JP2001233727A - 化粧品 - Google Patents

化粧品

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JP2001233727A
JP2001233727A JP2000105559A JP2000105559A JP2001233727A JP 2001233727 A JP2001233727 A JP 2001233727A JP 2000105559 A JP2000105559 A JP 2000105559A JP 2000105559 A JP2000105559 A JP 2000105559A JP 2001233727 A JP2001233727 A JP 2001233727A
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plant
hair
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JP2000105559A
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Yatsuka Yoshida
八束 吉田
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MUSASHINO MENEKI KENKYUSHO KK
Musashino Research Institute for Immunity Co Ltd
Original Assignee
MUSASHINO MENEKI KENKYUSHO KK
Musashino Research Institute for Immunity Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】美肌、美白、抜け毛防止作用を発揮する新規な
成分を含有する化粧品を提供しようとするものである。 【解決手段】センダングサ属植物 とくにビデンス・ピ
ローサまたはその抽出物を含有する新規な化粧品であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセンダングサ属の植
物を有効成分として含有することを特徴とする化粧品に
関する。
【従来の技術】
【0002】ビデンス・ピローサとはキク科センダング
サ属の、日本ではコセンダングサ、コシロノセンダング
サ、あるいはシロバナセンダングサまたは単にセンダン
グサなどと呼ばれる植物である。ビデンス・ピローサに
は変種が多く、Bidenspilosa L.va
r.minor(Bl.)Sherff、Bidens
pilosa L.var.radiata Sc
h.Bip.などと呼ばれるものもあり互いに交配す
る。中国・台湾では咸豊草と呼ばれるが異名が多く、同
治草、鬼針草、三葉鬼針草、三葉刺針草、刺針草、婆婆
針草、白花婆婆針、蝦箝草、符因草、符因頭、赤査某、
金盞銀盤、含風草、南風草、蝦公鋏、羞査某仔等の名が
ある。日本名コバノセンダングサ(Bidens bi
pinnata L.)や、センダングサ(Biden
s biternataあるいはBidens bit
ernata(Lour.)Merrillet Sh
erff)、ホソバノセンダングサ(Bidens p
arviflora Willd)もセンダングサ属
で、ほぼ同様に用いられる。さらに北米原産の帰化植物
というアメリカセンダングサ(Bidens frnd
osa L.)は養蜂家によく利用されている。植物学
上も混乱が見られ、和名、漢名、学名の対応も交錯して
いる。本発明で用いられるビデンス・ピローサはこれら
のものを包含する。
【0003】花はキク科特有の形で、白または黄の丸み
のある花弁状の舌状花が5ないし8個、中央には黄褐色
の管状花が数十個集合している。茎は四角で薄紫に着色
した節がある。3つまたは5つに羽状に分かれた葉には
柄があり、縁はぎざぎざがあって対生している。日本で
は本州の暖地以南で見られ、台湾、中国ないし熱帯各地
に分布する草丈25〜85cmの一年草である。温暖な
気候条件に恵まれると花は年中次々と咲く。動物や人の
衣服に付いて運ばれる黒褐色の種子の上部に逆棘のある
針があり、中国では鬼針草属と呼ばれている。
【0004】漢方で言う性味は微寒〜平、甘味〜苦味で
無毒。昔から新芽や若葉、若い茎を生でも食べるし、炒
め物や、茹でて浸し物にして食用にされてきた。全草を
良く洗い煎じた汁は清涼飲料として親しまれてきた。こ
れは大腸桿菌には作用しないのに病原性細菌には抵抗性
があり、試験管内試験で黄色ブドウ球菌を抑制すること
が知られている。台湾では葉のみを乾燥したものも市販
されている。これは、肝臓・膵臓・腎臓などを気にする
人が、健康に良い嗜好品として緑茶のように急須で適当
に熱湯を注いで飲む。穏やかな鎮痛作用・消炎作用・解
毒作用・利尿作用などを期待して飲まれている。緑茶と
同様に品質にはいろいろあり、新芽ないし若い葉ばかり
を用いたものはほのかな甘みと香りがあっておいしく、
茎まで入ったものはそれなりに差しも利かないので、番
茶や焙じ茶のような感覚で煎じたり塩味をつけて飲んだ
りもされている。
【0005】即ちビデンス・ピローサは昔から身近にあ
るハーブであり、民間薬草として干した地上部分を煎
じ、解熱・解毒・消炎・鎮痛・止瀉・利尿薬として肝炎
・腎炎・盲腸炎・糖尿病・膀胱炎・尿道炎・リウマチ性
関節炎・気管支炎・腫れ物・胃腸病・下痢・消化不良な
どに用いられてきた。用い方は一般に生なら10〜15
gを水400mLで煎じて半量まで煮詰めて飲む。特に
盲腸炎には癒着のある重症のものでも、煎じ汁を飲む
か、新芽をそのまま食べ、或いは60gほどを搗いて汁
を飲む(蜜とか食塩を少々加えてもいい)と炎症も痛み
も収まるという。台湾では家庭用民間薬として、日本に
おけるドクダミやゲンノショウコなどのように野生のも
のを摘んで使用する人も多い。花は黄色もあるが作用が
弱く薬用には白色が良いとされている。また中医(漢方
医)の使う薬屋では調剤用咸豊草エキス粉末が入手でき
る。
【0006】外用としては、抗炎症作用があるので腫れ
た咽喉の痛みには煎液を飲むと同時にうがいするとよ
く、多少の殺菌静菌作用もあるため打撲などの外傷や、
腫れた所を洗ったり、局所に塗ったりしても使われたと
いう記載がある。また生で使用されることもあり、傷口
や腫れた患部に葉を当てて湿布するなどの用い方もされ
たという。しかし、その他には外用として皮膚に対する
美肌作用、美白作用、抜け毛防止作用などに関しては全
く知られていない。
【0007】発明者らはビデンス・ピローサの有用性に
注目し、in vitroないしin vivoによる
試験を行なった結果、活性酸素消去作用、耐糖性改善作
用、抗炎症作用、などが示唆されたうえ、意外にもメラ
ニン合成阻害作用、優れた美肌作用および抜け毛防止作
用が認められたので、これを現代社会に広く化粧品分野
に提供しようと考え本発明を完成するに至った。
【0008】化粧品原料としては従来各種の動植物成分
が用いられ、その期待される作用は美肌作用(保湿効果
の改善維持)、美白作用、老化予防、抜け毛防止作用な
どである。
【0009】シワは真皮におけるコラーゲンやヒアルロ
ン酸の減少と表皮における角層の肥厚や細胞間脂質の減
少等によるものである。皮膚をみずみずしくし張りを持
たせる美肌効果は、真皮の最下層から供給される水分
を、蒸発させないように油膜で被覆しつつ保持して新陳
代謝を活発に保つことによって発揮される。このとき水
分と油分のバランス、すなわちモイスチャーバランスが
重要と言われる。美肌作用を期待して昔から日本では米
糠が使われ、アメリカのある先住民ではホホバオイルが
使用された等、古くから使われたものとしてはラノリン
(羊毛脂)、オリーブオイル、パラフィン、ワセリン等
が挙げられる。またペクチンや蛋白質の粘質物を含むヘ
チマの汁やキウリの汁も保湿効果があるので昔から用い
られてきた。動物性のものでは鶏冠のムコ多糖であるヒ
アルロン酸、小腸などのムコ多糖であるヘパリン様物
質、真皮にある蛋白のコラーゲンやエラスチン等も用い
られる。近年ではある種のアミノ酸や皮膚角層の細胞間
脂質であるスフィンゴ脂質(セラミド、スフィンゴミエ
リン等)も保湿効果が認められ使用されるようになっ
た。牛脳から抽出されたスフィンゴ脂質は細胞賦活作用
も認められている。
【0010】さらに皮膚の老化を促進する因子として活
性酸素の害が注目され、細胞や保湿作用物質を保護する
ことが重視されるようになった。ビタミンCやEなどの
抗酸化物質のほか、種々の生薬や植物由来物質の探索が
行われ、単独あるいは複合して盛んに使用されている。
例えばセイヨウオトギリソウに高いSOD活性、パセリ
には高いカタラーゼ活性やグルタチオンレダクターゼ、
ハッカには高いグルタチオンパーオキシダーゼ活性が認
められている。また紫外線UVA,UVB遮断作用も多
数研究され、例えば玉葱の薄皮にあるケルセチン誘導対
が紫外線の防護に優れていたと報告されている。
【0011】またシワを防ぐには皮膚の新陳代謝を活発
にして古い角質層を剥がれやすくすることも重要で、プ
ロテアーゼを主とする種々の酵素が提案され使用されて
いる。
【0012】美白効果に関しては、古くは白粉など顔料
を塗って肌の欠点を隠すことが行われたが、皮膚の色素
自体もシミ・ソバカスの色素もメラニン色素であるの
で、その生合成を阻害する物質が注目されるようになっ
た。すなわちシミ・ソバカスを防ぐには、メラニンを生
産するチロシナーゼの働きを抑え、生成したドーパキノ
ンをドーパへ還元することが重要である。そのような目
的でスクリーニングされたものでは、桂皮、蔓荊子、夏
枯草、西洋ノコギリソウ、アロエ、ハマメリス、ヤク
チ、チョウジ、火棘の果実等の植物や、ヒトやウシのプ
ラセンタエキスにもチロシナーゼ阻害活性が知られてい
る。またコウジ酸はチロシナーゼ活性を阻害するほかメ
ラニンの重合過程の一部を阻害するという。
【0013】抜け毛の防止は古今東西を通じて人類の悲
願ともいうべきものである。自然脱毛の原因については
皮脂分泌過多による毛根の閉塞であるとか、男性ホルモ
ン過多によるものであるとか諸説がある。発毛促進には
毛根部によく浸透して毛乳頭の血流と新陳代謝を促進
し、毛母細胞の分裂を盛んにして毛髪の成長を促すこと
が大切である。薬効成分としては従来はトウガラシチン
キやカンタリスチンキ、ショウキョウチンキなどを用
い、末梢血管を拡張し血行を改善するとともに、頭皮に
擦り込んでマッサージすることにより、毛根を物理的に
も化学的にも刺激して発毛を促すことが行われてきた。
そのほか一般に、ビタミンEやパントテン酸などの皮膚
ビタミンや、エストロジェンや副腎皮質ホルモンなども
補助的に配合される。
【0014】ほかにも防己科の植物から抽出したアルカ
ロイドであるセファランチン、大豆レシチン、ヒノキチ
オール、センブリエキス、甘草エキス、スギナエキスな
ど、多数の素材が試みられ提案され、一部は実用化され
てきたが決定的な効果を発揮するものは見付かっていな
い。近年になって細胞培養の技術が急速に発達し、中で
も毛母細胞の培養が可能になって、より直接的に発毛促
進作用のスクリーニングを行うことが可能になった。最
近はミノキシジルなどの化学物質やある種のポリフェノ
ールなどの効果が認められ実用化されてきた。発明者ら
は最新の技術を以て新たな天然素材を開発すべくスクリ
ーニングを重ねるうちに、センダングサ属植物の、特に
ビデンス・ピローサの抽出物が、極めて安全性が高く、
優れた美肌作用や抜け毛防止作用のほかに美白作用にお
いても優れた効果を示したので、実用的な製剤化を含め
本発明を完成したものである。
【発明が解決しようとする課題】
【0015】従来の化粧品は前記のように数多く提案さ
れ実用されているが、有効性の高いものはしばしば副作
用を伴いがちである。副作用あるいは好ましくない作用
としては、痒みなど皮膚に対する刺激、アレルギー反応
の発生、人によってはかぶれ、また不快臭を伴うもの、
好ましくないホルモン作用、希望しない体毛が濃くなる
などの作用がある。また原料が高価であるとか入手困難
なものも多い。本発明は安全性が高く効果の優れた新規
で供給容易な化粧品素材を提供するものである。
【発明の実際の形態】
【0016】本発明に用いられるセンダングサ属の植
物、特にビデンス・ピローサの抽出物は、従来の素材で
は見られなかったほど消炎作用、美肌・美白作用、並び
に抜け毛防止作用に優れ、かつ異臭や不快な使用感もな
く、安全性についても皮膚の熱感や刺激感はもちろん、
かぶれなどの反応も全くなく、化粧品素材として極めて
優れていることが証明された。本発明はその植物または
抽出物を含有することを特徴とする有用な化粧品であ
る。
【0017】ビデンス・ピローサの抽出物は組成物の全
重量に対し、乾燥物の場合は0.0001〜10.0重
量%が望ましく、乾燥させない場合は組成物の全重量に
対して0.01〜100重量%含まれることが望まし
い。さらに望ましくは乾燥物の場合は0.001〜6.
0重量%、乾燥させない場合は0.05〜50重量%用
いるのが良い。最も望ましくは乾燥物の場合は0.01
〜3.0重量%、乾燥させない場合は0.1〜10重量
%の範囲で用いるのが良い。
【0018】以下製造例、実施例、試験例を挙げて本発
明の詳細を具体的に説明するが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
【0019】
【製造例1】ビデンス・ピローサ熱水抽出物 ビデンス・ピローサの茎と葉の乾燥混合物50gに10
00mLの水を加え、90〜100℃で2時間抽出した
のち瀘過し、その瀘液を濃縮乾固して、ビデンス・ピロ
ーサ熱水抽出物8.5gを得た。
【0020】
【製造例2】ビデンス・ピローサのエタノール抽出物 ビデンス・ピローサの全草50gに1000mLのエタ
ノールを加え、常温で7日間抽出したのち瀘過し、その
瀘液を濃縮乾固してビデンス・ピローサのエタノール抽
出物4.0gを得た。
【0021】
【製造例3】ビデンス・ピローサの1,3−ブチレング
リコール抽出物 ビデンス・ピローサ全草の乾燥物50gに、1,3−ブ
チレングリコール1000gを加え、常温で10日間抽
出したのち瀘過し、ビデンス・ピローサの1,3−ブチ
レングリコール抽出物800gを得た。
【0022】
【製造例4】ビデンス・ピローサの酢酸エチル及びメタ
ノール抽出物 ビデンス・ピローサの地上部108kgを水で洗って蒸
煮し、茎を潰すようにほぐしてから熱風乾燥して13.
5kgの乾燥物を得た。その4kgを酢酸エチル9Lを
加えて3時間加熱還流抽出して瀘過することを3回繰り
返し、溶媒を蒸発させて89gの抽出物を得た。その残
渣をメタノールで同様に抽出して185gの抽出物を得
た。
【0023】
【製造例5】蒸煮溜液の分析 製造例4の原料を蒸煮した時に蒸煮缶に残った溜液は7
0Lあり、これを分析したところ、固形分は2.5%、
その30%が灰分であった。
【0024】
【実施例1】化粧水 [処方] 配合量W/W(%) 1.ビデンス・ピローサ熱水抽出物(製造例1) 0.10 2.1,3−ブチレングリコール 5.00 3.グリセリン 1.00 4.キサンタンガム 0.01 5.クエン酸 0.01 6.クエン酸ナトリウム 0.10 7.エタノール 5.00 8.パラオキシ安息香酸メチル 0.05 9.香料 適量 10.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.30 11.精製水にて全量を100とする。 [製造方法] 成分1〜6、11と、成分7〜10をそ
れぞれ均一に溶解し、両者を混合し、瀘過して製品とす
る。
【0025】[比較例1] 従来の化粧水(実施例1に
おいて、ビデンス・ピローサ熱水抽出物を精製水に置き
換えたもの。)
【0026】
【実施例2】クリーム [処方] 配合量W/W(%) 1.ビデンス・ピローサ エタノール抽出物(製造例2) 0.05 2.スクワラン 10.00 3.ホホバ油 5.00 4.ステアリン酸 5.00 5.ミツロウ 2.00 6.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 3.00 7.セタノール 2.00 8.モノステアリン酸グリセリン 2.00 9.オリーブ油 3.00 10.1,3−ブチレングリコール 7.00 11.パラオキシ安息香酸メチル 0.20 12.パラオキシ安息香酸エチル 0.10 13.香料 0.10 14.精製水にて全量を100とする。 [製造方法] 成分2〜9を加熱溶解して混合し、75
℃に保ち油相とする。成分1、10〜12、14を加熱
溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相
を加えて乳化して、かき混ぜながら冷却し、45℃で成
分13を加え、更に35℃まで冷却して製品とする。
【0027】
【実施例3】乳液 [処方] 配合量W/W(%) 1.ビデンス・ピローサ1,3−ブチレングリコール抽出物(製造例3) 1.0 2.スクワラン 5.0 3.オリーブ油 5.0 4.ホホバ油 2.0 5.セタノール 1.5 6.モノステアリン酸グリセリン 2.0 7.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 2.0 8.ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(20E.O.) 1.0 9.プロピレングリコール 3.0 10.グリセリン 2.0 11.パラオキシ安息香酸メチル 0.2 12.香料 0.1 13.精製水にて全量を100とする。 [製造方法] 成分2〜8を加熱溶解して混合し、75
℃に保ち油相とする。成分1、9〜11、13を加熱溶
解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を
加えて乳化して、かき混ぜながら冷却し、45℃で成分
12を加え、更に30℃まで冷却して製品とする。
【0028】[比較例2] 従来の乳液(実施例3にお
いてビデンス・ピローサ1,3−ブチレングリコール抽
出物を1,3−ブチレングリコールに置き換えたも
の。)
【0029】
【実施例4】ゲル剤 [処方] 配合量W/W(%) 1.ビデンス・ピローサ1,3−ブチレングリコール抽出物(製造例3) 5.0 2.エタノール 5.0 3.パラオキシ安息香酸メチル 0.1 4.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.2 5.香料 適量 6.1,3−ブチレングリコール 5.0 7.グリセリン 5.0 8.キサンタンガム 0.1 9.カルボキシビニルポリマー 0.2 10.L−アルギニン 0.1 11.精製水にて全量を100とする。 [製造方法] 成分2〜5と、成分1、6〜11をそれ
ぞれ均一に溶解し、両者を混合し瀘過して製品とする。
【0030】
【実施例5】軟膏 [処方] 配合量W/W(%) 1.ビデンス・ピローサ熱水抽出物(製造例1) 1.0 2.ポリオキシエチレンセチルエーテル(25E.O.) 2.0 3.モノステアリン酸グリセリン 10.0 4.流動パラフィン 5.0 5.セタノール 5.0 6.パラオキシ安息香酸メチル 0.1 7.1,3−ブチレングリコール 10.0 8.精製水にて全量を100とする。 [製造方法] 成分2〜5を加熱溶解して混合し、75
℃に保ち油相とする。成分1、6〜8を加熱溶解して混
合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳
化して、かき混ぜながら30℃まで冷却して製品とす
る。
【0031】
【実施例6】パック [処方] 配合量W/W(%) 1.ビデンス・ピローサ熱水抽出物(製造例1) 0.5 2.ポリビニルアルコール 12.0 3.エタノール 5.0 4.1,3−ブチレングリコール 5.0 5.パラオキシ安息香酸メチル 0.2 6.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50E.O.) 0.5 7.クエン酸 0.1 8.クエン酸ナトリウム 0.3 9.香料 適量 10.精製水にて全量を100とする。 [製造方法] 成分1〜10を均一に溶解して製品とす
る。
【0032】
【実施例7】ファンデーション [処方] 配合量W/W(%) 1.ビデンス・ピローサ1,3−ブチレングリコール抽出物(製造例3) 1.0 2.ステアリン酸 2.5 3.ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート(20E.O.) 1.0 4.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 2.0 5.セタノール 2.0 6.ラノリン 2.0 7.流動パラフィン 3.0 8.ミリスチン酸オクチルドデシル 6.0 9.パラオキシ安息香酸プロピル 0.1 10.カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1 11.ベントナイト 0.5 12.プロピレングリコール 4.0 13.トリエタノールアミン 1.0 14.パラオキシ安息香酸メチル 0.2 15.二酸化チタン 8.0 16.タルク 4.0 17.ベンガラ 2.0 18.香料 適量 19.精製水にて全量を100とする。 [製造方法] 成分19の一部に成分10をよく膨潤さ
せ、残りの成分19に成分13を溶解させたものを加
え、続いて成分1、11〜14を加えて均一に混合し、
水相とする。成分2〜9を加熱溶解し、80℃に保ち油
相とする。成分15〜17を粉砕機で粉砕し、水相に加
え、ホモミキサーで攪拌し75℃に保つ。この水相に油
相をかき混ぜながら加え、冷却し、45℃で成分18を
加え、かき混ぜながら30℃まで冷却して製品とする。
【0033】
【実施例8】ヘアークリーム [処方] 配合量W/W(%) 1.ステアリン酸 2.0 2.セタノール 2.0 3.流動パラフィン 8.0 4.グリセリンモノステアレート 2.0 5.ソルビタンモノオレート 2.5 6.ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート(20E.O.) 0.5 7.ビデンス・ピローサ1,3−ブチレングリコール抽出物(製造例3) 0.2 8.グリセリン 5.0 9.パラオキシ安息香酸メチル 0.2 10.香料 適量 11.精製水にて全量を100とする。 [製造方法] 成分1〜6を加熱溶解して混合し、75
℃を保ち油相とする。成分7〜9、11を加熱溶解して
混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて
乳化して、かき混ぜながら冷却し、45℃で成分10を
加え、更に30℃まで冷却して製品とする。
【0034】
【実施例9】ヘアートニック [処方] 配合量W/W(%) 1.ビデンス・ピローサ エタノール抽出物(製造例2) 0.4 2.エタノール 50.0 3.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.5 4.パラオキシ安息香酸エチル 0.1 5.l−メントール 0.3 6.香料 0.3 7.グリセリン 3.0 8.精製水にて全量を100とする。 [製造方法] 成分1〜7を均一になるまで攪拌溶解し
たのち、成分8を加えて製品とする。
【0035】[比較例3] 従来のヘアートニック(実
施例9において、ビデンス・ピローサのエタノール抽出
物をエタノールに置き換えたもの。)
【0036】
【実施例10】浴用剤 [処方] 配合量W/W(%) 1.炭酸水素ナトリウム 50.0 2.ビデンス・ピローサ熱水抽出物(製造例1) 0.5 3.黄色202号 適量 4.香料 適量 5.硫酸ナトリウムにて全量を100とする。 [製造方法] 成分1〜5を均一に混合して製品とす
る。
【0037】
【試験例1】抗炎症作用 5週令の雄マウスを1週間予備飼育したのち、1群3匹
とし、マウス右耳介の内外に製造例3のそれぞれのエキ
ス計1mg/20μLを塗布した。対照群にはアセトン
20μLを、陽性対照群にはインドメタシン0.5mg
/20μLを塗布した。30分後、TPA(12−O−
Tetradecanoylphorbol−13−a
cetate)0.5mg/20μLを全マウスの同じ
部位に塗布して人工的に炎症を起こさせ、5時間後耳介
の厚さを測定した。その結果、対照群と比較して医療用
消炎剤であるインドメタシンの炎症抑制効果は79.4
%、本発明品の酢酸エチルエキスは53.3%、メタノ
ールエキスは79.1%の抑制率を示し、特にメタノー
ルエキスはインドメタシンに匹敵する抗炎症作用を示し
た。
【0038】
【試験例2】原料のミネラル分析 製造例3に用いた乾燥原料につき蛍光X線分析の結果、
多量元素としてはK、Ca、少量元素としてはMg、C
l、Fe、微量元素としてはP、S、Mn、Cu、Zn
などが検出された。
【0039】
【試験例3】原料の一般分析と活性酸素消去能 製造例3に用いた乾燥原料の一般分析値は次のとおり
で、かなり高い活性酸素消去能を示した。
【0040】
【試験例4】創傷治癒経験 実施例3の作業中に、たまたま指を刃物で怪我した者が
傷口を蒸煮溜液で洗ったところ出血もすぐに止まり、し
みることもなく翌日には傷口もわからないほどきれいに
なっていた。試験例1のとおりビデンス・ピローサには
抗炎症作用が証明されたうえ、タンニン成分による収斂
作用や静菌ないし殺菌作用も考えられ、また傷の回復が
速かったのは皮膚末梢の血行促進作用もあるのではない
かと考えられる。
【0041】
【試験例5】メラニン合成阻害作用 製造例1のビデンス・ピローサ熱水抽出物と製造例4の
ビデンス・ピローサのメタノール抽出物につきメラニン
合成阻害活性を比較した。方法はメラニン色素高産生株
B16 10F7を、10%FBS入りのダルベッコ培
地改イーグル培地に100U/mLのペニシリンと10
0μg/mLのストレプトマイシンを加えた培地に、細
胞数2X10/well,5%二酸化炭素インキュベ
ーター使用で37℃の条件で培養した。3日間培養後
に、鏡検により評価したところ、メタノール抽出液が1
6〜32μg/mL、水抽出液が63μg/mLの濃度
でメラニン産生の阻害活性が認められた。
【0042】
【試験例6】美肌作用 実施例1の化粧水、実施例3の乳液、比較例1の従来の
化粧水および比較例2の従来の乳液を用いて、肌荒れに
悩む女性20人(21〜50才)を対象に1ヵ月間の使
用試験を行った。使用後、肌荒れの改善効果をアンケー
トにより判定した。その結果を表1に示した。すなわち
ビデンス・ピローサの抽出物を含有することを特徴とす
る化粧品は優れた美肌作用を示した。
【0043】
【表1】
【0044】
【試験例7】抜け毛防止作用 実施例9のヘアートニック、比較例3の従来のヘアート
ニックを用いて、抜け毛に悩む男性20人(30〜55
才)を対象に3ヵ月間の使用試験(9月〜11月)を行
った。ヘアートニックは朝・晩2回使用し、洗髪時の抜
け毛数を測定して判定した。その結果を表2に示した。
すなわち、ビデンス・ピローサの抽出物を含有すること
を特徴とするヘアートニックは優れた抜け毛防止作用
(養毛作用)を示した。
【0045】
【表2】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月29日(2000.5.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項13
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項14
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】ビデンス・ピローサの抽出物は組成物の全
重量に対し、乾燥物の場合は0.0001〜50.0
量%が望ましく、乾燥させない場合は組成物の全重量に
対して0.001〜100重量%含まれることが望まし
い。さらに望ましくは乾燥物の場合は0.001〜6.
0重量%、乾燥させない場合は0.05〜50重量%用
いるのが良い。最も望ましくは乾燥物の場合は0.01
〜3.0重量%、乾燥させない場合は0.1〜10重量
%の範囲で用いるのが良い。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月1日(2000.12.
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】本発明に使用されるセンダングサ属植物
は、特願平11−372564に詳述したが、学名では
Bidens属と言われる一群の植物である。種類も多岐に亘
り互いに交配するので変種も多く、植物学上も混乱が見
られ、学名、和名、漢名、の対応も交錯していて同定す
ることは極めて困難であるが、本発明で用いられるセン
ダングサ属植物は以下に掲げるこれらのものを包含す
る。Bidens pilosa L.(コセンダングサ、コシロノセンダ
ングサ、咸豊草)Bidens pilosa L.var.minor (Blume) Sherff(シロバ
ナセンダングサ、シロノセンダングサ、コシロノセンダ
ングサ、コセンダングサ、咸豊草)Bidens pilosa L.var.bisetosa Ohtani et S.Suzu
ki(アワユキセンダングサ)Bidens pilosa L.f.decumbens Scherff (ハイアワ
ユキセンダングサ)Bidens pilosa L.var.radiata Scherff (タチアワ
ユキセンダングサ、ハイアワユキセンダングサを含むこ
ともある)Bidens pilosa L.var.radiata Schultz Bipontinu
s (シロノセンダングサ、オオバナノセンダングサ)Bidens biternata Lour.Merrill et Sherff(セン
ダングサ)Bidens bipinnata L.(コバノセンダングサ、センダ
ングサ)Bidens cernua L.(ヤナギタウコギ)Bidens frndosa L.(アメリカセンダングサ、セイタ
カタウコギ)Bidens parviflora Willd (ホソバノセンダングサ)Bidens radiata Thuill.var. pinnatifida (Turcz.)
Kitamura(エゾノタウコギ)Bidens tripartita L.(タウコギ) この植物は中国・台湾では主に咸豊草と呼ばれるが異名
も多く、同治草、鬼針草、三葉鬼針草、三葉刺針草、刺
針草、婆婆針草、白花婆婆針、蝦箝草、符因草、符因
頭、赤査某、金盞銀盤、含風草、南風草、蝦公鋏、羞査
某仔等の名があり、それぞれがどの学名に相当するのか
は明らかでない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】花はキク科特有の形で、白色または黄色の
丸みのある花弁のような舌状花が数個、中央には黄褐色
の管状花が多数集合している。中には舌状花を欠くもの
もある。茎は四角で薄紫に着色した節がある。3つまた
は5つに羽状に分かれた葉には柄があり、縁にはぎざぎ
ざがあって対生しているものが多い。日本では本州の暖
地以南で見られ、台湾、中国ないし世界の熱帯各地に分
布し、草丈は25cm〜約1mにもなり、通常一年草である
が温暖な気候条件に恵まれると越冬し、花は一年中次々
と咲く。動物や人の衣服に付いて運ばれる黒褐色の種子
の上部に逆棘のある針があり、針の数も交配のため一定
しないものが多い。中国では鬼針草属と呼ばれている。 以上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 17/14 A61P 17/14 Fターム(参考) 4C083 AA082 AA111 AA112 AA122 AB232 AB242 AB312 AB352 AB432 AB442 AC022 AC072 AC102 AC122 AC182 AC242 AC302 AC352 AC392 AC432 AC442 AC482 AC542 AC582 AC842 AD092 AD112 AD272 AD352 AD512 AD532 CC04 CC05 CC07 CC12 CC25 CC32 DD27 DD31 DD41 EE16 4C088 AB26 AC01 BA08 BA09 BA10 MA17 MA22 MA27 MA28 MA63 ZA92 ZB11

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センダングサ属植物またはその抽出物を含
    有することを特徴とする化粧品。
  2. 【請求項2】センダングサ属植物またはその抽出物を含
    有することを特徴とする化粧品が請求項1記載の美肌
    剤。
  3. 【請求項3】センダングサ属植物またはその抽出物を含
    有することを特徴とする化粧品が請求項1記載の美白
    剤。
  4. 【請求項4】センダングサ属植物またはその抽出物を含
    有することを特徴とする化粧品が請求項1記載の抜け毛
    防止剤。
  5. 【請求項5】センダングサ属植物がビデンス・ピローサ
    である請求項1記載の化粧品。
  6. 【請求項6】センダングサ属植物がビデンス・ピローサ
    である請求項2記載の美肌剤。
  7. 【請求項7】センダングサ属植物がビデンス・ピローサ
    である請求項3記載の美白剤。
  8. 【請求項8】センダングサ属植物がビデンス・ピローサ
    である請求項4記載の抜け毛防止剤。
  9. 【請求項9】化粧品が化粧水、クリーム、乳液、軟膏、
    ゲル剤、パック剤、ファンデーション、ヘアクリーム、
    ヘアトニック、または浴用剤から選ばれた1種である請
    求項1および5記載の化粧品。
  10. 【請求項10】化粧品が化粧水、クリーム、乳液、軟
    膏、ゲル剤、パック剤、ファンデーション、または浴用
    剤から選ばれた1種である請求項2および6記載の美肌
    剤。
  11. 【請求項11】化粧品が化粧水、クリーム、乳液、軟
    膏、ゲル剤、パック剤、ファンデーション、または浴用
    剤から選ばれた1種である請求項3および7記載の美白
    剤。
  12. 【請求項12】化粧品がクリーム、乳液、軟膏、ゲル
    剤、ヘアクリーム、ヘアトニックまたはシャンプーから
    選ばれた1種である請求項4および8記載の抜け毛防止
    剤。
  13. 【請求項13】ビデンス・ピローサの抽出物(乾燥物と
    して)が、組成物の全重量に対して0.0001〜1
    0.0重量%含まれることを特徴とする請求項1から請
    求項12記載の化粧品。
  14. 【請求項14】ビデンス・ピローサの抽出物(乾燥させ
    ない場合)が、組成物の全重量に対して0.01〜10
    0重量%含まれることを特徴とする請求項1から請求項
    12記載の化粧品。
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