JP2002115652A - リニアコンプレッサ - Google Patents

リニアコンプレッサ

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JP2002115652A
JP2002115652A JP2000310397A JP2000310397A JP2002115652A JP 2002115652 A JP2002115652 A JP 2002115652A JP 2000310397 A JP2000310397 A JP 2000310397A JP 2000310397 A JP2000310397 A JP 2000310397A JP 2002115652 A JP2002115652 A JP 2002115652A
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JP
Japan
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stage
low
compression chamber
piston
refrigerant gas
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Pending
Application number
JP2000310397A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hasegawa
寛 長谷川
Mitsuhiro Ikoma
光博 生駒
Hidenobu Shintaku
秀信 新宅
Mitsuo Ueda
光男 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リニアコンプレッサ駆動時のピストンとシリ
ンダの隙間から漏れる冷媒ガスの量を低減して圧縮効率
の低下を防止し、さらに、吐出される冷媒ガスの温度を
下げて潤滑油の劣化や冷媒の熱分解を防止し、効率と信
頼性を向上させる。 【解決手段】 低段シリンダと、前記低段シリンダ内で
リニアモータにより駆動される低段ピストンと、前記低
段シリンダと前記低段ピストンにより構成される低段圧
縮室と、高段シリンダと、前記高段シリンダ内で前記リ
ニアモータにより駆動される高段ピストンと、前記高段
シリンダと前記高段ピストンにより構成される高段圧縮
室を、前記低段圧縮室で圧縮した冷媒ガスを前記高段圧
縮室に導く冷媒ガス経路を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空調機あるいは冷凍
機の冷凍サイクルに用いられるコンプレッサ、特にリニ
アコンプレッサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のリニアコンプレッサの断面
図であり、密閉容器1の内部には圧縮機構部2が防振バ
ネ3a、3bにより弾性支持されている。
【0003】圧縮機構部2の構成を説明する。シリンダ
4にはピストン5がその軸線方向に沿って摺動自在に支
持される。ピストン5はロッド6を介して支持バネ7に
より弾性支持される。ロッド6にはマグネット8が固持
されている。また、マグネット8と相対向する位置には
アウターヨーク9に埋設されるステータコイル10が配
設される。シリンダ4の端面にはシリンダヘッド11が
備えられ、シリンダ4、ピストン5およびシリンダヘッ
ド11に囲まれる空間が圧縮室12となる。密閉容器1
には吸入管13が設けられている。シリンダヘッド11
の圧縮室12と反対側の面には、吸入室14および吐出
管15が連結された吐出室16を構成するヘッドカバー
17が備えられる。シリンダヘッド11には、吸入室1
4と圧縮室12とを連通する吸入孔18および圧縮室1
2と吐出室16とを連通する吐出孔19とが設けられて
いる。吸入孔18には吸入弁20が、吐出孔19には吐
出弁21が設けられている。
【0004】次に、上記構成からなる従来のリニアコン
プレッサの動作について説明する。図3において、マグ
ネット8、アウターヨーク9、ステータコイル10から
なるリニアモータ22にモータドライバ(図示せず)を
介して通電を行うことによりピストン5がその軸線方向
に往復運動を行う。図3においてピストン5が左側から
右側へ移動する際、吐出孔19に設けられた吐出弁21
と吸入孔18に設けられた吸入弁20が閉じており圧縮
室12内の冷媒が減圧膨張する膨張行程、続いて圧縮室
12の圧力が吸入圧力以下となり吸入孔18に設けられ
た吸入弁20が開き圧縮室12の容積の増加に伴い吸入
孔から冷媒が吸い込まれる吸入行程を行う。次に、ピス
トン5が右側から左側へ移動する際、吐出孔19に設け
られた吐出弁21と吸入孔18に設けられた吸入弁20
は閉まり圧縮室12の容積の減少に伴い冷媒が圧縮され
る圧縮行程、続いて圧縮室12の圧力が吐出圧力以上と
なり吐出孔19に備えられた吐出弁21が開き冷媒が吐
出される吐出行程を行う。
【0005】次に、支持バネ7の役割について説明す
る。前述の膨張・吸入行程では支持バネ7は圧縮され、
圧縮室12の膨張行程で回収したエネルギーとリニアモ
ータ22の仕事の一部は支持バネ7の弾性エネルギーに
変換される。次いで、圧縮・吐出行程では支持バネ7は
伸張し、膨張・吸入行程で支持バネ7に蓄えられた弾性
エネルギーは圧縮・吐出行程の仕事の一部となる。この
ように、支持バネ7を用いることにより、膨張・吸入行
程で回収したエネルギーを圧縮・吐出行程で用いること
ができる。
【0006】次に、冷媒ガスの流れについて説明する。
冷凍サイクル(図示せず)からの冷媒ガスは、吸入管1
3より一旦密閉容器1の内部空間へ開放された後、ヘッ
ドカバー17内の吸入室14に導かれ、シリンダヘッド
11に配設された吸入孔18を介して圧縮室12に至
る。圧縮室12に至った冷媒ガスは、上述したピストン
5の往復運動により圧縮される。圧縮された冷媒ガス
は、シリンダヘッド11に配設された吐出孔19を介し
て一旦ヘッドカバー17内の吐出室16に吐出された
後、吐出管15より冷凍サイクルに吐出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のリニアコンプレ
ッサを差圧の大きな冷凍サイクル装置で用いる場合、圧
縮室と密閉容器内の差圧が大きくなるため、圧縮室の冷
媒ガスをシールしているシリンダとピストンの隙間から
漏れる冷媒ガスの量が多くなり、圧縮効率が低下してい
た。また、圧縮比の大きな冷凍サイクル装置、あるい
は、吐出圧力の高い冷凍サイクル装置で用いる場合、圧
縮室から吐出される冷媒ガスの温度が著しく上昇して潤
滑油の劣化を促進したり、極端な場合には冷媒の熱分解
が起こるという弊害があった。特に、冷媒として高差圧
であり、吐出圧力が高くなる二酸化炭素を用いた場合に
は、圧縮効率の低下は深刻な課題であった。
【0008】本発明は、上記課題に鑑み、二段圧縮式と
し、各圧縮室と密閉容器内部の圧力差を低減し、かつ、
吐出温度を低減することにより、効率と信頼性を両立さ
せたリニアコンプレッサを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するため、本発明は、低段シリンダと、前記低段シリン
ダ内でリニアモータにより駆動される低段ピストンと、
前記低段シリンダと前記低段ピストンにより構成される
低段圧縮室と、高段シリンダと、前記高段シリンダ内で
前記リニアモータにより駆動される高段ピストンと、前
記高段シリンダと前記高段ピストンにより構成される高
段圧縮室を設けたものである。
【0010】また、本発明は、前記低段圧縮室で圧縮し
た冷媒ガスを前記高段圧縮室に導く冷媒ガス経路を設け
たものである。
【0011】また、本発明は、前記低段圧縮室と前記高
段圧縮室を対向して設けたものである。
【0012】また、本発明は、前記低段ピストンと前記
高段ピストンをロッドにより連結したものである。
【0013】また、本発明は、前記低段ピストンの径を
前記高段ピストンの径よりも大きくしたものである。
【0014】また、本発明は、前記低段圧縮室で圧縮し
た冷媒ガスを冷却する中間冷却器を設けたものである。
【0015】また、本発明は、密閉容器の内部に前記圧
縮機構部を備えたものである。
【0016】また、本発明は、前記密閉容器内部の圧力
を中間圧力としたものである。
【0017】また、本発明は、密閉容器外部に、前記低
段圧縮室で圧縮した冷媒ガスを前記高段圧縮室に導く経
路を備えたものである。
【0018】また、本発明は、二酸化炭素を主成分とす
る冷媒を用いて運転することを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0020】(実施の形態1)図1は、実施の形態1に
おけるリニアコンプレッサの断面図であり、密閉容器3
1の内部には圧縮機構部32が防振バネ33a、33b
により弾性支持されている。
【0021】圧縮機構部32の構成を説明する。低段シ
リンダ34には低段ピストン35がその軸線方向に沿っ
て摺動自在に支持される。また、高段シリンダ36には
高段ピストン37がその軸線方向に沿って摺動自在に支
持される。高段シリンダ36の内径および高段ピストン
37の外径は低段シリンダ34の内径および低段ピスト
ン35の外径よりも小さく設計されている。低段ピスト
ン35と高段ピストン37はロッド38により連結され
ている。ロッド38にはマグネット39が固持されてい
る。また、マグネット39と相対向する位置にはアウタ
ーヨーク40に埋設されるステータコイル41が配設さ
れる。
【0022】低段シリンダ34の端面には低段シリンダ
ヘッド42が備えられ、低段シリンダ34、低段ピスト
ン35および低段シリンダヘッド42に囲まれる空間が
低段圧縮室43となる。また、高段シリンダ36の端面
には高段シリンダヘッド44が備えられ、高段シリンダ
36、高段ピストン37および高段シリンダヘッド44
に囲まれる空間が高段圧縮室45となる。
【0023】低段シリンダヘッド42の低段圧縮室43
と反対側の面には、吸入管46が連結された低段吸入室
47および低段吐出室48を構成する低段ヘッドカバー
49が備えられる。また、高段シリンダヘッド44の高
段圧縮室45と反対側の面には、高段吸入室50および
吐出管51が連結された高段吐出室52を構成する高段
ヘッドカバー53が備えられる。
【0024】低段シリンダヘッド42には、低段吸入室
47と低段圧縮室43とを連通する低段吸入孔54およ
び低段圧縮室43と低段吐出室48とを連通する低段吐
出孔55とが設けられており、低段吸入孔54には低段
吸入弁56が、低段吐出孔55には低段吐出弁57が設
けられている。また、高段シリンダヘッド44には、高
段吸入室50と高段圧縮室45とを連通する高段吸入孔
58および高段圧縮室45と高段吐出室52とを連通す
る高段吐出孔59とが設けられており、高段吸入孔58
には高段吸入弁60が、高段吐出孔59には高段吐出弁
61が設けられている。
【0025】なお、低段吐出室48と高段吸入室50を
密閉容器31の内部空間に連通させることによって、密
閉容器31の内部空間を前記低段圧縮室43で圧縮した
冷媒ガスを前記高段圧縮室45に導く冷媒ガス経路とし
て利用している。
【0026】以下、本発明のリニアコンプレッサの動作
について説明する。図1において、マグネット39、ア
ウターヨーク40、ステータコイル41からなるリニア
モータ62にモータドライバ(図示せず)を介して通電
を行うことにより低段ピストン35および高段ピストン
37がその軸線方向に往復運動を行う。
【0027】低段ピストン35および高段ピストン37
が右側に移動する際、低段圧縮室43では膨張・吸入行
程、高段圧縮室45では圧縮・吐出行程が行われる。ま
た、低段ピストン35および高段ピストン37が左側に
移動する際、低段圧縮室43では圧縮・吐出行程、高段
圧縮室45では膨張・吸入行程が行われる。
【0028】次に、冷媒ガスの流れについて説明する。
冷凍サイクル(図示せず)からの冷媒ガスは、吸入管4
6より低段ヘッドカバー49内の低段吸入室47に導か
れ、低段シリンダヘッド42に配設された低段吸入孔5
4を介して低段圧縮室43に至る。低段圧縮室43に至
った冷媒ガスは、低段ピストン35の往復運動により圧
縮される。圧縮された冷媒ガスは、低段シリンダヘッド
42に配設された低段吐出孔55を介して一旦低段ヘッ
ドカバー49内の低段吐出室48に吐出された後、密閉
容器31の内部空間へ開放される。
【0029】密閉容器31の冷媒ガスは高段吸入室50
に取り込まれ、高段シリンダヘッド44に配設された高
段吸入孔58を介して高段圧縮室45に至る。高段圧縮
室45に至った冷媒ガスは、高段ピストン37の往復運
動により圧縮される。圧縮された冷媒ガスは、高段シリ
ンダヘッド44に配設された高段吐出孔59を介して高
段ヘッドカバー53内の高段吐出室52に導かれた後、
吐出管より冷凍サイクルに吐出される。
【0030】本実施の形態では、低段圧縮室43と高段
圧縮室45を設けて二段圧縮式とし、また密閉容器31
の内部の圧力を低段圧縮室43の吐出圧力(以下中間圧
力とする)と等しくしたことにより、従来のリニアコン
プレッサと比べて、各圧縮室43、45と密閉容器31
の内部の圧力差を小さくすることができ、その圧力差を
シールする低段シリンダ34と低段ピストン35あるい
は高段シリンダ36と高段ピストン37の隙間からの冷
媒ガスの漏れ量を低減し、効率を向上させることができ
る。特に、冷媒として高圧力差となる二酸化炭素を用い
た場合により有効となる。
【0031】また、低段圧縮室43と高段圧縮室45を
対向して設けたことにより、低段圧縮室43が膨張行程
を行う際に対向する高段圧縮室45では圧縮行程が行わ
れ、低段圧縮室43の膨張行程で回収したエネルギーを
高段圧縮室45の圧縮行程での仕事に利用することがで
きる。同様の理由から、高段圧縮室45の膨張行程で回
収したエネルギーを低段圧縮室43の圧縮行程での仕事
に利用できる。従って、エネルギーの無駄が無く、効率
を向上させることができる。また、図3の従来のリニア
コンプレッサでは、圧縮室12の膨張行程で回収したエ
ネルギーを一旦弾性エネルギーとして蓄えて圧縮行程で
それを利用するために支持バネ7を用いていたが、これ
を用いなくても効率よく圧縮することが可能となるた
め、支持バネ7の疲労破壊を心配する必要が無く、信頼
性を向上させることができる。
【0032】また、低段ピストン35と高段ピストン3
7をロッド38により連結したことにより、低段シリン
ダ34の軸心L1と高段シリンダ36の軸心L2が完全
には一致していない場合でも、ロッド38が弾性変形す
ることにより、低段ピストン35の軸心は低段シリンダ
34の軸心L1と一致し、高段ピストン37の軸心は高
段シリンダ36の軸心L2と一致する。従って、軸心が
完全には一致していない場合に発生する低段シリンダ3
4と低段ピストン35の間の摺動面、および、高段シリ
ンダ36と高段ピストン37の間の摺動面での摩擦力を
低減することが可能となるため、効率を向上させること
ができる。また、これらの摺動面の摩耗を防止すること
が可能となるため、信頼性を向上させることができる。
【0033】また、低段圧縮室43と高段圧縮室45で
圧縮される冷媒ガス質量は等しく、かつ、低段圧縮室4
3の吸入冷媒ガスの比容積は高段圧縮室45のそれより
も大きいため、それに合わせて低段圧縮室43の行程容
積を高段圧縮室45のそれよりも大きくする必要がある
が、低段ピストン35の外径を高段ピストン37の外径
よりも大きくすることにより、容易な構成で低段圧縮室
43の行程容積を高段圧縮室45の行程容積よりも大き
くすることができる。
【0034】また、密閉容器31の内部の中間圧力は、
低段圧縮室43と高段圧縮室45の行程容積の比で決ま
るが、低段ピストン35と高段ピストン37の外径の比
で低段圧縮室43と高段圧縮室45の行程容積の比を決
めることにより、任意の中間圧力が設定可能となり、特
に、冷媒として高圧力差となる二酸化炭素等を用いた場
合に、密閉容器31の強度を考慮した中間圧力の設定を
行うことにより、信頼性を向上させることができる。
【0035】また、密閉容器31の内部に圧縮機構部3
2を備え、密閉容器31の内部を中間圧力としたことに
より、特別な冷媒ガス経路無しでも低段圧縮室43から
吐出された冷媒ガスを高段圧縮室45に吸入させること
ができ、構成が容易になる。また、密閉容器31から外
部へ放熱させることにより、密閉容器31が中間冷却器
の役割を果たす。従って、高段圧縮室45に吸入される
冷媒ガスの温度を低くできるため、高段圧縮室45での
仕事が減り、効率を向上させることができるとともに、
高段圧縮室45から吐出される冷媒ガスの温度も低減で
き、潤滑油の劣化や冷媒の熱分解を防止して信頼性を向
上させることができる。
【0036】特に、冷媒として吐出圧力が高いために吐
出される冷媒ガスの温度が高くなる二酸化炭素を用いた
場合により有効となる。
【0037】(実施の形態2)図2は、実施の形態2に
おけるリニアコンプレッサの断面図であり、図1で説明
した実施の形態1のリニアコンプレッサと概略同様な構
成で、その相違点を中心に説明する。なお、実施の形態
1と同様な部分については同一符号を付している。
【0038】実施の形態2では、実施の形態1に加え
て、低段ヘッドカバー49の内側の低段吐出室48に連
通する低段吐出管63と、高段ヘッドカバー53の内側
の高段吸入室50に連通する高段吸入管64と、低段吐
出管63と高段吸入管64を結ぶ冷媒ガス経路65と、
冷媒ガス経路65に設けた中間冷却器66を備えてい
る。
【0039】本実施の形態では、密閉容器31の外部に
低段圧縮室43で圧縮した冷媒ガスを高段圧縮室45に
導く冷媒ガス経路65を設け、その途中に中間冷却器6
6を備えたことにより、低段圧縮室43で圧縮された冷
媒ガスを中間冷却器66で冷却し、高段圧縮室45に吸
入される冷媒ガスの温度を低くできるため、高段圧縮室
での仕事が減り、効率を向上させることができるととも
に、高段圧縮室45から吐出される冷媒ガスの温度も低
減でき、潤滑油の劣化や冷媒の熱分解を防止して信頼性
を向上させることができる。
【0040】また、実施の形態1のように密閉容器31
からの放熱により中間冷却器の役割を果たさせるより
も、中間冷却器66を用いた方が冷却能力を大きくとる
ことが可能であり、効率と信頼性がさらに向上している
ことは言うまでもない。
【0041】特に、冷媒として吐出圧力が高いために吐
出される冷媒ガスの温度が高くなる二酸化炭素を用いた
場合により有効となる。
【0042】なお、中間冷却器66は必要に応じて設け
ればよいことは言うまでもない。
【0043】また、低段吐出管63および高段吸入管6
4を設けたことにより、二段圧縮用の圧縮機構部32
を、冷凍サイクルからの冷媒ガスを吸入管46から吸入
し、低段圧縮室43で圧縮し、低段吐出管63から冷凍
サイクルに吐出する第1圧縮経路と、冷凍サイクルから
の冷媒ガスを高段吸入管64から吸入し、高段圧縮室4
5で圧縮し、吐出管51から冷凍サイクルに吐出する第
2圧縮経路を備えた二気筒の圧縮機構部として用いるこ
とが可能となる。これにより、冷凍サイクルの圧力差が
大きい場合には二段圧縮式として用い、冷凍サイクルの
圧力差は大きくないが冷媒ガスの循環量が多い場合には
二気筒単段圧縮式として用いることが可能になり、冷凍
サイクルの状態に合わせた圧縮方式を採用することによ
り、さらに効率を向上させることができる。
【0044】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれ
ば、リニアコンプレッサを二段圧縮式にすることにより
シリンダとピストンの隙間から漏れる冷媒ガスの量を低
減して圧縮効率の低下を防止できるため、効率を向上さ
せることができる。特に、冷媒として高圧力差である二
酸化炭素を用いた場合により有効となる。
【0045】また、低段ピストンと高段ピストンの外径
の比で低段圧縮室と高段圧縮室の行程容積の比を決める
ことにより、任意の中間圧力が設定可能となり、特に、
冷媒として高圧力差となる二酸化炭素等を用いた場合
に、密閉容器の強度を考慮した中間圧力の設定を行うこ
とにより、信頼性を向上させることができる。
【0046】また、低段圧縮室と高段圧縮室を結ぶ冷媒
ガスの経路上に中間冷却器を備えたことにより、高段圧
縮室に吸入される冷媒ガスの温度を低くできるため、高
段圧縮室での仕事が減り、効率を向上させることができ
るとともに、高段圧縮室から吐出される冷媒ガスの温度
も低減でき、潤滑油の劣化や冷媒の熱分解を防止して信
頼性を向上させることができる。特に、冷媒として吐出
圧力が高く吐出される冷媒ガスの温度が高くなる二酸化
炭素を用いた場合により有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるリニアコンプレ
ッサの断面図
【図2】本発明の実施の形態2におけるリニアコンプレ
ッサの断面図
【図3】従来のリニアコンプレッサの断面図
【符号の説明】
31 密閉容器 32 圧縮機構部 34 低段シリンダ 35 低段ピストン 36 高段シリンダ 37 高段ピストン 43 低段圧縮室 45 高段圧縮室 62 リニアモータ 65 冷媒ガス経路 66 中間冷却器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新宅 秀信 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 植田 光男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3H076 AA03 AA12 BB04 BB21 BB26 CC05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低段シリンダと、前記低段シリンダ内で
    リニアモータにより駆動される低段ピストンと、前記低
    段シリンダと前記低段ピストンにより構成される低段圧
    縮室と、高段シリンダと、前記高段シリンダ内で前記リ
    ニアモータにより駆動される高段ピストンと、前記高段
    シリンダと前記高段ピストンにより構成される高段圧縮
    室を設けたことを特徴とするリニアコンプレッサ。
  2. 【請求項2】 前記低段圧縮室で圧縮した冷媒ガスを前
    記高段圧縮室に導く冷媒ガス経路を設けたことを特徴と
    する請求項1記載のリニアコンプレッサ。
  3. 【請求項3】 前記低段圧縮室と前記高段圧縮室を対向
    して設けたことを特徴とする請求項1および2記載のリ
    ニアコンプレッサ。
  4. 【請求項4】 前記低段ピストンと前記高段ピストンを
    ロッドにより連結したことを特徴とする請求項1および
    3記載のリニアコンプレッサ。
  5. 【請求項5】 前記低段ピストンの径を前記高段ピスト
    ンの径よりも大きくしたことを特徴とする請求項1〜4
    記載のリニアコンプレッサ。
  6. 【請求項6】 前記低段圧縮室で圧縮した冷媒ガスを冷
    却する中間冷却器を設けたことを特徴とする請求項1〜
    5記載のリニアコンプレッサ。
  7. 【請求項7】 密閉容器の内部に前記圧縮機構部を備え
    たことを特徴とする請求項1〜6記載のリニアコンプレ
    ッサ。
  8. 【請求項8】 前記密閉容器の内部の圧力を中間圧力と
    したことを特徴とする請求項7記載のリニアコンプレッ
    サ。
  9. 【請求項9】 前記密閉容器の外部に、前記低段圧縮室
    で圧縮した冷媒ガスを前記高段圧縮室に導く経路を備え
    たことを特徴とする請求項7および8記載のリニアコン
    プレッサ。
  10. 【請求項10】 二酸化炭素を主成分とする冷媒を用い
    て運転することを特徴とする請求項1〜9記載のリニア
    コンプレッサ。
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