JP2002113228A - 遊技機用灰皿 - Google Patents

遊技機用灰皿

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JP2002113228A
JP2002113228A JP2000312185A JP2000312185A JP2002113228A JP 2002113228 A JP2002113228 A JP 2002113228A JP 2000312185 A JP2000312185 A JP 2000312185A JP 2000312185 A JP2000312185 A JP 2000312185A JP 2002113228 A JP2002113228 A JP 2002113228A
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game machine
tray
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Masahiro Matayoshi
正弘 又吉
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Olympia KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煙草の火を完全に消火することが可能となる
遊技機用灰皿を提供することを課題とする。さらに、遊
技機用灰皿が設けられている遊技機をあらゆる遊技者に
とって有効にする遊技機用灰皿を提供することを課題と
する。また、禁煙を推奨する遊技機を設置する店舗(ホ
ール)において、環境管理を容易にする遊技機用灰皿を
提供することを課題とする。さらに、喫煙する遊技者、
及び喫煙しない遊技者が煙草の煙や火等に左右されるこ
となく遊技に集中することができる遊技機用灰皿を提供
することを課題とする。またさらに、従来の遊技機用灰
皿を低コストにて改良することを可能とする遊技機用灰
皿を提供することを課題とする。また、遊技機を設置す
る店舗(ホール)内の衛生面の向上を図る遊技機用灰皿
を提供することを課題とする。 【解決手段】 遊技機1の前面下部に突出して設けら
れ、煙草の灰等を受ける遊技機用灰皿51であって、遊技
機用灰皿51が取り付けられる遊技機1側の位置には、遊
技機1内方へ臨む凹部40が形成されており、遊技機用灰
皿51は凹部40に収容可能であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機やスロ
ットマシン等の遊技機における遊技機用灰皿に関する。
【0002】
【従来の技術】通常パチンコ機やスロットマシン等に代
表される遊技機には、遊技機用灰皿が設けられている。
以下、遊技機をパチンコ機として説明を行う。遊技機を
設置している店舗(ホール)に設置される遊技機は、遊
技機の前面に、遊技機に供給すべき弾球、及び遊技機よ
り賞球として排出された弾球の一部を貯留する上皿と、
上皿に収容しきれなくなった余剰球を貯留するための下
皿とが設けられている。さらに、図15に示すように下
皿208の一側に一体となって遊技機用灰皿251が設
けられている。現在では、上述したような遊技機用灰皿
251が下皿208と一体となり常時使用可能な状態と
なっている遊技機が主流である。
【0003】また、近年では遊技者にも禁煙者又は嫌煙
者が増加しており、喫煙者と禁煙者(嫌煙者も含む)が
隣り合わせになると、煙草の煙が禁煙者及び嫌煙者の鼻
を付き禁煙者は不快感を味わい心地よく遊技を楽しむこ
とができなくなる問題が生じていた。その問題を解決す
るために、遊技機を設置する店舗は、遊技機の設置台に
禁煙コーナーを設けたり、全館禁煙にし喫煙者のために
は特別に喫煙場所を設けるなど工夫をしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなホ
ールに設置されている遊技機は、上述したような下皿2
08と遊技機用灰皿251が一体に成形されているタイ
プの遊技機である。そのため、遊技機用灰皿251を利
用しない場合は、この遊技機用灰皿251のスペースユ
ーティリティが悪くなり、遊技機用灰皿251の存在が
無益なものとなってしまうといった問題が生じる。
【0005】さらに、禁煙を推奨するホールで遊技機用
灰皿251が常時使用可能な状態で設置されていると喫
煙者が誤って喫煙しながら遊技をしてしまい、ホール側
の禁煙の管理が難しくなるといった問題も生じる。
【0006】また、喫煙可能であるホールにおいては、
遊技者が喫煙しながら遊技を行う。そして、遊技中に火
のついた煙草の吸い殻を遊技機用灰皿251に捨てる
と、その煙草の火を完全に消さなくてはならず、且つそ
の煙草の火が完全に消えたか否かを確認しなくてはなら
ない。これによって遊技に集中することができないとい
った問題も生じる。
【0007】さらに、従来より使用されている遊技機用
灰皿251は、灰皿の開口が常に開放されているため、
遊技中断時に火のついた煙草の吸い殻を遊技機用灰皿2
51に捨てた場合、火が完全に消えたか否かを確認して
から席を離れないと、遊技機用灰皿251に捨てた吸い
殻には火がついたままとなってしまい火災等の事故が発
生してしまうという恐れもあった。またそれに伴い、火
のついた吸い殻は燃える部分が無くなるまで燃え続け、
火のついた煙草からの煙が濛々と立ちこめホール内の空
気を悪くしてしまうといった問題も生じる。
【0008】また、これらのことを考慮して、遊技機用
灰皿251を無くし、さらにその空いたスペースを有効
利用した受皿を製造するようにしても良いが、遊技機用
灰皿251の有る下皿と遊技機用灰皿251の無い下皿
との2種類の下皿を別々に製造することは金型の製作に
費用がかかってしまうといった問題が生じ製造を実施す
ることは難しい。
【0009】また、遊技機用灰皿251の有る遊技機と
遊技機用灰皿251のないパチンコ機との2種類のパチ
ンコ機があることによりその管理も繁用になるといった
問題も生じる。
【0010】そこで、本発明の課題は、このような従来
の遊技機用灰皿における問題点を解決するためになされ
たもので、遊技機用灰皿が設けられている遊技機をあら
ゆる遊技者にとって有効にする遊技機用灰皿を提供する
ことにある。
【0011】また、本発明の課題は、禁煙を推奨する遊
技機を設置する店舗(ホール)において、環境管理を容
易にする遊技機用灰皿を提供することにある。
【0012】さらに、本発明の課題は、喫煙する遊技
者、及び喫煙しない遊技者が煙草の煙や火等に左右され
ることなく遊技に集中することができる遊技機用灰皿を
提供することにある。
【0013】また、本発明の課題は、火がついたままの
煙草の吸い殻の火を容易な操作で、確実に消火すること
が可能となる遊技機用灰皿を提供することにある。
【0014】さらに、本発明の課題は、従来の遊技機用
灰皿を低コストにて改良することを可能とする遊技機用
灰皿を提供することにある。
【0015】さらに、本発明の課題は、遊技機を設置す
る店舗(ホール)内の衛生面の向上を図る遊技機用灰皿
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明の遊技機用灰皿は、次の手段を採用した。すな
わち本発明は、遊技機の前面下部に突出して設けられ、
煙草の灰等を受ける遊技機用灰皿であって、前記遊技機
用灰皿が取り付けられる前記遊技機側の位置には、前記
遊技機内方へ臨む凹部が形成されており、前記遊技機用
灰皿は前記凹部に収容可能であることを特徴とする。
【0017】本発明の遊技機用灰皿は、前述した必須の
構成要素からなるが、その構成要素が以下のような場合
であっても成立する。その具体的構成要素とは、前記遊
技機用灰皿は一端に開口部を有する皿部からなり、前記
遊技機用灰皿が前記凹部に収容されたとき、前記開口部
は前記凹部の内壁に対面することを特徴とする。
【0018】このことにより、遊技機用灰皿を使用しな
い場合は、遊技機用灰皿を凹部内へ収容し遊技機用灰皿
の分のスペースを空けることができるため、喫煙者であ
る遊技者、及び禁煙者・嫌煙者である遊技者の何れにお
いてもそのスペースを有効に活用することができる。
【0019】さらに、喫煙者用の遊技機と、禁煙者及び
嫌煙者用の遊技機といったように2種類の遊技機を提供
せずとも、一台の遊技機で2種類の機能を果たすことが
できるため、遊技機の利用効率が向上する。
【0020】また、本発明における遊技機用灰皿の前記
開口部は、前記遊技機用灰皿が前記凹部の内方に収容さ
れたとき、該凹部の内壁によって密閉されることを特徴
とする。
【0021】このことにより、喫煙しながら遊技を行う
遊技者は、遊技機用灰皿内部に煙草の吸い殻を入れた
後、煙草の吸い殻の火が消えたか否かを確かめることを
せずとも遊技機用灰皿を凹部内へ収容し密閉することに
より、吸い殻についている火を完全に消火することがで
きる。また、煙草の吸い殻についている火が消えたか否
かを確認することをしなくても良いため、遊技者は遊技
に集中することができる。
【0022】さらに、遊技機用灰皿を凹部内部に収容す
るため煙草の吸い殻に火がついていたとしても、煙が濛
々と立ちこめることはなく、煙草の煙によってホール内
の空気を今までのように汚してしまうことを防ぐことが
できる。
【0023】また、本発明における遊技機用灰皿は、前
記遊技機の内部に収容されたとき、前記遊技機の前面よ
りも内方に位置することを特徴とする。さらに本発明に
おける遊技機用灰皿は、前記遊技機の内方に収納された
とき、該遊技機用灰皿の一側を該遊技機前面と面一にな
ることを特徴とする。
【0024】このことにより、外観を損ねることなく遊
技機用灰皿を使用不能状態とし、その分のスペースを空
けることが可能となる。
【0025】また、本発明における遊技機用灰皿は、前
記遊技機前面より突出した使用位置から該遊技機の内部
に収容される収容位置までの間を前記凹部の内壁に沿っ
て摺動することを特徴とする。このことにより、簡単な
構成で収納可能な遊技機用灰皿を提供することができ
る。
【0026】また、本発明における遊技機用灰皿には回
動軸が設けられ、該回動軸を軸として前記遊技機前面よ
り突出して支持される使用位置から該遊技機の内部に収
納される収容位置までの間を回動することを特徴とす
る。尚、前記回動軸は、前記遊技機前面の縦方向又は前
記遊技機前面の横方向に設けられていることを特徴とす
る。
【0027】このことにより、デザイン性及び機能性の
優れた、様々な形態の遊技機用灰皿を提供することがで
きる。
【0028】また、本発明における遊技機用灰皿の前記
使用位置における前記遊技機用灰皿は、前記遊技機前面
より傾倒することにより前記開口部を開放することを特
徴とする。さらに、本発明における遊技機用灰皿の前記
収容位置における前記遊技機用灰皿は、前記遊技機前面
より傾倒している遊技機用灰皿を起立させることにより
前記開口部を閉鎖することを特徴とする。
【0029】このことにより、遊技機用灰皿を使用する
場合及び遊技機用灰皿を使用しない場合とを容易な操作
で切り換えることができる。
【0030】さらに、本発明における遊技機用灰皿は、
該遊技機用灰皿が前記遊技機の内方に収容された時に前
記遊技機の前方に向かう把持部を備え、この把持部は、
前記遊技機用灰皿の一側面から突出させるか、又は一側
面を窪ませて設けられていることを特徴とする。
【0031】このことにより、遊技機内方に収容された
遊技機用灰皿の出し入れ操作を容易に行うことができ
る。また、遊技機用灰皿の収容形態に応じて把持部を設
けることが可能となる。
【0032】さらに、本発明における遊技機用灰皿は、
該遊技機用灰皿を前記凹部内方側へ押すことにより前記
開口部を閉鎖し、再度、前記遊技機用灰皿を前記凹部内
方側へ押すことにより前記開口部を開放するロック手段
を備えることを特徴とする。
【0033】このことにより、遊技機用灰皿の使用状態
から使用不能状態、又は使用不能状態から使用状態への
切替操作を極めて容易に行うことが出来るようになる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遊技機用灰皿
の具体的な実施態様について図面に基づいて説明する。
【0035】〈第1の実施形態〉まず、本発明の説明を
円滑に行うために、本実施の形態に係る遊技機用灰皿が
取り付けられる遊技機の説明から行う。尚、本説明中の
遊技機はパチンコ機として説明する。図1及び図2に示
すように、本実施の形態における遊技機1は、縦長な方
形状の枠組みにて構成され、遊技機1の設置場所に強固
に固定される外枠2と、その外枠2に一側を保持され、
且つその外枠2に対して開閉自在に設けられた表枠3
と、その表枠3の前面上部に開閉自在に設けられた窓枠
14とを備え、その表枠3には、遊技機1を構成する主
要構成部品のほぼ全てが集約されて設けられている。
【0036】表枠3に設けられる主要構成部品として
は、盤面上が遊技領域とされる遊技盤4と、この遊技盤
4の上部に弾球を打ち出す弾球打出装置5と、この弾球
打出装置5を操作するための操作ハンドル6と、必要に
応じて所定個数の弾球を排出する弾球払出ユニット(図
示せず)と、各種装置の制御を行う制御基盤(図示せ
ず)と、遊技機1に供給すべき弾球、及び遊技機1より
賞球として排出された弾球の一部を貯留する上皿7と、
上皿7に収容しきれなくなった弾球を貯留する下皿8と
が挙げられる。
【0037】また、本実施の形態では遊技機1の側方に
カードユニット装置9が付設されている。このカードユ
ニット装置9は、遊技者に弾球を貸し出すための装置で
あり、カードリーダ(図示せず)等を備えている。尚、
本実施の形態においては、遊技者に弾球を貸し出すため
の装置としてカードユニット装置9を例示したが、例え
ば、紙幣等を挿入して弾球の借り入れが可能な装置であ
っても良い。
【0038】さらに、入賞した際に所定の賞球を払い出
す賞球払出ユニット10は、遊技盤4の裏面側に設けら
れ、弾球を貯留する弾球タンク11と、賞球として排出
される弾球の数を数える賞球処理装置12と、弾球タン
ク11内の弾球を賞球処理装置12に送る賞球整列レー
ル13とを備え、入賞時などには、その入賞に応じた個
数の弾球が賞球処理装置12で計量されて所定個数の弾
球が賞球として上皿7に払い出される。尚、賞球払出ユ
ニット10は、カードユニット制御基盤9aを介してカ
ードユニット装置9に接続されており、カードユニット
装置9からの命令を受けて賞球となるべき弾球を上皿7
に排出することもある。
【0039】また、遊技機1には、表枠3に対して開閉
自在な窓枠14が設けられている。この窓枠14は、遊
技盤4の遊技領域全体をその枠内にほぼ覗き見ることが
できる透視窓15を備える。また、この透視窓15には
ガラス板が取り付けられている。さらに、透視窓15の
外周に沿って装飾LED16、装飾ランプ17、スピー
カー18などが設けられている。この装飾LED16や
装飾ランプ17は、遊技の状態に応じて点灯又は点滅さ
れる。例えば、「大当たり状態」時には点滅を繰り返
し、遊技の雰囲気を盛り上げる。また、スピーカー18
は、遊技の進行状況に応じて各種効果音を発する。
【0040】また、遊技盤4は、前記表枠3の裏面側に
一体的に形成される遊技盤4の収納枠(図示せず)に収
納固定されるべく、ほぼ正方形状の合板により形成され
ている。また、その前面には、弾球打出装置5により打
ち出された弾球の行き先をガイドする円形渦巻き状に形
成されたガイドレール19と、そのガイドレール19に
よって囲まれた領域に釘や風車等の障害物20と、賞球
を払い出させるための媒体となる弾球を受け入れる入賞
装置21が複数設けられている。またさらに、遊技盤4
の最下方には、何れの入賞装置21にも入賞しない弾球
が取り込まれるアウト口22が設けられている。
【0041】さらに、遊技盤4の中央には、種々の図柄
及び情報を遊技の進行状況に合わせて表示する画像表示
装置23が設けられ、この画像表示装置23の直下に画
像表示装置23の表示内容を可変せしめる為のトリガー
となる弾球を受け入れる始動入賞装置24が設けられて
いる。上記した入賞装置21及び始動入賞装置24に弾
球が入ると、所定数の弾球が賞球として払い出される。
【0042】さらにまた、表枠3に設けられる上皿7
は、複数の合成樹脂部材を組み合わせて形成されてお
り、窓枠14の下方に設けられている。また、上皿7の
内部は、若干傾斜面に形成されており、その上流側に、
賞球が払い出される賞球払出口25が設けられている。
また、その下流側には、遊技球供給口26が設けられて
いる。そして、賞球払出口25と遊技球供給口26とを
連結して貯留球整列路27が形成されており、弾球はこ
の貯留球整列路27にて一列に整列され遊技球供給口2
6に供給される。
【0043】また、上皿7の下流側には、開閉自在な覆
いを有する球抜き穴28と、球抜き穴操作レバー29が
設けられている。球抜き穴操作レバー29は左右方向に
操作可能に設けられ、図示しないスプリングの付勢力に
抗して一方向に移動させることにより球抜き穴28の覆
いが外れ、上皿7に貯留されていた賞球を表枠3の裏面
に形成される球抜き通路(図示しない)を流下させて下
皿8へ誘導するものである。
【0044】表枠3の最下部に取り付けられる下皿8は
上皿7と同様に、複数の合成樹脂部材を組み合わせて形
成されており、その内方には余剰球払出口30が設けら
れている。尚、この余剰球払出口30は、表枠3の裏面
に設けられて余剰球迂回通路(図示せず)を介して上皿
7に接続されており、上皿7で確保しきれなかった賞球
はこれら余剰球迂回通路及び余剰球払出口30を介して
下皿8内に排出される。
【0045】尚、下皿8の右側には操作ハンドル6が設
けられている。この操作ハンドル6は、弾球打出装置5
を稼働させるメインスイッチ及びタッチアンテナ(共に
図示せず)を内蔵しており、この操作ハンドル6の操作
具合で遊技盤4に打ち出される弾球の勢いを任意に調節
することができる。尚、弾球打出装置5は、表枠3の裏
面側に設けられており、弾球を打ち出す打出杆31を連
続的に作動させる電動モータ32等から構成されてい
る。
【0046】次に、上記した遊技機1の下皿8の左側に
設けられた遊技機用灰皿51についての説明を行う。第
1の実施の形態における遊技機用灰皿51は、図3、図
4及び図5に示すように煙草50等の灰を受け入れる受
皿部33と、遊技機1の表枠3の裏面に設けられ受皿部
33を収容する受皿収容凹部40とからなる。
【0047】また、受皿部33は、四方を側壁部34a
と、側壁部34bと、側壁部34cと、側壁部34dと
により囲み、これらの側壁部34の両端部に形成された
開口の一端を底面部35で塞ぎ、上面に開口を有する直
方体形状の箱体となっている。そして、受皿部33の内
部は、煙草50の灰等を受け入れる灰受け部36となっ
ている。
【0048】さらに、側壁部34aの側面には、煙草5
0を保持するために煙草50の径と同様の径に切り欠い
た煙草保持部37が設けられている。また、煙草保持部
37の下方には、受皿部33の出し入れ時に指を入れて
皿部を引き出しやすくするために切り欠かれた指かけ部
38が設けられている。尚、この指かけ部38は、側壁
部34aを貫通していないものとする。また、指かけ部
38は、本実施の形態のように凹状に切り欠いたもので
もよいが、受皿部33を取り出し易くするために側壁部
34aの側面から突出した凸状の把持部(図示せず)と
しても良い。
【0049】さらに、側壁部34aと対向した位置にあ
る側壁部34bの開口側の端部からは、開口内方へ突出
した係止部39が連設されている。
【0050】一方、受皿部33が収容される受皿収容凹
部40は、表枠3の裏面側(遊技機1内部)に設けられ
ている。受皿収容凹部40は、四方を第1の面板41a
と第2の面板41bと第3の面板41cと第4の面板4
1dとにより囲み、それによって形成された2つの開口
のうち一つを第5の面板41eにより塞ぎ、一端に開口
を有する直方体状の箱体となっている。そして、受皿収
容凹部40の内部は受皿部33を収容する収容部42と
なっている。尚、第1の面板41aから第4の面板41
dによって形成された収容部42は、受皿部33よりや
や大きめに形成されており受皿部33が収容できる大き
さを有する。
【0051】さらに、第5の面板41eにより塞がれな
かった方の開口57には、その開口57の縁から外方に
向かって垂直に延びた鍔部43が設けられている。
【0052】そして、この箱状の受皿収容凹部40は、
表枠3の前面下部に設けられ遊技機1前面から遊技機1
内部へ貫通する貫通孔44を覆い塞ぐようにし、鍔部4
3を介してネジなどにより固定されて取り付けられる
(図示せず)。そして、この貫通孔44は、貫通孔44
の開口部58を受皿部33の側壁部34bの形状に合わ
せて矩形状に形成されている。この開口部58は、貫通
孔44の左右に位置する右壁部45及び左壁部46と、
貫通孔44の上下に位置する上壁部47及び底壁部48
とにより形成されている。尚、この貫通孔44も受皿収
容凹部40と同様に、受皿部33を挿通することができ
るように受皿部33の側壁部34より少し大きめに形成
されている。
【0053】さらに、上壁部47には、上壁部47から
底壁部48方向へと垂下した突出部49a、突出部49
bが設けられている。尚、本実施の形態における突出部
49は、上壁部47の2カ所に設けられているが、遊技
機用灰皿51使用時における受皿部33の脱落を防止す
るような位置にあれば何れの場所でも、いくつあっても
良い。また、突出部49の形状も様々であり、板状の突
出部や、係止部を引っかけて係合するような鉤状の係止
部(共に図示せず)でも良い。
【0054】また、上記説明した受皿部33は受皿収容
凹部40に収容され、貫通孔44に設けられた底壁部4
8と、この底壁部48と連続して取り付けられた受皿収
容凹部40の第1の面板41aとの上を、受皿部33の
底面部35が摺動することにより遊技機1の前面に対し
て前後に移動することとなる。そして、図4に示される
ように、受皿部33に設けられた係止部39と、貫通孔
44の上壁部47に設けられた突出部49とが係合した
位置で受皿部33が保持され、受皿部33の灰受け部3
6内へ煙草50の灰等を受け入れ得る使用可能状態とな
る。また、図5に示されるように、係止部39と突出部
が離隔し受皿部33の側壁部34aの側面が遊技機1前
面と面一となると、受皿部33が貫通孔44を介して受
皿収容凹部40の収容部42に収容され、煙草50の灰
等を受け入れない使用不能状態となる。
【0055】また、図5に示すように、係止部39と突
出部49を離隔し、さらに突出部49を受皿部33の側
壁部34aの内面と当接する位置に移動させると、受皿
収容凹部40の内部へ受皿部33を収容した際に突出部
49と側壁部34aの内面が接触し、受皿部33は密閉
状態となる。
【0056】本発明の遊技機用灰皿51は上記構成より
成り、本発明における遊技機用灰皿51を従来の喫煙者
用として使用する場合、受皿部33の側壁部34aに設
けられた指かけ部38に指をかけ受皿部33を前方に引
き出す。この際、受皿部33に設けられた係止部39と
貫通孔44の上壁部47に設けられた突出部49とを係
止させることにより受皿部33は確実に保持され、受皿
部33の灰受け部36内へ煙草50の灰等を受け入れ得
る使用可能状態となる。また、受皿部33内部に溜まっ
た煙草50の灰や煙草50の吸い殻等は、受皿部33の
灰受け部36を開放した状態にし、従来のように吸い殻
吸引機(図示せず)により吸引してもよいし、係止部3
9と突出部49との係止状態を解除し、受皿部33を遊
技機1本体から取り外すことにより簡単に排出してもよ
い。
【0057】また、喫煙者が火のついた煙草50の吸い
殻を受皿部33の灰受け部36に捨てた場合は、図5に
示されるように、その火を消火するために、受皿部33
の側壁部34aを押圧し受皿収容凹部40の内部へと移
動させ、受皿部33に設けられた係止部39と貫通孔4
4の上壁部47に設けられた突出部49とを離隔させ
る。すると、受皿部33と受皿収容凹部40が互いに嵌
り合い、本発明における遊技機用灰皿51は蓋のついた
箱のようになり受皿部33の灰受け部36は密閉された
状態となるため、受皿部33の灰受け部36内の煙草5
0の火は必要とする酸素が無くなり次第に消える。
【0058】これに対し、遊技機用灰皿51を禁煙者及
び嫌煙者用として使用する場合は、上述した火のついた
煙草50の火を消すときと同様であり、受皿部33の側
壁部34aを押圧し受皿収容凹部40の内部へと移動さ
せ、受皿部33に設けられた係止部39と貫通孔44の
上壁部47に設けられた突出部49とを離隔させる。こ
れにより、受皿部33は、受皿収容凹部40の収容部4
2内に収容され受皿部33の灰受け部36内に煙草50
の灰や煙草50の吸い殻を受け入れない使用不能状態と
なる。
【0059】以上の構成により、本発明における遊技機
用灰皿51は、遊技機用灰皿51を使用しない場合に受
皿部33を受皿収容凹部40内へ収容し遊技機用灰皿5
1分のスペースを空けることができるため、遊技者はそ
のスペースを利用して遊技機1を載置している設置台9
9の上に飲料用容器やコインやカードを載置し、有効に
活用することができる。
【0060】また、本実施の形態では、貫通孔44に設
けられた底壁部48と、この底壁部48と連続して取り
付けられた受皿収容凹部40の第1の面板41aとの上
を受皿部33の底面35が摺動するといったスライド機
構となっているため、簡単な構成で収納可能な遊技機用
灰皿51を提供することができる。
【0061】尚、この他に受皿部33の側壁部34cと
側壁部34dにピンを突設させ貫通孔44の左右の壁部
に、このピンが嵌合するガイド溝を設け、このピンがガ
イド溝内を摺動することにより受皿部33が移動するス
ライド機構であっても良い(図示せず)。
【0062】〈第2の実施形態〉図6、図7及び図8
は、第2の実施形態を示すものである。尚、本実施の形
態における遊技機用灰皿54は、前述した遊技機1に取
り付けられるものとし、その遊技機1の説明は省略す
る。第2の実施形態における遊技機用灰皿54は、第1
の実施形態の遊技機用灰皿54と同様に、煙草50の灰
等を受け入れる受皿部53と、遊技機1の表枠3の裏面
側に設けられた受皿部53を収容する受皿収容凹部52
とからなる。
【0063】受皿部53を収容する受皿収容凹部52
は、表枠3の裏面側(遊技機1内部)に設けられてい
る。受皿収容凹部52は、四方を第1の面板55aと第
2の面板55bと第3の面板55cと第4の面板55d
とにより囲み、それによって形成された2つの開口のう
ち一つを第5の面板55eにより塞ぎ、一端に開口を有
する直方体状の箱体となっている。そして、受皿収容凹
部52の内部は受皿部53を収容する収容部56となっ
ている。尚、第1の面板55aから第4の面板55dに
よって形成された収容部56は、受皿部53よりやや大
きめに形成されており受皿部53が収容できる大きさを
有する。さらに、第5の面板55eにより塞がれなかっ
た方の開口60には、その開口60の縁から外方に向か
って垂直に延びた鍔部59が設けられている。
【0064】そして、この箱状の受皿収容凹部52は、
表枠3の前面下部に設けられ遊技機1前面から遊技機1
内部へ貫通する貫通孔66を覆い塞ぐようにし、鍔部5
9を介してネジなどにより固定されて取り付けられる
(図示せず)。この貫通孔66は、貫通孔66を構成す
る開口部61を受皿部53の側壁部68bの形状に合わ
せて矩形状に形成されている。この開口部61は、貫通
孔66の左右に位置する右壁部62及び左壁部63と、
貫通孔66の上下に位置する底壁部65と上壁部64に
より形成されている。また、この右壁部62と左壁部6
3には、円柱形の短い回動軸67aと回動軸67bが互
いに向かい合う位置に突設されている。
【0065】また、受皿部53は、四方を側壁部68a
と、側壁部68bと、側壁部68cと、側壁部68dと
により囲み、これらの側壁部68の両端部に形成された
開口の一端を底面部69で塞ぎ、上面に開口を有する直
方体形状の箱体となっている。尚、側壁部68aと側壁
部68bとは互いに対向して設けられており、側壁部c
と側壁部dとが互いに対向して設けられている。そし
て、その内部は、煙草50の灰等を受け入れる灰受け部
70となっている。
【0066】また、側壁部68aは、上端から前方へ下
傾するに従って曲面を成している。そして、側壁部68
aの開口側の上端には煙草50を保持する為に煙草50
と同様の径に切り欠いた煙草保持部71が設けられてい
る。また、側壁部68aと対向した位置にある側壁部6
8bの開口部側の端部には、この端部から開口部内方へ
突出した係止部73が設けられている。
【0067】また、側壁部68aと側壁部68bに垂直
に設けられ、受皿部53が受皿収容凹部52の収容部5
6内に収容されたとき貫通孔66の右壁部62及び左壁
部63と向かい合う側壁部68c及び側壁部68dに
は、貫通孔66の右壁部62と左壁部63に設けられた
回動軸67a、回動軸67bに対応する位置に円形の軸
受穴97aと軸受穴97bとが形成されている。
【0068】さらに、受皿部53の底にあたる底面部6
9の下面には、受皿部53の出し入れ時に、指をかけて
受皿部53を引き出しやすくする為に切り欠かれた指か
け部72が設けられている。尚、この切り欠き部72は
底面部69を貫通していないこととする。また、本実施
の形態における指かけ部72も、第1の実施形態の指か
け部72と同様に、凹状に切り欠いたものだけでなく、
底面部69の下面から突出させた凸状の把持部としても
良い。
【0069】そして、上記説明した受皿部53は、側壁
部68c及び側壁部68dに設けられた軸受穴97aと
軸受穴97bに、貫通孔66の右壁部62及び左壁部6
3に設けられた回動軸67a及び回動軸67bがそれぞ
れ回動自在に嵌め込まれることにより、遊技機1の正面
方向に転回可能に支持される。尚、図7に示されるよう
に、本発明における遊技機用灰皿54は、受皿部53の
灰受け部70が遊技機1の正面方向に傾倒し開放される
と、受皿部53の灰受け部70内へ煙草50の灰等を受
け入れ得る使用可能状態となる。また、図8に示される
ように、本発明における遊技機用灰皿54は、貫通孔6
6に設けられた回動軸67を中心として、遊技機1前面
に傾倒していた受皿部53を遊技機1前面側へ起立する
ように回動させ、受皿部53の灰受け部70が完全に受
皿収容凹部52内に収容されると、煙草50の灰等を受
け入れない使用不可能状態となる。
【0070】本発明の遊技機用灰皿54は上記構成より
成り、本発明における遊技機用灰皿54を従来の喫煙者
用として使用する場合、図7に示されるように、受皿部
53の底面部69に設けられた指かけ部72に指をかけ
て回動軸67を動作の中心として受皿部53を前方に引
き倒す。そして、受皿部53の灰受け部70が開放され
ると、煙草50の灰等を灰受け部70に受け入れ得る使
用可能状態となり、喫煙者が遊技機用灰皿54を利用す
ることができる。また、受皿部53内部に溜まった煙草
50の灰等は、受皿部53の灰受け部70を開放した状
態にし、従来のように吸い殻吸引機(図示せず)により
吸引しても良いし、貫通孔66に設けられた回動軸67
a、回動軸67bと受皿部53に設けられた軸受穴97
a、軸受穴97bとの係合状態を解除し、受皿部53を
遊技機1本体から取り外すことにより排出してもよい。
【0071】また、喫煙者が火のついた煙草50の吸い
殻を受皿部53の灰受け部70に捨てた場合は、図8に
示されるように、その火を消火するために受皿部53に
設けられた回動軸67a、回動軸67bを中心として受
皿部53を受皿収容凹部52側へ回動させ収容部56内
へ収容させる。すると、受皿収容凹部52が受皿部53
を覆い密閉状態となるため、受皿部53の灰受け部70
内の煙草50の火は必要とする酸素が無くなり、煙草5
0の火をもみ消すことをしなくても次第に消える。
【0072】また、本発明における遊技機用灰皿54を
禁煙者及び嫌煙者用として使用する場合は、上記した火
のついた煙草50の火を消す時と同様であり、貫通孔6
6に設けられた回動軸67a、回動軸67bを回動の中
心として受皿部53を遊技機1前面側へ起立させる。さ
らに、受皿部53の灰受け部が受皿収容凹部52の収容
部56に臨むまで起立させる。これにより、受皿部53
は受皿収容凹部52の収容部56内に収容され、受皿部
53の灰受け部内に煙草50の灰や煙草50の吸い殻を
受け入れ得ない使用不能状態となる。
【0073】以上の構成により、本発明における遊技機
用灰皿54は、遊技機用灰皿54を使用しない場合に受
皿部53を受皿収容凹部52内へ収容し遊技機用灰皿5
4分のスペースを空けることができるため、遊技者はそ
のスペースを有効に活用することができる。
【0074】また、受皿部53を受皿収容凹部52の収
容部56へ収容すると受皿部53を形成している底面部
69が遊技機1前面と面一となることから、外観を損ね
ることなく遊技機用灰皿54を使用不能状態としスペー
スを空けることが可能となる。
【0075】さらに、上述したように受皿部53を受皿
収容凹部52側へ移動させるのみで受皿部53の使用状
態から使用不能状態へと変換することができる構成であ
るため、受皿部53の形状に関係なく灰受け部のデザイ
ンが自由に設計できるようになる。
【0076】また、本実施の形態では、貫通孔66の左
右の壁部に設けられた回動軸67a及び回動軸67b
が、受皿部53を構成する側壁部68c、側壁部68d
に設けられた軸受穴97a、軸受穴97bと回動自在に
嵌め合い、この回動軸67を中心として受皿部53を回
動させる機構となっているため、操作性のよい遊技機用
灰皿54を提供することができる。
【0077】また、遊技機用灰皿54の使用状態におけ
る受皿部53の設置を安定させるために、受皿部53の
底面部69に支持部(図示せず)を設けても良い。この
支持部は、遊技機用灰皿54の使用時に表前面と接触し
受皿部53を支える役割をする他に、受皿部53の出し
入れを行うための指かけ部72の役割を果たす。
【0078】〈第3の実施形態〉図9、図10及び図1
1は、第3の実施形態を示すものである。尚、本実施の
形態における遊技機用灰皿74は、前述した遊技機1に
取り付けられるものとし、その遊技機1の説明は省略す
る。第3の実施形態における遊技機用灰皿74は、第1
の実施形態及び第2の実施形態の遊技機用灰皿74と同
様に、煙草50の灰等を受け入れる受皿部75と、遊技
機1の表枠3の裏面に設けられた受皿部75を収容する
受皿収容凹部76とからなる。
【0079】この受皿部75は、略半円状の底部77
と、その底部77の弧上から垂直に立設された側面部7
8と、底部77の直径にあたる縁部79から垂直に立設
した面板部80とにより形成されている。
【0080】また、面板部80の上下両端縁の中央に
は、円柱形の回動軸81a、回動軸81bが突設されて
いる。
【0081】さらに、面板部80の上端縁82と、側面
部78の上縁83によって囲まれて形成された開口部8
4の内方は、煙草50の灰等を受け入れる灰受け部10
0となっている。
【0082】また、側面部78の上縁83には、煙草5
0を保持する為に煙草50と同様の径に切り欠いた煙草
保持部101が設けられている。
【0083】さらに、上述した受皿部75を収容する受
皿収容凹部76は、表枠3の裏面側(遊技機1内部)に
設けられている。この受皿収容凹部76は、対向して設
けられた略半円状の底面部85及び上面部86と、その
半円状の上面部86の弧上から底面部85へ垂下する側
壁部87と、上面部86の直径部分の縁部88と、底面
部の直径にあたる縁部88と、側壁部87の両端によっ
て囲まれて形成された開口部89から外方へ垂直に延び
た鍔部90とにより形成されている。そして、開口部8
9から内方に向かって形成された内部空間は、受皿部7
5を収容する収容部91となっている。尚、この収容部
91は、受皿部75よりやや大きめに形成されており受
皿部75が収容できる大きさを有する。
【0084】そして、この受皿収容凹部76は、表枠3
の前面下部に設けられ遊技機1前面から遊技機1内部へ
貫通する貫通孔92を覆い塞ぐようにし、鍔部90を介
してネジなどにより固定されて取り付けられる(図示せ
ず)。この貫通孔92は、受皿部75が箱体であるため
貫通孔92の開口を受皿部75の側壁部87の形状に合
わせてた矩形状の貫通孔92に形成されている。この貫
通孔92は、貫通孔92の左右に位置する右壁部93及
び左壁部94と、貫通孔92の上下に位置する上壁部9
5と底壁部96により形成されている。また、この底壁
部96と上壁部95には、受皿部75の面板部80に設
けられた回動軸81a、回動軸81bに対応した位置に
円形の軸受穴98a、軸受穴98bが形成されている。
【0085】そして、上記説明した受皿部75は、貫通
孔92の上壁部95及び底壁部96に設けられた軸受穴
98a、軸受穴98bに面板部80の上下両端縁に設け
られた回動軸81a、回動軸81bがそれぞれ回動自在
に嵌め込まれることにより、遊技機1の正面方向に転回
可能に支持される。尚、図10に示されるように、受皿
部75に設けられた回動軸81a、回動軸81bを中心
に回動させ受皿部75の灰受け部100を遊技機1前面
側に移動せると、受皿部75の灰受け部100内へ煙草
50の灰等を受け入れ得る使用可能状態となる。また、
図11に示されるように、受皿部75に設けられた回動
軸81a、回動軸81bを中心として受皿部75を受皿
収容凹部76の収容部91内へ回動させると、煙草50
の灰等を受け入れない使用不可能状態となる。この時、
受皿部75の面板部80の側面は完全に受皿収容凹部7
6側に面し、面板部80は遊技機1前面と面一となる。
【0086】本発明の遊技機用灰皿74は上記構成より
成り、本発明における遊技機用灰皿74を従来の喫煙者
用として使用する場合、図10に示されるように、受皿
部75に設けられた回動軸81a、回動軸81bを動作
の中心として受皿部75の灰受け部100を遊技機1前
面側に位置するように回動させる。そして、受皿部75
の灰受け部100が開放されると、煙草50の灰等を灰
受け部100に受け入れ得る使用可能状態となり、喫煙
者が遊技機用灰皿74を利用することができる。また、
受皿部75内部に溜まった煙草50の灰等は、受皿部7
5の灰受け部100を開放した状態にし、従来のように
吸い殻吸引機(図示せず)により吸引しても良いし、受
皿部75に設けられた回動軸81a、回動軸81bと貫
通孔92に設けられた軸受穴98a、軸受穴98bとの
係合状態を解除し、受皿部75を遊技機1本体から取り
外すことにより排出してもよい。
【0087】また、喫煙者が火のついた煙草50の吸い
殻を受皿部75の灰受け部100に捨てた場合は、図1
1に示されるように、その火を消火するために受皿部7
5に設けられた回動軸81a、回動軸81bを中心とし
て受皿部75を受皿収容凹部76側へ回動させ収容部9
1内へ収容させる。すると、受皿収容凹部76が受皿部
75を覆い密閉状態となるため、受皿部75の灰受け部
100内の煙草50の火は必要とする酸素が無くなり、
煙草50の火をもみ消すことをしなくても次第に消え
る。
【0088】また、本発明における遊技機用灰皿74を
禁煙者及び嫌煙者用として使用する場合は、上記した火
のついた煙草50の火を消す時と同様であり、受皿部7
5に設けられた回動軸81a、回動軸81bを中心とし
て受皿部75を受皿収容凹部76側へ回動させ収容部9
1内へ収容する。これにより、受皿部75は受皿収容凹
部76の収容部91内に収容され、受皿部75の灰受け
部100内に煙草50の灰や煙草50の吸い殻を受け入
れない使用不能状態となる。
【0089】以上の構成により、本発明における遊技機
用灰皿74は、遊技機用灰皿74を使用しない場合に受
皿部75を受皿収容凹部76の収容部91内へ収容し遊
技機用灰皿74分のスペースを空けることができるた
め、遊技者はそのスペースを有効に活用することができ
る。
【0090】さらに、受皿部75を受皿収容凹部76の
収容部91へ収容すると受皿部75を形成している面板
部80の側面が遊技機1前面側に位置し、且つ遊技機1
前面と面一となることから、外観を損ねることなく遊技
機用灰皿74を使用不能状態としスペースを空けること
が可能となる。
【0091】さらに、上述したように受皿部75を受皿
収容凹部76側へ移動させるのみで受皿部75の使用状
態から使用不能状態へと変換することができる構成であ
るため、受皿部75の形状に関係なく灰受け部100の
デザインが自由に設計できるようになる。
【0092】また、本実施の形態では、受皿部75に設
けられた回動軸81a、回動軸81bが、貫通孔92に
設けられた軸受穴98a、軸受穴98bと回動自在に嵌
め合い、この回動軸81a、回動軸81bを中心として
受皿部75を回動させる機構となっているため、操作性
のよい遊技機用灰皿74を提供することができる。
【0093】また図示しないが、遊技機用灰皿74の使
用状態における受皿部75の設置を安定させるために、
ストッパーを設けても良い(図示せず)。このストッパ
ーとして、受皿部75の面板部80の周縁に突起を設
け、その突起の位置に対応する貫通孔92の壁部に凹部
を設けるといったストッパーが考えられるが、使用状態
での受皿部75の設置を安定させるような構成であれば
どのようなものでも良い。
【0094】〈第4の実施形態〉図12、図13及び図
14は、第4の実施形態を示すものである。尚、本実施
の形態における遊技機用灰皿102は、前述した遊技機
1に取り付けられるものとし、その遊技機1の説明は省
略する。本実施の形態における遊技機用灰皿102は、
煙草50等の灰を受け入れる受皿部103と、遊技機1
の表枠3の裏面に設けられ受皿部103を収容する受皿
収容凹部104とからなる。
【0095】さらに、本実施の形態における遊技機用灰
皿102は、受皿部103と受皿収容部104とが相互
に関係しあう位置にロック装置105が設けられてい
る。このロック装置105として、プッシュ・プッシュ
型のラッチ装置等が挙げられる。このラッチ装置とは、
受容側となる部材に対して挿入側を押しつけることによ
りロックされると共に、再度、受容側に対して挿入側に
押しつけた時に、そのロックが解除されるロック手段を
有するロック装置のことである。尚、本実施の形態にお
いては、受容側を受皿収容凹部104とし、挿入側を受
皿部103として説明を行う。また、図13及び図14
には、本実施の形態の遊技機用灰皿における断面図を示
したものであるが、ロック装置によるロック状態と、ロ
ック解除状態をわかりやすくするために、ロック装置の
向きを変えて表示した。
【0096】この受皿部103は四方を側壁部106a
と、側壁部106bと、側壁部106cと、側壁部10
6dとにより囲み、これらの側壁部106の両端部に形
成された開口の一端を底面部107で塞ぎ、上面に開口
を有する直方体形状の箱体となっている。そして、受皿
部103の内部は、煙草50の灰等を受け入れる灰受け
部108となっている。
【0097】さらに、側壁部106aの側面には、煙草
50を保持するために煙草50の径と同様の径に切り欠
いた煙草保持部109が設けられている。
【0098】さらに、側壁部106aと対向した位置に
ある側壁部106bの開口側の端部からは、開口内方へ
突出した係止部110が連設されている。
【0099】また、側壁部106bの側面下部には、外
方に向けて突出したストライク111が設けられてい
る。このストライク111は、厚みをもった矢印のよう
に形成されており、側壁部106b一端が固定された軸
部112と、軸部112の他端に設けられた嵌合部11
3とにより構成されている。すなわち、この嵌合部11
3が矢印の矢の部分となっている。
【0100】一方、受皿部103が収容される受皿収容
凹部104は、表枠3の裏面側(遊技機1内部)に設け
られている。この受皿収容凹部104は、四方を第1の
面板114aと第2の面板114bと第3の面板114
cと第4の面板114dとにより囲み、それによって形
成された2つの開口のうち一つを第5の面板114eに
より塞ぎ、一端に開口115を有する直方体状の箱体と
なっている。そして、受皿収容凹部104の内部は受皿
部103を収容する収容部116となっている。尚、第
1の面板114aから第4の面板114dによって形成
された収容部116は、受皿部103よりやや大きめに
形成されており受皿部103が収容できる大きさを有す
る。
【0101】また、第5の面板114eには、前述した
ようにロック装置105が設けられている。このロック
装置105は、開口を有する中空なケース117と、こ
のケース117内にスライド可能に保持され、ケース1
17の開口から出入りするとともに、受皿部103に固
定されたストライク111と係合するラッチ本体118
と、このラッチ本体118をケース117の開口から突
出する方向に付勢する圧縮ばね119の復元力に抗して
ラッチ本体118をケース117内のロック位置にロッ
クすると共に、このロック位置より圧縮ばね119のば
ね復元力に抗して、ラッチ本体118がケース117内
の解除位置に押し込まれた際に、ロック状態が解除され
るロック部120とを備える。このロック部120は、
ラッチ本体118に形成されたハート型のカム溝121
と、このカム溝121の底をトレースするロックレバー
122とから構成されている。
【0102】さらに、上述したロック装置105の上方
には、受皿部103の移動を調節する移動調節ばね12
3が、両端をにそれぞれプレートを取り付けた状態で設
けられている。このプレートの一方は第5の面板114
eに固定されており、他方のプレートは、受皿部103
の側壁部106bと当接可能な状態となっている。
【0103】また、開口115には、その開口115の
縁から外方に向かって垂直に延びた鍔部124が設けら
れている。
【0104】そして、この箱状の受皿収容凹部104
は、表枠3の前面下部に設けられ遊技機1前面から遊技
機1内部へ貫通する貫通孔125を覆い塞ぐようにし、
鍔部124を介してネジなどにより固定されて取り付け
られる(図示せず)。そして、この貫通孔125は、貫
通孔125の開口部126を受皿部103の側壁部10
6の形状に合わせて矩形状に形成されている。この開口
部126は、貫通孔125の左右に位置する右壁部12
7及び左壁部128と、貫通孔125の上下に位置する
上壁部129及び底壁部130とにより形成されてい
る。尚、この貫通孔125も受皿収容凹部104と同様
に、受皿部103を挿通することができるように受皿部
103の側壁部106より少し大きめに形成されてい
る。
【0105】さらに、上壁部129には、上壁部129
から底壁部130方向へと垂下した突出部131a、突
出部131bが設けられている。尚、本実施の形態にお
ける突出部131は、上壁部129の2カ所に設けられ
ているが、遊技機用灰皿102使用時における受皿部1
03の脱落を防止するような位置にあれば何れの場所で
も、いくつあっても良い。また、突出部131の形状も
様々であり、板状の突出部や、係止部を引っかけて係合
するような鉤状の係止部(共に図示せず)でも良い。
【0106】本発明の遊技機用灰皿102は上記構成よ
りなり、本発明における遊技機用灰皿102を従来の喫
煙者用として使用する場合、図13に示されるように、
受皿部103に設けられたストライク111の嵌合部1
13がラッチ本体118から離隔した位置にあり、受皿
部103の開口が開放され煙草50の灰等を受け入れ得
る状態であるとき使用可能状態となる。この時、受皿部
103に設けられた係止部110と、貫通孔125の上
壁部129に設けられた突出部131とが係合すること
により、受皿部103の開口が開放された状態で保持す
ることができる。また、受皿部103内部に溜まった煙
草50の灰や煙草50の吸い殻等は、受皿部103の灰
受け部108を開放した状態にし、従来のように吸い殻
吸引機(図示せず)により吸引してもよいし、係止部1
10と突出部131との係止状態を解除し、受皿部10
3を遊技機1本体から取り外すことにより簡単に排出し
てもよい。
【0107】また、喫煙者が火のついた煙草50の吸い
殻を受皿部103の灰受け部110に捨てた場合は、図
14に示されるように、その火を消火するために、使用
可能状態にある受皿部103の位置から受皿部103の
側壁部106aを押圧し受皿収容凹部104の内部へ押
して、移動調節ばね123を圧縮し受皿部103に設け
られたストライク111の嵌合部113を受皿収容凹部
104に設けられたラッチ本体118に嵌合させる。す
ると、受皿部103と受皿収容凹部104が互いに嵌り
合い、本発明における遊技機用灰皿102は蓋のついた
箱のようになり受皿部103の灰受け部111は密閉さ
れた状態となるため、受皿部103の灰受け部108内
の煙草50の火は必要とする酸素が無くなり次第に消え
る。
【0108】これに対し、遊技機用灰皿102を禁煙者
及び嫌煙者用として使用する場合は、上述した火のつい
た煙草50の火を消すときと同様であり、使用可能状態
にある受皿部103の位置から受皿部103の側壁部1
06aを押圧し受皿収容凹部104の内部へ押して、移
動調節ばね123を圧縮し受皿部103に設けられたス
トライク111の嵌合部113を受皿収容凹部104に
設けられたラッチ本体118に嵌合させる。すると、受
皿部103と受皿収容凹部104が互いに嵌り合い、本
発明における遊技機用灰皿102は蓋のついた箱のよう
になり受皿部103の灰受け部108は煙草50の灰や
煙草50の吸い殻を受け入れない使用不能状態となる。
【0109】以上の構成により、本発明における遊技機
用灰皿102は、遊技機用灰皿102を使用しない場合
に受皿部103を受皿収容凹部104内へ収容し遊技機
用灰皿102分のスペースを空けることができるため、
遊技者はそのスペースを利用して遊技機1を載置してい
る設置台の上に飲料用容器やコインやカードを載置し、
有効に活用することができる。尚、より操作性を高める
ため第1の実施の形態と同様、煙草保持部108の下方
に指かけ部(図示せず)を設けても良い。
【0110】また、本実施の形態では、受皿部103に
設けられたストライク111と受皿収容凹部104に設
けられたラッチ本体118からなるロック装置105が
設けられているため、簡単な構成で収納可能な遊技機用
灰皿102を提供することができる。
【0111】また、上述した第1の実施形態、第2の実
施形態、第3の実施形態及び第4の実施形態に共通し
て、以下のことがいえる。本発明における遊技機用灰皿
は、受皿部33、受皿部53、受皿部75、受皿部10
3を受皿収容凹部40、受皿収容凹部52、受皿収容凹
部76、受皿収容凹部104の収容部42、収容部5
6、収容部91、収容部116に収容すると、受皿部3
3、受皿部53、受皿部75、受皿部103の灰受け部
36、灰受け部70、灰受け部100、灰受け部108
は密閉状態となる。そのため、喫煙しながら遊技を行う
遊技者は受皿部33、受皿部53、受皿部75、受皿部
103の灰受け部36、灰受け部70、灰受け部10
0、灰受け部108に煙草50の吸い殻を入れた後、煙
草50の吸い殻の火が消えたか否かを確かめることをせ
ずとも受皿部33、受皿部53、受皿部75を受皿収容
凹部40、受皿収容凹部52、受皿収容凹部76、受皿
収容凹部104の収容部42、収容部56、収容部9
1、収容部116へ収容することにより、吸い殻につい
ている火を完全に消火することができる。またこれに伴
い、煙草50の吸い殻についている火が消えたか否かを
確かめることをしなくても良いため、遊技者は遊技に集
中することも可能となる。
【0112】また、火がついたままの煙草50の吸い殻
を受皿部33、受皿部53、受皿部75、受皿部103
の灰受け部36、灰受け部70、灰受け部100、灰受
け部108へ入れ、そのまま席を離れてしまっても、受
皿部33、受皿部53、受皿部75、受皿部103を摺
動させ受皿収容凹部40、受皿収容凹部52、受皿収容
凹部76、受皿収容凹部104の収容部42、収容部5
6、収容部91、収容部116内に収容することによ
り、店舗内に煙が濛々と立ちこめるのを防ぐことができ
店舗内の空気を汚さないようにすることができる。
【0113】さらに、受皿部33、受皿部53、受皿部
75、受皿部103が受皿収容凹部40、受皿収容凹部
52、受皿収容凹部76、受皿収容凹部104の収容部
42、収容部56、収容部91、収容部116内に収容
可能となっているため、喫煙者用の遊技機1と、禁煙者
及び嫌煙者用の遊技機1といったように2種類の遊技機
を提供せずとも、一台の遊技機で2種類の機能を果たす
ことができるため、遊技機の利用効率を向上させること
ができる。
【0114】さらに、遊技機を設置する店舗(ホール
等)においては、禁煙者用及び喫煙者用の2種類の遊技
機を設置する必要がないため、店舗内の環境管理を容易
に行えるようになる。
【0115】また、受皿部33、受皿部53、受皿部7
5、受皿部103の取り外しを容易に行えるため、受皿
部33、受皿部53、受皿部75、受皿部103を取り
外して遊技機用灰皿51、遊技機用灰皿54、遊技機用
灰皿74、遊技機用灰皿102を完全な不使用状態にす
ることができる。これによって、喫煙者と禁煙者及び嫌
煙者が明確に区分され、店舗内の環境管理が円滑とな
る。
【0116】さらに、受皿部33、受皿部53、受皿部
75、受皿部103の取り外しが容易に行えるため、受
皿部33、受皿部53、受皿部75、受皿部103のみ
を洗浄することが可能となる。このことにより、受皿部
33、受皿部53、受皿部75、受皿部103を常に清
潔に保つことができ、衛生面でも優れた効果を発揮す
る。
【0117】さらにまた、従来の遊技機用灰皿251で
あったら遊技機用灰皿51、遊技機用灰皿54、遊技機
用灰皿74、遊技機用灰皿102が損傷等により使用不
可能状態になった場合、下皿8と一体成形されているた
め下皿8も含めた部品を全て交換しなくてはならなかっ
た。しかし、本発明の遊技機用灰皿51、遊技機用灰皿
54、遊技機用灰皿74、遊技機用灰皿102によれ
ば、受皿部33、受皿部53、受皿部75、受皿部10
3が使用不可能な状態になってしまっても受皿部33、
受皿部53、受皿部75、受皿部103のみ交換すれば
良いため、修理にかかるコストを削減することができ
る。それに伴い、遊技機の使用期間(耐用期間)も長く
なり、店舗側は遊技機を経済的に使用することができる
ようになる。
【0118】さらに、上述したように受皿部33、受皿
部53、受皿部75、受皿部103を受皿収容凹部4
0、受皿収容凹部52、受皿収容凹部76、受皿収容凹
部104側へ移動させるのみで受皿部33、受皿部5
3、受皿部75、受皿部103を使用状態から使用不能
状態へと変換することができる構成であるため、受皿部
33、受皿部53、受皿部75、受皿部103の形状に
関係なく灰受け部36、灰受け部70、灰受け部10
0、灰受け部108のデザインが自由に設計できるよう
になる。
【0119】さらに、受皿収容凹部40、受皿収容凹部
52、受皿収容凹部76、受皿収容凹部104は、遊技
機1内部に設けられ貫通孔44、貫通孔66、貫通孔9
2、貫通孔125を覆うように固定されているため、貫
通孔44、貫通孔66、貫通孔92、貫通孔125と受
皿部33、受皿部53、受皿部75、受皿部103の隙
間から針金等を差し込み遊技盤4の裏面に這わせて遊技
盤4面に装着される入賞装置21等を勝手に操作すると
いった不正行為が防止される。尚、表枠3が合成樹脂製
の場合は、この受皿収容凹部40、受皿収容凹部52、
受皿収容凹部76、受皿収容凹部104を一体に形成で
き、作成が容易になる。
【0120】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、灰皿が設
けられている遊技機をあらゆる遊技者にとって有効にす
る遊技機用灰皿を提供することが可能となる。
【0121】また本発明によれば、禁煙を推奨する遊技
機を設置する店舗(ホール等)において、環境管理を容
易にする遊技機用灰皿を提供することが可能となる。
【0122】さらに、本発明によれば、喫煙する遊技
者、及び喫煙しない遊技者が煙草の煙や火等に左右され
ることなく遊技に集中することができる遊技機用灰皿を
提供することが可能となる。
【0123】また、本発明によれば、火がついたままの
煙草の吸い殻の火を容易な操作で、確実に消火すること
が可能となる遊技機用灰皿を提供することができる。
【0124】また本発明によれば、従来の遊技機用灰皿
を低コストにて改良することを可能とする遊技機用灰皿
を提供することができる。
【0125】さらに、本発明によれば、遊技機を設置す
る店舗(ホール等)内の衛生面の向上を図る遊技機用灰
皿を提供することが可能となる。
【0126】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る遊技機用灰皿
を取り付けた遊技機の斜視図を示す。
【図2】 本発明の第1の実施の形態、第2の実施形態
及び第3の実施形態における遊技機用灰皿が取り付けら
れる遊技機の縦断面図を示す。
【図3】 本発明の第1の実施形態に係る遊技機用灰皿
の一部拡大分解斜視図を示す。
【図4】 本発明の第1の実施形態に係る遊技機用灰皿
の使用可能状態を示した断面図を示す。
【図5】 本発明の第1の実施形態に係る遊技機用灰皿
の使用不能状態を示した断面図を示す。
【図6】 本発明の第2の実施形態に係る遊技機用灰皿
の一部拡大分解斜視図を示す。
【図7】 本発明の第2の実施形態に係る遊技機用灰皿
の使用可能状態を示した断面図を示す。
【図8】 本発明の第2の実施形態に係る遊技機用灰皿
の使用不能状態を示した断面図を示す。
【図9】 本発明の第3の実施形態に係る遊技機用灰皿
の一部拡大分解斜視図を示す。
【図10】 本発明の第3の実施形態に係る遊技機用灰
皿の使用可能状態を示した断面図を示す。
【図11】 本発明の第3の実施形態に係る遊技機用灰
皿の使用不能状態を示した断面図を示す。
【図12】 本発明の第4の実施形態に係る遊技機用灰
皿の一部拡大分解斜視図を示す。
【図13】 本発明の第4の実施形態に係る遊技機用灰
皿の使用可能状態を示した断面図を示す。
【図14】 本発明の第4の実施形態に係る遊技機用灰
皿の使用不能状態を示した断面図を示す。
【図15】 従来の遊技機用灰皿を取り付けた遊技機要
部の斜視図を示す。
【符号の説明】
1 遊技機 2 外枠 3 表枠 4 遊技盤 5 弾球打出装置 6 操作ハンドル 7 上皿 8、208 下皿 9 カードユニット装置 9a カードユニット制御基盤 10 賞球払出ユニット 11 弾球タンク 12 賞球処理装置 13 賞球整列レール 14 窓枠 15 透視窓 16 装飾LED 17 装飾ランプ 18 スピーカー 19 ガイドレール 20 障害物 21 入賞装置 22 アウト口 23 画像表示装置 24 始動入賞装置 25 賞球払出口 26 遊技球供給口 27 貯留球整列路 28 球抜き穴 29 球抜き穴操作レバー 30 余剰球払出口 31 打出杆 32 電動モータ 33、53、75、103 受皿部 34、68、87、106 側壁部 35、69、107 底面部 36、70、100、108 灰受け部 37、71、101、109 煙草保持部 38、72 指かけ部 39、73、110 係止部 40、52、76、104 受皿収容凹部 41、55、114 面板 42、56、91、116 収容部 43、59、90、124 鍔部 44、66、92、125 貫通孔 45、62、93、127 右壁部 46、63、94、128 左壁部 47、64、95、129 上壁部 48、65、96、130 底壁部 49、131 突出部 50 煙草 51、54、74、102、251 遊技機用灰皿 57、60、115 開口 67、81 回動軸 77 底部 78 側面部 79、88 縁部 80 面板部 82 上端縁 83 上縁 58、61、84、89、126 開口部 85 底面部 86 上面部 97、98 軸受穴 99 設置台 105 ロック装置 111 ストライク 112 軸部 113 嵌合部 117 ケース 118 ラッチ本体 119 圧縮ばね 120 ロック部 121 カム溝 122 ロックレバー 123 移動調整ばね

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の前面下部に突出して設けられ、
    煙草の灰等を受ける遊技機用灰皿であって、 前記遊技機用灰皿が取り付けられる前記遊技機側の位置
    には、前記遊技機内方へ臨む凹部が形成されており、 前記遊技機用灰皿は前記凹部に収容可能であることを特
    徴とする遊技機用灰皿。
  2. 【請求項2】 前記遊技機用灰皿は一端に開口部を有す
    る皿部からなり、前記遊技機用灰皿が前記凹部に収容さ
    れたとき、前記開口部は前記凹部の内壁に対面すること
    を特徴とする請求項1に記載の遊技機用灰皿。
  3. 【請求項3】 前記開口部は、前記遊技機用灰皿が前記
    凹部の内方に収容されたとき、該凹部の内壁によって密
    閉されることを特徴とする請求項2に記載の遊技機用灰
    皿。
  4. 【請求項4】 前記遊技機用灰皿は、前記遊技機の内方
    に収容されたとき、前記遊技機の前面よりも内部に位置
    することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊
    技機用灰皿。
  5. 【請求項5】 前記遊技機用灰皿は、前記遊技機の内部
    に収納されたとき、該遊技機用灰皿の一側が該遊技機前
    面と面一になることを特徴とする請求項4に記載の遊技
    機用灰皿。
  6. 【請求項6】 前記遊技機用灰皿は、前記遊技機前面よ
    り突出した使用位置から該遊技機の内部に収容される収
    容位置までの間を前記凹部の内壁に沿って摺動すること
    を特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の遊技機用灰
    皿。
  7. 【請求項7】 前記遊技機用灰皿には回動軸が設けら
    れ、該回動軸を軸として前記遊技機前面より突出して支
    持される使用位置から該遊技機の内部に収納される収容
    位置までの間を回動することを特徴とする請求項1〜4
    の何れかに記載の遊技機用灰皿。
  8. 【請求項8】 前記回動軸は、前記遊技機前面の横方向
    に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の遊
    技機用灰皿。
  9. 【請求項9】 前記回動軸は、前記遊技機前面の縦方向
    に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の遊
    技機用灰皿。
  10. 【請求項10】 前記使用位置における前記遊技機用灰
    皿は、前記遊技機前面より傾倒することにより前記開口
    部を開放することを特徴とする請求項7〜9の何れかに
    記載の遊技機用灰皿。
  11. 【請求項11】 前記収容位置における前記遊技機用灰
    皿は、前記遊技機前面より傾倒している遊技機用灰皿を
    起立させることにより前記開口部を閉鎖することを特徴
    とする請求項7〜10の何れかに記載の遊技機用灰皿。
  12. 【請求項12】 前記遊技機用灰皿は、該遊技機用灰皿
    が前記遊技機の内方に収容されたときに、前記遊技機の
    前方に向かう把持部を備えることを特徴とする請求項1
    〜11の何れかに記載の遊技機用灰皿。
  13. 【請求項13】 前記把持部は、前記遊技機用灰皿の一
    側面から突出して設けられていることを特徴とする請求
    項12に記載の遊技機用灰皿。
  14. 【請求項14】 前記把持部は、前記遊技機用灰皿の一
    側面を窪ませて設けられていることを特徴とする請求項
    12に記載の遊技機用灰皿。
  15. 【請求項15】 前記遊技機用灰皿は、該遊技機用灰皿
    を前記凹部内方側へ押すことにより前記開口部を閉鎖
    し、再度、前記遊技機用灰皿を前記凹部内方側へ押すこ
    とにより前記開口部を開放するロック手段を備えること
    を特徴とする請求項1〜14の何れかに記載の遊技機用
    灰皿。
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