JP2002115397A - コンクリート搬送打設装置およびコンクリートpc床板の製造方法 - Google Patents
コンクリート搬送打設装置およびコンクリートpc床板の製造方法Info
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- JP2002115397A JP2002115397A JP2000306748A JP2000306748A JP2002115397A JP 2002115397 A JP2002115397 A JP 2002115397A JP 2000306748 A JP2000306748 A JP 2000306748A JP 2000306748 A JP2000306748 A JP 2000306748A JP 2002115397 A JP2002115397 A JP 2002115397A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハーフPC板の製造作業を容易にして作業効
率を向上することができる、コンクリート搬送打設装置
の提供が望まれている。 【解決手段】 コンクリートPC床板を施工現場にて製
造する際に用いられるコンクリート搬送打設装置であ
る。ハーフPC板を製造する階の梁4に設けられた走行
レール1と、この走行レール1に沿って移動可能となる
ように懸装されて生コンクリートを搬送するためのコン
クリートバケット2と、コンクリートバケット2の移動
範囲内に設けられたハーフPC板製造用のベッド(PC
板製造用のベッド)3とを備えている。コンクリートバ
ケット2は、走行レール1に旋回可能に懸装されてい
る。コンクリートバケット2には、生コンクリートを打
設する際にこれを案内するシューター8が、その先端側
の高さ位置が可変となるように設けられている。
率を向上することができる、コンクリート搬送打設装置
の提供が望まれている。 【解決手段】 コンクリートPC床板を施工現場にて製
造する際に用いられるコンクリート搬送打設装置であ
る。ハーフPC板を製造する階の梁4に設けられた走行
レール1と、この走行レール1に沿って移動可能となる
ように懸装されて生コンクリートを搬送するためのコン
クリートバケット2と、コンクリートバケット2の移動
範囲内に設けられたハーフPC板製造用のベッド(PC
板製造用のベッド)3とを備えている。コンクリートバ
ケット2は、走行レール1に旋回可能に懸装されてい
る。コンクリートバケット2には、生コンクリートを打
設する際にこれを案内するシューター8が、その先端側
の高さ位置が可変となるように設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートPC
床板を施工現場にて製造する工法に係り、詳しくはコン
クリートPC床板の製造作業の容易化を図ったコンクリ
ート搬送打設装置と、このコンクリート搬送打設装置を
用いたコンクリートPC床板の製造方法に関する。
床板を施工現場にて製造する工法に係り、詳しくはコン
クリートPC床板の製造作業の容易化を図ったコンクリ
ート搬送打設装置と、このコンクリート搬送打設装置を
用いたコンクリートPC床板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、超高層RC集合住宅を施工するに
あたっては、ハーフPC板を施工現場にて製造し、得ら
れたハーフPC板を施工階に敷設した後さらにここに生
コンクリートを打設することにより、コンクリート床を
施工するといった工法(PICOS工法;Precast Insi
teplaced concrete Composite Slab工法)が採用されて
いる。この工法では、通常コンクリートPC床板の中間
品となるハーフPC板の製造を、ハーフPC板の製造階
に設置したハーフPC板製造用のベッド(以下、ピコス
ベッドと称する)上で、生コンクリートを打設すること
によって行っている。
あたっては、ハーフPC板を施工現場にて製造し、得ら
れたハーフPC板を施工階に敷設した後さらにここに生
コンクリートを打設することにより、コンクリート床を
施工するといった工法(PICOS工法;Precast Insi
teplaced concrete Composite Slab工法)が採用されて
いる。この工法では、通常コンクリートPC床板の中間
品となるハーフPC板の製造を、ハーフPC板の製造階
に設置したハーフPC板製造用のベッド(以下、ピコス
ベッドと称する)上で、生コンクリートを打設すること
によって行っている。
【0003】ここで、ハーフPC板(ピコス床板)は、
コンクリートPC床板の半分程度の厚さに形成されたプ
レキャストコンクリートであり、通常は下端筋のみを配
したものである。そして、このような構成によってこの
ハーフPC板は、施工階に敷設された後、その上に上端
筋が配設され、さらに生コンクリートが打設され、養生
せしめられることにより、コンクリート床となる。
コンクリートPC床板の半分程度の厚さに形成されたプ
レキャストコンクリートであり、通常は下端筋のみを配
したものである。そして、このような構成によってこの
ハーフPC板は、施工階に敷設された後、その上に上端
筋が配設され、さらに生コンクリートが打設され、養生
せしめられることにより、コンクリート床となる。
【0004】ところで、このような、ハーフPC板を施
工現場にて製造する工法を採用した場合には、ハーフP
C板の製造は1階の広い敷地で以下のようにして行われ
る。すなわち、生コンクリート車で搬送されてきた生コ
ンクリートをクレーンで吊ったコンクリートバケットに
供給し、このコンクリートバケットをクレーンで移動さ
せることによってピコスベッド上に生コンクリートを打
設するか、あるいは、生コンクリート車から直接ピコス
ベッド上に生コンクリートを打設する。次いで、作業員
の手作業によって打設した生コンクリートの上面を均
し、養生させることにより、ハーフPC板を製造する。
工現場にて製造する工法を採用した場合には、ハーフP
C板の製造は1階の広い敷地で以下のようにして行われ
る。すなわち、生コンクリート車で搬送されてきた生コ
ンクリートをクレーンで吊ったコンクリートバケットに
供給し、このコンクリートバケットをクレーンで移動さ
せることによってピコスベッド上に生コンクリートを打
設するか、あるいは、生コンクリート車から直接ピコス
ベッド上に生コンクリートを打設する。次いで、作業員
の手作業によって打設した生コンクリートの上面を均
し、養生させることにより、ハーフPC板を製造する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな、ハーフPC板を施工現場にて製造する工法では、
生コンクリートの打設が移動動作の自由度の低いクレー
ン作業等によることから、打設した生コンクリートが偏
ってしまうことが多く、そのため前述したように生コン
クリートの上面を手作業によって均す必要があり、作業
効率が悪いといった不満があった。
うな、ハーフPC板を施工現場にて製造する工法では、
生コンクリートの打設が移動動作の自由度の低いクレー
ン作業等によることから、打設した生コンクリートが偏
ってしまうことが多く、そのため前述したように生コン
クリートの上面を手作業によって均す必要があり、作業
効率が悪いといった不満があった。
【0006】また、この工法では、ハーフPC板の製造
階となる1階に広大な作業場(作業ヤード)が必要とな
るが、1階の作業場が非常に狭い場合には、ここでハー
フPC板の製造を行うことができない。そこで、1階の
すぐ下の地下1階を作業場とすることが考えられるが、
その場合には、ピコスベッド上への生コンクリートの打
設を、前述したようにクレーンでコンクリートバケット
を吊って行うには階高が低すぎ、また、1階の適当箇所
に生コンクリート車を横付けして打設を行おうとして
も、そもそも1階の作業場が非常に狭いことから車の動
線がとれず、したがって両方とも実施するのが極めて困
難である。さらに、コンクリートポンプ車から配管して
打設を行うことも考えられるが、盛替手間やコストを考
慮すると非現実的であり、やはりその実施が困難であ
る。
階となる1階に広大な作業場(作業ヤード)が必要とな
るが、1階の作業場が非常に狭い場合には、ここでハー
フPC板の製造を行うことができない。そこで、1階の
すぐ下の地下1階を作業場とすることが考えられるが、
その場合には、ピコスベッド上への生コンクリートの打
設を、前述したようにクレーンでコンクリートバケット
を吊って行うには階高が低すぎ、また、1階の適当箇所
に生コンクリート車を横付けして打設を行おうとして
も、そもそも1階の作業場が非常に狭いことから車の動
線がとれず、したがって両方とも実施するのが極めて困
難である。さらに、コンクリートポンプ車から配管して
打設を行うことも考えられるが、盛替手間やコストを考
慮すると非現実的であり、やはりその実施が困難であ
る。
【0007】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ハーフPC板の製造作業
を容易にして作業効率を向上し、さらには、例えば1階
の作業場が非常に狭く、そのすぐ下の地下1階を作業場
にしようとした場合にもこれに良好に適用することがで
きる、コンクリート搬送打設装置およびコンクリートP
C床板の製造方法を提供することにある。
で、その目的とするところは、ハーフPC板の製造作業
を容易にして作業効率を向上し、さらには、例えば1階
の作業場が非常に狭く、そのすぐ下の地下1階を作業場
にしようとした場合にもこれに良好に適用することがで
きる、コンクリート搬送打設装置およびコンクリートP
C床板の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明におけるコンクリ
ート搬送打設装置では、コンクリートPC床板を施工現
場にて製造する際に用いられるコンクリート搬送打設装
置であって、ハーフPC板を製造する階の梁に設けられ
た走行レールと、この走行レールに沿って移動可能とな
るように該走行レールに懸装されて、供給された生コン
クリートを搬送するためのコンクリートバケットと、ハ
ーフPC板を製造する階で前記コンクリートバケットの
移動範囲内に設けられたPC板製造用のベッドとを備え
てなり、前記コンクリートバケットは、前記走行レール
に旋回可能に懸装されており、該コンクリートバケット
には、生コンクリートを打設する際にこれを案内するシ
ューターが、その先端側の高さ位置が可変となるように
設けられていることを前記課題の解決手段とした。
ート搬送打設装置では、コンクリートPC床板を施工現
場にて製造する際に用いられるコンクリート搬送打設装
置であって、ハーフPC板を製造する階の梁に設けられ
た走行レールと、この走行レールに沿って移動可能とな
るように該走行レールに懸装されて、供給された生コン
クリートを搬送するためのコンクリートバケットと、ハ
ーフPC板を製造する階で前記コンクリートバケットの
移動範囲内に設けられたPC板製造用のベッドとを備え
てなり、前記コンクリートバケットは、前記走行レール
に旋回可能に懸装されており、該コンクリートバケット
には、生コンクリートを打設する際にこれを案内するシ
ューターが、その先端側の高さ位置が可変となるように
設けられていることを前記課題の解決手段とした。
【0009】このコンクリート搬送打設装置によれば、
生コンクリートを打設するためのコンクリートバケット
が走行レールに沿って移動可能に懸装されており、さら
にこのコンクリートバケットが旋回可能であるととも
に、該コンクリートバケットに、生コンクリートを案内
するシューターが、その先端側の高さ位置が可変となる
ように設けられているので、コンクリートバケットから
の生コンクリート打設箇所となるシューターの先端が、
クレーンを用いることなく、水平方向にも垂直方向(高
さ方向)にも十分な自由度を持って移動可能となる。し
たがって、生コンクリート打設時、コンクリートバケッ
トを走行レールに沿って移動させ、または旋回させ、さ
らにはシューターの先端側の高さを調節することによ
り、PC板製造用のベッド上に生コンクリートをほぼ均
一に流し込むことが可能になる。
生コンクリートを打設するためのコンクリートバケット
が走行レールに沿って移動可能に懸装されており、さら
にこのコンクリートバケットが旋回可能であるととも
に、該コンクリートバケットに、生コンクリートを案内
するシューターが、その先端側の高さ位置が可変となる
ように設けられているので、コンクリートバケットから
の生コンクリート打設箇所となるシューターの先端が、
クレーンを用いることなく、水平方向にも垂直方向(高
さ方向)にも十分な自由度を持って移動可能となる。し
たがって、生コンクリート打設時、コンクリートバケッ
トを走行レールに沿って移動させ、または旋回させ、さ
らにはシューターの先端側の高さを調節することによ
り、PC板製造用のベッド上に生コンクリートをほぼ均
一に流し込むことが可能になる。
【0010】また、特に施工現場が地上面に連続する階
(通常は1階)の下の階、すなわち地下1階である場
合、地上面に連続する階に、その下方に位置するコンク
リートバケットに生コンクリートを供給するためのコン
クリートホッパを設けておけば、生コンクリート車から
コンクリートホッパを介してコンクリートバケットに生
コンクリートを落下させることにより、生コンクリート
を容易かつ迅速にコンクリートバケットに供給すること
が可能になる。
(通常は1階)の下の階、すなわち地下1階である場
合、地上面に連続する階に、その下方に位置するコンク
リートバケットに生コンクリートを供給するためのコン
クリートホッパを設けておけば、生コンクリート車から
コンクリートホッパを介してコンクリートバケットに生
コンクリートを落下させることにより、生コンクリート
を容易かつ迅速にコンクリートバケットに供給すること
が可能になる。
【0011】本発明におけるコンクリートPC床板の製
造方法では、コンクリートPC床板を施工現場にて製造
するコンクリートPC床板の製造方法であって、ハーフ
PC板を製造する階の梁に設けられた走行レールに、こ
の走行レールに沿って移動可能となるよう該走行レール
に懸装された生コンクリートを貯留するコンクリートバ
ケットにより、ハーフPC板を製造する階に設置された
ハーフPC板製造用のベッド上に生コンクリートを打設
し、コンクリートPC床板の中間品であるPC板を製造
する工程を備えてなり、前記コンクリートバケットは、
前記走行レールに旋回可能に懸装されており、該コンク
リートバケットには、コンクリートを打設する際にこれ
を案内するシューターが、その先端側の高さ位置が可変
となるように設けられていることを前記課題の解決手段
とした。
造方法では、コンクリートPC床板を施工現場にて製造
するコンクリートPC床板の製造方法であって、ハーフ
PC板を製造する階の梁に設けられた走行レールに、こ
の走行レールに沿って移動可能となるよう該走行レール
に懸装された生コンクリートを貯留するコンクリートバ
ケットにより、ハーフPC板を製造する階に設置された
ハーフPC板製造用のベッド上に生コンクリートを打設
し、コンクリートPC床板の中間品であるPC板を製造
する工程を備えてなり、前記コンクリートバケットは、
前記走行レールに旋回可能に懸装されており、該コンク
リートバケットには、コンクリートを打設する際にこれ
を案内するシューターが、その先端側の高さ位置が可変
となるように設けられていることを前記課題の解決手段
とした。
【0012】このコンクリートPC床板の製造方法によ
れば、生コンクリートを打設するためのコンクリートバ
ケットが走行レールに沿って移動可能に懸装されてお
り、さらにこのコンクリートバケットが旋回可能である
とともに、該コンクリートバケットに、生コンクリート
を案内するシューターが、その先端側の高さ位置が可変
となるように設けられているので、コンクリートバケッ
トからの生コンクリート打設箇所となるシューターの先
端が、クレーンを用いることなく、水平方向にも垂直方
向(高さ方向)にも十分な自由度を持って移動可能とな
る。したがって、生コンクリート打設時、コンクリート
バケットを走行レールに沿って移動させ、または旋回さ
せ、さらにはシューターの先端側の高さを調節すること
により、PC板製造用のベッド上に生コンクリートをほ
ぼ均一に流し込むことが可能になる。
れば、生コンクリートを打設するためのコンクリートバ
ケットが走行レールに沿って移動可能に懸装されてお
り、さらにこのコンクリートバケットが旋回可能である
とともに、該コンクリートバケットに、生コンクリート
を案内するシューターが、その先端側の高さ位置が可変
となるように設けられているので、コンクリートバケッ
トからの生コンクリート打設箇所となるシューターの先
端が、クレーンを用いることなく、水平方向にも垂直方
向(高さ方向)にも十分な自由度を持って移動可能とな
る。したがって、生コンクリート打設時、コンクリート
バケットを走行レールに沿って移動させ、または旋回さ
せ、さらにはシューターの先端側の高さを調節すること
により、PC板製造用のベッド上に生コンクリートをほ
ぼ均一に流し込むことが可能になる。
【0013】また、特に施工現場が地上面に連続する階
(通常は1階)の下の階、すなわち地下1階である場
合、コンクリートバケットへの生コンクリートの供給
を、地上面に連続する階に設けられたコンクリートホッ
パを介してその下側に位置するコンクリートバケットに
落下させることで行うようにすれば、コンクリートバケ
ットへの容易かつ迅速な生コンクリートの供給が可能に
なる。
(通常は1階)の下の階、すなわち地下1階である場
合、コンクリートバケットへの生コンクリートの供給
を、地上面に連続する階に設けられたコンクリートホッ
パを介してその下側に位置するコンクリートバケットに
落下させることで行うようにすれば、コンクリートバケ
ットへの容易かつ迅速な生コンクリートの供給が可能に
なる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
図1は本発明のコンクリート搬送打設装置の一実施形態
例を示す図である。図1に示したコンクリート搬送打設
装置は、ハーフPC板を施工現場にて製造する際に用い
られるもので、特に本例においては、ハーフPC板を製
造する階が、地上面に連続する階の下の階、すなわち地
上1階のすぐ下である地下1階である場合に適用された
ものである。
図1は本発明のコンクリート搬送打設装置の一実施形態
例を示す図である。図1に示したコンクリート搬送打設
装置は、ハーフPC板を施工現場にて製造する際に用い
られるもので、特に本例においては、ハーフPC板を製
造する階が、地上面に連続する階の下の階、すなわち地
上1階のすぐ下である地下1階である場合に適用された
ものである。
【0015】このコンクリート搬送打設装置は、図1に
示したように、走行レール1と、コンクリートバケット
2と、ハーフPC板製造用のベッド(以下、ピコスベッ
ドと記す)3とを備えて構成されたものである。すなわ
ち、ハーフPC板の製造階となる地下1階B1には、こ
の階に形成された梁4の下面に走行レール1が取り付け
られている。この走行レール1は、地下1階B1の平面
図である図2に示すように、作業場となる地下1階B1
の広い範囲をカバーするように配置されている。なお、
この走行レール1としては、後述するコンクリートバケ
ット2を懸装するとともに、これを走行させるレール部
分を有するものであればどんな形状・構造のものでもよ
く、例えば溝形鋼やI形鋼のような、レール部分となる
フランジを有したものなどによって形成される。
示したように、走行レール1と、コンクリートバケット
2と、ハーフPC板製造用のベッド(以下、ピコスベッ
ドと記す)3とを備えて構成されたものである。すなわ
ち、ハーフPC板の製造階となる地下1階B1には、こ
の階に形成された梁4の下面に走行レール1が取り付け
られている。この走行レール1は、地下1階B1の平面
図である図2に示すように、作業場となる地下1階B1
の広い範囲をカバーするように配置されている。なお、
この走行レール1としては、後述するコンクリートバケ
ット2を懸装するとともに、これを走行させるレール部
分を有するものであればどんな形状・構造のものでもよ
く、例えば溝形鋼やI形鋼のような、レール部分となる
フランジを有したものなどによって形成される。
【0016】走行レール1には、図1に示したようにコ
ンクリートバケット2が懸装されている。このコンクリ
ートバケット2は、図3に示すように生コンクリートを
貯留するバケット本体5と、このバケット本体5をアッ
パーフレーム6を介して支持する連結棒7と、バケット
本体5の下方に配設されて生コンクリートを打設する際
にこれを案内するシューター8とを備えて構成されたも
ので、連結棒7に取りつけられた電動トロリ9とプレー
ントロリ10とにより、走行レール1に懸装されたもの
となっている。
ンクリートバケット2が懸装されている。このコンクリ
ートバケット2は、図3に示すように生コンクリートを
貯留するバケット本体5と、このバケット本体5をアッ
パーフレーム6を介して支持する連結棒7と、バケット
本体5の下方に配設されて生コンクリートを打設する際
にこれを案内するシューター8とを備えて構成されたも
ので、連結棒7に取りつけられた電動トロリ9とプレー
ントロリ10とにより、走行レール1に懸装されたもの
となっている。
【0017】電動トロリ9は、走行レール1のレール部
分(図示略)を走行する車輪9a、9aと、これら車輪
9a、9aを回転させるモータ9bと、このモータ9b
の駆動源となる電源(図示略)とを備えて構成されたも
のである。モータ9bには、配線を介して操作スイッチ
11が接続されており、この操作スイッチ11によって
モータ9bが作動することにより、車輪9a、9aは正
逆いずれの方向にも回転し、これによりコンクリートバ
ケット2は走行レール1に沿って前進あるいは後退する
ようになっている。
分(図示略)を走行する車輪9a、9aと、これら車輪
9a、9aを回転させるモータ9bと、このモータ9b
の駆動源となる電源(図示略)とを備えて構成されたも
のである。モータ9bには、配線を介して操作スイッチ
11が接続されており、この操作スイッチ11によって
モータ9bが作動することにより、車輪9a、9aは正
逆いずれの方向にも回転し、これによりコンクリートバ
ケット2は走行レール1に沿って前進あるいは後退する
ようになっている。
【0018】プレーントロリ10は、電動トロリ9とと
もに走行レール1に懸装されることにより、コンクリー
トバケット2の姿勢を水平で正規な状態に保持するため
のもので、走行レール1のレール部分(図示略)を走行
する車輪10a、10aを備えて構成されたものであ
る。
もに走行レール1に懸装されることにより、コンクリー
トバケット2の姿勢を水平で正規な状態に保持するため
のもので、走行レール1のレール部分(図示略)を走行
する車輪10a、10aを備えて構成されたものであ
る。
【0019】また、このコンクリートバケット2は、連
結棒7とアッパーフレーム6との間が旋回軸12によっ
て連結された構成となっており、これによってアッパー
フレーム6とこれに固定されたバケット本体5とは、連
結棒7に対し旋回軸12を回転軸として正逆両方向に回
転(旋回)できるようになっている。バケット本体5
は、その底部が電動シリンダー13によって開閉するよ
うに構成されたものである。なお、この電動シリンダー
13の開閉も、前記操作スイッチ11によって操作でき
るようになっている。
結棒7とアッパーフレーム6との間が旋回軸12によっ
て連結された構成となっており、これによってアッパー
フレーム6とこれに固定されたバケット本体5とは、連
結棒7に対し旋回軸12を回転軸として正逆両方向に回
転(旋回)できるようになっている。バケット本体5
は、その底部が電動シリンダー13によって開閉するよ
うに構成されたものである。なお、この電動シリンダー
13の開閉も、前記操作スイッチ11によって操作でき
るようになっている。
【0020】シューター8は、バケット本体5に固定さ
れた枠体14に設けられたもので、バケット本体5の直
下において傾斜した状態に配設された案内板8aと、こ
の案内板8aの下端側に接続されたシューター本体8b
と、このシューター本体8bに連結してこれを昇降(回
動)させるためのレバーブロック8cとを備えてなるも
のである。案内板8aは、傾斜させられていることによ
り、バケット本体5の底部が開かれて生コンクリートが
流れ出てきた際、これを受けてシューター本体8bに案
内するものである。
れた枠体14に設けられたもので、バケット本体5の直
下において傾斜した状態に配設された案内板8aと、こ
の案内板8aの下端側に接続されたシューター本体8b
と、このシューター本体8bに連結してこれを昇降(回
動)させるためのレバーブロック8cとを備えてなるも
のである。案内板8aは、傾斜させられていることによ
り、バケット本体5の底部が開かれて生コンクリートが
流れ出てきた際、これを受けてシューター本体8bに案
内するものである。
【0021】シューター本体8bは、案内板8a側の端
部が回動軸8dによって前記枠体14に支持されたもの
で、これにより案内板8a側と反対の側、すなわちシュ
ーター本体8bの先端側が、図3中矢印で示すように正
逆に回動するようになっている。そして、このような構
成によってシューター本体8bは、その先端側の高さ位
置が可変となっている。
部が回動軸8dによって前記枠体14に支持されたもの
で、これにより案内板8a側と反対の側、すなわちシュ
ーター本体8bの先端側が、図3中矢印で示すように正
逆に回動するようになっている。そして、このような構
成によってシューター本体8bは、その先端側の高さ位
置が可変となっている。
【0022】レバーブロック8cは、シューター本体8
bを引き上げあるいは引き下げることにより、これの先
端側を回動させるもので、電動あるいは手動によってチ
ェーン8eを巻き上げあるいは巻き下げることにより、
シューター本体8bを引き上げあるいは引き下げるよう
になっている。
bを引き上げあるいは引き下げることにより、これの先
端側を回動させるもので、電動あるいは手動によってチ
ェーン8eを巻き上げあるいは巻き下げることにより、
シューター本体8bを引き上げあるいは引き下げるよう
になっている。
【0023】ピコスベッド3は、地下1階B1におい
て、前記コンクリートバケット2の移動範囲内、すなわ
ち、このコンクリートバケット2のシューター本体8b
の先端が届く範囲内に設置されたもので、この上に生コ
ンクリートが打設されることにより、ハーフPC板が製
造されるようになっている。なお、本例においては、図
2に示すように、このピコスベッド3が地下1階B1に
複数台設けられている。
て、前記コンクリートバケット2の移動範囲内、すなわ
ち、このコンクリートバケット2のシューター本体8b
の先端が届く範囲内に設置されたもので、この上に生コ
ンクリートが打設されることにより、ハーフPC板が製
造されるようになっている。なお、本例においては、図
2に示すように、このピコスベッド3が地下1階B1に
複数台設けられている。
【0024】また、本例においては、図4に示すように
地上1階にコンクリートホッパ15が配設されている。
コンクリートホッパ15は、地上1階1Fの平面図であ
る図5に示すように、生コンクリート車16が出入りで
きる位置に配設されており、これによって生コンクリー
ト車16から直接生コンクリートを受けることができる
ようになっている。また、このコンクリートホッパ15
は、図4に示したようにその下方に位置するコンクリー
トバケット2に、生コンクリートを直接、あるいはフレ
キシブルホースやサニーホース等を介して間接的に供給
できるよう、前記走行レール1の近傍に配置されてい
る。なお、図5において符号17はピコスベッド3やハ
ーフPC板の製作用材料等の出し入れを行うための開口
であり、この開口17は多数の覆工板(図示略)が適宜
に配置されることによって形成されている。
地上1階にコンクリートホッパ15が配設されている。
コンクリートホッパ15は、地上1階1Fの平面図であ
る図5に示すように、生コンクリート車16が出入りで
きる位置に配設されており、これによって生コンクリー
ト車16から直接生コンクリートを受けることができる
ようになっている。また、このコンクリートホッパ15
は、図4に示したようにその下方に位置するコンクリー
トバケット2に、生コンクリートを直接、あるいはフレ
キシブルホースやサニーホース等を介して間接的に供給
できるよう、前記走行レール1の近傍に配置されてい
る。なお、図5において符号17はピコスベッド3やハ
ーフPC板の製作用材料等の出し入れを行うための開口
であり、この開口17は多数の覆工板(図示略)が適宜
に配置されることによって形成されている。
【0025】次に、このような構成のコンクリート搬送
打設装置によるコンクリートPC床板の製造方法に基づ
き、本発明のコンクリートPC床板の製造方法の一例を
説明する。まず、地上から開口17を利用して施工現場
となる地下1階にピコスベッド3あるいはその部材を運
び入れ、地下1階の所定位置にピコスベッド3を設置す
る。なお、予め地下1階の梁4に走行レール1を取り付
け、さらにこの走行レール1にコンクリートバケット2
を懸装させておく。また、地上1階1Fには、適宜箇所
にコンクリートホッパ15を配設しておく。
打設装置によるコンクリートPC床板の製造方法に基づ
き、本発明のコンクリートPC床板の製造方法の一例を
説明する。まず、地上から開口17を利用して施工現場
となる地下1階にピコスベッド3あるいはその部材を運
び入れ、地下1階の所定位置にピコスベッド3を設置す
る。なお、予め地下1階の梁4に走行レール1を取り付
け、さらにこの走行レール1にコンクリートバケット2
を懸装させておく。また、地上1階1Fには、適宜箇所
にコンクリートホッパ15を配設しておく。
【0026】次に、前記開口17を利用して鉄筋等のハ
ーフPC板製作用の材料を地下1階B1に運び入れ、こ
れを前記ピコスベッド3上にセットする。また、これと
は別に、図4に示したように生コンクリート車16よ
り、コンクリートホッパ15を介して生コンクリートを
コンクリートバケット2に供給する。ここで、このよう
な生コンクリートの供給については、予めコンクリート
バケット2をコンクリートホッパ15の直下あるいはそ
の近傍に移動させておき、このコンクリートホッパ15
にホース等によってコンクリートバケット2のバケット
本体5を接続しておくことにより、生コンクリート車1
6から単にコンクリートホッパ15に生コンクリートを
投入するだけで、その落下によりバケット本体5に生コ
ンクリートを容易かつ迅速に供給することができる。
ーフPC板製作用の材料を地下1階B1に運び入れ、こ
れを前記ピコスベッド3上にセットする。また、これと
は別に、図4に示したように生コンクリート車16よ
り、コンクリートホッパ15を介して生コンクリートを
コンクリートバケット2に供給する。ここで、このよう
な生コンクリートの供給については、予めコンクリート
バケット2をコンクリートホッパ15の直下あるいはそ
の近傍に移動させておき、このコンクリートホッパ15
にホース等によってコンクリートバケット2のバケット
本体5を接続しておくことにより、生コンクリート車1
6から単にコンクリートホッパ15に生コンクリートを
投入するだけで、その落下によりバケット本体5に生コ
ンクリートを容易かつ迅速に供給することができる。
【0027】次いで、操作スイッチ11を操作すること
によって生コンクリートを貯留したコンクリートバケッ
ト2を走行レールに沿って移動させ、ピコスベッド3上
あるいはその近傍でこれを停止させる。続いて、バケッ
ト本体5を旋回軸12により旋回(回動)させ、シュー
ター本体8bの先端がピコスベッド3上の所望位置とな
るように調整するとともに、レバーブロック8cによっ
てシューター本体8bを引き上げあるいは引き下げ、こ
れによりシューター本体8bの先端の高さをピコスベッ
ド3上の適宜高さに調整する。
によって生コンクリートを貯留したコンクリートバケッ
ト2を走行レールに沿って移動させ、ピコスベッド3上
あるいはその近傍でこれを停止させる。続いて、バケッ
ト本体5を旋回軸12により旋回(回動)させ、シュー
ター本体8bの先端がピコスベッド3上の所望位置とな
るように調整するとともに、レバーブロック8cによっ
てシューター本体8bを引き上げあるいは引き下げ、こ
れによりシューター本体8bの先端の高さをピコスベッ
ド3上の適宜高さに調整する。
【0028】次いで、操作スイッチ11を操作すること
によってバケット本体5の底部を開き、貯留していた生
コンクリートを落下流出させることにより、案内板8
a、シューター本体8bを介してピコスベッド3上に生
コンクリートを打設する(流し入込む)。このとき、生
コンクリートの最終的な打設箇所となるシューター本体
8bの先端は、従来のごとくクレーンを用いることな
く、走行レール1の長さ方向およびバケット本体5の周
方向に容易に移動可能であり、また、高さ方向も移動可
能であることから、このシューター本体8bの先端を適
宜に移動させることにより、生コンクリートをピコスベ
ッド3上の全域に亘ってほぼ均一に流し込むことができ
る。
によってバケット本体5の底部を開き、貯留していた生
コンクリートを落下流出させることにより、案内板8
a、シューター本体8bを介してピコスベッド3上に生
コンクリートを打設する(流し入込む)。このとき、生
コンクリートの最終的な打設箇所となるシューター本体
8bの先端は、従来のごとくクレーンを用いることな
く、走行レール1の長さ方向およびバケット本体5の周
方向に容易に移動可能であり、また、高さ方向も移動可
能であることから、このシューター本体8bの先端を適
宜に移動させることにより、生コンクリートをピコスベ
ッド3上の全域に亘ってほぼ均一に流し込むことができ
る。
【0029】このようにしてピコスベッド3上の全域に
亘ってほぼ均一に生コンクリートを打設したら、操作ス
イッチ11を操作することによってバケット本体5の底
部を閉じ、打設を終了する。なお、シューター本体8b
に残っている生コンクリートについては、例えばシュー
ター本体8bの先端を引き上げ、シューター本体8bを
ほぼ水平にすることにより、これがこぼれ落ちるのを防
ぐことができる。
亘ってほぼ均一に生コンクリートを打設したら、操作ス
イッチ11を操作することによってバケット本体5の底
部を閉じ、打設を終了する。なお、シューター本体8b
に残っている生コンクリートについては、例えばシュー
ター本体8bの先端を引き上げ、シューター本体8bを
ほぼ水平にすることにより、これがこぼれ落ちるのを防
ぐことができる。
【0030】このようにして生コンクリートの打設を終
了したら、必要に応じてその上面を均した後、養生さ
せ、ハーフPC板を得る。ここで、前述したように本方
法においては生コンクリートをほぼ均一に打設すること
ができることから、その上面を均す作業は、必要な場合
でも従来に比べ各段に容易なものとなっている。
了したら、必要に応じてその上面を均した後、養生さ
せ、ハーフPC板を得る。ここで、前述したように本方
法においては生コンクリートをほぼ均一に打設すること
ができることから、その上面を均す作業は、必要な場合
でも従来に比べ各段に容易なものとなっている。
【0031】以上に述べたハーフPC板の製造を、所望
する枚数分繰り返して行う。その際、一つのピコスベッ
ド3上で連続して製造する場合には、養生中あるいは製
造後のハーフPC板の上にスペーサー等を置き、以下、
前述した方法と同様にして製造を行う。このとき、コン
クリートバケット2については、シューター本体8bの
先端側の高さを適宜に引き上げることにより、何等支障
なくしかも良好な状態で打設作業を行うことができる。
なお、ハーフPC板の製造階にピコスベッド3を複数用
意していることから、それぞれのピコスベッド3におい
て同様に作業を行うことができ、したがって多くの枚数
のハーフPC板を、同じ期間で養生し製造することがで
きる。
する枚数分繰り返して行う。その際、一つのピコスベッ
ド3上で連続して製造する場合には、養生中あるいは製
造後のハーフPC板の上にスペーサー等を置き、以下、
前述した方法と同様にして製造を行う。このとき、コン
クリートバケット2については、シューター本体8bの
先端側の高さを適宜に引き上げることにより、何等支障
なくしかも良好な状態で打設作業を行うことができる。
なお、ハーフPC板の製造階にピコスベッド3を複数用
意していることから、それぞれのピコスベッド3におい
て同様に作業を行うことができ、したがって多くの枚数
のハーフPC板を、同じ期間で養生し製造することがで
きる。
【0032】このようにしてハーフPC床板を製造した
ら、得られたハーフPC板を所望する階に適宜敷設し、
生コンクリートを打設することにより、これらハーフP
C板からなるコンクリートPC床板を製造する。なお、
コンクリートホッパ15内やバケット本体5内等の洗浄
については、生コンクリートに代えて水等をコンクリー
トホッパ15内に流すことにより、コンクリートホッパ
15内、さらにはこれに接続するバケット本体5内を洗
浄することができる。
ら、得られたハーフPC板を所望する階に適宜敷設し、
生コンクリートを打設することにより、これらハーフP
C板からなるコンクリートPC床板を製造する。なお、
コンクリートホッパ15内やバケット本体5内等の洗浄
については、生コンクリートに代えて水等をコンクリー
トホッパ15内に流すことにより、コンクリートホッパ
15内、さらにはこれに接続するバケット本体5内を洗
浄することができる。
【0033】このようなコンクリート搬送打設装置によ
るコンクリートPC床板の製造方法にあっては、シュー
ター本体8bの先端が、従来のごとくクレーンを用いる
ことなく、水平方向にも垂直方向(高さ方向)にも十分
な自由度を持って移動可能であることから、ピコスベッ
ド3上に生コンクリートをほぼ均一に流し込むことがで
き、これにより均し作業を不要にするかあるいは必要で
も従来に比べ各段に容易にすることができ、これにより
作業効率を十分に向上することができる。また、クレ−
ンが不要であり、コンクリートバケット2も走行レール
1に沿う場所にしか移動しないことから、不測の事故が
起こる要因をより少なくすることができ、これにより一
層の安全を図ることができる。
るコンクリートPC床板の製造方法にあっては、シュー
ター本体8bの先端が、従来のごとくクレーンを用いる
ことなく、水平方向にも垂直方向(高さ方向)にも十分
な自由度を持って移動可能であることから、ピコスベッ
ド3上に生コンクリートをほぼ均一に流し込むことがで
き、これにより均し作業を不要にするかあるいは必要で
も従来に比べ各段に容易にすることができ、これにより
作業効率を十分に向上することができる。また、クレ−
ンが不要であり、コンクリートバケット2も走行レール
1に沿う場所にしか移動しないことから、不測の事故が
起こる要因をより少なくすることができ、これにより一
層の安全を図ることができる。
【0034】また、施工現場を地下1階B1とし、地上
1階1Fにコンクリートホッパ15を配設したことか
ら、このコンクリートホッパ15のある地上1階1Fに
直接生コンクリート車16を乗り入れ、単にコンクリー
トホッパ15に生コンクリートを投入するだけで、その
落下によりコンクリートホッパ15を介してバケット本
体5に生コンクリートを容易かつ迅速に供給することが
でき、したがって作業性を高めて作業効率をより一層向
上することができる。
1階1Fにコンクリートホッパ15を配設したことか
ら、このコンクリートホッパ15のある地上1階1Fに
直接生コンクリート車16を乗り入れ、単にコンクリー
トホッパ15に生コンクリートを投入するだけで、その
落下によりコンクリートホッパ15を介してバケット本
体5に生コンクリートを容易かつ迅速に供給することが
でき、したがって作業性を高めて作業効率をより一層向
上することができる。
【0035】なお、前記実施形態例では、地上面に連続
する階を地上1階としたが、傾斜地などにおいて、地上
面に連続する階が実質的には建物の地上2階であったり
地下1階であったりする場合には、これら地上2階や地
下1階を本発明においては地上面に連続する階とする。
する階を地上1階としたが、傾斜地などにおいて、地上
面に連続する階が実質的には建物の地上2階であったり
地下1階であったりする場合には、これら地上2階や地
下1階を本発明においては地上面に連続する階とする。
【0036】また、本発明は、必ずしも施工現場が地上
面に連続する階の下の階でなくてもよく、例えば地上面
に連続する階であってもよい。その場合にも、クレーン
を用いる必要がないことから、狭い範囲でしかもより安
全に作業を行うことができ、これにより作業効率の向上
を図ることができる。
面に連続する階の下の階でなくてもよく、例えば地上面
に連続する階であってもよい。その場合にも、クレーン
を用いる必要がないことから、狭い範囲でしかもより安
全に作業を行うことができ、これにより作業効率の向上
を図ることができる。
【0037】また前記例では、ピコスベッド上でコンク
リートPC床板の中間品となるハーフPC板を製造する
ようにしたが、本発明はこれに限定されることなく、ピ
コスベッド(PC板製造用のベッド)上で、すなわちハ
ーフPC板の製造階において、直接コンクリートPC床
板となるフルPC板を製造するようにしてもよい。
リートPC床板の中間品となるハーフPC板を製造する
ようにしたが、本発明はこれに限定されることなく、ピ
コスベッド(PC板製造用のベッド)上で、すなわちハ
ーフPC板の製造階において、直接コンクリートPC床
板となるフルPC板を製造するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明のコンクリー
ト搬送打設装置は、コンクリートバケットからの生コン
クリート打設箇所となるシューターの先端を、クレーン
を用いることなく、水平方向にも垂直方向(高さ方向)
にも十分な自由度を持って移動可能となるようにしたも
のであるから、PC板製造用のベッド上に生コンクリー
トをほぼ均一に流し込むことができ、これにより均し作
業を不要にするかあるいは必要でも従来に比べ各段に容
易にすることができ、これにより作業効率を十分に向上
することができる。また、クレ−ンが不要であり、コン
クリートバケットも走行レールに沿う場所にしか移動し
ないことから、不測の事故が起こる要因をより少なくす
ることができ、これにより一層の安全を図ることができ
る。
ト搬送打設装置は、コンクリートバケットからの生コン
クリート打設箇所となるシューターの先端を、クレーン
を用いることなく、水平方向にも垂直方向(高さ方向)
にも十分な自由度を持って移動可能となるようにしたも
のであるから、PC板製造用のベッド上に生コンクリー
トをほぼ均一に流し込むことができ、これにより均し作
業を不要にするかあるいは必要でも従来に比べ各段に容
易にすることができ、これにより作業効率を十分に向上
することができる。また、クレ−ンが不要であり、コン
クリートバケットも走行レールに沿う場所にしか移動し
ないことから、不測の事故が起こる要因をより少なくす
ることができ、これにより一層の安全を図ることができ
る。
【0039】また、特に施工現場が地上面に連続する階
の下の階である場合、地上面に連続する階に、その下方
に位置するコンクリートバケットに生コンクリートを供
給するためのコンクリートホッパを設けておけば、生コ
ンクリート車からコンクリートホッパを介してコンクリ
ートバケットに生コンクリートを落下させることによ
り、生コンクリートを容易かつ迅速にコンクリートバケ
ットに供給することができ、これにより作業性を高めて
作業効率をより一層向上することができる。
の下の階である場合、地上面に連続する階に、その下方
に位置するコンクリートバケットに生コンクリートを供
給するためのコンクリートホッパを設けておけば、生コ
ンクリート車からコンクリートホッパを介してコンクリ
ートバケットに生コンクリートを落下させることによ
り、生コンクリートを容易かつ迅速にコンクリートバケ
ットに供給することができ、これにより作業性を高めて
作業効率をより一層向上することができる。
【0040】本発明のコンクリートPC床板の製造方法
は、前記構成のコンクリート搬送打設装置を用いること
から、これと同様に作業効率を向上することができ、ま
た作業の一層の安全を図ることができる。
は、前記構成のコンクリート搬送打設装置を用いること
から、これと同様に作業効率を向上することができ、ま
た作業の一層の安全を図ることができる。
【図1】 本発明のコンクリート搬送打設装置の一実施
形態例の概略構成図である。
形態例の概略構成図である。
【図2】 地下1階の平面図である。
【図3】 コンクリートバケットの概略構成を示す側面
図である。
図である。
【図4】 コンクリートホッパからの、コンクリートバ
ケットへの生コンクリートの供給を説明するための図で
ある。
ケットへの生コンクリートの供給を説明するための図で
ある。
【図5】 地上1階の平面図である。
1…走行レール、 2…コンクリートバケット、 3…ハーフPC板製造用のベッド(ピコスベッド)、 4…梁、 8…シューター、 15…コンクリートホッパ。
Claims (4)
- 【請求項1】 コンクリートPC床板を施工現場にて製
造する際に用いられるコンクリート搬送打設装置であっ
て、 ハーフPC板を製造する階の梁に設けられた走行レール
と、この走行レールに沿って移動可能となるように該走
行レールに懸装されて、供給された生コンクリートを搬
送するためのコンクリートバケットと、ハーフPC板を
製造する階で前記コンクリートバケットの移動範囲内に
設けられたPC板製造用のベッドとを備えてなり、 前記コンクリートバケットは、前記走行レールに旋回可
能に懸装されており、該コンクリートバケットには、生
コンクリートを打設する際にこれを案内するシューター
が、その先端側の高さ位置が可変となるように設けられ
ていることを特徴とするコンクリート搬送打設装置。 - 【請求項2】 ハーフPC板を製造する階が、地上面に
連続する階の下の階であり、地上面に連続する階には、
その下方に位置するコンクリートバケットに、生コンク
リートを供給するためのコンクリートホッパが設けられ
ていることを特徴とする請求項1記載のコンクリート搬
送打設装置。 - 【請求項3】 コンクリートPC床板を施工現場にて製
造するコンクリートPC床板の製造方法であって、 ハーフPC板を製造する階の梁に設けられた走行レール
に、この走行レールに沿って移動可能となるよう該走行
レールに懸装された生コンクリートを貯留するコンクリ
ートバケットにより、ハーフPC板を製造する階に設置
されたPC板製造用のベッド上に生コンクリートを打設
し、コンクリートPC床板の中間品であるハーフPC板
を製造する工程を備えてなり、 前記コンクリートバケットは、前記走行レールに旋回可
能に懸装されており、該コンクリートバケットには、コ
ンクリートを打設する際にこれを案内するシューター
が、その先端側の高さ位置が可変となるように設けられ
ていることを特徴とするコンクリートPC床板の製造方
法。 - 【請求項4】 ハーフPC板を製造する階が、地上面に
連続する階の下の階であり、コンクリートバケットへの
生コンクリートの供給を、地上面に連続する階に設けら
れたコンクリートホッパを介してその下側に位置するコ
ンクリートバケットに落下させることで行うことを特徴
とする請求項3記載のコンクリートPC床板の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000306748A JP2002115397A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | コンクリート搬送打設装置およびコンクリートpc床板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000306748A JP2002115397A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | コンクリート搬送打設装置およびコンクリートpc床板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002115397A true JP2002115397A (ja) | 2002-04-19 |
Family
ID=18787384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000306748A Pending JP2002115397A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | コンクリート搬送打設装置およびコンクリートpc床板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002115397A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015168950A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | 株式会社大林組 | スリップフォーム工法を用いたコンクリート構造物の施工において用いられるコンクリート打設システム及びコンクリート打設方法 |
| CN105672660A (zh) * | 2016-03-14 | 2016-06-15 | 湖州中辰建设有限公司 | 一种建筑混凝土现场浇筑装置 |
| JP2017160681A (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | 前田建設工業株式会社 | 鉄筋コンクリート造建物の構築方法 |
| JP2019001021A (ja) * | 2017-06-13 | 2019-01-10 | 鹿島建設株式会社 | コンクリート硬化体 |
| CN110640896A (zh) * | 2019-10-31 | 2020-01-03 | 中国电建集团山东电力管道工程有限公司 | 喂料车和管道浇筑系统 |
| CN110757640A (zh) * | 2019-10-25 | 2020-02-07 | 颍上晶宫绿建节能建筑有限责任公司 | 一种预制板匀料布料装置 |
| CN111851494A (zh) * | 2020-07-03 | 2020-10-30 | 海门市帕源路桥建设有限公司 | 一种底板矮墙混凝土播料机 |
-
2000
- 2000-10-05 JP JP2000306748A patent/JP2002115397A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015168950A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | 株式会社大林組 | スリップフォーム工法を用いたコンクリート構造物の施工において用いられるコンクリート打設システム及びコンクリート打設方法 |
| JP2017160681A (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | 前田建設工業株式会社 | 鉄筋コンクリート造建物の構築方法 |
| CN105672660A (zh) * | 2016-03-14 | 2016-06-15 | 湖州中辰建设有限公司 | 一种建筑混凝土现场浇筑装置 |
| CN105672660B (zh) * | 2016-03-14 | 2017-12-08 | 杨高林 | 一种建筑混凝土现场浇筑装置 |
| JP2019001021A (ja) * | 2017-06-13 | 2019-01-10 | 鹿島建設株式会社 | コンクリート硬化体 |
| CN110757640A (zh) * | 2019-10-25 | 2020-02-07 | 颍上晶宫绿建节能建筑有限责任公司 | 一种预制板匀料布料装置 |
| CN110640896A (zh) * | 2019-10-31 | 2020-01-03 | 中国电建集团山东电力管道工程有限公司 | 喂料车和管道浇筑系统 |
| CN111851494A (zh) * | 2020-07-03 | 2020-10-30 | 海门市帕源路桥建设有限公司 | 一种底板矮墙混凝土播料机 |
| CN111851494B (zh) * | 2020-07-03 | 2021-11-23 | 海门市帕源路桥建设有限公司 | 一种底板矮墙混凝土播料机 |
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