JP2002118710A - インターネットファクシミリ装置 - Google Patents

インターネットファクシミリ装置

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JP2002118710A
JP2002118710A JP2000307050A JP2000307050A JP2002118710A JP 2002118710 A JP2002118710 A JP 2002118710A JP 2000307050 A JP2000307050 A JP 2000307050A JP 2000307050 A JP2000307050 A JP 2000307050A JP 2002118710 A JP2002118710 A JP 2002118710A
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Futoshi Oseto
太 大瀬戸
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のファクシミリ装置にメールボックスを
持つようなユーザが存在する場合でもファクシミリ装置
毎に同一のサブアドレスとなることが保証さしながら、
配信先を指定する際の操作負荷を軽減できるようにす
る。 【解決手段】 送信する際に受信側ユーザのユーザ名又
はメールアドレス等の当該受信側ユーザを特定できるユ
ーザ名を引数としてHASH関数で一意的な数値列を演
算して、これをサブアドレスとする。また、受信側では
サブアドレスとメールボックスのIDと、ユーザ名との
対応関係を予めテーブル化してサブアドレスメールアド
レス対応テーブル13cに記憶しておく。これにより、
ファクシミリ装置毎に同一のサブアドレスとなることが
保証さしながら、配信先を指定する際の操作負荷を軽減
できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のファクシミ
リ装置にメールボックスを持つユーザが存在した際等
に、複数のメールボックスIDを指定したりする不便さ
等を改善したインターネットファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ通信においては、フ
ァクシミリメッセージを単に送信したりポーリング受信
したりする単純なものであったが、近年いわゆるFコー
ドを使用した親展通信機能や掲示板機能を実現したもの
もある。
【0003】このFコードは、ITU−T勧告T.30
において、サブアドレス信号SUB、セレクティブポー
リング信号SEP、パスワード信号PWD、SID(サ
ブアドレス信号SUB使用時におけるパスワードPW
D)で構成され、それらのFコードを使用することによ
り、親展通信機能や掲示板可能が実現できるようになっ
ている。
【0004】このとき、受信したファクシミリメッセー
ジ等を配信するためにユーザに対応付けられたメールボ
ックスが設けられ、当該メールボックスの識別番号(I
D)が付与されている。
【0005】そして、サブアドレスにメールボックスI
Dを指定することで、メールボックスを指定することが
行われている。
【0006】なお、このようにサブアドレスにメールボ
ックスIDを指定するのは、当該サブアドレスで送るこ
とのできる値が数字と「#」等の少数の記号に限定され
ているためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このメ
ールボックスIDはファクシミリ装置毎に固有の採番と
なっているため、複数のファクシミリ装置にメールボッ
クスを持つようなユーザが存在すると、当該ユーザは複
数のメールボックスIDを所有することになり、同一ユ
ーザへの配信にも関わらずファクシミリ装置毎に異なる
メールボックスIDを指定しなければならない不便さが
あると共に、送信側も多くのメールボックスIDを覚え
なければならない不便さがあった。
【0008】また、同一ファクシミリ番号で複数台のフ
ァクシミリ装置が接続されているような場合、それらの
メールボックスIDが同一になるように保証、管理しな
ければならない問題があった。
【0009】そこで、本発明は、複数のファクシミリ装
置にメールボックスを持つようなユーザが存在する場合
等に、配信先を指定する際の操作負荷を軽減できるよう
にしたインターネットファクシミリ装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、インターネットやLAN
を介して接続されると共にメールボックスが登録可能に
設けられて受信したファクシミリメッセージや着信通知
メールを当該メールボックスに配信することができるI
TU−T勧告T.30に準拠したFコードを利用するイ
ンターネットファクシミリ装置において、受信側ユーザ
のユーザ名又はメールアドレス等の当該受信側ユーザを
特定できる情報に基づき一意的な数値列を演算する演算
手段と、当該数値列をサブアドレスとして送信する送信
手段と、予め演算手段と同一手段により演算されたサブ
アドレスをメールボックスの識別番号と対応付けて記憶
する記憶手段と、サブアドレスに基づき受信したファク
シミリメッセージや着信通知メールを該当するメールボ
ックスに配信する配信手段と、受信したサブアドレスに
基づき記憶種手段からメールボックスの識別番号を読出
して配信手段に該当するメールボックスへ配信させる制
御手段とを有して、複数のファクシミリ装置にメールボ
ックスを持つようなユーザが存在する場合等においても
配信先を指定する際の操作負荷を軽減できるようにした
ことを特徴とする。
【0011】請求項2にかかる発明は、制御手段が、演
算手段で受信側ユーザを特定できる情報に基づき一意的
な数値列を演算する際に、ドメイン名等の共有した項目
について予め一意的な数値列を演算して記憶手段に記憶
させ、送信する際に残りの項目について一意的な数値列
を演算して、記憶されていた数値列と連結することによ
り一意的なサブアドレスを生成させるようにして、サブ
アドレスの生成負担を軽減しながら、複数のファクシミ
リ装置にメールボックスを持つようなユーザが存在する
場合等においても配信先を指定する際の操作負荷を軽減
できるようにしたことを特徴とする。
【0012】請求項3にかかる発明は、新たな受信側ユ
ーザを特定できる情報が入力された場合に、制御手段
が、これまで記憶した数値列の中から該当するものが存
在するか否かを判断して、存在する場合にはそれをサブ
アドレスとして用いるようにして、効率的に複数のファ
クシミリ装置にメールボックスを持つようなユーザが存
在する場合等においても配信先を指定する際の操作負荷
を軽減できるようにしたことを特徴とする。
【0013】請求項4にかかる発明は、受信側ユーザの
ユーザ名又はメールアドレス等の当該受信側ユーザを特
定できる情報に基づき一意的なサブアドレスを演算する
際や各種のメールアドレスにおけるドメイン名等の共有
した項目について予め一意的な値を演算して記憶すると
共に、送信する際に残りの項目について一意的な値を演
算して、記憶されていた値と連結することにより一意的
なサブアドレスを生成する際にHASH関数を用いて、
重複するサブアドレスの生成を抑制したことを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。図1は本実施の形態の説明に適用されるイ
ンターネットファクシミリ装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【0015】当該インターネットファクシミリ装置は、
CPU11、ROM12、システムメモリ13、タイマ
14、画像蓄積メモリ15、LANコントローラ16、
トランス17、モデム18、ネットワークコントロール
ユニット(NCU)19、符号化復号化器(DCR)2
0、スキャナ21、プリンタ22等を有している。
【0016】CPU11は、ROM12に書込まれてい
る制御プログラムに従いシステムメモリ13のワークエ
リア13aを作業領域として、ファクシミリ装置の全体
制御や後述するHASH関数による演算も行う。
【0017】ROM12は、CPU11が各種制御を行
うための制御プログラムを格納しているリードオンリメ
モリで、HASH関数等による演算プログラムも格納さ
れている。
【0018】システムメモリ13は、CPU11の作業
領域として使用されるワークエリア13a、メール宛先
管理テーブル13b、サブアドレス/メールアドレス対
応テーブル13cを有するランダムアクセスメモリで、
図示しないバックアップ用回路によりバックアップされ
て電源遮断時においても記憶内容が保持されるようにな
っている。
【0019】タイマ14は、現在時刻の計時を行うと共
にCPU11から設定された時定数をカウントダウンし
てタイムアウトするとCPU11にタイムアウトしたこ
とを通知するものである。
【0020】画像蓄積メモリ15は、スキャナ21で読
取った画情報をメモリ送信するために一時的に蓄積した
り、受信した画情報をプリンタ22により記録するため
に一時的に蓄積する一時記憶領域として使用されるもの
である。
【0021】LANコントローラ16はトランス17を
介してイーサネット(登録商標)上の各クライアントホ
ストにメールを転送する。なお、当該LANの接続形態
はイーサネットに限定するものではないことを敢て付言
する。
【0022】モデム18は、NCU19を介してPST
N等の公衆網に2値符号化された画情報を伝送するため
にデータ変調を行うと共に、当該NCU19を介して公
衆網から受信した信号を2値符号に復調するものであ
り、NCU19は相手先からのDTMF信号を検出・解
析する。
【0023】符号化復号化器20は、スキャナ21で読
取った2値画像を圧縮して符号化し、また相手先から送
られた圧縮符号を2値画像に復号化する。
【0024】スキャナ21は、画情報を3.85本/m
m、7.7本/mm、15.4本/mm等の所定の読取
線密度で読取る。
【0025】プリンタ22は、受信した画情報をその線
密度に応じて記録出力したり、スキャナ21で読取った
画情報を、その線密度に応じて記録出力するためのもの
である。
【0026】このような構成のインターネットファクシ
ミリ装置は、図2に示すようなプロトコルに基づいて相
手先と交信し、相手からの画像を受信する。
【0027】即ち、送信側(TX)が、受信側(RX)
と接続されると発呼トーンCNG信号を発信し、自分が
ファクシミリ装置であることを宣言する。
【0028】一方、受信側(RX)は回線が接続される
と、自機がファクシミリ装置であり受信状態であること
を宣言するための被呼局識別信号CED信号を発信し、
続けて自機のもつ機能を送信側に知らせるために非標準
機能識別信号NSFやディジタル識別信号DISを発信
する。
【0029】送信側は、受取った非標準機能識別信号N
SFやディジタル識別信号DISの内容から送信する際
に用いる機能を決定し、サブアドレス信号SUBを送出
すると共に決定した機能を受信側に知らせるために非標
準機能設定信号NSSやディジタル送信命令信号DCS
を発信する。
【0030】その後、決定された機能から画情報の伝送
に用いられるモデムスピードでトレーニングチェック信
号TCFを出力してトレーニングを行う。
【0031】トレーニングが成功すると受信側は受信準
備確認信号CFRを返し、これにより画情報の受信状態
となり、送信側は受信準備確認信号CFRを受けてトレ
ーニングで用いたモデムスピードにより画情報を送信す
る。
【0032】画情報の送信が終了すると、当該画情報の
送信終了を受信側に通知するために手順終了信号EOP
が発行される。
【0033】受信側は画情報が正常に受信できたらメッ
セージ確認信号MCFを発信し、切断命令信号DCNの
発信によって回線断が行われる。
【0034】このような通信プロトコルにおいて、通常
サブアドレスでメールボックスのIDを指定することが
多い。これは、SUBフレームが20桁の数字と「#」
等のわずかな記号のみしか指定できないためである。
【0035】また、ファクシミリメッセージや着信通知
メール等の配信の際には、メールアドレスが必要になる
ので、予めサブアドレスと配信先ユーザのメールアドレ
スとの対応テーブルが用意され、サブアドレスからどの
メールアドレスに配信するかを決定してファクシミリメ
ッセージ等を配信することが行われている。
【0036】このように、送信側ユーザは受信側ユーザ
のユーザ名やファクシミリ番号のみならず、受信側ユー
ザのメールボックスIDも事前に知っておく必要があり
面倒である。
【0037】特に、複数のファクシミリ装置にメールボ
ックスを持つユーザに対しては対応する各メールボック
スのIDを識別して知っている必要があり、送信側ユー
ザにとり間違いを起させる原因となり非常に面倒となっ
ている。
【0038】そこで、本発明では、ディジタル送信命令
信号DCSの前に送信されるサブアドレス信号SUB等
を配信情報として利用する。
【0039】先ず、受信側は受信側ユーザのためのメー
ルボックスを用意する。その際、当該ユーザを特定でき
るユーザ名(個人名、メールアドレス等)を要求して、
該メールボックスのIDを付与する。
【0040】そして、ユーザ名とサブアドレスとメール
ボックスIDとの対応関係をテーブル化して準備する。
【0041】これらのサブアドレスは、得られたユーザ
名を引数としてHASH関数に与えることで演算して決
定する。このHASH関数は、送信側及び受信側双方が
同一のものを使用する。
【0042】なお、HASH関数とは、長いデータを撹
乱し、一定の長さ(例えば64ビット)のハッシュ値に
圧縮する関数(操作)で、標準的にDES(Data
Encryption Standard;米商務省標
準技術局が1977年に公布した「データ暗号化規
格」)を連鎖させた方式、MD5、MASH、米国標準
技術局のSHA−1等が用いられ、2つの異なるデータ
のハッシュ値が一致する確率が極めて小さい等の特徴が
ある。
【0043】無論、本発明はこのようなHASH関数に
限定するものではなく、例えばSUMやCRC(Cyc
lic Redundancy Check)演算でも
良い。しかし、与えられた引数に対し出力が一様に分布
するもの(異なるデータに対する値が一致しないこと)
が好ましいことは言うまでもない。
【0044】かかるHASH関数を用いて与えられた引
数を基に64ビットのデータを出力するように設計し
て、ユーザを一意的に指定するユーザ名を64ビットに
丸め、それを10進数で表記した数値列をサブアドレス
として利用する。
【0045】これにより、ユーザ名からサブアドレスが
生成され、このサブアドレスをメールボックスのIDと
対応付けて、図3に示すようなテーブルとして記憶す
る。
【0046】なお、ハッシュ値が同じ数値列になるユー
ザ名で登録しようとする場合があり得るので、このよう
な場合には後者のユーザ名に対して登録を拒絶するよう
にして、ユーザ名、サブアドレス、メールボックスID
の一意性を確保する。
【0047】このような設定の下で受信側ユーザのユー
ザ名を指定してファクシミリ送信を行う。なお、このユ
ーザ名は、受信側ユーザがメールボックスを作成した際
に指定したユーザ名である。
【0048】これにより、受信側ユーザのユーザ名を引
数としてHASH関数を用いてハッシュ値が演算され、
サブアドレスが決定されて送信が実行される。
【0049】従って、送信側ユーザはサブアドレスやメ
ールボックスIDを知らなくても受信側ユーザのユーザ
名を入力するだけでサブアドレスが設定され、当該サブ
アドレスに基づき図3に示す対応テーブルからメールボ
ックスIDが決定できるようになるので、操作が容易、
かつ、簡単になって利便性が向上する。
【0050】また、ユーザ名からサブアドレスを生成
し、当該サブアドレスとメールボックスIDとの対応付
けが行われているので、ユーザが複数のメールボックス
を持つような場合であっても、これらを意識せずに送信
することが可能になり、操作が容易、かつ、簡単になっ
て利便性が向上する。
【0051】次に本発明の第2の実施の形態を図を参照
して説明する。なお、上記実施の形態と同一構成に関し
ては同一符号を用い説明を適宜省略する。
【0052】図4は本実施の形態の説明に適用されるイ
ンターネットファクシミリ装置の概略構成を示すブロッ
ク図で、図1に対してドメイン値テーブル23及びハッ
シュ値テーブル24が付加された構成となっている。
【0053】上記実施の形態では、ユーザ名からハッシ
ュ値を演算してサブアドレスを決定したが、このハッシ
ュ値の演算を行うには相応のCPU負荷が必要とされる
ことは明らかで、当該演算能力が小さいファクシミリ装
置では当該負荷が大きくなることが想定される。
【0054】そこで、本実施の形態では、かかるCPU
の負荷を軽減すべく、図5に示すようにユーザ名をメー
ルアドレスとして、当該メールアドレスを会社等の単位
で共通項目となるドメイン名の部分とそれ以外の部分の
2つの項目に分ける。
【0055】無論、分け方について本発明は何ら限定を
受けるものではないが、以下ではドメイン名部分とそれ
以外の部分とに分けた場合を例に説明する。
【0056】このようなドメインに対して、予めハッシ
ュ値を演算しておき、ドメイン値テーブル23にテーブ
ルIDと対応づけて記憶しておく。図6はこのように対
応づけられたテーブルを例示している。
【0057】一方、残りの部分については、メールアド
レスが入力されるとハッシュ値が演算される。この際、
ドメイン名部分を考慮し、ハッシュ値は48ビットで演
算しておよそ15桁の数値列とする。
【0058】そして、ドメイン名部分と残りの部分との
数値列を連結して、サブアドレスを決定する。
【0059】このようにして、ハッシュ値の演算が64
ビットから48ビットに減り、しかもドメイン名部分以
外に対する演算となるので、演算量が少なくなってCP
U負荷が軽減できるようになって、演算能力の低いファ
クシミリ装置でも容易に本発明を適用することが可能に
なる。
【0060】なお、このような構成において、例えば一
部のドメイン名が変更された場合等が生じたとき、ドメ
イン値テーブル23の内容が全て利用できなくなる場合
が生じ得る。
【0061】これは、該当する新たなドメイン名に対し
てのみハッシュ値を演算すると、既にドメイン値テーブ
ル23に記憶されている他のドメイン名のハッシュ値と
同じ値になる場合が発生し得るからである。
【0062】このような場合には、ドメイン値テーブル
23に記憶されている内容を全て更新する必要が生じる
が、これでは不経済であり、またその演算を行う際のC
PUの負荷も過大になってしまうことが想定される。
【0063】このような事態を防止するため、ハッシュ
値の演算を行うとその値をハッシュ値テーブル24に記
憶するようにしておき、新たなドメイン名のユーザ名が
登録されようとした際には、当該ハッシュ値テーブル2
4を検索して過去に同じメールアドレスに対するハッシ
ュ値を演算したかどうかを調べる。
【0064】そして、既に演算済みでハッシュ値が存在
する場合には、新たにハッシュ値を演算せずに、そのハ
ッシュ値テーブル24内のデータをハッシュ値として採
用する。
【0065】また、過去に同じメールアドレスに対する
ハッシュ値を演算していない場合には、上述した手順で
新たにハッシュ値を演算し、メールアドレスを検索キー
としてハッシュ値テーブル24に登録する。
【0066】なお、ハッシュ値テーブル24の構成は、
図7に示すような構成が好ましいいが、その際のテーブ
ル検索に用いるハッシュ関数は、演算結果の衝突を許す
ためサブアドレスを演算する際のHASH関数ほど高度
な演算をする必要はなく、例えば単純な割算等の利用が
可能となる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように請求項1にかかる発
明によれば、受信側ユーザのユーザ名又はメールアドレ
ス等の当該受信側ユーザを特定できる情報に基づき一意
的な数値列を演算し、当該数値列をサブアドレスとする
と共にメールボックスの識別番号として用いるようにし
たので、複数のファクシミリ装置にメールボックスを持
つようなユーザが存在する場合等においてもファクシミ
リ装置毎に同一のサブアドレスとなることが保証され
て、配信先を指定する際の操作負荷を軽減できるように
なり利便性が向上する。
【0068】請求項2にかかる発明によれば、各種のメ
ールアドレスにおけるドメイン名等の共有した項目につ
いて予め一意的な数値列を演算して記憶すると共に、送
信する際に残りの項目について一意的な数値列を演算し
て、記憶されていた数値列と連結することにより一意的
なサブアドレスを生成し、当該サブアドレスをメールボ
ックスIDとして用いるようにしたので、サブアドレス
の生成負担を軽減しながら、複数のファクシミリ装置に
メールボックスを持つようなユーザが存在する場合等に
おいてもファクシミリ装置毎に同一のサブアドレスとな
ることが保証されて、配信先を指定する際の操作負荷を
軽減できるようにしたことを特徴とする。
【0069】請求項3にかかる発明によれば、受信側ユ
ーザのユーザ名又はメールアドレス等の当該受信側ユー
ザを特定できる情報に基づき一意的な数値列を演算記憶
して、新たな受信側ユーザを特定できる情報が入力され
た場合には、これまで記憶した数値列の中から該当する
ものが存在するか否かを判断し、存在する場合にはそれ
をサブアドレスとして用いるようにしたので、効率的に
サブアドレスの生成負担を軽減しながら、複数のファク
シミリ装置にメールボックスを持つようなユーザが存在
する場合等においてもファクシミリ装置毎に同一のサブ
アドレスとなることが保証されて、配信先を指定する際
の操作負荷を軽減できるようにしたことを特徴とする。
【0070】請求項4にかかる発明によれば、受信側ユ
ーザのユーザ名又はメールアドレス等の当該受信側ユー
ザを特定できる情報に基づき一意的なサブアドレスを演
算する際や各種のメールアドレスにおけるドメイン名等
の共有した項目について予め一意的な値を演算して記憶
すると共に、送信する際に残りの項目について一意的な
値を演算して、記憶されていた値と連結することにより
一意的なサブアドレスを生成する際にHASH関数を用
いたので、重複するサブアドレスの生成が抑制できて信
頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明に適用される
インターネットファクシミリ装置の概略ブロック図であ
る。
【図2】通信プロトコルを示す図である。
【図3】サブアドレス/メールアドレス対応テーブルの
構成を例示する図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の説明に適用される
インターネットファクシミリ装置の概略ブロック図であ
る。
【図5】メールアドレスの構成を示す図である。
【図6】ドメイン値テーブルの構成を例示する図であ
る。
【図7】ハッシュ値テーブルの構成を例示する図であ
る。
【符号の説明】
11 CPU 12 ROM 13 システムメモリ 13b メール宛先管理テーブル 13a ワークエリア 13c メールアドレス対応テーブル 16 LANコントローラ 23 ドメイン値テーブル 24 ハッシュ値テーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットやLANを介して接続さ
    れると共にメールボックスが登録可能に設けられて受信
    したファクシミリメッセージや着信通知メールを当該メ
    ールボックスに配信することができるITU−T勧告
    T.30に準拠したFコードを利用するインターネット
    ファクシミリ装置において、 受信側ユーザのユーザ名又はメールアドレス等の当該受
    信側ユーザを特定できる情報に基づき一意的な数値列を
    演算する演算手段と、 当該数値列をサブアドレスとして送信する送信手段と、 予め前記演算手段と同一手段により演算されたサブアド
    レスをメールボックスの識別番号と対応付けて記憶する
    記憶手段と、 サブアドレスに基づき受信したファクシミリメッセージ
    や着信通知メールを該当するメールボックスに配信する
    配信手段と、 受信したサブアドレスに基づき前記記憶種手段からメー
    ルボックスの識別番号を読出して前記配信手段に該当す
    るメールボックスへ配信させる制御手段とを有すること
    を特徴とするインターネットファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記演算手段で受信側
    ユーザを特定できる情報に基づき一意的な数値列を演算
    する際に、ドメイン名等の共有した項目について予め一
    意的な数値列を演算して前記記憶手段に記憶させ、送信
    する際に残りの項目について一意的な数値列を演算し
    て、記憶されていた数値列と連結することにより一意的
    なサブアドレスを生成させるようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のインターネットファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 新たな受信側ユーザを特定できる情報が
    入力された場合に、前記制御手段が、これまで記憶した
    数値列の中から該当するものが存在するか否かを判断し
    て、存在する場合にはそれをサブアドレスとして用いる
    ようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載のイン
    ターネットファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記受信側ユーザを特定できる情報に基
    づき一意的なサブアドレスを演算する際に、HASH関
    数を用いることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1
    項記載のインターネットファクシミリ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006041688A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理装置の機能管理方法、機能管理プログラム、及び媒体
US8510858B2 (en) 2005-06-08 2013-08-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Multi-functional device and method of storing a transmission list of users in the same

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