JP2002117086A - 設計図書の変換処理方法及び変換処理システム - Google Patents

設計図書の変換処理方法及び変換処理システム

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JP2002117086A
JP2002117086A JP2000310462A JP2000310462A JP2002117086A JP 2002117086 A JP2002117086 A JP 2002117086A JP 2000310462 A JP2000310462 A JP 2000310462A JP 2000310462 A JP2000310462 A JP 2000310462A JP 2002117086 A JP2002117086 A JP 2002117086A
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Toshihiro Okita
俊博 尾北
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 国家機関或いは地方公共団体が定める統一電
子保存方法に適合する様に旧式設計図書をコンピュータ
ーを介してデジタル化された設計図書に変換する方法を
提供する。 【解決手段】 旧式設計図書をデジタルデータに変換す
る工程、デジタルデータ化された旧式設計図書を電子化
処理規格に変換する変換処理操作を実行する工程、及び
当該変換処理操作によって形成された当該変換済旧式設
計図書のデジタルデータを所定の記憶手段に記憶させる
工程とから構成されている設計図書の変換処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、設計図書の作成、変換
及び保存の方法及びシステムに関するものであり、特に
詳しくは、デジタル化に対応した設計図書の作成、変換
及び保存の方法及びシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】有史依頼、公的機関等で建設された構築
物に関する設計図書は、紙上に標記されて、その保存方
法は、写、マイクロフィルム及び図面紙の形式による保
存方法が採用されてきている。
【0003】図2を参照しながら、従来の当該設計図書
に関する作成並びに保存方法の手順の概略について説明
する。
【0004】即ち、図2から理解される様に、当該設計
図書3は、ステップ(S1)で例えば、公的機関1の一
例である政府、地方公共団体等が公共構築物を建設する
際には、ステップ(S2)で当該公共構築物を建設する
個々の業者2に発注し、当該公共構築物を建設する個々
の業者2が、ステップ(S3)で、事前に設計図書3を
製作し、その内容がステップ(S4)で政府、地方公共
団体1等で承認された後、ステップ(S5)で、当該業
者が当該設計図書3を基にして、所定の公共構築物の建
設に着手する事になっており、又、当該公共構築物の建
設に使用された当該設計図書3は、ステップ(S6)に
示す様に、法令上、50年間は政府、地方公共団体及び
施行業者で保管しておく義務が課せられれているので、
両者の所有する適宜の保管施設、倉庫等に保管される。
【0005】当該設計図書を所定の期間保存する事の理
由の大きなものとしては、当該完成した施設が将来修繕
や改築の必要になったときに、その構造等を参照するこ
とと、改修情報を記入したりすることである。
【0006】つまり、図2に於て、ステップ(S7)
で、当該施設等の改築、修繕の必要正が発生した場合に
は、ステップ(S8)で既に保管されている当該設計図
書3を参照して、改築、修繕に必要な改築、修繕設計図
書が作成され、ステップ(S9)で公的機関1の承認が
得られた後、ステップ(S10)で当該改築、修繕の為
の工事が実行され、ステップ(S11)で、当該改築、
修繕設計図書が保管される事になる。
【0007】これら従来の一連の作業は、殆どが手作業
で実行されており、当該設計図書は、手作業により描画
された設計図書であったり、一部デジタル化されたデー
タを使用したものもあるが、共通性の無いコンピュータ
ーアプリケーションで作成されたものが多く、係る共通
性の無いコンピューターアプリケーションで作成された
データを紙上に出図し、マイクロフィルムに移して保存
する方法等が知られている。
【0008】然しながら、係る方法による設計図書の作
成は、煩雑であると共に、膨大な数の設計図書を、少な
くとも当該工事を施行した公的機関にて保存をしておく
ために、大きな倉庫を用意する必要があると同時に、当
該紙により形成されている当該設計図書は、経年変化に
より変色し不鮮明となったり、必要な設計図書を探すた
めに長時間かかり、従って多大の人間労力を要してい
る。
【0009】係る問題点を解消する為、近時、公的機関
1では、コンピューターの発達とともに新規構築物設計
図書等は統一保存形式を定めて、デジタル化を図ること
を定める方向で検討が成されてきており、上記した設計
図書を全てデジタル化する方針を決定し、近くその方法
を実施に移す事になっている。
【0010】つまり、従来手書きで作成している紙をベ
ースとした設計図書或いは一部デジタル化されたデータ
を基にして紙に描画して形成した設計図書等を中止し
て、全ての設計図書を電子化処理されたデジタルデータ
を使用して作成し、その形式で保管する様にするシステ
ムが極近い将来、実施される事になる。
【0011】しかし、一斉に全公的機関が、上記のよう
な保存方法を実施することは、物理的に不可能であるた
めに、国家機関としては、ある一定の年限を区切って全
ての公的機関が、実施出来るように準備をすすめてい
る。
【0012】係る、新しいシステムの導入に際し、更に
別の問題としてクローズアップされている事項として、
当該新しい設計図書の作成、保管システムの導入に際し
ては、従来の方法で既に作成され、保管されている設計
図書(以下、単に旧式設計図書と称する)も、全て当該
新しい設計図書の作成、保管システムに於て要求されて
いる規格を満足したデジタルデータ化された設計図書に
変換する必要がある事である。
【0013】つまり、当該公共機関は、既に作成され保
管されている全ての旧式設計図書を電子化処理してデジ
タル化設計図書に変換して保管しておく事を要求してい
る点にある。
【0014】係る変換処理操作は、個々の旧式設計図書
をデジタルデータ化して当該新しい設計図書の作成、保
管システムの規格に合致したデジタル化設計図書に変換
する事を意味し、当該変換処理操作はかなり煩雑で非効
率的であると同時に、既に保管されている旧式設計図書
の数が膨大である事も、大きな問題となっている。
【0015】即ち、上記した新しいシステムが導入され
ると、それにより、実施時期以後は新たな設計図書が増
えて前述のような事態にはならないが、実施時期以前の
旧設計図書の劣化と、必要時に探し出す膨大な時間を短
縮することについては不可能である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、上記した従来保存方法の欠陥を改良し、国家機関が
定める統一電子保存方法により、現在までに作成され保
存されている旧式設計図書をコンピューターを介してデ
ジタル化された設計図書に変換して保存することによ
り、保存面積の減少を図るとともに、正確なデータを有
する設計図書を永久保存する事を確実にすることと、既
に保管されている当該設計図書を更新したり、変更、修
正したりする場合の合理性、効率性を向上させる事を目
的とするものである。
【0017】更に、本発明の他の目的は、当該旧式設計
図書を、新しい規格に基づく電子化処理で作成された設
計図書と同一の規格を持つデジタル化された設計図書に
変換する際に、効率的に且つ正確に変換処理操作が実行
出来る設計図書の変換処理方法及びそのシステム或いは
当該設計図書の変換処理方法をコンピュータに実行させ
る為のプログラムを記録した記録媒体を提供するもので
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するため、以下に記載されたような、基本的なな
技術構成を採用するものである。すなわち本発明に係る
第1の態様は、設計図書を予め定められた規格に基づく
電子化処理により作成し、且つ当該電子化設計図書を保
存する様に構成された設計図書作成保存システムに於い
て、当該電子化処理規格が制定される以前に当該電子化
処理規格以外の規格に基づいて作成された設計図書(旧
式設計図書と称する)を当該電子化処理規格に適合する
設計図書に変換するに際し、当該旧式設計図書を用意す
る工程、当該旧式設計図書をデジタルデータに変換する
工程、当該デジタルデータに変換された当該旧式設計図
書をデジタルデータ表示手段に表示する工程、当該表示
手段に表示されたデジタル化された旧式設計図書の変換
必要箇所を適宜の手段を使用して指定選択する工程、当
該選択された旧式設計図書の変換必要箇所に対して、当
該旧式設計図書に関する設計データ情報を参照しなが
ら、当該旧式設計図書に関する所定の設計データ情報
を、当該電子化処理規格に変換する変換処理操作を実行
する工程、及び当該変換処理操作によって形成された当
該変換済旧式設計図書のデジタルデータを所定の記憶手
段に記憶させる工程とから構成されている設計図書の変
換処理方法であり、又、本発明に係る第2の態様として
は、当該デジタル化された旧式設計図書及び当該規格化
された電子化処理手段以外の電子化処理手段によって描
画された旧式設計図書をCADシステムに利用して、演
算処理手段の表示手段に表示すると共に、当該表示手段
に表示されている当該旧式設計図書に於ける当該規格化
された電子処理規格に変換する必要のある部位、線分或
いは領域を選択指定し、その後、当該選択指定された部
位、線分或いは領域のみを残してその他のデジタル情報
を当該表示画面から消去し、次いで、当該表示画面上に
残されている当該選択指定された部位、線分或いは領域
に対して、当該旧式設計図書に関する設計データ情報を
参照しながら、当該旧式設計図書に関する所定の設計デ
ータ情報に対応する当該電子化処理規格デジタルデータ
を選択して変換する変換処理操作を実行する様に構成さ
れた設計図書の変換処理方法である。
【0019】又、本発明に係る第3の態様としては、旧
式設計図書の少なくとも一部分をデジタルデータに変換
するデジタル変換手段、CADを含むデジタルデータ画
像処理アプリケーションによって動作する表示手段を含
む画像処理手段、CADを含むデジタルデータ画像処理
アプリケーションを格納するアプリケーション格納手
段、予め定められた設計図書作成規格を記憶した規格デ
ータ格納手段、データ入力手段、当該画像処理手段に接
続され、当該デジタル化された旧式設計図書のデータに
対して、所定のデータ変換操作を行う変換処理手段、当
該旧式設計図書に於ける基礎データを記憶する旧式設計
図書データ記憶手段、及び当該変換処理手段により規格
化された電子化処理規格に基づいて変換処理された当該
旧式設計図書に対応する規格化された電子化処理済み設
計図書と格納する記憶手段とから構成されている設計図
書作成保存システムであり、又、本発明に係る第4の態
様としては、設計図書を予め定められた規格に基づく電
子化処理により作成し、且つ当該電子化設計図書を保存
する様に構成された設計図書作成保存システムに於い
て、当該電子化処理規格が制定される以前に当該電子化
処理規格以外の規格に基づいて作成された設計図書(旧
式設計図書と称する)を当該電子化処理規格に適合する
設計図書に変換するに際し、当該旧式設計図書を用意す
る第1の工程、当該旧式設計図書の少なくとも一部分を
デジタルデータに変換する第2の工程、当該デジタルデ
ータに変換された当該旧式設計図書のデジタルデータを
CADを含むデジタルデータ画像処理アプリケーション
を使用して所定の画像処理手段に設けられた表示手段に
表示する第3の工程、当該表示手段に表示されたデジタ
ル化された旧式設計図書の変換を必要とする特定の部
位、線分或いは領域を指定選択する第4の工程、当該選
択された旧式設計図書の変換必要箇所以外のデジタルデ
ータ部分を当該表示手段から一旦消去する第5の工程、
当該表示手段に残存している変換処理を必要とする旧式
設計図書の所定の部位、線分或いは領域を、当該旧式設
計図書に関する設計データ情報を参照しながら、当該当
該旧式設計図書に関する設計データ情報に対応する当該
電子化処理規格の規格データを使用して変換する変換処
理操作を実行する第6の工程、当該変換処理操作を当該
旧式設計図書の全ての部位に於ける変換処理が完了する
迄繰り返す第7の工程、及び規格化された電子化処理規
格に基づき変換処理操作が完了した当該旧式設計図書を
所定の記憶手段に記憶させる第8の工程とから構成され
ている設計図書の変換処理方法である。
【0020】更に、本発明に於ける第5の態様として
は、設計図書を予め定められた規格に基づく電子化処理
により作成し、且つ当該電子化設計図書を保存する様に
構成された設計図書作成保存システムに於いて、当該電
子化処理規格が制定される以前に当該電子化処理規格以
外の規格に基づいて作成された設計図書(旧式設計図書
と称する)を当該電子化処理規格に適合する設計図書に
変換するに際し、当該旧式設計図書を用意する第1の工
程、当該旧式設計図書の少なくとも一部分をデジタルデ
ータに変換する第2の工程、当該デジタルデータに変換
された当該旧式設計図書のデジタルデータをCADを含
むデジタルデータ画像処理アプリケーションを使用して
所定の画像処理手段に設けられた表示手段に表示する第
3の工程、当該表示手段に表示されたデジタル化された
旧式設計図書の変換を必要とする特定の部位、線分或い
は領域を指定選択する第4の工程、当該選択された旧式
設計図書の変換必要箇所以外のデジタルデータ部分を当
該表示手段から一旦消去する第5の工程、当該表示手段
に残存している変換処理を必要とする旧式設計図書の所
定の部位、線分或いは領域を、当該旧式設計図書に関す
る設計データ情報を参照しながら、当該当該旧式設計図
書に関する設計データ情報に対応する当該電子化処理規
格の規格データを使用して変換する変換処理操作を実行
する第6の工程、当該変換処理操作を当該旧式設計図書
の全ての部位に於ける変換処理が完了する迄繰り返す第
7の工程、及び規格化された電子化処理規格に基づき変
換処理操作が完了した当該旧式設計図書を所定の記憶手
段に記憶させる第8の工程とから構成されている設計図
書の変換処理方法をコンピュータに実行させる為のプロ
グラムを記録した記録媒体である。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明は、上記した様な技術構成
を採用しているので、国家機関、或いは地方自治体等で
定められる、公共事業統合情報支援システム、いわゆる
電子化システムにより、従来の設計図書をデジタル化デ
ータを基礎とする規格に沿った保存書式にて保存するも
のである。
【0022】従って、本発明に於いては、作成された情
報、つまり、設計図書を系統的に保存をして、必要な検
索が容易に且つ短時間にて出来るようにするものであ
る。
【0023】更に本発明に於いては、従来の旧式設計図
書を電子化することにより、当該旧式設計図書に関する
情報公開が容易となり、全ての公共事業の合理化にもつ
ながる。
【0024】つまり、本発明に於いては、公文書である
設計図書の保存方法として上記した様な作成並びに保存
構成を採用しているので、基本的には全国の公的機関に
て、既に建設された構造物に関する旧式設計図書を、国
家機関或いは地方自治団体の定めるデジタル文書保存規
定にもとずいて、電子化をして保存をする旧式設計図書
の保存方法であり、従来、手作業で作成された旧式設計
図書を国家機関或いは地方自治団体の定めるデジタル文
書保存規定にもとずく規格に沿って例えばCADを含む
コンピューターアプリケーションを使用してデジタル化
処理を行って変換処理を行うものである。
【0025】又、本発明に於いては、特定の公的機関か
らの依頼で、或いは個々の施行業者からの依頼で、上記
した旧式設計図書のデジタル化データへの変換処理操作
を、代行する組織を設けておく事によって、全国に散在
する多数の施行業者の保有する当該旧式設計図書或い
は、当該特定の公的機関が保有する当該旧式設計図書
を、新しく規格化されたデジタルデータ化処理規格に適
合する旧式設計図書のデジタル化設計図書への変換処理
操作を効率よく推進させる事が可能となる。
【0026】
【実施例】以下に本発明に係る設計図書の変換処理方法
の具体例を図面を参照しながら詳細に説明する即ち、図
1は、本発明に係る設計図書変換・保存システムの一具
体的の構成を示すブロックダイヤグラムであり、図中、
旧式設計図書10の少なくとも一部分をデジタルデータ
に変換するデジタル変換手段11、CADを含むデジタ
ルデータ画像処理アプリケーションによって動作する表
示手段12を含む画像処理手段13、CADを含むデジ
タルデータ画像処理アプリケーションを格納するアプリ
ケーション格納手段14、予め定められた設計図書作成
規格を記憶した規格データ格納手段15、データ入力手
段16、当該画像処理手段13に接続され、当該デジタ
ル化された旧式設計図書のデータに対して、所定のデー
タ変換操作を行う変換処理手段17、当該旧式設計図書
に於ける基礎データを記憶する旧式設計図書データ記憶
手段18、及び当該変換処理手段17により規格化され
た電子化処理規格に基づいて変換処理された当該旧式設
計図書に対応する規格化された電子化処理済み設計図書
30を格納する記憶手段19とから構成されている設計
図書作成保存システム100が示されている。
【0027】図1に於ける当該設計図書作成保存システ
ム100に於て、20と示されている部分は、旧式設計
図書と異なり、当該設計図書作成保存システム100を
使用して、これから新規に作成されるべき設計図書の基
本設計データ群であり、図1のアプリケーション格納手
段14、予め定められた設計図書作成規格を記憶した規
格データ格納手段15、当該画像処理手段13、データ
入力手段16等を使用して、所定の規格に適合するデジ
タル化処理された設計図書30を作成する事も可能な様
に構成されている。
【0028】本発明に於ける当該規格化された電子化処
理に於ける当該電子化処理規格は、行政官庁によって予
め設定されているものであって、国家、地方公共団体の
該当官公庁によって決定されたものである。
【0029】更に、本発明に於ける当該電子化処理規格
は、CADを利用した設計システムを基礎とするもので
ある事が望ましい。
【0030】CADは、一般的にはコンピュータエイデ
ッドデザイニングシステムと称されるコンピュータを使
用して所望の画像をデジタルデータで表現する画像作成
システムであって、本発明に於いては、係るCADと係
るCADを使用する為の各種のアプリケーションから構
成されている事が望ましい。
【0031】又、当該CADを利用した設計システムに
於いて、画像を形成するに際しての予め定められた統一
したルール或いは規格が設けられている。
【0032】例えば、線分の幅、使用部分の色分け、画
層の組合せ等に関しての規格が予め定められているので
ある。
【0033】従って、本発明の前提条件としては、当該
電子化処理規格に従って当該CADを利用した設計シス
テムを使用して最初から所定の設計図書を作成して所定
の記憶手段に記憶し保管する事が前提となるが、上記し
た様に、本発明は、当該電子化処理規格が設定される以
前に既に製作されている、手書きにより作成されたか、
当該電子化処理規格とは異なる電子化処理方法によって
作成され、結果的には、紙或いはマイクロフィルム等で
保管されている旧式設計図書を如何に効率よく、又正確
に、当該電子化処理規格に基づく設計図書に変換するか
の技術を提供するものである。
【0034】即ち、本発明に於ける当該旧式設計図書
は、手書きにより描画された設計図書或いは、当該規格
化された電子化処理手段以外の電子化処理手段によって
描画された設計図書を含むものである。
【0035】本発明に係る当該設計図書の変換処理を実
行する為には、先ず、当該旧式設計図書10を所定の保
管場所から検索して捜し出し、当該旧式設計図書10の
変換処理区域に運び込み、その旧式設計図書10を所定
の部位上で拡開し、当該旧式設計図書10に対してデジ
タル変換処理を行うものであり、その為のデジタル変換
手段11が設けられている。
【0036】本発明に於ける、例えば、当該手書きによ
り描画された設計図書10をデジタルデータ化する手段
11としては、特に限定されるものではないが、例え
ば、デジタルカメラ或いは適宜のスキャナーを使用する
事が化可能である。
【0037】本発明に於いて、係る旧式設計図書をデジ
タルデータ化するデジタル変換処理工程に於いては、当
該旧式設計図書が当該デジタルカメラの撮像領域範囲内
にあるか、当該スキャナーの読み込み範囲内にある大き
さのものである場合は良いが、当該旧式設計図書が当該
デジタルカメラの撮像領域範囲を越える大きさか、当該
スキャナーの読み込み範囲を越える大きさのものである
場合には、当該旧式設計図書10は、一回のデジタルカ
メラの撮影操作或いは1回の当該スキャナーの読み取り
操作では、当該旧式設計図書の全体のデジタル化処理は
終了しないので、当該旧式設計図書を複数の区域に分割
して、当該区域毎にデジタル化処理を実行して、後述す
る規格化処理の実行する以前にそれぞれの区域のデジタ
ル化データを結合させて元の旧式設計図書10に相当す
る画像になるよう組合せ処理を行う事も可能である。
【0038】次いで、本発明に於いては、上記したデジ
タル化された旧式設計図書に対して、新しい規格に基づ
く電子化処理操作を実行する事になる。
【0039】例えば、図1に示されている画像処理手段
13に於て、当該デジタルデータに変換された当該旧式
設計図書をデジタルデータ表示手段に表示し、当該表示
手段に表示されたデジタル化された旧式設計図書の変換
必要箇所を個別に適宜の手段、例えば変換処理手段17
を使用して指定選択し、当該選択された旧式設計図書の
変換必要箇所に対して、当該旧式設計図書に関する設計
データ情報を参照しながら、当該旧式設計図書に関する
所定の設計データ情報を、当該電子化処理規格に変換す
る変換処理操作を実行する。
【0040】例えば、旧式設計図書に於て3mの線分が
あるとすると、旧式設計図書に於いては、手書きである
ので、所定の縮尺寸法に於て正確に3mの長さにはなっ
ていない場合が多く、又、前記した様に、当該旧式設計
図書のデジタル化処理操作に於て、旧式設計図書を複数
の区分に分けて別々にデジタル化処理を行った後、各区
分を連結して一体化するに際し、区分線が正確に連続し
ていない場合も多く、係る問題を含めて、所定の縮尺寸
法に於て正確に3mの線分を引くと同時に、新しい電子
化処理規格に基づく所定の線分太さに設定する操作も行
われる事になる。
【0041】又、特定の意味を表す所定の区域に関して
は、新しい電子化処理規格に基づく所定の色を付与する
操作、更には、従来の旧式設計図書では使用されていな
かった画層化処理を行う事も可能である。
【0042】係る操作の具体的をより詳細に説明するな
らば、図3のフローチャートの規格化処理工程に示され
ている様に、画像処理演算処理手段13の表示手段12
に当該デジタル化処理された旧式設計図書10の画像デ
ータを表示すると共に、当該表示手段12に表示されて
いる当該旧式設計図書10に於ける当該規格化された電
子処理規格に変換する必要のある部位、線分或いは領域
を、例えば、CADの線コマンドや点コマンド、或は図
形コマンドを使ってなぞりながら当該線分或いは領域を
当該変換処理手段17を使用して選択して指定する。
【0043】このなぞる作業が、終了次第、CAD上か
らは、前述デジタルデーターを消去する。
【0044】すると、先ほどの選択指定した黒一色の点
情報や線情報だけが、CAD上に残るので、当該部分に
対して尺度をはじめ線の太さ、彩色の指定、画層の指定
等の統一保存形式、つまり新たに規格化された電子化処
理規格基ずいて、変更処理を行う事になる。
【0045】つまり、本発明に於いては、当該線分或い
は領域を選択指定し、その後、当該選択指定された部
位、線分或いは領域のみを残してその他のデジタル情報
を当該表示画面から消去し、次いで、当該表示画面上に
残されている当該選択指定された部位、線分或いは領域
に対して、当該旧式設計図書に関する設計データ情報を
参照しながら、当該旧式設計図書に関する所定の設計デ
ータ情報に対応する当該電子化処理規格デジタルデータ
を選択して変換する変換処理操作を実行するものであ
る。
【0046】係る操作に際し、当該電子化処理規格デジ
タルデータは、尺度データ、線幅データ、指定領域と色
データとの関係を示すデータ等を含んでいるものであっ
て、当該電子化処理規格デジタルデータは、予め定めら
れた形式のデータテーブルを形成している事が望まし
い。
【0047】更に、場合によっては、当該旧式設計図書
に関する設計データ情報も予め定められた形式のデータ
テーブルに形成しておく事によって、比較操作が容易に
実行出来るので望ましい。
【0048】本発明に於ける上記変換処理操作は、当該
旧式設計図書10の全域に付いて繰り返す事によって1
枚の旧式設計図書10の新しい規格に基づく電子化処理
が完了する。
【0049】その後、当該変換済旧式設計図書10のデ
ジタルデータを所定の記憶手段に記憶させるものであ
る。
【0050】本発明に於ける当該変換処理方法について
より詳細に説明するならば、現在CADの定義として数
々のコマンド機能が備えられているが、例えば、上記で
作成されたひとつの線分は、尺度は、人間の手で書かれ
たものなので、鉛筆の芯の太さなどで、精密ではない。
一方、CADの精度は、1万分の1以上であるから当該
線分は、『尺度調整』というコマンドで、正確な尺度に
変換することが可能である。
【0051】また、当該線分は、図面での書かれている
用途に応じて統一保存形式では、彩色を指定しているの
で、当該線分を選択した上で、256色の中から統一保
存形式10で、定められた彩色にて変換することが可能
である。
【0052】また、CADは、画層を重ね合わせて1枚
の図面を完成する機能があり、どの画層に何の種類の描
画をするのかを統一保存形式にて定められているので、
当該線分をはじめ他のオブジェクトをも画層変換するこ
とも可能である結局、デジタルデーターの上をCADの
線コマンドや点コマンド、或は図形コマンドを使ってな
ぞりながら作図を進めている段階では、ひとつの画層の
上に1色で、描画されていますが、デジタルデーターを
消去した後は、統一保存形式にもとずいて、正確に変換
する手法により最も早く、間違いの無いデーター化を図
ることができる。
【0053】つまり、本発明に係る当該設計図書の変換
処理方法は、基本的には、設計図書を予め定められた規
格に基づく電子化処理により作成し、且つ当該電子化設
計図書を保存する様に構成された設計図書作成保存シス
テムに於いて、当該電子化処理規格が制定される以前に
当該電子化処理規格以外の規格に基づいて作成された設
計図書(旧式設計図書と称する)を当該電子化処理規格
に適合する設計図書に変換するに際し、当該旧式設計図
書を用意する工程、当該旧式設計図書をデジタルデータ
に変換する工程、当該デジタルデータに変換された当該
旧式設計図書をデジタルデータ表示手段に表示する工
程、当該表示手段に表示されたデジタル化された旧式設
計図書の変換必要箇所を適宜の手段を使用して指定選択
する工程、当該選択された旧式設計図書の変換必要箇所
に対して、当該旧式設計図書に関する設計データ情報を
参照しながら、当該旧式設計図書に関する所定の設計デ
ータ情報を、当該電子化処理規格に変換する変換処理操
作を実行する工程、及び当該変換処理操作によって形成
された当該変換済旧式設計図書のデジタルデータを所定
の記憶手段に記憶させる工程とから構成されているもの
である。
【0054】本発明の大きな特徴は、旧設計図書10を
国家機関或いは地方公共団体が定める統一保存形式の基
準に沿ってデーター処理して、デジタル化設計図書30
を生むことにより、ホストコンピューター13、14を
利用して所定の格納手段19に保存することにより、大
きな合理化を図り、公文書を永久に保存をしたり活用す
るのみならず、外部機関への情報公開も容易に実施する
ことが可能である。
【0055】また、上記の作業を実施する際は、国家機
関或いは地方公共団体が定める統一保存形式の基準をよ
く熟知した技術者が実施することにより、永久保存、及
び永久活用が、可能となる。
【0056】本発明に於ける設計図書の変換処理方法の
より詳細な具体的を図3に示すフローチャートを参照し
て説明するならば、設計図書を予め定められた規格に基
づく電子化処理により作成し、且つ当該電子化設計図書
を保存する様に構成された設計図書作成保存システムに
於いて、当該電子化処理規格が制定される以前に当該電
子化処理規格以外の規格に基づいて作成された設計図書
(旧式設計図書と称する)を当該電子化処理規格に適合
する設計図書に変換するに際し、ステップ(S31)に
於て、当該旧式設計図書を用意する第1の工程、ステッ
プ(S32)に於て、当該旧式設計図書の少なくとも一
部分をデジタルデータに変換する第2の工程がそれぞれ
実行された後、ステップ(S33)に移り、当該旧式設
計図書の少なくとも一部分をデジタルデータに変換した
場合には、それぞれの区画に於けるデジタル変換データ
を組み合わせ元の旧式設計図書と同一範囲のデジタルデ
ータで電子化された旧式設計図書データを形成する第2
−aの工程が実行される。この場合、ステップ(S3
2)に於て、当該旧式設計図書を一回のデジタル化処理
でデジタルデータに変換処理が可能である旧式設計図書
に関しては、ステップ(S33)に於ける当該第2−a
の工程は省略する事が可能であり、直接ステップ(S3
4)の工程に進む事が出来る。
【0057】ステップ(S34)に於いては、当該デジ
タルデータに変換された当該旧式設計図書のデジタルデ
ータをCADを含むデジタルデータ画像処理アプリケー
ションを使用して所定の画像処理手段13に設けられた
表示手段12に表示する第3の工程が実行された後、ス
テップ(S35)に於て、当該表示手段12に表示され
たデジタル化された旧式設計図書の変換を必要とする特
定の部位、線分或いは領域を指定選択する第4の工程が
実行される。
【0058】次に、ステップ(S36)に於て、当該選
択された旧式設計図書の変換必要箇所以外のデジタルデ
ータ部分を当該表示手段から一旦消去する第5の工程が
実行され、その後ステップ(S37)に進んで、当該表
示手段12に残存している変換処理を必要とする旧式設
計図書の所定の部位、線分或いは領域を、当該旧式設計
図書に関する設計データ情報を参照しながら、当該当該
旧式設計図書に関する設計データ情報に対応する当該電
子化処理規格の規格データを使用して変換する変換処理
操作を実行する第6の工程が実行される事になる。
【0059】その後、ステップ(S38)に進んで、当
該変換処理操作を当該旧式設計図書の全ての部位に於け
る変換処理が完了する迄繰り返す第7の工程が実行さ
れ、当該旧式設計図書の全ての部位、線分或いは領域に
関して、上記変換処理操作が完了したと判断された場合
に、当該変換処理操作を終了して、ステップ(S39)
に進んで規格化された電子化処理規格に基づき変換処理
操作が完了した当該旧式設計図書の電子化情報30を所
定の記憶手段19に記憶させる第8の工程とから構成さ
れているものである。
【0060】本発明に於いては、上記した設計図書の変
換処理方法の実行に際して、依頼者から所定の料金を徴
収する為の課金処理を行う工程が更に付加されている事
が好ましい。
【0061】係る課金処理方法としては、特に限定され
るものではないが、例えば、公共事業体或いは施行業者
が、上記した設計図書の変換処理方法に関する熟練した
技術者を擁する特定のサービス事業体に、旧式設計図書
の変換処理を依頼する場合には、その契約金額の取決め
方法の一例としては、一図に付いて所定の固定料金を設
定してもよいが、図面一枚当たりの金額を算出する為の
現実的な方法としては、図面の電子容量の数値に比例さ
せて算出する様にする事が望ましい。
【0062】その理由としては、設計図書は、簡単な図
形だけのものや、複雑な構造を示す図面等が多岐に亘っ
ているので、公平にその費用を算出する方法としては、
上記した方法が望ましい。
【0063】又、本発明に於ける更に別の態様として
は、設計図書を予め定められた規格に基づく電子化処理
により作成し、且つ当該電子化設計図書を保存する様に
構成された設計図書作成保存システムに於いて、当該電
子化処理規格が制定される以前に当該電子化処理規格以
外の規格に基づいて作成された設計図書(旧式設計図書
と称する)を当該電子化処理規格に適合する設計図書に
変換するに際し、当該旧式設計図書を用意する第1の工
程、当該旧式設計図書の少なくとも一部分をデジタルデ
ータに変換する第2の工程、当該デジタルデータに変換
された当該旧式設計図書のデジタルデータをCADを含
むデジタルデータ画像処理アプリケーションを使用して
所定の画像処理手段に設けられた表示手段に表示する第
3の工程、当該表示手段に表示されたデジタル化された
旧式設計図書の変換を必要とする特定の部位、線分或い
は領域を指定選択する第4の工程、当該選択された旧式
設計図書の変換必要箇所以外のデジタルデータ部分を当
該表示手段から一旦消去する第5の工程、当該表示手段
に残存している変換処理を必要とする旧式設計図書の所
定の部位、線分或いは領域を、当該旧式設計図書に関す
る設計データ情報を参照しながら、当該当該旧式設計図
書に関する設計データ情報に対応する当該電子化処理規
格の規格データを使用して変換する変換処理操作を実行
する第6の工程、当該変換処理操作を当該旧式設計図書
の全ての部位に於ける変換処理が完了する迄繰り返す第
7の工程、及び規格化された電子化処理規格に基づき変
換処理操作が完了した当該旧式設計図書を所定の記憶手
段に記憶させる第8の工程とから構成されている設計図
書の変換処理方法をコンピュータに実行させる為のプロ
グラムを記録した記録媒体である。
【0064】上記した様に、本発明の基本的な構成とし
ては、設計図書を予め定められた規格に基づく電子化処
理により作成し、且つ当該電子化設計図書を保存する様
に構成された設計図書作成保存システムに於いて、当該
電子化処理規格が制定される以前に当該電子化処理規格
以外の規格に基づいて作成された旧式設計図書を当該電
子化処理規格に基づいて当該規格に適合するデジタル化
設計図書に変換し、当該デジタル化設計図書を保存する
事になり、又当該電子化処理規格は、CADを含むコン
ピューターアプリケーションに基づいて形成されている
事に特徴を有するものである。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、例えば、
従来の公文書の一つである旧設計図書10の保存方法で
は、経年劣化が避けられないばかりか、合理性に掛けて
いるが、 旧設計図書10を国家機関或いは公共機関等
が定める統一保存形式の基準に沿ってデーター処理13
してデジタル化設計図書30を生むことにより、ホスト
コンピューター13を利用して保存することにより、大
きな合理化を図り、公文書である当該設計図書を永久に
保存をしたり活用するのみならず、外部機関への情報公
開も容易に実施することが可能であるさらに、上記の作
業を実施する際は、国家機関が定める統一保存形式の基
準をよく熟知した技術者が実施することにより、係る設
計図書類を永久保存並びに永久活用が可能となる。
【0066】又、従来の情報を電子化することにより、
情報公開が容易に可能となり全ての公共事業の合理化に
もつながる。
【0067】以上本発明の実施の形態について詳述して
きたが、具体的な構成は、この実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における保
存方法の変更などがあっても本発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る設計図書の変換処理システ
ムの一具体的の構成を示すブロックダイヤグラムであ
る。
【図2】図2は、従来の設計図書の保存方法の一例を説
明するフローチャートである。
【図3】図3は、本発明に於ける設計図書の変換処理方
法の操作手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…旧式設計図書 11…デジタル変換手段 12…表示手段 13…画像変換処理手段 14…アプリケーション格納手段 15…規格データ格納手段 16…データ入力手段 17…変換処理手段 18…旧式設計図書データ記憶手段 19…記憶手段 20…新規作成用設計図書 30…電子化処理規格適合設計図書 100…設計図書変換処理保存システム

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設計図書を予め定められた規格に基づく
    電子化処理により作成し、且つ当該電子化設計図書を保
    存する様に構成された設計図書作成保存システムに於い
    て、当該電子化処理規格が制定される以前に当該電子化
    処理規格以外の規格に基づいて作成された設計図書(旧
    式設計図書と称する)を当該電子化処理規格に適合する
    設計図書に変換するに際し、当該旧式設計図書を用意す
    る工程、当該旧式設計図書をデジタルデータに変換する
    工程、当該デジタルデータに変換された当該旧式設計図
    書をデジタルデータ表示手段に表示する工程、当該表示
    手段に表示されたデジタル化された旧式設計図書の変換
    必要箇所を適宜の手段を使用して指定選択する工程、当
    該選択された旧式設計図書の変換必要箇所に対して、当
    該旧式設計図書に関する設計データ情報を参照しなが
    ら、当該旧式設計図書に関する所定の設計データ情報
    を、当該電子化処理規格に変換する変換処理操作を実行
    する工程、及び当該変換処理操作によって形成された当
    該変換済旧式設計図書のデジタルデータを所定の記憶手
    段に記憶させる工程とから構成されている事を特徴とす
    る設計図書の変換処理方法。
  2. 【請求項2】 当該電子化処理規格は、行政官庁によっ
    て設定されているものである事を特徴とする請求項1記
    載の設計図書の変換処理方法。
  3. 【請求項3】 当該電子化処理規格は、CADを利用し
    た設計システムを基礎とするものである事を特徴とする
    請求項1又は2記載の設計図書の変換処理方法。
  4. 【請求項4】 当該旧式設計図書は、手書きにより描画
    された設計図書或いは、当該規格化された電子化処理手
    段以外の電子化処理手段によって描画された設計図書を
    含むものである事を特徴とする請求項1乃至3の何れか
    に記載の設計図書の変換処理方法。
  5. 【請求項5】 当該手書きにより描画された設計図書を
    デジタルデータ化する手段は、デジタルカメラ、スキャ
    ナーを含んでいる事を特徴とする請求項1乃至4の何れ
    かに記載の設計図書の変換処理方法。
  6. 【請求項6】 当該旧式設計図書をデジタルデータに変
    換する工程は、デジタル化手段により部分的にデジタル
    化した個別の旧式設計図書を結合して一つの旧式設計図
    書に関するデジタルデータを形成する工程を含んでいる
    事を特徴とする請求項5記載の設計図書の変換処理方
    法。
  7. 【請求項7】 当該デジタル化された旧式設計図書及び
    当該規格化された電子化処理手段以外の電子化処理手段
    によって描画された旧式設計図書をCADシステムに利
    用して、演算処理手段の表示手段に表示すると共に、当
    該表示手段に表示されている当該旧式設計図書に於ける
    当該規格化された電子処理規格に変換する必要のある部
    位、線分或いは領域を選択指定し、その後、当該選択指
    定された部位、線分或いは領域のみを残してその他のデ
    ジタル情報を当該表示画面から消去し、次いで、当該表
    示画面上に残されている当該選択指定された部位、線分
    或いは領域に対して、当該旧式設計図書に関する設計デ
    ータ情報を参照しながら、当該旧式設計図書に関する所
    定の設計データ情報に対応する当該電子化処理規格デジ
    タルデータを選択して変換する変換処理操作を実行する
    事を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の設計図
    書の変換処理方法。
  8. 【請求項8】 当該電子化処理規格デジタルデータは、
    尺度データ、線幅データ、色データを含んでいる事を特
    徴とする請求項7記載の設計図書の変換処理方法。
  9. 【請求項9】 当該旧式設計図書に関する設計データ情
    報或いは当該電子化処理規格デジタルデータの少なくと
    も一方は、予め定められた形式のデータテーブルを形成
    している事を特徴とする請求項7又は8に記載の設計図
    書の変換処理方法。
  10. 【請求項10】 旧式設計図書の少なくとも一部分をデ
    ジタルデータに変換するデジタル変換手段、CADを含
    むデジタルデータ画像処理アプリケーションによって動
    作する表示手段を含む画像処理手段、CADを含むデジ
    タルデータ画像処理アプリケーションを格納するアプリ
    ケーション格納手段、予め定められた設計図書作成規格
    を記憶した規格データ格納手段、データ入力手段、当該
    画像処理手段に接続され、当該デジタル化された旧式設
    計図書のデータに対して、所定のデータ変換操作を行う
    変換処理手段、及び当該変換処理手段により規格化され
    た電子化処理規格に基づいて変換処理された当該旧式設
    計図書に対応する規格化された電子化処理済み設計図書
    と格納する記憶手段とから構成されている事を特徴とす
    る設計図書作成保存システム。
  11. 【請求項11】 設計図書を予め定められた規格に基づ
    く電子化処理により作成し、且つ当該電子化設計図書を
    保存する様に構成された設計図書作成保存システムに於
    いて、当該電子化処理規格が制定される以前に当該電子
    化処理規格以外の規格に基づいて作成された設計図書
    (旧式設計図書と称する)を当該電子化処理規格に適合
    する設計図書に変換するに際し、当該旧式設計図書を用
    意する第1の工程、当該旧式設計図書の少なくとも一部
    分をデジタルデータに変換する第2の工程、当該デジタ
    ルデータに変換された当該旧式設計図書のデジタルデー
    タをCADを含むデジタルデータ画像処理アプリケーシ
    ョンを使用して所定の画像処理手段に設けられた表示手
    段に表示する第3の工程、当該表示手段に表示されたデ
    ジタル化された旧式設計図書の変換を必要とする特定の
    部位、線分或いは領域を指定選択する第4の工程、当該
    選択された旧式設計図書の変換必要箇所以外のデジタル
    データ部分を当該表示手段から一旦消去する第5の工
    程、当該表示手段に残存している変換処理を必要とする
    旧式設計図書の所定の部位、線分或いは領域を、当該旧
    式設計図書に関する設計データ情報を参照しながら、当
    該当該旧式設計図書に関する設計データ情報に対応する
    当該電子化処理規格の規格データを使用して変換する変
    換処理操作を実行する第6の工程、当該変換処理操作を
    当該旧式設計図書の全ての部位に於ける変換処理が完了
    する迄繰り返す第7の工程、及び規格化された電子化処
    理規格に基づき変換処理操作が完了した当該旧式設計図
    書を所定の記憶手段に記憶させる第8の工程とから構成
    されている事を特徴とする設計図書の変換処理方法。
  12. 【請求項12】 当該第3の工程は、当該旧式設計図書
    のデジタル化処理に際して、当該旧式設計図書を複数個
    の区画に分割してそれぞれの区画に付いて個別にデジタ
    ル化処理が行われた場合には、それぞれの区画毎に実行
    さた当該デジタル化データを結合して元の旧式設計図書
    に対応する一つのデジタル化旧式設計図書を形成する工
    程が含まれている事を特徴とする請求項11記載の設計
    図書の変換処理方法。
  13. 【請求項13】 上記した請求項11又は12に記載さ
    れた設計図書の変換処理方法の実行に際して所定の課金
    処理を行う工程が更に付加されている事を特徴とする設
    計図書の変換処理方法。
  14. 【請求項14】 設計図書を予め定められた規格に基づ
    く電子化処理により作成し、且つ当該電子化設計図書を
    保存する様に構成された設計図書作成保存システムに於
    いて、当該電子化処理規格が制定される以前に当該電子
    化処理規格以外の規格に基づいて作成された設計図書
    (旧式設計図書と称する)を当該電子化処理規格に適合
    する設計図書に変換するに際し、当該旧式設計図書を用
    意する第1の工程、当該旧式設計図書の少なくとも一部
    分をデジタルデータに変換する第2の工程、当該デジタ
    ルデータに変換された当該旧式設計図書のデジタルデー
    タをCADを含むデジタルデータ画像処理アプリケーシ
    ョンを使用して所定の画像処理手段に設けられた表示手
    段に表示する第3の工程、当該表示手段に表示されたデ
    ジタル化された旧式設計図書の変換を必要とする特定の
    部位、線分或いは領域を指定選択する第4の工程、当該
    選択された旧式設計図書の変換必要箇所以外のデジタル
    データ部分を当該表示手段から一旦消去する第5の工
    程、当該表示手段に残存している変換処理を必要とする
    旧式設計図書の所定の部位、線分或いは領域を、当該旧
    式設計図書に関する設計データ情報を参照しながら、当
    該当該旧式設計図書に関する設計データ情報に対応する
    当該電子化処理規格の規格データを使用して変換する変
    換処理操作を実行する第6の工程、当該変換処理操作を
    当該旧式設計図書の全ての部位に於ける変換処理が完了
    する迄繰り返す第7の工程、及び規格化された電子化処
    理規格に基づき変換処理操作が完了した当該旧式設計図
    書を所定の記憶手段に記憶させる第8の工程とから構成
    されている設計図書の変換処理方法をコンピュータに実
    行させる為のプログラムを記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】 設計図書を予め定められた規格に基づ
    く電子化処理により作成し、且つ当該電子化設計図書を
    保存する様に構成された設計図書作成保存システムに於
    いて、当該電子化処理規格が制定される以前に当該電子
    化処理規格以外の規格に基づいて作成された設計図書
    (旧式設計図書と称する)を当該電子化処理規格に基づ
    いて当該規格に適合するデジタル化設計図書に変換し、
    当該デジタル化設計図書を保存する事を特徴とする設計
    図書の作成と保存方法。
  16. 【請求項16】 当該電子化処理規格は、CADを含む
    コンピューターアプリケーションに基づいて形成されて
    いる事を特徴とする請求項15記載の設計図書の作成と
    保存方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005196244A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Omi Sokuryo Sekkei:Kk 設計図書の電子化方法及び設計図書管理装置。
JP2021152270A (ja) * 2020-03-24 2021-09-30 株式会社三井E&Sマシナリー 橋梁の竣工図から3次元データへの変換方法及び変換システム

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JP2005196244A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Omi Sokuryo Sekkei:Kk 設計図書の電子化方法及び設計図書管理装置。
JP2021152270A (ja) * 2020-03-24 2021-09-30 株式会社三井E&Sマシナリー 橋梁の竣工図から3次元データへの変換方法及び変換システム

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