JP2002112290A - 眼鏡型ディスプレイ装置 - Google Patents

眼鏡型ディスプレイ装置

Info

Publication number
JP2002112290A
JP2002112290A JP2000303960A JP2000303960A JP2002112290A JP 2002112290 A JP2002112290 A JP 2002112290A JP 2000303960 A JP2000303960 A JP 2000303960A JP 2000303960 A JP2000303960 A JP 2000303960A JP 2002112290 A JP2002112290 A JP 2002112290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display
video signal
signal
horizontal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000303960A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Kato
眞悟 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2000303960A priority Critical patent/JP2002112290A/ja
Publication of JP2002112290A publication Critical patent/JP2002112290A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で小型化に適し、フリッカがなく、外光
の映り込みもない立体視観察等に適した眼鏡型ディスプ
レイ装置を提供する。 【解決手段】 撮像された左右の像に対応する映像信号
4はFMD6に入力され、RGBデコーダ11で分離さ
れたRGB信号は左右の液晶表示パネル5L,5RのR
GB入力端に入力され、また分離された同期信号SYN
Cからタイミングジュネレータ16により生成された画
像の表示位置を決定する水平スタート信号17と垂直ス
タート信号18は左右の画像シフト回路19,20によ
って、両スタート信号17、18に対してカウンタで遅
延処理して左右の画像が表示面の中央に表示されるよう
な水平スタート信号21、22と垂直スタート信号2
3、24に変換して左右の液晶表示パネル5L,5Rの
水平及び垂直スタート信号入力端にそれぞれ入力するこ
とにより、映像信号側に対する信号処理を行う場合より
も安価に立体視観察等に適した画像表示を可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は立体観察等に用いられる眼鏡型デ
ィスプレイ装置に関する。
【0002】
【発明の属する技術分野】
【0003】
【従来の技術】近年、立体観察等ができる眼鏡型ディス
プレイ装置が普及する状況にある。例えば第26857
57号の特許公報には図10に示すような構成の立体視
観察システム91が開示されている。
【0004】図10において、一対の対物レンズ92
L,92Rにより被写体93の像が単一の撮像素子94
に左右に結像される。この場合、図11(A)に示すよ
うに撮像素子94の左右の異なる位置に左右の被写体像
95L,95Rが結ばれる。
【0005】撮像素子94の出力信号はCCU96に入
力され、映像信号に変換された後、1画面中に視差のあ
る左右の像に対応する映像信号はA/D変換器97でA
/D変換された後、メモリ制御部98による書き込み制
御で一旦フレームメモリ99に書き込まれる。
【0006】このフレームメモリ99に書き込まれた信
号は、メモリ制御部98による読み出し制御で、読み出
され、D/A変換器100に入力されてアナログの映像
信号に変換された後、モニタ101に表示される。
【0007】この場合、フレームメモリ99への書き込
み順序または読み出し順序を適当に設定することによ
り、図11(B)のように左右の画像が1フィールド毎
に交互に、かつ観察者が立体視できるような位置に表示
される。さらに液晶眼鏡102の左右の液晶シャッタ1
03、104はメモリ制御部98の制御によりモニタ1
01のフィールド走査に応じて、駆動される。
【0008】被写体93に対し、右側の対物レンズ92
Rによる像がモニタ101に表示されている時は右側の
シャッタ1104が開き、左側のシャッタ103は閉
じ、逆に左側の像がモニタ101に表示されている時は
右側のシャッタ104が閉じ、左側のシャッタ103が
開く。これにより観察者の両眼には視差を持った2つの
画像が与えられることにより立体視が行えるものであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術であっ
ては、1フィールド毎に左右の画像を切り換えたり、観
察者が立体視できるような位置に画像を表示するため、
A/D変換器97、フレームメモリ99、フレームメモ
リ書き込み及びフレームメモリ読み出しを行うメモリ制
御部98、D/A変換器100が必要となり、このため
装置が大型化したり、コストアップする欠点があった。
【0010】さらに片眼には1フィールド毎にしか画像
が与えられないので、観察者がフリッカを感じてしまっ
たり、モニタ101に外光反射等で撮像した画像以外の
不要画像も映ってしまい易く、見づらくなるという問題
があった。
【0011】(発明の目的)本発明は上記問題に鑑み、
安価で小型化に適し、フリッカがなく、外光の映り込み
もない立体視観察等に適した眼鏡型ディスプレイ装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】撮像素子により被写体像
が撮像され、生成された映像信号が入力される映像信号
入力部と、前記映像信号における画像の表示位置を決め
る表示位置制御信号入力部とをそれぞれ有する第1の表
示パネル及び第2の表示パネルと、前記撮像素子の撮像
面に形成された被写体像のうち、この撮像面の第1の領
域に形成された被写体像が前記第1の表示パネルの所定
の位置に画像として表示され、前記撮像面の第2の領域
に形成された被写体像が前記第2の表示パネルの所定の
位置に画像として表示されるように、前記映像信号にお
ける画像の各画素を前記第1及び第2の表示パネルの各
表示画素に対応させる表示制御信号を前記第1及び第2
の表示パネルの表示位置制御信号入力部に供給する表示
位置設定手段と、を備えたことにより、映像信号入力部
に入力される映像信号に対してその画像表示位置に対す
る信号処理を行うのでなく、画像の表示位置を決める表
示位置制御信号により表示位置を設定するようにしてい
るので、安価にでき、また映像信号に対して直接信号処
理を行う回路を不要にして安価、かつ小型化などを可能
にしている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図7は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた立
体視観察システムの構成を示し、図2は画像シフト回路
による画像シフトの説明図を示し、図3は液晶表示パネ
ルの構成を示し、図4は画像シフト部のより詳細な構成
を示し、図5は図4の各回路の出力等を遅延時間がゼロ
の場合と2クロック分とした場合で比較して示し、図6
は遅延量可変手段の模式的な構成例を示し、図7は立体
視用眼鏡型ディスプレイ装置の2D/3D選択スイッチ
等の構成例を示す。
【0014】図1に示す立体視観察システム1は、立体
視用の撮像を行う立体視用撮像装置(以下、単に撮像装
置と略記)2と、この撮像装置2から出力される撮像信
号から映像信号生成の処理を行うカメラコントロールユ
ニット(CCUと略記)3と、このCCU3から出力さ
れる映像信号4が入力されることにより、左右の液晶表
示パネル5L、5Rに左右の映像(画像)をそれぞれ表
示する立体視用眼鏡型ディスプレイ装置を構成するFa
ce Mount Display(FMDと略記)6
とから構成される。
【0015】撮像装置2は光学特性が揃った左右の対物
レンズ7L、7Rと、これら2つの対物レンズ7L、7
Rにより被写体8の像を撮像できるように、対物レンズ
7L、7Rの結像位置に配置された電荷結合素子等から
なる例えば単一の撮像素子9とからなる。
【0016】2つの対物レンズ7L、7Rは撮像素子9
の中心位置から左右に偏心して配置され、図2(A)に
示すように被写体8に対して視差のある左右の像10
L、10Rを撮像素子面に左右に分離して結ぶ。
【0017】この撮像素子9で光電変換された撮像信号
はCCU3に入力され、このCCUにより撮像信号に対
して映像信号生成の処理が行われ、NTSC,PAL等
の標準的な映像信号4が生成され、この映像信号4は映
像出力端から(第1の実施の形態を構成する)FMD6
側に出力される。
【0018】この映像信号4は、FMD6内のRGBデ
コーダ11に入力され、このRGBデコーダ11によ
り、映像信号成分と同期信号成分、具体的にはRGB信
号R,G,Bと同期信号SYNCに分離される。RGB
信号R,G,Bは左右の液晶表示パネル5L、5Rの映
像信号入力端、具体的にはR,G,B入力端に入力され
る。
【0019】また、同期信号SYNCはタイミングジェ
ネレータ16に入力される。このタイミングジェネレー
タ16は左右の液晶表示パネル5L、5Rを駆動し、画
像の表示位置を決定する水平スタート信号17及び垂直
スタート信号18を左右の画像シフト回路19、20に
出力し、左右の画像シフト回路19、20は入力される
水平スタート信号17及び垂直スタート信号18に対し
て遅延処理して生成した水平スタート信号21、22と
垂直スタート信号23、24を左右の液晶表示パネル5
L,5Rの駆動信号入力部としての水平スタート信号入
力端(図1等ではHスタートと略記)及び垂直スタート
信号入力端(図1等ではVスタートと略記)にそれぞれ
印加する。
【0020】この場合、タイミングジェネレータ16で
生成される水平スタート信号17及び垂直スタート信号
18を左右の画像シフト回路19、20を介することな
く、左右の液晶表示パネル5L,5Rに印加すると、液
晶表示パネル5L,5Rには撮像素子9の撮像面に結像
された像、つまり図2(A)の像10L,10Rに対応
する映像信号4の画像がそのまま表示されることにな
る。なお、説明を簡単化するために、液晶表示パネル5
L,5Rに表示される左右の画像も10L,10Rを用
いる。
【0021】画像シフト回路19、20は、図2(A)
のように表示される画像10L,10Rが、図2
(B)、図2(C)に示すように左右の液晶表示パネル
5L,5Rの表示面の中央位置の領域にそれぞれ表示さ
れる様に水平方向及び垂直方向に画像をシフトするため
の信号処理(より具体的には表示制御或いは表示駆動信
号に対する信号遅延処理)を行う表示位置設定手段を形
成している。
【0022】そして、左右の液晶表示パネル5L、5R
にはタイミングジェネレータ16からの水平スタート信
号17及び垂直スタート信号18が画像シフト回路1
9、20による画像をシフトして表示させる処理が施さ
れた水平スタート信号21、22及び垂直スタート信号
23、24にしてそれぞれ印加される。
【0023】なお、画像シフト回路19、20による画
像をシフトさせるのみの処理では、図2(A)の画像1
0L、10Rは図2(B)、図2(C)のようにそれぞ
れ観察対象となる画像10L、10Rが中央にシフトさ
れるが、他方の画像10R、10Lがその両側に半分づ
つ分割されて表示される位置になるので、観察の邪魔に
なる。
【0024】そこで、観察対象となる一方の画像10
L、10Rのみがそれぞれ中央位置の領域部分で表示さ
れるように左右の液晶表示パネル5L、5Rに(中央領
域を除く左右の隅側を遮光する)マスク板を配置した
り、或いはRGBデコーダ11と左右の液晶表示パネル
5L、5Rとの間に電気的に不要な画像部分をマスクす
る処理を行うマスキング回路(図示せず)を設けてい
る。そして、左右の液晶表示パネル5L、5Rをユーザ
が左右の眼で実際に観察じた場合には、図2(D)、図
2(E)に示すように観察対象となる画像10L、10
Rのみがそれぞれ観察されるようにしている。
【0025】図3はFMD6内に設けたアクティブマト
リクス駆動方式の液晶表示パネル5L(5Rも同様)の
構造を示す。液晶表示パネル5Lは大きく分けてアドレ
ス部31、データ部32、表示部33からなり、アドレ
ス部31は線順次走査を行いながら表示部33のアドレ
スバス34の1行分のアドレスバスラインを選択し、デ
ータ部32は表示部33に1行分づつの映像信号(RG
B信号)をデータバス35に供給する。
【0026】表示部33は2枚の平板状のガラス基板に
液晶が挟まれるように封入されており、一方のガラス基
板には全面にわたって透明電極が設けられており、所定
の電位に接続される。
【0027】他方のガラス基板上には絶縁膜を介して、
多数のアドレスバス34とデータバス35が上下、左右
に格子状に走っている。そして、アドレスバス34とデ
ータバス35との各交差点に電界効果型トランジスタ
(FETと略記)36が配置されており、各FET36
のゲートはアドレスバス34に、ドレインはデータバス
35に接続されている。
【0028】また、各FET36のソースはモザイク状
に多数設けられた透明電極37に接続されている。そし
て、1つの透明電極37、その近傍の液晶、そして他方
の(全面にわたる)透明電極によって1画素分の液晶表
示部が構成される。各画素は電気的に平行平板電極のコ
ンデンサと見なせる。そして、特定のアドレスバスライ
ンが“High”状態になると、そのアドレスバスライ
ンに結ばれた1行分のFET36がオン状態になるか
ら、1行分のFET36に対しデータバス35からの電
気信号が一度に流れ込む。
【0029】一方、他の“Low”状態にあるアドレス
バスラインに結ばれたFET36は全てオフ状態にある
から、それに接続されたコンデンサはデータバス35の
信号によって乱されないで、過去に蓄えた電荷をホール
ドし続ける。そして、コンデンサに蓄えられた電荷によ
る電界によって液晶の光学的性質が変わることを利用し
て、2次元的な光学像を得る。
【0030】アドレス部31は多数のフリップフロップ
を使ったシフトレジスタ38で構成されており、このシ
フトレジスタ38(の初段のフリップフロップ)の入力
端子Dには1垂直クロック分の時間幅で“High”と
なる垂直スタート信号24が供給され、各フリップフロ
ップの出力Qはアドレスバスラインに接続されている。
また、各フリップフロップのクロック入力端には垂直ク
ロック信号が印加される。
【0031】垂直スタート信号24は垂直クロック信号
に同期して転送されていくことで、その“High”と
なるアドレス信号を順次、アドレスバス34の下行側の
ラインに転送していく。
【0032】一方、データ部32は水平スタート信号2
1が入力されるシフトレジスタ39と、このシフトレジ
スタ39を構成する多数のフリップフロップの各出力Q
の信号が入力され、その信号をサンプル及びホールドす
るサンプル&ホールド回路群40とから構成されている
(図3等ではサンプル&ホールド回路群40を構成する
サンプル&ホールド回路をS&Hと略記)。
【0033】シフトレジスタ39の各フリップフロップ
のクロック入力端には水平クロック信号が印加され、ま
た、シフトレジスタ39(の初段のフリップフロップ)
の入力端子Dには1水平クロック分の時間幅で“Hig
h”となる水平スタート信号23が印加される。
【0034】サンプル&ホールド回路群40の各入力端
子には映像信号が入力され、サンプル&ホールド回路群
40の各出力端子はデータバスラインにそれぞれ接続さ
れている。
【0035】図4に示すように水平スタート信号は水平
クロック信号に同期してシフトレジスタ39により1つ
づつ水平方向に転送されると共に、水平スタート信号を
保持した出力端子に接続されたサンプル&ホールド回路
が映像信号をサンプリングする。水平スタート信号の入
力前、及び入力した後では各サンプル&ホールド回路は
映像信号をホールドする。
【0036】図4では水平スタート信号に対する遅延処
理を行うことにより、画像の表示位置を変更できること
を示すタイミングチャートを示し、上段側に水平スター
ト信号を遅延させない遅延時間ゼロの場合を、下段側に
水平スタート信号を2クロック分遅延させた場合を示し
ている。
【0037】水平スタート信号を遅延させない遅延時間
ゼロの場合では、(初段から3番目の)サンプル&ホー
ルド回路の出力O3から“明”を示す“High”状態
になる(1番目及び2番目のサンプル&ホールド回路の
出力O1、O2は共に“暗”の“Low”状態)のに対
し、遅延時間が2クロック分の場合には、1番目のサン
プル&ホールド回路の出力O1から“High”状態に
なる。つまり、サンプル&ホールドが2クロック分早く
なったということは、表示画面上では左側に(2クロッ
クによる時間分)移動したことと同等になる。このた
め、画像シフト手段はスタート信号を遅延させること
で、画像をシフトさせる機能を実現できることになる。
【0038】図5は図1における画像シフト回路19、
20の構成部分をより詳細に、つまり水平スタート信号
17及び垂直スタート信号18を遅延させる画像シフト
部51のブロック図を示す。
【0039】この画像シフト部51はタイミングジュネ
レータ16からの水平スタート信号17及び水平クロッ
ク信号がそれぞれ入力される左右の水平遅延回路52
a、52bと、タイミングジュネレータ16からの垂直
スタート信号18及び垂直クロック信号がそれぞれ入力
される左右の垂直遅延回路53a、53bと、左右の水
平遅延回路52a、52b及び左右の垂直遅延回路53
a、53bの一方(ここでは水平遅延回路52a及び垂
直遅延回路53a)に対する立体視用表示(3D表示或
いは3Dと略記)の場合における遅延量を可変設定する
水平遅延量可変設定回路54及び垂直遅延量可変設定回
路55と、他方の水平遅延回路52b及び垂直遅延回路
53bに対する3D表示の場合における遅延量を設定す
る水平遅延量レジスタ56及び垂直遅延量レジスタ57
と、左右の水平遅延回路52a、52b及び左右の垂直
遅延回路53a、53bに対する3D表示を行わないで
通常の表示(つまり視差のない一方の画像を左右で共通
に表示する2D表示或いは2Dと略記)の場合における
遅延量を設定する水平遅延量レジスタ58及び垂直遅延
量レジスタ59と、2D/3D表示の選択を行う2D/
3D選択スイッチ60と、表示させたいモードを記憶し
て電源投入時に所定のモードの選択信号を左右の水平遅
延回路52a、52b及び左右の垂直遅延回路53a、
53bの遅延量設定の入力端に接続した切替スイッチ6
1〜64の切替を制御する2D/3D設定記憶回路65
とを有する。
【0040】左右の水平遅延回路52a、52b及び左
右の垂直遅延回路53a、53bはデータ・ローダブル
・ダウンカウンタ(データ・プリセッタブル・カウン
タ)で構成され、水平遅延量可変回路54及び垂直遅延
量可変回路55はアップダウンカウンタで構成されてお
り、水平遅延量はアップスイッチ66及びダウンスイッ
チ67で、垂直遅延量はアップスイッチ68及びダウン
スイッチ69でそれぞれ可変設定できるようにしてい
る。
【0041】左右の水平遅延回路52a、52b及び左
右の垂直遅延回路53a、53bに接続した切替スイッ
チ61〜64は、2D/3D選択スイッチ60の操作に
より、2D/3D設定記憶回路65を介して接点aの2
D側と接点bの3D側とに連動して切り換えられる。ま
た、電源投入時には、予め設定したモード側が選択され
るように2D/3D設定記憶回路65からの出力信号で
設定される。
【0042】本実施の形態では、被写体像が左右の対物
レンズ7L,7Rを用いて撮像素子9の第1の領域と第
2の領域に撮像され、その出力信号から生成した映像信
号が第1及び第2の映像入力端にそれぞれ入力され、前
記映像信号における画像の表示位置を決める表示制御信
号(表示駆動信号)の入力部を有する第1の表示パネル
及び第2の表示パネルと、前記撮像素子9の撮像面に形
成された被写体像のうち、その撮像面の第1の領域に形
成された被写体像が前記第1の表示パネルの所定の位置
に画像として表示され、前記撮像面の第2の領域に形成
された被写体像が前記第2の表示パネルの所定の位置に
画像として表示されるように、前記映像信号における画
像の各画素を前記第1及び第2の表示パネルの各表示画
素に対応させる表示制御信号を前記第1及び第2の表示
パネルの表示制御信号の入力部に供給する表示位置設定
手段と、を備えたことを特徴としている。
【0043】このように本実施の形態では映像信号に対
する信号処理(画像処理)を行うのでなく、画像表示の
制御を行う制御信号に対して遅延処理を行い、補正され
た制御信号を生成することにより、共通の映像信号に対
し、左右の画像表示手段における画像表示位置をシフト
して、立体視に適した画像表示の設定を行い、安価な回
路部品で立体観察ができるようにしている。
【0044】次に図5の画像シフト部51の動作原理を
水平方向のシフトについて具体的に説明する。垂直方向
についてはも基本的に同様の原理で説明される。タイミ
ングジェネレータ16から出力される1水平クロック分
の時間幅で“High”となる水平スタート信号21が
水平遅延回路52aを構成するデータ・ローダブル・ダ
ウンカウンタのデータロード端子に印加されると、デー
タ端子に印加される遅延量のデータがカウント開始値と
して使用される。この場合、データ端子に印加される遅
延量のデータは2D/3Dモードで与えられる値が異な
る。
【0045】さらに、3Dモードでも左眼用と右眼用と
では与えられる値が異なる。2Dモードでは左眼と右眼
とが同じ画像を中央部分に表示する必要があるので、左
眼用と右眼用とに同じ遅延量が与えられるようになって
いる。この場合の遅延量は、左眼用画像10L或いは右
眼用画像10Rのいずれかが中央に表示されるような値
に水平遅延量レジスタ58で設定される。
【0046】一方、3Dモードの時には、左眼用画像1
0Lが左眼用液晶表示パネル5Lの左右方向の中央に表
示されるように水平遅延量可変回路54による水平遅延
量が、右眼用画像10Rが右眼用液晶表示パネル5Rの
左右方向の中央に表示されるように水平遅延量レジスタ
56による水平遅延量が設定される。
【0047】さて、データ・ローダブル・ダウンカウン
タに遅延量となるデータがセットされると、次の水平ク
ロック信号からカウントダウンのカウントを開始し、カ
ウントした結果、ゼロとなると、1水平クロック長の時
間幅で“High”となる信号を液晶表示パネル5L
に、水平スタート信号21として出力する。従って、ロ
ードされるデータの数が大きい程、遅延時間は長くな
り、画像はより左側にシフトする。
【0048】なお、図2(A)における右眼用の画像1
0Rは水平方向に少し遅延することにより、表示画面の
中央領域に表示されるように設定できるが、左眼用の画
像10Lはすでに水平方向の中央領域よりも左側にある
ので、この場合には表示面の左端に表示させるよりもさ
らに水平方向に遅延させることにより、垂直方向に1ラ
イン分ずれるが水平方向での中央領域に表示されるよう
に設定できる。
【0049】なお、今回(本実施の形態)では、ダウン
カウンタを採用したが、アップカウンタを使用して、ゼ
ロを検出し、1クロック長の時間幅で“High”とな
る信号を液晶表示パネル5Lに、水平スタート信号21
として出力しても同じ結果が得られる。但し、この場合
はロードされるデータが大きい程、遅延時間は短くな
る。
【0050】ユーザ(観察者)は2D/3D選択スイッ
チ60を操作することにより、表示モードを2Dから3
Dに、或いはその逆に自由に選択設定することができ
る。また、2D/3D設定記憶回路65により、表示モ
ードを記憶させておくと、電源投入時に所望の表示モー
ドで表示させることができる。なお、電源投入時には、
通常は2Dモードを表示させるように設定しておく方が
ユーザにとっては使い易い場合が多い。
【0051】また、本実施の形態では左眼用の水平遅延
回路52a及び垂直遅延回路53aの3Dモードの場合
における遅延量を設定する水平遅延量可変設定回路54
及び垂直遅延量可変設定回路55をアップダウンカウン
タで構成しており、操作者がアップスイッチ66(又は
68)或いはダウンスイッチ67(又は69)を押す操
作を行うことで水平方向(又は垂直方向)の遅延量を決
定する(プリセット)データのカウント値を変えること
ができる。
【0052】なお、右眼用の水平遅延回路52b及び垂
直遅延回路53bの3Dモードの場合における遅延量は
水平遅延量レジスタ56と垂直遅延量レジスタ57とで
設定するようにしたのに対し、上記のように左眼用の水
平遅延回路52a及び垂直遅延回路53aの3Dモード
の場合における遅延量はユーザが自由に可変設定できる
ようにしている。
【0053】このように一方を遅延量可変手段とした目
的は、水平方向では観察者によって個人差のある瞳孔距
離を調整するためにあり、垂直方向は撮像素子または対
物レンズの取り付け誤差によって生じる画像傾きを調整
できるようにするためである。なお、このアップダウン
カウンタによる遅延時間の可変範囲をある程度限定する
ような遅延時間制限回路(図示せず)を付けた方がよ
い。
【0054】なお、遅延量可変手段は両方の眼用にそれ
ぞれ設けててもよいが、上述のように一方の眼は遅延量
可変手段を、他方を固定値としてもよい。また、一方の
眼は水平方向のみを、他方は垂直方向のみ遅延量を可変
するようにしてもよい。
【0055】この様子を図6に示す。図6(A)は図5
に示す画像シフト部51の場合に相当する。また、図6
(B)は図5の水平遅延回路52b及び垂直遅延回路5
3bの3Dモードの場合における遅延量は水平遅延量レ
ジスタ56と垂直遅延量レジスタ57の代わりにアップ
ダウンカウンタによる遅延量可変手段で構成した場合に
相当する。また、図6(C)は図5における垂直遅延量
可変回路55と、垂直遅延量レジスタ57とを入れ換え
た構成の場合に相当する。
【0056】また、2D/3D選択スイッチ60、遅延
量を可変するアップスイッチ66、68、ダウンスイッ
チ67、69は例えば図7(A)の配置であるが、図7
(B)のような配置にしてもよい。図7(A)ではFM
D6の例えば上部左寄りの位置に設けた2D/3D選択
スイッチ60を前後に操作することにより、3Dモード
と2Dモードを切替(選択)ができ、また上部の右寄り
の位置にはジョイスティック(或いはアキュポイント)
71が設けられ、このジョイスティック71を前後に操
作した場合には垂直遅延量をダウン或いはアップするこ
とができ、このジョイスティック71を左右に操作した
場合には水平遅延量をダウン或いはアップすることがで
きるようにしている。
【0057】図7(B)では2Dモード用のボタンスイ
ッチ72と、3Dモード用のボタンスイッチの機能を兼
用したジョイスティック73とを設けている。2Dモー
ド用のボタンスイッチ72を押すと2Dモードが選択さ
れ、ジョイスティック73を押すと3Dモードを選択で
きる。また、このジョイスティック73を前後、左右に
操作した場合の機能は図7(A)のジョイスティック7
1の場合と同様である。
【0058】本実施の形態は以下の効果を有する。
【0059】画像の表示位置変更をカウンタで構成され
る遅延回路で行うので、回路構成を安価で軽量化、及び
小型化にすることが出来る。つまり、従来例では映像信
号をA/D変換等してフレームメモリに一時格納する等
して、その一部の画像を交互に読み出し、さらにD/A
変換等することが必要になる。このように従来例では広
い周波数帯域の映像信号に対して、A/D変換、D/A
変換等を高速で行う必要があり、かつそのビット数も小
さくすることができない(ビット数が少ないと分解能が
劣化する)ので、高価なA/D変換器等が必要になるの
に対し、本実施の形態では画像表示を行う画像表示素子
(液晶表示パネル)に対し、その画像表示位置を決定す
る2値のデジタル駆動信号に対してカウンタにより、デ
ジタル信号に対する遅延処理を行うのみで済むので、A
/D変換器、D/A変換器、フレームメモリ等(映像信
号を一旦デジタル信号に変換して、そのデジタル信号を
一時的に記憶するための書き込み、及びその一部の画像
を所定のタイミングで読み出し、さらに読み出したデジ
タル信号をアナログ信号に戻す処理に必要な画像処理回
路)が不必要となり、安価にでき、また眼鏡型にする
等、軽量化及び小型化することもできる。
【0060】また、液晶シャッタを使用した眼鏡で立体
視を行う従来例では、共通となる1つの表示手段で左右
の画像を交互に表示するため、フリッカの影響が発生し
易くなるが、本実施の形態では左右の表示パネルでそれ
ぞれ左右の画像を専用に表示するので、フリッカのない
立体視ができ、眼への負担がかからない利点を有する。
【0061】また、液晶シャッタを使用した眼鏡で、そ
の前方に配置された表示手段の画像を観察することによ
り立体視を行う従来例の場合では、表示手段に外光の反
射等による不要な映像も観察され、見づらくなる場合が
あるが、本実施の形態では左右の眼の直前で左右の画像
をそれぞれ表示する眼鏡型であるので、外光の影響を受
けにくく、見易い状態で観察することができる。
【0062】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図8及び図9を参照して説明する。図8は
第2の実施の形態を備えた立体視観察システム81を示
す。図8に示す立体視観察システム81は、図1の立体
視観察システム1においてCCU3とRGBデコーダ1
1との間に画像拡大の処理を行う画像拡大処理回路82
を挿入し、かつRGBデコーダ11のR,G,B映像信
号出力端子と左右の液晶表示パネル5L、5RのR,
G,B映像信号入力端子の間にマスキングの処理を行う
マスキング回路83a,83b、(映像信号に)キャラ
クタ信号の重畳を行うキャラクタ重畳回路84a,84
bとを挿入した構成のFMD85を採用している。
【0063】また、本実施の形態では、立体視用撮像装
置(3D用撮像装置)2の他に、単一の対物レンズ7及
び撮像素子9′からなる2D用撮像装置86をCCU3
に接続して使用することもできるようにしている。
【0064】マスキング回路83a、83bは第1の実
施の形態で説明したように撮像素子9の前に一対の対物
レンズ7L,7Rを配置して左右の像を異なる位置に結
像された場合の3Dモード用に、画像中心部のみ映像信
号を表示して、それ以外の部分を黒画像に置き換えるマ
スキング処理を行うためのものである。
【0065】また、2D用の撮像装置86を使用し、撮
像素子9′の前に単一の対物レンズ7を配置し、撮像面
に全面に結像した場合、得られる画像を(欠けることな
く)フル画面で表示することもできるようにマスキング
処理を禁止することもできるようにしている。
【0066】マスキング回路83a、83bには、図示
しないマスキング解除スイッチが接続されており、この
スイッチを操作しない場合には第1の実施の形態で説明
したように不要な像をマスキングする処理を行い、この
スイッチを操作した場合にはマスキング処理を禁止す
る。
【0067】また、キャラクタ重畳回路84a、84b
を設けることにより、観察者が選択した2D/3Dかの
表示モードに基づいて、キャラクタ重畳回路84a,8
4bで液晶表示パネル5L,5Rに表示モードのキャラ
クタ(例えば2D或いは3Dのキャラクタ)を表示する
ことで、観察者は現在の表示モードを即座に知ることが
できるようにしている。
【0068】また、CCU3とRGBデコーダ11の間
に画像拡大処理回路82を設けることによって、図9
(A)のような画像87を図9(B)のように拡大して
大きな画像88にして、より3D画像を観察しやすくす
ることができるようにしている。2D画像の場合にも、
観察しやすくすることができる。
【0069】その他は第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態によれば、観察者は実際に観察している画
像が2Dモードの画像か、3Dモードの画像かを表示モ
ードのキャラクタにより、容易に知ることができる。
【0070】また、画像拡大処理回路82を設けている
ので、拡大画像が得られ、3D画像をより観察し易くで
きる。また、2D用撮像装置86を使用した場合にも、
その場合の観察像を表示範囲が狭くなってしまうような
ことなく、観察することができる。その他、第1の実施
の形態と同様の効果を有する。
【0071】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
立体観察システムによれば、画像の表示位置変更をカウ
ンタで構成される遅延回路で行うので、回路が安価な計
量小型化にすることが出来る。また、液晶シャッタを使
用した眼鏡で立体視を行うものに比べ、フリッカのない
立体視ができるので、眼への負担がかからない。
【0072】[付記] 1.撮像素子により被写体像を撮像してえられた映像信
号における画像の表示位置を決める入力部を有する第1
の表示パネル及び第2の表示パネルと、前記撮像素子の
撮像面に形成された被写体像のうち、この撮像面の第1
の領域に形成された被写体像が前記第1の表示パネルの
所定の位置に画像として表示され、前記撮像面の第2の
領域に形成された被写体像が前記第2の表示パネルの所
定の位置に画像として表示されるように、前記映像信号
における画像の各画素を前記第1及び第2の表示パネル
の各表示画素に対応させる制御信号を前記第1及び第2
の表示パネルの表示位置制御信号入力部に供給する表示
位置設定手段と、を備えたことを特徴とする眼鏡型ディ
スプレイ装置。 2.撮像素子により被写体像を撮像して得られた映像信
号における画像の表示位置を決める入力部とを有する表
示パネルと、前記撮像素子の撮像面に形成された被写体
像のうち、この撮像面の特定の領域に形成された被写体
像が前記表示パネルの所定の位置に画像として表示され
るように、前記映像信号における画像の各画素を前記表
示パネルの各表示画素に対応させる制御信号を前記表示
パネルの表示位置制御信号入力部に供給する表示位置設
定手段と、を備えたことを特徴とする眼鏡型ディスプレ
イ装置。
【0073】3.前記表示位置設定手段は、前記映像信
号による画像の表示位置を前記所定の位置に対して任意
量変位させて表示するように前記制御信号を変更する変
位手段を更に有することを特徴とする付記1又は2記載
の眼鏡型ディスプレイ装置。
【0074】4.LCDパネルを左右の眼に対応させて
設け、画面中に視差のある左右画像が異なる位置に配置
された映像信号を左右のLCDパネルに供給すると共
に、右眼に対応する画像領域を右眼LCDパネル中央
に、左眼に対応する画像領域を左眼用LCDパネル中央
に表示するように左右それぞれに画像シフトする画像シ
フト手段を設けたことを特徴とする立体視用眼鏡型ディ
スプレイ装置。
【0075】5.付記4において、前記画像シフト手段
はアクティブマトリクス方式のLCDパネルにおける列
線選択手段としてのシフトレジスタへのスタートパルス
を遅延させる遅延手段から構成させることを特徴とす
る。 6.付記5において、前記遅延手段は遅延量を可変する
遅延可変手段を有することを特徴とする。
【0076】7.付記5において、2D観察用として左
右同じ遅延量か、または3D観察用として左右異なる遅
延量かのいずれかを選択する選択手段を持つことを特徴
とする。 8.付記6において、2Dフル画面観察と3D観察用を
選択する選択手段と、2Dフル画面観察と3D観察選択
時には異なる画像マスキング値を供給し、設定された前
記画像マスキング値に基づいて、画像をマスクするマス
ク手段を有することを特徴とする。
【0077】9.撮像素子により被写体像が撮像され、
生成された映像信号が入力されることにより、映像信号
における画像を表示する映像信号入力部と、前記映像信
号における画像の表示位置を決める表示位置制御信号の
入力部とをそれぞれ有する第1の表示パネル及び第2の
表示パネルと、前記撮像素子の撮像面に形成された被写
体像のうち、この撮像面の第1の領域に形成された被写
体像が前記第1の表示パネルの所定の位置に画像として
表示され、前記撮像面の第2の領域に形成された被写体
像が前記第2の表示パネルの所定の位置に画像として表
示されるように、前記表示制御信号を遅延手段で遅延し
て前記第1及び第2の表示パネルの表示位置制御信号の
入力部に供給する表示位置設定手段と、を備えたことを
特徴とする眼鏡型ディスプレイ装置。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
像素子により被写体像が撮像され、生成された映像信号
が入力される映像信号入力部と、前記映像信号における
画像の表示位置を決める表示位置制御信号入力部とをそ
れぞれ有する第1の表示パネル及び第2の表示パネル
と、前記撮像素子の撮像面に形成された被写体像のう
ち、この撮像面の第1の領域に形成された被写体像が前
記第1の表示パネルの所定の位置に画像として表示さ
れ、前記撮像面の第2の領域に形成された被写体像が前
記第2の表示パネルの所定の位置に画像として表示され
るように、前記映像信号における画像の各画素を前記第
1及び第2の表示パネルの各表示画素に対応させる表示
制御信号を前記第1及び第2の表示パネルの表示位置制
御信号入力部に供給する表示位置設定手段と、を備える
ことにより、映像信号入力部に入力される映像信号に対
してその画像表示位置に対する信号処理を行うのでな
く、画像の表示位置を決める表示位置制御信号により表
示位置を設定するので、安価にでき、また映像信号に対
して直接信号処理を行う回路を不要にして安価、かつ小
型化などを可能にしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた立体視観察
システムの構成を示すブロック図。
【図2】左右の画像シフト回路による画像シフトの説明
図。
【図3】液晶表示パネルの構成を示す図。
【図4】画像シフト部のより詳細な構成を示すブロック
図。
【図5】図4の各回路の出力等を遅延時間がゼロの場合
と2クロック分とした場合で比較して示すタイミングチ
ャート図。
【図6】遅延量可変手段の模式的な構成例を示す図。
【図7】立体視用眼鏡型ディスプレイ装置の外観等を示
す図。
【図8】本発明の第2の実施の形態を備えた立体視観察
システムの構成を示すブロック図。
【図9】画像拡大処理回路による画像拡大の機能の説明
図。
【図10】従来例の立体観察システムの構成を示すブロ
ック図。
【図11】従来例の動作説明図。
【符号の説明】
1…立体視観察システム 2…(立体視用)撮像装置 3…CCU 4…映像信号 5L,5R…液晶表示パネル 6…FMD 7L,7R…対物レンズ 8…被写体 9…撮像素子 10L,10R…像 11…RGBデコーダ 16…タイミングジェネレータ 17…水平スタート信号 18…垂直スタート信号 19,20…画像シフト回路 21,22…水平スタート信号 23,24…垂直スタート信号 31…アドレス部 32…データ部 33…表示部 51…画像シフト部 52a,52b…水平遅延回路 53a,53b…垂直遅延回路 54…水平遅延量可変設定回路 55…垂直遅延量可変設定回路 56,58…水平遅延量レジスタ 57,59…垂直遅延量レジスタ 60…2D/3D選択スイッチ 61〜64…切替スイッチ 65…2D/3D設定記憶回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子により被写体像が撮像され、生
    成された映像信号が入力される映像信号入力部と、前記
    映像信号における画像の表示位置を決める表示位置制御
    信号入力部とをそれぞれ有する第1の表示パネル及び第
    2の表示パネルと、 前記撮像素子の撮像面に形成された被写体像のうち、こ
    の撮像面の第1の領域に形成された被写体像が前記第1
    の表示パネルの所定の位置に画像として表示され、前記
    撮像面の第2の領域に形成された被写体像が前記第2の
    表示パネルの所定の位置に画像として表示されるよう
    に、前記映像信号における画像の各画素を前記第1及び
    第2の表示パネルの各表示画素に対応させる表示制御信
    号を前記第1及び第2の表示パネルの表示位置制御信号
    入力部に供給する表示位置設定手段と、 を備えたことを特徴とする眼鏡型ディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 撮像素子により被写体像が撮像され、生
    成された映像信号が入力される映像信号入力部と、前記
    映像信号における画像の表示位置を決める表示位置制御
    信号入力部とを有する表示パネルと、 前記撮像素子の撮像面に形成された被写体像のうち、こ
    の撮像面の特定の領域に形成された被写体像が前記表示
    パネルの所定の位置に画像として表示されるように、前
    記映像信号における画像の各画素を前記表示パネルの各
    表示画素に対応させる表示制御信号を前記表示パネルの
    表示位置制御信号入力部に供給する表示位置設定手段
    と、 を備えたことを特徴とする眼鏡型ディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記表示位置設定手段は、前記映像信号
    による画像の表示位置を前記所定の位置に対して任意量
    変位させて表示するように前記表示制御信号を変更する
    変位手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2
    記載の眼鏡型ディスプレイ装置。
JP2000303960A 2000-10-03 2000-10-03 眼鏡型ディスプレイ装置 Pending JP2002112290A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000303960A JP2002112290A (ja) 2000-10-03 2000-10-03 眼鏡型ディスプレイ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000303960A JP2002112290A (ja) 2000-10-03 2000-10-03 眼鏡型ディスプレイ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002112290A true JP2002112290A (ja) 2002-04-12

Family

ID=18785081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000303960A Pending JP2002112290A (ja) 2000-10-03 2000-10-03 眼鏡型ディスプレイ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002112290A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004037892A (ja) * 2002-07-04 2004-02-05 Sharp Corp 立体画像の表示機能を備える情報機器
JP2007116538A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Canon Inc 画像表示プログラム、画像表示装置および画像表示方法
JP2012165085A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Seiko Epson Corp 頭部装着型表示装置および頭部装着型表示装置の制御方法
CN107454283A (zh) * 2016-06-01 2017-12-08 晨星半导体股份有限公司 视频信号输出系统与方法
US11579688B2 (en) 2019-06-28 2023-02-14 Canon Kabushiki Kaisha Imaging display device and wearable device

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004037892A (ja) * 2002-07-04 2004-02-05 Sharp Corp 立体画像の表示機能を備える情報機器
JP2007116538A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Canon Inc 画像表示プログラム、画像表示装置および画像表示方法
JP4652947B2 (ja) * 2005-10-21 2011-03-16 キヤノン株式会社 画像表示プログラム、画像表示装置および画像表示方法
JP2012165085A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Seiko Epson Corp 頭部装着型表示装置および頭部装着型表示装置の制御方法
CN107454283A (zh) * 2016-06-01 2017-12-08 晨星半导体股份有限公司 视频信号输出系统与方法
CN107454283B (zh) * 2016-06-01 2020-12-01 联发科技股份有限公司 视频信号输出系统与方法
US11579688B2 (en) 2019-06-28 2023-02-14 Canon Kabushiki Kaisha Imaging display device and wearable device
US11972045B2 (en) 2019-06-28 2024-04-30 Canon Kabushiki Kaisha Imaging display device and wearable device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030060679A1 (en) Stereoscopic observation system
US7782382B2 (en) Digital camera
US8860826B2 (en) Image pickup apparatus that acquires a plurality of viewpoint images
US9829760B2 (en) Array substrate, liquid crystal display panel and method for driving the same
JP3590138B2 (ja) 表示装置
US9886926B2 (en) Array substrate, liquid crystal display panel and method for driving the same
JPH0879800A (ja) 映像表示装置
TWI420151B (zh) 顯示方法
JPH0340592A (ja) 高輝度立体用lcdプロジェクタ駆動方法
JP2003260028A (ja) 立体電子内視鏡装置
JPH08194207A (ja) 画像表示装置
JP2002112290A (ja) 眼鏡型ディスプレイ装置
JP2004165713A (ja) 画像表示装置
JP2004007315A (ja) ヘッドマウントディスプレイ装置
JPH09130818A (ja) 撮像装置と撮像方法
TWI407148B (zh) 立體顯示器及立體畫面顯示方法
US9170427B2 (en) Stereoscopic electro-optical device and electronic apparatus with cross-talk correction
JPS63102483A (ja) 表示装置
KR20010086239A (ko) 광파이버관찰용 화상처리장치와 그것을 구비한광파이버융착접속장치
JPH06217347A (ja) 立体映像表示システム
JP2005020079A (ja) 撮像装置
JP3238552B2 (ja) 頭部装着型映像表示装置
JP3274796B2 (ja) 立体表示装置
JPH0463074A (ja) イメージシフト型撮像装置
JPS62223719A (ja) 立体視装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030212