JP2002119655A - 遊技盤製造装置 - Google Patents
遊技盤製造装置Info
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- JP2002119655A JP2002119655A JP2000318114A JP2000318114A JP2002119655A JP 2002119655 A JP2002119655 A JP 2002119655A JP 2000318114 A JP2000318114 A JP 2000318114A JP 2000318114 A JP2000318114 A JP 2000318114A JP 2002119655 A JP2002119655 A JP 2002119655A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 セル画を貼り付けたベニヤ板をルータ加工機
により孔明け作業を行なううえで作業効率の良い遊技盤
製造装置を提供する。 【解決手段】 ベニヤ板にセル画を貼り付けた意匠原盤
aを穿設する複数のルータ加工機1を、二列に対向配置
すると共にその間に自動搬送機AGV11を走行させる
エンドレスのレール12を敷設し、レール12の長手方
向端部にそれぞれ意匠原盤aの搬入路14および搬出エ
レベータ17を設けた。自動搬送機AGV11は搬入路
14で意匠原盤aを積み込み、ルータ加工機1の搬入口
2で意匠原盤aを降ろす。加工後の意匠盤をルータ加工
機1の搬出口4から搬出エレベータ17に搬送すること
で作業性が向上する。
により孔明け作業を行なううえで作業効率の良い遊技盤
製造装置を提供する。 【解決手段】 ベニヤ板にセル画を貼り付けた意匠原盤
aを穿設する複数のルータ加工機1を、二列に対向配置
すると共にその間に自動搬送機AGV11を走行させる
エンドレスのレール12を敷設し、レール12の長手方
向端部にそれぞれ意匠原盤aの搬入路14および搬出エ
レベータ17を設けた。自動搬送機AGV11は搬入路
14で意匠原盤aを積み込み、ルータ加工機1の搬入口
2で意匠原盤aを降ろす。加工後の意匠盤をルータ加工
機1の搬出口4から搬出エレベータ17に搬送すること
で作業性が向上する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】パチンコ機の遊技盤は役物、
入賞口、表示装置、釘等を意匠盤に配設したもので、意
匠盤は、ベニヤ板にセル画(裏に紙が貼られている)を
貼り付けた意匠原盤(位置決め孔が2箇所に明けられて
いる)の要所に孔を開けて形成したものである。本発明
は、生産ライン上で複数の意匠原盤に孔を開けるように
した遊技盤製造装置に関するものである。
入賞口、表示装置、釘等を意匠盤に配設したもので、意
匠盤は、ベニヤ板にセル画(裏に紙が貼られている)を
貼り付けた意匠原盤(位置決め孔が2箇所に明けられて
いる)の要所に孔を開けて形成したものである。本発明
は、生産ライン上で複数の意匠原盤に孔を開けるように
した遊技盤製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機の遊技盤は、意匠原盤
にルータ加工を施して役物を取付けるようになってい
る。ルータ加工は、意匠原盤にセンター役物用孔、スト
ップランプ用孔、賞球ランプ用孔、アタッカー用孔、サ
イドランプ用孔、入賞用孔、アウト用孔等の遊技機能部
品取付用の開口や図外の裏掘りと呼ばれている凹部を、
予め設定された切削データに従って木目側から切削加工
するものである。
にルータ加工を施して役物を取付けるようになってい
る。ルータ加工は、意匠原盤にセンター役物用孔、スト
ップランプ用孔、賞球ランプ用孔、アタッカー用孔、サ
イドランプ用孔、入賞用孔、アウト用孔等の遊技機能部
品取付用の開口や図外の裏掘りと呼ばれている凹部を、
予め設定された切削データに従って木目側から切削加工
するものである。
【0003】図2に示すルータ加工機1は意匠原盤の搬
入口2と供給口3および搬出口4と排出口5が連続に設
けられ、それぞれローラ6を備えている。また、供給口
3と排出口5との間には長尺の作業台7が設けられてい
る。作業台7はその後方に移動可能にされ、作業台7の
後方位置において穿設機構8が昇降可能に設けられてい
る。また、作業台7に沿って供給口3と排出口5との間
を移動する搬入側配給アーム9と搬出側取出しアーム1
0が設けられている。
入口2と供給口3および搬出口4と排出口5が連続に設
けられ、それぞれローラ6を備えている。また、供給口
3と排出口5との間には長尺の作業台7が設けられてい
る。作業台7はその後方に移動可能にされ、作業台7の
後方位置において穿設機構8が昇降可能に設けられてい
る。また、作業台7に沿って供給口3と排出口5との間
を移動する搬入側配給アーム9と搬出側取出しアーム1
0が設けられている。
【0004】ルータ加工機1で意匠原盤aに孔を開け意
匠盤bを形成させるときは、積み重ねられた複数枚の意
匠原盤aを搬入口2から供給口3へと移動させる。この
とき、ベークライト製の敷板(型紙)cは意匠原盤aの
山の最上部に4枚載せられており、搬入側配給アーム9
によって作業台7に敷板cを1枚ずつ並べ、異なる種類
のルータ加工を行なうまで敷板cは使用される。次に、
意匠原盤aを搬入側配給アーム9によって作業台7の敷
板c上に載せていく。作業台7が穿設機構8の直下に移
動することでルータ加工を行ない、ルータ加工後に作業
台7は元位置に戻る。ルータ加工が終了すると搬出側取
出しアーム10が意匠盤bを回収する。敷板cの回収
は、異なる種類をルータ加工する前に搬出側取出しアー
ム10によって行なう。図2に示す従来例では、意匠原
盤aは4枚1組となっており、搬入側配給アーム9は1
枚目を載置したところであり、搬出側取出しアーム10
は2枚目を取出すところである。そして、ルータ加工が
終了すると図3に示す意匠盤bが形成される。なお、敷
板cは穿設時の捲れを防ぐことに役立っている。
匠盤bを形成させるときは、積み重ねられた複数枚の意
匠原盤aを搬入口2から供給口3へと移動させる。この
とき、ベークライト製の敷板(型紙)cは意匠原盤aの
山の最上部に4枚載せられており、搬入側配給アーム9
によって作業台7に敷板cを1枚ずつ並べ、異なる種類
のルータ加工を行なうまで敷板cは使用される。次に、
意匠原盤aを搬入側配給アーム9によって作業台7の敷
板c上に載せていく。作業台7が穿設機構8の直下に移
動することでルータ加工を行ない、ルータ加工後に作業
台7は元位置に戻る。ルータ加工が終了すると搬出側取
出しアーム10が意匠盤bを回収する。敷板cの回収
は、異なる種類をルータ加工する前に搬出側取出しアー
ム10によって行なう。図2に示す従来例では、意匠原
盤aは4枚1組となっており、搬入側配給アーム9は1
枚目を載置したところであり、搬出側取出しアーム10
は2枚目を取出すところである。そして、ルータ加工が
終了すると図3に示す意匠盤bが形成される。なお、敷
板cは穿設時の捲れを防ぐことに役立っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】意匠原盤aをルータ加
工機1の搬入口2に搬送する場合、搬送ラインのステー
ジから目的とするルータ加工機1へ自走台車を制御装置
の指令によって走行させ、また、加工後の意匠原盤aを
回収する場合、搬出口4から搬送ラインのステージまで
自走台車を走行させ、意匠盤bを次工程に移動させてい
た。したがって、自走台車は搬送ラインのステージに対
して往復走行することになる。ところが、ルータ加工量
が多くなってくると、自走台車の時間短縮が難しくな
り、一定以上の生産効率を上げることが困難になってき
た。
工機1の搬入口2に搬送する場合、搬送ラインのステー
ジから目的とするルータ加工機1へ自走台車を制御装置
の指令によって走行させ、また、加工後の意匠原盤aを
回収する場合、搬出口4から搬送ラインのステージまで
自走台車を走行させ、意匠盤bを次工程に移動させてい
た。したがって、自走台車は搬送ラインのステージに対
して往復走行することになる。ところが、ルータ加工量
が多くなってくると、自走台車の時間短縮が難しくな
り、一定以上の生産効率を上げることが困難になってき
た。
【0006】そこで、本発明は、自動化したルータ加工
機への意匠盤の供給・排出を生産ラインとして効率良く
行なう遊技盤製造装置を提供することを目的とする。
機への意匠盤の供給・排出を生産ラインとして効率良く
行なう遊技盤製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、請求項1の発明は、ベニヤ板にセル画を貼
り付けた被加工物を穿設する複数のルータ加工機を、二
列に対向配置し、該対向配置したルータ加工機の間に自
動搬送機を走行させるエンドレスの搬送路を、前記各ル
ータ加工機をステーションとなるように配設したことを
特徴とする。
するために、請求項1の発明は、ベニヤ板にセル画を貼
り付けた被加工物を穿設する複数のルータ加工機を、二
列に対向配置し、該対向配置したルータ加工機の間に自
動搬送機を走行させるエンドレスの搬送路を、前記各ル
ータ加工機をステーションとなるように配設したことを
特徴とする。
【0008】請求項2の発明は請求項1の発明におい
て、搬送路の長手方向端部にそれぞれ被加工物の搬入路
および搬出路を設けたことを特徴とする。
て、搬送路の長手方向端部にそれぞれ被加工物の搬入路
および搬出路を設けたことを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は請求項1の発明におい
て、エンドレス搬送路の内側に並行して作業通路を設け
たことを特徴とする。
て、エンドレス搬送路の内側に並行して作業通路を設け
たことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1に示すように、ルータ加
工機1(a)〜(f)は二列に対向配置され、この対向
配置したルータ加工機1の間にAGV(自動搬送機)1
1を走行させるエンドレスのレール(搬送路)12を敷
設している。レール12にはAGV11が複数乗せら
れ、各ルータ加工機1がステーションとなるように配設
されている。また、AGV11は各ルータ加工機1の搬
入口2または搬出口4に停止するように制御されてい
る。複数のルータ加工機1は同一の性能を持ち、量産可
能であり、また、NCルータ集中制御システムで加工プ
ログラムを入れ替えて、敷板を入れ替えすることにより
多品種の生産を行なうことができる。また、AGV(自
動搬送機)11は複数台用意され、ルータ加工機1一台
に専用ではなく、また、AGV11一台で搬入・搬出を
行なうように制御されている。
図面に基づいて説明する。図1に示すように、ルータ加
工機1(a)〜(f)は二列に対向配置され、この対向
配置したルータ加工機1の間にAGV(自動搬送機)1
1を走行させるエンドレスのレール(搬送路)12を敷
設している。レール12にはAGV11が複数乗せら
れ、各ルータ加工機1がステーションとなるように配設
されている。また、AGV11は各ルータ加工機1の搬
入口2または搬出口4に停止するように制御されてい
る。複数のルータ加工機1は同一の性能を持ち、量産可
能であり、また、NCルータ集中制御システムで加工プ
ログラムを入れ替えて、敷板を入れ替えすることにより
多品種の生産を行なうことができる。また、AGV(自
動搬送機)11は複数台用意され、ルータ加工機1一台
に専用ではなく、また、AGV11一台で搬入・搬出を
行なうように制御されている。
【0011】二列に配設したルータ加工機1の周囲に外
壁13を設け、外壁13から突出したレール12の端部
には搬入路14が設けられ、反対側のレール12の端部
は外壁内側でUターンさせ、バリ取り用ローラ通路15
をレール12の左右に設けている。バリ取り用ローラ通
路15は検査ライン16に連絡され、検査ライン16
は、外壁外側に通じている搬出エレベータ17に連結し
ている。レール12の端部に設けた搬入路14には、セ
ット部18、搬送部19および敷板取出し部20が備え
られ、搬送部19により運ばれてくる意匠原盤(被加工
物)a上に敷板取出し部20から取出された敷板cを乗
せたものを所定枚数AGV11に積載する(例えば24
枚一組をローディング装置で積載する)ようになってい
る。また、AGV11はシステムコントローラ21で制
御される。レール12の端部が突出して外壁13が開い
ている搬入路14側には、敷板cの回収部22が設けら
れ、また、レール12にはバッテリー交換用の引き込み
レール23が接続されている。
壁13を設け、外壁13から突出したレール12の端部
には搬入路14が設けられ、反対側のレール12の端部
は外壁内側でUターンさせ、バリ取り用ローラ通路15
をレール12の左右に設けている。バリ取り用ローラ通
路15は検査ライン16に連絡され、検査ライン16
は、外壁外側に通じている搬出エレベータ17に連結し
ている。レール12の端部に設けた搬入路14には、セ
ット部18、搬送部19および敷板取出し部20が備え
られ、搬送部19により運ばれてくる意匠原盤(被加工
物)a上に敷板取出し部20から取出された敷板cを乗
せたものを所定枚数AGV11に積載する(例えば24
枚一組をローディング装置で積載する)ようになってい
る。また、AGV11はシステムコントローラ21で制
御される。レール12の端部が突出して外壁13が開い
ている搬入路14側には、敷板cの回収部22が設けら
れ、また、レール12にはバッテリー交換用の引き込み
レール23が接続されている。
【0012】また、エンドレスのレール12の内側には
作業通路24が設けられ、AGV11およびルータ加工
機1の監視・補助を行えるようになっている。また、そ
れぞれのルータ加工機1にルータ加工の制御を行なうN
C装置25が設けられ、敷板cに合わせた加工が行なえ
る。
作業通路24が設けられ、AGV11およびルータ加工
機1の監視・補助を行えるようになっている。また、そ
れぞれのルータ加工機1にルータ加工の制御を行なうN
C装置25が設けられ、敷板cに合わせた加工が行なえ
る。
【0013】本発明の遊技盤製造装置を働かすことによ
り、まず、搬入路14において、意匠原盤aがセット部
18、搬送部19および敷板取出し部20により、意匠
原盤aの所定枚数(例えば48枚)と敷板cとがAGV
11に載置され、矢印方向に走行制御される。
り、まず、搬入路14において、意匠原盤aがセット部
18、搬送部19および敷板取出し部20により、意匠
原盤aの所定枚数(例えば48枚)と敷板cとがAGV
11に載置され、矢印方向に走行制御される。
【0014】次に、複数のAGV11の制御について説
明する。一例として、搬入路14に4台のAGV11
(−1、−2、−3、−4)が待機している状態のと
き、図1に示すステーション1(b),ステーション1
(d),ステーション1(f)から受け入れ可能の信号
が出されると、AGV11−1,AGV11−2および
AGV11−3に意匠原盤aが積み込まれ、矢印方向に
搬送される。そしてステーション1(f)にAGV11
−1が到達して意匠原盤aを供給し、ステーション1
(d)にAGV11−2が、またステーション1(b)
にAGV11−3が到達して意匠原盤aを供給する。
明する。一例として、搬入路14に4台のAGV11
(−1、−2、−3、−4)が待機している状態のと
き、図1に示すステーション1(b),ステーション1
(d),ステーション1(f)から受け入れ可能の信号
が出されると、AGV11−1,AGV11−2および
AGV11−3に意匠原盤aが積み込まれ、矢印方向に
搬送される。そしてステーション1(f)にAGV11
−1が到達して意匠原盤aを供給し、ステーション1
(d)にAGV11−2が、またステーション1(b)
にAGV11−3が到達して意匠原盤aを供給する。
【0015】次に、ステーション1(d)から加工終了
の信号が出されると、空荷のAGV11−1、−2が搬
入路14方向に前進し、空荷のAGV11−3がステー
ション1(d)に到着して意匠原盤aを積み込む。積載
したAGV11−3は、エンドレスレール12上のAG
V11−4、11−1、11−2をこの順にAGV11
−3の先頭に走らせて搬出エレベータ(バリ取り用ロー
ラ通路15)に向かわせる。この際、いずれかのステー
ション1から受け入れ可能の信号または加工終了の信号
が出されたときは、走行中もしくは停止しているAGV
11−4、11−1、11−2を対応に当らせる。この
手順は搬送時間が加工時間より充分短いので不都合を生
じない。
の信号が出されると、空荷のAGV11−1、−2が搬
入路14方向に前進し、空荷のAGV11−3がステー
ション1(d)に到着して意匠原盤aを積み込む。積載
したAGV11−3は、エンドレスレール12上のAG
V11−4、11−1、11−2をこの順にAGV11
−3の先頭に走らせて搬出エレベータ(バリ取り用ロー
ラ通路15)に向かわせる。この際、いずれかのステー
ション1から受け入れ可能の信号または加工終了の信号
が出されたときは、走行中もしくは停止しているAGV
11−4、11−1、11−2を対応に当らせる。この
手順は搬送時間が加工時間より充分短いので不都合を生
じない。
【0016】次に、各ルータ加工機1での動作を説明す
る。ステーションであるルータ加工機1(a)の搬入口
2にAGV11を停止させ、意匠原盤aの荷降ろしを行
い、供給口3に意匠原盤aをセットする。次に、作業台
7に搬入側配給アームによって意匠原盤aを配置し、4
枚一組で加工する。ルータ加工の騒音は、各ルータ加工
機1が対向して設けられ後方に外壁13が設けられてい
ることから外部への漏れは極力少なくされている。加工
後は搬出側取出しアームによって排出口5に揃えられ
る。
る。ステーションであるルータ加工機1(a)の搬入口
2にAGV11を停止させ、意匠原盤aの荷降ろしを行
い、供給口3に意匠原盤aをセットする。次に、作業台
7に搬入側配給アームによって意匠原盤aを配置し、4
枚一組で加工する。ルータ加工の騒音は、各ルータ加工
機1が対向して設けられ後方に外壁13が設けられてい
ることから外部への漏れは極力少なくされている。加工
後は搬出側取出しアームによって排出口5に揃えられ
る。
【0017】また、排出口5から搬出口4に移動した意
匠盤(加工後の意匠原盤)bはAGV11により、バリ
取りコンベア15’に載せられてバリ取りが行われ、バ
リ取り用ローラ通路15を通り検査ライン16に移動さ
れる。ここではバリ取り・反りの検査が行われ、合格し
たものが搬出エレベータ17で次工程に送られる。
匠盤(加工後の意匠原盤)bはAGV11により、バリ
取りコンベア15’に載せられてバリ取りが行われ、バ
リ取り用ローラ通路15を通り検査ライン16に移動さ
れる。ここではバリ取り・反りの検査が行われ、合格し
たものが搬出エレベータ17で次工程に送られる。
【0018】以上の工程は作業通路24に配した作業員
が各ルータ加工機1を正面から見ることができ、監視・
補助を容易に行える。また、被加工物の搬入路14およ
び搬出路(搬出エレベータ17)がエンドレスレール1
2の両端に設けられているので、AGV11の走行制御
が容易になり、ルータ加工機1も増設することができ生
産効率も向上する。また、システムコントローラ21の
操作により、NC装置25の加工プログラムを入れ替え
ることで、異なる敷板cによる割り込み加工をすること
もでき、ラインを有効に使用できる。
が各ルータ加工機1を正面から見ることができ、監視・
補助を容易に行える。また、被加工物の搬入路14およ
び搬出路(搬出エレベータ17)がエンドレスレール1
2の両端に設けられているので、AGV11の走行制御
が容易になり、ルータ加工機1も増設することができ生
産効率も向上する。また、システムコントローラ21の
操作により、NC装置25の加工プログラムを入れ替え
ることで、異なる敷板cによる割り込み加工をすること
もでき、ラインを有効に使用できる。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上述べた通りであり、請求項
1に記載の発明では、対向配置したルータ加工機をステ
ーションとしてその間にエンドレスの搬送路を敷設し自
動搬送機を走行させたので被加工物を穿設するうえで加
工効率の良いレイアウトが形成でき、生産性を向上させ
る。請求項2の発明は、搬送路の長手方向端部にそれぞ
れ被加工物の搬入口および搬出口を設けたので、自動搬
送機の走行制御および被加工物の搬送経路が確立され、
作業の迅速化が図れる。請求項3の発明は、エンドレス
搬送路の内側に並行して作業通路を設けたので、監視や
機械支援を容易に行なえ、作業員の労力を軽減すること
ができる。
1に記載の発明では、対向配置したルータ加工機をステ
ーションとしてその間にエンドレスの搬送路を敷設し自
動搬送機を走行させたので被加工物を穿設するうえで加
工効率の良いレイアウトが形成でき、生産性を向上させ
る。請求項2の発明は、搬送路の長手方向端部にそれぞ
れ被加工物の搬入口および搬出口を設けたので、自動搬
送機の走行制御および被加工物の搬送経路が確立され、
作業の迅速化が図れる。請求項3の発明は、エンドレス
搬送路の内側に並行して作業通路を設けたので、監視や
機械支援を容易に行なえ、作業員の労力を軽減すること
ができる。
【図1】本発明による実施の形態の、生産ライン上の遊
技盤製造装置のレイアウトを示す上面図である。
技盤製造装置のレイアウトを示す上面図である。
【図2】図1に示す遊技盤製造装置の斜視図である。
【図3】図1の遊技盤製造装置から搬出される意匠盤の
斜視図である。
斜視図である。
1 ルータ加工機 2 搬入口 4 搬出口 11 自動搬送機 12 搬送路 24 作業通路 a,b 被加工物
Claims (3)
- 【請求項1】 ベニヤ板にセル画を貼り付けた被加工物
を穿設する複数のルータ加工機を、二列に対向配置し、
該対向配置したルータ加工機の間に自動搬送機を走行さ
せるエンドレスの搬送路を、前記各ルータ加工機をステ
ーションとなるように配設したことを特徴とする遊技盤
製造装置。 - 【請求項2】 搬送路の長手方向端部にそれぞれ被加工
物の搬入路および搬出路を設けたことを特徴とする請求
項1記載の遊技盤製造装置。 - 【請求項3】 エンドレス搬送路の内側に並行して作業
通路を設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技盤製
造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000318114A JP2002119655A (ja) | 2000-10-18 | 2000-10-18 | 遊技盤製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000318114A JP2002119655A (ja) | 2000-10-18 | 2000-10-18 | 遊技盤製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002119655A true JP2002119655A (ja) | 2002-04-23 |
Family
ID=18796789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000318114A Pending JP2002119655A (ja) | 2000-10-18 | 2000-10-18 | 遊技盤製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002119655A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102339932B1 (ko) | 2018-11-09 | 2021-12-15 | 한국기술교육대학교 산학협력단 | 유연 생산 공정 시스템 |
-
2000
- 2000-10-18 JP JP2000318114A patent/JP2002119655A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102339932B1 (ko) | 2018-11-09 | 2021-12-15 | 한국기술교육대학교 산학협력단 | 유연 생산 공정 시스템 |
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