JP4802566B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機やスロットマシン等の遊技機に関し、より詳細には、遊技媒体を貯留する受皿と煙草の灰や吸殻を入れる灰皿とを備えた遊技機に関する。
従来より、パチンコ遊技機には、発射装置へ供給される遊技球を貯留する上皿と、上皿から溢れた遊技球を貯留する下皿とが設けられると共に、下皿の横側に灰皿を配置した物がある。このような構成により、遊技者は払い出された遊技球を円滑に操作でき、しかも遊技を行いながら喫煙をすることができる。
例えば、図21に示す従来のパチンコ遊技機501では、上面に煙草の吸殻の受け口となる上面開口部565aを備えた箱状に形成された灰皿565が、下皿553の側面にて左右方向の回動軸線を軸芯にして回動自在に支持され、使用状態では上面開口部565aを上方に向けた状態となり、灰皿565の掃除の際には、前後方向に回動されて、上面開口部565aを下方に向けた掃除状態となって灰皿565内の吸殻を排出するように構成されている(特許文献1等参照。)。
特開2004−321633号公報
ところで、パチンコ遊技機において、上皿は発射装置の打ち出し位置に対応して配置され、下皿は余剰球通路に対応して配置される。さらに、近年の遊技機では、遊技領域の大型化に伴って前面枠の視認用窓なども拡大する傾向にある。このように、上皿や下皿を設置するスペースは、益々限定されつつある。このような状況下で上皿や下皿の位置や大きさを大幅に変更することは困難である。
また、灰皿は、遊技者が遊技を行う場合に邪魔にならない位置に配置するのが好ましく、通常は、上皿又は下皿の横側に設けられるため、上皿等の横幅を狭めており、貯留部の大きさを遊技機本体の幅に対して最大限に設定することができなかった。
解決しようとする課題は、灰皿を適切な位置に配置しつつ、遊技媒体を貯留する受皿の貯留空間を拡大することが可能な遊技機を提供することである。
請求項1に記載の発明は、遊技の実行に応じて遊技媒体の払出を行う本体と、底面部と周壁部とを有する凹状の貯留部内に前記遊技媒体を貯留する受皿と、煙草の灰や吸殻の受け口となる上面開口部を有する箱状の灰皿とを備えた遊技機において、前記灰皿は、前記受皿の貯留部内に設定された第1位置と前記貯留部外に設定された第2位置との間を移動可能に構成され、且つ前記上面開口部を上方に向けた姿勢で前記第1位置に配置されるものであって、前記灰皿が前記第1位置に位置する状態で、前記灰皿及び前記受皿の貯留部における貯留可能領域の上方空間を仕切る仕切り部材を備え、前記仕切り部材と前記底面部との間に遊技媒体が通過可能な開口が形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、前記灰皿は、前記上面開口部を上方に向けた姿勢で前記第1位置と前記第2位置との間を移動可能に構成されたことを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、前記灰皿は、前面上部より前方へ突出形成されたツバ部を備え、前記灰皿が前記第1位置に位置する状態で、前記ツバ部が前記受皿の周壁の上端面に重なることを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、前記ツバ部は、煙草を置くための凹部が設けられた煙草置き部を備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、灰皿を受皿の貯留部内に設定された第1位置に位置させることができるので、本体前面に受皿とは別に灰皿を配設するためのスペースを確保する必要がなく、受皿を大型化することができる。また、灰皿を受皿の貯留部内に設定された第1位置から受皿の貯留部外に設定された第2位置へ移動させることにより、受皿の貯留部全体に遊技媒体の貯留空間が拡大され、より多くの遊技媒体を貯留可能となる。よって、例えば、常には灰皿を第1位置に位置させておき、大当り遊技状態等が発生して本体から払い出される遊技媒体が急増した場合に、灰皿を第2位置に移動させて受皿の貯留部における遊技媒体の貯留空間を拡大することができるので、受皿の貯留部が遊技媒体で満杯になるまでの時間を延長して、その間に遊技媒体貯留箱を用意することが可能となる。
特に、灰皿が上面開口部を上方に向けた姿勢で受皿の貯留部内に設定された第1位置に配置されるので、灰皿が受皿の貯留部内に配置された状態で灰皿を使用する(つまり、煙草の灰や吸殻を灰皿の上面開口部へ投入する)ことができる。よって、例えば、遊技者が喫煙中であって灰皿を使用したい場合は、灰皿を受皿の貯留部内に設定された第1位置に配置しておくことにより、遊技者の手が届きやすく且つ遊技の邪魔にならない位置で灰皿を使用することができる。一方、大当り遊技状態等が発生して本体から払い出される遊技媒体が急増した場合、灰皿を第2位置に移動させて受皿の貯留部における遊技媒体の貯留空間を拡大することができる。
また、受皿の貯留部内に設定された第1位置に位置する灰皿及び受皿の貯留部における貯留可能領域(受皿の貯留部において灰皿により占有された領域以外の領域)の上方空間が仕切り部材によって仕切られているので、灰皿の上面開口部内に収容された煙草の灰が、遊技ホール内における人の移動に伴う風やエアコンから吹き出される風に飛ばされて、隣接する貯留可能領域内に入ることを防止することができる。
さらに、仕切り部材と底面部との間に遊技媒体が通過可能な開口が形成されているので、灰皿が第2位置に移動されて受皿の貯留部における貯留可能領域が拡大された状態において、遊技媒体は仕切り部材によって移動を妨げられることなく貯留部内全体を移動することができる。
以下、上記課題を解決するのに適した各手段につき、必要に応じて作用効果等を付記しつつ説明する。
1.遊技の実行に応じて遊技媒体の払出を行う本体と、底面部と周壁部とを有する凹状の貯留部内に前記遊技媒体を貯留する受皿と、煙草の灰や吸殻の受け口となる上面開口部を有する箱状の灰皿とを備えた遊技機において、
前記灰皿は、前記受皿の貯留部内に設定された第1位置と前記貯留部外に設定された第2位置との間を移動可能に構成されたことを特徴とする遊技機。
手段1によれば、灰皿を受皿の貯留部内に設定された第1位置に位置させることができるので、本体前面に受皿とは別に灰皿を配設するためのスペースを確保する必要がなく、受皿を大型化することができる。また、灰皿を受皿の貯留部内に設定された第1位置から受皿の貯留部外に設定された第2位置へ移動させることにより、受皿の貯留部全体に遊技媒体の貯留空間が拡大され、より多くの遊技媒体を貯留可能となる。よって、例えば、常には灰皿を第1位置に位置させておき、大当り遊技状態等が発生して本体から払い出される遊技媒体が急増した場合に、灰皿を第2位置に移動させて受皿の貯留部における遊技媒体の貯留空間を拡大することができるので、受皿の貯留部が遊技媒体で満杯になるまでの時間を延長して、その間に遊技媒体貯留箱を用意することが可能となる。
2.前記灰皿は、前記上面開口部を上方に向けた姿勢で前記第1位置に配置されることを特徴とする手段1に記載の遊技機。
手段2によれば、灰皿が上面開口部を上方に向けた姿勢で受皿の貯留部内に設定された第1位置に配置されるので、灰皿が受皿の貯留部内に配置された状態で灰皿を使用する(つまり、煙草の灰や吸殻を灰皿の上面開口部へ投入する)ことができる。よって、例えば、遊技者が喫煙中であって灰皿を使用したい場合は、灰皿を受皿の貯留部内に設定された第1位置に配置しておくことにより、遊技者の手が届きやすく且つ遊技の邪魔にならない位置で灰皿を使用することができる。一方、大当り遊技状態等が発生して本体から払い出される遊技媒体が急増した場合、灰皿を第2位置に移動させて受皿の貯留部における遊技媒体の貯留空間を拡大することができる。
3.前記灰皿は、前記上面開口部を上方に向けた姿勢で前記第1位置と前記第2位置との間を移動可能に構成されたことを特徴とする手段2に記載の遊技機。
手段3によれば、灰皿が上面開口部を上方に向けた姿勢で第1位置と第2位置との間を移動可能であるので、煙草の灰や吸殻が灰皿の上面開口部内に収容したままの状態で、灰皿を第1位置から第2位置へ移動させて受皿の貯留部における遊技媒体の貯留空間を拡大することができる。
4.前記灰皿は、前面上部より前方へ突出形成されたツバ部を備え、
前記灰皿が前記第1位置に位置する状態で、前記ツバ部が前記受皿の周壁の上端面に重なることを特徴とする手段2又は3に記載の遊技機。
手段4によれば、灰皿が第1位置に位置する状態で、前面上部より前方へ突出形成されたツバ部が受皿の周壁の上端面に重なるので、遊技者が灰皿の上面開口部内に煙草の灰や吸殻を捨てる際に、灰皿と受皿との隙間から受皿の貯留部内に煙草の灰が入り込むことを防止することができる。
5.前記ツバ部は、煙草を置くための凹部が設けられた煙草置き部を備えたことを特徴とする手段4に記載の遊技機。
手段5によれば、灰皿のツバ部に煙草置き部を備えているので、遊技者は、煙草置き部の凹部に吸いかけの煙草を置くことができる。また、灰皿が第1位置に位置する状態で、ツバ部は受皿の周壁の上端面に重なるので、煙草置き部に置かれた吸いかけの煙草によって受皿の周壁等が汚れることを防止することができる。
6.前記灰皿が前記第1位置に位置する状態で、前記灰皿及び前記受皿の貯留部における貯留可能領域の上方空間を仕切る仕切り部材を備えたことを特徴とする手段2乃至4のいずれかに記載の遊技機。
手段6によれば、受皿の貯留部内に設定された第1位置に位置する灰皿及び受皿の貯留部における貯留可能領域(受皿の貯留部において灰皿により占有された領域以外の領域)の上方空間が仕切り部材によって仕切られているので、灰皿の上面開口部内に収容された煙草の灰が、遊技ホール内における人の移動に伴う風やエアコンから吹き出される風に飛ばされて、隣接する貯留可能領域内に入ることを防止することができる。
7.前記仕切り部材と前記底面部との間に遊技媒体が通過可能な開口が形成されていることを特徴とする手段6に記載の遊技機。
手段7によれば、仕切り部材と底面部との間に遊技媒体が通過可能な開口が形成されているので、灰皿が第2位置に移動されて受皿の貯留部における貯留可能領域が拡大された状態において、遊技媒体は仕切り部材によって移動を妨げられることなく貯留部内全体を移動することができる。
8.前記本体側に前記灰皿を収納可能な空間部を有する灰皿収納部材が設けられ、前記第2位置は、前記灰皿収納部材の空間部内に設定されたことを特徴とする手段1乃至7のいずれかに記載の遊技機。
手段8によれば、第2位置が本体側に設けられた灰皿収納部材の空間部内に設定されているので、灰皿を第2位置に位置させて受皿の貯留部における遊技媒体の貯留空間を拡大させた状態で灰皿が本体から外方へ突出して遊技の邪魔になることを防止することができる。
9.前記灰皿収納部材の空間部は、前記第1位置後方にて開口形成されたことを特徴とする手段8に記載の遊技機。
手段9によれば、灰皿収納部材の空間部は、第1位置後方にて開口形成されているので、灰皿を前後方向に移動させる簡単な操作で、受皿の貯留部内に設定された第1位置と灰皿収納部材の空間部内に設定された第2位置との間で灰皿の移動を行うことができる。
10.前記第1位置と前記第2位置との間を前記灰皿が摺動移動可能に構成されたことを特徴とする手段1乃至9のいずれかに記載の遊技機。
手段10によれば、灰皿を第1位置から第2位置へ摺動移動させる簡単な操作により、受皿の貯留部における遊技媒体の貯留空間を拡大することができる。
11.前記第1位置と前記第2位置との間を移動可能な可動体を備え、
前記灰皿は、前記可動体に取り付けられたことを特徴とする手段1乃至10のいずれかに記載の遊技機。
手段11によれば、第1位置と第2位置との間を移動可能な可動体に灰皿が取り付けられているので、灰皿の構成を複雑化することなく第1位置と第2位置との間を円滑に移動可能な構成を実現することができる。
12.前記灰皿は、前記可動体に回動可能に軸支されたことを特徴とする手段11に記載の遊技機。
手段12によれば、灰皿が可動体に回動可能に軸支されているので、灰皿が可動体に連結された状態で、上面開口部内に収容された煙草の灰や吸殻をゴミ箱等へ廃棄することができる。
13.前記灰皿は、前記可動体に着脱可能に取り付けられたことを特徴とする手段11に記載の遊技機。
手段13によれば、灰皿が可動体に着脱可能に取り付けられているので、可動体が受皿側に取り付けられた状態で、灰皿のみを可動体から取り外して、上面開口部内に収容された煙草の灰や吸殻をゴミ箱等へ廃棄することができる。
14.前記灰皿は、本体又は受皿に回動可能に軸支され、前記第1位置と前記第2位置との間を回転移動可能に構成されたことを特徴とする手段1乃至9のいずれかに記載の遊技機。
手段14によれば、本体又は受皿に回動可能に軸支された灰皿を第1位置から第2位置へ回転移動させる簡単な操作で、受皿の貯留部における遊技媒体の貯留空間を拡大することができる。
15.前記灰皿を前記第1位置に保持する第1保持手段と、前記灰皿を前記第2位置に保持する第2保持手段とを備えたことを特徴とする手段1乃至14のいずれかに記載の遊技機。
手段15によれば、灰皿が第1位置に位置する状態では第1保持手段によって確実に保持され、灰皿が第2位置に位置する状態では第2保持手段によって確実に保持される。例えば、灰皿が上面開口部を上方に向けた姿勢で第1位置に配置される構成では、灰皿へ煙草の灰や吸殻を入れる際に灰皿の位置がずれることを防止することができる。一方、灰皿を第2位置に移動した場合は、第2保持手段によって確実に保持されるので、振動等に起因して灰皿の位置が受皿の貯留部内にずれて遊技媒体の貯留が阻害される状態等の発生を防止することができる。
16.前記受皿は、左右の少なくとも一方が前記本体側の端部近傍まで延設されていることを特徴とする手段1乃至15のいずれかに記載の遊技機。
手段16によれば、受皿は、左右の少なくとも一方が本体側の端部近傍まで延設されているので、灰皿を受皿の貯留部内に設定された第1位置に配置された状態においても、灰皿を受皿の横に隣接配置した従来構造と同程度に遊技媒体の貯留空間を確保でき、さらに、灰皿を受皿の貯留部外に設定された第2位置へ移動させることにより、遊技媒体の貯留可能空間を従来よりも大幅に拡大することができる。
17.前記遊技機は、前記遊技媒体として遊技球を用いるパチンコ遊技機であり、
前記受皿は、前記遊技球を貯留する球受皿であることを特徴とする手段1乃至16のいずれかに記載の遊技機。
手段17によれば、パチンコ遊技機において、灰皿を球受皿の貯留部内に設定された第1位置に位置させることができるので、本体前面に球受皿とは別に灰皿を配設するためのスペースを確保する必要がなく、受皿を大型化することができる。また、灰皿を球受皿の貯留部内に設定された第1位置から球受皿の貯留部外に設定された第2位置へ移動させることにより、球受皿の貯留部全体に遊技媒体の貯留空間が拡大され、より多くの遊技球を貯留可能となる。
18.前記球受皿は、前記本体より払い出された遊技球を貯留して発射装置へ供給する上皿から誘導された遊技球、前記本体より払い出された遊技球又は前記発射装置によって発射された遊技球のうち遊技盤に到達しなかった遊技球を受けて貯留する下皿であることを特徴とする手段17に記載の遊技機。
手段18によれば、パチンコ遊技機において、灰皿を下皿の貯留部内に設定された第1位置に位置させることができるので、本体前面に下皿とは別に灰皿を配設するためのスペースを確保する必要がなく、下皿の大型化が可能となる。特に、下皿の貯留部内は、遊技者の手が届きやすく且つ遊技の邪魔にならないので、灰皿の配設位置として適切である。また、灰皿を下皿の貯留部内に設定された第1位置から下皿の貯留部外に設定された第2位置へ移動させることにより、下皿の貯留部全体に遊技球の貯留空間が拡大され、上皿から誘導された遊技球、本体より払い出された遊技球又は発射装置によって発射された遊技球のうち遊技盤に到達しなかった遊技球をより多く貯留可能となる。よって、例えば、常には灰皿を第1位置に位置させておき、大当り遊技状態等が発生して本体から払い出される遊技球が急増した場合に、灰皿を第2位置に移動させて下皿の貯留部における遊技球の貯留空間を拡大することができるので、下皿の貯留部が遊技球で満杯になるまでの時間を延長して、その間に遊技球貯留箱(いわゆるドル箱)を用意することが可能となる。
19.前記球受皿は、前記本体より払い出された遊技球を貯留して発射装置へ供給する上皿であることを特徴とする手段17に記載の遊技機。
手段19によれば、パチンコ遊技機において、灰皿を上皿の貯留部内に設定された第1位置に位置させることができるので、本体前面に上皿とは別に灰皿を配設するためのスペースを確保する必要がなく、上皿の大型化が可能となる。また、灰皿を上皿の貯留部内に設定された第1位置から上皿の貯留部外に設定された第2位置へ移動させることにより、上皿の貯留部全体に遊技球の貯留空間が拡大され、本体より払い出された遊技球をより多く貯留可能となる。
20.前記遊技機は、複数種類の図柄が表示された複数の回転リールを有し、前記各回転リールの回転停止時の図柄の組合わせに基づく入賞態様に応じて前記遊技媒体としての遊技球が払い出されるパチロット遊技機であり、
前記受皿は、前記遊技球を貯留する球受皿であることを特徴とする手段1乃至16のいずれかに記載の遊技機。
手段20によれば、パチロット遊技機において、灰皿を球受皿の貯留部内に設定された第1位置に位置させることができるので、本体前面に球受皿とは別に灰皿を配設するためのスペースを確保する必要がなく、受皿を大型化することができる。また、灰皿を球受皿の貯留部内に設定された第1位置から球受皿の貯留部外に設定された第2位置へ移動させることにより、球受皿の貯留部全体に遊技媒体の貯留空間が拡大され、より多くの遊技球を貯留可能となる。
21.前記遊技機は、前記遊技媒体としてメダルを用いるスロットマシンであり、
前記受皿は、前記メダルを貯留するメダル受皿であることを特徴とする手段1乃至16のいずれかに記載の遊技機。
手段21によれば、スロットマシンにおいて、灰皿をメダル受皿の貯留部内に設定された第1位置に位置させることができるので、本体前面にメダル受皿とは別に灰皿を配設するためのスペースを確保する必要がなく、メダル受皿を大型化することができる。また、灰皿をメダル受皿の貯留部内に設定された第1位置からメダル受皿の貯留部外に設定された第2位置へ移動させることにより、メダル受皿の貯留部全体にメダルの貯留空間が拡大され、より多くのメダルを貯留可能となる。
以下、本発明の遊技機を具体化した各実施形態について説明する。最初に、第一の実施形態のパチンコ遊技機(以下、単に「パチンコ機」と称する)1について図面を参照しつつ説明する。パチンコ機1は、内部の遊技球払い出し機構を利用して遊技球の貸し出しを行うCR機と称されるタイプのパチンコ機であり、遊技ホールでは図示しないカードユニットが隣接配置され且つ電気的に接続される。図1は、本実施形態のパチンコ機1を示す正面図、図2は、パチンコ機1を示す側面図である。
パチンコ機1は、図1乃至図2に示すように、外枠2と、その外枠2の前部に設けられ外枠2の一側部にて開閉可能に支持され且つ遊技領域14を有する本体枠3とを備えている。外枠2は、パチンコ機1のベースとなる枠であり、板材により全体として矩形状に構成され、本体枠3を矩形開口内にて開閉可能に支持している。尚、本実施の形態では、外枠2の上下方向の長さは808mm、左右方向の長さは520mmとなっている。
本体枠3は、合成樹脂、具体的にはABS樹脂により構成されている。本体枠3の開閉軸線はパチンコ機1の正面から見て左側に上下に延びるように設定されている。尚、外枠2は樹脂により構成されていてもよく、あたかも外枠2及び本体枠3が一体物に見えるように構成されていてもよい。本体枠3には、後述する下皿ユニット51を除く本体枠3の前面側を覆うように、ガラス扉枠4が本体枠3左端の垂直軸心回りに開閉自在に設けられている。
ガラス扉枠4の開閉軸線(軸支部)は、パチンコ機1の正面から見て左側に上下に延びるように設定されている。詳しくは、ガラス扉枠4の左側の上端部付近に図示しない回動軸が設けられ、本体枠3の正面から見て左側の上端部付近には回動軸が嵌め込まれる軸受部92が設けられている。また、軸受部92の下方には、上方に突出する突回動軸93が設けられ、ガラス扉枠4の下側面には、前記回動軸の下方位置において、前記突回動軸93を嵌め込むための図示しない軸受凹部が設けられている。そして、突回動軸93を前記軸受凹部に嵌め込み、回動軸を軸受部92に嵌め込むことによって、ガラス扉枠4が軸支され開閉可能となる。このように本実施の形態では、回動軸と突回動軸93を結ぶ線がガラス扉枠4の開閉軸線として設定されている。
本体枠3の後側(ガラス扉枠4の奥、外枠2の内側)には、図3に示すように、遊技盤5が着脱可能に装着されている。尚、図3は、ガラス扉枠4を開放した状態における本体枠3、遊技盤5等を示す正面図である。遊技盤5は、その周縁部が本体枠3の裏側に当接した状態で取り付けられており、図3では、遊技盤5の前面部の略中央部分だけが本体枠3の前面側に露出した状態となっている。この遊技盤5の上下方向の長さは476mm、左右方向の長さは451mmとなっている。また、遊技盤5には、ルータ加工が施されることによって複数の開口部が形成されており、各開口部には、普通入賞チャッカー6、可変入賞装置7、作動チャッカー8、スルーチャッカー10、図柄変動表示装置57等が配設されている。
図柄変動表示装置57は、長方形状を呈する液晶ディスプレイを備え、左図柄列、中図柄列及び右図柄列の3つの表示列が画面表示される。各図柄列は複数の図柄によって構成されており、これら図柄が各図柄列毎にスクロールされるように表示画面に可変表示されるようになっている。
図柄変動表示装置57の制御を行う表示制御回路71を搭載した表示制御基板、後述するスピーカ59における音声出力の制御を行う音声制御基板等を含む各種の制御基板は、図2に示すように、遊技盤5の背面側に設けた透明樹脂製の裏パック5aによって覆われている。また、パチンコ機1の主制御を行う主制御回路70を搭載したメイン基板はメイン基板ボックス5bに、入賞による遊技球の払い出しやカードユニットからの貸し出し要求に基づいて遊技球の払い出しを行う払出ユニット74の制御を行う払出制御回路73及び遊技球の発射を行う発射装置31の制御を行う発射制御回路を搭載した払出発射制御基板は払出発射制御基板ボックス5cにそれぞれ収納されている。
また、可変入賞装置7は、通常、遊技球Bが入賞できない状態又は入賞し難い状態になっている。より詳しくは、作動チャッカー8に対し遊技球Bが入賞することに基づいて、図柄変動表示装置57の液晶表示部の図柄が可変表示される。そして、確定された図柄の組合わせが予め設定した特定の図柄の組合わせとなったこと、ここでは停止した図柄が特定の組み合わせであることを必要条件に特別遊技状態が発生し、可変入賞装置7の大入賞口が所定の開放状態となり(具体的には所定時間、所定回数だけ開く)、遊技球Bが入賞しやすい状態(大当り遊技状態)になるよう構成されている。尚、図柄変動表示装置57において変動表示される複数の図柄列のうち、1つを除く他の図柄列の停止時の組合せが大当り図柄の組合せであるリーチ遊技状態となったときに、図柄変動表示装置57においてリーチ演出画面が表示されると共に、リーチ遊技状態の発生がスピーカ59から出力される効果音によって報知される。
また、周知のとおり、前記一般入賞口6、可変入賞装置7、作動チャッカー8に遊技球Bが入賞して図示しない入賞感知スイッチを通過することに基づいて、払出ユニット74より後述する上皿54(場合によっては下皿53)に対し所定数の遊技球が景品球として払い出されるようになっている。また、遊技盤5には、遊技球Bの落下方向を適宜分散、調整等するために多数の釘が植設されているとともに、風車9等の各種部材(役物)が配設されている。
さて、本体枠3は、図3に示すように、外形が前記外枠2とほぼ同一形状をなす樹脂ベース11と、この樹脂ベース11の最内周側に位置し略円弧状をなすよう一体形成された内レール12と、主として図の左側の内レール12に対し所定間隔を隔てて前記樹脂ベース11に一体形成された外レール13とを備えている。これら内レール12及び外レール13は遊技球発射ハンドル52の回動操作に基づき発射装置31から発射された遊技球Bを遊技盤5上部へ案内する発射路としての役割を主として果たすものである。従って、内レール12と外レール13とが並行する部分(向かって左側の部分)によって、誘導レールが構成されることとなる。
前記内レール12の下端部付近において、遊技盤5には遊技球Bを導出するアウト口25が形成されている。そして、遊技盤5の下部に落下した遊技球の多くは、このアウト口25を通って図示しない球排出路の方へと案内されるようになっている。このような構成の下、本体枠3の内周側の窓孔によって主として遊技領域14の外縁部14aが確定されており、本体枠3に対し遊技盤5が装着された状態にあっては、内レール12及び外レール13が遊技盤5に当接又は近接した状態となる。そして、発射装置31により発射された遊技球Bは、主として外レール13によって遊技盤5の上部へと案内される。また、遊技盤5には、遊技球の払い出しを行う払出口32が設けられ、この払出口32に連通するようにガラス扉枠4側に払出口45が設けられている。
次に、遊技領域14について説明する。本実施の形態では、遊技領域14を、パチンコ機1の正面から見て、内レール12及び外レール13によって囲まれる領域のうち、内外レール12,13の並行部分である誘導レールの領域を除いた略円形状の領域としている。また、パチンコ機1において、外レール13の最上部地点から遊技盤5下部までの間の距離は462mm、外レール13の極左位置から内レール12の極右位置までの間の距離は449mmとなっている。また、内レール12の極左位置から内レール12の極右位置までの間の距離は432mmとなっている。尚、遊技領域14の形状は、略円形状には限られず、略楕円形状としても構わない。
併せて、図1乃至図2に示すように、ガラス扉枠4の存在していない本体枠3下部は、例えばABS樹脂よりなる下皿ユニット51となっている。尚、下皿ユニット51の構成については後述する。
次に、ガラス扉枠4の構成について図1,図2等を参照しつつ説明する。ガラス扉枠4の略中央には、遊技領域14の殆どを外部から視認することができるように略円形状の視認窓41が形成されている。また、視認窓41の左端と、ガラス扉枠4の左端との間の最短距離(いわゆる左側部フレーム部分の左右幅)は、ガラス扉枠4自体の強度及び支持強度を高めるために比較的大きく設定されている。より詳しくは、ガラス扉枠4が閉じられた状態において、外レール13の左側部は勿論、内レール12の左側部も前記左側部フレーム部分によって覆い隠される。すなわち、誘導レールの一部が覆い隠される。このように遊技球Bが一時的に視認困難となったとしても、それは、遊技球Bが遊技領域14に案内される通過点に過ぎず、遊技者が主として遊技を楽しむ遊技領域14において遊技球Bが視認困難となるわけではない。そのため、実際の遊技に際しては何ら支障が生じない。また、このような支障が生じない一方で、ガラス扉枠4の十分な強度及び支持強度が確保可能となっている。
また、ガラス扉枠4には、裏側から一対のガラス板42が並行して取り付けられている。ベース部40の左右方向の長さは、本体枠3とほぼ同等であり、そのガラス扉枠4によって本体枠3下部に設けられた下皿ユニット51を除く殆どの部分が覆われるようになっている。また、視認窓41の周囲には、電球やLEDからなる電飾部材46が配設されている。
ガラス扉枠4の視認窓41下方の下部フレームには、上皿54が一体的に設けられている。上皿54は、図4の平面図に示すように、合成樹脂製の皿本体55と、皿本体55を囲む合成樹脂製の皿カバー体56とから構成されている。
皿本体55は、払出ユニット74より払出し口32,45を介して払い出された遊技球及び遊技者により投入された遊技球を貯留する凹状の貯留部55aを有し、貯留部55aの底部は右下がりに緩やかに傾斜している。また、貯留部55aには、右側に向かって徐々に幅狭となるように形成されると共に、貯留された遊技球を一列に整流してガラス扉枠4の図示しない供給穴を通して発射装置31に誘導する整流部55bが設けられている。整流部55bの底面には、細長い長方形状の金属板55cが装着されている。金属板55cは、遊技球の流れをスムーズにする機能、底面を補強して摩擦による削れを防止する機能、ノイズを防止する機能等を有している。さらに、整流部55bの最も低い位置に球抜き穴55dが形成されている。
また、皿本体55には、球抜き穴55dを通して、貯留部55a内に貯留された遊技球を余剰球通路55fを通して下皿53へ排出するための球抜き機構60が設けられている。尚、図5は、上皿の球抜き機構60を示す正面断面図である。球抜き機構60は、図5に示すように、操作レバー61と、球抜きレバー62と、開閉シャッター63と、引張りばね64とを備えている。操作レバー61は、球抜き操作を行うための操作部材であり、皿本体55の右側後方の上面に配設されている。この操作レバー61は、球抜きレバー62を介して開閉シャッター63に連結されている。開閉シャッター63は、皿本体55に設けられたレバーガイド部55eによって左右方向に摺動可能に案内され、球抜き穴55dを開閉できるようになっている。また、この球抜きレバー62は、皿本体55との間に所定の張力をもって介装された引張りばね64によって、常時、球抜き穴55dを閉じる方向(図5中の右側)に付勢されており、遊技者によって球抜き操作レバー61が操作されたときのみ、引張りばね64の付勢力に抗して図5中左側に移動して、球抜き穴55dを開くようになっている。
ここで、パチンコ機1における遊技球の払出し制御の流れについて、図6のブロック図を参照しつつ説明する。発射装置31によって遊技盤5の遊技領域14内に打ち込まれた遊技球Bが入賞口(普通入賞チャッカー6、可変入賞装置7、作動チャッカー8、スルーチャッカー10)に入賞して図示しない入賞感知スイッチを通過すると、入賞信号が送出されて主制御回路70に入力される。入賞信号が入力された主制御回路70は、賞球払出しコマンドを払出制御回路73に送出する。賞球払出しコマンドを受信した払出制御回路73は、そのコマンドを解析し、主制御回路70から要求された賞球個数分の遊技球を、払出し口45を介して皿本体55の貯留部55a内に払い出す。尚、図7は、上皿54に遊技球の払出しが行われている状態を示す平面図である。
ガラス扉枠4前面の視認窓41と上皿54との間には、遊技球の貸し出しに関する操作を行うための貸球操作部48が配設されている。貸球操作部48は、図1等に示すように、遊技球の貸し出し可能状態をランプによって示す貸出ボタンランプ48a、遊技球の貸し出しを行うための貸出ボタン48b、プリペイドカードの返却を行うための返却ボタン48c、プリペイドカードの残り度数を表示する度数表示LED48dとを備えている。
次に、本体枠3前面下部に設けられた下皿ユニット51の構成について、図8乃至図11を参照しつつ説明する。尚、図8は、下皿ユニット51を示す正面図である。図9は、下皿ユニット51を示す背面図である。図10(a)は、灰皿65が下皿53の貯留部53dの灰皿配置領域53iに配置された状態を示す下皿ユニット51の平面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断面図である。図11は、下皿ユニット51の底面部53bの内部構造を示す平面図であり、(a)は球抜き穴53eが閉じた状態を、(b)は球抜き穴53eが開放された状態をそれぞれ示している。図12(a)は、灰皿65が灰皿収納部材66の空間部66a内に収納された状態を示す下皿ユニット51の平面図、(b)は(a)のC−C線断面図、(c)は(a)のD−D線断面図である。尚、下皿53が、本発明の受皿を構成するものである。
図8に示すように、下皿ユニット51の右下部からは、遊技球発射用ハンドル52が手前側に延設されている。また、下皿ユニット51には、遊技球発射用ハンドル52の左側近傍から本体枠3左端近傍まで球受け皿としての景品球払出用の下皿53が設けられている。
下皿53は、図8、図10等に示すように、本体枠3に対して平行に装着される当板53aと、当板53aの下部より前方へ突出する底面部53bと、底面部53bの前方及び左右を囲むように立設された周壁部53cとを備え、これら各部材によって凹状の貯留部53dが形成されている。当板53aには、上皿54から誘導された遊技球の通路である余剰球通路55fの下端に接続された払出し口58が設けられると共に、背面側にスピーカ59が配設されている。また、底面部53bと周壁部53cとは、樹脂成型により一体的な皿体として形成されている。
底面部53bの中央よりやや右寄り位置には、遊技球を下方へ排出するための球抜き穴53eが設けられ、常には、図11(a)に示すように、底面部53b内部に配設されたスライド板53fがスライド板用バネ53gによって右方向に付勢されて球抜き穴53eがスライド板53fによって塞がれた状態となっている。そして、周壁部53c前面に設けられた球抜きつまみ53hをスライド板用バネ53gの弾性力に抗して左方向に動かすと、図11(b)に示すように、球抜きつまみ53hに接続されたスライド板53fが左方向に移動して球抜き穴53eが開放され、貯留部53d内に貯留された遊技球を下皿53の外部へ排出可能となる。
下皿53の中央と左端との略中間位置には、図8、図10(a),(c)に示すように、周壁部53c前面上端と当板53aとの間に装架されて貯留部53dの上方空間を所定の高さで左右に仕切る仕切り板53iが立設されている。そして、貯留部53dにおいて仕切り板53iと周壁部53c左端との間が、灰皿65を使用可能な状態で配置するための灰皿配置領域53jとなっている。尚、灰皿配置領域53jが、本発明の「受皿の貯留部内に設定された第1位置」に相当する。
灰皿65は、上面開口部65aを有する耐熱性樹脂製の箱状部材であり、常には、図8、図10(a),(b)に示されるように、灰皿配置領域53j内に上面開口部65aを上方に向けて載置される。灰皿65が貯留部53dの灰皿配置領域53jに載置された状態では、貯留部53dにおいて仕切り板53iの右側領域のみが遊技球を貯留可能な領域となっている。
灰皿65の前面上部には、前方に突出するツバ部65bが設けられ、ツバ部65bの中央には煙草置き用凹部65cが前後方向に形成されている。煙草置き用凹部65cは、1本の煙草と略同一の直径を有する断面略半円形の凹溝であり、吸いかけの煙草を転がることなく置くことができる。
下皿ユニット51において灰皿配置領域53i後方には、灰皿収納部材66が配設されている。灰皿収納部材66は、灰皿65の正面サイズより一回り大きいサイズで前面側が開口形成された空間部66aを有する合成樹脂製の箱状部材であり、灰皿65が上面開口部65aを上方に向けた状態で空間部66a内に収納可能となっている。図12に示すように、灰皿65が灰皿収納部材66の空間部66a内に収納された状態では、貯留部53dにおいて仕切り板53iより左側の灰皿配置領域53jが開放されるため、遊技球が仕切り板53iの下方を左右に流動可能であり、灰皿配置領域5jiを含む貯留部53d全体が遊技球を貯留可能な領域となっている。尚、灰皿収納部材66の空間部66a内が、本発明の「受皿の貯留部外に設定された第2位置」に相当する。
次に、下皿53の貯留部53dにおける遊技球を貯留可能な領域の変化について、灰皿65を下皿53の貯留部53d内の灰皿配置領域53jに配置した状態と、灰皿65を灰皿配置領域53j後方の灰皿収納部材66に収納した状態とを比較して説明する。灰皿65を下皿53の灰皿配置領域53jに配置した状態では、図13(a)に示すように、遊技球は貯留部53dの灰皿配置領域53jを除く仕切り板53iの右側領域のみに貯留される。一方、灰皿65を後方へ摺動移動させて灰皿収納部材66の空間部66a内に収納した状態では、図13(b)に示すように、灰皿配置領域53jが開放されているので、灰皿配置領域53jを含む貯留部53d全体にて遊技球を貯留可能となる。従って、図13(b)の状態では、図13(a)の状態と比較して遊技球の貯留可能量が1.3倍程度に増大されている。
一方、灰皿65を掃除する際には、図14に示すように、下皿53から灰皿65を取り外して上面開口部65aをゴミ箱の上方で下向きにすることにより、煙草の吸殻等をゴミ箱内へ捨てることができる。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態のパチンコ機1によれば、灰皿65を下皿53の貯留部53d内に設定された第1位置としての灰皿配置領域53jに配置することができるので、本体枠3前面に下皿53とは別に灰皿65を配設するためのスペースを確保する必要がなく、下皿53は左側において本体枠3の左端近傍まで延設された大型のサイズが実現可能となっている。特に、下皿53の貯留部53d内は、遊技者の手が届きやすく且つ遊技の邪魔にならないので、灰皿65の配設位置として適切である。また、灰皿65を下皿53の貯留部53d内の灰皿配置領域53jから貯留部53d外に設定された第2位置としての灰皿収納部材66の空間部66a内に移動させることにより、灰皿配置領域53jを含む下皿53の貯留部53d全体に遊技球の貯留空間が拡大され、上皿54から誘導された遊技球、本体枠3より払い出された遊技球又は発射装置31によって発射された遊技球のうち遊技盤5に到達しなかった遊技球をより多く貯留可能となる。よって、常には灰皿65を灰皿配置領域53jに位置させておき、大当り遊技状態等が発生して本体枠3から払い出される遊技球が急増した場合に、灰皿65を灰皿収納部材66の空間部66a内に移動させて下皿53の貯留部53dにおける遊技球の貯留空間を拡大することができるので、下皿53の貯留部53dが遊技球で満杯になるまでの時間を延長して、その間に遊技球貯留箱(いわゆるドル箱)を用意することが可能となる。
また、貯留部53d外に設定される第2位置が、本体枠3側に設けられた灰皿収納部材66の空間部66a内に設定されているので、灰皿65が本体枠3から外方へ突出して遊技の邪魔になることを防止することができる。また、灰皿収納部材66の空間部66aは、灰皿配置領域53j後方にて開口形成されているので、灰皿65を前後方向に摺動移動させる簡単な操作で、灰皿配置領域53jと灰皿収納部材66の空間部66a内との間で灰皿65の移動を行うことができる。
また、灰皿65が上面開口部65aを上方に向けた姿勢で灰皿配置領域53jに配置されるので、灰皿65が下皿53の貯留部53d内に配置された状態で灰皿65を使用する(つまり、煙草の灰や吸殻を灰皿65の上面開口部65aへ投入する)ことができる。よって、例えば、遊技者が喫煙中であって灰皿65を使用したい場合は、灰皿65を灰皿配置領域53jに配置しておくことにより、遊技者の手が届きやすく且つ遊技の邪魔にならない位置で灰皿65を使用することができる。
また、灰皿65が上面開口部65aを上方に向けた姿勢で灰皿配置領域53jと灰皿収納部材66の空間部66a内との間を移動可能であるので、煙草の灰や吸殻を灰皿65の上面開口部65a内に収容したままの状態で、灰皿65を灰皿配置領域53jから灰皿収納部材66の空間部66aへ移動させて下皿53の貯留部53dにおける遊技球の貯留空間を拡大することができる。
また、灰皿65が灰皿配置領域53jに位置する状態で、前面上部より前方へ突出形成されたツバ部65bが下皿53の周壁53c上端面に重なるので、遊技者が灰皿65の上面開口部65a内に煙草の灰や吸殻を捨てる際に、灰皿65と下皿53との隙間から貯留部53d内に煙草の灰が入り込むことを防止することができる。
また、灰皿配置領域53jに位置する灰皿65及び下皿53の貯留部53dにおける貯留可能領域(灰皿65により占有された領域以外の右側領域)の上方空間が仕切り部材としての仕切り板53iによって仕切られているので、灰皿65の上面開口部65a内に収容された煙草の灰が、遊技ホール内における人の移動に伴う風やエアコンから吹き出される風に飛ばされて、隣接する貯留部53dの貯留可能領域内に入ることを防止することができる。尚、仕切り板53iと底面部53bとの間に遊技球が通過可能な開口が形成されているので、灰皿65が灰皿収納部材66の空間部66a内に移動されて下皿53の貯留部53dにおける貯留可能領域が拡大された状態において、遊技球は仕切り板53iによって移動を妨げられることなく貯留部53d内全体を移動することができる。
次に、本発明の第二の実施形態について、図15乃至図16を参照しつつ説明する。図15(a)は、第二の実施形態において灰皿65が貯留部53dの灰皿配置領域53jに載置された状態を示す断面図(第一の実施形態の図10(b)に相当)、(b)は灰皿65が貯留部53dの前方へ回動された状態を示す断面図である。図16は、第二の実施形態において遊技球が貯留された下皿ユニット51を示す平面図であり、(a)は灰皿65が下皿53の貯留部53d内に配置された状態を、(b)は灰皿65が前方に回動された状態をそれぞれ示している。図17は、灰皿65の上面開口部65a内に収容された煙草の吸殻や灰をゴミ箱へ捨てる様子を示す図である。尚、第一の実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、それらの部材についての詳細な説明は省略する。
本実施形態では、灰皿65は、ツバ部65b前面においてヒンジ65dを介して下皿53の周壁部53c上端面に連結され、前後方向に回動可能となっている。そして、常には、図15(a)に示すように、灰皿65が下皿53の灰皿配置領域53jに載置される。一方、灰皿65を使用しない場合、図15(b)に示すように、灰皿65を周壁部53cの前方側に回動させて灰皿配置領域53jを開放することにより、下皿53の貯留部53dにおける遊技球の貯留可能領域を拡大することができる。
そして、灰皿65が下皿53の貯留部53d内に位置する状態で遊技球を貯留する場合、図16(a)に示すように、遊技球は仕切り板53iの右側の領域のみに貯留されている。また、灰皿65が前方へ回動された状態で遊技球が貯留する場合、図16(b)に示すように、遊技球は下皿53の貯留部53d全体に貯留されており、遊技球の貯留量は図16(a)の状態と比較して1.3倍程度に増大されている。
一方、灰皿65を掃除する際には、図17に示すように、下皿53の周壁部53c前方にゴミ箱を配置した状態で、灰皿65を前方へ回動させる簡単な操作を行うことにより、上面開口部65a内の煙草の吸殻等をゴミ箱内へ捨てることができる。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態によれば、下皿53の周壁部53cに回動可能に軸支された灰皿65を灰皿配置領域53j(第1位置)から周壁部53cの前方(第2位置)へ回転移動させる簡単な操作で、下皿53の貯留部53dにおける遊技球の貯留空間を拡大することができる。
次に、本発明の第三の実施形態について、図18乃至図19を参照しつつ説明する。図18(a)は、第三の実施形態において灰皿65が貯留部53dの灰皿配置領域53jに載置された状態を示す断面図(第一の実施形態の図10(b)に相当)、(b)は灰皿65が灰皿収納部66に収納された状態を示す断面図である。図19は、灰皿65の上面開口部65a内に収容された煙草の吸殻や灰をゴミ箱へ捨てる様子を示す図である。尚、第一の実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、それらの部材についての詳細な説明は省略する。
本実施形態では、灰皿65が台車67を介して灰皿配置領域53jと灰皿収納部材66の空間部66a内との間を移動可能に構成されている。台車67は、下部に複数のローラ67aを備えており、台車67に前後方向の外力を加えることによりローラ67aが回転し、灰皿配置領域53jと灰皿収納部材66の空間部66a内との間を移動することができる。灰皿65は、台車67上面に載置され且つヒンジ67bを介して台車67の前側上部に連結されて前後に回動可能となっている。そして、常には、図18(a)に示すように、灰皿65が台車67上に載置された状態で灰皿配置領域53jに配置される。一方、灰皿65を使用しない場合、図18(b)に示すように、灰皿配置領域53j後方の灰皿収納部66の空間部66a内に灰皿65が台車67上に載置された状態で収納して灰皿配置領域53jを開放することにより、下皿53の貯留部53dにおける遊技球の貯留可能領域を拡大することができる。
一方、灰皿65を掃除する際には、図19に示すように、下皿53の周壁部53c前方にゴミ箱を配置した状態で、灰皿65を載置した台車67を灰皿配置領域53jに位置させると共に、灰皿65を前方へ回動させる簡単な操作を行うことにより、上面開口部65a内に収容された煙草の吸殻等をゴミ箱内へ捨てることができる。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態によれば、灰皿配置領域53j(第1位置)と灰皿収納部材66の空間部66a内(第2位置)との間を移動可能な可動体としての台車67に灰皿65が取り付けられているので、灰皿65の構成を複雑化することなく、灰皿配置領域53jと灰皿収納部材66の空間部66a内との間を円滑に移動可能な構成を実現することができる。
また、本実施形態は、灰皿の上面開口部を上方に向けた姿勢で灰皿配置領域53jと灰皿収納部材66の空間部66a内との間を移動可能であるという第一の実施形態と同様の効果と、掃除の際には灰皿65を前方へ回動させる簡単な操作で上面開口部65a内に収容された煙草の吸殻等をゴミ箱内へ捨てることができるという第二の実施形態と同様の効果との両方を奏することができる。
尚、本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。
例えば、前記第一の実施の形態において、灰皿65を下皿53の灰皿配置領域53j又は灰皿収納部材66の空間部66a内において、灰皿65がずれないように保持する保持手段を設ける構成としてもよい。例えば、図20に示すように、灰皿65の前面及び背面に磁石65m,65nをそれぞれ配設すると共に、灰皿65が灰皿配置領域53jに載置された状態で灰皿65前面に当接する下皿53の周壁部53c内面、及び灰皿65が灰皿収納部66に収納された状態で灰皿65背面に当接する灰皿収納部66の後部内面にそれぞれ磁石53m,66mを配設する。但し、磁石53mと65m、65nと66mは、それぞれ逆極性同士(N極とS極)が向き合うように配置される。従って、図20(a)に示すように、灰皿65が灰皿配置領域53jに載置された状態では、磁石53mと65mとが近接して対向し、互いの磁力により引き合うため、灰皿65前面が下皿53の周壁部53c内面に保持される。一方、図20(b)に示すように、灰皿65が灰皿収納部66の空間部66aに収納された状態では、磁石65nと66mとが近接して対向し、互いの磁力により引き合うため、灰皿65背面が灰皿収納部66の後部内面に保持される。また、灰皿65を前後に移動させるときは、下皿53の周壁部53c内面又は灰皿収納部66の後部内面より磁力に抗して灰皿65を引き離せばよい。尚、磁石53m及び65mが、本発明の第1保持手段を、磁石65n及び66mが第2保持手段をそれぞれ構成するものである。
また、前記第二の実施形態では、灰皿65が下皿53の周壁部53cに回動可能に軸支される構成であったが、本体枠3の下皿53以外の部材に回動可能に軸支される構成としてもよい。
また、前記第三の実施形態では、灰皿65が台車67に回動可能に軸支される構成であったが、灰皿65が台車67に着脱可能に取り付けられる構成としてもよい。本変形例によれば、台車67が下皿53側に載置された状態で、灰皿65のみを取り外して、上面開口部65a内に収容された煙草の灰や吸殻をゴミ箱等へ廃棄することができる。
また、前記各実施形態では、灰皿65が下皿53の貯留部53dの内外を移動可能な構成としたが、本体枠3より払い出された遊技球を貯留して発射装置31へ供給する上皿54の貯留部55aの内外を移動可能な構成としてもよい。本変形例によれば、灰皿65を上皿54の貯留部55a内に設定された第1位置に位置させることができるので、本体前面に上皿54とは別に灰皿65を配設するためのスペースを確保する必要がなく、上皿54の大型化が可能となる。また、灰皿65を上皿54の貯留部55a内に設定された第1位置から上皿54の貯留部55a外に設定された第2位置へ移動させることにより、上皿54の貯留部55a全体に遊技球の貯留空間が拡大され、本体より払い出された遊技球をより多く貯留可能となる。
また、前記各実施形態では、本発明をパチンコ遊技機に適用した例を示したが、遊技の実行に応じて遊技媒体の払出を行う本体と、底面部と周壁部とを有する凹状の貯留部内に前記遊技媒体を貯留する受皿と、煙草の灰や吸殻の受け口となる上面開口部を有する箱状の灰皿とを備えた遊技機であれば、他の種類の遊技機にも適用可能である。
例えば、本発明を、複数種類の図柄が表示された複数の回転リールを有し、前記各回転リールの回転停止時の図柄の組合わせに基づく入賞態様に応じて遊技媒体としての遊技球が球受皿に払い出されるパチロット遊技機に適用してもよい。本発明を適用したパチロット遊技機によれば、灰皿を適切な位置に配置しつつ、球受皿の貯留空間を拡大することが可能となる。
また、本発明を、遊技媒体としてメダルを用いるスロットマシンに適用してもよい。尚、スロットマシンでは、メダルを貯留するメダル受皿が本発明の受皿を構成する。本発明を適用したスロットマシンによれば、灰皿を適切な位置に配置しつつ、メダル受皿の貯留空間を拡大することが可能となる。
本発明は、遊技媒体を貯留する受皿と煙草の灰や吸殻を入れる灰皿とを備えた各種の遊技機に適用可能である。
本発明の第一の実施形態のパチンコ機を示す正面図である。 第一の実施形態のパチンコ機を示す側面図である。 第一の実施形態においてガラス扉枠を開放した状態における本体枠、遊技盤等を示す正面図である。 第一の実施形態における上皿を示す平面図である。 第一の実施形態において上皿の球抜き機構を示す正面断面図である。 遊技球の払出制御の流れを示すブロック図である。 上皿に遊技球の払出しが行われている状態を示す平面図である。 第一の実施形態における下皿ユニットを示す正面図である。 第一の実施形態における下皿ユニットを示す背面図である。 (a)は灰皿が灰皿配置領域に配置された状態を示す下皿ユニットの平面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断面図である。 底面部の内部構造を示す下皿ユニットの平面図であり、(a)は球抜き穴が閉じた状態を、(b)は球抜き穴が開いた状態をそれぞれ示している。 (a)は灰皿が灰皿収納部材の空間部内に収納された状態を示す下皿ユニットの平面図、(b)は(a)のC−C線断面図、(c)は(a)のD−D線断面図である。 第一の実施形態において遊技球が貯留された下皿ユニットを示す平面図であり、(a)は灰皿が灰皿配置領域に配置された状態を、(b)は灰皿が灰皿収納部に収納された状態をそれぞれ示している。 第一の実施形態において灰皿を掃除する様子を示す説明図である。 (a)は第二の実施形態において灰皿が灰皿配置領域に配置された状態を示す下皿の断面図、(b)は灰皿を前方に回動した状態を示す下皿の断面図である。 第二の実施形態において遊技球が貯留された下皿ユニットを示す平面図であり、(a)は灰皿が灰皿配置領域に配置された状態を、(b)は灰皿が前方に回動された状態をそれぞれ示している。 第二の実施形態において灰皿を掃除する様子を示す説明図である。 (a)は第三の実施形態において灰皿が灰皿配置領域に配置された状態を示す下皿の断面図、(b)は灰皿が灰皿収納部材に収納された状態を示す下皿の断面図である。 第三の実施形態において灰皿を掃除する様子を示す説明図である。 (a)は第一の実施形態の変形例において灰皿が灰皿配置領域に配置された状態を示す下皿の平面図、(b)は灰皿が灰皿収納部材に収納された状態を示す下皿の断面図である。 (a)は従来例のパチンコ機を示す正面図であり、(b)は(a)のパチンコ機の下皿を示す平面図である。
1 パチンコ遊技機
3 本体枠(本体)
51 下皿ユニット
53 下皿(受皿、球受皿)
53b 底面部
53c 周壁部
53d 貯留部
53i 仕切り板(仕切り部材)
53j 灰皿配置領域(第1位置)
53m 磁石(第1保持手段)
54 上皿
65 灰皿
65a 上面開口部
65b ツバ部
65c 煙草置き用凹部
65m 磁石(第1保持手段)
65n 磁石(第2保持手段)
66 灰皿収納部材
66a 空間部(第2位置)
66m 磁石(第2保持手段)
67 台車(可動体)

Claims (4)

  1. 遊技の実行に応じて遊技媒体の払出を行う本体と、底面部と周壁部とを有する凹状の貯留部内に前記遊技媒体を貯留する受皿と、煙草の灰や吸殻の受け口となる上面開口部を有する箱状の灰皿とを備えた遊技機において、
    前記灰皿は、前記受皿の貯留部内に設定された第1位置と前記貯留部外に設定された第2位置との間を移動可能に構成され、且つ前記上面開口部を上方に向けた姿勢で前記第1位置に配置されるものであって、
    前記灰皿が前記第1位置に位置する状態で、前記灰皿及び前記受皿の貯留部における貯留可能領域の上方空間を仕切る仕切り部材を備え、
    前記仕切り部材と前記底面部との間に遊技媒体が通過可能な開口が形成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記灰皿は、前記上面開口部を上方に向けた姿勢で前記第1位置と前記第2位置との間を移動可能に構成されたことを特徴とする請求項に記載の遊技機。
  3. 前記灰皿は、前面上部より前方へ突出形成されたツバ部を備え、
    前記灰皿が前記第1位置に位置する状態で、前記ツバ部が前記受皿の周壁の上端面に重なることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記ツバ部は、煙草を置くための凹部が設けられた煙草置き部を備えたことを特徴とする請求項に記載の遊技機。
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