JP2002120537A - 車両用風量制御装置 - Google Patents

車両用風量制御装置

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JP2002120537A
JP2002120537A JP2000315219A JP2000315219A JP2002120537A JP 2002120537 A JP2002120537 A JP 2002120537A JP 2000315219 A JP2000315219 A JP 2000315219A JP 2000315219 A JP2000315219 A JP 2000315219A JP 2002120537 A JP2002120537 A JP 2002120537A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め設定された送風特性に基づいて送風して
いて、乗員が手動によって送風量を変更したときに、そ
の時の吹出モードにおける変更後の送風特性を更新およ
び記憶させることで乗員の好みに応じた送風特性を得る
ことが可能とした車両用風量制御装置を実現する。 【解決手段】 送風特性記憶手段が複数の吹出モードご
とに送風特性を有するとともに、記憶された送風特性に
従って送風しているときに、乗員が送風量手動設定手段
によって送風量を変更したとき、そのときの吹出モード
に対応した送風特性を学習して記憶するように配設した
ことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用風量制御装置
に関するもので、特に吹出モードごとに送風特性を学習
制御させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用風量制御装置にお
いて、特許公報3019596号で開示されているもの
が知られている。これによると、予め目標吹出温度情報
に基づいて設定された送風特性に従って、送風している
ときに乗員が手動によって送風量を変更したときには、
変更した送風量を学習制御して目標吹出温度情報の任意
の範囲にわたって、送風特性を乗員の好みに合った特性
に変更することができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成によれば、予め目標吹出温度情報に基づいて設
定された送風特性は、車室内に空調風を吹き出す吹出モ
ード、すなわち、フェイス(FACE)、バイレベル
(B/L)、フット(FOOT)、フットデフロスタ
( FOOT/DEF)およびデフロスタ(DEF)な
どに吹出方向を切り替える吹出モードが異なっても、吹
出モードとは一切関係なく目標吹出温度に対応する送風
量を送風する送風特性を設定されているため、吹出モー
ドが変更すると不具合を生ずるときがある。
【0004】例えば、吹出モードがFACEモードで、
乗員の好みの送風量で運転されていたときに、窓が曇っ
たので窓の曇りを晴らすためにDEFモードに変更し、
かつ送風量を増加させたときに、この送風量がその時に
おける乗員の好みの送風量として記憶していしまい、再
びFACEモードに変更したときには、送風量が多いま
まで乗員の好みの範疇を逸脱してしまい不快感を与えて
しまう問題点がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、予め設定された
送風特性に基づいて送風していて、乗員が手動によって
送風量を変更したときに、その時の吹出モードにおける
変更後の送風特性を更新および記憶させることで乗員の
好みに応じた送風特性を得ることが可能な車両用風量制
御装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1ないし請求項3に記載の技術的手段を採用
する。すなわち、図1に示すように、請求項1の発明で
は、車室内に送風する送風機(23、24)と、環境条
件を検出する環境条件検出手段(33、34、35、3
6)と、この環境条件検出手段(33、34、35、3
6)の検出信号と送風機(23、24)のブロア電圧と
の相対的関係である送風特性を記憶している送風特性記
憶手段(513、523、533、543、553)
と、送風特性記憶手段(513、523、533、54
3、553)が記憶している送風特性に基づいて送風機
(23、24)の送風量を決定する送風量決定手段(5
13、523、533、543、553)と、送風機
(23、24)の送風量を手動設定する送風量手動設定
手段(41)と、送風量決定手段(513、523、5
33、543、553)および送風量手動設定手段(4
1)の各出力信号に基づいて送風機(23、24)の駆
動を制御する駆動手段(30)とを備える車両用風量制
御装置において、送風特性記憶手段(513、523、
533、543、553)は、少なくとも複数の吹出モ
ードごとに送風特性を有し、かつ送風量手動設定手段
(41)によって送風量が変更されたとき、ブロア電圧
を変更する送風特性変更手段(512、522、53
2、542、552)によって送風特性を学習し、送風
特性記憶手段(513、523、533、543、55
3)に記憶された送風特性を更新記憶することを特徴と
している。
【0007】請求項1の発明によれば、少なくとも複数
の吹出モードごとに、環境条件検出手段(33、34、
35、36)の検出信号と送風機(23、24)のブロ
ア電圧との相対的関係である送風特性を有し、送風量が
変更されたときに送風特性変更手段(512、522、
532、542、552)によって送風特性を設定変更
後の送風特性を学習させ、送風特性に反映させるように
したので、乗員は自分の好みに合った送風量の風が吹き
出されることによって快適さを感じるようになるという
効果を有している。
【0008】請求項2の発明では、車室内に送風する送
風機(23、24)と、環境条件を検出する環境条件検
出手段(33、34、35、36)と、この環境条件検
出手段(33、34、35、36)の検出信号に基づい
て車室内へ吹き出す空気の目標吹出温度情報を演算する
目標吹出温度情報演算手段(200)と、この目標吹出
温度情報演算手段(200)によって演算され、目標吹
出温度情報と送風機(23、24)のブロア電圧との相
対的関係である送風特性を目標吹出温度情報の複数のポ
イントにおいて記憶している送風特性記憶手段(51
3、523、533、543、553)と、送風特性記
憶手段(513、523、533、543、553)が
記憶している送風特性に基づいて送風機(23、24)
の送風量を決定する送風量決定手段(513、523、
533、543、553)と、送風機(23、24)の
送風量を手動設定する送風量手動設定手段(41)と、
送風量決定手段(513、523、533、543、5
53)および送風量手動設定手段(41)の各出力信号
に基づいて送風機(23、24)の駆動を制御する駆動
手段(30)とを備える車両用風量制御装置において、
送風特性記憶手段(513、523、533、543、
553)は、少なくとも複数の吹出モードごとに送風特
性を有し、かつ送風量手動設定手段(41)によって送
風量が変更されたとき、ブロア電圧を変更する送風特性
変更手段(512、522、532、542、552)
によって送風特性を学習し、送風特性記憶手段(51
3、523、533、543、553)に記憶された送
風特性を更新記憶することを特徴としている。
【0009】請求項2の発明によれば、少なくとも複数
の吹出モードごとに、目標吹出温度情報と送風機(2
3、24)のブロア電圧との相対的関係である送風特性
を有し、送風量が変更されたときに送風特性変更手段
(512、522、532、542、552)によって
送風特性を設定変更後の送風特性を学習させ、送風特性
に反映させるようにしたので、乗員は自分の好みに合っ
た送風量の風が吹き出されることによって快適さを感じ
るようになるという効果を有している。
【0010】また、乗員が手動で設定変更した送風量を
学習しているので、送風特性が自分の好みに合ったもの
になり、結果的に乗員が送風量を手動で操作する回数を
低減させることができるいう効果を有している。
【0011】また、吹出モードごとに学習された送風特
性を有することで、吹出モードが変更されてもその吹出
モードに適した自分の好みの送風特性で送風量制御が可
能となり、従来、この種の送風特性では、吹出モードが
変更されても送風量が変更される制御となっていないた
め、従来に比べて特定の吹出モードにおける不具合が解
消される。
【0012】請求項3の発明では、送風特性変更手段
(512、522、532、542、552)は、特定
の吹出モードにおいては、送風量手動設定手段(41)
によって変更されても送風特性記憶手段(513、52
3、533、543、553)が記憶されないことを特
徴としている。
【0013】請求項3の発明によれば、特定の吹出モー
ドのときには、送風特性記憶手段(513、523、5
33、543、553)が記憶されないことにより、例
えば、DEFモードのときには、窓ガラスの曇りを晴ら
す目的で設定変更した送風量を更新および記憶されない
ことにより、窓ガラスの曇りは目標吹出温度情報に関係
なく発生するため記憶させても、次回の送風量制御に反
映できるものではなく手動による設定変更が望ましい。
【0014】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用風量制御装
置の一実施形態を図2〜図7に基づいて説明する。ま
ず、図2に示すように、空調ユニット20の最上流側に
は内外気切替ドア22aが設置されている。この内外気
切替ドア22aは外気導入口と内気導入口とが分かれた
部分に配置され、図示しないアクチュエータにより空調
ユニット20に導入する空気の内気と外気の割合を選択
する。
【0016】送風モータ24とこれに固定された送風フ
ァン23は、空調ユニット20内に空気を吸い込んで空
調ユニット20の下流側に送風するものであり、送風フ
ァン23の下流にはエバポレータ25とヒータコア26
が設けられている。
【0017】エバポレータ25は図示しないコンプレッ
サ等と結合され冷房サイクルを構成し、通過する空気を
冷却する。ヒータコア26は図示しないエンジン冷却水
が内部を循環し、自身を通過する空気を加熱する。
【0018】ヒータコア26の上流側にはエアミックス
ドア22bが設けられており、エアミックスドア22b
の開度は図示しないアクチュエータにより調節され、こ
れによってヒータコア26を通過する空気とヒータコア
26をバイパスする空気の割合とが調整され、最下流の
車室内に吹き出す空気の温度がコントロールされる。
【0019】空調ユニット20の最下流にはデフロスタ
(DEF)制御ドア22c、フェイス(FACE)制御
ドア22d、およびフット(FOOT)制御ドア22e
が設けられている。そして、温度コントロールされた空
気は、これら各制御ドア22c、22d、22eを図示
しないアクチュエータにより作動させることによって、
FACE(フェイス)モード、B/L(バイレベル)
モード、 FOOT(フット)モード、F/D(フット
/デフロスタ)モードおよびDEF(デフロスタ)モー
ドのいずれか一つの吹出モードにて吹き出される。
【0020】送風量は、マイクロコンピュータ31から
の出力信号に基づいて送風モータ24を駆動する駆動回
路30にて制御される。マイクロコンピュータ31は図
示しない中央演算処理装置(CPU),ROM,RA
M,スタンバイRAM,I/Oポート,A/D変換機能
等を持ち、それ自体は周知のものである。
【0021】スタンバイRAMはイグニションスイッチ
(以下、IG.と記す)オフの場合においても乗員の好
みを学習した値を記憶(バックアップ)するためのRA
Mであり、IG.がオフであってもバッテリーからI
G.を介さずに直接電源が供給される。また、バッテリ
ーより電源がはずされた状況でも短時間ならばマイクロ
コンピュータ31には電源が供給される様な図示しない
バックアップ用の電源から構成されている。
【0022】また、マイクロコンピュータ31には、車
内の空調に影響を及ぼす環境条件が内気温センサ33,
外気温センサ34,日射センサ35よりそれぞれのレベ
ル変換回路32を介して入力され、これらはマイクロコ
ンピュータ31においてA/D変換され環境条件が読み
込まれる。また乗員の好みの温度は、温度設定スイッチ
36より入力され、レベル変換回路32でレベル変換さ
れ、マイクロコンピュータ31に入力される。
【0023】また、マイクロコンピュータ31には操作
部37からの出力信号が入力される。この操作部37
は、自動制御状態を設定するAUTOスイッチ38、手
動内外気切替スイッチ39、手動吹出モード切替スイッ
チ(FACE、B/L、FOOT、F/D、DEF)4
0、手動送風量切替スイッチ41などから構成される。
【0024】そして、手動送風量切替スイッチ41は、
ロースイッチ41a、ダウンスイッチ41b、アップス
イッチ41c、ハイスイッチ41dおよびオフスイッチ
41eの5つのスイッチから構成されている。このうち
ロースイッチ41aは、押されることによってブロア電
圧を4ボルト(最低電圧)に制御する信号を出力するよ
うに構成されている。またハイスイッチ41dは、押さ
れることによってブロア電圧を12ボルト(最高電圧)
に制御する信号を出力するように構成されている。
【0025】また、ダウンスイッチ41bは、1回押さ
れることによってブロア電圧を1レベル(=0.25ボ
ルト)下げる信号を出力し、アップスイッチ41cは、
1回押されることによってブロア電圧を1レベル(=
0.25ボルト)上げる信号を出力するように構成され
ている。
【0026】次に、マイクロコンピュータ31による基
本的な作動を、図3および図4に示す制御フローチャー
トに従って説明する。マイクロコンピュータ31は、I
G.オンと共にステップ100にて制御を開始し、ステ
ップ110に進み、各種変換、フラグ等の初期値を設定
する。
【0027】次のステップ150では、内気温センサ3
3,外気温センサ34,および日射センサ35からのセ
ンサ信号により環境条件を入力し、温度設定スイッチ3
6および操作部37より操作スイッチの状態を入力す
る。またステップ150では、操作部37からの入力に
対する処理も行う。
【0028】次のステップ200では、ステップ150
で入力した環境条件より車室内に吹き出す空気の目標吹
出温度(以下、TAOと呼ぶ)を下記数式1に従って演
算する。
【0029】TAO=K1× Tset−K2×Tr−
K3×Tam−K4×Ts+C・・・・・・ (数式1)ここで、K1、K2、K3、K4は係数、
Cは定数であり、Tsetは設定温度、Trは内気温
度、Tamは外気温度、Tsは日射量である。
【0030】次に、ステップ300に進み、TAOに対
してエアミックスドア22bの開度が演算され、この開
度となる様に図示しないアクチュエータを駆動回路30
を介して制御し、吹出口から車室内へ吹き出される空気
の温度をコントロールする。
【0031】次に、ステップ400に進み、吹出モード
の状態を演算し、DEF制御ドア22c、FACE制御
ドア22d、およびFOOT制御ドア22eを駆動する
図示しないアクチュエータを駆動回路30を介して制御
する。
【0032】次に、ステップ500に進み、送風量を演
算し、駆動回路30を介して送風モータ24に接続され
た送風ファン23を回転させ、車室内へ吹き出される送
風量を制御する。しかし、乗員が望む風量には個人差が
あり一律に決めることは難しい。そこで、本実施形態で
は、乗員の好みの送風量を乗員のマニュアル操作時に学
習し、乗員の好みを反映した送風特性になる様にしたも
のである。これについては後で詳細に説明する。
【0033】次に、ステップ600に進み、内外気切替
ドア22aによる内外気の導入割合を演算し、図示しな
いアクチュエータを駆動回路30を介して制御する。
【0034】次に、ステップ700に進み、図示しない
コンプレッサの制御を行なう。ステップ700の処理
後、ステップ150に戻って再び各種信号を読み込み、
それによりステップ200でTAOを演算し、以下この
TAOとステップ150により読み込まれたスイッチの
状態によってステップ300、400、500、60
0、700により空調の制御が繰り返される。
【0035】次に、送風特性の学習方法について図4〜
図7に基づいて説明する。ブロア電圧制御ステップ50
0(図3参照)の詳細の制御フローチャートを図4に示
す。
【0036】ステップ500の次のステップ510、5
20、530および540では、ステップ400におい
て演算および各制御ドア22c、22d、22eが制御
された吹出モードの状態を判定する吹出モード判定手段
である。
【0037】例えば、吹出モードがFACEモードのと
きには、ステップ510においてYESと判定しステッ
プ511に進む。このステップ511では、手動送風量
切替スイッチ41により送風量を手動で設定変更がなさ
れたかどうかを判定する。ここで設定変更がなければN
Oと判定されて次のステップ513(送風特性記憶手
段)に進む。
【0038】ステップ513(送風特性記憶手段)で
は、図5に示すように、目標吹出温度TAOに対応する
ブロア電圧特性に従ってブロア電圧VF が決定され
る。このブロア電圧特性は、最も一般的な人のTAOに
対するブロア電圧VF を示すものであり、この特性は
ROMに記憶されている。
【0039】また、この送風特性は、送風量のオート制
御において一般的なものであり、TAOは横軸左方向に
沿って低くなる。TAO≦T1では最大冷房状態となり
ブロア電圧はVH となる。この状態は内気温度Trが設
定温度Tsetよりもかなり高く急速冷房状態であるこ
とを意味する。
【0040】そして、TAOがT1より徐々に上がり、
内気温度Trが設定温度Tsetに近づいてくるT3に
なるまで、ブロア電圧VFは徐々に低下する。内気温度
Trが設定温度Tsetに近い状態であるT3≦TAO
<T5ではブロア電圧VFはLOであるVL となる。T
AOがT5より徐々に高くなるとブロア電圧VF は徐
々に上昇する。
【0041】そして、TAO≧T7ではVF=VHとな
る。この状態は内気温度Trが設定温度Tsetよりも
かなり低く、最大暖房状態であることを意味する。ここ
では、この送風特性によってTAOに対応したブロア電
圧VFを演算するものである。
【0042】そして、ステップ560において、演算さ
れたブロア電圧VFを駆動回路30を介して送風モータ
24に出力させて送風量を制御してステップ600に進
むものである。
【0043】ところが、上述した手動送風量切替スイッ
チ41のうちロースイッチ41a、ダウンスイッチ41
b、アップスイッチ41c、ハイスイッチ41dのいず
れか一つでも操作することによって、手動による設定変
更をしたときには、マイクロコンピュータ31および駆
動回路30を介して送風モータ24に供給されるブロア
電圧VFを変更させて車室内に吹き出される送風量を可
変するとともに、制御フローチャートのステップ511
の送風量を手動操作したか?の判定手段でYESと判定
されステップ512に進む。
【0044】ステップ512では、変更前のオート制御
の送風特性から手動設定された状態に変更(学習)特性
を演算する送風特性変更手段である。ここで、具体的に
本実施形態の複数回設定変更を行ったときの変更(学
習)方法を図6(a)〜図6(c)を用いて具体的に説
明する。
【0045】まず、一回目の設定変更では、図6(a)
に示すように、一部破線で示す上記に述べた図5の送風
特性(オート制御)から乗員の操作によって操作点1の
ようにブロア電圧を低下させると、TAOに対応するブ
ロア電圧VF特性を操作点1を通るようにオート制御の
傾斜線の部分を平行に移動させ、実線で示すような一回
目の変更(学習)後の送風特性に変更される。
【0046】そして、次のステップ513においては、
オート制御から一回目の変更後の送風特性に更新して記
憶させ、これ以降の送風量制御を変更後の送風特性でブ
ロア電圧VFを演算して、ステップ560でブロア電圧
VFを、駆動回路30を介して送風モータ24に出力し
て送風量の送風量制御を行う。
【0047】次に、二回目の設定変更があったときに
は、例えば、図6(b)に示すように、一点鎖線で示す
一回目の変更後(学習)送風特性から乗員の操作によっ
て操作点2のようにブロア電圧を上昇させると変更後の
送風特性は操作点1および操作点2を通るように傾斜線
の傾きを変更させ、実線で示すような二回目の変更(学
習)後の送風特性に変更される。
【0048】そして、一回目と同じように、ステップ5
13において、一回目の変更後(学習)の送風特性から
二回目の変更後(学習)の送風特性に更新して記憶さ
せ、これ以降の送風量制御を変更後の送風特性でブロア
電圧VFを演算して、ステップ560でブロア電圧VF
を、駆動回路30を介して送風モータ24に出力して送
風量の送風量制御を行う。
【0049】さらに、三回目の設定変更があったときに
は、例えば、図6(c)に示すように、二点鎖線で示す
二回目の変更後(学習)の送風特性から乗員の操作によ
って操作点3のようにブロア電圧を低下させると変更後
の送風特性は操作点1、操作点2および操作点3を最小
二乗に近似するように傾斜線の傾きを変更させ、実線で
示すような三回目の変更(学習)後の送風特性に変更さ
れる。
【0050】そして、二回目と同じように、ステップ5
13において、二回目の変更後(学習)の送風特性から
三回目の変更後(学習)の送風特性に更新して記憶さ
せ、これ以降の送風量制御を変更後の特性でブロア電圧
VFを演算して、ステップ560でブロア電圧VFを、
駆動回路30を介して送風モータ24に出力して送風量
の送風量制御を行う。
【0051】なお、三回目以上の設定変更に対しては、
各操作点を最小二乗に近似する傾きを求めるように変更
(学習)特性を演算すると良い。
【0052】また、これらの複数の操作点は、イグニシ
ョンスイッチ、吹出モード切り替えおよび手動送風量切
替スイッチ41のオフスイッチ41eなどが操作された
ときや数回以前の操作点はカウントしないことでも良
い。
【0053】また、これらの設定変更の演算、更新およ
び記憶は、設定変更の誤操作を防止するために手動設定
完了後所定時間(ここでは、5秒程度)経過後に変更
(学習)特性に変更するものとする。
【0054】以上、吹出モード判定手段が、FACEモ
ードのときについて説明したが、他の吹出モードにおい
ても同様に、ステップ521、531、541および5
51で送風量を手動で設定変更がなされたかどうかを判
定し、設定変更がなければステップ523、533、5
43および553で送風特性を予め設定されたオート制
御によるTAOに対応するブロア電圧VFを演算させ、
設定変更があればステップ522、532、542およ
び552で送風特性をオート制御から変更(学習)特性
にTAOに対するブロア電圧VFを演算させて、ステッ
プ523、533、543および553でオート制御か
ら一回目の変更(学習)特性に送風特性を更新して記憶
させ、これ以降の送風量制御を変更後の特性でブロア電
圧VFを演算して、ステップ560でブロア電圧VF
を、駆動回路30を介して送風モータ24に出力して送
風量の送風量制御を行うものである。
【0055】以上の一実施形態によれば、図7(a)〜
図7(e)に示すように、吹出モードごとに、TAOに
対応したブロア電圧VFとの送風特性を、予め設定され
た送風特性(オート制御)から乗員が手動で設定変更さ
せることで、この設定変更後の送風特性を学習し、送風
特性に反映させるようにしたので、乗員は自分の好みに
合った送風量の風が吹き出されることによって快適さを
感じるようになるという効果を有している。
【0056】また、乗員が手動で設定変更した送風量を
学習しているので、送風特性が自分の好みに合ったもの
になり、結果的に乗員が送風量を手動で操作する回数を
低減させることができるいう効果を有している。
【0057】また、吹出モードごとに学習された送風特
性を有することで、吹出モードが変更されてもその吹出
モードに適した自分の好みの送風特性で送風量制御が可
能となり、従来のこの種の送風特性では、吹出モードが
変更されても送風量が変更される制御となっていないた
め、従来に比べて特定の吹出モードにおける不具合が解
消される。
【0058】また、ステップ512、522、532、
542、552およびステップ513、523、53
3、543、553において、乗員が設定変更した数回
前の操作点を考慮した変更(学習)後の送風特性に変
更、更新および記憶することにより、乗員の好みに応じ
た送風特性に迅速に対応ができるとともに設定変更の回
数が低減できる。
【0059】(他の実施形態)以上の一実施形態では、
吹出モードごとに乗員の設定変更による変更後(学習)
の送風特性に演算し、更新および記憶できる説明をした
が、これに限らず、特定モードのときには、設定変更が
あっても送風モータ24が可変され送風量が変更されて
も、オート制御から変更後(学習)の送風特性に変更さ
せないようにしても良い。例えば、図8に示すように、
吹出モードがDEFモードのときには、ステップ500
のブロア電圧制御において、送風量を手動で設定変更が
なされたかどうかを判定する手段を取り除き、常時ステ
ップ553の予め設定されたオート制御による送風特性
による送風量制御を行うものである。そこで、乗員によ
る設定変更があって送風モータ24が可変されても、送
風特性を変更後の送風特性に演算し、更新および記憶さ
せないようにしてある。
【0060】これにより、DEFモードにおいて、窓ガ
ラスの曇りを晴らす目的で設定変更した送風量を更新お
よび記憶されないことにより、窓ガラスの曇りはTAO
に関係なく発生するため記憶させても、次回の送風量制
御に反映できるものではなく手動による設定変更が望ま
しい。
【0061】また、以上の実施形態では、特定の吹出モ
ードを除いた他の吹出モードごとにそれぞれに、送風特
性を変更後の送風特性に演算し、更新および記憶できる
ようにマイクロコンピュータ31に組み込んであるが、
FACEモードとB/LモードおよびFOOTモードと
F/Dモードをそれぞれ共通使用させて2種類の吹出モ
ードが変更後の送風特性に演算し更新および記憶できる
ようにしても良い。これにより、マイクロコンピュータ
31のROMの容量が軽減できる。
【0062】また、以上の実施形態では、操作部37と
してアップスイッチ41cおよびダウンスイッチ41b
を設け、これらを操作することによって風量を細かく設
定できるようにしたので、乗員は自分が設定したい風量
に極めて近い風量を設定することができる。またこれに
よって、送風特性は、乗員が設定したい風量に極めて近
い風量になるように学習変更されるので、送風特性を本
当の意味で自分の好みに合ったものにすることができ
る。
【0063】また、以上の実施形態では、送風特性をT
AOから求めたが、これに限らず、環境条件から検出さ
れた内気温度Tr、外気温度 Tam、日射量 Tsおよ
び乗員が設定する設定温度Tsetから決まる送風特性
を吹出モードごとに学習させることでも良い。
【0064】なお、学習した内容をIG.オフ時にも記
憶するためスタンバイRAMを用いたが、スタンバイR
AMを用いずに不揮発性メモリを用いても良い。この場
合もIG.オフ時、さらにバッテリーからの電源の供給
が停止しても学習した内容は保存される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成図である。
【図2】本発明の一実施形態における車両用風量制御装
置の全体構成を示す構成図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるマイクロコンピュ
ータの空調制御を示す制御フローチャートである。
【図4】図3のステップ500の詳細を示す制御フロー
チャートである。
【図5】本発明の一実施形態におけるマイクロコンピュ
ータに記憶された送風特性を示す特性図である。
【図6】(a)は、本発明の一実施形態における送風特
性変更手段の一回目の変更(学習)後の送風特性を示す
特性図、(b)は、送風特性変更手段の二回目の変更
(学習)後の送風特性を示す特性図、(c)は、送風特
性変更手段の三回目の変更(学習)後の送風特性を示す
特性図である。
【図7】(a)は、FASEモードにおける変更(学
習)後の送風特性を示す特性図、(b)は、B/Lモー
ドにおける変更(学習)後の送風特性を示す特性図、
(c)は、FOOTモードにおける変更(学習)後の送
風特性を示す特性図、(d)は、F/Dモードにおける
変更(学習)後の送風特性を示す特性図、(e)は、D
EFモードにおける変更(学習)後の送風特性を示す特
性図である。
【図8】他の実施形態におけるブロア電圧制御の詳細を
示す制御フローチャートである。
【符号の説明】
23…送風ファン(送風機) 24…送風モータ(送風機) 30…駆動回路 33…内気温センサ(環境条件検出手段) 34…外気温センサ(環境条件検出手段) 35…日射センサ(環境条件検出手段) 36…温度設定スイッチ(環境条件検出手段) 41…手動送風量切替スイッチ(送風量手動設定手段) 200…目標吹出温度の演算(目標吹出温度情報演算手
段) 512、522、532、542、552…送風特性変
更手段 513、523、533、543、553…送風特性記
憶手段、送風量決定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神谷 敏文 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 梶野 祐一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3L011 AU02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に送風する送風機(23、24)
    と、 車室内の空調状態に影響を及ぼす環境条件を検出する環
    境条件検出手段(33、34、35、36)と、 前記環境条件検出手段(33、34、35、36)の検
    出信号と前記送風機(23、24)のブロア電圧との相
    対的関係である送風特性を記憶している送風特性記憶手
    段(513、523、533、543、553)と、 前記送風特性記憶手段(513、523、533、54
    3、553)が記憶している前記送風特性に基づいて前
    記送風機(23、24)の送風量を決定する送風量決定
    手段(513、523、533、543、553)と、 前記送風機(23、24)の送風量を手動設定する送風
    量手動設定手段(41)と、 前記送風量決定手段(513、523、533、54
    3、553)および前記送風量手動設定手段(41)の
    各出力信号に基づいて前記送風機(23、24)の駆動
    を制御する駆動手段(30)とを備える車両用風量制御
    装置において、 前記送風特性記憶手段(513、523、533、54
    3、553)は、少なくとも複数の吹出モードごとに前
    記送風特性を有し、かつ前記送風量手動設定手段(4
    1)によって送風量が変更されたとき、前記ブロア電圧
    を変更する送風特性変更手段(512、522、53
    2、542、552)によって前記送風特性を学習し、
    前記送風特性記憶手段(513、523、533、54
    3、553)に記憶された前記送風特性を更新記憶する
    ことを特徴とする車両用風量制御装置。
  2. 【請求項2】 車室内に送風する送風機(23、24)
    と、 車室内の空調状態に影響を及ぼす環境条件を検出する環
    境条件検出手段(33、34、35、36)と、 前記環境条件検出手段(33、34、35、36)の検
    出信号に基づいて車室内へ吹き出す空気の目標吹出温度
    情報を演算する目標吹出温度情報演算手段(200)
    と、 前記目標吹出温度情報演算手段(200)によって演算
    され、目標吹出温度情報と前記送風機(23、24)の
    ブロア電圧との相対的関係である送風特性を目標吹出温
    度情報の複数のポイントにおいて記憶している送風特性
    記憶手段(513、523、533、543、553)
    と、 前記送風特性記憶手段(513、523、533、54
    3、553)が記憶している前記送風特性に基づいて前
    記送風機(23、24)の送風量を決定する送風量決定
    手段(513、523、533、543、553)と、 前記送風機(23、24)の送風量を手動設定する送風
    量手動設定手段(41)と、 前記送風量決定手段(513、523、533、54
    3、553)および前記送風量手動設定手段(41)の
    各出力信号に基づいて前記送風機(23、24)の駆動
    を制御する駆動手段(30)とを備える車両用風量制御
    装置において、 前記送風特性記憶手段(513、523、533、54
    3、553)は、少なくとも複数の吹出モードごとに前
    記送風特性を有し、かつ前記送風量手動設定手段(4
    1)によって送風量が変更されたとき、前記ブロア電圧
    を変更する送風特性変更手段(512、522、53
    2、542、552)によって前記送風特性を学習し、
    前記送風特性記憶手段(513、523、533、54
    3、553)に記憶された前記送風特性を更新記憶する
    ことを特徴とする車両用風量制御装置。
  3. 【請求項3】 前記送風特性変更手段(512、52
    2、532、542、552)は、特定の前記吹出モー
    ドにおいては、前記送風量手動設定手段(41)によっ
    て変更されても前記送風特性記憶手段(513、52
    3、533、543、553)が記憶されないことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用風量制
    御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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