JP2002120694A - シートベルトリトラクタ - Google Patents

シートベルトリトラクタ

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JP2002120694A
JP2002120694A JP2001187680A JP2001187680A JP2002120694A JP 2002120694 A JP2002120694 A JP 2002120694A JP 2001187680 A JP2001187680 A JP 2001187680A JP 2001187680 A JP2001187680 A JP 2001187680A JP 2002120694 A JP2002120694 A JP 2002120694A
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Japan
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seat belt
motor
belt retractor
reel
winding
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JP2001187680A
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English (en)
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Hideaki Yano
秀明 矢野
Koji Tanaka
康二 田中
Hiromasa Tanji
寛雅 丹治
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Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急巻き取り時に巻き取りの立ち上がり特性
のよいシートベルトリトラクタを提供する。 【解決手段】 シートベルトリトラクタ1aは、大きく
分けてフレーム2と、シートベルト3を巻き取るリール
4と、フレーム2の一側に配設され、作動時にリール4
のベルト引出方向CWの回転を阻止するロック手段5
と、このロック手段5の作動によりシートベルトの引き
出しが阻止されたとき、シートベルトの荷重を制限する
フォースリミッタ機構(以下、EA機構ともいう)7
と、車両減速度を検知する減速度検知手段8と、回転ト
ルクを発生するモータ10と、リール4をシートベルト
3の巻取方向CCWに付勢するスプリング手段14とか
らなっている。モータ10として高電圧で動作するモー
タを使用することにより、巻き取り時の立ち上がり特性
を良くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータによりシー
トベルトを巻き取る機構を有するシートベルトリトラク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】シートベルトリトラクタとして、従来使
用されてきたゼンマイによる巻き取り機構に代えて、又
はゼンマイによる巻き取り機構に加えて、モータを使用
した巻き取り機構を有するものが使用され始めている。
このようなモータ駆動式シートベルトリトラクタ(以
下、単に「モータリトラクタ」と称することがある)に
おいては、従来は、約12V又は13.5Vの電圧を印加し
て駆動させるモータを使用したモータリトラクタが用い
られていた。このような方式のモータリトラクタの例と
して、例えば、同一発明者による特願2000−225
424号に記載されるようなものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のシートベルトリ
トラクタは、低電圧(約12V)で駆動するモータを使
用していて、モータの回転トルクを補うためにスプール
とモータとのリンク機構に高ギヤ比を有するギヤを用い
ていたので、ギヤロス(ギヤ同士の問で発生する回動摩
擦によるエネルギー損失)が発生する可能性が考えられ
る。
【0004】又、衝突等の発生前に、モータによりシー
トベルトの弛みを吸収して、衝突発生時のプリテンショ
ナ等の作動を確実にすることが要求されるが、この場
合、応答の早い巻き取り機構の開発が望まれていた。
【0005】さらに、従来においては、シートベルトが
巻き付けられるスプールとモータが別体となっていたの
で、モータを取り付けた場合、シートベルトリトラクタ
の大きさが大きくなるという課題があった。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、モータ駆動式シートベルトリトラクタの動力伝
達機構におけるギヤロスを低減したモータ駆動式シート
ベルトリトラクタを提供すること、緊急巻き取り時に巻
き取りの立ち上がり特性のよいシートベルトリトラクタ
を提供すること、さらには形状をコンパクトにできるモ
ータ駆動式シートベルトリトラクタを提供することを課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段は、モータによりシートベルトを巻き取る
機構を有するシートベルトリトラクタであって、前記モ
ータして高電圧で作動するモータを使用したことを特徴
とするシートベルトリトラクタ(請求項1)である。
【0008】本明細書において、「高電圧」とは、24
Vから120V間の電圧をいう。本手段においては、高
電圧で作動するモータを用いているので、従来のモータ
に対して高トルクが得られ、従って緊急巻き取り時の立
ち上がり特性を良くすることができる。
【0009】前記課題を解決するための第2の手段は、
前記第1の手段であって、モータの軸と、シートベルト
が巻き付いたスプールの軸とが、減速機構を通さないで
結合されていることを特徴とするもの(請求項2)であ
る。
【0010】前述のように、高電圧で作動するモータを
使用した場合、高トルクが得られるので、従来のよう
に、シートベルトを巻き取る巻き取り力を得るため、減
速機構を通してスプールを駆動する必要が無くなる。よ
って、本手段のように、モータの軸とスプールの軸を減
速機構を介さないで結合することができ、その結果、ギ
ヤロスを少なくすることができる。なお、モータの軸と
スプールの軸は、直接結合される必要はなく、間に別の
部材や機構を介して結合されていてもよい前記課題を解
決するための第3の手段は、モータによりシートベルト
を巻き取る機構を有するシートベルトリトラクタであっ
て、前記モータを、シートベルトが巻き付いたスプール
内に収納したことを特徴とするシートベルトリトラクタ
(請求項3)である。
【0011】本手段においては、スプールを駆動するモ
ータがスプール内に収納されているので、モータをスプ
ール外に取り付ける必要が無く、従って、その分だけシ
ートベルトリトラクタの形状をコンパクトにすることが
できる。
【0012】前記課題を解決するための第4の手段は、
前記第3の手段であって、前記モータとして高電圧で作
動するモータを使用したことを特徴とするもの(請求項
4)である。
【0013】高電圧のモータを用いると、モータの形状
をコンパクトにすることができ、さらに、減速機構を必
要としなくなる等の理由により、容易にモータをスプー
ルの内部に組み込むことが可能となる。
【0014】前記課題を解決するための第5の手段は、
前記第3の手段又は前記第4の手段であって、前記モー
タのロータの中心軸と、前記スプールの中心軸とを共通
の軸としたことを特徴とするもの(請求項5)である。
【0015】前記第3の手段、第4の手段においては、
モータをスプール内に収納すれば、その収納方法につい
ては特に限定していない。本手段においては、前記モー
タのロータの中心軸と、前記スプールの中心軸とを共通
の軸とするようにしているので、これにより、シートベ
ルトリトラクタの機械的な構成を容易にすることができ
る。
【0016】前記課題を解決するための第6の手段は、
前記第3の手段から第5の手段のいずれかであって、前
記スプールの回転軸を直接的又は間接的に支持する部材
に、前記ロータの円周方向を囲むようにヨークを取り付
け、当該ヨークの内側に、前記モータのステータを、前
記モータのロータに対面させて設けたことを特徴とする
もの(請求項6)である。
【0017】本手段においては、前記スプールの回転軸
を直接的又は間接的に支持する部材に、前記ロータの円
周方向を囲むようにヨークを取り付け、当該ヨークの内
側に、前記モータのステータを、前記モータのロータに
対面させて設けているので、ステータの取り付けが容易
になると共に、ヨークから外側に漏洩する磁気を少なく
することができ、効率的なモータとすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。なお、図中、各構成成
分の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解で
きる程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に
説明する数値的条件は単なる例示にすぎないことを理解
されたい。
【0019】本発明に係るシートベルトリトラクタは、
高電圧を印加してモータを駆動させるようにしたシート
ベルトリトラクタである。従来では、約12Vの電圧を
用いてモータを駆動させていたが、本発明に係るシート
ベルトリトラクタでは、例えば24V以上、詳しくは2
4Vから120Vの電圧を用いて駆動するモータが使用
されている。
【0020】以下、本発明に係るシートベルトリトラク
タの第1の実施の形態の構成の概要を説明する。図1
は、本発明に係るシートベルトリトラクタの構成を示す
分解斜視図である。図2は、図1に示すシートベルトリ
トラクタの組立状態におけるロック手段側の縦断面図で
ある。図3は、図1に示される減速度検知手段の構成を
拡大して示す部分拡大分解斜視図である。
【0021】図1に示すように、このシートベルトリト
ラクタ1aは、大きく分けてフレーム2と、シートベル
ト3を巻き取るリール4と、フレーム2の一側に配設さ
れ、作動時にリール4のベルト引出方向CWの回転を阻
止するロック手段5と、このロック手段5の作動により
シートベルトの引き出しが阻止されたとき、シートベル
トの荷重を制限するフォースリミッタ機構(以下、EA
機構ともいう)7と、車両減速度を検知する減速度検知
手段8と、回転トルクを発生するモータ10と、リール
4をシートベルト3の巻取方向CCWに付勢するスプリ
ング手段14とからなっている。
【0022】さらに詳しく説明すると、図1に示すよう
に、フレーム2は平行な一対の側壁15、16と、これ
らの側壁15、16を連結する背板17とからなってい
る。このフレーム2内の両側壁15、16間には、シー
トベルト3を巻き取るためのリール4が配設されてい
る。一方の側壁15には円形の大孔15aが穿設されて
いる。また、他方の側壁16にも、円形の大孔16aが
大孔15aと同心に穿設されているとともに、この側壁
16の内側に、内周面に所定数のラチェット歯状の内歯
18aを有する円形の大孔が穿設された内歯形成部材1
8が、これらの内歯18aを大孔16aと同心にして固
定されている。更に、側壁16には、減速度検知手段8
を取り付ける取付孔16bが穿設されている。
【0023】リール4は、シートベルト3を巻き取るシ
ートベルト巻取部4aと、このシートベルト巻取部4a
の両端のフランジ部4b、4cとからなり、その中央に
軸方向に貫通する貫通孔4dが穿設されている。その場
合、貫通孔4dには、図示しないが、側壁15側の端部
が断面正6角形状の孔に形成され、また側壁16側の端
部が、後述するストッパ27が嵌合可能でかつリール4
とストッパ27とが一体回転可能になる断面形状の孔に
形成されている。
【0024】図1に示すように、ロック手段5はロッキ
ングベース19とパウル20とを備えている。ロッキン
グベース19は、ディスク部19aとねじ軸部19bと
からなり、その中心に軸方向に貫通する貫通孔19cが
穿設されている。この貫通孔19cのディスク部19a
に対応する部分は、断面正6角形状孔19c’とされて
いる。また、ディスク部19aには、パウル20を回転
可能に支持するための孔19dが穿設されていると共
に、この孔19dと同心円の円弧状の荷重被伝達部19
eが形成されている。
【0025】この荷重被伝達部19eはパウル20から
の荷重を受けるようになっている。更に、ディスク部1
9aの外周面の荷重被伝達部19eと反対側の部分に
は、所定範囲にわたってギザギザの刻み歯19fが形成
されており、この刻み歯19fは内歯形成部材18の内
歯18aに係合可能となっている。更に、ディスク部1
9aには、後述するパウルスプリング25の一端を支持
するスプリング支持部19gが設けられている。
【0026】一方、パウル20は回転基端に穿設された
孔20aを有しており、この孔20aとロッキングベー
ス19の孔19dとに図示しないピン等の固定具を嵌合
させることにより、パウル20がロッキングベース19
に回転可能に取り付けられている。また、パウル20の
先端には、内歯形成部材18の内歯18aに係合可能な
係止爪20bが形成されていると共に、突出軸からなる
カムフォロワ20cが設けられている。
【0027】更に、パウル20には、円弧状の荷重伝達
部20dが形成されており、この荷重伝達部20dは、
係止爪20bが内歯18aに係合したとき、パウル20
bに作用する反力をロッキングベース19の荷重被伝達
部19eに伝達させるようになっている。すなわち、パ
ウル20bの反力をロッキングベース19で支持するよ
うになっている。
【0028】ロック作動機構6は、ロックギヤ21と、
フライホイール22と、ロックギヤ21とフライホイー
ル22との間に縮設されるフライホイールスプリング2
3、フレーム2の側壁16に着脱可能に固定される第1
リテーナ24と、ロッキングベース19とロックギヤ2
1との間に縮設されるパウルスプリング25とを備えて
いる。ロックギヤ21は、ディスク部19aと、このデ
ィスク部19aの外周に形成され、その外周面に形成さ
れた所定数のラチェット歯状の外歯21bを有する環状
歯部材21cとからなっている。
【0029】ディスク部21aの中心には、筒状のボス
21dが形成されていると共に、このボス21dの近傍
にフライホイール22を回転可能に支持する支持軸62
1eが突設されている。更に、ディスク部19aの外周
側には、フライホイール22の回転を所定範囲に規制す
る第1および第2ストッパ21f、21gが設けられて
いると共に、ディスク部21aを貫通するカム孔21h
が穿設されている。
【0030】このカム孔21hには、パウル20のカム
フォロワ20cが嵌合されるようになっており、従って
ロックギヤ21がロッキングベース19に対して相対回
転したとき、カムフォロワ20cがカム孔21hにガイ
ドされることにより、パウル20が回転するようになっ
ている。
【0031】更に、ディスク部21aにはパウルスプリ
ング25の一端を支持するスプリング支持部21iが設
けられている。フライホイール22は、ロックギヤ21
の支持軸21eに回転可能に嵌合される支持孔22aが
穿設されていると共に、先端に係止爪22bが形成され
た係止部22cが設けられている。そして、フライホイ
ール22が支持孔22aに回転可能に支持されたとき、
この係止部22cは第1および第2ストッパ21f、2
1gの間に位置するようになっている。
【0032】従って、フライホイール22の回転は、第
1および第2ストッパ21f、21gの間に規制され、
係止部22cが第1ストッパ21fに当接しているとき
は係止爪22bが径方向内側に引っ込んだ状態になり、
また係止部22cが第2ストッパ21gに当接している
ときは係止爪22bが径方向外側に突出した状態にな
る。
【0033】更に、フライホイール22には、フライホ
イールスプリング23の一端を支持するスプリング支持
部22dが設けられている。フライホイールスプリング
23は、その一端がフライホイール22のスプリング支
持部22dに支持され、またその他端がロックギヤ21
の図示しないスプリング支持部に支持されて、フライホ
イール22をロックギヤ21に対してベルト引出方向C
Wに常時付勢している。したがって、フライホイール
6.22の非作動時は、係止部22cが第1ストッパ2
1fに当接している。
【0034】図2に示すように、第1リテーナ24は、
ディスク部24aと、このディスク部24aの外周にフ
レーム2側に突出して形成され、側壁16に着脱可能に
固定される第1環状フランジ部24bと、ディスク部2
4aの外周にフレーム2側と反対側に突出して形成され
た第2環状フランジ部24cとからなっている。
【0035】ディスク部24aの中心には貫通孔4dが
穿設されている。また、図2に示すようにディスク部2
4aのフレーム2側の面には、内周面にラチェット歯状
の内歯24eを有する環状歯部材24fが貫通孔24d
と同心に突設されている。この環状歯部材24fは、リ
トラクタ1aが組み立てられたとき、ロックギヤ21の
環状歯部材21cと第1および第2ストッパ21f、2
1gとの間に侵入可能な大きさに設定されている。
【0036】その場合、フライホイール22の係止部2
2cも環状歯部材21cの内側に位置しており、ロック
ギヤ21に対してフライホイール22が回転し、係止部
22cが第2ストッパ21gに当接した位置では、この
係止部22cが内歯24eに係止するようになってい
る。第2環状フランジ部24cには、第1カバー34が
着脱可能に取り付けられている。
【0037】パウルスプリング25は、その一端がロッ
クギヤ21のスプリング支持部21iに支持され、また
その他端がロッキングベース19のスプリング支持部1
9gに支持されて、ロックギヤ21をロッキングベース
19に対してベルト引出方向(CW)に常時付勢してい
る。
【0038】従って、ロックギヤ21の非作動時は、パ
ウル20のカムフォロワ20cがカム孔21hの最内側
位置21h1に位置し、この状態で、ロックギヤ21は
パウルスプリング25によるそれ以上の回転を阻止され
ている。EA機構7は、トーションバー26と、ロッキ
ングベース19のねじ軸部19bに螺合される筒状のス
トッパ27とを備えている。
【0039】トーションバー26は、トーションバー部
26aと、このトーションバー部26aの一端側のロッ
クギヤ21側端部に設けられ、ロッキングベース19の
断面正6角形状孔19’にこのロッキングベース19と
相対回転不能に嵌合する断面、正6角形状の第1トルク
伝達部26bと、この第1トルク伝達部26bの端に設
けられたフランジ部26cと、トーションバー部26a
の他端に設けられた断面正6角形状の第2トルク伝達部
26dと、この第2トルク伝達部26d側の端部に同心
状に穿設された図示しない正6角形状孔と、フランジ部
26cから同心状に突出し、スプライン溝26gが形成
された第2軸部26hとからなっている。
【0040】筒状のストッパ27は内周に、ロッキング
ベース19のねじ軸部19bと螺合する雌ねじ27aが
形成されていると共に、外周にリール4の回転トルクが
伝達される一対の回転トルク伝達部27b、27cがそ
れぞれ設けられている。そして、これらの回転トルク伝
達部27b、27cにより、ストッパ27はリール4と
一体に回転するようになっていると共に、リール4に対
して軸方向に相対的に移動可能となっている。
【0041】従って、ストッパ27がロッキングベース
19に対してベルト引出方向(CW)に回転するような
回転差が生じると、ストッパ27は軸方向に移動してロ
ッキングベース19のディスク部19aに当接するよう
になっている。そして、ストッパ27がロッキングベー
ス19に当接すると、ストッパ27は軸方向移動が停止
し、ロッキングベース19と一体回転するようになる。
【0042】従って、ストッパ27とロッキングベース
19との間に回転差が生じている間は、トーションバー
部26aがねじられるので、EA機構7は車両衝突時の
ベルト荷重を制限するEA機能を発揮するようになり、
ストッパ27がロッキングベース19に当接すると、E
A機能が終了する。このように、ストッパ27およびそ
の雌ねじ27aとロッキングベース19およびそのねじ
軸部19bとにより、EA機能を行う範囲が規定されて
いる。
【0043】図1および図3に示すように、減速度検知
手段8は、側壁16に取り付けられるハウジング28
と、このハウジング28に取り付けられるセンサケース
29と、このセンサケース29に搭載される慣性質量3
0と、この慣性質量30により作動されるアクチュエー
タ31とを備えている。
【0044】ハウジング28は、フレーム2の側壁16
の取付孔16bに嵌合されて取り付けられる嵌合取付部
28aと、センサケース29を支持する一対の支持腕部
28b、28cとからなっている。また、センサケース
29は、支持腕部28b、28cの溝に係合して支持さ
れる一対の被支持部29a、29bと、慣性質量30が
搭載される質量搭載部29cと、アクチュエータ31を
回転可能に支持する一対の支持腕部29d、29eとか
らなっている。
【0045】慣性質量30は、脚部30aと、この脚部
30aの上の質量部30bと、アクチュエータ31を作
動する作動部30cとからなっている。そして、慣性質
量30は質量搭載部29cに搭載されて、通常時は図示
のように直立しているが、車両に所定減速度以上の減速
度が作用したときα方向に傾動して、作動部30cがア
クチュエータ31を回動するようになっている。
【0046】更に、アクチュエータ31は、センサケー
ス29の一対の支持腕部29d、29eの孔に回転可能
に嵌合支持される回転軸部31aと、慣性質量30の作
動部30cによって抑圧される被抑圧部31bと、回転
軸部31aと反対側に設けられ、ロックギヤ21の外歯
21bに係止可能な係止爪31cとからなっている。
【0047】そして、このアクチュエータ31は、慣性
質量30が直立状態のときは最下位置にあって、係止爪
31cが外歯21bに係合しない非係合位置となり、慣
性質量30がα方向に傾動したときは上方へ回転して、
係止爪31cが外歯21bに係合する係合位置となるよ
うにされている。
【0048】図1に示すように、モータ10は、ほぼ厚
肉方形板状の高電圧(例えば24Vから120V)で作
動する高電圧作動モータであって、フレーム2の左側壁
15に取り付けられている。モータ10の回転軸10a
の端部は正6角形状に形成されていて、トーションバー
26の第2トルク伝達部26d側の端面に形成された図
示しない正6角形状孔に嵌合する。
【0049】このモータ10は、車両速度や車両加速度
等の車両走行状態の情報あるいはブレーキペダル踏込速
度やアクセルペダル踏込速度等の車両運転状態の情報等
の車両の各種情報に基づいて図示しないCPUによって
駆動制御されるようになっている。
【0050】高電圧作動モータは、従来のモータ(約1
2Vで作動)と比較すると、回転トルクが強く、かつ回
転速度も速い。したがって、このようにモータ10とリ
ール4とを直接接続しても、所望の回転トルクと回転速
度をリール4に伝達することが可能となる。よって、こ
のように構成すれば、モータ10とリール4との間にギ
ヤを介していないので、ギヤロス(係合するギヤ同士の
回動摩擦によるエネルギー損)がなく、エネルギーの伝
達効率が向上する。更に部品点数を削減することができ
る。又、高電圧のモータを用いることにより、特にモー
タ起動時の立ち上がりを早めることが可能となる。
【0051】次に、本発明の第2の実施の形態の構成に
ついて説明する。なお、以下の説明においては、第1の
実施の形態であるシートベルトリトラクタ1aと共通の
構成については、説明は省略する。
【0052】図4は、本発明の第2の実施の形態である
シートベルトリトラクタの構成を示す分解斜視図であ
る。このシートベルトリトラクタ1bの構成上の特徴
は、第1実施の形態であるシートベルトリトラクタ1a
とは、モータ10とリール4との接続関係のみが異なっ
ていて、その他の構成は同一である。
【0053】つまり、トーションバー26の第2トルク
伝達部26d側の端部に形成された正6角形状孔26e
には、外径の大きなスプールギヤ37の回転中心軸37
a(正6角形状に突出形成されている)が嵌合されてい
る。
【0054】一方、この実施の形態で用いられるモータ
10’は、通常の円筒状の高電圧作動モータであって、
その回転軸には、外径の小さなモータギヤ36が嵌合さ
れている。そして、スプールギヤ37とモータギヤ36
とは互いに係合するようにモータ10’が配置されてい
る。なお、スプールギヤ37の歯数は、モータギヤ36
の歯数よりも多い。
【0055】これら係合し合うスプールギヤ37とモー
タギヤ36は、ギヤケース41、43によって図4に示
すように収納される。なお、ギヤケース41には、スプ
ールギヤ37の回転中心軸37aが回転自在に挿入可能
な孔41aが形成されている。また、ギヤケース43に
は、スプールギヤ37の回転中心軸37aが回転自在に
挿入可能な孔43aとモータ10’の回転軸10a’が
回転自在に挿入可能な孔43bがそれぞれ形成されてい
る。このように構成すれば、高電圧作動モータの高い回
転トルクをさらに大きな回転トルクにしてリール4に伝
達することが可能となる。
【0056】次に、本発明の第3の実施の形態の構成に
ついて説明する。なお、第1の実施の形態、第2実施の
形態であるシートベルトリトラクタと共通する構成につ
いては、以下において説明を省略する。
【0057】図5は、本発明の第3の実施の形態の構成
を示す図であって、(A)はその断面図、(B)は
(A)のA−A断面のスプールのみの構成を抜き出して
示した部分断面図である。
【0058】第3の実施の形態であるシートベルトリト
ラクタ1cの構成上の特徴は、図5(A)、(B)に示
すように、モータ自体をリール4内部に組み込み、リト
ラクタに一体化させた点にある。つまり、このシートベ
ルトリトラクタ1cは、図5(B)に示すように、大き
く分けると、モータが内蔵されたリール50と、リール
50を回転可能に支持するフレーム2’と、リール50
の右側の回転軸である端部53を回転可能に支持するリ
テーナ55と、リール50の左側の回転軸である端部5
7に接続されたコンミュテータ59およびブラシ61の
接触部を外部からの異物の混入から保護するケース63
と、リール50の左側の端部57に接続されたのコンミ
ュテータ59の先端に接続されたスプリング14aを備
えたスプリング手段14と、リール50に回旋されたシ
ートベルト3と、からなる。
【0059】更に詳しく説明すると、リール50は、一
端が閉鎖された中空円筒形状であって、一端には、リー
ル50の回転中心にリール中空部を貫通して長手方向に
伸びた中心軸65が一体的に延出形成されている。この
中心軸65には、図5(B)に示すように、モータ用コ
ア67が圧入されている。このコア67には、図5
(B)に示すように、コイル69が巻かれてある。ま
た、中心軸65の左側の端部57には、コンミュテータ
59が一体的に接続されている。また、右側の端部53
は、リテーナ55の内側面に形成された軸受部671に
回転自在に挿入されている。
【0060】コンミュテータ59は、コイル69と電気
的に接続された所定数の極板が固着されていて、モータ
作動時にケース63に固定され電気的に接続された所定
数のブラシ61と電気的に接触あるいは非接触を繰り返
すことができるように構成されている。中心軸65の左
側の端部57に一体的に接続されたコンミュテータ59
の端には、スプリング手段14と接続される端部73が
突出形成されている。
【0061】フレーム2’は、左側壁15’と右側壁1
6’とを備えていて、それぞれには、リール50が回転
可能な孔75、77がそれぞれ穿設されている。左側壁
15’の孔75の周辺部には、図5(A)、(B)に示
すような、マグネット79、81が2つ立設固着されて
いて、コア67に対し非接触に対向配置させてある。更
に、このマグネット79、81の外側面と接触するよう
に金属製の一端が開口し他端が閉口した円筒状のヨーク
83が左側壁15’に立設固着されている。
【0062】この金属製のヨーク83によって磁力線が
ヨーク83外に出にくくなる。なお、ヨーク83の外径
は、リール50の内側面の内径よりも小さくなるように
構成されている。このようにすれば、左側壁15’に固
着されたヨーク83を非接触に被覆するようにリール5
0が回転可能となる。また、リール50の外壁肉厚部に
は一つのスリット85が所定の場所に形成されていて、
シートベルト3の端部3aがこのスリット85から挿入
されて、ヨーク50の外周面を回旋してスリット85か
ら再びこのシートベルト3が出て来るように構成されて
いる。
【0063】そして、出てきたシートベルトの端部3a
は、既に挿入されているシートベルト3の所定の場所に
縫合されて固定されている。なお、図5(A)では、E
A機構7やロック手段5については、図示することを省
略してあるが、新たに組み付けることは可能である。高
いトルクを発生させる高電圧モータを用いた場合ギヤ等
を省略することが可能になる為、このようにモータがリ
ールの内部に内蔵される様構成でき、シートベルトリト
ラクタのコンパクト化が可能となる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に係る発明においては、従来のモータに対して高ト
ルクが得られ、従って緊急巻き取り時の立ち上がり特性
を良くすることができる。
【0065】請求項2に係る発明においては、ギヤロス
を少なくすることができる。請求項3に係る発明におい
ては、モータをスプール外に取り付ける必要が無く、従
って、その分だけシートベルトリトラクタの形状をコン
パクトにすることができる。
【0066】請求項4に係る発明においては、モータを
スプールの中に容易に組み込むことができる。請求項5
に係る発明においては、シートベルトリトラクタの機械
的な構成を容易にすることができる。
【0067】請求項6に係る発明においては、ステータ
の取り付けが容易になると共に、ヨークから外側に漏洩
する磁気を少なくすることができ、効率的なモータとす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるシートベルト
リトラクタの構成を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すシートベルトリトラクタの組立状態
におけるロック手段側の縦断面図である。
【図3】図1に示すシートベルトリトラクタの減速度検
知手段の構成を拡大して示す部分拡大図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態であるシートベルト
リトラクタの構成を示す分解斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態であるシートベルト
リトラクタの構成を示す図であって、(A)はその断面
図、(B)は(A)のA−A断面のスプールのみの構成
を抜き出して示した部分断面図である。
【符号の説明】
1a…シートベルトリトラクタ、2…フレーム、3…シ
ートベルト、4…リール、4a…シートベルト巻取部、
4b,4c…フランジ部、4d…貫通孔、5…ロック手
段、7…EA機構、8…減速度検知手段、10…モー
タ、11…動力伝達歯車機構、14…スプリング手段、
15,16…側壁、17…背板、15a,16a…大
孔、18a…内歯、19…ロッキングベース、19a…
ディスク部、19b…ねじ軸部、19c…貫通孔、20
…パウル、21…ロックギヤ、22…フライホイール、
23…フライホイールスプリング、24…第1リテー
ナ、25…パウルスプリング、34…第1カバー、26
…トーションバー、27…ストッパ、28…ハウジン
グ、29…センサケース、30…慣性質量、31…アク
チュエータ、36…モータギヤ、37…スプールギヤ、
43…ギヤケース、50…リール、59…コンミュテー
タ、61…ブラシ、63…ケース、67…モータ用コ
ア、79,81…マグネット、83…ヨーク、85…ス
リット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹治 寛雅 東京都港区六本木一丁目4番30号 タカタ 株式会社内 Fターム(参考) 3D018 PA01 5H607 AA12 BB01 BB14 CC09 DD03 EE59 FF24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータによりシートベルトを巻き取る機
    構を有するシートベルトリトラクタであって、前記モー
    タとして高電圧で作動するモータを使用したことを特徴
    とするシートベルトリトラクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシートベルトリトラク
    タであって、モータの軸と、シートベルトが巻き付いた
    スプールの軸とが、減速機構を通さないで結合されてい
    ることを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  3. 【請求項3】 モータによりシートベルトを巻き取る機
    構を有するシートベルトリトラクタであって、前記モー
    タを、シートベルトが巻き付いたスプール内に収納した
    ことを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のシートベルトリトラク
    タであって、前記モータとして高電圧で作動するモータ
    を使用したことを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載のシートベ
    ルトリトラクタであって、前記モータのロータの中心軸
    と、前記スプールの中心軸とを共通の軸としたことを特
    徴とするシートベルトリトラクタ。
  6. 【請求項6】 請求項3から請求項5のうちいずれか1
    項に記載のシートベルトリトラクタであって、前記スプ
    ールの回転軸を直接的又は間接的に支持する部材に、前
    記ロータの円周方向を囲むようにヨークを取り付け、当
    該ヨークの内側に、前記モータのステータを、前記モー
    タのロータに対面させて設けたことを特徴とするシート
    ベルトリトラクタ。
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