JP2002119911A - プラスチック成型品の塗装方法 - Google Patents
プラスチック成型品の塗装方法Info
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Abstract
料を順次塗装して、特にリコート付着性が改良された複
層塗膜を形成するプラスチック成型品の塗装法。 【構成】プラスチック成型品に、静的ガラス転移温度が
−80〜0℃で、かつ水酸基価が40〜120のポリエ
ステルポリオール(a)及びヒドロキシル化合物で変性
したイソシアヌレート型ポリイソシアネートをマロン酸
ジアルキルエステル及びアセト酢酸エステルでブロック
した脂肪族及び/又は脂環式ブロックポリイソシアネー
ト(b)を含有する1液型ベース塗料(A)を塗装し、
ついでその塗面に静的ガラス転移温度が−20〜+40
℃、水酸基価が100〜180で、かつ重量平均分子量
が4000〜15000であるアクリル樹脂(c)及び
ポリイソシアネート(d)を含有する2液型アクリル樹
脂系クリヤ塗料(B)を塗装することを特徴とするプラ
スチック成型品の塗装方法。
Description
品にベース塗料及びクリヤ塗料を順次塗装して、特にリ
コート付着性が改良された複層塗膜を形成するプラスチ
ック成型品の塗装法に関する。
の部材として金属に代って、例えば、ポリプロピレン、
ABS樹脂、ウレタン樹脂及びナイロンなどのプラスチ
ック成型品が多く使用されている。この成型品の表面に
は美粧性及び耐久性を付与させるために、通常、着色ベ
ース塗料及びクリヤ塗料などが塗装されている。特に、
プラスチック製品は金属に比べて熱変形温度が低いため
に、低温硬化性のすぐれた塗料が使用されている。具体
的には、水酸基含有樹脂を主成分とする着色ベース塗料
を塗装し、ついでその塗面に水酸基含有樹脂とポリイソ
シアネート化合物を含有するクリヤ塗料を塗装して、ク
リヤ塗料中に含まれるポリイソシアネート化合物により
この両塗膜を同時に硬化せしめる、1液型ベース塗料及
び2液型クリヤ塗料を使用した2コート1ベイク方式に
よる低温硬化システムが広く採用されている。
合物とは室温で反応して3次元に架橋硬化することが知
られており、通常、80〜120℃で30分程度の焼付
けた直後におけるイソシアネート基の反応率は約60%
程度であり、それから3〜7日経過すると100%に達
することが判明している。一方、プラスチック製品にこ
れらの塗料を塗装した後、出荷する前に、塗面に発生し
たゴミ、ブツなどを除去するための補修塗装が行われる
ことがある。具体的には、例えば、ゴミ、ブツなどを除
去するために塗膜を研磨(サンディング)し、次いでそ
の部分に上記した1液型ベース塗料及び2液型クリヤ塗
料を塗装(リコート)することによって行われている。
辺部の塗膜と補修塗装によって塗り重ねた塗膜との層間
付着性が不十分であるという欠陥を有していることが指
摘されている。特に近年、仕上り外観を向上させるため
に、2液型クリヤ塗料における水酸基含有樹脂を低分子
量にし、かつ水酸基価を大きくする傾向にあるために、
そのことによって層間付着性低下がさらに顕著になって
いる。
塗料及びクリヤ塗料を順次塗装してリコート付着性が改
良された複層塗膜を形成するプラスチック成型品の塗装
法に関し、鋭意研究の結果、ベース塗料として、静的ガ
ラス転移温度が−80〜0℃で、かつ水酸基価が40〜
12のポリエステルポリオール及びヒドロキシル化合物
で変性したイソシアヌレート型ポリイソシアネートをマ
ロン酸ジアルキルエステル及びアセト酢酸エステルでブ
ロックした脂肪族及び/又は脂環式ブロックポリイソシ
アネートを含有する1液型塗料、クリヤ塗料として、静
的ガラス転移温度が−20〜+40℃、水酸基価が10
0〜180で、かつ重量平均分子量が4000〜150
00であるアクリル樹脂及びポリイソシアネートを含有
する2液型アクリル樹脂系塗料を使用することによっ
て、その目的が達成できることを見出し、本発明を完成
した。
成型品に静的ガラス転移温度が−80〜0℃で、かつ水
酸基価が40〜120のポリエステルポリオール(a)
及びヒドロキシル化合物で変性したイソシアヌレート型
ポリイソシアネートをマロン酸ジアルキルエステル及び
アセト酢酸エステルでブロックした脂肪族及び/又は脂
環式ブロックポリイソシアネート(b)を含有する1液
型ベース塗料(A)を塗装し、ついでその塗面に静的ガ
ラス転移温度が−20〜+40℃、水酸基価が100〜
180で、かつ重量平均分子量が4000〜15000
であるアクリル樹脂(c)及びポリイソシアネート
(d)を含有する2液型アクリル樹脂系クリヤ塗料
(B)を塗装することを特徴とするプラスチック成型品
の塗装方法が提供される。
ク成型品の塗装方法(以下、「本方法」という)につい
て具体的に説明をする。
ク成型品は、特に制限されず、例えば、バンパー、スポ
イラー、グリル、フェンダーなどの自動車外板部、さら
に家庭電化製品の外板部などに適用でき、これらの材質
としてポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネー
ト、ABS樹脂、ウレタン樹脂及びナイロンなどがあげ
られる。これらのプラスチック成型品は、1液型ベース
塗料(A)の塗装に先立ち、それ自体既知の方法で、脱
脂処理、水洗処理、又はプライマー塗装などを適宜行な
っておくことが好ましい。
アクリル樹脂系クリヤ塗料(B)に先立って、プラスチ
ック成型品に塗装する塗料であり、静的ガラス転移温度
が−80〜0℃で、かつ水酸基価が40〜120のポリ
エステルポリオール(a)及びヒドロキシル化合物で変
性したイソシアヌレート型ポリイソシアネートをマロン
酸ジアルキルエステル及びアセト酢酸エステルでブロッ
クした脂肪族及び/又は脂環式ブロックポリイソシアネ
ート(b)を含有する1液型ベース塗料である。
ラス転移温度が−80〜0℃、好ましくは−65〜−2
0℃で、かつ水酸基価が40〜120、好ましくは60
〜100の水酸基含有ポリエステル樹脂である。静的ガ
ラス転移温度はこのポリエステルポリオール(a)自体
の特性値であって、例えば、示差走査熱量計「DSC−
50Q型」(島津製作所製、商品名)を用い、試料を測
定カップにとり、真空吸引して完全に溶剤を除去した
後、3℃/分の昇温速度でー100℃〜+100℃の範
囲で熱量変化を測定し、低温側の最初のベースラインの
変化点を静的ガラス転移温度とした。
例えば、多塩基酸と多価アルコールとをそれ自体既知の
方法で、水酸基過剰でエステル化反応せしめることによ
って得ることができる。多塩基酸は1分子中に2個以上の
カルボキシル基を有する化合物であって、例えば、フタ
ル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタ
ル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ピロメリット酸、イタコ
ン酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、ハイミ
ック酸、コハク酸、ヘット酸及びこれらの無水物などが
あげられる。多価アルコールは1分子中に2個以上の水
酸基を有する化合物であって、例えば、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、
ブチレングリコール、ヘキサンジオール、トリメチロー
ルエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリト
ール、ジペンタエリスリトール、ソルビトールなどがあ
げられる。水酸基の導入は、例えば、1分子中に3個以上
の水酸基を有する多価アルコールを併用することによっ
て行なうことができる。
エステルポリオール(a)の静的ガラス転移温度はこれ
らの多塩基酸及び多価アルコールの組成や比率などによ
って任意に調整することができ、静的ガラス転移温度及
び水酸基価が上記した範囲から逸脱すると、本発明の目
的が達成できないので好ましくない。
シアネート(b)は、ヒドロキシル化合物で変性したイ
ソシアヌレート型ポリイソシアネートをマロン酸ジアル
キルエステル及びアセト酢酸エステルでブロックしたも
のである。そして、ヒドロキシル化合物による変性は、
イソシアネート基とのウレタン化反応であって、ポリイ
ソシアネートをイソシアヌレート化反応する前又は反応
後いじれでも行なうことができ、特にイソシアヌレート
化反応前に行なうことが好ましい。
アネート化合物は、1分子中に2個のイソシアネート基
を有する脂肪族及び/又は脂環族のジイソシアネート化
合物が好ましく、例えば、テトラメチレンジイソシアネ
ート、ペンタメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソ
シアネート、リジンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、ビス(イソシアネートメチル)シクロヘ
キサン、ジシクロへキシルメタンジイソシアネートなど
があげられ、このうちヘキサメチレンジイソシアネート
及びイソホロンジイソシアネートは塗膜の耐候性などが
すぐれているので好ましい。
分子中に1個又は2個以上の水酸基を有する化合物であ
り、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、フェノールなどのモノヒドロキシ化合物、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、
ペンタンジオール、ヘキサンジオール、シクロヘキサン
ジオール、ジメチロールシクロヘキサン、ネオペンチル
グリコール、トリメチルペンタンジオールなどのジヒド
ロキシル化合物、トリメチロールプロパン、グリセリ
ン、ペンタエリスリトールなどの多価ヒドロキシ化合
物、水酸基含有アクリル樹脂、水酸基含有ポリエステル
樹脂、水酸基含有ポリエーテル樹脂などがあげられる。
アネート基に対する水酸基の量が0.1〜20当量%、
好ましく0.5〜15当量%、より好ましくは1〜10
当量%が適している。ヒドロキシ化合物とイソシアネー
ト基とのウレタン化反応は、−20〜150℃の温度範
囲で行なうことができる。
で既知の方法で行なうことができる。触媒として、例え
ば、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニ
ウム、テトラブチルアンモニムなどのテトラアルキルア
ンモニウムのハイドロオキサイドや有機酸塩;トリメチ
ルヒドロキシエチルアンモニウム、トリメチルヒドロキ
シプロピルアンモニウム、トリエチルヒドロキシエチル
アンモニウム、トリエチルヒドロキシプロピルアンモニ
ウムなどのヒドロキシアルキルアンモニウムのハイドロ
オキサイドや有機酸塩;酢酸、カプロン酸、オクチル
酸、ミリスチン酸などのアルキルカルボン酸のアルカリ
金属塩;及び上記のアルキルカルボン酸の錫、亜鉛、鉛
などの金属塩;ヘキサメチレンジシラザンなどのアミノ
シリル基含有化合物などがあげられる。この触媒濃度は
イソシアネート化合物に対して10ppm〜1.0%の
範囲内が適している。
に関わらず行なうことができる。有機溶剤を使用する場
合はイソシアネート基に対して不活性な溶剤を用いるこ
とが必要である。反応温度は、通常、20〜160℃、
好ましくは40〜130℃である。反応が終点に達する
と、例えば、スルホン酸、りん酸などにより触媒を失活
させ、反応を停止することが好ましい。そして、未反応
物及び有機溶剤を除去して、ヒドロキシル化合物で変性
したイソシアヌレート型ポリイソシアネートが得られ
る。
したイソシアヌレート型ポリイソシアネートのブロック
剤として、マロン酸ジアルキルエステル及びアセト酢酸
エステルを併用する。マロン酸ジアルキルエステルとし
ては、例えば、マロン酸ジメチル、マロン酸ジエチル、
マロン酸ジイソプロピル、マロン酸ジn−ブチル、メチ
ルマロン酸ジエチル、マロン酸ベンジルメチル、マロン
酸ジフェニルなどが、アセト酢酸エステルとしては、例
えば、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、アセト酢
酸イソプロピル、アセト酢酸n−プロピル、アセト酢酸
ベンジル、アセト酢酸フェニルなどがあげられる。マロ
ン酸ジアルキルエステルはイソシアネート基に対して3
0〜90当量%、特に50〜80当量%、アセト酢酸エ
ステルはイソシアネート基に対して10〜30当量%、
特に20〜50当量%の範囲内が適している。これらの
2種類のブロック剤以外に、例えば、アルコール系、フ
ェノール系、オキシム系、アミン系、酸アミド系、イミ
ダゾール系、ピリジン系、メルカプタン系あどのブロッ
ク剤をイソシアネート基に対して、20当量%以下の範
囲内で使用することができる。イソシアネート基のブロ
ック化反応は既知の方法で行なうことができる。
は、上記のようにして得られるポリエステルポリオール
(a)及びブロックポリイソシアネート(b)を含有す
る1液型ベース塗料であり、この両成分の比率は固形分
量に基いて、ポリエステルポリオール(a)100重量
部あたり、ブロックポリイソシアネート(b)は10〜
50重量部、特に、25〜40重量部が適している。
ステルポリオール(a)及びブロックポリイソシアネー
ト(b)を有機溶剤及び(又は)水に溶解又は分散せし
めることにより得られるが、さらに必要に応じて着色顔
料、体質顔料、触媒などを含有させることも可能であ
る。着色顔料として、酸化チタン、カーボンブラック、
黄鉛、黄土、黄色酸化鉄、ハンザエロー、ピグメントエ
ロー、クロムオレンジ、クロムバーミリオン、パーマネ
ントオレンジ、アンバー、パーマネントレッド、ブリリ
アントカーミン、ファストバイオレット、メチルバイオ
レットレーキ、群青、紺青、コバルトブルー、フタロシ
アニンブルー、ピグメントグリーン、ナフトールグリー
ンなどのソリッドカラー顔料;アルミニウム粉、蒸着ア
ルミニウム、酸化アルミニウブロンズ粉、銅粉、錫粉、
雲母状酸化鉄などのメタリック顔料;酸化チタンや酸化
鉄で被覆した雲母フレーク、雲母フレークなどの光干渉
性顔料があげられるが、これらのみに限定されない。こ
れらは、1種もしくは2種以上が使用でき、ソリッドカ
ラー塗膜、メタリック塗膜及び光干渉性塗膜を形成する
ことができる。
5秒/フォードカップ#4/20℃に調整し、エアスプ
レー塗装、エアレススプレー塗装、静電塗装、浸漬塗装
などによりプラスチック成型品に塗装することができ
る。塗装膜厚は、硬化塗膜に基いて10〜40μmの範
囲内が適している。1液型ベース塗料(A)の塗膜自体
は、60〜120℃、好ましくは80〜100℃で、5
〜40分間程度加熱することにより3次元に架橋反応し
た硬化塗膜を形成することができる。
ベース塗料(A)を塗装し、その塗膜を上記の条件で硬
化させてから、又は硬化させることなく、その塗面に2
液型アクリル樹脂系クリヤ塗料(B)を塗装する。
リヤ塗料(B)は、静的ガラス転移温度が−20〜+4
0℃、水酸基価が100〜180で、かつ重量平均分子
量が4000〜15000であるアクリル樹脂(c)及
びポリイソシアネート(d)を含有する2液型アクリル
樹脂系クリヤ塗料である。
(c)は、静的ガラス転移温度が−20〜+40℃、好
ましくは−5〜15℃、水酸基価が100〜180、好
ましくは110〜140で、かつ重量平均分子量が40
00〜15000、好ましくは6000〜9000の範
囲内に包含されるアクリル樹脂である。
量体及びアクリル系単量体、さらに必要に応じてその他
の不飽和単量体併用して共重合せしめることによって調
製することができる。
酸基及び重合性不飽和二重結合をそれぞれ1個以上有す
る化合物であり、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートなどの炭素
数が2〜10のアルキレングリコールと(メタ)アクリ
ル酸との等モル付加物があげられる。
炭素数が1〜24のモノアルコールとのモノエステル化
物であって、具体的には、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピ
ル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ヘ
キシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メ
タ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリ
ルなどがあげられる。
有不飽和単量体及びアクリル系単量体以外であって、し
かも1分子中に1個以上の重合性不飽和二重結合を有する
化合物であり、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、ク
ロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、2−カ
ルボキシエチル(メタ)アクリレート、2−カルボキシ
プロピル(メタ)アクリレート、5−カルボキシペンチ
ル(メタ)アクリレートなどのカルボキシル基含有不飽
和化合物;グリシジル(メタ)アクリレート,アリルグ
リシジルエーテルなどのグリシジル基カルボキシル基含
有不飽和化合物;パーフルオロブチルエチル(メタ)ア
クリレート、パーフルオロイソノニルエチル(メタ)ア
クリレ−ト、パーフルオロオクチルエチル(メタ)アク
リレートなどのパーフルオロアルキル(メタ)アクリレ
ート;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、α−クロルスチレンなどのビニル芳香族化合物;
N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
N−t−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレートなど
の含窒素アルキル(メタ)アクリレート;アクリルアミ
ド、メタクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルア
ミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N−メチロ
ール(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メ
タ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アク
リルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミ
ド、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリル
アミド、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリ
ルアミド等の重合性アミド類;2−ビニルピリジン、1
−ビニル−2−ピロリドン、4−ビニルピリジンなどの
芳香族含窒素モノマー、アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル等の重合性ニトリルなどがあげられる。これら
は単独で、又は2種以上複数で使用することができる。
不飽和単量体、アクリル系単量体、さらに必要に応じて
その他の不飽和単量体を併用し、溶液重合などの既知の
方法により共重合せしめることによって調製することが
できる。静的ガラス転移温度は単量体成分及びその比率
などによって容易に調整できる。
移温度、重量平均分子量及び水酸基価が上記した範囲内
から逸脱すると、本発明の目的が達成できないので好ま
しくない。
個以上のイソシアネート基を有する化合物であり、この
イソシアネート基は実質的ブロックされておらず、遊離
の状態で使用される。具体的には、脂肪族ポリイソシア
ネート化合物、脂環式ポリイソシアネート化合物及び芳
香族ポリイソシアネート化合物などから選ばれた1種又
は2種以上を使用することができる。このうちは、脂肪
族ポリイソシアネート化合物及び脂環式ポリイソシアネ
ート化合物としては上記の1液型ベース塗料(A)で説
明してものが好適に使用することができる。芳香族ポリ
イソシアネート化合物としては、例えば、キシリレンジ
イソシアネート、メタキシリレンジイソシアネート、ト
リレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシア
ネート、ナフタレンジイソシアネート、日フェニレンジ
イソシアネートなどがあげられる。また、これらのポリ
イソシアネート化合物とエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、1,4−ブチレングリコール、ポリアル
キレングリコール、トリメチロ−ルプロパン、ヘキサン
トリオ−ルなどのポリオールの水酸基に対してイソシア
ネート基が過剰量となる比率で反応させてなる生成物、
これらのビューレットタイプ付加物、イソシアヌル環タ
イプ付加物などもポリイソシアネート(d)として使用
できる。
的ガラス転移温度が−20〜+40℃、水酸基価が10
0〜180で、かつ重量平均分子量が4000〜150
00であるアクリル樹脂(c)及びポリイソシアネート
(d)を含有してなる無色透明又は有色透明塗膜を形成
する塗料であり、上記の(c)成分及び(d)成分にさ
らに必要に応じて、上記した着色顔料を透明性を阻害し
ない程度に含有せしめることができ、これらを有機溶剤
に混合せしめることにより得られ。
率は目的に応じて任意に選択できるが、上記の(c)成
分と(d)成分との合計固形分比で、(c)成分は50
〜90重量%、特に60〜80重量%、(d)成分は1
0〜50重量%、特に20〜40重量%の範囲内が好ま
しい。
て、アクリル樹脂(c)の水酸基とポリイソシアネート
(d)のイソシアネート基とは室温で反応しやすいの
で、長時間保存する場合はこの両成分をあらかじめ分離
しておき、塗装直前に混合して使用することが好まし
い。
度14〜20秒/フォードカップ#4/20℃に調整
し、エアスプレー塗装、エアレススプレー塗装、静電塗
装、浸漬塗装などにより、1液型ベース塗料(A)の硬
化又は未硬化の塗面に塗装することができる。塗装膜厚
は、硬化塗膜に基いて15〜80μmの範囲内が適して
いる。2液型アクリル系クリヤ塗料(B)の塗膜自体
は、室温〜120℃、好ましくは80〜100℃で、5
〜60分間程度加熱することにより3次元に架橋反応し
た硬化塗膜を形成することができるが、2液型アクリル
系クリヤ塗料(B)を、1液型ベース塗料(A)の未硬
化の塗面に塗装すると60〜120℃、好ましくは80
〜100℃で、5〜60分間程度加熱して両塗膜を同時
に硬化させることが好ましい。
液型ベース塗料(A)及びクリヤ塗料(B)を2コト1
ベイク方式又は2コート2ベイク方式で塗装する方法で
あって、この両塗膜は60〜120℃、好ましくは80
〜100℃で、5〜60分間程度加熱することによって
硬化させることができるので、被塗物としてのプラスチ
ック成型品が熱変形又は変質することは全くない。
しても、両塗膜を硬化してから、3〜7日またはそれ以
上経過してから、その部分を研磨除去し、その部分及び
周辺部に1液型ベース塗料(A)及びクリヤ塗料(B)
を用い2コト1ベイク方式又は2コート2ベイク方式に
よって補修塗装して形成した塗膜との層間付着性が顕著
に優れていた。
ついて説明する。部及び%はいずれも重量を基準にして
おり、また塗膜の膜厚は硬化塗膜についてである。
酸125部、1,6−ヘキサンジール240部、トリメ
チロールプロパン70部を常法によりエステル化反応さ
せてポリエステルポリオール(a−1)を得た。静的ガ
ラス転移温度はー60℃、水酸基は70であった。
サヒドロフタル酸190部、トリメチロールプロパン7
9部、ネオペンチルグリコール243部を常法によりエ
ステル化反応させて比較用のポリエステルポリオール
(a−2)を得た。静的ガラス転移温度は15℃、水酸
基は130であった。
サメチレンジイソシアネート100部及びブタンジオー
ル1.2部を仕込み、攪拌しながら80℃で2時間保持
した。その後、温度を60℃に保持し、テトラブチルア
ンモニウムアセテートを添加、収率が30%になった時
点でりん酸を添加し反応を停止した。反応液をろ過した
後、薄膜蒸発缶を用いて未反応の1,6ヘキサメチレン
ジイソシアネートを除去し、25℃における粘度が38
00mPas、イソシアネート含有量21.0%のイソ
シアヌレート型ポリイソシアネートを得た。
100部及びキシレン39部をフラスコに仕込み、マロ
ン酸ジエチル42部、アセト酢酸エチル34部、28%
ナトリウムメチラート溶液0.8部の混合物を室温で徐
々に添加した。添加終了後、60℃で6時間反応を続け
た。その後、ブタノール14部を添加し、十分攪拌し
た。樹脂分75%、ブロックされたイソシアネート基の
含有量(NCOとして)9.1%のブロックポリイソシ
アネート溶液を得た。このブロックポリイソシアネート
溶液を5℃で2週間貯蔵しても結晶化せず、溶液状態を
維持した。
「1,6ヘキサメチレンジイソシアネート100部」を
「イソホロンジイソシアネート132部」に変更した以
外はすべて(b−1)と同様にして実施した。
ト20部、n−ブチルアクリレート30部、ヒドロキシ
エチルメタクリレート24部、アクリル酸1部を常法に
よりラジカル重合反応させてアクリル樹脂(c−1)を
得た。静的ガラス転移温度は5℃、水酸基は120、重
量平均分子量8000であった。
部(固形分)、ブロックポリイソシアネート(b−1)
30部(固形分)、「アルミペースト#7680NS」
(東洋アルミニウム社製、商品名)15部をキシレンに
混合、分散を行ない、粘度13秒/フォードカップ#4
/20℃に調製された1液型ベース塗料(A−1)を得
た。
−1)100部(固形分)、ブロックポリイソシアネー
ト(b−2)25部(固形分)、「アルミペースト#7
680NS」(東洋アルミニウム社製、商品名)15部
をキシレンに混合、分散を行ない、粘度13秒/フォー
ドカップ#4/20℃に調製された1液型ベース塗料
(A−2)を得た。
−1)100部(固形分)、「アルミペースト#768
0NS」(東洋アルミニウム社製、商品名)15部をキ
シレンに混合、分散を行ない、粘度13秒/フォードカ
ップ#4/20℃に調製された1液型ベース塗料(A−
3)を得た(比較用)。
−2)100部(固形分)、ブロックポリイソシアネー
ト(b−1)30部(固形分)、「アルミペースト#7
680NS」(東洋アルミニウム社製、商品名)15部
をキシレンに混合、分散を行ない、粘度13秒/フォー
ドカップ#4/20℃に調製された1液型ベース塗料
(A−4)を得た。
(B) (B−1):アクリル樹脂(c−1)70部及びヘキサ
メチレンジイソシアネートの水アダクト体30部を有機
溶剤(トルエン/キシレン等重量混合液)に混合し、粘
度14秒/フォードカップ#4/20℃に調製された2
液型アクリル樹脂系クリヤ塗料(B−1)を得た。
み)にプライマー(「ソフレックス3200」関西ペイ
ント社製、商品名、塩素化ポリプロピレン系)を塗装し
乾燥してから、1液型ベース塗料(A−1)を膜厚が1
5μmになるようにスプレー塗装を行ない、室温で3分
間放置してから、その未硬化塗面に2液型アクリル樹脂
系クリヤ塗料(B−1)を膜厚が35μmになるように
スプレー塗装を行ない、ついで100℃で30分間加熱
して両塗膜を同時に硬化させた。
み)にプライマー(「ソフレックス3200」関西ペイ
ント社製、商品名、塩素化ポリプロピレン系)を塗装し
乾燥してから、1液型ベース塗料(A−2)を膜厚が1
5μmになるようにスプレー塗装を行ない、室温で3分
間放置してから、その未硬化塗面に2液型アクリル樹脂
系クリヤ塗料(B−1)を膜厚が35μmになるように
スプレー塗装を行ない、ついで100℃で30分間加熱
して両塗膜を同時に硬化させた。
み)にプライマー(「ソフレックス3200」関西ペイ
ント社製、商品名、塩素化ポリプロピレン系)を塗装し
乾燥してから、1液型ベース塗料(A−3)を膜厚が1
5μmになるようにスプレー塗装を行ない、室温で3分
間放置してから、その未硬化塗面に2液型アクリル樹脂
系クリヤ塗料(B−1)を膜厚が35μmになるように
スプレー塗装を行ない、ついで100℃で30分間加熱
して両塗膜を同時に硬化させた。
み)にプライマー(「ソフレックス3200」関西ペイ
ント社製、商品名、塩素化ポリプロピレン系)を塗装し
乾燥してから、1液型ベース塗料(A−4)を膜厚が1
5μmになるようにスプレー塗装を行ない、室温で3分
間放置してから、その未硬化塗面に2液型アクリル樹脂
系クリヤ塗料(B−1)を膜厚が35μmになるように
スプレー塗装を行ない、ついで100℃で30分間加熱
して両塗膜を同時に硬化させた。
試験を行なった。その結果を表1に示した。
ターで切り込み線を入れ、大きさ2mm×2mmのマス
目を100個作り、その表面に粘着セロハンテープを貼
着し、20℃においてそれを急激に剥離した後のマス目
の残存塗膜数を調べ他。○は100個残存、△は99〜
95個残存、×は94個以下残存を示す。
り取り、40℃の温水に10日間浸漬し、引き上げて乾
燥してから、上記の付着性試験と同様にして付着性試験
を行なった。評価基準も同じである。
された複層塗膜を室温で7日間放置し、その塗面に同一
塗料を再塗装し硬化させてから、室温で3日間放置した
後、上記の付着性試験と同様にして付着性試験を行なっ
た。評価基準も同じである。
Claims (1)
- 【請求項1】プラスチック成型品に、静的ガラス転移温
度が−80〜0℃で、かつ水酸基価が40〜120のポ
リエステルポリオール(a)及びヒドロキシル化合物で
変性したイソシアヌレート型ポリイソシアネートをマロ
ン酸ジアルキルエステル及びアセト酢酸エステルでブロ
ックした脂肪族及び/又は脂環式ブロックポリイソシア
ネート(b)を含有する1液型ベース塗料(A)を塗装
し、ついでその塗面に静的ガラス転移温度が−20〜+
40℃、水酸基価が100〜180で、かつ重量平均分
子量が4000〜15000であるアクリル樹脂(c)
及びポリイソシアネート(d)を含有する2液型アクリ
ル樹脂系クリヤ塗料(B)を塗装することを特徴とする
プラスチック成型品の塗装方法。
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JP2000312752A JP3872951B2 (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | プラスチック成型品の塗装方法 |
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CN105968335A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-09-28 | 湖北嘉德普安涂料有限公司 | 水性弹性漆树脂及其制备的水性双组份弹性漆 |
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- 2000-10-13 JP JP2000312752A patent/JP3872951B2/ja not_active Expired - Lifetime
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