JP2002113298A - アイロン台着接プレス装置 - Google Patents

アイロン台着接プレス装置

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JP2002113298A
JP2002113298A JP2000310575A JP2000310575A JP2002113298A JP 2002113298 A JP2002113298 A JP 2002113298A JP 2000310575 A JP2000310575 A JP 2000310575A JP 2000310575 A JP2000310575 A JP 2000310575A JP 2002113298 A JP2002113298 A JP 2002113298A
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iron
finishing
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support
support arm
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JP2000310575A
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English (en)
Inventor
Masaki Kimura
村 正 樹 木
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ASAHI SENI KIHAN KK
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ASAHI SENI KIHAN KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】アイロン仕上げ台の基台に沿って仕上げ台の下
部にプレス装置の支持基枠を挿入することにより、アイ
ロン仕上げ台の基台とプレス装置の基台を重合させ、ア
イロン台の側部にプレス装置をできるプレス装置を提供
することにより、プレス機による仕上げとアイロン仕上
げを適宜組み合わせて行なうことができるようすること
を目的とする。 【解決手段】アイロン仕上げ台Aの基台に沿って仕上げ
台の下部に挿入される支持基枠1に、同挿入によって仕
上げ台側部に着接するプレスフレームを設け、プレスフ
レームの上端部に上ゴテ支持腕3、その下部に下ゴテ支
持腕4を、それぞれ回動可能に支持する回動支点51を
設定すると共に、各支持腕に回動駆動機構を設備して、
仕上げ台にプレスフレームを着接して下ゴテ支持腕の回
動駆動により下ゴテ41を仕上げ台上に下降させ、上ゴテ
支持腕の回動駆動により下ゴテに対する上ゴテ31の接離
作動を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイロン加工時
に、必要に応じてアイロン仕上げ台の側部にプレス装置
を着接してプレス加工を併用することができるようにし
たアイロン台着接プレス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、婦人被服の縫製仕上げやクリーニ
ングの仕上げセット作業は、大部分をアイロンによって
行い、一部分をプレス作業によって行なうのみであっ
た。
【0003】プレス機による仕上げは、比較的技術力の
ない作業員でも迅速且つ画一的に処理できるのに対し、
アイロン仕上げの場合は作業員の技術力によって仕上げ
に差が生じるため熟練を要するが、そこに技術力が発揮
されるので微妙な細部の最終仕上げはアイロンによるべ
きものとされている。
【0004】このようなアイロン仕上げを行っている際
に、プレス加工を併用しようとする場合には、アイロン
台とほぼ同一、若しくはそれ以上の設置スペースを必要
とするプレス装置をアイロン台の側に設置するか、プレ
ス装置の設置してある場所に加工品を持ち運んで作業し
なければならなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アイロ
ン台の側にアイロン台とほぼ同一の設置スペースを必要
とするプレス装置を設置するには倍のスペースが必要と
なり、しかも、両機器の間に加工品を往復移動しなけれ
ばならないため、作業能率の低下を避けられないという
問題があった。
【0006】更に、アイロン仕上げ台の設置場所とプレ
ス装置の設置場所が離れている場合には、プレス加工と
アイロン仕上げを適宜組み合わせて行なうことは、プレ
ス装置が比較的大型なものである関係上、作業スペー
ス、作業員の移動関係から適切な対応が不可能であり、
プレス装置かアイロンかどちらかに偏らざるを得ないこ
ととなっている。
【0007】更に、クリーニングにおいては、ドライク
リーニング溶剤(フロン系、塩素系、石油系)が環境規
制によりその使用が厳しく制限され、水洗いに主眼が置
かれることになり、アイロン仕上げだけでは対応できず
プレス仕上げを重視せざるを得ないこととなって、プレ
ス装置による仕上げとアイロン仕上げを適宜組み合わせ
る必要が大きくなっている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題に
対応するもので、アイロン仕上げ台の側部にプレス装置
を着接することにより、アイロン仕上げ台上でプレス加
工が行えるようにしてプレス装置による仕上げとアイロ
ン仕上げを適宜組み合わせて行なうことができるように
したものである。
【0009】すなわち、アイロン仕上げ台にプレス装置
を着接するには、アイロン仕上げ台の基台とプレス装置
の基台を重合させなければならない。本発明はアイロン
仕上げ台の基台に沿って仕上げ台の下部に挿入される支
持基枠をプレス装置の基台とし、支持基枠が仕上げ台の
下部に挿入されることによって両装置の基台が重合され
るようにした。
【0010】更に、支持基枠に設けたプレスフレーム
が、挿入によって仕上げ台側部に着接するようにし、プ
レスフレームの上端部に上ゴテ支持腕、その下部に下ゴ
テ支持腕を、それぞれ回動可能に支持する回動支点を設
定すると共に、各支持腕の後端部に回動駆動機構を設備
して、仕上げ台にプレスフレームを着接して下ゴテ支持
腕の回動駆動により下ゴテを仕上げ台上に下降させ、上
ゴテ支持腕の回動駆動により下ゴテに対する上ゴテの接
離作動を行うようにしてアイロン仕上げ台がそのままプ
レス装置の基台となるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の態様】以下、図面に従って本発明の実施
例を説明する。1は支持基枠で、アイロン仕上げ台Aの
基台Bに沿って、コの字形或いはカネの手に屈曲して上
部構造を据え付け床面に安定支持できるように構成さ
れ、接面には移動を容易にするためのキャスター11が装
着接されている。
【0012】すなわち、コの字形の場合は両側の挿入脚
12、12の中央部に仕上げ台の基台Bを挟み込むように嵌
合して支持基枠1が仕上げ台Aの下部に挿入され、挿入
脚12、12を連結する構造脚13上に設けられたプレスフレ
ーム2の支柱21、21が仕上げ台Aの一側に着合する。カ
ネの手の場合は、挿入脚12と構造脚13が基台Bの2側辺
に沿って基台Bを挟む形になる。
【0013】プレスフレーム2の支柱21、21の上端部に
は上ゴテ支持腕3、その下部に下ゴテ支持腕4を、それ
ぞれ回動可能に支持する回動支点5が設定され、各支持
腕の後端部にはシリンダー6による回動駆動機構が設備
されている。
【0014】回動支持腕3、4の形態は図1に示すよう
に支持腕4の後部を二股に構成し、上部の尾端44と支柱
21に設けた支着部22の間にシリンダー機構61を設備し、
下部の尾端45と上ゴテ支持腕3の尾端32の間にシリンダ
ー機構62を設備する。
【0015】或いは、図2に示すように回動支持腕4の
中間点に上ゴテ支持腕3の支着部46を設け、その後部側
に支柱21との回動支点51、前部側に上ゴテ支持腕3のシ
リンダー機構62の支着部47を設けて、回動支持腕4の尾
端48と支柱21に設けた支着部22の間にシリンダー機構61
を設備し、前記支着部47と上ゴテ支持腕3の中間点に設
けた支着部33の間にシリンダー機構62を設備する。
【0016】そこで、支持基枠1上に構成された本発明
によるプレス装置をキャスター11により移動し、挿入脚
12、12の間にアイロン仕上げ台Aの基台Bを挟み込むよ
うにして支持基枠1をアイロン仕上げ台Aの下部に挿入
し、プレスフレーム2の支柱21、21を仕上げ台Aの一側
に着合する。
【0017】次いでシリンダー61を伸長作動させると、
下ゴテ支持腕4がアイロン仕上げ台A上に下降して下ゴ
テ41が仕上げ台A上に設定される。
【0018】下ゴテ41は、上ゴテ31の形状に対応した形
状により内部が空洞に構成され、上面に複数の通孔42、
42、・・が設けられ、底面43はアイロン台本体に内蔵さ
れるバキュウム機構Cと連絡し、仕上げ台Aのバキュウ
ム機構のファンCを作動させることにより、底面43から
通孔42、42、・・を通じて下ゴテ41に吸気バキューム作
動或いはファンCの切替え作動によりエアーの吹き上げ
作動を与える。
【0019】底面43とアイロン台本体に内蔵されるバキ
ュウム機構Cとの連絡は、仕上げ台A上に着脱可能に構
成した蓋体を介してバキュウム経路に連結する連結孔A1
を設けても良いし、底面43の部分を除いて仕上げ台面を
被覆するカバー体によって吸気を底面43に集中させるよ
うにしても良い。また、プレス装置にバキュウム装置を
取り付けておいても良い。
【0020】上ゴテ3は、図示では直方体に形成されて
いるが、作業環境に対応した適宜形状により内部を空洞
に構成するもので、上半部はスチームが直接充填される
加熱チャンバー34、下半部はスチーム噴射室35となって
おり、スチーム噴射室35の底面には複数の通孔36、36、
・・が設けられ、この通孔36、36、・・を通じてスチー
ム噴射が行なわれるようになっている。
【0021】加熱チャンバー34の側部には、高圧蒸気ス
チーム供給管37が配設され、このスチーム供給管37に供
給されるスチームはチーズ38によって二分されて一方は
電磁弁39を介して支管30が加熱チャンバー34を貫通して
スチーム噴射室35に連絡し、他方が加熱チャンバー34に
供給されるようになっている。
【0022】シリンダー機構による各回動支持腕の駆動
や開閉作動、スチーム供給管37の作動、電磁弁39の操作
等は、アイロン台本体Aに設けられた操作機構に予め組
み込んでフットペダルFの踏込み操作によって行なえる
ようにする。
【0023】アイロン仕上げ台Aによって作業する場合
には、ファンCの駆動によりボード面にエアー作動を用
いることはできるが、スチームブローは全て手作業によ
るアイロンによって行なわれることになるので、アイロ
ン台Aのみによって作業する場合には、手作業による作
業スピードしか得ることができない。
【0024】そこで、本発明によるプレス装置を着接す
ることにより、適合部分についてスチームブローとバキ
ューム作動を上下のコテによって一挙に行なって作業ス
ピードを挙げ、必要な部分についてのみ、同一アイロン
台において手作業によるアイロン加工を行なうことがで
きるものである。
【0025】以上のように構成された本発明によるプレ
ス装置を使用する場合には、先ず、エアー切替え弁7の
スイッチを入力してシリンダー61を伸長作動させ、下ゴ
テ支持腕4をアイロン仕上げ台A上に下降させ下ゴテ41
を仕上げ台A上に設定し、下ゴテ41にプレス加工品を被
着し、アイロン台AのフットペダルFを操作してバキュ
ームファンCを作動させると底面43から通孔42、42、・
・を通じて下ゴテ41に吸気バキューム作動による負圧が
発生し、その吸引力によってプレス加工品は通孔42、4
2、・・を通じて下ゴテ41上に吸着固定される。
【0026】次いで、フットペダルFを操作してシリン
ダー62により上ゴテ31を上ゴテ支持腕3の操作によって
下ゴテ41上に下降させると共に、電磁弁39を操作して通
孔36、36、・・・・を通じてスチーム噴射を行ない、一
挙に加工品のスチームブローと加圧を行なう。
【0027】すなわち、下ゴテ41上にプレス加工品が圧
着されると、電磁弁39が働いてスチーム噴射が自動的に
行なわれ、タイムアップにより停止し、フットペダルF
を操作してバキュームファンCをエアー吹き上げに切替
えて、プレス加工部のスチームを抜くとともに加工部の
冷却が行われ、上ゴテ2が上昇してプレス加工品を取り
出して工程を終わる。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるアイロン台と、これに着
接されたアイロン台着接プレス装置の一例を示す要部を
切欠断面とした全体側面図
【図2】本発明の他の実施例によるアイロン台と、これ
に着接されたアイロン台着接プレス装置の一例を示す要
部を切欠断面とした全体側面図
【図3】同じく、アイロン仕上げ台の基台と、これに沿
って仕上げ台の下部に挿入される着接プレス装置の支持
基枠との関係を示す支持基枠部分とアイロン仕上げ台の
平面図
【図4】同じく、上ゴテの内部構造を示す側部を断面と
した上ゴテの全体拡大斜視図
【図5】同じく、下ゴテの内部構造を示す縦断側面図
【符号の説明】
1 支持基枠 11 キャスター 12 支持基枠の挿入脚 13 支持基枠の構造脚 14 上ゴテの駆動アームに対する着装部 15 上ゴテの排出管 2 プレスフレーム 21 支持基枠の構造支柱 22 回動支持腕と構造支柱との支着片 3 上ゴテ支持腕 30 支管 31 上ゴテ 32 上ゴテ支持腕の尾端 33 上ゴテ支持腕側の回動シリンダー支着部 34 加熱チャンバー 35 スチーム噴射室 36 スチーム噴射室底面の複数の通孔 37 スチーム供給管 38 チーズ 39 スチーム供給電磁弁 4 下ゴテ支持腕 41 下ゴテ 42 下ゴテ上面の複数の通孔 43 下ゴテの底面 44 二股支持腕上部側の尾端 45 二股支持腕下部側の尾端 46 上ゴテ支持腕の支着部 47 上ゴテ支持腕回動シリンダー機構の支着部 48 回動支持腕の尾端 5 回動支点 51 回動支持腕の回動支点 61 上ゴテ支持腕回動シリンダー機構 62 下ゴテ支持腕回動シリンダー機構 7 エアー切替え弁 A アイロン仕上げ台 A1 バキューム連結孔 B アイロン仕上げ台の基台 C バキュームファン F フットペダル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイロン仕上げ台の基台に沿って仕上げ
    台の下部に挿入される支持基枠に、同挿入によって仕上
    げ台側部に着接するプレスフレームを設け、プレスフレ
    ームの上端部に上ゴテ支持腕、その下部に下ゴテ支持腕
    を、それぞれ回動可能に支持する回動支点を設定すると
    共に、各支持腕に回動駆動機構を設備して、仕上げ台に
    プレスフレームを着接して下ゴテ支持腕の回動駆動によ
    り下ゴテを仕上げ台上に下降させ、上ゴテ支持腕の回動
    駆動により下ゴテに対する上ゴテの接離作動を行うよう
    にしたことを特徴とするアイロン台着接プレス装置
JP2000310575A 2000-10-11 2000-10-11 アイロン台着接プレス装置 Withdrawn JP2002113298A (ja)

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Effective date: 20080108