JP2002117673A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2002117673A
JP2002117673A JP2000303492A JP2000303492A JP2002117673A JP 2002117673 A JP2002117673 A JP 2002117673A JP 2000303492 A JP2000303492 A JP 2000303492A JP 2000303492 A JP2000303492 A JP 2000303492A JP 2002117673 A JP2002117673 A JP 2002117673A
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amplifier
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lines
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JP2000303492A
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Yusuke Shimizu
祐介 清水
Atsuo Koshizuka
淳生 越塚
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体記憶装置の高速化を図る。 【解決手段】 複数のメモリセルが配列されて成るメモ
リマット(1)と、上記メモリマットから引き出された
複数のローカルI/O線(LIO)と、上記複数のI/
O線が共通接続されたメインI/O線(MIO)と、上
記複数のメインI/O線との間で信号のやり取りを可能
にするコモンI/O線(CIO)とを含むとき、上記メ
インI/O線と上記コモンI/O線との間でやりとりさ
れる信号を増幅するためのローカルアンプ(LWM)を
上記メモリマットの外部に設け、データ読み出し時にお
けるセンスアンプの負荷を軽減させるとともに、データ
書込み時におけるライトアンプの負荷を軽減させること
によって半導体記憶装置の高速化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置、
さらにはそれにおける回路の高速化技術に関し、例えば
シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メ
モリ(以下、「SDRAM」と略記する)に適用して有
効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の一例とされるDRAM
は、昭和59年11月30日に株式会社オーム社から発
行された「LSIハンドブック(第486頁〜)」にも
記載されているように、ランダムアクセスが主体であ
り、アクセス毎にロウアドレス、カラムアドレスの読み
込みを順次行うことにより、メモリセルが選択される。
通常のDRAMはシステムに搭載された状態で、システ
ムクロックに非同期で、リードライト動作が行われる
が、それに対して、システムクロックに同期して動作さ
れる半導体記憶装置として、SDRAM(シンクロナス
・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)があ
る。このSDRAMは、クロックに同期してデータ、ア
ドレス、制御信号を入出力できるため、DRAMと同様
の大容量メモリをSRAMに匹敵する高速動作させるこ
とが可能であり、また、選択された1本のワード線に対
して幾つのデータをアクセスするかをバーストレングス
によって指定することによって、内蔵カラムアドレスカ
ウンタで順次カラム系の選択状態を切換えていって複数
個のデータを連続的にリード又はライトできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のSDRAMにお
けるメモリマット構成は、メモリマットとメインアンプ
とが接続されている。メモリセルのデータは、ビット線
に出力された後に、センスアンプで増幅され、カラムス
イッチを介してローカルI/O(入力/出力)線に出力
される。ローカルI/O線に出力された信号はクロスエ
リア内のサブアンプで増幅された後にトランスファゲー
ト、メインI/O線を経てメインアンプに出力される。
【0004】SDRAMの高速化のため、複数のメイン
I/O線が共通接続されるコモンI/O線を設ける場合
について本願発明者が検討したところ、単にメインI/
O線とコモンI/O線とを接続すると、回路素子の駆動
能力との関係で、データの読み出しや書き込みに時間が
かかることが見いだされた。すなわち、データを読み出
すときに、センスアンプから見た負荷が重くなってしま
い、センスアンプにおける素子の駆動能力との関係で十
分な信号レベルを速やかに得ることができない。また、
同様にライトアンプからは、コモンI/O線の他にメイ
ンI/O線やビット線が見えてしまうために、ライトア
ンプから見た負荷が不所望に重くなってしまう。このよ
うに負荷が重いことから、コモンI/O線やビット線に
おける信号電位が所定のレベルに達するまでの時間が長
くなってしまい、SDRAMの高速化が阻害されてしま
う。
【0005】本発明の目的は、SDRAMなどの半導体
記憶装置の高速化を図ることにある。
【0006】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0008】すなわち、複数のメモリセルが配列されて
成るメモリマットと、上記メモリマットから引き出され
た複数のローカルI/O線と、上記複数のI/O線が共
通接続されたメインI/O線と、上記複数のメインI/
O線との間で信号のやり取りを可能にするコモンI/O
線とを含んで半導体記憶装置が構成されるとき、上記メ
インI/O線と上記コモンI/O線との間でやりとりさ
れる信号を増幅するためのローカルアンプを上記メモリ
マットの外部に設け、上記メインI/O線は、それに対
応する上記ローカルアンプを介して上記コモンI/O線
に共通接続されて成る。
【0009】上記の手段によれば、ローカルアンプは、
上記メインI/O線と上記コモンI/O線との間でやり
とりされる信号を増幅する。このことが、データ読み出
し時におけるセンスアンプの負荷を軽減させるととも
に、データ書込み時におけるライトアンプの負荷を軽減
させることによって半導体記憶装置の高速化を達成す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1には本発明にかかる半導体記
憶装置の一例であるSDRAMが示される。
【0011】図1に示されるSDRAM6は、図示され
ないシステムクロックに同期動作することでデータの読
み書きを高速に行うことができ、特に制限されないが、
公知の半導体集積回路製造技術により、単結晶シリコン
基板などの一つの半導体基板に形成される。
【0012】図1に示されるSDRAM6は、複数のメ
モリマット1、複数のローカルアンプ群2、複数のメイ
ンアンプ及びライトアンプ群3、複数のメインワードラ
インドライバ及びマットコントローラ4、及び周辺回路
5を含んで成る。
【0013】メモリマット1は、複数のメモリセルや、
そのメモリセルの出力信号を増幅するためのセンスアン
プを含んで成り、このメモリマット1毎に、ローカルア
ンプ群2とメインアンプ及びライトアンプ群3が配置さ
れる。そしてこのメモリマット1等と、それに隣接する
メモリマット1等との間にメインワードドライバ及びマ
ットコントローラ4が配置される。周辺回路5はSDR
AM6の中央部に配置される。この周辺回路5には、ア
ドレス信号を取り込むためのアドレスバッファや、入力
された初期アドレス信号に基づいてそれに続くアドレス
信号を内部生成するためのアドレス発生回路、さらには
アドレス信号をデコードするためのデコーダなどが含ま
れる。
【0014】図2には、上記SDRAM6における主要
部の構成例が示される。
【0015】メモリマット1は、複数のセンスアンプS
Aと、複数のメモリセルアレイARYとを含んで成る。
矢印X、Yが互いに直交するものとすると、矢印X方向
に複数のセンスアンプSAと、複数のメモリセルアレイ
ARYとが配列されて成るアレイ群が矢印Y方向に複数
組配列されて成る。上記アレイ群に対応して複数のメイ
ンI/O線MIOが矢印Y方向に所定の配列ピッチで配
列される。上記全てのセンスアンプSAからは、ローカ
ルI/O線LIOが引き出され、このローカルI/O線
は、対応する上記メインI/O線MIOに共通接続され
る。
【0016】ローカルアンプ群2は、メモリセルアレイ
1の外部に配置され、それぞれ上記メインI/O線MI
Oに対応する複数のローカルアンプLWMを含んで成
る。この複数のローカルアンプLWMからは、メインI
/O線MIOと、コモンI/O線CIOとの間でやり取
りされる信号を増幅する機能を有する。
【0017】メインアンプ及びライトアンプ群3は、コ
モンI/O線CIOに伝達された読み出し信号を増幅す
るためのメインアンプMAと、メモリセルへの書込み用
信号を増幅するためのライトアンプWAMを含んで成
る。
【0018】上記メモリセルアレイARYから出力され
た信号はセンスアンプSAで増幅された後にローカルI
/O線LIOを介してメインI/O線MIOに伝達さ
れ、対応するローカルアンプLWMで増幅された後にコ
モンI/O線CIOを介してメインアンプMAに伝達さ
れ、そこで増幅された後に外部出力される。また、外部
から取り込まれた書き込み信号は、ライトアンプWAで
増幅された後にコモンI/O線CIOを介してローカル
アンプLWMに伝達され、そこで増幅された後に、メイ
ンI/O線MIO及びローカルI/O線LIOを介して
メモりセルアレイARYに伝達され、アドレスによって
特定される所定エリアに書き込まれる。
【0019】図3には、図2における主要部20の構成
例が示される。
【0020】図3に示されるように、メモリセルアレイ
ARYは、矢印Y方向に配列された4個のメモリセルア
レイ部ARY1〜ARY4を含んで成る。上記4個のメ
モリセルアレイ部ARY1〜ARY4の左側に配置され
たセンスアンプSAは、上記4個のメモリセルアレイ部
ARY1〜ARY4に対応する4個のセンスアンプ部S
A1−1〜SA1−4を含んで成り、上記4個のメモリ
セルアレイ部ARY1〜ARY4の右側に配置されたセ
ンスアンプSAは、上記4個のメモリセルアレイ部AR
Y1〜ARY4に対応して矢印Y方向に配列された4個
のセンスアンプ部SA2−1〜SA2−4を含んで成
る。センスアップSAから引き出されるローカルI/O
線LIOは、非反転側ローカルI/O線LIOTと、そ
れと対になる反転側ローカルI/O線LIOBとを含
む。それに対応してメインI/O線MIOは、非反転側
メインI/O線MIOTと、それと対になる反転側メイ
ンI/O線MIOBとを含む。矢印Y方向に配列された
4個のセンスアンプ部SA−1〜SA−4の矢印Y方向
の幅は、ローカルアンプLMWの幅に等しい。換言すれ
ば、ローカルアンプLMWは、矢印Y方向に4個のセン
スアンプ部毎に1個の割合で配列される。そのようなロ
ーカルアンプLMWは、特に制限されないが、上記メイ
ンI/O線MIOのプリチャージを行うためのプリチャ
ージ回路LWM1と、上記メモリセルアレイARYへの
書き込み用信号を増幅するためのライト用アンプLWM
2と、上記メモリセルアレイARYからの読み出し信号
を増幅するためのリード用アンプLWM3とを含む。
【0021】図4には上記メモリセルアレイARY4及
び上記センスアンプ部SA2−4の構成例が代表的に示
される。
【0022】上記メモリセルアレイARY4は、代表的
に示される電荷蓄積容量410,411と、それに直列
接続されたnチャンネル型MOSトランジスタ412,
413とを含む。電荷蓄積容量410の他端は低電位側
電源Vssに結合される。nチャンネル型MOSトラン
ジスタ412のドレイン電極は非反転側ビット線BLT
に結合され、nチャンネル型MOSトランジスタ412
のソース電極は電荷蓄積容量410に結合される。nチ
ャンネル型MOSトランジスタ413のドレイン電極は
電荷蓄積容量411に結合され、nチャンネル型MOS
トランジスタ413のソース電極は反転側ビット線BL
Bに結合される。nチャンネル型MOSトランジスタ4
12,413のゲート電極は、それぞれワード線WL
1,WL2に結合される。これにより、ワード線WLが
ハイレベルに駆動された場合にはnチャンネル型MOS
トランジスタ412,413がオンされ、電荷蓄積容量
410,411が非反転側ビット線BLT,BLBに結
合されることにより、電荷蓄積容量410,411から
のデータ読み出し、又はデータ書き込みが可能とされ
る。
【0023】尚、他のメモリセルアレイも同様に構成さ
れる。
【0024】センスアンプ部SA2−4は次のように構
成される。
【0025】センスアンプ部SA2−4はセンスアンプ
ユニット414を有する。このセンスアンプユニット4
14は、図示されないが、pチャンネル型MOSトラン
ジスタとnチャンネル型MOSトランジスタとが直列接
続されて成る第1インバータと、pチャンネル型MOS
トランジスタとnチャンネル型MOSトランジスタとが
直列接続されて成る第2インバータとがループ状に結合
されて成り、一対のビット線BLT,BLB間の微小電
位差を増幅する。
【0026】センスアンプ部SA2−4は、このセンス
アンプSA2―4の左側に配置されたメモリセルアレイ
ARY4との間で一対のビット線BLT,BLBを断続
可能なシェアードMOSトランジスタ402,403
と、このセンスアンプSA2―4の右側に配置された図
示されないメモリセルアレイ部との間で、一対のビット
線BLT,BLBを断続可能なシェアードMOSトラン
ジスタ408,409とが設けられる。シェアード制御
信号SHLがハイレベルの場合、シェアードMOSトラ
ンジスタ402,403がオンされて、メモリセルアレ
イ部ARY4がセンスアンプ部SA2−4に結合され
る。このとき、シェアード制御信号SHRはローレベル
とされ、シェアードMOSトランジスタ408,409
はオフされる。それに対して、シェアード制御信号SH
Rがハイレベルの場合、シェアードMOSトランジスタ
408,409がオンされ、センスアンプSA2−4の
右側に配置された図示されないメモリセルアレイ部がセ
ンスアンプSA2−4に結合される。このとき、シェア
ード制御信号SHLはローレベルとされ、シェアードM
OSトランジスタ402,403はオフされる。また、
一対のビット線BLT,BLBを所定レベルのプリチャ
ージ電圧VDLにプリチャージするためのプリチャージ
回路が設けられる。このプリチャージ回路はnチャンネ
ル型MOSトランジスタ401,404,405によっ
て構成される。nチャンネル型MOSトランジスタ40
1は、一対のビット線BLT,BLBを短絡可能に設け
られる。nチャンネル型MOSトランジスタ404は、
非反転側ビット線BLTに所定レベルのプリチャージ電
圧VDLを供給可能に設けられ、nチャンネル型MOS
トランジスタ405は、反転側ビット線BLBに所定レ
ベルのプリチャージ電圧VDLを供給可能に設けられ
る。これらnチャンネル型MOSトランジスタ401,
404,405のゲート電極にはイコライズ信号BLE
QBが入力される。このイコライズ信号BLEQBがハ
イレベルの期間に、nチャンネル型MOSトランジスタ
401,404,405がオンされ、それによって一対
のビット線BLT,BLBが所定のプリチャージレベル
にプリチャージされる。
【0027】また、一対のビット線BLT,BLBには
カラムスイッチを構成するnチャンネル型MOSトラン
ジスタ406,407が設けられる。このnチャンネル
型MOSトランジスタ406,407のゲート電極に
は、カラムアドレス信号をデコードすることで得られた
カラム選択信号YSが伝達され、このカラム選択信号Y
Sがハイレベルの場合に、nチャンネル型MOSトラン
ジスタ406,407がオンされることによって非反転
ビット線BLT,BLBが、ローカルI/O線LIO
T,LIOBに結合される。これにより一対のビット線
BLT,BLBの電位差をローカルI/O線LIOT,
LIOBに伝達することができ、また、それとは逆にロ
ーカルI/O線LIOT,LIOBの電位差をビット線
BLT,BLBに伝達することができる。
【0028】図5にはローカルアンプLWMにおけるプ
リチャージ回路LWM1、ライト用アンプLWM2、及
びリード用アンプLWM3の構成例が示される。
【0029】図5に示されるように、プリチャージ回路
LWM1は、pチャンネル型MOSトランジスタ50
1,502,503が結合されて成る。pチャンネル型
MOSトランジスタ503は、一対のメインI/O線M
IOT,MIOBを短絡可能に設けられる。pチャンネ
ル型MOSトランジスタ501は、所定レベルのプリチ
ャージ電圧VDLを反転側メインI/O線MIOBに供
給可能に設けられ、pチャンネル型MOSトランジスタ
502は、所定レベルのプリチャージ電圧VDLを非反
転側メインI/O線MIOTに供給可能に設けられる。
pチャンネル型MOSトランジスタ501,502,5
03のゲート電極には、プリチャージ制御信号MIOP
が伝達されるようになっている。プリチャージ制御信号
MIOPがローレベルとされた期間に、pチャンネル型
MOSトランジスタ501,502,503がオンされ
ることによって一対のメインI/O線MIOT,MIO
Bが所定のプリチャージレベルにプリチャージされる。
【0030】ライト用アンプLWM2は次のように構成
される。
【0031】pチャンネル型MOSトランジスタ505
とnチャンネル型MOSトランジスタ506とが直列接
続されて成る第1インバータINV1と、pチャンネル
型MOSトランジスタ507とnチャンネル型MOSト
ランジスタ508とが直列接続されて成る第2インバー
タINV2とが設けられる。pチャンネル型MOSトラ
ンジスタ505とnチャンネル型MOSトランジスタ5
06とのゲート電極には非反転側コモンI/O線CIO
Tの信号が伝達され、pチャンネル型MOSトランジス
タ507とnチャンネル型MOSトランジスタ508と
のゲート電極には反転側コモンI/O線CIOBの信号
が伝達される。また、pチャンネル型MOSトランジス
タ505とnチャンネル型MOSトランジスタ506と
の直列接続ノードは、反転側メインI/O線MIOBに
結合され、pチャンネル型MOSトランジスタ507と
nチャンネル型MOSトランジスタ508との直列接続
ノードは、非反転側メインI/O線MIOTに結合され
る。
【0032】pチャンネル型MOSトランジスタ50
5,507のソース電極はpチャンネル型MOSトラン
ジスタ504を介して高電位側電源Vddに結合され
る。また、nチャンネル型MOSトランジスタ506,
508のソース電極は、nチャンネル型MOSトランジ
スタ509を介して低電位側電源Vssに結合される。
上記pチャンネル型MOSトランジスタ504のゲート
電極には、反転側ライト用アンプ制御信号SUWBが伝
達され、上記nチャンネル型MOSトランジスタ509
のゲート電極には、非反転側ライト用アンプ制御信号S
UWが伝達される。反転側ライト用アンプ制御信号SU
WBがローレベルにされ、非反転側ライト用アンプ制御
信号SUWがハイレベルにされた期間において、pチャ
ンネル型MOSトランジスタ504及びnチャンネル型
MOSトランジスタ509がオンされることにより、ラ
イト用アンプLWM2が動作され、一対のコモンI/O
線CIOT,CIOBの電位差がライト用アンプLWM
2で増幅され、その出力信号が一対のメインI/O線M
IOT,MIOBに伝達される。
【0033】リード用アンプLWM3は次のように構成
される。
【0034】pチャンネル型MOSトランジスタ512
とnチャンネル型MOSトランジスタ513とが直列接
続されてインバータINV3が形成され、それにnチャ
ンネル型MOSトランジスタ514が直列接続される。
pチャンネル型MOSトランジスタ516とnチャンネ
ル型MOSトランジスタ517とが直列接続されてイン
バータINV4が形成され、それにnチャンネル型MO
Sトランジスタ520が直列接続される。pチャンネル
型MOSトランジスタ512,516のソース電極は高
電位側電源Vddに結合される。nチャンネル型MOS
トランジスタ514,520のゲート電極は、読み出し
信号の取り込みのためにメインI/O線MIOB,MI
OTに結合される。nチャンネル型MOSトランジスタ
514,520のソース電極はnチャンネル型MOSト
ランジスタ519を介して低電位側電源Vssに結合さ
れる。上記インバータINV3,INV4がループ状に
結合されることでラッチ回路が構成される。また、読み
出し信号の出力のため、インバータINV3の出力ノー
ドがnチャンネル型MOSトランジスタ521を介して
非反転側コモンI/O線CIOTに結合され、インバー
タINV4の出力ノードがnチャンネル型MOSトラン
ジスタ518を介して反転側コモンI/O線CIOBに
結合される。また、MOSトランジスタ512,513
のゲート電極はpチャンネル型MOSトランジスタ51
0を介して高電位側電源Vddに結合され、MOSトラ
ンジスタ516,517のゲート電極はpチャンネル型
MOSトランジスタ510を介して高電位側電源Vdd
に結合され、さらに、MOSトランジスタ512,51
3のゲート電極と、MOSトランジスタ516,517
のゲート電極がpチャンネル型MOSトランジスタ51
5によって短絡されるようになっている。上記pチャン
ネル型MOSトランジスタ510,511,515、及
びnチャンネル型MOSトランジスタ519のゲート電
極にはメインアンプイネーブル信号MAEが伝達される
ようになっている。リード用アンプイネーブル信号MA
Eがハイレベルにアサートされた場合には、pチャンネ
ル型MOSトランジスタ510,511,515がオフ
状態とされ、nチャンネル型MOSトランジスタ519
がオンされることにより、このリード用アンプLWM3
は動作状態とされる。このとき、カラム選択信号YSC
Rがハイレベルにアサートされることによってnチャン
ネル型MOSトランジスタ521,518がオンされ、
インバータINV3,INB4の出力信号が、メインI
/O線MIOB,MIOTに伝達される。
【0035】リード用アンプイネーブル信号MAEがロ
ーレベルにネゲートされた場合には、pチャンネル型M
OSトランジスタ510,511,515がオン状態と
され、nチャンネル型MOSトランジスタ519がオフ
されることにより、このリード用アンプLWM3は非動
作状態とされる。
【0036】上記の例によれば、以下の作用効果を得る
ことができる。
【0037】(1)メインI/O線MIOB,MIOT
とコモンI/O線CIOB,CIOTとがトランスファ
ゲートなどによって結合される場合には、当該トランス
ファゲートが導通されたとき、センスアンプSAから見
た負荷が大きくなるために、コモンI/O線CIOB,
CIOT間に所定の電位差を得るまでの時間が長くなっ
てしまう。それに対して、上記の例においてメインI/
O線MIOB,MIOTは、それに対応するローカルア
ンプLWMを介して上記コモンI/O線に共通接続され
ているため、センスアンプSAから見た負荷には、コモ
ンI/O線CIOB,CIOTが含まれない。換言すれ
ば、データ読み出し時において、メインI/O線MIO
B,MIOTはセンスアンプSAによって駆動され、コ
モンI/O線CIOB,CIOTは、ローカルアンプL
WMにおけるリードアンプLWM3によって駆動される
ため、データ読み出し時において、センスアンプの負荷
が軽減され、コモンI/O線CIOB,CIOT間の電
位差が所定レベルにまでなるまでの時間が短縮されるこ
とから、データの高速読み出しが可能とされる。
【0038】(2)また、メインI/O線MIOB,M
IOTとコモンI/O線CIOB,CIOTとがトラン
スファゲートなどによって結合される場合には、当該ト
ランスファゲートが導通されたとき、ライトアンプWA
から見た負荷が大きくなるために、書き込みのために必
要な電位差がビット線BLT,BLBに生ずるまでの時
間が長くなってしまうが、上記の例においてメインI/
O線MIOB,MIOTは、それに対応するローカルア
ンプLWMを介して上記コモンI/O線CIOB,CI
OTに共通接続されているため、ライトアンプWAから
見た負荷にはメインI/O線MIOB,MIOTやビッ
ト線BLT,BLBが含まれない。換言すれば、コモン
I/O線CIOB,CIOTはライトアンプWAによっ
て駆動され、メインI/O線MIOB,MIOTやビッ
ト線BLB,BLTはライト用アンプLWM2によって
駆動されるため、ライトアンプWAの負荷が軽減され、
データ書き込みにおいて、ビット線BLB,BLT間の
電位差が所定レベルにまでなるまでの時間が短縮され、
それによってデータの高速書き込みが可能とされる。
【0039】以上本発明者によってなされた発明を具体
的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であるこ
とはいうまでもない。
【0040】例えば、上記の例においてローカルアンプ
LMWは、矢印Y方向に4個のセンスアンプ部毎に1個
の割合で配列されたが、ローカルアンプとセンスアンプ
部との関係は任意に決定することができる。
【0041】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるSDR
AMに適用した場合について説明したが、本発明はそれ
に限定されるものではなく、各種半導体記憶装置やそれ
がマイクロコンピュータにオンチップされる場合などに
広く適用することができる。
【0042】本発明は、少なくとも複数のメモリセルが
配列されて成るメモリマットを含むことを条件に適用す
ることができる。
【0043】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0044】すなわち、複数のメモリセルが配列されて
成るメモリマットと、このメモリマットから引き出され
た複数のローカルI/O線と、複数のI/O線が共通接
続されたメインI/O線と、複数のメインI/O線との
間で信号のやり取りを可能にするコモンI/O線とを含
むとき、メインI/O線と上記コモンI/O線との間で
やりとりされる信号を増幅するためのローカルアンプを
上記メモリマットの外部に設ける。これにより、データ
読み出し時におけるセンスアンプの負荷を軽減させると
ともに、データ書込み時におけるライトアンプの負荷を
軽減させることができるので、半導体記憶装置の高速化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる半導体記憶装置の一例であるS
DRAMの構成例説明図である。
【図2】図1における主要部の構成例ブロック図であ
る。
【図3】図2における主要部の構成例ブロック図であ
る。
【図4】上記SDRAMに含まれるメモリセルアレイ及
びセンスアンプ部の構成例回路図である。
【図5】上記SDRAMに含まれるローカルアンプの構
成例回路図である。
【符号の説明】
1 メモリマット 2 ローカルアンプ群 3 メインアンプ及びライトアンプ群 4 メインワードドライバ及びマットコントローラ 5 周辺回路 6 SDRAM ARY メモリセルアレイ ARY1〜ARY4 メモリセルアレイ部 BLT 非反転側ビット線 BLB 反転側ビット線 LWM ローカルアンプ LWM1 プリチャージ回路 LWM2 ライト用アンプ LWM3 リード用アンプ SA センスアンプ SA1−1〜SA1−4 センスアンプ部 SA2−1〜SA2−4 センスアンプ部 MA メインアンプ WA ライトアンプ LIOT 非反転側ローカルI/O線 LIOB 反転側ローカルI/O線 CIOT 非反転側コモンI/O線 CIOB 反転側コモンI/O線 MIOT 非反転側メインI/O線 MIOB 反転側メインI/O線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 越塚 淳生 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 5B024 AA15 BA29 CA07 CA16

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセルが配列されて成るメモ
    リマットと、 上記メモリマットから引き出された複数のローカルI/
    O線と、 それぞれ上記複数のローカルI/O線が共通接続され、
    且つ、所定の配列ピッチで複数配列されたメインI/O
    線と、 上記複数のメインI/O線との間で信号のやり取りが可
    能なコモンI/O線と、を含む半導体記憶装置であっ
    て、 上記メインI/O線に対応して上記メモリマットの外部
    に配置され、上記メインI/O線と上記コモンI/O線
    との間でやりとりされる信号を増幅するためのローカル
    アンプを含み、 上記メインI/O線は、それに対応する上記ローカルア
    ンプを介して上記コモンI/O線に共通接続されて成る
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8861299B2 (en) 2011-12-22 2014-10-14 Ps4 Luxco S.A.R.L. Semiconductor memory device
US9837139B2 (en) 2013-01-31 2017-12-05 Micron Technology, Inc. Apparatus and method of pre-charge and equalization control for dynamic random access memory

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