JP2002119418A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2002119418A JP2000315264A JP2000315264A JP2002119418A JP 2002119418 A JP2002119418 A JP 2002119418A JP 2000315264 A JP2000315264 A JP 2000315264A JP 2000315264 A JP2000315264 A JP 2000315264A JP 2002119418 A JP2002119418 A JP 2002119418A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用していない状態での待機電力の消費を確
実に低減するとともに、ユーザが使用するうえで操作性
および利便性が良い炊飯器を提供する。 【解決手段】 マイコン52は、第1電源回路(直流電
源回路28)からの電力で、負荷部品を制御する動作制
御モードと、全ての負荷部品が非動作中であると判断す
ると、第1電源回路からの電力の出力を停止する一方、
この電力の出力停止状態で、操作されたスイッチ38a
〜38hを認識する省電力モードと、スイッチ38a〜
38hを認識しないバックアップモードとを備え、第1
電源回路は、省電力モードの実行中において、スイッチ
38a〜38hが操作されると、または、バックアップ
モードの実行中において、電源接続状態になると、電気
回路的に電力の出力を復帰し、マイコン52は、第1電
源回路の復帰を検出すると、その電力の出力状態を維持
し、前記動作制御モードに復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動作待機中の消費
電力の低減を図るようにした炊飯器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の炊飯器は、炊飯または保
温の動作をしていない待機状態で、例えば、炊飯、保温
および予約実行時に動作するLED、誘導加熱コイルお
よび蓋ヒータを動作させる駆動回路に対して何時でも動
作できるように電力を供給するとともに、表示パネルの
表示部に電力を供給して記憶メニューや現時刻等を表示
している。
【0003】近年では、各種の電気機器に対して省電力
を図る要望が高まっている。そのため、特開平11−3
18700号では、商用電源からの通電を可能もしくは
停止に切り換える通電切換手段を設け、通電の必要のな
い時は商用電源と電気的に切り放すことを可能とした炊
飯器を提供している。また、この炊飯器では、制御手段
は、通電切換手段により商用電源からの通電を停止して
いる時に入力手段からの入力を検知した場合、商用電源
からの通電を可能にする構成としている。そして、前記
入力手段は、専用入力手段または動作を操作するための
操作手段からなる構成としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記炊
飯器では、商用電源からの通電を復帰させるために、専
用のスイッチを設けているため、部品点数が多くなるう
え、使用上の操作ステップが多くなり、利便性が悪くな
るという問題がある。また、通電を復帰させるためのス
イッチを、動作を設定するための操作スイッチとした場
合には、これらのスイッチを検出するために、バックア
ップ用の電源の消費が多くなり、バックアップ電池の交
換頻度が多くなるという問題がある。
【0005】そこで、本発明では、使用していない状態
での待機電力の消費を確実に低減するとともに、ユーザ
が使用するうえで操作性および利便性が良い炊飯器を提
供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の炊飯器は、内鍋と、該内鍋を加熱する加熱
手段や温度センサ等の負荷部品と、各負荷部品を制御す
る駆動回路と、ユーザが操作する複数のスイッチと、操
作されたスイッチに応じて前記駆動回路を介して負荷部
品を制御するマイコンと、前記負荷部品、駆動回路およ
びマイコンに商用電源からの電力を供給する第1電源回
路と、該第1電源回路から電力の出力停止状態で前記マ
イコンに電力を供給する第2電源回路とを備えた炊飯器
において、前記商用電源と第1電源回路との接続状態を
検知する検知手段を設け、前記マイコンは、前記第1電
源回路からの電力で、前記負荷部品を制御する動作制御
モードと、この動作制御モードの実行中に、全ての負荷
部品が非動作中であると判断すると、前記第1電源回路
からの電力の出力を停止する一方、この電力の出力停止
状態で、前記スイッチが操作されるとその操作されたス
イッチを認識する省電力モードと、前記動作制御モード
の実行中に、前記商用電源と第1電源回路が非接続状態
になると、または、前記省電力モードの実行中に、所定
時間以上、前記商用電源と第1電源回路が非接続状態に
なると、前記スイッチが操作されてもそのスイッチを認
識しないバックアップモードとを備え、前記第1電源回
路は、前記マイコンが前記省電力モードの実行中におい
て、前記複数のスイッチのうち少なくともいずれか1つ
のスイッチが操作されると、または、マイコンがバック
アップモードの実行中において、前記商用電源と第1電
源回路が接続状態になると、電気回路的に電力の出力を
復帰し、前記マイコンは、前記第1電源回路の復帰を検
出すると、その電力の出力状態を維持し、前記動作制御
モードに復帰するように構成している。
【0007】前記炊飯器では、全ての負荷部品が非動作
中であると判断すると、省電力モードを実行し、第1電
源回路からの電力の出力を停止するため、待機状態での
消費電力を低減することができる。そして、この状態
で、少なくともいずれかのスイッチが操作されると、電
気回路的に第1電源回路から電力を出力させるととも
に、マイコンによりその出力状態を維持し、通常の動作
制御モードを実行する。また、この状態では、マイコン
は、ユーザが操作したスイッチを認識するため、直ちに
希望の動作を実行させることができる。
【0008】しかも、前記省電力モードの実行中におい
て、商用電源と第1電源回路とが所定時間以上継続して
非接続状態になると、前記スイッチが操作されてもその
スイッチを認識しないバックアップモードを実行する。
そのため、省電力モードの実行中に、ユーザが意図的に
電源コードを商用電源から抜いた場合に、バックアップ
用の第2電源回路の消費を低減することができる。な
お、このバックアップモードの実行状態で、商用電源と
第1電源回路とが再び接続状態になると、前記と同様
に、電気回路的に第1電源回路から電力を出力させると
ともに、マイコンによりその出力状態を維持し、通常の
動作制御モードを実行する。
【0009】また、本発明では、省電力モードの実行中
において、商用電源と第1電源回路とが所定時間以上継
続して非接続状態にならなければ、バックアップモード
に移行しない。即ち、省電力モードの実行中に、短時間
の停電が生じた場合には、省電力モードを維持する。
【0010】前記炊飯器では、前記マイコンと電源の接
続状態を検知する検知手段との間に電解コンデンサを介
設し、前記省電力モードの実行中において、所定時間以
上、前記商用電源と第1電源回路が非接続状態を継続す
ると、前記バックアップモードを実行するように構成す
ることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は、本発明の実施形態である炊
飯器1を示す。この炊飯器1は誘導加熱方式であり、内
鍋2と、該内鍋2を収容する本体3と、該本体3に回動
可能に取り付けられる蓋体4とからなる。そして、前記
本体3には、加熱手段である誘導加熱コイル5と、内鍋
用温度センサ6と、回路基板27とが配設されている。
また、前記蓋体4の内部には、蓋ヒータ7と、内鍋2の
内部温度を検出する蓋体用温度センサ8とが配設された
周知の構成のものである。
【0012】前記本体3の正面には、図2に示すよう
に、中央に配設された液晶表示部10の回りに複数のス
イッチ38a〜38h(図3参照)の操作部19〜26
を配設した表示パネル9が取り付けられている。
【0013】前記液晶表示部10は、後述するマイコン
52に内蔵したドライバによって表示するセグメント表
示方式のもので、時計表示11、その時計表示11が現
在時刻であることを示す現在表示12、午前表示13お
よび午後表示14、その時計表示11が残り炊飯時間で
あることを示す分表示15および時間表示16、液晶表
示部10の回りに設けた炊飯メニュー表示に対応する印
表示17、および、予約炊飯設定中であることを示す予
約表示18を備えている。
【0014】前記スイッチ38a〜38hの操作部19
〜26としては、動作の実行スイッチである炊飯スイッ
チ38aの操作部19、保温スイッチ38bの操作部2
0、および、クリーニングスイッチ38cの操作部21
が配設されている。また、炊飯条件等の設定スイッチで
ある予約スイッチ38dの操作部22、とりけしスイッ
チ38eの操作部23、メニュースイッチ38fの操作
部24、時スイッチ38gの操作部25、分スイッチ3
8hの操作部26が配設されている。本実施形態では、
これらのスイッチ38a〜38hは、安価な1接点型の
常開スイッチを用いている。
【0015】本実施形態の炊飯器1に搭載する回路基板
27は、図3に示すように、第1電源回路である直流電
源回路28と、電源制御回路32と、電源起動回路37
と、負荷部品の駆動回路42と、第2電源回路である電
池回路43と、電源接続検知回路47と、マイコン52
とを備えている。
【0016】前記直流電源回路28は、降圧型チョッパ
ー方式等の周知の方法により降圧させて直流低電圧を得
るスイッチング電源回路からなり、交流電圧(交流電
力)を整流するダイオード29と抵抗30を介して商用
電源31に接続される。この直流電源回路28は、前記
商用電源31の側に接続する入力ポート28aと、5V
の直流電圧を出力する直流電圧出力ポート28bと、動
作および停止の基準となる定電流出力ポート28cとを
備えている。なお、スイッチング電源回路の代わりにト
ランス方式のものや、抵抗降圧方式のものを用いてもよ
く、また、電源ICを用いてもよい。
【0017】前記電源制御回路32は、後述するマイコ
ン52によって前記直流電源回路28からの電力の出力
状態を維持または停止するもので、第1電解コンデンサ
33と、スイッチング素子であるトランジスタ34とを
備えている。第1電解コンデンサ33は、その正極側が
前記直流電源回路28の定電流出力ポート28cに接続
され、負極側がアースされている。トランジスタ34
は、ベースがマイコン52に接続され、コレクタが第1
電解コンデンサ33と定電流出力ポート28cの間に接
続され、エミッタがアースされている。また、このトラ
ンジスタ34のベースには、抵抗35を介して直流電源
VCCが接続されるとともに、抵抗36を介してアース
されている。
【0018】前記電源起動回路37は、商用電源31に
電源コードが接続され、かつ、直流電源回路28から電
力が出力されていない状態(後述する省電力モードの実
行状態)で、該直流電源回路28から電力の出力を開始
させるものである。この電源起動回路37は、その起動
スイッチとして、前記表示パネル9に配設した複数のス
イッチ38a〜38hの全てが適用され、これらのスイ
ッチ38a〜38hをマトリクス回路を構成するように
それぞれ接続している。そして、これらのうち、いずれ
かのスイッチ38a〜38hが操作されると、直流電源
回路28が電力の出力を開始するようになっている。こ
れらのスイッチ38a〜38hは、一方の接続端子がマ
イコン52の3つの接続ポート52e,52f,52g
にそれぞれ接続されるとともに、抵抗39a,39b,
39cを介してアースされている。また、他方の接続端
子は、ダイオード40a,40b,40cを介してマイ
コン52の3つの接続ポート52h,52i,52jに
接続されるとともに、ダイオード41a,41b,41
cを介して電源制御回路32の第1電解コンデンサ33
と直流電源回路28の定電流出力ポート28cの間に接
続されている。
【0019】前記駆動回路は、それぞれマイコン52に
接続され、該マイコン52からの指示に従って前記各負
荷部品を駆動させるものである。なお、図3では、誘導
加熱コイル5および蓋ヒータ7の駆動回路42のみ図示
している。
【0020】前記バックアップ用の電池回路43は、停
電や商用電源31から電源コードを抜いて直流電源回路
28からの電力の出力が遮断された状態、および、省電
力モードを実行している状態で、マイコン52に電力を
供給するものである。この電池回路43は、リチウム電
池等の充電が不可能な一次電池44と、抵抗45と、ダ
イオード46とを直列に接続してなり、このダイオード
46の下流側がマイコン52に接続されている。
【0021】前記電源接続検知回路47は、電池回路4
3によるバックアップ時に電源コードが商用電源31に
接続されているか否かを検知するもので、電源コードが
商用電源31に接続されている場合には、マイコン52
に所定電圧を印加するものである。この電源接続検知回
路47は、抵抗48および抵抗49、これら抵抗48,
49に接続された抵抗50を介して商用電源31と接続
されている。また、この電源接続検知回路47は、第2
電解コンデンサ51を介してマイコン52に接続されて
いる。
【0022】前記マイコン52は、電源入力ポート52
aに直流電源回路28および電池回路43が接続され、
接続ポート52bに電源制御回路32のトランジスタ3
4のベースが接続され、接続ポート52cに駆動回路4
2が接続され、接続ポート52dに電源接続検知回路4
7が接続されている。また、接続ポート52eに電源起
動回路37の炊飯スイッチ38a、保温スイッチ38
b、および、クリーニングスイッチ38cが接続され、
接続ポート52fに予約スイッチ38d、とりけしスイ
ッチ38e、および、メニュースイッチ38fが接続さ
れ、接続ポート52gに時スイッチ38g、および、分
スイッチ38hが接続されている。さらに、接続ポート
52hに電源起動回路37のダイオード40aが接続さ
れ、接続ポート52iにダイオード40bが接続され、
接続ポート52jにダイオード40cが接続されてい
る。
【0023】このマイコン52は、前記負荷部品を制御
する動作制御モードと、この動作制御モードの実行中に
全ての負荷部品が非動作中であると判断すると前記直流
電源回路28からの電力の出力を停止する省電力モード
と、前記動作制御モードの実行中に、前記商用電源31
と直流電源回路28が非接続状態になると、または、前
記省電力モードの実行中に、所定時間以上、前記商用電
源31と直流電源回路28が非接続状態になると実行す
るバックアップモードの3つの機能を備えている。ま
た、マイコン52は、前記省電力モードまたはバックア
ップモードの実行中に、直流電源回路28の動作が復帰
したことを検出すると、前記動作制御モードに復帰し、
直流電源回路28の動作状態を維持させる。
【0024】そして、通常の動作制御モードの実行時に
は、直流電源回路28から供給される電力により、記憶
されたプログラムに従って、従来と同様に前記誘導加熱
コイル5および蓋ヒータ7等の負荷部品を制御して、予
約炊飯を含む所定の炊飯、保温、および、クリーニング
の制御動作を実行する。また、前記省電力モードの実行
時には、ユーザがいずれかのスイッチの操作部19〜2
6を操作することにより、その操作したスイッチを認識
した後、前記動作制御モードに復帰することにより、該
動作制御モードにおいて所定の動作を行う。さらに、前
記バックアップモードの実行時には、商用電源31と直
流電源回路28との接続状態が復帰すると、ユーザがい
ずれかのスイッチの操作部19〜26を操作していて
も、そのスイッチを認識せずに動作制御モードにおける
待機状態に復帰するものである。
【0025】さらに、本実施形態では、図4に示すよう
に、前記電源制御回路32の第1電解コンデンサ33
は、放電を開始すると、例えば約30秒で図3中、A点
の電圧が前記定電流出力ポート28cがオン可能となる
しきい値を下回る容量のものが用いられている。また、
前記第2電解コンデンサ51は、放電を開始すると、例
えば約30秒で図3中、B点の電圧がマイコン52が商
用電源31と非接続状態になったことを検知するしきい
値を下回る容量のものが用いられている。そして、これ
ら電解コンデンサ33,51の関係により、停電等の原
因で、商用電源31から直流電源回路28への電力供給
が絶たれても、30秒未満であれば省電力モードを継続
し、バックアップモードには移行しない構成としてい
る。
【0026】次に、前記炊飯器1の回路基板27におけ
る電力供給について説明する。まず、前記炊飯器1は、
ユーザの元に至った状態では、電池回路43から出力さ
れる電力(3Vの直流電圧)がマイコン52に供給さ
れ、該マイコン52がバックアップモード状態で動作し
ている。
【0027】そして、図5に示すように、ユーザが電源
コードを商用電源31に差し込んで接続すると、図3に
示す直流電源回路28は、定電流出力ポート28cから
定電流の出力を開始する。
【0028】そうすると、電源制御回路32は、第1電
解コンデンサ33が充電を開始する。ここで、この状態
での第1電解コンデンサ33は、電荷が零(空)の状態
である。そのため、定電流出力ポート28cから出力さ
れた定電流は貫通電流となって第1電解コンデンサ33
を貫通し、該定電流出力ポート28cを短絡させること
になる。
【0029】これにより、直流電源回路28はスイッチ
ング動作を開始し、直流電圧出力ポート28bから電力
(5Vの直流電圧)の出力を開始する。
【0030】そして、マイコン52は、電源入力ポート
52aに前記直流電源回路28から出力された5Vの直
流電圧が供給されることにより、接続ポート52bをH
iインピーダンスな状態とする。
【0031】これにより、電源制御回路32では、トラ
ンジスタ34のベースの電圧がしきい値を越えてオン状
態となる。
【0032】その結果、直流電源回路28は、定電流出
力ポート28cがトランジスタ34を介して短絡状態を
維持するようになるため、スイッチング動作を継続し、
直流電圧出力ポート28bからの電力の出力を維持す
る。
【0033】このようにして、炊飯器1は、次の操作を
受付可能な操作受付待機状態になり、各スイッチを操作
することによって、前記マイコン52から駆動回路42
に動作信号を出力して予約を含む炊飯制御を動作可能な
状態、および、クリーニング制御を動作可能な動作制御
モードの実行状態になる。
【0034】次に、動作制御モードの実行中で、かつ、
マイコン52が内蔵した予約タイマを含む前記全ての負
荷部品が動作していない待機状態で、ユーザが電源コー
ドを商用電源31から抜き、非接続状態とした際の通電
について説明する。図6に示すように、まず、ユーザが
商用電源31と直流電源回路28とを非接続状態にする
と、前記直流電源回路28は、定電流出力ポート28c
からの出力を停止する。そして、この直流電源回路28
は、スイッチング動作を停止し、直流電圧出力ポート2
8bから電力(5Vの直流電圧)の出力を停止する。
【0035】そうすると、マイコン52は、5Vの直流
電圧の供給が遮断され、電池回路43からの3Vの直流
電圧が供給されるようになる。これにより、このマイコ
ン52は、接続ポート52bをHiインピーダンスな状
態からLoな状態とする。
【0036】その結果、電源制御回路32は、トランジ
スタ34がオフ状態となり、炊飯器1自体は、バックア
ップ(停電)状態となる。
【0037】次に、マイコン52が省電力モードを実行
する際の電力の供給について説明する。図7に示すよう
に、まず、マイコン52が内蔵した時計機能および液晶
表示部10を表示させるドライバを除き、内蔵した予約
タイマを含む前記全ての負荷部品が動作していない待機
状態になったと判断すると、該マイコン52は、省電力
モード実行判断を実行し、実行可能な状態であると判断
すると、接続ポート52bをHiインピーダンスな状態
からLoな状態とする。
【0038】そうすると、電源制御回路32では、トラ
ンジスタ34がオフ状態になり、直流電源回路28の定
電流出力ポート28cからの定電流が第1電解コンデン
サ33に供給され、該第1電解コンデンサ33が充電を
開始する。
【0039】そして、前記第1電解コンデンサ33の充
電により、図3中A点の電圧が定電流出力ポート28c
が遮断される電圧のしきい値を越えると、直流電源回路
28では、定電流出力ポート28cが遮断される。これ
により、該直流電源回路28は、スイッチング動作を停
止し、直流電圧出力ポート28bからの電力の出力を停
止する。
【0040】そうすると、マイコン52には、直流電源
回路28から供給される5Vの直流電圧が絶たれ、電池
回路43からの3Vの直流電圧が供給される。この状態
では、電源接続検出回路には商用電源31からの電力が
通電され、マイコン52の接続ポート52dには所定電
圧が印加されている。
【0041】その結果、炊飯器1は、直流電源回路28
から各負荷部品に電力が供給されなくなり、省電力モー
ドの実行状態となる。
【0042】このように、本実施形態の炊飯器1では、
内蔵した時計機能および液晶表示部10を表示させるド
ライバを除き、内蔵した予約タイマを含む全ての負荷部
品が動作していないと判断すると省電力モードを実行
し、直流電源回路28からの電力(5Vの直流電圧)の
出力を完全に停止するため、待機状態での商用電源31
の消費を削減することができる。具体的には、本実施形
態では、この省電力モードの実行中には、消費電力を約
0.1Wまで低減することができる。
【0043】次に、マイコン52が省電力モードを実行
中に30秒未満の停電が生じ、商用電源31からの電力
が一時的に遮断された際の通電について説明する。図8
に示すように、まず、省電力モードの実行中に商用電源
31からの電力が遮断されると、電源制御回路32の第
1電解コンデンサ33が放電を開始する。また、電源接
続検知回路47の第2電解コンデンサ51が放電を開始
する。
【0044】そして、30秒未満に商用電源31からの
電力供給が復帰すると、電源制御回路32では、第1電
解コンデンサ33の電圧が定電流出力ポート28cがオ
ン可能となるしきい値より大きい状態を維持する。ま
た、電源接続検知回路47では、第2電解コンデンサ5
1の電圧がマイコン52が電力の遮断を検出するしきい
値より大きい状態を維持する。
【0045】その結果、マイコン52は、電源接続検知
回路47が接続された接続ポート52dでHiを検出
し、省電力モードの実行状態を維持する。
【0046】次に、マイコン52が省電力モードを実行
中にユーザが電源コードを商用電源31から抜き、また
は、長時間に及ぶ停電が生じ、30秒以上、商用電源3
1からの電力が遮断された際の通電について説明する。
図9に示すように、まず、前記と同様に、省電力モード
の実行中に商用電源31からの電力が遮断されると、電
源制御回路32の第1電解コンデンサ33が放電を開始
する。また、電源接続検知回路47の第2電解コンデン
サ51が放電を開始する。
【0047】そして、30秒を越えても商用電源31か
らの電力供給が復帰しないため、電源制御回路32で
は、第1電解コンデンサ33の電圧が定電流出力ポート
28cがオン可能となるしきい値より下回る。また、電
源接続検知回路47では、第2電解コンデンサ51の電
圧がマイコン52が電力の遮断を検出するしきい値より
下回る。
【0048】その結果、マイコン52は、電源接続検知
回路47が接続された接続ポート52dでLoを検出
し、バックアップモードの実行状態となる。
【0049】次に、前記炊飯器1において、省電力モー
ドの実行状態から直流電源回路28が動作を復帰する際
の電力供給について説明する。図10に示すように、省
電力モードの実行中に、スイッチ38a〜38hのうち
いずれかの操作部19〜26が操作されると、まず、直
流電源回路28において、全てのスイッチ38a〜38
hと接続された定電流出力ポート28cが短絡する。
【0050】これにより、前記直流電源回路28は、ス
イッチング動作を開始し、直流電圧出力ポート28bか
ら電力(5Vの直流電圧)の出力を開始する。
【0051】そうすると、前記直流電源回路28からの
5Vの直流電圧により、電池回路43からの3Vの直流
電圧の通電が遮断され、マイコン52には、直流電源回
路28からの電力が供給される。そして、このマイコン
52は、直流電源回路28が復帰したことを検出し、接
続ポート52bをHiインピーダンスな状態とする。
【0052】これにより、電源制御回路32では、トラ
ンジスタ34のベースの電圧がしきい値を越えてオン状
態となる。
【0053】その結果、直流電源回路28は、定電流出
力ポート28cがトランジスタ34を介して短絡状態を
維持するようになるため、スイッチング動作を継続し、
直流電圧出力ポート28bからの電力の出力を維持す
る。
【0054】このようにして、炊飯器1は、スイッチ操
作による遷移状態、または、次の操作を受付可能な操作
受付待機状態になる。ここで、スイッチ操作による遷移
状態とは、例えば、操作されたスイッチがメニュースイ
ッチ38fである場合には、「ふつう」、「やわらか
め」および「かため」のうち、いずれかの記憶炊飯メニ
ューを表示し、次の操作を受付可能なメニュー設定状態
になる。また、操作されたスイッチが炊飯スイッチ38
aである場合には、記憶メニューで炊飯を開始すること
を意味する。
【0055】このように、本発明の炊飯器1では、マイ
コン52が省電力モードを実行すると、その後は、電気
回路的に直流電源回路28の電力の出力停止状態を維持
する。また、商用電源31から直流電源回路28への電
力供給が絶たれると、その状況を電気回路的に遅延させ
てマイコン52に認識させ、その状況が所定時間以上、
継続するとバックアップモードを実行させる。そして、
省電力モードの実行中に、いずれかのスイッチ38a〜
38hが操作されると、または、バックアップモードの
実行中に、商用電源31との接続状態が復帰すると、電
気回路的に直流電源回路28からの電力の出力を復帰さ
せる。
【0056】次に、前記炊飯器1のマイコン52による
制御について具体的に説明する。ユーザが電源コードを
商用電源31に接続し、炊飯器1に電源を投入すると、
マイコン52は、図11に示すように、まず、ステップ
S1で、自身の初期設定処理を含む起動処理を行う。
【0057】そして、起動処理が終了すると、ステップ
S2で、商用電源31と非接続状態とすることによっ
て、電源入力ポート52aへの5Vの電圧が遮断された
か否かを検出し、遮断されていない場合にはステップS
3に進み、遮断された場合にはステップS20に進む。
【0058】ステップS3では、表示パネル9のいずれ
かのスイッチ38a〜38hが操作されたか否かを検出
する。そして、操作を検出した場合にはステップS4に
進み、操作を検出しない場合には図12に示すステップ
S12に進む。
【0059】ステップS4では、操作されたスイッチが
炊飯スイッチ38aであるか否かを検出する。そして、
炊飯スイッチ38aである場合にはステップS5に進
み、周知の炊飯スイッチ検出処理を実行して図12に示
すステップS12に進み、炊飯スイッチ38aでない場
合には、ステップS6に進む。
【0060】ステップS6では、操作されたスイッチが
保温スイッチ38bであるか否かを検出する。そして、
保温スイッチ38bである場合にはステップS7に進
み、周知の保温スイッチ検出処理を実行して図12に示
すステップS12に進み、保温スイッチ38bでない場
合には、ステップS8に進む。
【0061】ステップS8では、操作されたスイッチが
クリーニングスイッチ38cであるか否かを検出する。
そして、クリーニングスイッチ38cである場合にはス
テップS9に進み、周知のクリーニングスイッチ検出処
理を実行して図12に示すステップS12に進み、クリ
ーニングスイッチ38cでない場合には、図12に示す
ステップS10に進む。
【0062】図12に示すように、ステップS10で
は、操作されたスイッチがとりけしスイッチ38eであ
るか否かを検出する。そして、とりけしスイッチ38e
でない場合にはステップS11に進み、操作されたその
他のスイッチ38d〜38hに応じたスイッチ検出処理
を実行した後、図11に示すステップS2に戻る。ま
た、とりけしスイッチ38eである場合にはステップS
13に進む。
【0063】なお、前記ステップS5で炊飯スイッチ検
出処理を実行し、予約炊飯を含む周知の炊飯動作が終了
すると、または、ステップS7で保温スイッチ検出処理
を実行し、おやすみ保温を含む周知の保温動作が終了す
ると、または、ステップS9でクリーニングスイッチ検
出処理を実行し、周知のクリーニング動作が終了する
と、ステップS12で、マイコン52が内蔵した時計機
能および液晶表示部10を表示させるドライバを除き、
内蔵した予約タイマを含む前記全ての負荷部品が動作し
ていない待機状態になったか否かを検出する。そして、
待機状態になっていない場合には図11に示すステップ
S2に戻り、待機状態になった場合にはステップS13
に進む。
【0064】ステップS13では、省電力モードの実行
判断として、20秒タイマをスタートさせる。
【0065】ついで、ステップS14で、その20秒タ
イマがカウントアップしたか否かを検出する。そして、
20秒タイマがカウントアップした場合にはステップS
15に進み、カウントアップしていない場合にはステッ
プS17に進む。
【0066】ステップS15では、省電力モードを実行
したことを意味するフラグfに1を入力した後、ステッ
プS16で、接続ポート52bをHiインピーダンスな
状態からLoな状態とした後、図11に示すステップS
2に戻る。
【0067】一方、ステップS17では、いずれかのス
イッチ38a〜38hが操作されたか否かを検出する。
そして、操作を検出した場合にはステップS18に進
み、省電力モードを実行したことを意味するフラグfに
0を入力した後、ステップS19で、動作中の20秒タ
イマをリセットして図11に示すステップS4に戻る。
【0068】また、前記ステップS2で、電源入力ポー
ト52aへの5Vの電圧が遮断された場合、または、前
記ステップS16を経て電源入力ポート52aへの5V
の電圧が遮断された場合には、ステップS20で、省電
力モードを実行したことを意味するfに1が入力されて
いるか否かを検出する。そして、fが1である場合には
ステップS21で、省電力処理を実行してステップS2
2に進む。一方、fが1でない場合(f=0)にはその
ままステップS22に進む。
【0069】ステップS22では、電池回路43からの
電力(3Vの直流電圧)によってマイコン52自身が行
うバックアップ処理を実行してステップS23に進む。
ここで、このバックアップ処理とは、商用電源31から
の電力が遮断された状態で、動作させる必要がある時計
機能や液晶表示部10を表示させる等、常に動作させる
必要がある負荷部品の動作のみを制御するものである。
【0070】ステップS23では、電源入力ポート52
aへの5Vの電圧が供給されたか否かを検出し、5Vの
電圧供給が復帰した場合にはステップS1に戻り、復帰
していない場合にはステップS20に戻る。ここで、前
記5Vの電圧の復帰は、マイコン52が省電力モードの
実行状態では、いずれかのスイッチ38a〜38hが操
作されることによるものである。また、バックアップモ
ードの実行状態では、ユーザが電源コードを接続するこ
と、または、停電が復帰することによるものである。
【0071】次に、マイコン52による起動処理につい
て説明する。直流電源回路が動作し、電源入力ポート5
2aに5Vの直流電圧が入力されると、マイコン52
は、図13に示すように、まず、ステップS1−1で、
接続ポート52bをLoな状態からHiインピーダンス
な状態とする。これにより、前述のように、直流電源回
路28からの電力(5Vの直流電圧)の供給が継続され
る。
【0072】ついで、ステップS1−2で、RAMが既
に初期化されているか否かを検出し、初期化済みでない
場合にはステップS1−3に進み、RAMの初期化処理
を実行してステップS1−4に進む。また、既に初期化
済みである場合にはステップS1−3をスキップしてス
テップS1−4に進む。
【0073】ステップS1−4では、周波数判別処理を
実行した後、ステップS1−5で、AD入力読込処理を
実行する。そして、ステップS1−6で、ADが確定し
たか否かを検出し、確定した場合にはステップS1−7
に進み、各ポート52b〜52jの設定処理を実行して
リターンする。また、ADが確定していない場合にはス
テップS1−5に戻り、確定するまで繰り返す。なお、
前記RAMの初期化処理、周波数判別処理、AD入力読
込処理、および、ポート設定処理は、周知のマイコン5
2が実行する処理である。
【0074】次に、マイコン52による省電力処理につ
いて説明する。前記ステップS16で、省電力モードを
実行し、直流電源回路28からの5Vの電圧が遮断され
ると、マイコン52は、図14に示すように、まず、ス
テップS30で、いずれかのスイッチ38a〜38hが
操作されたか否かを検出する。そして、操作を検出した
場合にはステップS31に進み、操作されたスイッチを
記憶してリターンする。一方、操作を検出しない場合に
はステップS32に進む。
【0075】ステップS32では、電源接続検知回路4
7を接続した接続ポート52dがLoになっているか否
かを検出する。そして、Loを検出した場合にはステッ
プS34に進み、省電力モードを実行中であることを示
すfを0とし、省電力モードを解除する。これにより、
炊飯器1は、商用電源31に電源コードが接続された状
態で、前記ステップS22で、操作されたスイッチ38
a〜38hを認識せず、商用電源31との接続状態が復
帰すると、動作制御モードに復帰するバックアップ処理
を実行する。一方、接続ポート52dがLoでない場合
(Hi)にはリターンする。
【0076】なお、本発明の炊飯器1は前記実施形態の
構成に限定されるものではない。例えば、前記実施形態
では、商用電源31と第1電源回路である直流電源回路
28とが非接続状態になったことを、電解コンデンサ3
3によってマイコン52が遅延して検出するようにした
が、マイコン52が内蔵したタイマを動作させ、所定時
間、非接続状態が維持すると、省電力モードからバック
アップモードに移行するようにしてもよい。
【0077】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の炊飯器では、全ての負荷部品が非動作中であると判断
すると、省電力モードを実行し、第1電源回路からの電
力の出力を完全に停止するため、待機状態での消費電力
を低減することができる。そして、この状態では、マイ
コンは、ユーザが操作したスイッチを認識するため、第
1電源回路から電力の出力を復帰すると、直ちに希望の
動作を実行させることができる。その結果、ユーザが操
作するうえでの操作性および利便性の向上を図ることが
できる。
【0078】また、前記省電力モードの実行中におい
て、所定時間以上、商用電源と第1電源回路との非接続
状態が継続すると、前記スイッチが操作されてもそのス
イッチを認識しないバックアップモードを実行する。そ
のため、省電力モードの実行中に、ユーザが意図的に電
源コードを商用電源から抜いた場合に、バックアップ用
の第2電源回路の消費を低減することができる。
【0079】さらに、本発明の炊飯器は、省電力モード
の実行中において、商用電源と第1電源回路とが所定時
間以上継続して非接続状態にならなければ、バックアッ
プモードに移行しない。即ち、省電力モードの実行中
に、短時間の停電が生じた場合には、省電力モードを維
持する。そのため、省電力モードの実行中に、短時間の
停電が生じた場合に、バックアップモードが実行され、
ユーザが希望のスイッチを操作しても、それに応じた動
作が実行されないという違和感を抱かせる不都合を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の炊飯器を示す概略図である。
【図2】 炊飯器の表示パネルを示す正面図である。
【図3】 炊飯器の回路基板を示す回路図である。
【図4】 第1電解コンデンサと直流電源回路の定電流
出力ポートのしきい値および第2電解コンデンサとマイ
コンの接続ポートのしきい値の関係を示すグラフであ
る。
【図5】 商用電源に接続した際の回路基板の動作を示
すシステムフローチャートである。
【図6】 商用電源との接続を解除した際の回路基板の
動作を示すシステムフローチャートである。
【図7】 省電力モードを実行した際の回路基板の動作
を示すシステムフローチャートである。
【図8】 省電力モードの実行中に所定時間内電力が遮
断した場合の回路基板の動作を示すシステムフローチャ
ートである。
【図9】 省電力モードの実行中に所定時間以上電力が
遮断した場合の回路基板の動作を示すシステムフローチ
ャートである。
【図10】 省電力モードの実行状態から起動する際の
回路基板の動作を示すシステムフローチャートである。
【図11】 マイコンの制御動作を示すフローチャート
である。
【図12】 図11の続きのフローチャートである。
【図13】 図11の起動処理のフローチャートであ
る。
【図14】 図11の省電力処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1…炊飯器、2…内鍋、3…本体、4…蓋体、9…表示
パネル、10…液晶表示部、19〜26…操作部、27
…回路基板、28…直流電源回路(第1電源回路)、3
1…商用電源、32…電源制御回路、33…第1電解コ
ンデンサ、37…電源起動回路、38a〜38h…スイ
ッチ、43…電池回路(第2電源回路)、47…電源接
続検知回路、51…第2電解コンデンサ、52…マイコ
ン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 史晃 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内 Fターム(参考) 4B055 AA03 BA27 BA44 CA65 CA66 CC16 CC17 CC18 CD42 CD46 CD52 DB14 GA11 GB12 GB29 GB41 GD01 GD02 GD06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内鍋と、該内鍋を加熱する加熱手段や温
    度センサ等の負荷部品と、各負荷部品を制御する駆動回
    路と、ユーザが操作する複数のスイッチと、操作された
    スイッチに応じて前記駆動回路を介して負荷部品を制御
    するマイコンと、前記負荷部品、駆動回路およびマイコ
    ンに商用電源からの電力を供給する第1電源回路と、該
    第1電源回路から電力の出力停止状態で前記マイコンに
    電力を供給する第2電源回路とを備えた炊飯器におい
    て、 前記商用電源と第1電源回路との接続状態を検知する検
    知手段を設け、 前記マイコンは、前記第1電源回路からの電力で、前記
    負荷部品を制御する動作制御モードと、 この動作制御モードの実行中に、全ての負荷部品が非動
    作中であると判断すると、前記第1電源回路からの電力
    の出力を停止する一方、この電力の出力停止状態で、前
    記スイッチが操作されるとその操作されたスイッチを認
    識する省電力モードと、 前記動作制御モードの実行中に、前記商用電源と第1電
    源回路が非接続状態になると、または、前記省電力モー
    ドの実行中に、所定時間以上、前記商用電源と第1電源
    回路が非接続状態になると、前記スイッチが操作されて
    もそのスイッチを認識しないバックアップモードとを備
    え、 前記第1電源回路は、前記マイコンが前記省電力モード
    の実行中において、前記複数のスイッチのうち少なくと
    もいずれか1つのスイッチが操作されると、または、マ
    イコンがバックアップモードの実行中において、前記商
    用電源と第1電源回路が接続状態になると、電気回路的
    に電力の出力を復帰し、 前記マイコンは、前記第1電源回路の復帰を検出する
    と、その電力の出力状態を維持し、前記動作制御モード
    に復帰するようにしたことを特徴とする炊飯器。
  2. 【請求項2】 前記マイコンと電源の接続状態を検知す
    る検知手段との間に電解コンデンサを介設し、前記省電
    力モードの実行中において、所定時間以上、前記商用電
    源と第1電源回路が非接続状態を継続すると、前記バッ
    クアップモードを実行するようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載の炊飯器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011206120A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気炊飯器
WO2012066762A1 (ja) * 2010-11-17 2012-05-24 パナソニック株式会社 回路装置
JP2013096662A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Paloma Co Ltd 加熱調理器の電源供給システム

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WO2012066762A1 (ja) * 2010-11-17 2012-05-24 パナソニック株式会社 回路装置
JP2013096662A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Paloma Co Ltd 加熱調理器の電源供給システム

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