JP2002110705A - ボンディング装置 - Google Patents

ボンディング装置

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JP2002110705A
JP2002110705A JP2000293568A JP2000293568A JP2002110705A JP 2002110705 A JP2002110705 A JP 2002110705A JP 2000293568 A JP2000293568 A JP 2000293568A JP 2000293568 A JP2000293568 A JP 2000293568A JP 2002110705 A JP2002110705 A JP 2002110705A
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JP
Japan
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rotary head
ball
load
rotating
load applying
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Pending
Application number
JP2000293568A
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English (en)
Inventor
Atsuyuki Kobayashi
厚之 小林
Yoshiharu Nakatomi
芳春 中富
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Nidec Tosok Corp
Original Assignee
Nidec Tosok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置決め精度や追従特性を犠牲にすることな
く、サーボモータの利用が可能なボンディング装置を提
供する。 【解決手段】 ボンディング装置に、ロータリーヘッド
11を保持部12を介して設け、サーボモータを設け
る。サーボモータの駆動プーリを、タイミングベルト2
4を介してロータリーヘッド11に接続し、コレットを
回転させる回転機構を構成する。保持部12に、ロータ
リーヘッド11の側面を、その回転中心31からずれた
方向へ付勢してロータリーヘッド11に負荷を加える第
1及び第2負荷付与部材32,33を設ける。負荷付与
部材32,33を、筒体と、筒体に収容されたボール
と、ボールを突出させる方向へ付勢してロータリーヘッ
ド11の側面に押圧するコイルスプリング37とにより
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ保持用のコ
レットを回転させる回転機構を備えたボンディング装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ウエハリングに支持されたウエハ
のチップを、リードフレームに移送してボンディングす
る際には、ボンディング装置が用いられていた。
【0003】このボンディング装置には、ロータリーヘ
ッドが保持部を介して回転自在に保持されており、この
ロータリーヘッドには、チップを吸着保持するコレット
が取り付けられている。また、前記ボンディング装置に
は、パルスモータが設けられており、該パルスモータ側
の駆動プーリは、タイミングベルトを介して前記ロータ
リーヘッドの従動プーリに接続されている。
【0004】これにより、前記コレットを回転させる回
転機構が構成されており、前記チップに生じたθ方向の
ズレを、コレットの回転により吸収してリードフレーム
上に移送し、ボンディングできるうように構成されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなボンディング装置にあっては、ロータリーヘッドを
回転させる駆動源がパルスモータにより構成されてお
り、高速化に適さなかった。
【0006】これを解決するために、サーボモータの使
用が考えられるが、コレットの回転機構は負荷が極力小
さくなるように設計されているため、静止時において、
サーボモータ特有の共振が生じてしまう。このため、速
度ループゲインや位置ループゲイン等により決定する保
持力を低下させる必要があり、位置決め精度や追従特性
を犠牲にしなければならないという新たな問題が生じて
しまう。
【0007】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、位置決め精度や追従特性を犠牲に
することなく、サーボモータの利用が可能なボンディン
グ装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明のボンディング装置にあっては、チップ吸着用
のコレットが取り付けられたロータリーヘッドと、該ロ
ータリーヘッドを回転自在に保持する保持部と、前記ロ
ータリーヘッドを回動するモータとを備えた回転機構を
有するボンディング装置において、前記回転機構を構成
する前記モータの駆動軸や前記ロータリーヘッドなどの
回転部分の側面を、その回転中心からずれた方向へ付勢
して、当該回転部分に負荷を加える負荷付与手段を設け
るとともに、該負荷付与手段を、筒体と、該筒体に収容
されたボールと、該ボールを突出させる方向へ付勢して
前記回転部分の側面に付勢する付勢部材とにより構成し
た。
【0009】すなわち、コレットを回転させる回転機構
には、負荷付与手段によって回転機構を構成する回転部
分へ負荷が加えられる。これにより、静止時に特有の微
動が生じるサーボモータを使用した場合であっても、前
記負荷により微動による共振が抑えられる。
【0010】また、この負荷付与手段は、筒体と、該筒
体に収容されたボールと、該ボールを突出させる方向へ
付勢する付勢部材により構成され、前記回転部分の側面
を、その回転中心からずれた方向へ付勢して負荷を加え
るように構成されている。このため、前記回転部分に押
圧されるボールは、その反力を斜め方向に受け、当該ボ
ールと筒体の内側面とに形成された隙間を埋める方向に
作用する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかるボン
ディング装置1の要部を示す図であり、該ボンディング
装置1は、図外のウエハリングに支持されたウエハのチ
ップを、リードフレームに移送してボンディングする装
置である。
【0012】このボンディング装置1には、ロータリー
ヘッド11が保持部12を介して回転自在に保持されて
いる。前記ロータリーヘッド11は、下端にチップ吸着
用のコレット13が取り付けられた小径の筒状部材14
と、該筒状部材14に外嵌した状態で固定された外嵌部
材15とを備えており、該外嵌部材15の下端部が、前
記保持部12に内嵌された状態で、上部及び下部ベアリ
ング16,17を介して前記保持部材12に支持されて
いる。
【0013】また、前記ボンディング装置1には、サー
ボモータ21が設けられており、該サーボモータ21か
ら下方に延出した駆動軸22には、駆動プーリ23が固
定されている。該駆動プーリ23には、タイミングベル
ト24が取り付けられており、該タイミングベルト24
は、前記ロータリーヘッド11の外嵌部材15の上部に
設けられた従動プーリ25に接続されている。これによ
り、前記コレット13を回転させる回転機構26が構成
されており、前記チップに生じたθ方向のズレを、コレ
ット13の回転により吸収してリードフレーム上に移送
し、ボンディングできるうように構成されている。
【0014】前記保持部12には、図2にも示すよう
に、前記回転機構26の回転部分を構成するロータリー
ヘッド11の側面を、その回転中心31からずれた方向
へ付勢して、当該ロータリーヘッド11に負荷を加える
負荷付与手段としての第1及び第2負荷付与部材32,
33が設けられている。両負荷付与部材32,33は
(第1負荷付与部材32のみ図示)、図3(a)に示す
ように、基端が底面34により閉鎖された筒体35と、
該筒体35に収容されたボール36と、該ボール36を
突出させる方向へ付勢して前記ロータリーヘッド11の
側面に押圧する付勢部材としてのコイルスプリング37
とにより構成されている。
【0015】両負荷付与部材32,33は、図2に示し
たように、平行するように設けられており、両者による
付勢方向を示す仮想線41,42がほぼ平行するように
構成されている。また、前記両負荷付与部材32,33
は、前記仮想線41,42に平行するとともに前記ロー
タリーヘッド11の回転中心31に交差する平行線43
を境とする一方側44及び他方側45に設けられてい
る。
【0016】これにより、前記一方側44に設けられた
第1負荷付与部材32においては、図3の(b)に示し
たように、前記ロータリーヘッド11に押圧されるボー
ル36は、その反力を斜め方向に受け、前記筒体35の
一方側44の内側面に押圧されるように構成されてい
る。また、前記他方側45に設けられた第2負荷付与部
材33においては、前記ロータリーヘッド11に押圧さ
れるボール36は、その反力を斜め方向に受け、前記筒
体35の他方側45の内側面に押圧されるように構成さ
れている(図示省略)。
【0017】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、チップ吸着用のコレット13を回転させる回転機構
26には、第1及び第2負荷付与部材32,33によっ
て回転機構26の回転部分を構成するロータリーヘッド
11に負荷が加えられている。これにより、静止時に特
有の微動が生じるサーボモータ21を使用した場合であ
っても、速度ループゲインや位置ループゲイン等により
決定する保持力を低下すること無く、微動による共振を
防止することができる。
【0018】したがって、ロータリーヘッド11の駆動
源をパルスモータにより構成しなければならなかった従
来と比較して、位置決め精度や追従特性を犠牲にするこ
となく、作動時の高速化が可能となる。
【0019】また、前記両負荷付与部材32,33は、
筒体35と、該筒体35に収容されたボール36と、該
ボール36を突出させる方向へ付勢するコイルスプリン
グ37により構成されており、前記ロータリーヘッド1
1の側面を、その回転中心31からずれた方向へ付勢し
て負荷を加えるように構成されている。これにより、前
記ロータリーヘッド11に押圧されるボール36は、図
3に示したように、その反力を斜め方向に受け、当該ボ
ール36と筒体35の内側面とに形成された隙間51を
埋める方向に変位する。よって、ボール36を回転中心
へ向けて付勢するため、ボール36の周囲に隙間が形成
されてしまう場合と比較して、ボール36のガタをも防
止することができ、前記共振を確実に防止することがで
きる。
【0020】さらに、本実施の形態にあっては、前記両
負荷付与部材32,33が、図2に示したように、前記
ロータリーヘッド11の回転中心31に交差する平行線
43と平行するように設けられるとともに、前記平行線
43を境とする一方側44及び他方側45に設けられて
いる。
【0021】このため、前記一方側44に設けられた第
1負荷付与部材32においては、図3の(b)に示した
ように、そのボール36が筒体35の一方側44の内側
面に押圧された状態で当接するので、前記ロータリーヘ
ッド11の時計回りCW方向へのガタツキを防止するこ
とができる。また、前記他方側45に設けられた第2負
荷付与部材33においては、そのボール36が筒体35
の他方側45の内側面に押圧された状態で当接するので
(図示せず)、前記ロータリーヘッド11の反時計回り
CCW方向へのガタツキを防止することができる。
【0022】したがって、ロータリーヘッド11の回転
方向に依存すること無く、安定した負荷を付与すること
ができ、前記共振を確実に防止することができる。
【0023】なお、本実施の形態にあっては、回転機構
26を構成する回転部分としてのロータリーヘッド11
に負荷を付与した場合を例に挙げて説明したが、これに
限定されるものでは無く、例えば、サーボモータ21の
駆動軸22等、他の回転部分に負荷を付与しても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明のボンディン
グ装置にあっては、コレットを回転させる回転機構にお
ける回転部分に安定した負荷を加えることができる。こ
れにより、静止時に特有の微動が生じるサーボモータを
使用した場合であっても、速度ループゲインや位置ルー
プゲイン等により決定する保持力を低下すること無く、
微動による共振を防止することができる。
【0025】したがって、ロータリーヘッドの駆動源を
パルスモータにより構成しなければならなかった従来と
比較して、位置決め精度や追従特性を犠牲にすることな
く、作動時の高速化が可能となる。
【0026】また、負荷付与手段のボールは、前記回転
部分の側面を回転中心からずれた方向へ付勢するように
構成されており、その反力を斜め方向に受けボールは、
ボールと筒体の内側面とに形成された隙間を埋める方向
に変位する。このため、ボールを回転中心へ向けて付勢
するため、ボールの周囲に隙間が形成されてしまう場合
と比較して、ボールのガタをも防止することができ、前
記共振を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】(a)は、同実施の形態の第1負荷付与部材を
示す断面図であり、(b)は、第1負荷付与部材のボー
ルがロータリーヘッドの側面を付勢した状態を示す拡大
図である。
【符号の説明】
1 ボンディング装置 11 ロータリーヘッド 12 保持部 13 コレット 21 サーボモータ 26 回転機構 31 回転中心 32 第1負荷付与部材 33 第2負荷付与部材 35 筒体 36 ボール 37 コイルスプリング(付勢部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ吸着用のコレットが取り付けられ
    たロータリーヘッドと、該ロータリーヘッドを回転自在
    に保持する保持部と、前記ロータリーヘッドを回動する
    モータとを備えた回転機構を有するボンディング装置に
    おいて、 前記回転機構を構成する前記モータの駆動軸や前記ロー
    タリーヘッドなどの回転部分の側面を、その回転中心か
    らずれた方向へ付勢して、当該回転部分に負荷を加える
    負荷付与手段を設けるとともに、 該負荷付与手段を、筒体と、該筒体に収容されたボール
    と、該ボールを突出させる方向へ付勢して前記回転部分
    の側面に付勢する付勢部材とにより構成したことを特徴
    とするボンディング装置。
JP2000293568A 2000-09-27 2000-09-27 ボンディング装置 Pending JP2002110705A (ja)

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ID=18776335

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011525092A (ja) * 2008-06-20 2011-09-08 アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド 通信ユニットに環境保護サービスを提供する方法

Cited By (1)

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