JP2002120488A - サイドノック式シャープペンシル - Google Patents
サイドノック式シャープペンシルInfo
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- JP2002120488A JP2002120488A JP2000314645A JP2000314645A JP2002120488A JP 2002120488 A JP2002120488 A JP 2002120488A JP 2000314645 A JP2000314645 A JP 2000314645A JP 2000314645 A JP2000314645 A JP 2000314645A JP 2002120488 A JP2002120488 A JP 2002120488A
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- Pending
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
いるものの、ガタ付いてしまうことがあった。そこで、
ガタを防止するため、予め、軸筒とキャップとの嵌合力
を大きくさせる方法も考えられたが、キャップ着脱時の
嵌合力が強くなってしまい、キャップが容易には外せな
くなってしまったり、経時的にクラック(ヒビ、割れ)
などが発生してしまい、結局のところ、キャップが軸筒
から外れてしまっていた。 【解決手段】 軸筒の側壁にノック駒を有すると共に、
前記軸筒の前方にキャップが着脱自在に取り付けられた
サイドノック式シャープペンシルにおいて、前記キャッ
プ或いは、ノック駒の少なくとも一方に、前記キャップ
を軸筒に挿着した際、互いが当接する当接部を設けたサ
イドノック式シャープペンシル。
Description
ク駒を有すると共に、前記軸筒の前方にキャップが着脱
自在に取り付けられたサイドノック式シャープペンシル
に関する。
ップを着脱自在に取り付けた筆記具の1例として、特開
昭53−145735号公報がある。軸筒の先端にキャ
ップが着脱自在に取り付けられている。そして、キャッ
プが軸筒に挿着されている状態においては、軸筒のノッ
ク駒とキャップ内面との間には隙間が形成された状態に
なっている。
術にあっては、軸筒とキャップとは、着脱自在に挿着さ
れているものの、ガタ付いてしまうことがあった。成形
状の寸法精度の問題もあるが、長年の使用により、軸や
キャップが劣化しガタ付いてしまうものがほとんどであ
った。そこで、前記のガタを防止するため、予め、軸筒
とキャップとの嵌合力を大きくさせる方法も考えられた
が、キャップ着脱時の嵌合力が強くなってしまい、キャ
ップが容易には外せなくなってしまったり、経時的にク
ラック(ヒビ、割れ)などが発生してしまい、結局のと
ころ、キャップが軸筒から外れてしまっていた。
ノック駒を有すると共に、前記軸筒の前方にキャップが
着脱自在に取り付けられたサイドノック式シャープペン
シルにおいて、前記キャップ或いは、ノック駒の少なく
とも一方に、前記キャップを軸筒に挿着した際、互いが
当接する当接部を設けたことを要旨とする。
ック駒が当接することにより、ノック駒が押圧状態とな
り、ノック駒の弾撥部材による反力がキャップ内面を外
方向に向けて押圧する。
認することができる半透明な材質からなる軸筒1の内部
前方には芯繰り出し機構2が摺動可能に配置されてい
る。その芯繰り出し機構2は、芯(筆記物)を1本毎分
離する芯受け部材3と後端に傾斜面4が形成されたスラ
イダー5、並びに、そのスライダー5の前端に圧入され
芯の把持・解放を行うチャック体6、そのチャック体6
の閉鎖・拡開をチャックリング7などから構成されてい
る。符号8は、前記芯受け部材3とスライダー5とを連
結せしめる芯挿通管であり、符号9は、前記芯繰り出し
機構2を後方に付勢するコイルスプリングなどの弾撥部
材9である。
介して先部材11が螺合などにより着脱自在に固定され
ている。その先部材11の内側には、ゴム状の芯戻り止
め部材12が内設されているが、先部材11と一体成形
するなどしても良い。符号13は、先部材11の先端に
固定された金属材質よりなる芯保護管13であるが、こ
れも、前記芯戻り止め部材12と同様に、先部材11に
一体成形しても良い。一方、軸筒1の後端には、ゴム材
質や樹脂材質からなる栓14が着脱自在に取り付けられ
ている。前記芯受け部材3より後方に形成される、芯タ
ンク部15からの芯の落下を防止している。なお、栓1
4に代え、消しゴムを取り付けても良い。
周上の嵌合凹部16が形成されており、その嵌合凹部1
6には、半透明な中キャップ17の内面突起18が係合
している。内面突起18は、中キャップ17の内面に周
状に形成しても良いが、放射状に形成しても良い。ちな
みに本例では放射状の位置の4カ所に形成している。ま
た、内面突起18は前記軸筒の嵌合凹部16に完全に填
り込んでいるのではなく、嵌合凹部16の前方に形成さ
れている山部19に当接し係合している。そして、中キ
ャップ17の後端面20が軸筒1の段部21に当接して
いる。つまり、中キャップ17を軸筒1の山部19と中
キャップ17の後端面20とで挟み込むことによって、
軸筒1に確実に嵌合されている。
ップ22を有している。そして、前記中キャップ17の
下方部分は、キャップ22と軸筒1の間に介在される様
延設形成されている。謝って製品を落としてしまったと
きに、衝撃がキャップ22から中キャップ17へ伝わ
り、その中キャップ17から軸筒1へ伝わるので、その
軸筒1に伝わる衝撃を小さくでき、もって、製品の破損
が防止される。また、軸筒1をボールペンなど、エアー
タイトが必要な軸筒に替えて使用することができる。即
ち、軸筒1のみを替えるだけで、シャープペンシル、或
いは、ボールペンと使い分けることができるのである。
なお、前記キャップ22は、クリップ部22aを一体的
に有している。ポケットなどに挟持させることができる
と共に、転がり止めの役目も果たしている。なお、本例
では、前記中キャップ17の内面突起18を軸筒1の凹
部19に係合させ、また、中キャップ17とキャップ2
2とを圧入しているが、前記中キャップ17とキャップ
22とを一体形成し、キャップ22の内面に内面突起1
8を形成して、前記軸筒1に係合させても良い。
23は、半透明な前記中キャップ17を介して、筆記体
の先端を見ることができる。つまり、現在取り付けられ
ている筆記体の種類や先端の状態を一目で確認すること
ができる。例えば、シャープペンシルの場合であって、
そのシャープペンシルの芯保護管13から芯が突出した
状態でキャップ22がされており、その状態でキャップ
22を軸筒1から外そうとすると、前記突出している芯
がキャップ22に接触してしまい、その結果、芯を折っ
てしまう危険性がある。しかし、前記窓穴23で突出し
た芯を確認することができるので、キャップ22を外す
動作が慎重になり、もって、芯を誤って折ってしまうよ
うなことを防止することができる。
が取り付けられている。その飾りリング24は、軸筒1
に対して、圧入、螺合または接着などにより固定され、
その飾りリング24の形状を種々変えることにより美感
の向上を図ることができる。符号25は、軸筒1の中間
部より後方を覆う後軸25で、その後軸25は、軸筒1
に対して、螺合によって着脱自在に取り付けられてい
が、凹凸嵌合によって着脱自在に取り付けても良い。着
脱する際、互いを相対的に回転させる必要がなくなり、
使いやすさが向上する。また、前記後軸25を不透明な
材質で構成すれば、芯の紫外線による劣化を防止するこ
とができる。更に、前記軸筒1と後軸25との間には空
間部1aが形成されており、その空間部1aを設けるこ
とによって、製品を誤って落としてしまっても衝撃が直
接軸筒1に伝わらず、その衝撃を吸収することができ
る。そして、その結果、製品の破損が防止されると共
に、芯タンク部15に収納されている芯の折損も防止す
ることができる。符号26は、前記後軸25に圧入、螺
合または接着などにより固定されたリング26で、前記
飾りリング24と同様、形状を種々変えることにより美
感を向上させることができる。
位置の側面には、窓穴27が形成されており、その窓穴
27には、前端を前記芯繰り出し機構2のスライダー5
の傾斜面4に当接させたノック駒28が突出した状態で
配置されている。そのノック駒28は、後端を支点と
し、前記軸筒1の径方向に対して押圧・回転可能となっ
ている。
22(実質的には、中キャップ17)を軸筒1に嵌合さ
せると、その中キャップ17に形成されている内方突起
29が、前記ノック駒28の外面30に当接すると同時
に、多少ではあるが押圧する。この時、そのノック駒2
8は、芯繰り出し機構2の弾撥部材9によってスライダ
ー5が後方に付勢され、そのスライダー5の傾斜面4に
当接しているので、前記ノック駒28を押圧しようとす
る反力が、前記中キャップ17の内方突起29に伝わ
る。そして、その反力によりキャップ22が外方向に押
圧された状態になり、その結果、ガタ付きが防止され
る。また、製品を振動させても前記ノック駒28が内方
突起29に当接しているので、ノック駒28がカタカタ
と音を立てるのを防止する効果もある。なお、図示はし
ないが、前記ノック駒28を軸筒1に放射状に複数設け
て、更なるキャップのガタ付き防止を図ることもでき
る。また、本例は、中キャップ17に内方突起29を形
成して、前記キャップのガタ付きを防止しているが、中
キャップ17に平面部を設けて、その平面部を前記ノッ
ク駒28の外面30に当接させても良い。要は、キャッ
プ内面が、ノック駒28の外面30と当接すれば、キャ
ップのガタを防止することができるのである。
駒28と中キャップ17との当接をさらに大きくした例
である。ノック駒28がさらに軸筒1の内方に向けて押
圧されるので、芯繰り出し機構2が前進し、チャックリ
ング7が解放され、その結果、チャック体6が芯を把持
していない状態となる。つまり、芯の繰り出し動作の途
中の状態になる。即ち、キャップ17を軸筒1に嵌合さ
せている状態において、芯をチャック体6に把持させな
い状態にすることによって、謝って製品を落下させてし
まったときに発生する衝撃を、直接、芯に伝えないよう
にしているのである。具体的に説明すると、前記の衝撃
がチャック体6やチャックリング7に伝わると、そのチ
ャックリング7がチャック体6をさらに締め付けようと
する力が発生する。この時、チャック体6が前記の過大
な締め付け力によって芯を噛み切ってしまうのである。
しかし、本例のように、チャック体6が芯を解放してい
れば、例え、衝撃が伝わっても、チャック体の把持力
は、芯には伝達されず、もって、芯のチャック体による
噛み切り動作が防止されるのである。
ると共に、前記軸筒の前方にキャップが着脱自在に取り
付けられたサイドノック式シャープペンシルにおいて、
前記キャップ或いは、ノック駒の少なくとも一方に、前
記キャップを軸筒に挿着した際、互いが当接する当接部
を設けたので、キャップの軸筒に対するガタ付きを防止
することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 軸筒の側壁にノック駒を有すると共に、
前記軸筒の前方にキャップが着脱自在に取り付けられた
サイドノック式シャープペンシルにおいて、前記キャッ
プ或いは、ノック駒の少なくとも一方に、前記キャップ
を軸筒に挿着した際、互いが当接する当接部を設けたこ
とを特徴とするサイドノック式シャープペンシル。 - 【請求項2】 請求項1記載のサイドノック式シャープ
ペンシルにおいて、前記キャップを軸筒に挿着した際、
芯がチャック体から解放されてなるサイドノック式シャ
ープペンシル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000314645A JP2002120488A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | サイドノック式シャープペンシル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000314645A JP2002120488A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | サイドノック式シャープペンシル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002120488A true JP2002120488A (ja) | 2002-04-23 |
Family
ID=18793856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000314645A Pending JP2002120488A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | サイドノック式シャープペンシル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002120488A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000006577A (ja) * | 1998-06-19 | 2000-01-11 | Pentel Kk | 二重筒の内外筒の固定構造 |
-
2000
- 2000-10-16 JP JP2000314645A patent/JP2002120488A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000006577A (ja) * | 1998-06-19 | 2000-01-11 | Pentel Kk | 二重筒の内外筒の固定構造 |
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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