JP2002111253A - オーディオ用アンプ - Google Patents

オーディオ用アンプ

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JP2002111253A
JP2002111253A JP2000296508A JP2000296508A JP2002111253A JP 2002111253 A JP2002111253 A JP 2002111253A JP 2000296508 A JP2000296508 A JP 2000296508A JP 2000296508 A JP2000296508 A JP 2000296508A JP 2002111253 A JP2002111253 A JP 2002111253A
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electronic circuit
housing
audio amplifier
fixing
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Hiroshi Kowaki
宏 小脇
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーディオ用アンプ内の電子回路基板の振動
を抑えることを可能とするオーディオ用アンプを提供す
る。 【解決手段】 筐体10と、裏面が実質的に平面状の電
子回路基板12と、緩衝材14と、緩衝材を介して電子
回路基板を筐体に固定する固定手段15とを有するオー
ディオ用アンプ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ用アン
プに係る発明であり、特にオーディオ用アンプに用いら
れる電子回路基板の固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オーディオ用アンプでは、アンプ
回路を構成する電子回路を電子回路基板上に実装し、オ
ーディオ用アンプの筐体に立てられた数本(例えば4
本)の支柱によって電子回路基板の隅等を支持するよう
にして位置決めしていた。また、電子回路基板として
は、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等を基板とする厚さ
1〜2mmのプリント配線基板等を使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スピーカの近傍に配置
されたスピーカから空気によって伝播される振動、及び
オーディオ用アンプ内に配置されるトランス等からの機
械的振動等により、オーディオ用アンプの電子回路基板
には、機械的な振動が加えられていた。また、前述した
ように、電子回路基板は薄く、且つ筐体に立てられた数
本の支柱によって支持されていることから、加えられた
機械的振動によって、電子回路基板には複雑な振動、う
ねり又はネジれなどが発生していた。
【0004】このような振動等による応力や電子回路の
振動による電磁誘導作用等によって、電子回路内部の信
号にノイズが畳込まれ易かった。また、電子回路内部の
信号に畳込まれたノイズは、オーディオ用アンプから出
力される音響信号を劣化させる原因となっていた。本発
明の目的は、オーディオ用アンプ内の電子回路基板の振
動を抑えることを可能とするオーディオ用アンプを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るオーディオ用アンプでは、筐体と、裏
面が実質的に平面状の電子回路基板と、緩衝材と、緩衝
材を介して電子回路基板を筐体に固定する固定手段とを
有する。また、本発明に係るオーディオ用アンプでは、
凹部を有する筐体と、裏面に突出物を有する電子回路基
板と、突出物が凹部に収納されるように電子回路基板の
外周部の少なくとも一部を筐体に固定する固定手段とを
有する。
【0006】さらに、電子回路基板と筐体が、緩衝材を
介して固定手段によって固定されることが好ましい。ま
た、本発明に係るオーディオ用アンプでは、第1の凹部
を有する上側筐体と、第2の凹部を有する下側筐体と、
表面及び裏面に突出部を有する電子回路基板と、表面の
突出部が第1の凹部に収納され且つ裏面の突出部が第2
の凹部に収納されるようにして電子回路基板の外周部全
体を上側筐体又は下側筐体の少なくとも一方に固定する
固定手段とを有する。
【0007】さらに、電子回路基板と上側筐体又は下側
筐体が、緩衝材を介して固定手段によって固定されるこ
とが好ましい。また、本発明に係るオーディオ用アンプ
では、第1の固定部材を有する上側筐体と、第2の固定
部材を有する下側筐体と、電子回路基板と、第1及び第
2の固定部材によって電子回路基板を挟み込むようにし
て、上側筐体と下側筐体を固定する固定手段とを有す
る。
【0008】さらに、第1又は第2の固定部材は、緩衝
材を介して電子回路基板を挟み込むことが好ましい。さ
らに、緩衝材は、シリコン・ゴム又はシリコン・ゲルで
あることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1
の実施形態に関わるオーディオ用アンプの概略を示す図
である。10は、オーディオ用アンプの筐体を示してい
る。図1において、筐体10は一体的に形成されている
が、複数の部品が組み合わさって形成されていても良
い。また筐体10は、複数の脚部11によって支えられ
ている。12は、アンプを構成する電子回路基板であ
り、プリント配線基板上に、トランス、トランジスタ、
コンデンサ等の電子部品13が実装されている。電子回
路基板12は、いわゆる片面実装の基板であって、図1
における上方にのみ電子部品13が実装され、下方の面
(裏面)には実装されていない。また、電子回路基板1
2の裏面には各電子部品13の端子及び電子部品13を
実装するためのハンダ等を突出させないように構成され
ている。したがって、電子回路基板12の裏面は実質的
に平面状に構成されている。
【0010】電子回路基板12は、シリコン・ゴム14
を介してネジ15によって四隅をネジ止めさ、筐体10
に固定、密着されている。電子回路基板12は、その四
隅をネジ15によってネジ止めされているが、電子回路
基板12が筐体10に対して固定されれば、ネジ止めの
箇所は任意であって良い。また、電子回路基板12を筐
体10に固定する固定手段は、ネジに限られることな
く、ビス留めや接着剤等の方法も採用することができ
る。
【0011】シリコン・ゴム14は、電子回路基板12
と筐体10との間に配置され、電子回路基板12を筐体
10に密着させる効果及びクッション材としての効果を
有している。シリコン・ゴム14の厚さは、任意の厚さ
であって良いが、電子回路基板12の厚さの50%〜1
0%の厚さが好ましい。また、シリコン・ゴムの代わり
に、ウレタン材やシリコン・ゲルを用いることもでき
る。
【0012】アンプを構成する電子回路基板12は、実
質的に平面状の面をシリコン・ゴム14等の緩衝材を介
して筐体10に固定、密着されていることから、電子回
路基板12の振動、うねり及びネジれを確実に抑えるこ
とが可能となる。その結果、アンプを構成する電子回路
基板12を介して出力される音響信号にノイズが畳み込
まれる可能性が低減し、音響信号のS/N比を向上させ
ることができる。
【0013】また、シリコン・ゴム14の代わりに、シ
リコン・ゲルを電子回路基板12と筐体10との間に付
着させて用いる場合には、特に電子回路基板12の裏面
が平面状であることが好ましく、そのような構成によっ
て電子回路基板12が確実に筐体10に密着することが
可能となる。図2は、本発明の第2の実施形態に関わる
オーディオ用アンプの概略を示す図である。20は、オ
ーディオ用アンプの筐体を示している。図2において、
筐体20は一体的に形成されているが、複数の部品が組
み合わさって形成されていても良い。また筐体20は、
複数の脚部21によって支えられている。また、筐体2
0の底面には、凹部26が構成されている。
【0014】22は、アンプを構成する電子回路基板で
あり、プリント配線基板上に、トランス、トランジス
タ、コンデンサ等の電子部品23が実装されている。電
子回路基板22は、第1の実施形態の場合と異なり、基
板の裏面に各電子部品23の端子及び電子部品23を実
装するためのハンダ等が突出している、したがって、電
子回路基板22の裏面は実質的に平面状ではない。ま
た、図2の例では、電子回路基板22は、いわゆる片面
実装の基板であるが、両面実装、又は多層基板等であっ
ても良い。
【0015】電子回路基板22は、その裏面から突出し
た端子等が丁度筐体20の凹部26に収まるように、シ
リコン・ゴム24を介してネジ25によって四隅をネジ
止めされ、筐体20に固定、密着されている。また、筐
体20の凹部26は、電子回路基板22の裏面から突出
した端子等が丁度収まり、端子等の先端が凹部26の表
面又は側面に接触しないようであれば良く、その深さ、
広さ等は適宜状況に応じて決定することが可能である。
なお、図3に、電子回路基板22が筐体20にネジと止
めされる場合の斜視図を示す。
【0016】電子回路基板22は、その四隅をネジ25
によってネジ止めされているが、電子回路基板22が筐
体20に対して固定されれば、ネジ止めはの箇所は任意
であって良い。また、電子回路基板22の外周部全体を
筐体20に固定する固定手段としては、ビス留め又は接
着剤等の方法も採用することが可能である。なお、筐体
20と固定、密着される電子回路基板22の外周部の裏
面は、実質的に平面状となっている。また堅固に固定可
能であれば、電子回路基の少なくとも一部が筐体20に
固定されるようにしても良い。
【0017】シリコン・ゴム24は、電子回路基板22
と、凹部26以外の筐体20との間に配置され、電子回
路基板22を筐体20に密着させる効果及びクッション
材としての効果を有している。シリコン・ゴム14の厚
さは、任意の厚さであって良いが、電子回路基板22の
厚さの50%〜10%の厚さが好ましい。また、シリコ
ン・ゴム24の変わりに、ウレタン材やシリコン・ゲル
を用いることもできる。また、シリコン・ゴム24を用
いずに、電子回路基板22の外周部全体を直に筐体20
にネジ止めすることも可能である。
【0018】裏面に端子等が突出している場合であって
も、アンプを構成する電子回路基板22の外周部全体
は、シリコン・ゴム24等の緩衝材を介して筐体20に
固定、密着されていることから、電子回路基板22の振
動、うねり及びネジれを確実に抑えることが可能とな
る。その結果、アンプを構成する電子回路基板22を介
して出力される音響信号にノイズが畳み込まれる可能性
が低減し、音響信号のS/N比を向上させることができ
る。
【0019】図4は、本発明の第3の実施形態に関わる
オーディオ用アンプの概略を示す図である。30aはオ
ーディオ用アンプの上側筐体、30bはオーディオ用ア
ンプの下側筐体を示している。図4において、筐体30
a及び30bは一体的に形成されているが、複数の部品
が組み合わさって形成されていても良い。また下側筐体
30bは、複数の脚部31によって支えられている。ま
た、下側筐体30bには凹部36が、上側筐体30aに
は凹部37がそれぞれ構成されている。
【0020】32は、アンプを構成する電子回路基板で
あり、プリント配線基板上に、トランス、トランジス
タ、コンデンサ等の電子部品33が実装されている。電
子回路基板32は、第1の実施形態の場合と異なり、基
板の裏面に各電子部品33の端子及び電子部品33を実
装するためのハンダ等が突出している、したがって、電
子回路基板32の裏面は実質的に平面状ではない。ま
た、図4の例では、電子回路基板32は、いわゆる片面
実装の基板であるが、両面実装、又は多層基板等であっ
ても良い。
【0021】電子回路基板32は、前述した第2の実施
形態の場合と同様に、その裏面から突出した端子等が丁
度下側筐体30bの凹部36に収まるように、シリコン
・ゴム34を介してネジ35によって四隅をネジ止めさ
れている。同様に、電子回路基板32の表面に実装され
ている電子部品33が丁度上側筐体30aの凹部37に
収まるように構成されている。図4において、ネジ35
は、下側筐体30bに設けられた開口部を通して、電子
回路基板32を図面下側から上側筐体30aに対してネ
ジ止めするように構成されている。このような構成によ
って、電子回路基板32の外周部全体は、上側筐体30
a及び下側筐体30bに挟み込まれるようにして、上側
筐体30a及び下側筐体30bに固定、密着されてい
る。なお、堅固に固定可能であれば、電子回路基板32
の少なくとも一部が上側筐体30a及び下側筐体30b
に挟み込まれるようにしても良い。
【0022】下側筐体30bの凹部36は、電子回路基
板32の裏面から突出した端子等が丁度収まり、端子等
の先端が凹部36の表面又は側面に接触しないようであ
れば良く、その深さ、広さ等は適宜状況に応じて決定す
ることが可能である。下側筐体30bと電子回路基板3
2との相互の位置関係は、図3で第2の実施形態につい
て示したものと同様である。また上側筐体30aの凹部
37は、電子回路基板32に実装されている電子部品3
3等が凹部37の表面又は側面に接触しないようであれ
ば良い。
【0023】電子回路基板32は、その四隅をネジ35
によってネジ止めされているが、電子回路基板32が上
部筐体30aに対して固定されれば、ネジ止めは任意の
箇所であって良い。また、電子回路基板32を筐体30
aまたは30bに固定する固定手段としては、ビス止め
又は接着剤を使用する方法も採用する事が可能である。
なお、上側筐体30aと固定、密着される電子回路基板
32の外周部の裏面は、実質的に平面状となっている。
【0024】シリコン・ゴム34は、電子回路基板32
と、凹部36以外の下側筐体30bとの間に配置され、
電子回路基板32を上側筐体30aに密着させる効果及
びクッション材としての効果を有している。シリコン・
ゴム34の厚さは、任意の厚さであって良いが、電子回
路基板32の厚さの50%〜10%の厚さが好ましい。
また、シリコン・ゴム34の変わりに、ウレタン材やシ
リコン・ゲルを用いることもできる。また、シリコン・
ゴム34を用いずに、電子回路基板32を直に上側筐体
30aにネジ止めすることも可能である。さらにシリコ
ン・ゴム34を、電子回路基板32と上側筐体30aと
の間に配置しても良い。
【0025】アンプを構成する電子回路基板32は、上
側筐体30a及び下側筐体30bによって、挟み込まれ
るように固定、密着されていることから、電子回路基板
32の振動、うねり及びネジれをさらに確実に抑えるこ
とが可能となる。その結果、アンプを構成する電子回路
基板32を介して出力される音響信号にノイズが畳み込
まれる可能性が低減し、音響信号のS/N比を向上させ
ることができる。
【0026】図5は、本発明の第4の実施形態に関わる
オーディオ用アンプの概略を示す図である。40aはオ
ーディオ用アンプの上側筐体、40bはオーディオ用ア
ンプの下側筐体を示している。図5において、筐体40
a及び40bはそれぞれ一体的に形成されているが、複
数の部品が組み合わさって形成されていても良い。また
下側筐体40bは、複数の脚部41によって支えられて
いる。また、上側筐体40aには、4本の円筒状の上側
支柱47が固定されており、下側筐体40bにも同様
に、4本の円筒状の下側支柱46が固定されている。
【0027】42は、アンプを構成する電子回路基板で
あり、プリント配線基板上に、トランス、トランジス
タ、コンデンサ等の電子部品43が実装されている。図
5において電子回路基板42は、いわゆる片面実装の基
板であるが、両面実装、多層基板等であっても良い。電
子回路基板42は、シリコン・ゴム44をそれぞれ介し
て、上側支柱47および下側支柱46に挟み込まれるよ
うにして、上下の筐体40a及び40bによって形成さ
れる空間内に固定されている。電子回路基板42の固定
は、上側筐体40aと下側筐体40bをネジ45によっ
てネジ止めすることによって、それぞれに固定されてい
る上側支柱47と下側支柱46との間隔が狭まることに
より行われる。
【0028】電子回路基板42は、その四隅を4本の支
柱のよって挟み込まれるようにして固定されているが、
電子回路基板42が確実に固定されれば、支柱の数は任
意であって良い。なお、上下の支柱によって挟み込まれ
る電子回路基板32の外周部の表面及び裏面は、実質的
に平面状となっている。シリコン・ゴム44は、電子回
路基板42と、上下支柱46及び47との間に配置さ
れ、電子回路基板42と上下支柱とを密着させる効果及
びクッション材としての効果を有している。シリコン・
ゴム44の厚さは、任意の厚さであって良いが、電子回
路基板42の厚さの50%〜10%の厚さが好ましい。
また、シリコン・ゴム44の変わりに、ウレタン材やシ
リコン・ゲルを用いることもできる。また、シリコン・
ゴム44を用いずに、電子回路基板42を直に上下支柱
によって挟み込むようにしても良い。さらに、シリコン
・ゴム44は、電子回路基板42と上側支柱47との間
のみ、または下側支柱46との間のみに設けるようにし
ても良い。
【0029】アンプを構成する電子回路基板42は、上
下の支柱46及び47によって、挟み込まれるように固
定されていることから、電子回路基板42の振動、うね
り及びネジれをある程度抑えることが可能となる。その
結果、アンプを構成する電子回路基板42を介して出力
される音響信号にノイズが畳み込まれる可能性が低減
し、音響信号のS/N比を向上させることができる。ま
た、第4の実施形態は、第1〜第3の実施形態より、低
コストで実現し易く、応用範囲を広げることが可能であ
る。
【0030】図6は、本発明に係わる第1の実施形態を
スピーカシステムに応用した例である。図6(A)にス
ピーカシステムの断面図を示す。スピーカシステムは、
スタンド51と、その上部に取りつけられたボックス5
2、ボックス52内に収納されたドライバユニット53
から構成される。ボックス52は、前ボックス54と後
ボックス55から構成され、全体として、前後に長い球
状となっている。ドライバユニット53は、スタンド5
1にボルト60によって取り付けられている。前ボック
ス54の前面にはドライバユニット53用の開口56が
設けられている。ここで、ドライバユニット53は、ス
タンド51に直接取り付けされているので、スピーカを
支える位置をメカニカルグランド(アース)に固定でき
る。これにより、コーンが前方に音を出すとき、ヨーク
側は反作用を受けても動くことがないので、音のエネル
ギを効率よくスピーカ前方へ出力することができる。
【0031】58は、このスピーカシステムへ音響信号
を供給するためのアンプを構成する電子回路基板であ
る。電子回路基板58は、シリコン・ゴム57を介し
て、スタンド51に4本のネジ59によって固定、密着
されている。なお、図6(B)は、図6(A)の矢印A
から見た電子回路基板58等を示す図である。このよう
に、オーディオ用アンプを構成する電子回路基板をスタ
ンド51に直接固定、密着したので、コーンが前方に音
を出すことによっても電子回路基板57の振動を抑える
ことが可能となる。
【0032】上述した第1〜第4の実施形態において、
プリント配線基板は、平面性を維持するためにセラミッ
ク製の基板であることが好ましい。また、上述した第1
〜第4の実施形態において、電子回路基板が固定される
筐体自体を電子回路基板から発生する熱の放熱板として
利用することもできる。その場合、筐体自体にフィンや
凹凸を設けて表面積を大きくすればより放熱能力が向上
する。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、アンプを構成する電子
回路基板を筐体等に固定、密着させることができるの
で、電子回路基板の振動、うねり及びネジれを確実に抑
えることが可能となり、アンプを構成する電子回路基板
を介して出力される音響信号にノイズが畳み込まれる可
能性が低減し、音響信号のS/N比を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に関わるオーディオ用
アンプの概略を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に関わるオーディオ用
アンプの概略を示す図である。
【図3】第2の実施形態に係るオーディオ用アンプの組
立て斜視図を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に関わるオーディオ用
アンプの概略を示す図である。
【図5】本発明の第4の実施形態に関わるオーディオ用
アンプの概略を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に関わるオーディオ用
アンプをスピーカシステムに応用した例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10、20…筐体 12、22、32、42…電子回路基板 14、24、34、44…シリコン・ゴム 15、25、35、45…ネジ 26、36、37…凹部 30a、40a…上側筐体 30b、40b…下側筐体 46…下側支柱 47…上側支柱

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、 裏面が実質的に平面状の電子回路基板と、 緩衝材と、 前記緩衝材を介して前記電子回路基板を前記筐体に固定
    する固定手段とを有することを特徴とするオーディオ用
    アンプ。
  2. 【請求項2】 凹部を有する筐体と、 裏面に突出物を有する電子回路基板と、 前記突出物が前記凹部に収納されるように、前記電子回
    路基板の外周部の少なくとも一部を前記筐体に固定する
    固定手段とを有することを特徴とするオーディオ用アン
    プ。
  3. 【請求項3】 前記電子回路基板と前記筐体が、緩衝材
    を介して前記固定手段によって固定される請求項2に記
    載のオーディオ用アンプ。
  4. 【請求項4】 第1の凹部を有する上側筐体と、 第2の凹部を有する下側筐体と、 表面及び裏面に突出部を有する電子回路基板と、 前記表面の突出部が前記第1の凹部に収納され、前記裏
    面の突出部が前記第2の凹部に収納されるようにして、
    前記電子回路基板の外周部全体を前記上側筐体又は前記
    下側筐体の少なくとも一方に固定する固定手段とを有す
    ることを特徴とするオーディオ用アンプ。
  5. 【請求項5】 前記電子回路基板と前記上側筐体又は前
    記下側筐体が、緩衝材を介して前記固定手段によって固
    定される請求項4に記載のオーディオ用アンプ。
  6. 【請求項6】 第1の固定部材を有する上側筐体と、 第2の固定部材を有する下側筐体と、 電子回路基板と、 前記第1及び第2の固定部材によって、前記電子回路基
    板を挟み込むようにして、前記上側筐体と前記下側筐体
    を固定する固定手段とを有することを特徴とするオーデ
    ィオ用アンプ。
  7. 【請求項7】 前記第1又は第2の固定部材は、緩衝材
    を介して前記電子回路基板を挟み込む請求項6に記載の
    オーディオ用アンプ。
  8. 【請求項8】 前記緩衝材は、シリコン・ゴムである請
    求項1、3、5及び7の何れか一項に記載のオーディオ
    用アンプ。
  9. 【請求項9】 前記緩衝材は、シリコン・ゲルである請
    求項1、3、5及び7の何れか一項に記載のオーディオ
    用アンプ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007174871A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Toyota Motor Corp 基板支持構造
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JP2014179391A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Honda Motor Co Ltd 電子基板の保護構造
KR20160126712A (ko) * 2015-04-24 2016-11-02 주식회사 비젼테크닉스 앰프보드 일체형 스피커 유닛

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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