JP2002110620A - 基板処理方法および基板処理装置 - Google Patents

基板処理方法および基板処理装置

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JP2002110620A JP2000293712A JP2000293712A JP2002110620A JP 2002110620 A JP2002110620 A JP 2002110620A JP 2000293712 A JP2000293712 A JP 2000293712A JP 2000293712 A JP2000293712 A JP 2000293712A JP 2002110620 A JP2002110620 A JP 2002110620A
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processing
tank
processing tank
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Hiroyuki Araki
浩之 荒木
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一槽での単一液体による基板の処理を可能
にし、小型化および配管系の簡素化を図ることができ
る。 【解決手段】 薬液12を収容しその薬液中にウエハW
が浸漬させられる処理槽10と、エッチング成分を含む
揮発性溶液からなる薬液を処理槽10内へ供給する薬液
供給手段と、洗浄もしくはエッチングが終了したウエハ
Wを処理槽10の内方位置から基板乾燥位置Bに移動さ
せて停止させる基板移動手段とを備え、処理槽10上方
の基板乾燥位置BでウエハWを乾燥させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハ、
液晶表示装置用ガラス基板、電子部品などの基板を、フ
ッ化水素等を含む薬液中に浸漬させて洗浄もしくはエッ
チングした後、基板を乾燥させる基板処理方法、ならび
に、その方法を実施するために使用される基板処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイスの製造プロセスに
おいて、基板、例えばシリコンウエハの表面に被着され
たシリコン酸化膜を全面的もしくは部分的に除去する場
合には、フッ化水素酸(フッ酸)やバッファードフッ酸
(フッ化水素とフッ化アンモニウムと水との混合液)な
どの薬液を使用し、図3に模式図を示すように、薬液2
が収容された薬液槽1内へウエハWを投入して、ウエハ
Wを薬液中に浸漬させることにより、ウエハWを洗浄も
しくはエッチングするようにしている。そして、洗浄も
しくはエッチングが終了すると、搬送ロボット3により
ウエハWを薬液槽1から水洗槽4へ搬送し、水洗槽4内
に収容された純水5中へウエハWを浸漬させて水洗し、
ウエハWの表面から薬液などを除去する。水洗が終了す
ると、搬送ロボットによりウエハWを水洗槽4から乾燥
チャンバ6へ搬送し、例えばIPA(イソプロピルアル
コール)蒸気をウエハWの周囲へ供給することにより、
ウエハWの表面上でIPA蒸気を凝縮させて、ウエハW
の表面に付着した純水をIPAに置換させ、その後に乾
燥チャンバ6内を真空排気して減圧するなどして、ウエ
ハWの表面上のIPAを速やかに蒸発させてウエハWを
乾燥させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図3に示したように、
薬液槽1、水洗槽4および乾燥チャンバ6をそれぞれ独
立して設置し、搬送ロボット3を備えた搬送機構により
ウエハWを薬液槽1→水洗槽4→乾燥チャンバ6と順次
搬送しつつ、それぞれの槽もしくはチャンバでそれぞれ
必要な処理を行う、といった方法では、装置全体が大き
くなり、また、搬送機構も大型のものが必要となる。ま
た、1つの装置内でフッ酸等の薬液および純水といった
複数の液体を使用することになり、各槽へのそれぞれの
液体の供給および排液のための配管系を設ける必要があ
る。さらに、IPA蒸気を用いた乾燥方式を採用した場
合には、さらに薬液としてIPAを使用することにな
り、そのIPA蒸気の生成槽や蒸気供給用の配管系も設
置する必要がある、といった問題点がある。
【0004】この発明は、以上のような事情に鑑みてな
されたものであり、単一槽での単一液体による基板の処
理を可能にして、装置の小型化および配管系の簡素化を
図ることができる基板処理方法を提供すること、ならび
に、その方法を好適に実施することができる基板処理装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
処理槽内に収容された薬液中に基板を浸漬させて洗浄も
しくはエッチングした後、基板を乾燥させる基板処理方
法において、前記薬液として、エッチング成分を含む揮
発性溶液を用い、基板を洗浄もしくはエッチングした後
に、基板を薬液中から露出させ、基板表面に付着した揮
発性溶液からなる薬液を蒸発させて基板を乾燥させるこ
とを特徴とする。
【0006】請求項2に係る発明は、薬液を収容し、そ
の薬液中に基板を浸漬させて洗浄処理もしくはエッチン
グ処理を行う処理槽と、この処理槽内へ薬液を供給する
薬液供給手段と、基板を前記処理槽の上方の搬出入位置
と処理槽の内方位置との間で移動させる基板移動手段
と、を備えた基板処理装置において、前記薬液供給手段
により、エッチング成分を含む揮発性溶液からなる薬液
を前記処理槽内へ供給するようにし、前記処理槽の上方
の搬出入位置と処理槽の内方位置との中間に、基板を乾
燥させる基板乾燥位置を設定し、前記基板移動手段によ
り、洗浄もしくはエッチングが終了した基板を処理槽の
内方位置から基板乾燥位置に移動させて停止させるよう
にしたことを特徴とする。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項2記載の基
板処理装置において、上記した処理槽を、密閉可能な処
理チャンバ内に設置し、その処理チャンバの内部で処理
槽の上方に上記基板乾燥位置を設定したことを特徴とす
る。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項2または請
求項3記載の基板処理装置において、薬液供給手段が、
薬液が貯留されるバッファタンクと、基板の洗浄もしく
はエッチング後に前記処理槽から薬液を排出して前記バ
ッファタンク内へ流入させる薬液排出手段と、前記処理
槽の内部と外部との間で薬液を循環させるための循環流
路と、この循環流路に介在して設けられたポンプと、前
記循環流路に介在して設けられたフィルタと、前記バッ
ファタンクと前記循環流路とを前記ポンプの介設位置の
上流側で流路接続する給液流路とを備えたことを特徴と
する。
【0009】請求項1に係る発明の基板処理方法による
と、処理槽内に収容された薬液中に基板を浸漬させて洗
浄もしくはエッチングした後に、基板を処理槽内の薬液
中から引き上げ、あるいは、基板を処理槽内で静止させ
たまま処理槽内から薬液を排出させて、基板を薬液中か
ら露出させたときに、薬液自体が揮発性を有しているた
め、基板表面から薬液が速やかに蒸発して、基板の乾燥
が行われる。このように、基板を薬液中から露出させる
と基板表面から薬液が速やかに蒸発して除去されるの
で、基板の表面から薬液を除去する目的で基板を純水で
水洗する必要が無くなり、水洗後の乾燥処理も不要にな
る。
【0010】請求項2に係る発明の基板処理装置におい
ては、薬液供給手段により、エッチング成分を含む揮発
性溶液からなる薬液が処理槽内へ供給され、処理槽内の
薬液中に基板が浸漬させられて洗浄もしくはエッチング
される。洗浄もしくはエッチングが終了すると、基板
は、基板移動手段により処理槽の上方の基板乾燥位置に
移動させられて停止させられる。このとき、基板の表面
に付着している薬液は揮発性溶液であるため、基板表面
から薬液が速やかに蒸発して、基板の乾燥が行われる。
乾燥が終了すると、基板は、基板移動手段により基板乾
燥位置からその上方の搬出入位置へ移動させられる。こ
のときには、基板表面から薬液が蒸発して除去されてい
るので、基板の表面から薬液を除去する目的で基板を水
洗槽へ搬送したりさらに乾燥チャンバへ搬送したりする
必要が無く、基板は、搬出入位置から装置外へ搬出され
る。
【0011】請求項3に係る発明の基板処理装置では、
密閉された処理チャンバ内において、基板は、洗浄もし
くはエッチング後に、処理槽内の薬液中から引き上げら
れて基板乾燥位置で乾燥させられる。したがって、処理
チャンバの内部を不活性ガスでパージしておくなどする
ことにより、基板は、乾燥中に空気に触れて表面に自然
酸化膜が形成されたり水分が付着したり空気中の汚染物
質を吸着したりする、といったことが防止される。
【0012】請求項4に係る発明の基板処理装置では、
循環流路内で薬液を循環させることにより、処理槽内で
基板が洗浄もしくはエッチングされて生成した異物が、
循環流路に介在して設けられたフィルタによって薬液中
から除去され、薬液が清浄化されつつ循環使用される。
基板の洗浄もしくはエッチング後には、処理槽内に収容
された薬液は、薬液排出手段により処理槽の内底部から
排出されてバッファタンク内へ流入させられ、バッファ
タンク内に貯留される。処理槽内へ薬液を供給するとき
は、バッファタンク内から循環流路内へ薬液を流出さ
せ、再び循環流路内で薬液が循環させられる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
について図1および図2を参照しながら説明する。
【0014】図1は、この発明に係る基板処理方法を実
施するために使用される基板処理装置の概略構成の1例
を示す模式図である。この基板処理装置は、内部に薬液
12を収容しその薬液12中に基板、例えばシリコンウ
エハWがウエハホルダ14に保持されて浸漬させられる
処理槽10を備えている。
【0015】処理槽10は、下部に薬液供給口16を有
するとともに、上部に薬液が溢れ出す溢流部18を有す
る。また、処理槽10には、溢流液受け部20が付設さ
れており、処理槽10上部の溢流部18から溢れ出た薬
液12が溢流液受け部20内へ流入するようになってい
る。さらに、処理槽10の底部には、排液口22が形設
されており、その排液口22に、排液バルブ(弁A)2
6が介挿された排液管24が連通して接続されている。
【0016】処理槽10の下部の薬液供給口16には、
薬液循環用配管28の一端が連通して接続されており、
薬液循環用配管28の他端は、溢流液受け部20の底部
に連通して接続されている。薬液循環用配管28には、
ポンプ30およびフィルタ32がそれぞれ介在して設け
られている。また、薬液循環用配管28には、溢流受け
部20とポンプ30との間に開閉制御弁(弁B)34が
介挿され、処理槽10の薬液供給口16とフィルタ32
との間に開閉制御弁(弁C)36が介挿されている。
【0017】また、処理槽10底部の排液口22に接続
された排液管24は、バッファタンク38の上部に連通
して接続されている。バッファタンク38の底部には、
開閉制御弁(弁D)42が介挿された薬液流出用配管4
0の一端が連通して接続され、薬液流出用配管40の他
端は、薬液循環用配管28に、ポンプ30と開閉制御弁
34との間で連通されている。また、薬液循環用配管2
8は、フィルタ32と開閉制御弁36との間で分岐して
おり、その分岐した薬液流入用配管44がバッファタン
ク38の上部近くに連通して接続され、薬液流入用配管
44に開閉制御弁(弁E)46が介挿されている。
【0018】処理槽10は、カバー50を開閉させるこ
とによりウエハ搬出入位置AからのウエハWの搬入およ
び搬出を行うことができるとともに密閉することが可能
である処理チャンバ48内に収容されている。処理チャ
ンバ48の内部には、図示していないが、処理チャンバ
48内へ搬入されたウエハWを受け取って処理槽10の
内部へ挿入し、処理が終わったウエハWを処理槽10内
から取り出すためのリフタが配設されている。また、処
理チャンバ48内には、処理槽10内の薬液12中から
引き上げられた直後のウエハWを乾燥させるためのウエ
ハ乾燥位置Bが設定されており、リフタは、ウエハホル
ダ14によってウエハWを保持しつつ、処理槽10の内
方位置から上昇する過程で、そのウエハ乾燥位置Bにウ
エハWを一旦停止させ、ウエハWの乾燥が終了した後、
再び上昇してウエハWをウエハ搬出入位置Aへ移動させ
る。
【0019】また、処理チャンバ48の内部には、ガス
吹出しノズル52が設けられており、ガス吹出しノズル
52には、図示を省略したが、不活性ガス、例えば窒素
ガスの供給源に接続されたガス供給管が連通して接続さ
れている。さらに、処理チャンバ48の底部には、排気
口54が形設されており、排気口54に排気管56が連
通して接続されている。排気管56には、真空ポンプ5
8が接続され、開閉制御弁60が介挿されている。
【0020】バッファタンク38の内部に貯留され処理
槽10の内部に供給されて収容される薬液12として
は、エッチング成分を含む揮発性溶液が用いられる。例
えば、フッ酸、バッファードフッ酸等をIPA、メタノ
ール、エタノール、アセトン等の有機溶剤に混合させた
薬液12が使用される。
【0021】上記した構成を有する基板処理装置を使用
して行われる基板処理操作の1例を、図2に示したタイ
ムチャートに基づいて説明する。
【0022】排液バルブ(弁A)26、開閉制御弁(弁
D)42および開閉制御弁(弁E)46を閉じ、開閉制
御弁(弁B)34および開閉制御弁(弁C)36を開い
て、処理槽10内へ薬液を連続して供給し、処理槽10
の内部に薬液12を満たして処理槽10の上部の溢流部
18から溢流液受け部20内へ薬液12が溢れ出る状態
にし、溢流液受け部20内に流入した薬液が薬液循環用
配管28を通して処理槽10内へ循環するようにする。
この薬液循環用配管28内を流れる薬液は、フィルタ3
2を通過する際に異物が除去され、清浄化された状態で
処理槽10内へ供給される。この時、洗浄もしくはエッ
チングしようとする複数枚のウエハWは、ウエハホルダ
14に支持されてウエハ搬出入位置Aに停止している。
【0023】次に、カバー50を移動させて処理チャン
バ48の上部を開口させ、ウエハWを処理チャンバ48
内へ搬入し、リフタを下降させて、未処理ウエハWを処
理槽10内へ挿入し薬液12中に浸漬させる。ウエハW
が処理槽10内の薬液12中に浸漬させられると、カバ
ー50を移動させて処理チャンバ48の上部を気密に閉
塞する。また、ガス供給管を通してガス吹出し口52へ
窒素ガスを供給し、ガス吹出し口52から処理チャンバ
48内へ窒素ガスを供給して、処理チャンバ48の内部
空間が窒素ガス雰囲気とされる。この状態は、ウエハW
の処理の間中、継続して維持される。そして、ウエハW
は、薬液12中に浸漬させられて洗浄もしくはエッチン
グされる。
【0024】ウエハWの洗浄もしくはエッチングが終了
すると、リフタにより処理槽10内の薬液12中からウ
エハWを引き上げ、処理チャンバ48内のウエハ乾燥位
置BにウエハWを移動させて停止させる。この時、開閉
制御弁(弁B)34および開閉制御弁(弁C)36を閉
じ、排液バルブ(弁A)26、開閉制御弁(弁D)42
および開閉制御弁(弁E)46を開いて、処理槽10内
から薬液12を排出させ、バッファタンク38内へ流入
させる。そして、バッファタンク38内に流入した薬液
12を、薬液流出用配管40、薬液循環用配管28およ
び薬液流入用配管44を通して循環させ、その間に、薬
液12中に含まれている異物をフィルタ32によって除
去する。そして、所定時間が経過すると、再び、排液バ
ルブ(弁A)26、開閉制御弁(弁D)42および開閉
制御弁(弁E)46を閉じ、開閉制御弁(弁B)34お
よび開閉制御弁(弁C)36を開いて、処理槽10内へ
薬液を供給し、最初の状態のように処理槽10の内部と
外部とで薬液12を循環させておくようにする。
【0025】ウエハWが処理チャンバ48内のウエハ乾
燥位置Bに停止すると、ガス吹出しノズル52からの窒
素ガスの吹出しを停止させた後、真空ポンプ60を駆動
させ、排気管56を通して処理チャンバ48の内部を真
空排気することにより、処理チャンバ48内のウエハ乾
燥位置Bに保持されたウエハWを減圧乾燥させる。この
乾燥過程において、洗浄もしくはエッチング処理に使用
された薬液自体が揮発性を有しているため、薬液は、ウ
エハWの表面から速やかに蒸発することになる。また、
処理チャンバ48は密閉され、その内部が窒素ガスでパ
ージされているので、ウエハWは、乾燥中に空気に触れ
て表面に自然酸化膜が形成されたり水分が付着したり空
気中の汚染物質を吸着したりする、といったことが防止
される。
【0026】ウエハWの乾燥が終了すると、処理チャン
バ48のカバー50を解放させて、ウエハWを処理チャ
ンバ48内から搬出し、ウエハ搬出入位置Aへ移動さ
せ、一連の処理が完了する。
【0027】この発明に係る基板処理方法は、上記した
形態以外にも種々の形態で実施し得る。例えば、特に必
要が無ければ、処理チャンバ内へ窒素ガス等の不活性ガ
スを供給しなくてもよいし、ウエハの乾燥の際に処理チ
ャンバの内部を真空排気して減圧状態にしなくてもよ
い。また、処理槽を処理チャンバ内に配設せずに、開放
された清浄雰囲気中でウエハの乾燥処理を行うようにし
てもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1に係る発明の基板処理方法によ
ると、単一の処理槽で単一の薬液を使用して基板を洗浄
もしくはエッチングした後に乾燥させる処理を行うこと
ができ、装置の小型化および配管系の簡素化を図ること
ができる。また、基板の表面から薬液を除去する目的で
基板を純水で水洗したり水洗後に基板を乾燥させたりす
る必要が無くなるので、基板の搬送機会が少なくなるこ
とにより、基板の表面にパーティクルが付着する確率が
低減する。
【0029】請求項2に係る発明の基板処理装置を使用
すると、請求項1に係る発明の方法を好適に実施するこ
とができ、装置の小型化および配管系の簡素化が図ら
れ、また、基板の表面にパーティクルが付着する確率が
低減する。
【0030】請求項3に係る発明の基板処理装置では、
基板の乾燥中に、基板が空気に触れて表面に自然酸化膜
が形成されたり基板表面に水分が付着したり空気中の汚
染物質が吸着されたりする、といったことを防止するこ
とが可能になる。
【0031】請求項4に係る発明の基板処理装置では、
薬液を清浄化しつつ循環使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明に係る基板処理方法を実施す
るために使用される基板処理装置の概略構成の1例を示
す模式図である。
【図2】図1に示した基板処理装置を使用して行われる
基板処理操作の1例を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図3】従来の基板処理方法の1例について説明するた
めの模式図である。
【符号の説明】
10 処理槽 12 薬液 14 ウエハホルダ 16 薬液供給口 18 溢流部 20 溢流液受け部 22 排液口 24 排液管 26 排液バルブ 28 薬液循環用配管 30 ポンプ 32 フィルタ 34、36、42、46、60 開閉制御弁 38 バッファタンク 40 薬液流出用配管 44 薬液流入用配管 48 処理チャンバ 50 カバー 52 ガス吹出しノズル 54 排気口 56 排気管 58 真空ポンプ W シリコンウエハ A ウエハ搬出入位置 B ウエハ乾燥位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/027 H01L 21/30 572B 5F046 21/306 21/306 J Fターム(参考) 2H088 FA21 FA30 2H090 JC19 2H096 AA00 AA25 AA27 HA17 HA18 HA19 JA04 4K057 WA20 WB06 WB11 WB15 WE07 WM03 WM11 WM19 WM20 WN01 5F043 CC16 DD30 EE24 EE25 EE36 EE37 EE40 GG10 5F046 MA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽内に収容された薬液中に基板を浸
    漬させて洗浄もしくはエッチングした後、基板を乾燥さ
    せる基板処理方法において、 前記薬液として、エッチング成分を含む揮発性溶液を用
    い、基板を洗浄もしくはエッチングした後に、基板を薬
    液中から露出させ、基板表面に付着した揮発性溶液から
    なる薬液を蒸発させて基板を乾燥させることを特徴とす
    る、基板処理方法。
  2. 【請求項2】 薬液を収容し、その薬液中に基板を浸漬
    させて洗浄処理もしくはエッチング処理を行う処理槽
    と、 この処理槽内へ薬液を供給する薬液供給手段と、 基板を前記処理槽の上方の搬出入位置と処理槽の内方位
    置との間で移動させる基板移動手段と、を備えた基板処
    理装置において、 前記薬液供給手段により、エッチング成分を含む揮発性
    溶液からなる薬液を前記処理槽内へ供給するようにし、 前記処理槽の上方の搬出入位置と処理槽の内方位置との
    中間に、基板を乾燥させる基板乾燥位置を設定し、前記
    基板移動手段により、洗浄もしくはエッチングが終了し
    た基板を処理槽の内方位置から基板乾燥位置に移動させ
    て停止させるようにしたことを特徴とする基板処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記処理槽が、密閉可能な処理チャンバ
    内に設置され、その処理チャンバの内部で処理槽の上方
    に前記基板乾燥位置が設定された請求項2記載の基板処
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記薬液供給手段が、 薬液が貯留されるバッファタンクと、基板の洗浄もしく
    はエッチング後に前記処理槽から薬液を排出して前記バ
    ッファタンク内へ流入させる薬液排出手段と、前記処理
    槽の内部と外部との間で薬液を循環させるための循環流
    路と、この循環流路に介在して設けられたポンプと、前
    記循環流路に介在して設けられたフィルタと、前記バッ
    ファタンクと前記循環流路とを前記ポンプの介設位置の
    上流側で流路接続する給液流路とを備えた請求項2また
    は請求項3記載の基板処理装置。
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