919A JP 2002121919 A JP2002121919 A JP 2002121919A JP 2000313328 A JP2000313328 A JP 2000313328A JP 2000313328 A JP2000313328 A JP 2000313328A JP 2002121919 A JP2002121919 A JP 2002121919A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- desk
- chair
- storage body
- hall
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Abstract
きるホールの客席装置を提供すること。 【解決手段】 客席ユニット1の収納体2に机20とイ
ス21を収納する。前側の収納体2を上昇させてレール
11を後側の収納体2の上面と同一レベルにし、出し入
れ手段13により机20とイス21を後側の収納体2の
上面上へ引き出し、また机20をイス21から引き離
す。次いで出し入れ手段13を収納体2内に引き込ませ
るとともに、収納体2上のイス21を固定手段により位
置決めして固定する。机20とイス21を収納体2上に
引き出せば客席が構築され、収納体2に収納してすべて
の収納体2の上面のレベルを同一にすればフロアにな
る。
Description
換可能なホールの客席装置に関するものである。
場、各種催物会場、展示場などとして多目的利用される
ことが多くなってきている。このため、ホールの床面に
設置されるイスを可変式とし、イスを床上に並べて客席
としたり、あるいはイスを床面から除去して床面をフラ
ットなフロアとして利用することが行われている。
利用するために、客席とフロアに変換可能な様々な客席
装置が提案されている。しかしながら従来の客席装置は
構造が複雑であり、また客席とフロアの変換作業にも手
間がかかりやすいものであった。更には、床面に数多く
の目地が生じやすく、平土間や舞台として使用する際に
支障をきたしやすいものであった。また近年は、パソコ
ンなどの情報端末装置の普及が著しいことから、このよ
うな情報端末装置を客席装置で手軽に使用できるように
することが望ましい。
ロアに簡単に変換でき、且つ情報端末装置の使用も可能
なホールの客席装置を提供することを目的とする。
に変換可能なホールの客席装置であって、机とイスが内
部に収納され且つ机とイスの出し入れ口が開口された収
納体と、机とイスを出し入れ口から収納体に出し入れす
る出し入れ手段と、机とイスを相対的に接近・離間させ
て机とイスの間隔の大きさを調整する間隔調整手段とか
ら客席ユニットを構成し、この客席ユニットを昇降させ
る昇降手段を設け、机とイスを相隣る収納体上に出し入
れできるようにしたものである。
納体を昇降させることにより、ホール内における相隣る
収納体のうちの一方の収納体に収納された机およびイス
のレベルを他方の収納体の上面のレベルと同じレベルに
する。そこで出し入れ手段を作動させて机とイスを一方
の収納体から他方の収納体の上面に取り出し、また間隔
調整手段により机とイスの間隔を調整する。このような
動作を客席ユニット毎に行って机とイスを収納体の上面
に位置させ、かつ必要に応じて収納体を昇降させて、各
客席ユニットの机とイスに所望の高低差を付与する。以
上によりホール内には客席が構築される。また上記動作
と反対の動作を行えば、机とイスは収納体の内部に収納
される。そこですべての収納体の上面を同一レベルにす
れば、これらの収納体の上面により、フラットなフロア
を構築できる。
着脱自在に結合する第1の結合手段と、机とイスを着脱
自在に結合する第2の結合手段を備え、前記出し入れ手
段が、前記間隔調整手段を兼務している。
の間隔を小さくして収納体にコンパクトに収納し、使用
時には机とイスを次位の収納体上に取り出して、その間
隔を調整することができる。
を参照して説明する。図1はホール内部の平面図、図2
および図3はホール内部の側面図、図4,図5,図6,
図7は客席ユニットの側面図、図8(a)は第1の結合
手段と第2の結合手段を示す要部側面図、図8(b),
(c)は同部分拡大側面図、図9はイスの固定手段の側
面図である。
築されている。客席は客席ユニット部A,Bを並設して
構成されている。客席ユニット部Aは机とイスを備えた
客席ユニット1を複数個(本例では6個)横並びに並設
したものであり、客席ユニット部Bは客席ユニット1を
複数個(本例では8個)同様に並設したものである。そ
して客席ユニット部A,Bはホール前部のステージCに
対して、前後方向に多数個並設されている。客席ユニッ
ト部Aと客席ユニット部Bは、客席ユニット1の個数が
相違するが、構造は同一であり、以下客席ユニット部
A,Bの構造を説明する。
同一にした場合を示しており、この状態で客席ユニット
1の上面は床面となる。また図3は客席ユニット1のレ
ベルをステージCの後方へ向って次第に高くした状態を
示している。図2および図3は、客席ユニット1の使用
態様の一例を示している。
作方法を順に示している。図4において、客席ユニット
1は、断面逆コ字形の収納体2を主体としている。収納
体2の内部に机20とイス21が出し入れ自在に収納さ
れている。各々の収納体2はパンタグラフ3により支持
されている。4はパンタグラフ3の駆動用モータであ
る。モータ4を駆動するとパンタグラフ3は作動し、複
数個の客席ユニット1から成る客席ユニット部A,Bは
昇降する。すなわちパンタグラフ3とモータ4は客席ユ
ニット部A,Bの昇降手段となっており、各昇降手段
は、それぞれが支持する単一の客席ユニット部A,Bを
独立して昇降させる。
ス21の出し入れ機構について説明する。収納体2の内
部の底部にはレール11が配設されており、机20とイ
ス21はレール11上に前後方向(図4〜図7において
左右方向)にスライド自在に設置されている。収納体2
の背面は開口されて机20とイス21の出し入れ口12
になっている。収納体2の内部には机20とイス21の
出し入れ手段13が配設されている。この出し入れ手段
13は例えばパンタグラフから成るものであって、モー
タ14が駆動することによりパンタグラフは拡縮し、机
20とイス21をレール11に沿って前後方向にスライ
ドさせて収納体2に出し入れする。
し入れ手段13の先端部には机20に着脱自在に結合す
る第1の結合手段としての電磁石15Aが設けられてい
る。また机20の前面には、この電磁石15Aが吸着す
る鉄片16Aが装着されている。したがって電磁石15
Aと鉄片16Aにより、出し入れ手段13と机20は着
脱自在に結合される。また机20の下部には第2の結合
手段としての電磁石15Bが装着されており、イス21
の下部には鉄片16Bが装着されている。この電磁石1
5Bと鉄片16Bにより、机20とイス21は着脱自在
に結合される。第1の結合手段や第2の結合手段として
は、真空チャック手段なども適用できる。
りたたみ式(本実施の形態では、天板のみが折りたたみ
式)であって、パソコンなどの情報端末装置の使用を可
能とするために設けられたものである。図6において、
電磁石15Bと鉄片16B(図7参照)をオフ(非結合
状態)にし、また電磁石15Aと鉄片16Aをオン(結
合状態)にし、そこで出し入れ手段13を作動させて机
20をイス21に対して相対的に前後方向へスライドさ
せれば、机20とイス21の間隔を調整することができ
る。図6において、左側は机20とイス21を離した状
態を示しており、右側は接近させた状態を示している。
すなわち出し入れ手段13は、机20とイス21を収納
体1に出し入れする手段と、机20とイス21の間隔T
を調整する間隔調整手段を兼務している。机20には情
報端末装置の電源が設けられている。
21を位置決めして固定する固定手段について説明す
る。図9において、収納体2の天井部に開口された開口
部35に、フック30が上下動自在に配設されており、
フック30はスプリング31,32で下方へ付与されて
いる。アーム33が矢印N方向に回転することにより、
フック30はアーム33に押し上げられてその上端部は
図示するように収納体2の天井部の上面の上方へ突出
し、そこで前進してきたイス21の下部に設けられた係
止部材34がフック30の上端部に係合することによ
り、イス21は固定される(鎖線で示す係止部材34を
参照)。また係止部材34がフック30から脱出した状
態で、アーム33が鎖線位置まで回転すると、フック3
0はその上面が収納体2の上面と面一になる高さまでス
プリング31,32のばね力で下降する。勿論、イスの
固定手段は本実施の形態に限定されず、様々な手段が適
用できる。
に示しており、次に図4〜図7を参照して机とイスの出
し入れ動作を説明する。図4は当初の状態を示してい
る。この状態で机20とイス21は収納体2の内部に収
納されており、またすべての収納体2は低レベルにあ
り、その上面はフラットな床面を構成している(図2も
参照)。さて、図5に示すように、昇降手段を作動させ
て前後に相隣る1つおきの収納体2を高レベルに上昇さ
せ、前側のレール11のレベルを後方隣り(次位)の収
納体1の上面と同一レベルにする。
の右側に示すように机20とイス21を後方隣り(次
位)の収納体2のレール11上へ引き出す。以上の動作
において、電磁石15A、15Bは鉄片16A、16B
をチャックしている。次に図6の左側に示すように、電
磁石15Aと鉄片16Aのチャック状態(机20とイス
21の磁気的な結合状態)を解除し、出し入れ手段13
を作動させて机20を後退させ(矢印K)、机20をイ
ス21から間隔Tに引き離す。このとき、図9を参照し
て説明したように、固定手段によりイス21を収納体2
の天井部上に位置決めして固定する。
に示すすべての客席ユニット部A,Bについて行い、す
べての机20とイス21を隣り(後方)の収納体2上に
引き出し、机20とイス21を引き離す。図7はこのよ
うな状態を示している。勿論、必要な机20とイス21
のみを上記のように収納体2上に引き出してもよい。次
に昇降手段3を作動させて、図3に示すようにホールの
前後方向に机20とイス21に所望の高低差を付与すれ
ば、ホール内の客席は完成する。
きは、図4〜図7に示す動作と逆の動作をすればよいの
で、その説明は省略する。またすべての机20とイス2
1を収納体2に収納し、すべての収納体2の上面を同一
レベルにすれば、図2に示すようにフラットなフロアが
実現する。勿論、図2および図3以外の客席パターンを
構築することもできる。
であって、様々な設計変更が可能であり、例えば、机を
収納体に収納して使用することもでき、また収納体の昇
降手段や机・イスの出し入れ手段なども、送りねじ機構
や油圧手段などの様々な手段が適用できる。
単な構造により、迅速に客席とフロアに変換できる客席
装置を実現することができ、またイスの高さを調整し、
様々な客席パターンを実現することができ、またパソコ
ンなどの情報端末装置の使用も可能となる。
要部側面図 (b)要部拡大側面図 (c)要部拡大側面図
Claims (2)
- 【請求項1】 客席とフロアに変換可能なホールの客席
装置であって、机とイスが内部に収納され且つ机とイス
の出し入れ口が開口された収納体と、机とイスを出し入
れ口から収納体に出し入れする出し入れ手段と、机とイ
スを相対的に接近・離間させて机とイスの間隔の大きさ
を調整する間隔調整手段とから客席ユニットを構成し、
この客席ユニットを昇降させる昇降手段を設け、机とイ
スを相隣る収納体上に出し入れできるようにしたことを
特徴とする客席装置。 - 【請求項2】 前記出し入れ手段と机を着脱自在に結合
する第1の結合手段と、机とイスを着脱自在に結合する
第2の結合手段を備え、前記出し入れ手段が前記間隔調
整手段を兼務していることを特徴とする請求項1記載の
客席装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000313328A JP3398359B2 (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | ホールの客席装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000313328A JP3398359B2 (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | ホールの客席装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002121919A true JP2002121919A (ja) | 2002-04-26 |
JP3398359B2 JP3398359B2 (ja) | 2003-04-21 |
Family
ID=18792762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000313328A Expired - Lifetime JP3398359B2 (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | ホールの客席装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3398359B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106760685A (zh) * | 2017-01-20 | 2017-05-31 | 苏州市广播电视总台 | 电视演播厅 |
-
2000
- 2000-10-13 JP JP2000313328A patent/JP3398359B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106760685A (zh) * | 2017-01-20 | 2017-05-31 | 苏州市广播电视总台 | 电视演播厅 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3398359B2 (ja) | 2003-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7401857B2 (en) | Liftable seat in a vehicle | |
JP3398359B2 (ja) | ホールの客席装置 | |
JP2006043286A (ja) | 景品獲得ゲーム装置 | |
US5768724A (en) | Modular RV furniture and method | |
KR100911663B1 (ko) | 실험실습기기 및 컴퓨터용 모니터가 자동 승하강되는 다목적 실험대 | |
JP3272692B2 (ja) | ホールの客席装置 | |
US5228246A (en) | Apparatus for turning up an down seats for telescopic seating system | |
JP4518994B2 (ja) | 机および椅子用連動構造 | |
JP4009283B2 (ja) | 平机と昇降天板付きワゴンデスクとの組合せ家具 | |
JP3427774B2 (ja) | プレゼンテーション家具 | |
CN101327758A (zh) | 活动式多功能车 | |
JP2002306249A (ja) | 多用途机 | |
JPH1057157A (ja) | 昇降天板付きパソコン載置用ワゴンデスク | |
JP2002142877A (ja) | 昇降天板付きワゴンデスク | |
US12007067B2 (en) | Raisable or rotatable bed for console | |
JPH04208110A (ja) | 移動家具 | |
CN202569451U (zh) | 四口麻将机的推升牌机构 | |
JP7215073B2 (ja) | テーブル | |
JP2008048848A (ja) | 椅子 | |
JP2535992Y2 (ja) | テーブルの折りたたみ機構 | |
JPH08338144A (ja) | 舞台設備 | |
JP4716740B2 (ja) | 薄型家具設置装置 | |
JPH11270168A (ja) | 客席可変装置 | |
JP3601841B2 (ja) | ホールの椅子収納装置 | |
JP2787226B2 (ja) | リトラクタブル・シーティング装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3398359 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090214 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090214 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100214 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110214 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110214 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120214 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120214 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130214 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130214 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |