JP2002115436A - 自動販売機およびその扉開閉制御システム - Google Patents

自動販売機およびその扉開閉制御システム

Info

Publication number
JP2002115436A
JP2002115436A JP2000322462A JP2000322462A JP2002115436A JP 2002115436 A JP2002115436 A JP 2002115436A JP 2000322462 A JP2000322462 A JP 2000322462A JP 2000322462 A JP2000322462 A JP 2000322462A JP 2002115436 A JP2002115436 A JP 2002115436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
vending machine
control unit
unlocking
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000322462A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitomo Nishihara
由知 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000322462A priority Critical patent/JP2002115436A/ja
Priority to KR10-2001-0046463A priority patent/KR100390000B1/ko
Publication of JP2002115436A publication Critical patent/JP2002115436A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B49/00Electric permutation locks; Circuits therefor ; Mechanical aspects of electronic locks; Mechanical keys therefor
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B65/00Locks or fastenings for special use
    • E05B65/0075Locks or fastenings for special use for safes, strongrooms, vaults, fire-resisting cabinets or the like
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/30Authentication, i.e. establishing the identity or authorisation of security principals
    • G06F21/45Structures or tools for the administration of authentication
    • G06F21/46Structures or tools for the administration of authentication by designing passwords or checking the strength of passwords

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前扉、金庫扉の開閉に際して機械錠を使用し
ない。 【解決手段】 作業員が電子錠111を直接開錠すると
き、専用無線端末を操作して暗証コードを受信部112
に送信すればよい。また、電子錠111の暗証コードを
変更するとき、携帯電話3を用いて暗証コードを変更す
るための専用番号Aを操作し、管理センタ2と携帯電話
3を通信接続する。管理センタ2は、携帯電話3との通
信接続をトリガにして、電子錠111の新しい暗証コー
ドを通信制御部212に送信する。更に、管理センタ2
が通信回線4を介して電子錠111を開錠するとき、携
帯電話3を用いて電子錠111を開錠するための専用番
号Bを操作し、管理センタ2と携帯電話3とを通信接続
する。管理センタ2は、携帯電話3との通信接続をトリ
ガにして、電子錠111を開錠するためのコマンドを通
信制御部212に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前扉等を機械錠を
使用しないで施錠、開錠する、自動販売機およびその扉
開閉制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機は、商品(飲料、菓子、煙草
等)を収容する収容庫と、金銭を取り扱う金銭部(コイ
ンメカ、ビルバリ、金庫等)とを本体内部に設けてい
る。そのため、商品および金銭が盗難に会わないよう
に、自動販売機本体と前扉とを頑丈な機械錠(南京錠、
シリンダ等)を用いて施錠している。
【0003】そして、営業所の作業員が、管轄区域内に
設置されている複数の自動販売機を巡回するその都度、
機械錠を開錠して、商品を交換または補充したり、金銭
を回収したりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1人の作業員
は、複数の自動販売機を巡回することに伴って、複数の
機械錠を施錠および開錠するための複数の機械鍵を常時
携行しなければならないので、作業が煩わしくなるとと
もに機械鍵を紛失する恐れがあるという問題があった。
また、営業所は、機械鍵の破損、紛失等を考慮して、予
備の機械鍵を保管しなければならないので、管理が煩わ
しくなるという問題があった。また、機械鍵の場合は合
い鍵を複製しやすいので、合い鍵が悪質な第三者の手に
渡ると、商品および金銭が盗難に会うばかりか、自動販
売機それぞれの機械錠を交換せざるを得なくなるという
問題があった。
【0005】そこで、本発明は、前扉、金庫扉の開閉に
際して機械錠を使用しない自動販売機およびその扉開閉
制御システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために創作されたものである。
【0007】請求項1は、電気的に開錠または施錠する
扉を備えた自動販売機であって、外部の管理センタか
ら、前記扉を開錠する際に必要となる暗証コードを変更
するための信号が供給されるとともに、前記信号に基づ
いて現在の暗証コードを別の暗証コードに変更させる制
御部を、備えたものである。
【0008】請求項2は、請求項1に係り、前記管理セ
ンタは、作業員の携帯端末から暗証コードを変更するた
めの内容を受信したとき、前記制御部に暗証コードを変
更するための信号を供給するものである。
【0009】請求項3は、電気的に開錠または施錠する
扉を備えた自動販売機であって、外部の管理センタか
ら、前記扉を開錠するための信号が供給されるととも
に、前記信号に基づいて前記扉を開錠させる制御部を、
備えたものである。
【0010】請求項4は、請求項3に係り、前記管理セ
ンタは、作業員の携帯端末から前記扉を開錠するための
内容を受信したとき、前記制御部に前記扉を開錠するた
めの信号を供給するものである。
【0011】請求項5は、請求項1乃至4の何れかに係
り、前記管理センタと有線または無線で自動販売機を接
続したものである。
【0012】請求項6は、請求項1乃至5の何れかに係
り、前記扉は、利用者が商品購入を行うための接客面を
有する前扉、前記前扉と商品を収容する収容庫との間に
介在する内扉、または、金銭を収容する金庫の扉の少な
くとも1つである。
【0013】請求項7は、自動販売機の扉開閉制御シス
テムであって、電気的に開錠または施錠する扉、前記扉
の開閉制御を行う制御部、を有する自動販売機と、前記
扉を開錠する際に必要となる暗証コードを変更するため
の信号を前記自動販売機に供給する管理センタと、から
成り、前記制御部は、前記信号に基づいて現在の暗証コ
ードを別の暗証コードに変更するものである。
【0014】請求項8は、請求項7に係り、前記管理セ
ンタは、作業員の携帯端末から暗証コードを変更するた
めの内容を受信したとき、前記自動販売機に暗証コード
を変更するための信号を供給するものである。
【0015】請求項9は、自動販売機の扉開閉制御シス
テムであって、電気的に開錠または施錠する扉、前記扉
の開閉制御を行う制御部、を有する自動販売機と、前記
扉を開錠するための信号を前記自動販売機に供給する管
理センタと、から成り、前記制御部は、前記信号に基づ
いて前記扉を開錠するものである。
【0016】請求項10は、請求項9に係り、前記管理
センタは、作業員の携帯端末から前記扉を開錠するため
の内容を受信したとき、前記自動販売機に前記扉を開錠
するための信号を供給するものである。
【0017】請求項11は、請求項7乃至10の何れか
に係り、前記自動販売機と前記管理センタとは、有線ま
たは無線で接続されたものである。
【0018】請求項12は、請求項7乃至11の何れか
に係り、前記扉は、利用者が商品購入を行うための接客
面を有する前扉、前記前扉と商品を収容する収容庫との
間に介在する内扉、または、金銭を収容する金庫の扉の
少なくとも1つである。
【0019】請求項13は、請求項1、2、5、または
6に係り、作業員が無線端末を用いて設定入力する暗証
コードを受信するとともに前記制御部に供給する受信部
を、前記扉の前面に設けたものである。
【0020】請求項14は、請求項13に係り、前記受
信部を、情報を表示する表示部と一体に設けたものであ
る。
【0021】請求項15は、請求項13または14に係
り、前記無線端末は、作業員が設定入力する暗証コード
を送信する機能と、自動販売機の管理情報または制御情
報を送受信する機能と、を有するものである。
【0022】請求項16は、請求項7、8、11または
12に係り、前記自動販売機は、作業員が無線端末を用
いて設定入力する暗証コードを受信するとともに前記制
御部に供給する受信部を、前記扉の前面に設けたもので
ある。
【0023】請求項17は、請求項16に係り、前記受
信部を、情報を表示する表示部と一体に設けたものであ
る。
【0024】請求項18は、請求項16または17に係
り、前記無線端末は、作業員が設定入力する暗証コード
を送信する機能と、自動販売機の管理情報または制御情
報を送受信する機能と、を有するものである。
【0025】従って、作業員は、自動販売機を巡回する
際に機械鍵を携行しなくて済むので、メンテナンス作業
を容易且つ迅速に実行できる。また、営業所は、機械鍵
自体を保管しなくて済むので、機械鍵に要した従来の費
用を低減できるとともに、管理項目を削減できる。ま
た、自動販売機と管理センタとの間の通信で、自動販売
機の扉を開錠する際に必要となる暗証コードを定期的に
変更できるので、商品および金銭が盗難に会うのを防止
できる。また、自動販売機と管理センタとの間の通信
で、複数の自動販売機の扉を一括開錠できるので、複数
の自動販売機が集合するロケーション(ビル内の休憩
室、無人コンビニエンスストア等)でのメンテナンス作
業の効率を向上できる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に従って具体
的に説明する。
【0027】図1は本発明の自動販売機の扉開閉制御シ
ステムを示す図である。
【0028】図1において、複数の自動販売機1は、前
扉と本体を施錠する電子錠が前扉の背面に付設されたも
のであり、営業所の管轄区域内に設置される。管理セン
タ2は、複数の自動販売機1の稼動状況をコンピュータ
を用いて集中管理するものである。詳細すると、管理セ
ンタ2は、複数の自動販売機1の稼動状況として、故
障、商品の在庫、釣銭切れ等を集中管理するとともに、
個々の電子錠が持つ暗証コードの設定および変更、個々
の電子錠の施錠および開錠を集中管理する。携帯電話3
(携帯端末)は、営業所の作業員が複数の自動販売機1
を巡回する際に携行するものである。複数の自動販売機
1、管理センタ2、携帯電話3は、通信回線4を介して
接続される。尚、複数の自動販売機1および管理センタ
2の間の通信は、有線または無線の何れであってもよ
い。
【0029】図2は、本発明を適用する自動販売機の前
扉を閉じた状態を示す正面図であり、例えば缶飲料を販
売するものとする。図2において、前扉101は、自動
販売機の左側面端を支軸として開閉するものであり、コ
ラム設定、缶飲料補充等を行うときは開錠して開き、通
常販売を行うときは施錠して閉じておくものである。パ
ネル102は、透明な樹脂板であり、内部に陳列されて
いる複数種類の缶飲料サンプル103を確認するための
ものである。つまり、利用者は、パネル102を通して
複数種類の缶飲料サンプル103を見渡すことにより、
購入したい缶飲料を選択できる。硬貨投入口104は、
利用者が硬貨を投入する部分であり、投入硬貨は自動販
売機内部のコインメカに供給される。紙幣挿入口105
は、利用者が紙幣を挿入する部分であり、挿入紙幣は自
動販売機内部のビルバリに供給される。表示部106
は、投入硬貨金額、挿入紙幣金額等を表示するものであ
る。商品選択釦107は、販売可ランプおよび売り切れ
ランプを内蔵し、缶飲料サンプル103それぞれに対応
してパネル102に設けられるものである。販売可ラン
プは、利用者が少なくとも1本の缶飲料を購入できる硬
貨投入または紙幣挿入を行うと、自動販売機内部のコラ
ムに缶飲料が収容されている場合のみ、この缶飲料に対
応するものが点灯する。売り切れランプは、自動販売機
内部の所定コラムが空になると、この缶飲料に対応する
ものが常時点灯する。販売可ランプが点灯している商品
選択釦107を押下すると、この缶飲料サンプル103
に対応する缶飲料が商品取出口108まで搬出される。
返却レバー109は、投入硬貨を返却口110から返却
したり、投入硬貨または挿入紙幣から缶飲料購入金額を
差し引いた釣銭を返却口110から返却したりするため
のものである。電子錠111は、前扉101の背面に付
設されて前扉101の施錠および開錠を行うものであ
り、例えばソレノイドの通電を利用したものを使用す
る。電子錠111は、営業所の作業員が直接開錠するも
の、または、管理センタ2が遠隔制御で開錠するものの
何れでもよい。前者の場合、電子錠111は固有の暗証
コードを有する。そして、作業員が赤外線通信(Ird
a)等の専用無線端末(図示せず)を操作して暗証コー
ドを受信部112に送信すると、自動販売機1内部の制
御部(後述)がこの暗証コードを正しいものと判別した
とき、電子錠111は開錠する。一方、後者の場合、管
理センタ2が通信回線4を介して電子錠111を開錠す
るためのコマンドを自動販売機1に送信すると、自動販
売機1内部の制御部がコマンドを解読して、電子錠11
1は開錠する。
【0030】尚、図4に示すように、表示部106の一
部に受信部111を設けてもよい。現在、外部端末と自
動販売機1内部の制御部との間で商品に関する各種デー
タを送受信するための送受信部を、表示部106内に設
けたものがある。そこで、上記のデータを送受信するた
めの集積回路を、現行の通信周波数のままで暗証コード
を受信するための機能を併せ持つ集積回路に変更しさえ
すれば、表示部106を構成する基板およびケースをそ
のまま利用できる。従って、新たな基板、ケース、ハー
ネスが不要となるので、コストを低減できるとともに既
存の自動販売機への機能展開を迅速に実現できる。ま
た、外部端末と自動販売機1内部の制御部との間の無線
通信経路を、表示部106に集中するので、作業効率を
向上できる。
【0031】また、専用無線端末は、作業員が設定入力
する暗証コードを送信する機能と、自動販売機の管理情
報(販売、故障、釣銭切れ等)および制御情報(コラム
設定、金額設定等)を送受信する機能と、を兼ね備える
ようにしてもよい。これより、営業所が管轄する複数の
自動販売機と専用無線端末との間に共通の通信プロトコ
ルを設定すれば、作業員は、1台の専用無線端末を携行
するだけで、複数の自動販売機の前扉101の開錠と、
POS(Point Of Sales)の売上集計等
と、を容易に実現でき、前扉101の背面に配設される
リモコン(後述)を無くしてコストを低減できる。
【0032】図3は、本発明を適用する自動販売機の動
作を説明するためのブロック図である。
【0033】図3において、主制御部201は、自動販
売機1の制御を統括するものであり、ROM、CPU、
RAM、周辺回路(タイマ、I/Oポート等)を内蔵し
ている。詳しくは、ROMは、後述する複数の従制御部
を統括制御するためのプログラムデータが予め格納され
たものであり、CPUは、ROMから読み出されたプロ
グラムデータの解読結果に従って複数の従制御部を統括
制御するものであり、RAMは、CPUによる演算結
果、複数の従制御部からの各種データ等の書き込みまた
は読み出しを行うものである。ハードウエア面では、R
OMは、データを製造工程で焼き付け固定するマスクR
OM、データを紫外線消去することによりデータを繰り
返し書き込み読み出しできるEPROM、またはデータ
を電気消去することによりデータを繰り返し書き込み読
み出しできるEEPROM(フラッシュROMを含む)
等の不揮発性メモリである。CPUは、ROMの実行ア
ドレスを指定するプログラムカウンタ、ROMからの読
み出し内容を解読するインストラクションデコーダ、論
理演算を行う演算論理ユニット、演算データを一時格納
するアキュムレータ等を内蔵する。RAMは、SRAM
等の揮発性メモリである。硬貨処理制御部202、紙幣
処理制御部203、接客制御部204、販売制御部20
5、入力制御部206は、複数の従制御部に相当し、ハ
ードウエア面において、主制御部201と同様のRO
M、CPU、RAMを内蔵する。コインメカ207は、
釣銭切れを検出する釣銭切れセンサを備え、硬貨投入口
104からの投入硬貨を受け取り、必要に応じて釣銭を
返却口110から返却するものである。硬貨処理制御部
202は、コインメカ207を制御し、投入硬貨の金
種、正偽等の判別、金種別枚数の計算、金庫への余剰硬
貨の収容、釣銭払い出し等を行わせるものである。ビル
バリ208は、コインメカ207と同様に、釣札切れを
検出する釣札切れセンサを備え、紙幣挿入口105から
の挿入紙幣を受け取り、必要に応じて釣札を紙幣挿入口
105から返却するものである。紙幣処理制御部203
は、ビルバリ208を制御し、挿入紙幣の金種、正偽等
の判別、金種別枚数の計算、釣札払い出し等を行わせる
ものである。尚、硬貨処理制御部202および紙幣処理
制御部203は、硬貨投入および紙幣挿入が行われるそ
の都度、処理動作を実行する。接客部209は、表示部
106と、複数種類の缶飲料サンプル103に対応して
設けられた複数の商品選択釦107と、販売中、販売中
止、釣銭切れを表すランプと、を備えたものである。接
客制御部204は、接客部209を制御する。つまり、
接客制御部204は、主制御部201からの缶飲料販売
に関する接客指示に従って、販売中、販売中止、釣銭切
れを表すランプを点灯させたり、販売飲料別の販売可ラ
ンプまたは売り切れランプを点灯させたり、更には、複
数の商品選択釦107の何れが押下されたのかを検出
し、このときの検出信号を主制御部201に送信したり
する。販売機構210は、利用者が希望する缶飲料を商
品取出口108まで搬出させるものである。販売制御部
205は、販売機構210を制御し、接客制御部204
からの前記検出信号に応答した主制御部201からの販
売指示に従って、利用者の希望商品を商品取出口108
まで搬出させる。リモコン211は、前扉101の背面
に着脱自在に設けられ、商品および商品収容コラムの対
応付け、商品の値段設定、商品収容コラムの冷却加熱切
換設定、等を行うためのものである。入力制御部206
は、作業員が専用無線端末を操作した際の受信部112
の受信内容と、作業員がリモコン211を操作した際の
設定内容とを、主制御部201で判別させるためのイン
ターフェイスを行うものである。通信制御部212は、
管理センタ2が送信する、電子錠111の新しい暗証コ
ード、電子錠111を開錠するためのコマンドを受信し
て、主制御部201に供給するものである。即ち、主制
御部201は、電子錠111の新しい暗証コードを受信
すると、電子錠111が現在有する暗証コードを新しい
暗証コードに設定し直す。また、主制御部201は、電
子錠111を開錠するためのコマンドを受信すると、電
子錠111を直接開錠する。
【0034】さて、作業員が電子錠111を直接開錠す
るとき、先に説明したように、専用無線端末を操作して
暗証コードを受信部112に送信すればよい。また、電
子錠111の暗証コードを変更するとき、携帯電話3を
用いて暗証コードを変更するための専用番号Aを操作
し、管理センタ2と携帯電話3を通信接続すればよい。
これより、管理センタ2は、携帯電話3との通信接続を
トリガにして、電子錠111の新しい暗証コードを通信
制御部212に送信する。その後の主制御部201の処
理は、先に述べた通りである。更に、管理センタ2が通
信回線4を介して電子錠111を開錠するとき、携帯電
話3を用いて電子錠111を開錠するための専用番号B
を操作し、管理センタ2と携帯電話3とを通信接続すれ
ばよい。これより、管理センタ2は、携帯電話3との通
信接続をトリガにして、電子錠111を開錠するための
コマンドを通信制御部212に送信する。その後の主制
御部201の処理は、先に述べた通りである。
【0035】尚、電子錠111は、前扉101に限定さ
れず、前扉101と商品を収容する収容庫との間に介在
する内扉、自動販売機1内部の金庫等に適用してもよ
い。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、作業員は、自動販売機
を巡回する際に機械鍵を携行しなくて済むので、メンテ
ナンス作業を容易且つ迅速に実行できる。また、営業所
は、機械鍵自体を保管しなくて済むので、機械鍵に要し
た従来の費用を低減できるとともに、管理項目を削減で
きる。また、自動販売機と管理センタとの間の通信で、
自動販売機の扉を開錠する際に必要となる暗証コードを
任意または定期的に変更できるので、商品および金銭が
盗難に会うのを防止できる。また、自動販売機と管理セ
ンタとの間の通信で、複数の自動販売機の扉を一括開錠
できるので、複数の自動販売機が集合するロケーション
(ビル内の休憩室、無人コンビニエンスストア等)での
メンテナンス作業の効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機の扉開閉制御システムを示
す図である。
【図2】本発明を適用する自動販売機の前扉を閉じた状
態を示す正面図である。
【図3】本発明を適用する自動販売機の動作を説明する
ためのブロック図である。
【図4】本発明の自動販売機における表示部の一例を示
す図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 2 管理センタ 3 携帯電話 4 通信回線 101 前扉 111 電子錠 112 受信部 201 主制御部 212 通信制御部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に開錠または施錠する扉を備えた
    自動販売機であって、 外部の管理センタから、前記扉を開錠する際に必要とな
    る暗証コードを変更するための信号が供給されるととも
    に、前記信号に基づいて現在の暗証コードを別の暗証コ
    ードに変更させる制御部を、備えたことを特徴とする自
    動販売機。
  2. 【請求項2】 前記管理センタは、作業員の携帯端末か
    ら暗証コードを変更するための内容を受信したとき、前
    記制御部に暗証コードを変更するための信号を供給する
    ことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 電気的に開錠または施錠する扉を備えた
    自動販売機であって、 外部の管理センタから、前記扉を開錠するための信号が
    供給されるとともに、前記信号に基づいて前記扉を開錠
    させる制御部を、備えたことを特徴とする自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記管理センタは、作業員の携帯端末か
    ら前記扉を開錠するための内容を受信したとき、前記制
    御部に前記扉を開錠するための信号を供給することを特
    徴とする請求項3記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記管理センタと有線または無線で接続
    されたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載
    の自動販売機。
  6. 【請求項6】 前記扉は、利用者が商品購入を行うため
    の接客面を有する前扉、前記前扉と商品を収容する収容
    庫との間に介在する内扉、または、金銭を収容する金庫
    の扉の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1
    乃至5の何れかに記載の自動販売機。
  7. 【請求項7】 電気的に開錠または施錠する扉、前記扉
    の開閉制御を行う制御部、を有する自動販売機と、 前記扉を開錠する際に必要となる暗証コードを変更する
    ための信号を前記自動販売機に供給する管理センタと、
    から成り、 前記制御部は、前記信号に基づいて現在の暗証コードを
    別の暗証コードに変更することを特徴とする自動販売機
    の扉開閉制御システム。
  8. 【請求項8】 前記管理センタは、作業員の携帯端末か
    ら暗証コードを変更するための内容を受信したとき、前
    記自動販売機に暗証コードを変更するための信号を供給
    することを特徴とする請求項7記載の自動販売機の扉開
    閉制御システム。
  9. 【請求項9】 電気的に開錠または施錠する扉、前記扉
    の開閉制御を行う制御部、を有する自動販売機と、 前記扉を開錠するための信号を前記自動販売機に供給す
    る管理センタと、から成り、 前記制御部は、前記信号に基づいて前記扉を開錠するこ
    とを特徴とする自動販売機の扉開閉制御システム。
  10. 【請求項10】 前記管理センタは、作業員の携帯端末
    から前記扉を開錠するための内容を受信したとき、前記
    自動販売機に前記扉を開錠するための信号を供給するこ
    とを特徴とする請求項9記載の自動販売機の扉開閉制御
    システム。
  11. 【請求項11】 前記自動販売機と前記管理センタと
    は、有線または無線で接続されたことを特徴とする請求
    項7乃至10の何れかに記載の自動販売機の扉開閉制御
    システム。
  12. 【請求項12】 前記扉は、利用者が商品購入を行うた
    めの接客面を有する前扉、前記前扉と商品を収容する収
    容庫との間に介在する内扉、または、金銭を収容する金
    庫の扉の少なくとも1つであることを特徴とする請求項
    7乃至11の何れかに記載の自動販売機の扉開閉制御シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 作業員が無線端末を用いて設定入力す
    る暗証コードを受信するとともに前記制御部に供給する
    受信部を、前記扉の前面に設けたことを特徴とする請求
    項1、2、5、または6記載の自動販売機。
  14. 【請求項14】 前記受信部を、情報を表示する表示部
    と一体に設けたことを特徴とする請求項13記載の自動
    販売機。
  15. 【請求項15】 前記無線端末は、作業員が設定入力す
    る暗証コードを送信する機能と、自動販売機の管理情報
    または制御情報を送受信する機能と、を有することを特
    徴とする請求項13または14記載の自動販売機。
  16. 【請求項16】 前記自動販売機は、作業員が無線端末
    を用いて設定入力する暗証コードを受信するとともに前
    記制御部に供給する受信部を、前記扉の前面に設けたこ
    とを特徴とする請求項7、8、11または12記載の自
    動販売機の扉開閉制御システム。
  17. 【請求項17】 前記自動販売機は、前記受信部を、情
    報を表示する表示部と一体に設けたことを特徴とする請
    求項16記載の自動販売機の扉開閉制御システム。
  18. 【請求項18】 前記無線端末は、作業員が設定入力す
    る暗証コードを送信する機能と、自動販売機の管理情報
    または制御情報を送受信する機能と、を有することを特
    徴とする請求項16または17記載の自動販売機の扉開
    閉制御システム。
JP2000322462A 2000-08-02 2000-10-23 自動販売機およびその扉開閉制御システム Withdrawn JP2002115436A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000322462A JP2002115436A (ja) 2000-08-02 2000-10-23 自動販売機およびその扉開閉制御システム
KR10-2001-0046463A KR100390000B1 (ko) 2000-08-02 2001-08-01 자동 판매기 및 그 도어 개폐 제어 시스템

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-234653 2000-08-02
JP2000234653 2000-08-02
JP2000322462A JP2002115436A (ja) 2000-08-02 2000-10-23 自動販売機およびその扉開閉制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002115436A true JP2002115436A (ja) 2002-04-19

Family

ID=26597240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000322462A Withdrawn JP2002115436A (ja) 2000-08-02 2000-10-23 自動販売機およびその扉開閉制御システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2002115436A (ja)
KR (1) KR100390000B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009097190A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Miwa Lock Co Ltd 自動販売機の扉開閉制御システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6681501B1 (ja) 2018-11-13 2020-04-15 市橋 敬男 通信システム、通信方法、およびセンサユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009097190A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Miwa Lock Co Ltd 自動販売機の扉開閉制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
KR20020011883A (ko) 2002-02-09
KR100390000B1 (ko) 2003-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7152783B2 (en) Combined card reader and bill acceptor
JP7124595B2 (ja) 電気機器の電子錠ユニット解錠システム
JP2002115436A (ja) 自動販売機およびその扉開閉制御システム
JP4734773B2 (ja) 自動販売機及び自動販売機システム
JP2005163263A (ja) 貸しロッカーシステム
JP4660972B2 (ja) 無線通信方法、無線通信プログラム、記憶媒体、およびこれらを用いる自動販売機
JP5763990B2 (ja) 自動券売機および自動券売機システム
JP4543539B2 (ja) 自動販売機、自動販売機の利用者管理装置、および自動販売機の販売制限システム
JP4770081B2 (ja) 自動販売機、管理装置、自動販売機の商品販売システム
JP2002092716A (ja) 自動販売機、自動販売機用鍵情報配布方法、装置及びシステム
JP4411773B2 (ja) 自動販売機の通信制御方法
JP4411630B2 (ja) 貸しロッカーシステム
JP7375352B2 (ja) 鍵管理システム
JP2003132411A (ja) 自動販売機の制御装置
JP4210960B2 (ja) 自動販売機
JP2003228750A (ja) 自動販売機
JP2003233764A (ja) 端末識別システムおよび端末識別装置
JP2003157403A (ja) 自動販売機とそのための販売管理装置および販売管理システム
JP2002024924A (ja) 自動販売機
JP2002367015A (ja) 無線通信方法、無線通信プログラム、記憶媒体、およびこれらを用いる自動販売機
JP4770075B2 (ja) 自動販売機の制御装置
JPH10116375A (ja) 電子マネーicカード適用型自動販売機
JP2003272037A (ja) 自動販売機、自動販売機の販売システム、記憶媒体
JP2002342821A (ja) 自動販売機の制御装置
JP4374802B2 (ja) 管理者側端末、自動販売機及び自動販売機システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050914

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060703

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060704

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070305