JP2002119126A - 穀粒搬送装置 - Google Patents
穀粒搬送装置Info
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- JP2002119126A JP2002119126A JP2000312441A JP2000312441A JP2002119126A JP 2002119126 A JP2002119126 A JP 2002119126A JP 2000312441 A JP2000312441 A JP 2000312441A JP 2000312441 A JP2000312441 A JP 2000312441A JP 2002119126 A JP2002119126 A JP 2002119126A
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- Japan
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- grain
- grains
- glen tank
- discharge pipe
- grain discharge
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Abstract
(57)【要約】
【課題】コンバインのグレンタンク内に貯留されている
穀粒において、損傷を与えずに効率良く機外へとスムー
ズに搬送して排出するようにする。 【解決手段】 移動車体2上に設けられた穀粒を貯溜す
るグレンタンク5と、該グレンタンク5の下部から送ら
れてくる穀粒を穀粒排出口8a側へ向けて排出案内する
可撓性の穀粒排出パイプ17と、この穀粒排出パイプ1
7内の穀粒を搬送する送風手段7を有する穀粒搬送装置
において、前記穀粒排出パイプ17をグレンタンク5後
方の縦筒体19と該縦筒体19の上部に連設される横筒
体21に挿通すると共に、該横筒体21の先端部には穀
粒を下向きに排出案内するガイド体36を設け、該ガイ
ド体36には搬送空気を後方に抜くための間隙部37を
設けえたことを特徴とする穀粒搬送装置の構成とする。
穀粒において、損傷を与えずに効率良く機外へとスムー
ズに搬送して排出するようにする。 【解決手段】 移動車体2上に設けられた穀粒を貯溜す
るグレンタンク5と、該グレンタンク5の下部から送ら
れてくる穀粒を穀粒排出口8a側へ向けて排出案内する
可撓性の穀粒排出パイプ17と、この穀粒排出パイプ1
7内の穀粒を搬送する送風手段7を有する穀粒搬送装置
において、前記穀粒排出パイプ17をグレンタンク5後
方の縦筒体19と該縦筒体19の上部に連設される横筒
体21に挿通すると共に、該横筒体21の先端部には穀
粒を下向きに排出案内するガイド体36を設け、該ガイ
ド体36には搬送空気を後方に抜くための間隙部37を
設けえたことを特徴とする穀粒搬送装置の構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀粒搬送装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンバインの穀粒排出装置は、グ
レンタンクの下部にラセンを設け、該ラセンの回転駆動
により、穀粒排出オーガから穀粒を機外へと排出する構
成である。また、グレンタンク、脱穀装置及び縦筒体等
は、強固に支持されていなかった。
レンタンクの下部にラセンを設け、該ラセンの回転駆動
により、穀粒排出オーガから穀粒を機外へと排出する構
成である。また、グレンタンク、脱穀装置及び縦筒体等
は、強固に支持されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のようなコンバイ
ンの穀粒排出装置では、ラセンとの摩擦により穀粒が損
傷していた。また、脱穀装置やグレンタンクが大きく振
動していた。本発明は、このような問題点を解消しよう
とするものである。
ンの穀粒排出装置では、ラセンとの摩擦により穀粒が損
傷していた。また、脱穀装置やグレンタンクが大きく振
動していた。本発明は、このような問題点を解消しよう
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、請求項1記載の発明においては、移動車
体2上に設けられた穀粒を貯溜するグレンタンク5と、
該グレンタンク5の下部から送られてくる穀粒を穀粒排
出口8a側へ向けて排出案内する可撓性の穀粒排出パイ
プ17と、この穀粒排出パイプ17内の穀粒を搬送する
送風手段7を有する穀粒搬送装置において、前記穀粒排
出パイプ17をグレンタンク5後方の縦筒体19と該縦
筒体19の上部に連設される横筒体21に挿通すると共
に、該横筒体21の先端部には穀粒を下向きに排出案内
するガイド体36を設け、該ガイド体36には搬送空気
を後方に抜くための間隙部37を設けえたことを特徴と
する穀粒搬送装置としている。
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、請求項1記載の発明においては、移動車
体2上に設けられた穀粒を貯溜するグレンタンク5と、
該グレンタンク5の下部から送られてくる穀粒を穀粒排
出口8a側へ向けて排出案内する可撓性の穀粒排出パイ
プ17と、この穀粒排出パイプ17内の穀粒を搬送する
送風手段7を有する穀粒搬送装置において、前記穀粒排
出パイプ17をグレンタンク5後方の縦筒体19と該縦
筒体19の上部に連設される横筒体21に挿通すると共
に、該横筒体21の先端部には穀粒を下向きに排出案内
するガイド体36を設け、該ガイド体36には搬送空気
を後方に抜くための間隙部37を設けえたことを特徴と
する穀粒搬送装置としている。
【0005】請求項2に記載の発明においては、前記可
撓性の穀粒排出パイプ17は、前記横筒体21の前端近
傍まで延設されていることを特徴とする請求項1記載の
穀粒搬送装置としている。請求項3に記載の発明におい
ては、移動車体2上に設けられた穀粒を貯溜するグレン
タンク5と、該グレンタンク5の下部から送られてくる
穀粒を穀粒排出口8a側へ向けて排出案内する可撓性の
穀粒排出パイプ17と、この穀粒排出パイプ17内の穀
粒を搬送する送風手段7と、グレンタンク5後方に立設
されていて前記穀粒排出パイプ17を挿通している縦筒
体19及び該縦筒体19の上端部に連設された横筒体2
1を有する穀粒搬送装置において、前記縦筒体19の近
傍に上下方向に沿う縦フレーム38を設け、グレンタン
ク5と対向させて設けた脱穀装置4の横方向内側には前
後に沿わせて脱穀フレーム39を設け、前記縦フレーム
38と脱穀フレーム39とを補強部材40で連結したこ
とを特徴とする穀粒搬送装置としている。
撓性の穀粒排出パイプ17は、前記横筒体21の前端近
傍まで延設されていることを特徴とする請求項1記載の
穀粒搬送装置としている。請求項3に記載の発明におい
ては、移動車体2上に設けられた穀粒を貯溜するグレン
タンク5と、該グレンタンク5の下部から送られてくる
穀粒を穀粒排出口8a側へ向けて排出案内する可撓性の
穀粒排出パイプ17と、この穀粒排出パイプ17内の穀
粒を搬送する送風手段7と、グレンタンク5後方に立設
されていて前記穀粒排出パイプ17を挿通している縦筒
体19及び該縦筒体19の上端部に連設された横筒体2
1を有する穀粒搬送装置において、前記縦筒体19の近
傍に上下方向に沿う縦フレーム38を設け、グレンタン
ク5と対向させて設けた脱穀装置4の横方向内側には前
後に沿わせて脱穀フレーム39を設け、前記縦フレーム
38と脱穀フレーム39とを補強部材40で連結したこ
とを特徴とする穀粒搬送装置としている。
【0006】請求項4に記載の発明においては、収納位
置に収納されている横筒体21を受ける受け具41は、
前記脱穀フレーム39に取り付けたことを特徴とする請
求項3記載の穀粒搬送装置としている。請求項5に記載
の発明においては、前記縦フレーム38、又は、該縦フ
レーム38に連結している補強部材40にグレンタンク
5の回動支点部42を構成したことを特徴とする請求項
3又は請求項4に記載の穀粒搬送装置としている。
置に収納されている横筒体21を受ける受け具41は、
前記脱穀フレーム39に取り付けたことを特徴とする請
求項3記載の穀粒搬送装置としている。請求項5に記載
の発明においては、前記縦フレーム38、又は、該縦フ
レーム38に連結している補強部材40にグレンタンク
5の回動支点部42を構成したことを特徴とする請求項
3又は請求項4に記載の穀粒搬送装置としている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1〜図4には、本実施例を具現化した
農業機械である普通型コンバインが示されている。
いて説明する。図1〜図4には、本実施例を具現化した
農業機械である普通型コンバインが示されている。
【0008】走行装置1を有する車台2の前方には、植
立穀稈を刈り取って後方に搬送する刈取装置3と、該刈
取装置3から搬送されてきた穀稈を受け継いでさらに後
方の脱穀装置4へ向けて搬送するエレベータ3aが設け
られている。前記刈取装置3は植立穀稈を分草する分草
具10,分草された穀稈を掻き込むタイン3bを有する
掻込みリール3c,掻き込まれた穀稈を刈る刈刃11,
刈り取られた穀稈を後方のエレベータ3aに送りこむオ
ーガドラム12等から構成されている。前記エレベータ
3aの搬送途中には、該エレベータ3a内の塵埃を機外
へと排出する排出装置3dが構成されている。
立穀稈を刈り取って後方に搬送する刈取装置3と、該刈
取装置3から搬送されてきた穀稈を受け継いでさらに後
方の脱穀装置4へ向けて搬送するエレベータ3aが設け
られている。前記刈取装置3は植立穀稈を分草する分草
具10,分草された穀稈を掻き込むタイン3bを有する
掻込みリール3c,掻き込まれた穀稈を刈る刈刃11,
刈り取られた穀稈を後方のエレベータ3aに送りこむオ
ーガドラム12等から構成されている。前記エレベータ
3aの搬送途中には、該エレベータ3a内の塵埃を機外
へと排出する排出装置3dが構成されている。
【0009】前記車台7上にはエレベータ3aから搬送
されてきた穀稈を脱穀選別する脱穀装置4、該脱穀装置
4にて脱穀選別した穀粒を一時貯溜するグレンタンク5
と、キャビン6aに覆われている操作部6が載置されて
いる。キャビン6a内は温度調節が可能となっている
が、そのための冷媒の冷却装置としてのコンデンサ6c
は、車台2の後部上方にフレームにて載置されている。
そして、エンジン2aは、車台2の前部であって操作部
6の下方に搭載して各装置の回転各部を伝動できる構成
としている。
されてきた穀稈を脱穀選別する脱穀装置4、該脱穀装置
4にて脱穀選別した穀粒を一時貯溜するグレンタンク5
と、キャビン6aに覆われている操作部6が載置されて
いる。キャビン6a内は温度調節が可能となっている
が、そのための冷媒の冷却装置としてのコンデンサ6c
は、車台2の後部上方にフレームにて載置されている。
そして、エンジン2aは、車台2の前部であって操作部
6の下方に搭載して各装置の回転各部を伝動できる構成
としている。
【0010】このようなコンバインを走行させて作業を
開始すると、植立穀稈は分草具10にて分草されて、タ
イン3bを有する掻込みリール3cにて掻き込まれて刈
刃11にて刈り取られる。該刈刃11にて刈り取られた
穀稈はオーガドラム11にて集草されてエレベータ12
の始端部へと送られていく。
開始すると、植立穀稈は分草具10にて分草されて、タ
イン3bを有する掻込みリール3cにて掻き込まれて刈
刃11にて刈り取られる。該刈刃11にて刈り取られた
穀稈はオーガドラム11にて集草されてエレベータ12
の始端部へと送られていく。
【0011】該エレベータ12に送られた穀稈は後方へ
搬送され、脱穀装置4に投入されて脱穀選別される。該
脱穀装置4にて脱穀選別された穀粒は、一番昇機35か
らグレンタンク5内へと搬送されて一時貯溜される。グ
レンタンク5内の穀粒が満杯状態となると、穀粒は送風
手段7(以下、ブロアという)にて発生した空気の搬送
力により搬送されて、穀粒排出装置8から機外へと排出
されていく。本実施例では、前述のごとく、普通型コン
バインを示しているが、自脱型のコンバインであっても
作用効果は同じである。
搬送され、脱穀装置4に投入されて脱穀選別される。該
脱穀装置4にて脱穀選別された穀粒は、一番昇機35か
らグレンタンク5内へと搬送されて一時貯溜される。グ
レンタンク5内の穀粒が満杯状態となると、穀粒は送風
手段7(以下、ブロアという)にて発生した空気の搬送
力により搬送されて、穀粒排出装置8から機外へと排出
されていく。本実施例では、前述のごとく、普通型コン
バインを示しているが、自脱型のコンバインであっても
作用効果は同じである。
【0012】前記ブロア7,グレンタンク5及び穀粒排
出装置8の構成について具体的に説明する。ブロア7
は、グレンタンク5の下方であって、該グレンタンク5
の前板5bに設けられていて、空気の吸入口7aと吐出
口7bとが設けられている構成である。また、グレンタ
ンク5の下部には、穀粒繰出装置15が設けられてい
て、モータ13とチェン14にて回転駆動する構成であ
る。穀粒繰出装置15には複数の羽根15aが設けられ
ている。そして、前記ブロア7の吐出口7bと穀粒繰出
装置15の下部は可撓性のパイプ16にて接続されてい
て、さらに、穀粒繰出装置15の下部の他側(穀粒搬送
方向下手側)も穀粒排出パイプ17が接続していて、穀
粒排出装置8の穀粒排出口8aの近傍まで一本の穀粒排
出パイプ17にて構成されている。
出装置8の構成について具体的に説明する。ブロア7
は、グレンタンク5の下方であって、該グレンタンク5
の前板5bに設けられていて、空気の吸入口7aと吐出
口7bとが設けられている構成である。また、グレンタ
ンク5の下部には、穀粒繰出装置15が設けられてい
て、モータ13とチェン14にて回転駆動する構成であ
る。穀粒繰出装置15には複数の羽根15aが設けられ
ている。そして、前記ブロア7の吐出口7bと穀粒繰出
装置15の下部は可撓性のパイプ16にて接続されてい
て、さらに、穀粒繰出装置15の下部の他側(穀粒搬送
方向下手側)も穀粒排出パイプ17が接続していて、穀
粒排出装置8の穀粒排出口8aの近傍まで一本の穀粒排
出パイプ17にて構成されている。
【0013】図3と図4に示すように、前記ブロア7の
取付け位置は、グレンタンク5の前板5bの前部に設け
る構成としてもよい。また、前記穀粒繰出装置15の向
きは、90゜振った状態にて取り付けてもよい。該穀粒
排出パイプ17は、可撓性にて構成されているので、穀
粒繰出装置15の接続部分から縦鋼管19に至る間にお
いては、緩やかにわん曲して構成している。さらに、穀
粒排出パイプ17は、縦鋼管19から横鋼管21に至る
間においても、緩やかにわん曲して構成している。これ
は、穀粒排出パイプ17内を通過する空気と穀粒に与え
る抵抗を少なくするためである。これにより、穀粒は穀
粒排出口8aに向かってスムーズに搬送されていく。
取付け位置は、グレンタンク5の前板5bの前部に設け
る構成としてもよい。また、前記穀粒繰出装置15の向
きは、90゜振った状態にて取り付けてもよい。該穀粒
排出パイプ17は、可撓性にて構成されているので、穀
粒繰出装置15の接続部分から縦鋼管19に至る間にお
いては、緩やかにわん曲して構成している。さらに、穀
粒排出パイプ17は、縦鋼管19から横鋼管21に至る
間においても、緩やかにわん曲して構成している。これ
は、穀粒排出パイプ17内を通過する空気と穀粒に与え
る抵抗を少なくするためである。これにより、穀粒は穀
粒排出口8aに向かってスムーズに搬送されていく。
【0014】前記穀粒排出パイプ17を緩やかにわん曲
させるにあたり、空気と穀粒に与える抵抗を少なくする
ためには、少なくとも穀粒排出パイプ17の内径の10
倍は必要である。しかしながら、コンバインの構成上、
穀粒排出パイプ17の内径の10倍を採る構成は難し
い。仮に、このように構成すると、穀粒排出パイプ17
が後方へ突出してしまい、コンバインの全長が大きく長
くなってしまうからであある。そこで、少なくとも穀粒
排出パイプ17の内径の略5倍までは許容できるように
構成する。このためには、ブロア7の性能を向上させれ
ば良い。これにより、穀粒排出パイプ17が後方へ突出
するのを防止できるので、穀粒の空気搬送タイプのコン
バインにおいて、全長を短くすることができ、コンバイ
ンをコンパクトに構成することが可能となる。
させるにあたり、空気と穀粒に与える抵抗を少なくする
ためには、少なくとも穀粒排出パイプ17の内径の10
倍は必要である。しかしながら、コンバインの構成上、
穀粒排出パイプ17の内径の10倍を採る構成は難し
い。仮に、このように構成すると、穀粒排出パイプ17
が後方へ突出してしまい、コンバインの全長が大きく長
くなってしまうからであある。そこで、少なくとも穀粒
排出パイプ17の内径の略5倍までは許容できるように
構成する。このためには、ブロア7の性能を向上させれ
ば良い。これにより、穀粒排出パイプ17が後方へ突出
するのを防止できるので、穀粒の空気搬送タイプのコン
バインにおいて、全長を短くすることができ、コンバイ
ンをコンパクトに構成することが可能となる。
【0015】グレンタンク5の前部と後部には、それぞ
れグレンタンク5と一体構成の前板5bと後板5cが設
けられていて、前記前板5bはブロア7と一体構成であ
る。前記ブロア7の吐出口7bと穀粒繰出装置15の下
部の間を接続しているパイプ16は、可撓性にて構成さ
れているが、鋼管にて構成しても機能上は問題はない。
また、パイプ16の中間部には継ぎ手9を設けているの
で、該継ぎ手9を外すと、ブロア7と穀粒繰出装置15
とをグレンタンク5から各々独立して容易に着脱可能と
なる。
れグレンタンク5と一体構成の前板5bと後板5cが設
けられていて、前記前板5bはブロア7と一体構成であ
る。前記ブロア7の吐出口7bと穀粒繰出装置15の下
部の間を接続しているパイプ16は、可撓性にて構成さ
れているが、鋼管にて構成しても機能上は問題はない。
また、パイプ16の中間部には継ぎ手9を設けているの
で、該継ぎ手9を外すと、ブロア7と穀粒繰出装置15
とをグレンタンク5から各々独立して容易に着脱可能と
なる。
【0016】前記穀粒繰出装置15の下部と穀粒排出装
置8の穀粒排出口8aとの間を接続している穀粒排出パ
イプ17は、連続した可撓性のチューブにて構成されて
いる。該穀粒排出パイプ17はモータ18にて左右方向
に回動可能な縦筒体19(以下、縦鋼管という)内と、
油圧シリンダ20にて昇降可能な横筒体21(以下、横
鋼管という)内を通過している構成である。
置8の穀粒排出口8aとの間を接続している穀粒排出パ
イプ17は、連続した可撓性のチューブにて構成されて
いる。該穀粒排出パイプ17はモータ18にて左右方向
に回動可能な縦筒体19(以下、縦鋼管という)内と、
油圧シリンダ20にて昇降可能な横筒体21(以下、横
鋼管という)内を通過している構成である。
【0017】前記縦鋼管19にはギヤ19aが固定され
ていて、機体側に固定のモータ18のピニオン18aと
噛み合っている。また、縦鋼管19と横鋼管21との間
には、該横鋼管21を昇降させる油圧シリンダ20が設
けられている構成である。従って、穀粒を穀粒排出口8
aから機外へと排出する時は、モータ18を駆動して縦
鋼管19を旋回(このとき、横鋼管21も旋回する)さ
せると共に、油圧シリンダ20を駆動して横鋼管21を
任意の昇降する構成である。従って、縦鋼管19が旋回
する時には、穀粒排出パイプ17には捩じりの力が作用
するが、前述のごとく、該穀粒排出パイプ17は可撓性
なので問題はない。また、横鋼管21が昇降する時に
は、穀粒排出パイプ17には伸びと圧縮の力が作用する
が、穀粒排出パイプ17は可撓性なので問題はない。
ていて、機体側に固定のモータ18のピニオン18aと
噛み合っている。また、縦鋼管19と横鋼管21との間
には、該横鋼管21を昇降させる油圧シリンダ20が設
けられている構成である。従って、穀粒を穀粒排出口8
aから機外へと排出する時は、モータ18を駆動して縦
鋼管19を旋回(このとき、横鋼管21も旋回する)さ
せると共に、油圧シリンダ20を駆動して横鋼管21を
任意の昇降する構成である。従って、縦鋼管19が旋回
する時には、穀粒排出パイプ17には捩じりの力が作用
するが、前述のごとく、該穀粒排出パイプ17は可撓性
なので問題はない。また、横鋼管21が昇降する時に
は、穀粒排出パイプ17には伸びと圧縮の力が作用する
が、穀粒排出パイプ17は可撓性なので問題はない。
【0018】次に、図5により、ブロア7の駆動の構成
について説明する。図5は平面図を示している。操作部
6の下方に載置しているエンジン2aの出力軸2bには
プーリ2cが固定して設けられている。該プーリ2cに
は、後方のカウンタケース24の入力軸24aの固定の
プーリ25との間にベルト23が巻き回いされている。
前記カウンタケース24の出力軸24bには、プーリ2
4cが鋳物にて一体的に構成されている。
について説明する。図5は平面図を示している。操作部
6の下方に載置しているエンジン2aの出力軸2bには
プーリ2cが固定して設けられている。該プーリ2cに
は、後方のカウンタケース24の入力軸24aの固定の
プーリ25との間にベルト23が巻き回いされている。
前記カウンタケース24の出力軸24bには、プーリ2
4cが鋳物にて一体的に構成されている。
【0019】プーリ24cには後方のベベルケース27
の入力軸27aのプーリ28との間にベルト26が巻回
いされていて、該ベルト26には、ベルトテンションク
ラッチ33が設けられている。該ベルトテンションクラ
ッチ33にはケーブル33aが設けられていて、操作部
6の穀粒排出レバー22と連結している構成である。
の入力軸27aのプーリ28との間にベルト26が巻回
いされていて、該ベルト26には、ベルトテンションク
ラッチ33が設けられている。該ベルトテンションクラ
ッチ33にはケーブル33aが設けられていて、操作部
6の穀粒排出レバー22と連結している構成である。
【0020】前記ベベルケース27の入力軸27aの他
端にはベベルギヤ29が固定されていて、90゜方向変
換されたベベルギヤ30と噛み合っている構成である。
該ベベルギヤ30には軸31が固定されていて、該軸3
1は前方へと延出している構成であり、端部には車台2
に支持されているプーリ32が固定して設けられてい
る。該プーリ32に巻き回いされているベルト34は、
ブロア7の回転軸7cに固定のプーリ7dとの間に巻き
回いされている構成である。
端にはベベルギヤ29が固定されていて、90゜方向変
換されたベベルギヤ30と噛み合っている構成である。
該ベベルギヤ30には軸31が固定されていて、該軸3
1は前方へと延出している構成であり、端部には車台2
に支持されているプーリ32が固定して設けられてい
る。該プーリ32に巻き回いされているベルト34は、
ブロア7の回転軸7cに固定のプーリ7dとの間に巻き
回いされている構成である。
【0021】圃場内での刈取作業中において、グレンタ
ンク5内の穀粒が満杯状態となると、モータ18を駆動
して穀粒排出オーガ8を作業者の希望する任意の位置
(トラックの荷台や袋等)へと旋回(このとき、横鋼管
21も一緒に旋回する)させる。そして、縦鋼管19と
横鋼管21との間に設けている油圧シリンダ20を駆動
して穀粒排出口8aを希望の位置へと位置させる。
ンク5内の穀粒が満杯状態となると、モータ18を駆動
して穀粒排出オーガ8を作業者の希望する任意の位置
(トラックの荷台や袋等)へと旋回(このとき、横鋼管
21も一緒に旋回する)させる。そして、縦鋼管19と
横鋼管21との間に設けている油圧シリンダ20を駆動
して穀粒排出口8aを希望の位置へと位置させる。
【0022】次に、操作部6に設けている穀粒排出レバ
ー22を入り状態とする。すると、ケーブル33aが引
かれてベルトテンションクラッチ33がベルト26を張
圧するので、エンジン2aからの動力は、出力軸2bか
らカウンタケース24,ベルト26,ベベルケース2
7,軸31を通過してブロア7の回転軸7cへと伝達さ
れて、ブロア7は回転を始める。その所定時間後、電気
的なモータ13が駆動されて穀粒繰出装置15が駆動さ
れる。これは、先に電気的なモータ13が駆動されて繰
出装置15が駆動されると、穀粒は搬送されずに穀粒繰
出装置15の下方にて詰まってしまうからである。
ー22を入り状態とする。すると、ケーブル33aが引
かれてベルトテンションクラッチ33がベルト26を張
圧するので、エンジン2aからの動力は、出力軸2bか
らカウンタケース24,ベルト26,ベベルケース2
7,軸31を通過してブロア7の回転軸7cへと伝達さ
れて、ブロア7は回転を始める。その所定時間後、電気
的なモータ13が駆動されて穀粒繰出装置15が駆動さ
れる。これは、先に電気的なモータ13が駆動されて繰
出装置15が駆動されると、穀粒は搬送されずに穀粒繰
出装置15の下方にて詰まってしまうからである。
【0023】これによって、ブロア7の吸入口7aから
空気が吸入され、吸入された空気は一定の速度以上に加
速された状態で吐出口7bから排出される。そして、パ
イプ16を通過して穀粒繰出装置15の下方で該穀粒繰
出装置15によって繰り出された穀粒と合流する。その
後、穀粒搬送パイプ17内を通過していって、穀粒排出
口8aから機外へと排出されていく。
空気が吸入され、吸入された空気は一定の速度以上に加
速された状態で吐出口7bから排出される。そして、パ
イプ16を通過して穀粒繰出装置15の下方で該穀粒繰
出装置15によって繰り出された穀粒と合流する。その
後、穀粒搬送パイプ17内を通過していって、穀粒排出
口8aから機外へと排出されていく。
【0024】これにより、グレンタンク5内の穀粒が損
傷を受けるのを防止することができる。特に、ラセンの
排出では損傷を受け易い穀粒類の中の一つである大豆の
搬送に効果がある。大豆以外であっても、稻,麦,そば
等の穀粒類の搬送においても損傷防止の効果がある。ま
た、従来のラセンが廃止できるので、重量の軽減にもな
る。
傷を受けるのを防止することができる。特に、ラセンの
排出では損傷を受け易い穀粒類の中の一つである大豆の
搬送に効果がある。大豆以外であっても、稻,麦,そば
等の穀粒類の搬送においても損傷防止の効果がある。ま
た、従来のラセンが廃止できるので、重量の軽減にもな
る。
【0025】しかしながら、前記穀粒排出口8aから
は、高速状態の空気と共に穀粒が排出されるので、穀粒
排出口8aの近傍においては多くの塵埃が発生し、ま
た、穀粒の損傷が発生していた。そこで、図6と図7に
示すように、穀粒排出口8aを有するガイド体43と横
鋼管21との上部接続部分には、空気を後方へと排出す
る間隙部37を設ける構成とする。これにより、穀粒排
出口8aから排出される空気の速度が減速されるので、
塵埃の発生が少なくなる。また、排出される穀粒の速度
も減速されるので、穀粒が損傷するのを防止することが
できるようになる。さらに、穀粒排出パイプ17内に作
用する背圧も減少するので、穀粒の排出時間の低下も防
止できるようになる。前記間隙部37は、ガイド体43
と横鋼管21との接続部分において、上部に構成されて
いるので、油圧シリンダ20を駆動して横鋼管21の上
昇角度を大きくしても、前記間隙部37から穀粒がこぼ
れることはない。
は、高速状態の空気と共に穀粒が排出されるので、穀粒
排出口8aの近傍においては多くの塵埃が発生し、ま
た、穀粒の損傷が発生していた。そこで、図6と図7に
示すように、穀粒排出口8aを有するガイド体43と横
鋼管21との上部接続部分には、空気を後方へと排出す
る間隙部37を設ける構成とする。これにより、穀粒排
出口8aから排出される空気の速度が減速されるので、
塵埃の発生が少なくなる。また、排出される穀粒の速度
も減速されるので、穀粒が損傷するのを防止することが
できるようになる。さらに、穀粒排出パイプ17内に作
用する背圧も減少するので、穀粒の排出時間の低下も防
止できるようになる。前記間隙部37は、ガイド体43
と横鋼管21との接続部分において、上部に構成されて
いるので、油圧シリンダ20を駆動して横鋼管21の上
昇角度を大きくしても、前記間隙部37から穀粒がこぼ
れることはない。
【0026】前記穀粒排出パイプ17は、穀粒繰出装置
15から横鋼管21の先端部近傍、具体的にはガイド体
43の始端部側と一部オーバーラップする位置まで連続
して構成されているので、搬送される穀粒は継ぎ目等に
接触することなく、スムーズに搬送されていく。従っ
て、穀粒(特に大豆)の損傷を防止することができる。
15から横鋼管21の先端部近傍、具体的にはガイド体
43の始端部側と一部オーバーラップする位置まで連続
して構成されているので、搬送される穀粒は継ぎ目等に
接触することなく、スムーズに搬送されていく。従っ
て、穀粒(特に大豆)の損傷を防止することができる。
【0027】次に、図8〜図10について説明する。図
8は平面図,図9はグレンタンク5側から見た側面図,
図10は背面図を示している。前記縦鋼管19に沿うよ
うに、車台2から縦フレーム38を立設している。該縦
フレーム38の上部は前方へと向きを変えて横部38a
を形成し、グレンタンク5の直後方まで延設している。
該横部38aには縦鋼管19を支持するプレート44が
固着して設けられていて、該プレート44と対向する位
置には、プレート45が設けられ、前記プレート44,
45との間に縦鋼管19を包みこんで、プレート44と
プレート45とをボルトナット46にて固定して構成し
ている。
8は平面図,図9はグレンタンク5側から見た側面図,
図10は背面図を示している。前記縦鋼管19に沿うよ
うに、車台2から縦フレーム38を立設している。該縦
フレーム38の上部は前方へと向きを変えて横部38a
を形成し、グレンタンク5の直後方まで延設している。
該横部38aには縦鋼管19を支持するプレート44が
固着して設けられていて、該プレート44と対向する位
置には、プレート45が設けられ、前記プレート44,
45との間に縦鋼管19を包みこんで、プレート44と
プレート45とをボルトナット46にて固定して構成し
ている。
【0028】また、脱穀装置4のグレンタンク5側には
脱穀装置4の前後方向に沿わせて脱穀フレーム39を設
けている。該脱穀フレーム39の前端部と後端部には、
それぞれプレート39a,39bが固着されていて、該
プレート39a,39bは、脱穀装置4の前部側部と後
部側部にそれぞれ固定されている。そして、前記縦フレ
ーム38と脱穀フレーム39とを、補強部材42にて連
結する構成としている。該補強部材42は、縦フレーム
38の横部38aの端部に固定され、グレンタンク5の
直後方を通過し、脱穀装置4とグレンタンク5との間に
て前方へ折れ曲がり40a前記脱穀フレーム39の上方
を通過している。そして、コの字プレート47を介して
脱穀フレーム39に連結している構成である。これによ
り、脱穀装置4と縦鋼管19は強固に支持可能となる。
また、脱穀装置4,縦筒体19及びグレンタンク5の振
動が抑制されるので、ハーネス類がこぜたりするなどの
不具合を防止することができる。
脱穀装置4の前後方向に沿わせて脱穀フレーム39を設
けている。該脱穀フレーム39の前端部と後端部には、
それぞれプレート39a,39bが固着されていて、該
プレート39a,39bは、脱穀装置4の前部側部と後
部側部にそれぞれ固定されている。そして、前記縦フレ
ーム38と脱穀フレーム39とを、補強部材42にて連
結する構成としている。該補強部材42は、縦フレーム
38の横部38aの端部に固定され、グレンタンク5の
直後方を通過し、脱穀装置4とグレンタンク5との間に
て前方へ折れ曲がり40a前記脱穀フレーム39の上方
を通過している。そして、コの字プレート47を介して
脱穀フレーム39に連結している構成である。これによ
り、脱穀装置4と縦鋼管19は強固に支持可能となる。
また、脱穀装置4,縦筒体19及びグレンタンク5の振
動が抑制されるので、ハーネス類がこぜたりするなどの
不具合を防止することができる。
【0029】前記補強部材40の右側端部には、グレン
タンクの回動支点5aを設ける構成としている。グレン
タンク5を側方へ回動させると、前記補強部材40には
大きな力が作用するので、より強固な支持が必要とな
る。そこで、脱穀フレーム39の後端部と縦フレーム3
8の上部とをフレーム42にて連結し、さらに、補強部
材40の後方には、該補強部材40の中間部に固着のプ
レート40bと脱穀フレーム39との間に逆U字状フレ
ーム48を連結構成している。
タンクの回動支点5aを設ける構成としている。グレン
タンク5を側方へ回動させると、前記補強部材40には
大きな力が作用するので、より強固な支持が必要とな
る。そこで、脱穀フレーム39の後端部と縦フレーム3
8の上部とをフレーム42にて連結し、さらに、補強部
材40の後方には、該補強部材40の中間部に固着のプ
レート40bと脱穀フレーム39との間に逆U字状フレ
ーム48を連結構成している。
【0030】また、前記横鋼管21を収納する受け具4
1は、脱穀フレーム39の前端部に固定のコの字プレー
ト49にボルト50にて固定している。受け具41は、
上方へ突出している構成なので、上端部が弱くなる。そ
こで、受け具41の上端部近傍と前記逆U字状フレーム
48とをフレーム50にて連結する構成とする。該フレ
ーム50は、受け具41の右側に連結していて、向きを
後方へと変えて脱穀フレーム39と平行状態で後方に延
設され、逆U字状フレーム48の前方部分において下方
へと折り曲がり、プレート51を介して逆U字状フレー
ム48に連結している。
1は、脱穀フレーム39の前端部に固定のコの字プレー
ト49にボルト50にて固定している。受け具41は、
上方へ突出している構成なので、上端部が弱くなる。そ
こで、受け具41の上端部近傍と前記逆U字状フレーム
48とをフレーム50にて連結する構成とする。該フレ
ーム50は、受け具41の右側に連結していて、向きを
後方へと変えて脱穀フレーム39と平行状態で後方に延
設され、逆U字状フレーム48の前方部分において下方
へと折り曲がり、プレート51を介して逆U字状フレー
ム48に連結している。
【0031】これにより、受け具41は強固に支持可能
となる。また、脱穀装置4,受け具41,縦鋼管19及
びグレンタンク5等は剛体構成となるので、それぞれが
強固に支持可能になると共に、コンバインを走行させた
状態や脱穀装置4等を駆動させた状態において、振動を
抑制することが可能となる。
となる。また、脱穀装置4,受け具41,縦鋼管19及
びグレンタンク5等は剛体構成となるので、それぞれが
強固に支持可能になると共に、コンバインを走行させた
状態や脱穀装置4等を駆動させた状態において、振動を
抑制することが可能となる。
【0032】次に、図11について説明する。穀粒排出
口8aから穀粒を排出する際に、袋等にガイド体43を
突っ込んで穀粒を排出すると、穀粒排出口8aが見えな
いので詰まることがある。そこで、穀粒排出口8aには
詰まりセンサ52を設ける構成とする。該詰まりセンサ
52は、押圧式で接点のスイッチが入り切りするもので
あってもよいが、穀粒53の静電を検出する方式のもの
でもよい。
口8aから穀粒を排出する際に、袋等にガイド体43を
突っ込んで穀粒を排出すると、穀粒排出口8aが見えな
いので詰まることがある。そこで、穀粒排出口8aには
詰まりセンサ52を設ける構成とする。該詰まりセンサ
52は、押圧式で接点のスイッチが入り切りするもので
あってもよいが、穀粒53の静電を検出する方式のもの
でもよい。
【0033】前記詰まりセンサ52が詰まり状態を検出
すると、アラームで作業者に知らせるようにする。アラ
ーム以外では、表示パネルに表示したり、音声で知らせ
る方法もあり、また、これらの方法を組み合わせてもよ
い。これにより、穀粒の詰まりは初期状態で検出可能と
なるので、効率よくスムーズに作業を実行することがで
きるようになる。
すると、アラームで作業者に知らせるようにする。アラ
ーム以外では、表示パネルに表示したり、音声で知らせ
る方法もあり、また、これらの方法を組み合わせてもよ
い。これにより、穀粒の詰まりは初期状態で検出可能と
なるので、効率よくスムーズに作業を実行することがで
きるようになる。
【0034】次に、図12と図13について説明する。
グレンタンク5の回動支点5aは、前述のごとく、補強
部材40の右側端部に設けているが、この回動支点5a
の下方にも回動支点5a’を設ける構成とする。該回動
支点5a’は、可撓性の穀粒排出パイプ17が内部を通
過しているメタル54に構成している。これにより、グ
レンタンク5の側方への回動が、より安定して実行可能
となる。
グレンタンク5の回動支点5aは、前述のごとく、補強
部材40の右側端部に設けているが、この回動支点5a
の下方にも回動支点5a’を設ける構成とする。該回動
支点5a’は、可撓性の穀粒排出パイプ17が内部を通
過しているメタル54に構成している。これにより、グ
レンタンク5の側方への回動が、より安定して実行可能
となる。
【0035】ところが、グレンタンク5には、繰出装置
15やブロア7が設けられているので、グレンタンク5
を側方へ回動させると、前記回動支点5a,5a’には
大きな力が作用するので、縦鋼管19と共にグレンタン
ク5は下方へ撓んで垂れ下がってしまう。そこで、前記
回動支点5aを有する補強部材40と下方の回動支点5
a’を有するメタル54との間にフレーム55を設ける
構成とする。これにより、グレンタンク5を側方へ回動
させても、該グレンタンク5が下方へと垂れ下がるのを
防止することができる。
15やブロア7が設けられているので、グレンタンク5
を側方へ回動させると、前記回動支点5a,5a’には
大きな力が作用するので、縦鋼管19と共にグレンタン
ク5は下方へ撓んで垂れ下がってしまう。そこで、前記
回動支点5aを有する補強部材40と下方の回動支点5
a’を有するメタル54との間にフレーム55を設ける
構成とする。これにより、グレンタンク5を側方へ回動
させても、該グレンタンク5が下方へと垂れ下がるのを
防止することができる。
【0036】グレンタンクの側方への回動構成につい
て、図14に基づいて説明する。図14は、グレンタン
ク5の正面図を示している。グレンタンク5の側方回動
は、前述のごとく後方の回動支点5aと下方の回動支点
5a’を軸芯として回動する構成であるが、その前部の
ロック装置56について説明する。
て、図14に基づいて説明する。図14は、グレンタン
ク5の正面図を示している。グレンタンク5の側方回動
は、前述のごとく後方の回動支点5aと下方の回動支点
5a’を軸芯として回動する構成であるが、その前部の
ロック装置56について説明する。
【0037】レバー57を時計回りに引くと、プレート
58は回動支点59を軸芯として時計回りに回動する。
すると、ピン棒60は上方へと移動して、車台2の穴6
1から外れると共に、プレート62を介してプレート6
3が支点63aを軸芯として回動するので、先端部のフ
ック64は、脱穀装置4側に固定の脱穀フレーム39か
ら外れる。この状態で、さらに、前記レバー57やグレ
ンタンク5本体を引くと、該グレンタンク5は側方へと
回動していく。また、グレンタンク5を収納する際に
は、通常の位置にセットしてレバー57を手から離す
と、スプリング65の引っ張り力により、ピン棒60は
車台2の穴61に入り込むと共に、プレート63のフッ
ク64は脱穀装置4側に固定のフレーム39に係合す
る。これにより、グレンタンク5のロックが完了する。
58は回動支点59を軸芯として時計回りに回動する。
すると、ピン棒60は上方へと移動して、車台2の穴6
1から外れると共に、プレート62を介してプレート6
3が支点63aを軸芯として回動するので、先端部のフ
ック64は、脱穀装置4側に固定の脱穀フレーム39か
ら外れる。この状態で、さらに、前記レバー57やグレ
ンタンク5本体を引くと、該グレンタンク5は側方へと
回動していく。また、グレンタンク5を収納する際に
は、通常の位置にセットしてレバー57を手から離す
と、スプリング65の引っ張り力により、ピン棒60は
車台2の穴61に入り込むと共に、プレート63のフッ
ク64は脱穀装置4側に固定のフレーム39に係合す
る。これにより、グレンタンク5のロックが完了する。
【0038】この時、前記したブロア7の駆動プーリ7
dと上手側のプーリ32との間のベルト34には、ベル
トテンション66がグレンタンク5側に設けられている
ので、該ベルトテンション66を外す必要がある。そこ
で、レバー67を67’の位置へ移動させてフック68
に引っ掛けると、ベルトテンション66は66’の位置
へ移動するので、ベルト34はブロア7の駆動プーリ7
dから外すことが可能となる。また、ベルト34をブロ
ア7の駆動プーリ7dにセットしてレバー67をフック
68から外すと、スプリング69の引っ張り力はプレー
ト70を介してベルトテンション66に作用してベルト
34が張られるので、動力の伝達が可能となる。
dと上手側のプーリ32との間のベルト34には、ベル
トテンション66がグレンタンク5側に設けられている
ので、該ベルトテンション66を外す必要がある。そこ
で、レバー67を67’の位置へ移動させてフック68
に引っ掛けると、ベルトテンション66は66’の位置
へ移動するので、ベルト34はブロア7の駆動プーリ7
dから外すことが可能となる。また、ベルト34をブロ
ア7の駆動プーリ7dにセットしてレバー67をフック
68から外すと、スプリング69の引っ張り力はプレー
ト70を介してベルトテンション66に作用してベルト
34が張られるので、動力の伝達が可能となる。
【0039】次に、図14,図15,図16について説
明する。前記グレンタンク5を脱穀フレーム39の係合
させるフック64の近傍であって、側面視フック64と
重ならない位置に、脱穀装置4の二番還元部71の掃除
口71aを設ける構成とする。これにより、グレンタン
ク5を側方へ回動させると、前記フック64の近傍に前
記掃除口71aが設けられているので、掃除口71aの
場所を認識しやすくなり、従って、作業効率が向上する
ようになる。これは、グレンタンク5をオープンする時
においては、作業者はフック64の注目するからであ
る。
明する。前記グレンタンク5を脱穀フレーム39の係合
させるフック64の近傍であって、側面視フック64と
重ならない位置に、脱穀装置4の二番還元部71の掃除
口71aを設ける構成とする。これにより、グレンタン
ク5を側方へ回動させると、前記フック64の近傍に前
記掃除口71aが設けられているので、掃除口71aの
場所を認識しやすくなり、従って、作業効率が向上する
ようになる。これは、グレンタンク5をオープンする時
においては、作業者はフック64の注目するからであ
る。
【0040】次に、図17と図18について説明する。
脱穀装置4内にて脱穀選別された穀粒は、一番昇降機3
5からグレンタンク5内へと投入される。前記一番昇降
機35の出口35aにはガイド体72が設けられてい
て、グレンタンク5の入口73と連結している。ガイド
体72は、一番昇降機35の出口35aからグレンタン
ク5の入口73にかけて下り傾斜となっているので、穀
粒はスムーズにグレンタンク5内へと移動していく。し
かしながら、グレンタンク5の入口73は、グレンタン
クの前後方向の中心よりも前方よりに位置している(脱
穀装置4の配置の関係)ので、穀粒は前寄りに貯留され
てしまう。
脱穀装置4内にて脱穀選別された穀粒は、一番昇降機3
5からグレンタンク5内へと投入される。前記一番昇降
機35の出口35aにはガイド体72が設けられてい
て、グレンタンク5の入口73と連結している。ガイド
体72は、一番昇降機35の出口35aからグレンタン
ク5の入口73にかけて下り傾斜となっているので、穀
粒はスムーズにグレンタンク5内へと移動していく。し
かしながら、グレンタンク5の入口73は、グレンタン
クの前後方向の中心よりも前方よりに位置している(脱
穀装置4の配置の関係)ので、穀粒は前寄りに貯留され
てしまう。
【0041】そこで、前記ガイド体72内には、穀粒を
後方(グレンタンク5の前後方向の中心近傍位置)へ向
けて案内する案内プレート74を設ける構成とする。こ
れにより、グレンタンク5内には効率良く穀粒が貯留し
ていくので、グレンタンク5の貯留可能な容量を最大限
利用可能となる。従って、効率の良い作業が可能とな
る。
後方(グレンタンク5の前後方向の中心近傍位置)へ向
けて案内する案内プレート74を設ける構成とする。こ
れにより、グレンタンク5内には効率良く穀粒が貯留し
ていくので、グレンタンク5の貯留可能な容量を最大限
利用可能となる。従って、効率の良い作業が可能とな
る。
【0042】次に、図19について説明する。前記グレ
ンタンク5を固定するフック64において、該フック6
4が係合する部分の近傍の脱穀グレーム39には、コの
字状プレート75を設けるようにする。具体的には、フ
ック64が係合する部分の前後方向にわたってコの字状
プレート75を固定して設ける構成とする。該コの字状
プレート75の内側には、リレー等のグレンタンク5関
連の電装品76(グレンタンク5関連以外の電送品でも
よい)を設けるようにする。該電装品76は、脱穀装置
4とグレンタンク5との間に配置されているので、障害
物に当接して破損するのを防止することができる。ま
た、電装品76は、グレンタンク5のフック64の近傍
に設けているので、グレンタンク5をオープンさせる
と、電装品76の位置が容易に確認できるようになり、
電装品76のメンテナンス等が効率良く実行可能とな
る。これは、作業者は、グレンタンク5をオープンさせ
るときにおいては、フック64に注目するからである。
ンタンク5を固定するフック64において、該フック6
4が係合する部分の近傍の脱穀グレーム39には、コの
字状プレート75を設けるようにする。具体的には、フ
ック64が係合する部分の前後方向にわたってコの字状
プレート75を固定して設ける構成とする。該コの字状
プレート75の内側には、リレー等のグレンタンク5関
連の電装品76(グレンタンク5関連以外の電送品でも
よい)を設けるようにする。該電装品76は、脱穀装置
4とグレンタンク5との間に配置されているので、障害
物に当接して破損するのを防止することができる。ま
た、電装品76は、グレンタンク5のフック64の近傍
に設けているので、グレンタンク5をオープンさせる
と、電装品76の位置が容易に確認できるようになり、
電装品76のメンテナンス等が効率良く実行可能とな
る。これは、作業者は、グレンタンク5をオープンさせ
るときにおいては、フック64に注目するからである。
【0043】次に、図20〜図22について説明する。
図1と図2のコンバイン全体の図面に示しているよう
に、キャビン6a付きのコンバインにおいては、該キャ
ビン6a内の空調調節のための冷媒を冷却するコンデン
サ6cを機体の後部に設ける必要がある。そこで、前述
した逆U字状フレーム48にプレート77を上下二カ所
に設け、該プレート77にプレート78を固定して設け
る。そして、図22に示すように、前記プレート78に
対して、フレーム79を固定して設ける構成とする。該
フレーム79は、プレート78の上部から後方へと延設
され、下方へと下がって、再び、前方のプレート78方
向へ向かって延設されて、プレート78に固定されてい
る。
図1と図2のコンバイン全体の図面に示しているよう
に、キャビン6a付きのコンバインにおいては、該キャ
ビン6a内の空調調節のための冷媒を冷却するコンデン
サ6cを機体の後部に設ける必要がある。そこで、前述
した逆U字状フレーム48にプレート77を上下二カ所
に設け、該プレート77にプレート78を固定して設け
る。そして、図22に示すように、前記プレート78に
対して、フレーム79を固定して設ける構成とする。該
フレーム79は、プレート78の上部から後方へと延設
され、下方へと下がって、再び、前方のプレート78方
向へ向かって延設されて、プレート78に固定されてい
る。
【0044】フレーム79の後部は、脱穀装置4から右
方向へ設けられたフレーム80にて支持されている。前
記フレーム79には、穴85の開いたプレート81,8
2,83,84が固定されていて、コンデンサ6c側の
穴と前記穴85を合せて、ボルトナットにて固定する構
成である。
方向へ設けられたフレーム80にて支持されている。前
記フレーム79には、穴85の開いたプレート81,8
2,83,84が固定されていて、コンデンサ6c側の
穴と前記穴85を合せて、ボルトナットにて固定する構
成である。
【0045】これにより、コンデンサ6cはコンバイン
の機体後部に存在する空間部を有効的に利用して取付け
可能となる。また、このようにコンデンサ6cはコンバ
インの機体後部に設置する構成であるので、コンデンサ
6cの保守管理は、機体後部から容易に実行可能とな
る。
の機体後部に存在する空間部を有効的に利用して取付け
可能となる。また、このようにコンデンサ6cはコンバ
インの機体後部に設置する構成であるので、コンデンサ
6cの保守管理は、機体後部から容易に実行可能とな
る。
【0046】前述のごとく、コンデンサ6cを設ける
と、前記逆U字状フレーム48には大きな力が作用する
ので、該逆U字状フレーム48はプレート86を介して
二番昇降機87に固定する構成とする。これにより、コ
ンデンサ6cはより強固に支持可能となる。特に、コン
バインが圃場内で走行して大きな振動が発生しても、コ
ンデンサ6cに問題はない。
と、前記逆U字状フレーム48には大きな力が作用する
ので、該逆U字状フレーム48はプレート86を介して
二番昇降機87に固定する構成とする。これにより、コ
ンデンサ6cはより強固に支持可能となる。特に、コン
バインが圃場内で走行して大きな振動が発生しても、コ
ンデンサ6cに問題はない。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明においては、穀粒排
出口8aから排出される空気の速度が減速されるので、
塵埃の発生が少なくなる。また、排出される穀粒の速度
も減速されるので、穀粒が損傷するのを防止することが
できるようになる。さらに、穀粒排出パイプ17内に作
用する背圧も減少するので、穀粒の排出時間の低下も防
止できるようになる。
出口8aから排出される空気の速度が減速されるので、
塵埃の発生が少なくなる。また、排出される穀粒の速度
も減速されるので、穀粒が損傷するのを防止することが
できるようになる。さらに、穀粒排出パイプ17内に作
用する背圧も減少するので、穀粒の排出時間の低下も防
止できるようになる。
【0048】請求項2記載の発明においては、搬送され
る穀粒は継ぎ目等に接触することなく、スムーズに搬送
されていく。従って、穀粒(特に大豆)の損傷を防止す
ることができる。請求項3記載の発明においては、脱穀
装置4,縦筒体19及びグレンタンク5は、強固に支持
可能となる。従って、脱穀装置4,縦筒体19及びグレ
ンタンク5の振動が抑制されるので、ハーネス類がこぜ
たりするなどの不具合を防止することができる。
る穀粒は継ぎ目等に接触することなく、スムーズに搬送
されていく。従って、穀粒(特に大豆)の損傷を防止す
ることができる。請求項3記載の発明においては、脱穀
装置4,縦筒体19及びグレンタンク5は、強固に支持
可能となる。従って、脱穀装置4,縦筒体19及びグレ
ンタンク5の振動が抑制されるので、ハーネス類がこぜ
たりするなどの不具合を防止することができる。
【0049】請求項4記載の発明においては、受け具4
1は強固に支持可能となり、従って、該受け具41に収
納されている横筒体21は、安定して受け具41内に収
納される。請求項5記載の発明においては、グレンタン
ク5を側方へ回動させても、該グレンタンク5が下方へ
と垂れ下がるのを防止することができる。
1は強固に支持可能となり、従って、該受け具41に収
納されている横筒体21は、安定して受け具41内に収
納される。請求項5記載の発明においては、グレンタン
ク5を側方へ回動させても、該グレンタンク5が下方へ
と垂れ下がるのを防止することができる。
【図1】左側面図
【図2】右側面図
【図3】右側面図
【図4】平面図
【図5】平面図
【図6】左側面図
【図7】断面図
【図8】平面図
【図9】右側面図
【図10】背面図
【図11】右側面図
【図12】右側面図
【図13】右側面図
【図14】正面図
【図15】右側面図
【図16】平面図
【図17】右側面図
【図18】背面図
【図19】右側面図
【図20】平面図
【図21】背面図
【図22】右側面図
2…車台、5…グレンタンク、5a…回動支点、7…送
風手段、8a…穀粒排出口、17…穀粒排出パイプ、1
9…縦筒体、21…横筒体、36…ガイド体、37…間
隙部、38…縦フレーム、39…脱穀フレーム、40…
補強部材、41…受け具。
風手段、8a…穀粒排出口、17…穀粒排出パイプ、1
9…縦筒体、21…横筒体、36…ガイド体、37…間
隙部、38…縦フレーム、39…脱穀フレーム、40…
補強部材、41…受け具。
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月30日(2000.10.
30)
30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
フロントページの続き Fターム(参考) 2B396 JA04 JC08 KC14 KE02 KE03 KE04 KE06 LA13 LA17 LC07 LE02 LE09 LE16 LG01 LR02 LR07 LR13 MA02 MA07 MC02 MC07 MC13 ME04 ME21 ME26 MG34 ML06
Claims (5)
- 【請求項1】 移動車体2上に設けられた穀粒を貯溜す
るグレンタンク5と、該グレンタンク5の下部から送ら
れてくる穀粒を穀粒排出口8a側へ向けて排出案内する
可撓性の穀粒排出パイプ17と、この穀粒排出パイプ1
7内の穀粒を搬送する送風手段7を有する穀粒搬送装置
において、前記穀粒排出パイプ17をグレンタンク5後
方の縦筒体19と該縦筒体19の上部に連設される横筒
体21に挿通すると共に、該横筒体21の先端部には穀
粒を下向きに排出案内するガイド体36を設け、該ガイ
ド体36には搬送空気を後方に抜くための間隙部37を
設けえたことを特徴とする穀粒搬送装置。 - 【請求項2】 前記可撓性の穀粒排出パイプ17は、前
記横筒体21の前端近傍まで延設されていることを特徴
とする請求項1記載の穀粒搬送装置。 - 【請求項3】 移動車体2上に設けられた穀粒を貯溜す
るグレンタンク5と、該グレンタンク5の下部から送ら
れてくる穀粒を穀粒排出口8a側へ向けて排出案内する
可撓性の穀粒排出パイプ17と、この穀粒排出パイプ1
7内の穀粒を搬送する送風手段7と、グレンタンク5後
方に立設されていて前記穀粒排出パイプ17を挿通して
いる縦筒体19及び該縦筒体19の上端部に連設された
横筒体21を有する穀粒搬送装置において、前記縦筒体
19の近傍に上下方向に沿う縦フレーム38を設け、グ
レンタンク5と対向させて設けた脱穀装置4の横方向内
側には前後に沿わせて脱穀フレーム39を設け、前記縦
フレーム38と脱穀フレーム39とを補強部材40で連
結したことを特徴とする穀粒搬送装置。 - 【請求項4】 収納位置に収納されている横筒体21を
受ける受け具41は、前記脱穀フレーム39に取り付け
たことを特徴とする請求項3記載の穀粒搬送装置。 - 【請求項5】 前記縦フレーム38、又は、該縦フレー
ム38に連結している補強部材40にグレンタンク5の
回動支点部5aを構成したことを特徴とする請求項3又
は請求項4に記載の穀粒搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000312441A JP2002119126A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | 穀粒搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000312441A JP2002119126A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | 穀粒搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002119126A true JP2002119126A (ja) | 2002-04-23 |
Family
ID=18792033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000312441A Pending JP2002119126A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | 穀粒搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002119126A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006345794A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Iseki & Co Ltd | 粉粒体排出装置 |
-
2000
- 2000-10-12 JP JP2000312441A patent/JP2002119126A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006345794A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Iseki & Co Ltd | 粉粒体排出装置 |
JP4614082B2 (ja) * | 2005-06-17 | 2011-01-19 | 井関農機株式会社 | 粉粒体排出装置 |
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