JP2002114400A - インクジェット装置 - Google Patents

インクジェット装置

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JP2002114400A
JP2002114400A JP2000312586A JP2000312586A JP2002114400A JP 2002114400 A JP2002114400 A JP 2002114400A JP 2000312586 A JP2000312586 A JP 2000312586A JP 2000312586 A JP2000312586 A JP 2000312586A JP 2002114400 A JP2002114400 A JP 2002114400A
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JP
Japan
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press roller
roller holder
ink jet
connecting member
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000312586A
Other languages
English (en)
Inventor
Masutaka Mitsuyoshi
加能 三吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プレスローラホルダの組立作業を簡略化するこ
とが可能なインクジェット装置を提供する。 【解決手段】フィードローラ7に用紙を押圧する複数の
プレスローラ4を支持するための複数のプレスローラホ
ルダ1と、複数のプレスローラホルダ1と一体的に形成
され、複数のプレスローラホルダ1を互いに連結するた
めの弾性を有する連結部材3とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インクジェット
装置に関し、より特定的には、プレスローラを用紙に押
圧して排紙を行う、インクジェット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタやプロッター、複写機な
どのインクジェット装置が知られている。このような従
来のインクジェット装置は、プレスローラを用紙に押圧
して排紙を行う機構を備えている。
【0003】図4は、プレスローラホルダ部分の従来の
構成を示した分解斜視図である。まず、プレスローラホ
ルダ部分の従来の構成について図4を参照して説明す
る。4つのプレスローラホルダ101には、それぞれ用
紙押さえ部材102が一体的に形成されている。また、
各プレスローラホルダ101の所定位置には、2つのプ
レスローラ103が装着される。また、プレスローラホ
ルダ101は、バネ部材104によって、それぞれキャ
リヤフレーム105の所定位置に取り付けられる。一
方、フィードローラ106は、キャリヤフレーム105
の所定位置に取り付けられている。
【0004】図5は、従来のプレスローラホルダ部分を
キャリヤフレームに取り付けた状態を示した上面図であ
る。図5を参照して、プレスローラホルダ101は、プ
レスローラ103が用紙をフィードローラ106に押圧
するように、軸部107を支点として、バネ部材104
(図4参照)によって、個別にキャリヤフレーム105
の所定位置に取り付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
では、複数(4つ)のプレスローラホルダ101をそれ
ぞれ個別にキャリヤフレーム105に装着していた。そ
のため、プレスローラホルダ部分の部品点数が多くな
り、その結果、組立作業が面倒であるという問題点があ
った。
【0006】なお、従来では、部品点数を削減し、組立
作業を容易にする技術が種々提案されている。たとえ
ば、特開昭62−299374号公報には、プリンタの
プラテンとガイドシャフトとを一体化した構造が開示さ
れている。また、特開平2−93135号公報には、プ
リンタのシャフト類およびブロックなどの複数の部品に
荷重をかける複数のバネ部材を一体化した、板状バネ部
材構造が開示されている。さらに、特公平2−3330
9号公報には、プリンタのサイドフレーム、ベースおよ
びペーパーガイドを一体化してメインフレームを形成し
た構造が開示されている。
【0007】しかし、これらの提案された構造では、用
紙を押圧するプレスローラを支持するプレスローラホル
ダの部品点数は削減されていない。その結果、プレスロ
ーラホルダの組立作業が複雑で面倒であるという問題点
があった。
【0008】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、この発明の一つの目的は、
プレスローラホルダの組立作業を簡略化することが可能
なインクジェット装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1におけるインク
ジェット装置は、フィードローラに用紙を押圧する複数
のプレスローラを支持するための複数のプレスローラホ
ルダと、複数のプレスローラホルダと一体的に形成さ
れ、複数のプレスローラホルダを互いに連結するための
弾性を有する連結部材とを備えている。
【0010】請求項1では、上記のように、複数のプレ
スローラホルダを一体的に形成することによって、部品
点数を削減することができる。その結果、組み立て作業
を簡略化することができる。また、連結部材が弾力性を
有することによって、プレスローラホルダが弾力性を有
しない連結部材により連結された場合に生じる以下のよ
うな不都合を防止することが可能となる。すなわち、連
結部材が弾力性を有しない場合には、ハガキや封筒など
の一般紙より小さなサイズの用紙に印刷する場合に、用
紙の通過しない部分のプレスローラホルダが浮き上が
る。このため、用紙がその浮いた部分に向かって斜行
し、その結果、印字が乱れるなど、印字品質に悪影響を
及ぼす。請求項1では、連結部材を弾力性を有するよう
に構成することにより、各プレスローラホルダが個別に
ねじれ方向に動くことが可能となる。これにより、上記
の場合に、用紙の通過しない部分のプレスローラホルダ
が浮き上がるのを有効に防止することができる。その結
果、用紙の斜行などの不都合を解消することができる。
【0011】請求項2におけるインクジェット装置で
は、請求項1の構成において、複数のプレスローラホル
ダは、個別にねじれ方向に動くことが可能なように連結
部材によって連結されている。
【0012】請求項2では、上記のように、プレスロー
ラホルダを個別にねじれ方向に動くことが可能なように
連結部材により連結することによって、プレスローラホ
ルダをねじれ方向に動くことが困難な弾力性の少ない連
結部材により連結する場合に生じる不都合を防止するこ
とができる。すなわち、ハガキや封筒などの一般紙より
小さなサイズの用紙に印刷する場合に、用紙の通過しな
い部分のプレスローラホルダが浮き上がるのを有効に防
止することができる。その結果、用紙が浮いた部分に向
かって斜行するのを防止することができ、そのため、印
字が乱れるなど、印字品質に悪影響を及ぼすこともな
い。
【0013】請求項3におけるインクジェット装置は、
請求項1または2の構成において、連結部材は、プレス
ローラホルダの支点とほぼ同一線上および支点より後方
のいずれかに設けられている。
【0014】請求項3では、上記のように、プレスロー
ラホルダの連結部材を、プレスローラホルダの支点とほ
ぼ同一線上および支点より後方のいずれかに設けること
によって、プレスローラホルダは個別にねじれ方向に動
くことが可能となる。これにより、プレスローラホルダ
をねじれ方向に動くことが困難な弾力性の少ない連結部
材により連結する場合に生じる不都合を防止することが
できる。すなわち、ハガキや封筒などの一般紙より小さ
なサイズの用紙に印刷する場合に、用紙の通過しない部
分のプレスローラホルダが浮き上がるのを有効に防止す
ることができる。その結果、用紙が浮いた部分に向かっ
て斜行するのを防止することができ、そのため、印字が
乱れるなど、印字品質に悪影響を及ぼすこともない。
【0015】請求項4におけるインクジェット装置で
は、請求項1〜3の構成において、プレスローラホルダ
には、用紙押さえ部材が一体的に形成されている。
【0016】請求項4では、上記のように、プレスロー
ラホルダに用紙押さえ部材を一体的に形成することによ
って、部品点数を削減することができる。その結果、用
紙押さえ部材の取り付け工程を削減することができると
ともに、組立作業を簡略化することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態によるインクジェットプリンタのプレスローラホ
ルダ部分の構成を示した分解斜視図である。
【0019】まず、図1を参照して、第1実施形態によ
るプレスローラホルダ部分の構成について説明する。こ
の第1実施形態では、プレスローラホルダ1に、用紙押
さえ部材2が一体的に形成されている。また、各プレス
ローラホルダ1の所定位置には、プレスローラ4が装着
されている。プレスローラホルダ1は、バネ部材5によ
って、キャリヤフレーム6の所定位置に取り付けられて
いる。一方、フィードローラ7はキャリヤフレーム6の
所定位置に装着されている。
【0020】図2は、本発明の第1実施形態によるイン
クジェットプリンタのプレスローラホルダ部分をキャリ
ヤフレームに取り付けた状態を示した上面図である。図
2を参照して、プレスローラホルダ1は、軸部8を支点
として、キャリヤフレーム6に装着されたバネ部材5
(図1参照)によって、プレスローラ4が用紙をフィー
ドローラ7に押圧するように付勢される。
【0021】ここで、第1実施形態では、プレスローラ
ホルダ1はそれぞれ連結部材3によって連結されてい
る。この連結部材3は、樹脂(たとえばPOM樹脂)を
用いて形成されているとともに、プレスローラホルダ1
と一体的に形成されている。また、連結部材3は、軸部
8より後方に設けられている。この連結部材3の厚み
は、プレスローラホルダ1の厚み(具体的には、2.4
mm程度)の1/3以下(具体的には、0.7mm程
度)である。
【0022】第1実施形態によるインクジェットプリン
タでは、上記のように、プレスローラホルダ1を連結部
材3によって互いに連結することによって、部品点数を
削減することができる。その結果、組立作業を簡略化す
ることができる。
【0023】また、第1実施形態では、上記したよう
に、連結部材3をPOM樹脂を用いて成形し、連結部材
3の厚みをプレスローラホルダ1の厚みの1/3以下に
することによって、連結部材3に弾力性を持たせること
ができる。また、連結部材3を軸部8より後方に設け
る。これらの構成により、各プレスローラホルダ1は、
軸部8を支点として、個別にねじれ方向に動くことが可
能となる。これによって、プレスローラホルダ1をねじ
れ方向に動くことが困難な弾力性の少ない連結部材によ
り連結する場合に生じる不都合を防止することができ
る。すなわち、連結部材3が弾力性を有しない場合に
は、ハガキや封筒などの一般紙より小さなサイズの用紙
に印刷する場合に、用紙の通過しない部分のプレスロー
ラホルダ1が浮き上がる。このため、用紙がその浮いた
部分に向かって斜行し、その結果、印字が乱れるなど、
印字品質に悪影響を及ぼす。第1実施形態では、連結部
材3を弾力性を有するように構成し、また、連結部材3
を軸部8より後方に設けることにより、各プレスローラ
ホルダ1がねじれ方向に動くことが可能となる。これに
より、上記の場合に、用紙の通過しない部分のプレスロ
ーラホルダ1が浮き上がるのを有効に防止することがで
きる。その結果、用紙の斜行などの不都合を解消するこ
とができる。
【0024】(第2実施形態)図3は、本発明の第2実
施形態によるインクジェットプリンタのプレスローラホ
ルダ部分をキャリヤフレームに取り付けた状態を示した
上面図である。
【0025】図3を参照して、第2実施形態によるプレ
スローラホルダ部分の構成について説明する。第2実施
形態では、プレスローラホルダ1は、連結部材13によ
って互いに連結されている。連結部材13は、樹脂(た
とえばPOM樹脂)を用いて形成されているとともに、
プレスローラホルダ1と一体的に形成されている。この
連結部材13は、弾力性のある細い円柱形状を有すると
ともに、プレスローラホルダ1の支点となる軸部8のほ
ぼ延長線上に設けられている。すなわち、第2実施形態
の連結部材13は、プレスローラホルダ1の支点とほぼ
同一線上に設けられている。なお、第2実施形態におけ
るプレスローラホルダ1の連結部材13以外の部分の構
成は、第1実施形態と同様である。
【0026】第2実施形態では、上記のように、プレス
ローラホルダ1を連結部材13によって互いに連結する
ことによって、第1実施形態と同様、部品点数を削減す
ることができる。その結果、組立作業を簡略化すること
ができる。
【0027】また、第2実施形態では、上記のように、
軸部8の延長線上に弾力性のある連結部材13を設ける
ことによって、プレスローラホルダ1を、第1実施形態
と同様に、個別にねじれ方向に動くようにすることがき
る。その結果、第2実施形態においても、第1実施形態
と同様、ハガキや封筒などの一般紙より小さなサイズの
用紙に印刷する場合に、用紙の通過しない部分のプレス
ローラホルダ1が浮き上がるのを有効に防止することが
できる。その結果、用紙が浮いた部分に向かって斜行す
るのを防止することができ、そのため、印字が乱れるな
ど、印字品質に悪影響を及ぼすこともない。
【0028】なお、今回開示された実施形態は、すべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明
ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請
求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が
含まれる。
【0029】たとえば、上記した第1および第2実施形
態では、連結部材3および13をPOM樹脂を用いて形
成したが、本発明はこれに限らず、POM樹脂以外の他
の樹脂材料を用いた場合にも、同様の効果を得ることが
できる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、プレス
ローラホルダの組立作業を簡略化することが可能なイン
クジェット装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるプレスローラホル
ダ部分の構成を示した分解斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態によるプレスローラホル
ダ部分をキャリヤフレームに取り付けた状態を示した上
面図である。
【図3】本発明の第2実施形態によるプレスローラホル
ダ部分をキャリヤフレームに取り付けた状態を示した上
面図である。
【図4】従来のプレスローラホルダ部分の構成を示した
分解斜視図である。
【図5】従来のプレスローラホルダ部分をキャリヤフレ
ームに取り付けた状態を示した上面図である。
【符号の説明】
1 プレスローラホルダ 2 用紙押さえ部材 3、13 連結部材 4 プレスローラ 5 バネ部材 7 フィードローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィードローラに用紙を押圧する複数の
    プレスローラを支持するための複数のプレスローラホル
    ダと、 前記複数のプレスローラホルダと一体的に形成され、前
    記複数のプレスローラホルダを互いに連結するための弾
    性を有する連結部材とを備えた、インクジェット装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のプレスローラホルダは、個別
    にねじれ方向に動くことが可能なように、前記連結部材
    によって連結されている、請求項1に記載のインクジェ
    ット装置。
  3. 【請求項3】 前記連結部材は、前記プレスローラホル
    ダの支点とほぼ同一線上および前記支点より後方のいず
    れかに設けられている、請求項1または2に記載のイン
    クジェット装置。
  4. 【請求項4】 前記プレスローラホルダには、用紙押さ
    え部材が一体的に形成されている、請求項1〜3のいず
    れか1項に記載のインクジェット装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005030625A1 (ja) * 2003-09-10 2005-04-07 Sharp Kabushiki Kaisha インクジェットプリンタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005030625A1 (ja) * 2003-09-10 2005-04-07 Sharp Kabushiki Kaisha インクジェットプリンタ
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