JP2002114646A - 発毛・育毛剤 - Google Patents
発毛・育毛剤Info
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- JP2002114646A JP2002114646A JP2000302735A JP2000302735A JP2002114646A JP 2002114646 A JP2002114646 A JP 2002114646A JP 2000302735 A JP2000302735 A JP 2000302735A JP 2000302735 A JP2000302735 A JP 2000302735A JP 2002114646 A JP2002114646 A JP 2002114646A
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- Japan
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- growing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高い発育毛効果があり、安全性も高い発毛・育
毛剤を提供することを目的とする。 【構成】有効成分としてラン科シンビジウム属植物の偽
球茎の抽出エキス、好ましくはグレートフラワー・マリ
ーローランサンの偽球茎の抽出エキスを含有する発毛・
育毛剤。
毛剤を提供することを目的とする。 【構成】有効成分としてラン科シンビジウム属植物の偽
球茎の抽出エキス、好ましくはグレートフラワー・マリ
ーローランサンの偽球茎の抽出エキスを含有する発毛・
育毛剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顕著な発毛、育毛
効果を持ち、かつ、生体に著しい副作用を起こすことの
ない発毛・育毛剤に関する。
効果を持ち、かつ、生体に著しい副作用を起こすことの
ない発毛・育毛剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から発毛・育毛剤に関しては種々の
研究・開発がなされており、ホルモン剤、血流促進剤、
細胞活性化剤成分等が提供されているが、その大部分
は、発毛・育毛効果に優れていても、副作用があるとい
う問題点があった。
研究・開発がなされており、ホルモン剤、血流促進剤、
細胞活性化剤成分等が提供されているが、その大部分
は、発毛・育毛効果に優れていても、副作用があるとい
う問題点があった。
【0003】そこで、発毛・育毛効果を達成するととも
に安全性の向上を図るため、化学合成物の代わりに天然
植物中に存在する有効成分を抽出した発毛・育毛剤が提
案されている。例えば、特許第2564226号では、
有効成分として蘭科植物のエビネ属又はガンセキ蘭属の
植物抽出エキスを1種以上含有する発毛・育毛剤が提案
されている。
に安全性の向上を図るため、化学合成物の代わりに天然
植物中に存在する有効成分を抽出した発毛・育毛剤が提
案されている。例えば、特許第2564226号では、
有効成分として蘭科植物のエビネ属又はガンセキ蘭属の
植物抽出エキスを1種以上含有する発毛・育毛剤が提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の植物抽
出成分においては、安全性はあっても、発毛・育毛効果
が十分でない難点があり、発毛・育毛効果に優れ、なお
かつ安全性に優れた有効成分は見つかっていないのが現
状である。
出成分においては、安全性はあっても、発毛・育毛効果
が十分でない難点があり、発毛・育毛効果に優れ、なお
かつ安全性に優れた有効成分は見つかっていないのが現
状である。
【0005】本発明は、上記に鑑み、副作用を起こすこ
となく、有効な発毛・育毛効果を発揮する発毛・育毛剤を
提供することを目的とする。
となく、有効な発毛・育毛効果を発揮する発毛・育毛剤を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本件発明者は上記目的を
達成するため鋭意研究の結果、ラン科シンビジウム属の
植物の抽出物が発毛・育毛効果に優れ、また副作用を起
こすおそれがないとの知見を得、本発明を完成するに至
ったものである。
達成するため鋭意研究の結果、ラン科シンビジウム属の
植物の抽出物が発毛・育毛効果に優れ、また副作用を起
こすおそれがないとの知見を得、本発明を完成するに至
ったものである。
【0007】シンビジウム属植物は、約70種が主とし
てアジアの亜熱帯から熱帯に分布するラン科の単子葉植
物であり、特徴的な偽球茎を有する。シンビジウム属植
物の種類としては、種苗法による品種登録を受けている
ものも含めて極めて多数存在し、その代表的なものに、
スルガラン(Cym.ensifolium)、薫蘭
(Cym.faberi)、多花蘭(Cym.flor
ibundum)、虎頭蘭(Cym.hookeria
num)、黄蝉蘭(Cym.iridiodes)、カ
ンラン(Cym.kanran)、兎耳蘭(Cym.l
ancifolium)、硬葉吊蘭(Cym.pendu
lum)、ホウサイラン(Cym.sinense)、
グレートフラワー・マリーローランサン(Cym.Gr
eat Flower ´Marie Laurenc
in´)、プリンセスダイアナ(Cym.Prince
ss Diana)、プリンセスまさこ(Cym.Pr
incess Masako)、プリンセスノブコ(C
ym.Princess Nobuko)、ローズワイ
ン・新世紀(Cym.Rose Wine ´Shin
seiki´)、グレートフラワー・バレリーナ(Cy
m.Great Flower ´Ballerin
a)、グレートキャティ・まりこ(Cym.Great
Katy ´Mariko´)、ジェンティール・ペ
パーミント(Cym.Jenteel ´Pepper
mint)、ラッキーグロリア・あぐり(Cym.Lu
cky Gloria ´Aguri´)、ユーホーカ
ラー(Cym.´UFO Color´)、ラッキーグ
ロリア・福の神(Cym.Lucky Gloria
´Fukunokami´)、シーサイド・サーヤ(C
ym.Seaside ´Saya´)、ラズベリー・
ミロワール(Cym.Raspberry ´Milo
ile´)、サテンドール・ゴールデンイエロー(Cy
m.Satin Doll ´Golden Yell
ow´)、グレートキャティ・リトルローランサン(C
ym.Great Katy ´LittleLaur
encin´)、グレートキャティ・初恋(Cym.G
reat Katy ´Hatsukoi´)、グレー
トキャティ・アールヌーボー(Cym.Great K
atty ´Art Nouveau´)、ハッピーフ
ェイス・マキスペシャル(Cym.Happy Fac
e ´Maki Special´)等が知られてい
る。その中には、中国国内で鎮咳など呼吸器系疾患の
薬、血の巡りをよくする生薬、駆虫生薬等として用いら
れているものがある。
てアジアの亜熱帯から熱帯に分布するラン科の単子葉植
物であり、特徴的な偽球茎を有する。シンビジウム属植
物の種類としては、種苗法による品種登録を受けている
ものも含めて極めて多数存在し、その代表的なものに、
スルガラン(Cym.ensifolium)、薫蘭
(Cym.faberi)、多花蘭(Cym.flor
ibundum)、虎頭蘭(Cym.hookeria
num)、黄蝉蘭(Cym.iridiodes)、カ
ンラン(Cym.kanran)、兎耳蘭(Cym.l
ancifolium)、硬葉吊蘭(Cym.pendu
lum)、ホウサイラン(Cym.sinense)、
グレートフラワー・マリーローランサン(Cym.Gr
eat Flower ´Marie Laurenc
in´)、プリンセスダイアナ(Cym.Prince
ss Diana)、プリンセスまさこ(Cym.Pr
incess Masako)、プリンセスノブコ(C
ym.Princess Nobuko)、ローズワイ
ン・新世紀(Cym.Rose Wine ´Shin
seiki´)、グレートフラワー・バレリーナ(Cy
m.Great Flower ´Ballerin
a)、グレートキャティ・まりこ(Cym.Great
Katy ´Mariko´)、ジェンティール・ペ
パーミント(Cym.Jenteel ´Pepper
mint)、ラッキーグロリア・あぐり(Cym.Lu
cky Gloria ´Aguri´)、ユーホーカ
ラー(Cym.´UFO Color´)、ラッキーグ
ロリア・福の神(Cym.Lucky Gloria
´Fukunokami´)、シーサイド・サーヤ(C
ym.Seaside ´Saya´)、ラズベリー・
ミロワール(Cym.Raspberry ´Milo
ile´)、サテンドール・ゴールデンイエロー(Cy
m.Satin Doll ´Golden Yell
ow´)、グレートキャティ・リトルローランサン(C
ym.Great Katy ´LittleLaur
encin´)、グレートキャティ・初恋(Cym.G
reat Katy ´Hatsukoi´)、グレー
トキャティ・アールヌーボー(Cym.Great K
atty ´Art Nouveau´)、ハッピーフ
ェイス・マキスペシャル(Cym.Happy Fac
e ´Maki Special´)等が知られてい
る。その中には、中国国内で鎮咳など呼吸器系疾患の
薬、血の巡りをよくする生薬、駆虫生薬等として用いら
れているものがある。
【0008】本発明者は、長年の間、シンビジウム属植
物について鋭意検討した結果、特に偽球茎(bulb)の抽
出エキスが良好な発毛・育毛効果を示し、かつ副作用の
ない安全性のあるものであることを見出だしたのであ
る。
物について鋭意検討した結果、特に偽球茎(bulb)の抽
出エキスが良好な発毛・育毛効果を示し、かつ副作用の
ない安全性のあるものであることを見出だしたのであ
る。
【0009】すなわち、本発明に係る発毛・育毛剤は、
有効成分として、ラン科シンビジウム属の植物の偽球茎
から得られる抽出エキスを含有することを特徴としてい
る。
有効成分として、ラン科シンビジウム属の植物の偽球茎
から得られる抽出エキスを含有することを特徴としてい
る。
【0010】前述の如く、ラン科シンビジウム属の植物
としては極めて多数存在するが、中でも、種苗法による
品種登録名、グレートフラワー・マリーローランサンの
偽球茎が発毛・育毛効果に優れている。
としては極めて多数存在するが、中でも、種苗法による
品種登録名、グレートフラワー・マリーローランサンの
偽球茎が発毛・育毛効果に優れている。
【0011】また、抽出エキスの配合量は、0.2〜3
0重量%、望ましくは、0.5〜10重量%の範囲で配
合するのが好ましい。抽出エキスの含有量が0.2重量
%より少ない場合、また30重量%を越えて配合した場
合、いずれも好ましい発毛・育毛効果が得られなかっ
た。特に好ましい配合量は3〜6重量%で、中でも5重
量%の配合量で最も優れた発毛・育毛効果を示した。
0重量%、望ましくは、0.5〜10重量%の範囲で配
合するのが好ましい。抽出エキスの含有量が0.2重量
%より少ない場合、また30重量%を越えて配合した場
合、いずれも好ましい発毛・育毛効果が得られなかっ
た。特に好ましい配合量は3〜6重量%で、中でも5重
量%の配合量で最も優れた発毛・育毛効果を示した。
【0012】抽出エキスの調整は、偽球茎を細切した
上、粉砕機で粉砕したものを圧搾する物理的抽出法、溶
媒抽出法のいずれも採用可能である。抽出溶媒として
は、水、エタノール、プロピレングリコール、1、3−
ブチレングリコール等の親水性の溶媒が挙げられ、これ
らを2種以上混合させて用いてもよい。エタノール抽出
法の場合、偽球茎を細切した上、粉砕機で粉砕し、エタ
ノール水溶液に浸漬して、時々攪拌しながら抽出操作を
行い、濾過により不純物を除去する方法が採用できる。
たとえば、30g偽球茎を60%エタノール水溶液10
0gに浸漬し、ときどき攪拌しながら14日間抽出操作
を行い、濾過により不純物を除去した場合、約20重量
%の抽出エキスを含んだ50%アルコール溶液が調整で
きる。
上、粉砕機で粉砕したものを圧搾する物理的抽出法、溶
媒抽出法のいずれも採用可能である。抽出溶媒として
は、水、エタノール、プロピレングリコール、1、3−
ブチレングリコール等の親水性の溶媒が挙げられ、これ
らを2種以上混合させて用いてもよい。エタノール抽出
法の場合、偽球茎を細切した上、粉砕機で粉砕し、エタ
ノール水溶液に浸漬して、時々攪拌しながら抽出操作を
行い、濾過により不純物を除去する方法が採用できる。
たとえば、30g偽球茎を60%エタノール水溶液10
0gに浸漬し、ときどき攪拌しながら14日間抽出操作
を行い、濾過により不純物を除去した場合、約20重量
%の抽出エキスを含んだ50%アルコール溶液が調整で
きる。
【0013】また、熱水抽出法の場合、上記と同様にし
て得た粉砕物5gに、精製水100mlを加え、沸騰水
浴上で2時間加熱抽出した後、等量の95%エタノール
を加え、静置後、濾紙で沈殿物を除去すれば、約20%
の抽出エキスを含んだ50%アルコール溶液が調整でき
る。
て得た粉砕物5gに、精製水100mlを加え、沸騰水
浴上で2時間加熱抽出した後、等量の95%エタノール
を加え、静置後、濾紙で沈殿物を除去すれば、約20%
の抽出エキスを含んだ50%アルコール溶液が調整でき
る。
【0014】
【実験例1】シンビジウム属植物の偽球茎の抽出エキス
を用いて、マウスによる発毛・育毛試験を行った。偽球
茎の抽出エキスは、シンビジウム属植物であるグレート
フラワー・マリーローランサン(品種登録第2841
号)から得られたものを用い、日本薬局方、製剤総則
「チンキ剤」の項に準じて5重量%及び10重量%シン
ビジウムチンキを調整した。マウスは、C3Hマウス
(日本クレア)の生後57日齢、体重23〜28gの雄
性C3H/HeNCrマウスを1群9匹、計36匹用い
た。なお、生後57日齢のマウスの毛は発毛の休止期に
入っている。
を用いて、マウスによる発毛・育毛試験を行った。偽球
茎の抽出エキスは、シンビジウム属植物であるグレート
フラワー・マリーローランサン(品種登録第2841
号)から得られたものを用い、日本薬局方、製剤総則
「チンキ剤」の項に準じて5重量%及び10重量%シン
ビジウムチンキを調整した。マウスは、C3Hマウス
(日本クレア)の生後57日齢、体重23〜28gの雄
性C3H/HeNCrマウスを1群9匹、計36匹用い
た。なお、生後57日齢のマウスの毛は発毛の休止期に
入っている。
【0015】上記マウスの背部の毛をバリカンで刈った
後脱毛クリームで脱毛し、61日齢から脱毛部に5重量
%シンビジウムチンキ、10重量%シンビジウムチンキ
及びリアップ(大正製薬)を各々100μl、毎日1
回、均一に塗布した。リアップは、高い発毛・育毛効果
が認められていることから、比較対照薬として用いた。
塗布開始後、1週間目、2週間目および3週間目に写真
撮影を行い、画像処理により発毛部分の濃度を数値化し
て比較検討した。参考までに5重量%シンビジウムチン
キ、リアップ、対照群について各週ごとに撮影した写真
を図1、図2、図3として添付する。なお、左から順に
1週間目、2週間目、3週間目を示す。対照群には、5
0%エタノール液のみを塗布した。試験結果を次の表に
示す。
後脱毛クリームで脱毛し、61日齢から脱毛部に5重量
%シンビジウムチンキ、10重量%シンビジウムチンキ
及びリアップ(大正製薬)を各々100μl、毎日1
回、均一に塗布した。リアップは、高い発毛・育毛効果
が認められていることから、比較対照薬として用いた。
塗布開始後、1週間目、2週間目および3週間目に写真
撮影を行い、画像処理により発毛部分の濃度を数値化し
て比較検討した。参考までに5重量%シンビジウムチン
キ、リアップ、対照群について各週ごとに撮影した写真
を図1、図2、図3として添付する。なお、左から順に
1週間目、2週間目、3週間目を示す。対照群には、5
0%エタノール液のみを塗布した。試験結果を次の表に
示す。
【0016】なお表中における±αの数値は、各群にお
けるマウスの個体間における色のバラツキ、すなわち毛
の濃度のバラツキを表わしている。
けるマウスの個体間における色のバラツキ、すなわち毛
の濃度のバラツキを表わしている。
【0017】
【表1】
【0018】表1中、対照群との比較から明らかなよう
に、5重量%及び10重量%シンビジウムチンキのいず
れも優れた発毛・育毛効果が得られた。さらに5重量%
シンビジウムチンキの方が10重量%シンビジウムチン
キよりも、効果が顕著であり、対照薬であるリアップと
ほぼ同等の効果が得られることが判明した。
に、5重量%及び10重量%シンビジウムチンキのいず
れも優れた発毛・育毛効果が得られた。さらに5重量%
シンビジウムチンキの方が10重量%シンビジウムチン
キよりも、効果が顕著であり、対照薬であるリアップと
ほぼ同等の効果が得られることが判明した。
【0019】
【実験例2】シンビジュウム属(Cymbidium)植物の偽
球茎(bulb)の抽出エキス(以下OCBEと称す)の安
全性を評価すべく、モルモットを用いて、皮膚感作性テ
ストを行った。モルモットは、皮膚毒性試験の動物モデ
ルとして汎用されている、Hartley系雄性モルモ
ット(日本エスエルシー)の4週齢のものを1週間予備
飼育し、一般状態の良好なものを試験に供した。1群の
動物数は6匹とした。予備飼育期間および試験期間を通
じて、一定条件、室温22±2℃、湿度60±10%、
12時間照明(8時〜12時)に設定した飼育室で、F
RP樹脂製ケージに1ケージあたり2匹ずつ収容し、固
形飼料(RC−4、オリエンタル酵母)および水道水を
自由に摂取させた。動物の体重は、試験開始時310〜
338g、惹起処置時461〜545gであった。
球茎(bulb)の抽出エキス(以下OCBEと称す)の安
全性を評価すべく、モルモットを用いて、皮膚感作性テ
ストを行った。モルモットは、皮膚毒性試験の動物モデ
ルとして汎用されている、Hartley系雄性モルモ
ット(日本エスエルシー)の4週齢のものを1週間予備
飼育し、一般状態の良好なものを試験に供した。1群の
動物数は6匹とした。予備飼育期間および試験期間を通
じて、一定条件、室温22±2℃、湿度60±10%、
12時間照明(8時〜12時)に設定した飼育室で、F
RP樹脂製ケージに1ケージあたり2匹ずつ収容し、固
形飼料(RC−4、オリエンタル酵母)および水道水を
自由に摂取させた。動物の体重は、試験開始時310〜
338g、惹起処置時461〜545gであった。
【0020】被験物質としては、抽出法の異なる2種類
のラン科シンビジウム属(Orchidaceae Cymbidium)の
偽球茎(bulb)の抽出エキス、すなわち、エタノール抽
出エキス(以下OCBE−Eと称す)および熱水抽出エ
キス(以下OCBE−Wと称す)とを用い、それぞれの
皮膚一次刺激性について検討した。OCBE−Eは、偽
球茎を細切した上、粉砕機で粉砕し、凍結乾燥して得た
乾燥物5gに、50%エタノール水溶液100mlを加
え、室温で7日間抽出したものであり、20重量%の抽
出エキスを含んだ50%エタノール溶液となっている。
のラン科シンビジウム属(Orchidaceae Cymbidium)の
偽球茎(bulb)の抽出エキス、すなわち、エタノール抽
出エキス(以下OCBE−Eと称す)および熱水抽出エ
キス(以下OCBE−Wと称す)とを用い、それぞれの
皮膚一次刺激性について検討した。OCBE−Eは、偽
球茎を細切した上、粉砕機で粉砕し、凍結乾燥して得た
乾燥物5gに、50%エタノール水溶液100mlを加
え、室温で7日間抽出したものであり、20重量%の抽
出エキスを含んだ50%エタノール溶液となっている。
【0021】OCBE−Wは、上記と同様にして得た乾
燥物5gに、精製水100mlを加え、沸騰水浴上で2
時間加熱抽出後、等量の95%エタノールを加え、静置
後、濾紙で沈殿物を除去したものであり、約20重量%
の抽出エキスを含有した50%エタノール溶液となって
いる。
燥物5gに、精製水100mlを加え、沸騰水浴上で2
時間加熱抽出後、等量の95%エタノールを加え、静置
後、濾紙で沈殿物を除去したものであり、約20重量%
の抽出エキスを含有した50%エタノール溶液となって
いる。
【0022】陽性対照薬としては、DNCB(dini
trochlorobenzene,和光純薬工業)を
明らかな感作性を示し、惹起処置では刺激性を示さない
濃度で使用した。すなわち、感作処置での皮内注射に
0.1%、貼付に1.0%、惹起処置に0.01%のDN
CBを用意し、いずれも処置前にエタノール(99.5%、和
光純薬工業)で調整して用いた。さらに、対照群には、
50%エタノール溶液のみを用いた。
trochlorobenzene,和光純薬工業)を
明らかな感作性を示し、惹起処置では刺激性を示さない
濃度で使用した。すなわち、感作処置での皮内注射に
0.1%、貼付に1.0%、惹起処置に0.01%のDN
CBを用意し、いずれも処置前にエタノール(99.5%、和
光純薬工業)で調整して用いた。さらに、対照群には、
50%エタノール溶液のみを用いた。
【0023】皮膚の感作性テストは、maximiza
tion test(Magnusson B,Kli
gman A: The identification of contact allerg
ensby animal assay; The guinea pig maximization te
st - J. InvestDermatol 52:26
8−276,1969)に準じて行った。
tion test(Magnusson B,Kli
gman A: The identification of contact allerg
ensby animal assay; The guinea pig maximization te
st - J. InvestDermatol 52:26
8−276,1969)に準じて行った。
【0024】[感作方法]肩甲骨上を電気シェーバーで
2cm×4cm剃毛し、3種の試料、(1)蒸留水とFCA
(Freund´s complete adujuv
ant,Difco)の1:1油中水型(W/O)乳化
物、(2)被験物質及び陽性対照薬、(3)被験物質及
び陽性対照薬とFCAとの1:1乳化物を左右対称に
0.05mlずつ皮内注射した。1週間後、皮内注射した
部位に10%ラウリル硫酸ナトリウム(ワセリン基剤に
混和)を塗布し、その翌日、同一部位に被験物質及び陽
性対照薬0.1mlを48時間閉鎖塗布した。 [惹起方法]閉鎖塗布後、2週間目に惹起を行った。側
腹部の片側2cm×4cmを電気シェーバーで剃毛し、パッ
チテスト用絆創膏(レギュラーサイズ、鳥居薬品)を用
いて被験物質及び陽性対照薬0.1mlを24時間閉鎖塗
布した。
2cm×4cm剃毛し、3種の試料、(1)蒸留水とFCA
(Freund´s complete adujuv
ant,Difco)の1:1油中水型(W/O)乳化
物、(2)被験物質及び陽性対照薬、(3)被験物質及
び陽性対照薬とFCAとの1:1乳化物を左右対称に
0.05mlずつ皮内注射した。1週間後、皮内注射した
部位に10%ラウリル硫酸ナトリウム(ワセリン基剤に
混和)を塗布し、その翌日、同一部位に被験物質及び陽
性対照薬0.1mlを48時間閉鎖塗布した。 [惹起方法]閉鎖塗布後、2週間目に惹起を行った。側
腹部の片側2cm×4cmを電気シェーバーで剃毛し、パッ
チテスト用絆創膏(レギュラーサイズ、鳥居薬品)を用
いて被験物質及び陽性対照薬0.1mlを24時間閉鎖塗
布した。
【0025】[観察]処置後、24時間目より96時間
目まで、24時間毎に、表2に示したDraiseの評
価法(Draise J: Dermal toxity, Apprisal o
f the safetyof chemicals in foods, drugs and cosme
tics)に従って、紅斑及び浮腫を観察した。
目まで、24時間毎に、表2に示したDraiseの評
価法(Draise J: Dermal toxity, Apprisal o
f the safetyof chemicals in foods, drugs and cosme
tics)に従って、紅斑及び浮腫を観察した。
【0026】
【表2】
【0027】その結果、各試験液について、陽性反応が
みられたモルモットの数を表3に示す。
みられたモルモットの数を表3に示す。
【0028】
【表3】
【0029】陽性対照薬DNCB群では、表3に示す通
り全例で陽性反応が見られた。具体的には、処置後24
時間目より5例に境界が明確な紅斑、1例に軽度の浮腫
を伴った中等度の紅斑がみられた。48時間後には、そ
のうち3例の紅斑が強まり、軽度の浮腫を伴った中等度
の紅斑になった。その後、全例とも72時間後より紅斑
は軽減していき、4例では72時間目には表面に鱗屑が
みられ、96時間目には落屑が生じた。OCBE−W群
及びOCBE−E群の全例では、50%エタノール水溶
液のみを用いた対照群と同じく、処置後24から96時
間後まで皮膚に変化はみられなかった。
り全例で陽性反応が見られた。具体的には、処置後24
時間目より5例に境界が明確な紅斑、1例に軽度の浮腫
を伴った中等度の紅斑がみられた。48時間後には、そ
のうち3例の紅斑が強まり、軽度の浮腫を伴った中等度
の紅斑になった。その後、全例とも72時間後より紅斑
は軽減していき、4例では72時間目には表面に鱗屑が
みられ、96時間目には落屑が生じた。OCBE−W群
及びOCBE−E群の全例では、50%エタノール水溶
液のみを用いた対照群と同じく、処置後24から96時
間後まで皮膚に変化はみられなかった。
【0030】上記の結果から明らかなとおり、OCBE
−E群およびOCBE−W群で、皮膚感作性試験におい
て、陽性反応はみられず、陽性対照試験のDNCB群で
は、6例全例で紅斑がみられたので、Maurerらの
結果(Maurer T,Thomann P,Wei
rich E,Hess R,Contact Der
matitis 4:321−333,1978)と一
致しており、本試験は十分に成り立っていることが示さ
れる。したがって、皮膚感作性に関して、OCBE−E
及びOCBE−Wの両者においての安全性が確認され
た。
−E群およびOCBE−W群で、皮膚感作性試験におい
て、陽性反応はみられず、陽性対照試験のDNCB群で
は、6例全例で紅斑がみられたので、Maurerらの
結果(Maurer T,Thomann P,Wei
rich E,Hess R,Contact Der
matitis 4:321−333,1978)と一
致しており、本試験は十分に成り立っていることが示さ
れる。したがって、皮膚感作性に関して、OCBE−E
及びOCBE−Wの両者においての安全性が確認され
た。
【0031】
【実験例3】各種脱毛症患者から無作為に抽出した男女
20人(30〜60歳)を試用対象にして、6か月間に
わたり、臨床試験を行った。
20人(30〜60歳)を試用対象にして、6か月間に
わたり、臨床試験を行った。
【0032】試験は、シンビジュウム属植物の偽球茎を
細切した上、粉砕機で粉砕し、エタノール抽出法で得ら
れた20重量%抽出エキス50%アルコール溶液、具体
的にはグレートフラワー・マリーローランサン(品種登
録第2841号)の偽球茎を用い、偽球茎の20重量%
抽出エキスを含んだ50%アルコール溶液25.0重量
%、エチルアルコール40.0重量%、L−メントール
0.1重量%、1・3ブチレングリコール2.0重量
%、ショウキョウチンキ0.1重量%、精製水32.8
重量%の割合で配合して養毛トニックを調整した。
細切した上、粉砕機で粉砕し、エタノール抽出法で得ら
れた20重量%抽出エキス50%アルコール溶液、具体
的にはグレートフラワー・マリーローランサン(品種登
録第2841号)の偽球茎を用い、偽球茎の20重量%
抽出エキスを含んだ50%アルコール溶液25.0重量
%、エチルアルコール40.0重量%、L−メントール
0.1重量%、1・3ブチレングリコール2.0重量
%、ショウキョウチンキ0.1重量%、精製水32.8
重量%の割合で配合して養毛トニックを調整した。
【0033】試験方法としては、上記養毛トニックを通
常の使用態様で頭部に撒布・塗布し、よくマッサージさ
せ、これを毎日1〜2回行うように指示した。
常の使用態様で頭部に撒布・塗布し、よくマッサージさ
せ、これを毎日1〜2回行うように指示した。
【0034】「発毛促進」、「抜け毛の防止」、「フケ
の防止」の3項目それぞれについて、「著効」、「効果
あり」「やや効果あり」「効果なし」の4段階で判定し
た結果を表4に示す。
の防止」の3項目それぞれについて、「著効」、「効果
あり」「やや効果あり」「効果なし」の4段階で判定し
た結果を表4に示す。
【0035】
【表4】
【0036】なお比較のため、ラン科カトレヤ系植物の
全葉(葉・茎・根)を細切した上、粉砕機で粉砕し、上記
と同様にしてエタノール抽出法で得られたカトレヤ系植
物の20重量%抽出エキス50%アルコール溶液を用意
し、上記グレートフラワー・マリーローランサンの偽球
茎の抽出エキスをカトレヤ系植物の抽出エキスに置き換
えた以外同様にして調整した養毛トニックを用いてテス
トしたところ、表5に示す結果が得られた。なお、カト
レヤ系植物とは、カトレヤ属、カトレヤ属と、レリア
属、ブラサボラ属、ソフロニティス属とを交配した雑種
を含むものである。
全葉(葉・茎・根)を細切した上、粉砕機で粉砕し、上記
と同様にしてエタノール抽出法で得られたカトレヤ系植
物の20重量%抽出エキス50%アルコール溶液を用意
し、上記グレートフラワー・マリーローランサンの偽球
茎の抽出エキスをカトレヤ系植物の抽出エキスに置き換
えた以外同様にして調整した養毛トニックを用いてテス
トしたところ、表5に示す結果が得られた。なお、カト
レヤ系植物とは、カトレヤ属、カトレヤ属と、レリア
属、ブラサボラ属、ソフロニティス属とを交配した雑種
を含むものである。
【0037】
【表5】
【0038】表4、表5の結果から明らかなように、シ
ンビジウム属植物の偽球茎抽出エキス配合剤は、発毛、
抜け毛防止、フケ防止のいずれにおいても有効であるこ
とが確認し得たが、ラン科植物でもカトレア系植物の抽
出エキスではあまり好ましい結果が得られなかった。ま
た、実験例2と同様にしてカトレヤ系植物の抽出エキス
について皮膚感作性テストを行ったところ、5例中の1
例について陽性反応が見られた。また、皮膚刺激性につ
いて、人バッチテスト(48時間クローズドテスト後の
判定)を行ったところ、10人中3人に陽性反応が見ら
れた。従って、カトレヤ系植物の抽出エキスについて
は、シンビジウム属植物の偽球茎抽出エキスに見られる
効果を期待できないとともに、安全性の面でも問題があ
ることが判った。
ンビジウム属植物の偽球茎抽出エキス配合剤は、発毛、
抜け毛防止、フケ防止のいずれにおいても有効であるこ
とが確認し得たが、ラン科植物でもカトレア系植物の抽
出エキスではあまり好ましい結果が得られなかった。ま
た、実験例2と同様にしてカトレヤ系植物の抽出エキス
について皮膚感作性テストを行ったところ、5例中の1
例について陽性反応が見られた。また、皮膚刺激性につ
いて、人バッチテスト(48時間クローズドテスト後の
判定)を行ったところ、10人中3人に陽性反応が見ら
れた。従って、カトレヤ系植物の抽出エキスについて
は、シンビジウム属植物の偽球茎抽出エキスに見られる
効果を期待できないとともに、安全性の面でも問題があ
ることが判った。
【0039】また、シンビジウム属植物で効果が高いグ
レートフラワー・マリーローランサンを用い、偽球茎以
外の部位、すなわち葉と茎の混合物を細切した上、粉砕
機で粉砕し、上記と同様にしてエタノール抽出法で得ら
れた抽出エキスを用意し、グレートフラワー・マリーロ
ーランサンの偽球茎の抽出エキスに置き換えた以外同様
の配合組成で調整した養毛トニックを用いてテストした
ところ、発毛、抜け毛防止、フケ防止のいずれにおいて
も余り好ましい結果が得られず、偽球茎の部位の使用が
特に有効であることが確認された。
レートフラワー・マリーローランサンを用い、偽球茎以
外の部位、すなわち葉と茎の混合物を細切した上、粉砕
機で粉砕し、上記と同様にしてエタノール抽出法で得ら
れた抽出エキスを用意し、グレートフラワー・マリーロ
ーランサンの偽球茎の抽出エキスに置き換えた以外同様
の配合組成で調整した養毛トニックを用いてテストした
ところ、発毛、抜け毛防止、フケ防止のいずれにおいて
も余り好ましい結果が得られず、偽球茎の部位の使用が
特に有効であることが確認された。
【0040】
【実施例】従って、本発明に基づく発毛・育毛剤の具体
例としては、シンビジウム属植物の偽球茎、好ましくは
グレートフラワー・マリーローランサン(品種登録第2
841号)の偽球茎の抽出エキス5.0重量%、エタノ
ール50.0重量%、L−メントール0.1重量%、
1,3ブチレングリコール2.0重量%、ショウキョウ
チンキ0.1重量%、精製水42.8重量%の割合で配
合した発毛・育毛剤が効果・安全性の面から推奨でき
る。但し、必ずしもこの配合量に限定されるものではな
く、シンビジウムの偽球茎抽出エキスは0.2〜30重
量%の範囲、望ましくは、0.5〜10重量%の範囲で
用いることができ、L−メントール、1,3ブチレング
リコール、ショウキョウチンキの配合量も発毛・育毛剤
として通常用いられる範囲において調節することができ
る。
例としては、シンビジウム属植物の偽球茎、好ましくは
グレートフラワー・マリーローランサン(品種登録第2
841号)の偽球茎の抽出エキス5.0重量%、エタノ
ール50.0重量%、L−メントール0.1重量%、
1,3ブチレングリコール2.0重量%、ショウキョウ
チンキ0.1重量%、精製水42.8重量%の割合で配
合した発毛・育毛剤が効果・安全性の面から推奨でき
る。但し、必ずしもこの配合量に限定されるものではな
く、シンビジウムの偽球茎抽出エキスは0.2〜30重
量%の範囲、望ましくは、0.5〜10重量%の範囲で
用いることができ、L−メントール、1,3ブチレング
リコール、ショウキョウチンキの配合量も発毛・育毛剤
として通常用いられる範囲において調節することができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
係る発毛・育毛剤は、有効成分としてラン科シンビジウ
ム属植物の偽球茎の抽出エキス、好ましくはグレートフ
ラワー・マリーローランサン(品種登録第2841号)
の偽球茎の抽出エキスを含有させることによって、ラン
科に属する他の植物よりも非常に優れた発毛・育毛効果
を達成し得たのであり、また、副作用がなく安全性も高
いという利点を有している。また、抜け毛、フケの防止
効果も期待することができるので、本発毛・育毛剤は、
頭皮及び頭髪の健康維持にも有用である。
係る発毛・育毛剤は、有効成分としてラン科シンビジウ
ム属植物の偽球茎の抽出エキス、好ましくはグレートフ
ラワー・マリーローランサン(品種登録第2841号)
の偽球茎の抽出エキスを含有させることによって、ラン
科に属する他の植物よりも非常に優れた発毛・育毛効果
を達成し得たのであり、また、副作用がなく安全性も高
いという利点を有している。また、抜け毛、フケの防止
効果も期待することができるので、本発毛・育毛剤は、
頭皮及び頭髪の健康維持にも有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】マウスを使用した発毛・育毛試験において、脱
毛部に本発明に係る5%シンビジウムチンキを塗布後3
週間にわたって各週ごとに撮影した写真。
毛部に本発明に係る5%シンビジウムチンキを塗布後3
週間にわたって各週ごとに撮影した写真。
【図2】同じく比較対照薬としてリアップを塗布後3週
間にわたって各週ごとに撮影した写真。
間にわたって各週ごとに撮影した写真。
【図3】同じく50%エタノール液のみを塗布した対照
群について3週間にわたって各週ごとに撮影した写真。
群について3週間にわたって各週ごとに撮影した写真。
Claims (5)
- 【請求項1】有効成分として、ラン科シンビジウム属の
植物の偽球茎から得られる抽出エキスを含有することを
特徴とする発毛・育毛剤。 - 【請求項2】前記ラン科シンビジウム属の植物が、グレ
ートフラワー・マリーローランサンであることを特徴と
する請求項1記載の発毛・育毛剤。 - 【請求項3】前記抽出エキスを0.2〜30重量%含有
することを特徴とする請求項1または2記載の発毛・育
毛剤。 - 【請求項4】前記抽出エキスを0.5〜10重量%含有
することを特徴とする請求項1または2記載の発毛・育
毛剤。 - 【請求項5】前記抽出エキスを5重量%含有することを
特徴とする請求項1または2記載の発毛・育毛剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000302735A JP3513475B2 (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | 発毛・育毛剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000302735A JP3513475B2 (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | 発毛・育毛剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002114646A true JP2002114646A (ja) | 2002-04-16 |
JP3513475B2 JP3513475B2 (ja) | 2004-03-31 |
Family
ID=18784040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000302735A Expired - Lifetime JP3513475B2 (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | 発毛・育毛剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3513475B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7850954B2 (en) | 2002-04-04 | 2010-12-14 | Akzo Nobel N.V. | Use of solubilized, anionic polyurethanes in skin care compositions |
WO2012004875A1 (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-12 | 株式会社河野メリクロン | ラン科植物から分離した新規物質、これを含む抽出物、抗酸化剤、抗菌剤、抗癌剤及び抗炎症剤 |
WO2012108104A1 (ja) * | 2011-02-09 | 2012-08-16 | 株式会社河野メリクロン | 発毛・育毛剤 |
JP2012162509A (ja) * | 2011-02-09 | 2012-08-30 | Kawano Merikuron:Kk | 香粧品用添加剤、並びに、それを含有する香粧品及び固形石鹸 |
US20130189381A1 (en) * | 2010-07-29 | 2013-07-25 | Isp Investments Inc. | Use of composition comprising a peptidic fava bean extract for the stimulation of hair growth |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0570338A (ja) * | 1991-09-12 | 1993-03-23 | Nonogawa Shoji Kk | 化粧料 |
JPH05294813A (ja) * | 1992-02-17 | 1993-11-09 | Manabu Nomura | 発毛・育毛剤 |
JP2000016922A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-01-18 | Nomura:Kk | 発毛・育毛剤 |
JP2000212059A (ja) * | 1999-01-22 | 2000-08-02 | Naris Cosmetics Co Ltd | 化粧料 |
JP2002003336A (ja) * | 2000-06-19 | 2002-01-09 | Naris Cosmetics Co Ltd | 化粧料 |
-
2000
- 2000-10-02 JP JP2000302735A patent/JP3513475B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0570338A (ja) * | 1991-09-12 | 1993-03-23 | Nonogawa Shoji Kk | 化粧料 |
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JP2000212059A (ja) * | 1999-01-22 | 2000-08-02 | Naris Cosmetics Co Ltd | 化粧料 |
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WO2012004875A1 (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-12 | 株式会社河野メリクロン | ラン科植物から分離した新規物質、これを含む抽出物、抗酸化剤、抗菌剤、抗癌剤及び抗炎症剤 |
JP5567499B2 (ja) * | 2010-07-08 | 2014-08-06 | 株式会社河野メリクロン | ラン科植物から分離した新規物質、これを含む抽出物、抗酸化剤、抗菌剤、抗癌剤及び抗炎症剤 |
US20130189381A1 (en) * | 2010-07-29 | 2013-07-25 | Isp Investments Inc. | Use of composition comprising a peptidic fava bean extract for the stimulation of hair growth |
US9028889B2 (en) * | 2010-07-29 | 2015-05-12 | Isp Investments Inc. | Use of composition comprising a peptidic fava bean extract for the stimulation of hair growth |
CN103379898A (zh) * | 2011-02-09 | 2013-10-30 | 日本河野美丽克隆有限公司 | 生发剂·育发剂 |
JP2012162509A (ja) * | 2011-02-09 | 2012-08-30 | Kawano Merikuron:Kk | 香粧品用添加剤、並びに、それを含有する香粧品及び固形石鹸 |
TWI446930B (zh) * | 2011-02-09 | 2014-08-01 | Kawano Mericlone Co Ltd | Long hair and hair care agent |
JP2012162508A (ja) * | 2011-02-09 | 2012-08-30 | Kawano Merikuron:Kk | 発毛・育毛剤 |
KR101469700B1 (ko) * | 2011-02-09 | 2014-12-05 | 가부시키가이샤 카와노 메리클론 | 발모·육모제 |
WO2012108104A1 (ja) * | 2011-02-09 | 2012-08-16 | 株式会社河野メリクロン | 発毛・育毛剤 |
AU2011358953B2 (en) * | 2011-02-09 | 2015-09-17 | Kawano Mericlone Co.,Ltd. | Hair growth agent / hair tonic |
EP2674148A4 (en) * | 2011-02-09 | 2016-02-17 | Kawano Mericlone Co Ltd | HAIR REMOVAL / HAIRDRYER |
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---|---|
JP3513475B2 (ja) | 2004-03-31 |
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---|---|---|---|
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