JP2002110525A - 現像処理方法 - Google Patents

現像処理方法

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JP2002110525A JP2000302045A JP2000302045A JP2002110525A JP 2002110525 A JP2002110525 A JP 2002110525A JP 2000302045 A JP2000302045 A JP 2000302045A JP 2000302045 A JP2000302045 A JP 2000302045A JP 2002110525 A JP2002110525 A JP 2002110525A
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】リソグラフィの現像工程における現像の均一性
の向上と現像液消費量の低減を課題とする。 【解決手段】 ウエハと同じ直径の平面を下部に備えた
現像ノズルを、ウエハ上に形成されたレジスト表面と第
1の距離はなれた位置に接近させた後、現像液を吐出
し、レジスト表面と現像ノズル下部の平面との間に、空
気の層を含まないように現像液を満たして保持する。そ
の後、レジスト表面と第2の距離はなれた位置まで現像
ノズルを上昇させつつ、現像液を微量に吐出して、レジ
スト表面と第2の距離はなれた位置で、レジスト表面と
現像ノズル下部の平面との間に空気の層を含まないよう
に現像液を満たして保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関するもので、特にリソグラフィ工程のレジスト現
像処理方法およびレジスト現像処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】LSIや液晶ディスプレイを表示するた
めの薄膜トランジスタなどの半導体装置の製造工程で、
堆積した膜を所望のパターンに微細加工するためにリソ
グラフィの技術とエッチングの技術が用いられている。
【0003】現在の半導体装置の製造は、光を用いたフ
ォトリソグラフィが主流で、大きく分けて3つの工程か
らなる技術であり、以下に示す(1)〜(3)の順に工
程が進められる。
【0004】(1)光に感光する性質を持つレジストを
ウエハなどの基板に塗布する第1工程 (2)ステッパなどの光露光装置により露光する第2工
程 (3)現像液により現像する第3工程
【0005】まず、ウエハ上に1μm程度のレジストを
均一に塗布し、あらかじめ回路パターンが記されたマス
クを用いて光露光装置による露光を行って、そのパター
ンを転写し、光が照射されて感光した部分のレジストを
現像液で溶解し取り除くものである(逆に、感光してい
ない部分のレジストを取り除く場合もある)。そして、
感光した部分のレジストを現像液に溶解した後、純水に
よってリンスし、乾燥するといった流れが一般的であ
る。
【0006】また、従来の現像処理装置を図13に示し
た。
【0007】従来の現像処理装置は、スピンチャック1
004、スピンカップ1005、現像液供給系などから
構成されている。
【0008】スピンチャック1004は、現像処理装置
において、ウエハ1003を回転させるための支持体で
あり、通常、ウエハの固定は真空吸着にて行われる。
【0009】スピンカップ1005は、現像中のウエハ
を囲い込むように据え付けられた円筒状の容器であり、
現像液の跳ね返りや排気を考慮した設計になっている。
【0010】現像液供給系は、現像液の入ったキャニス
ター、流量調整装置、温度調整装置、現像ノズル100
1、ノズル支持アーム、ノズルの昇降を制御する装置な
どからなる。なお、現像ノズル1001とは、現像液を
吐出するノズルのことである。
【0011】また、現像方法には、ディップ現像、スプ
レー現像、パドル現像などが知られている。
【0012】ディップ現像は、現像液槽にウエハ全体を
浸して現像する方法であり、スプレー現像は、ウエハを
回転させながら、現像液をスプレー状に吹き付けて現像
する方法である。
【0013】パドル現像は、レジストが塗布されたウエ
ハ上に、現像液を現像液自身の表面張力を利用して現像
液盛りし、現像液盛りした状態で静止して現像する方法
である。なお、被現像面上に現像液を表面張力を利用し
て付着されることを、「現像液盛り」と呼ぶ。このパドル
現像が、最も一般的に多用されている。
【0014】パドル現像は、スピンチャックにウエハを
一旦、固定して、スピンカップ内でスピンチャックに支
持したウエハを低速で回転(毎分当たり10〜50回
転)させながら、現像液供給系の現像ノズルから現像液
の供給と現像液盛りを行った後、所定時間静止(30〜
60秒ぐらい)させて現像する。その後、ウエハに純水
を供給しながらウエハを回転させる純水リンスを行い、
次に高速で回転させて振り切り乾燥する。
【0015】パドル現像は、一枚のウエハごとに新鮮な
現像液を供給するため、ディップ現像などに比べて、ウ
エハ間やバッチ間の現像のばらつきが少ない。
【0016】また、パドル現像は、スプレー現像と比べ
て現像液の消費量が少なく、現像液温度の制御の点で有
利であり(スプレー現像はミスト状で供給されるので現
像液温度の制御が難しい)、また、スプレーがレジスト
表面を叩くことによる物理的衝撃と泡の発生が問題とな
ることも少ない。
【0017】ただし、パドル現像において、現像の均一
性は現像液の供給方法に依存しやすい。従来のパドル現
像では、ウエハ中心部に現像液を吐出し、ウエハを毎分
10〜50回転させながらウエハ全面に現像液を供給す
るために、ウエハの中心部と端部で現像の様子が違って
しまい、現像の均一性が低下していた。
【0018】現像液を供給する前に、ウエハ上のレジス
ト表面を水でぬらし、素早く現像液を全面に供給する効
果をねらったプリウェット工程や、2回パドル現像など
により、現像液の供給方法に依存した影響を軽減するた
めの方法が採られることもある。
【0019】最近では、E2ノズルを用いたパドル現像
が開示されている。E2ノズルは、東京エレクトロン
(株)の商品名で、現像ノズルの下部に細長い筒状物を
有し、その長さはウエハの直径程度で、現像液を吐出す
る穴が複数ある。E2ノズルをウエハに水平に配置し接
近させて、現像液を供給しつつウエハを半回転もしくは
一回転させ、現像液をウエハ表面に塗布するように現像
液盛りする。この時、ウエハ上の現像液の表面とE2ノ
ズルとは接触している。新鮮な現像液を供給する場所を
分散し、現像液の供給方法に依存する影響を軽減してい
る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来のパドル現像は、
現像の均一性が現像液の供給方法に依存しやすいという
問題を有していた。従来のパドル現像では、ウエハ中心
部に現像液を吐出し、ウエハを低速で回転(毎分当たり
10〜50回転)させながらウエハ全面に現像液を供給
するために、ウエハの中心部と端部で現像の様子が違っ
てしまい、現像の均一性が低下していた。
【0021】また、従来のパドル現像では、一度、ウエ
ハ上に現像液盛りすると撹拌するのが困難である。現像
液盛りした状態で、撹拌するためにウエハを回転する
と、現像液は表面張力を利用してウエハ上に保持されて
いるだけなので、現像液が流出してしまうことがあっ
た。従って、従来のパドル現像では撹拌するために、現
像液が流出しない程度に低速で回転させたり、低速で回
転させて停止することを繰り返したりするなどの方法が
とられているが、十分に撹拌できていない。
【0022】現像の均一性は、最終的に歩留まりやウエ
ハ面内の素子特性ばらつきにまで影響するので重要であ
る。
【0023】パドル現像は、理想的には現像液盛りする
分量のみ供給すればよく、ディップ現像やスプレー現像
よりも、現像液の消費量は少ない点で有利である。しか
し、実際にパドル現像を利用したリソグラフィを行った
場合、ウエハに現像液を供給して現像液盛りする分量以
外に余分な消費量がある。この余分な消費量が生じる原
因は、主に、現像液盛りするために余分になる分量があ
ることや、現像工程の安定のために余分に吐出する分量
があることである。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、リソグラフィの現像処理工程において、
現像ノズル(現像液を吐出するノズル)の形状や現像液
の供給方法を改良し、現像の均一性の向上と現像液の消
費量を低減するものである。
【0025】本明細書で開示する本発明の現像処理方法
は、レジストを塗布し露光したウエハを水平に保持する
工程と、前記レジスト上にノズルを保持する工程と、前
記レジスト上に現像液を供給する工程とを有する現像処
理方法において、ウエハと同じ直径を有する平らな円形
の面に複数の吐出口を備えたノズルを、前記円形の面と
前記レジスト表面とが第1の距離はなれた位置で保持し
た後、前記ノズルから現像液を吐出して、前記第1の距
離はなれた位置で保持された前記ノズルの円形の面と前
記レジスト表面との間が現像液で満たされた第1の状態
とした後、前記ノズルの現像液の吐出を停止し、前記ノ
ズルを上昇させつつ現像液を吐出した後、ノズルの円形
の面と前記レジスト表面とが第2の距離はなれた位置
で、ノズルの上昇及び現像液の吐出を停止して、前記第
2の距離はなれた位置に保持された前記ノズルの円形の
面と前記レジスト表面との間が現像液で満たされた第2
の状態とする工程と、を有することを特徴とする現像処
理方法である。
【0026】また、本明細書で開示する他の現像処理方
法は、レジストを塗布し露光したウエハを水平に保持す
る工程と、前記レジスト上にノズルを保持する工程と、
前記レジスト上に現像液を供給する工程とを有する現像
処理方法において、ウエハと同じ直径を有する平らな円
形の面に複数の吐出口を備えたノズルを、前記円形の面
と前記レジスト表面とが第1の距離はなれた位置で保持
した後、前記ノズルから現像液を吐出して、前記第1の
距離はなれた位置で保持された前記ノズルの円形の面と
前記レジスト表面との間が現像液で満たされた第1の状
態とした後、前記ノズルの現像液の吐出を停止し、前記
ノズルを上昇させつつ現像液を吐出した後、ノズルの円
形の面と前記レジスト表面とが第2の距離はなれた位置
で、ノズルの上昇及び現像液の吐出を停止して、前記第
2の距離はなれた位置に保持された前記ノズルの円形の
面と前記レジスト表面との間が現像液で満たされた第2
の状態とし、前記ノズルを下降した後、ノズルの円形の
面と前記レジスト表面とが第3の距離はなれた位置で、
前記ノズルの下降を停止して、前記第3の距離はなれた
位置に保持された前記ノズルの円形の面と前記レジスト
表面との間が現像液で満たされた第3の状態とし、前記
ノズルを上昇させつつ現像液を吐出し、ノズルの円形の
面と前記レジスト表面とが第4の距離はなれた位置で、
前記ノズルの上昇と現像液の吐出を停止して、前記第4
の距離はなれた位置に保持された前記ノズルの円形の面
と前記レジスト表面との間が現像液で満たされた第4の
状態とする工程と、を有することを特徴とする現像処理
方法である。
【0027】また、上記現像処理方法において、第4の
状態とした後に、ノズルを下降して、前記第3の状態と
した後、ノズルを上昇させつつ現像液を吐出して、前記
第4の状態とすることを複数回繰り返すことを特徴とし
ている。
【0028】また、本発明は、ウエハに代えて他に、石
英ガラス基板、ガラス基板、プラスチック基板等からな
る円形のものを用いることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】[実施形態1]本発明は、従来のパ
ドル現像を大幅に改良発展させており、主に、現像ノズ
ル(現像液を吐出するノズル)の形状、現像液の吐出方
法、吐出した現像液のウエハへの供給方法、現像液盛り
状態を保持する方法に特徴がある。
【0030】本発明によって現像の均一性の改善と現像
液消費量の節約とを達成する。
【0031】本実施形態の現像処理工程の一連の流れ
(フローチャート)を、図1に示す。
【0032】図2(a)に示すように、現像ノズル20
1の下部を平面202とし、ウエハのように円形で同じ
直径とする。ウエハの直径は、2インチ〜12インチの
ものがあるが、例えばウエハの大きさが8インチならば
現像ノズルの下部の平面も円形で8インチ直径とすれば
よい。なお、ウエハにはオリフラがあってもよい。
【0033】また、図3に示すように、現像ノズルの下
部の平面302(図2中、202に相当)に現像液の吐
出口303(図2中、203に相当)を複数設け、そこ
から現像液の量を調整して吐出できるように現像液の供
給系を設計する。吐出口の数は、ウエハ面に対して、中
央、上下左右に均等に吐出するために5個以上は必要と
考えられる。図3では、吐出口の直径は、0.7mmで
あり、現像ノズルの下部の平面に29個設けられてい
る。
【0034】図2(b)に示すように、レジスト204
を塗布し、回路パターンを露光したウエハ205を、搬
送系によりスピンカップ内に搬送し、スピンチャック2
06によって真空吸着させ、水平な状態で保持する。本
実施形態では、スピンカップ内は23℃に温度調整して
いるとする。
【0035】さらに、現像ノズル内の現像液の温度を最
適値に調整する機構を取り付ける(現像レートは温度に
敏感である)。例えば、現像ノズルまで現像液を供給す
る管を二重にして、内側に現像液が流れるようにし、外
側にスピンカップ内と同じ23℃に温度調節した水を流
す。ノズルを支持するアーム207で現像ノズルを固定
し、精度よく上下に昇降できるように制御手段を適宜設
計する。
【0036】まず、レジスト204を塗布し、回路パタ
ーンを露光したウエハ205を、スピンチャック206
によって真空吸着させ、水平な状態で保持する。
【0037】次いで、現像ノズル201をウエハ205
に接近させるが、その際、現像ノズル下部の平面202
をウエハと平行にする。ウエハはスピンチャックに水平
に固定されているので、現像ノズルの下部も水平とな
る。現像ノズル下部の円形の平面は、ウエハ水平面と垂
直な方向から見た場合、ウエハと重なって見えるように
する。
【0038】現像ノズルをウエハに接近させていき、前
記現像ノズル下部の平面202とレジスト204の間
が、第1の距離となったところで静止させる。図2
(a)は、この時の状態を示す簡略図である。
【0039】次いで、最適値に温度調節した(例えば2
3℃)現像液を現像ノズルから吐出し、レジスト塗布し
たウエハ205に供給する。前記第1の距離で現像ノズ
ル401の位置を固定して、現像液402を吐出し、現
像ノズル下部の平面408とレジスト403の表面との
間に、空気の層(気泡など)ができないように現像液4
07で満たして、図4(b)に示した第1の状態とす
る。なお、図4(a)は、第1の距離で現像ノズル40
1の位置を固定して、現像液の吐出を開始直後の状態を
示す簡略図である。
【0040】前記現像ノズル下部の平面とレジスト表面
との間が現像液で満たされた後に、現像液の吐出を停止
し、表面張力を利用して現像ノズル下部の平面とレジス
ト表面との間から現像液が流出しないように、満たした
ままの状態(第1の状態)で保持する。なお、表面張力
とは、液体表面に働き、その表面を最小化する方向に働
く力である。
【0041】従来のパドル現像ではウエハ上に表面張力
を利用して現像液盛りするが、現像液盛りされた現像液
の表面(ウエハ上のレジストと接触する界面以外の部
分)は空気と接触している。それに対して、本発明は、
図4(b)に示したように、現像液を現像ノズル下部の
平面とレジスト表面とで挟み込んだ状態となり、現像ノ
ズル下部の平面408と現像液が面接触している。
【0042】この第1の距離は、表面張力を利用して現
像ノズル下部の平面408とレジストの間から現像液が
流出しないように、満たしたままの状態とすることが可
能な程度である。また、本発明の場合、現像ノズルとレ
ジスト表面との間隔は、従来のパドル現像での現像ノズ
ルとレジスト表面との間隔に比べて極端に狭く、全く異
なっている。
【0043】本発明の特徴の1つは、上述のように、前
記第1の距離で現像ノズル401の位置を固定して、現
像液を吐出し、現像ノズル下部の平面408とレジスト
403との間に空気の層ができないように、その間隔を
現像液で満たして第1の状態とし、現像液の吐出を停止
した後も表面張力を利用して現像液をその間に満たした
ままの状態とすることである。空気の層ができないよう
にするため、現像ノズルの下部を平面とせず、円錐また
は凸部としてもよい。
【0044】現像ノズルの複数の吐出口303から現像
液を吐出することにより、現像液を吐出する場所を分散
し、現像液が局所的な領域(例えばウエハ中心付近)か
らウエハ全体に供給されることを防いで現像の均一性を
向上させることができる。一方、従来のパドル現像で
は、ウエハ中心部に現像液を吐出し、ウエハを低速で回
転させながらウエハ全面に現像液を供給するために、ウ
エハの中心部と端部で現像の様子が違ってしまい、現像
の均一性が低下していた。
【0045】また、本発明は、現像ノズル下部の平面4
08とレジスト403の間を現像液で満たす分量だけ供
給すればよいので、現像液の消費量を必要最低限な量に
することができる。
【0046】また、本発明は、現像液の吐出口からレジ
ストまでの距離が非常に短いので、スプレー現像のよう
な物理的衝撃が少なく、泡の発生もないため、好まし
い。
【0047】本発明は、パドル現像の現像液盛りの際、
空気と接する現像液の表面積を非常に少なくすることに
よって、現像液の温度を一定にすることができ、さらに
ウエハ面内で均一に保つことができるため、従来と比べ
て非常に有利である。
【0048】そして、上記第1の状態を得た後、複数の
吐出口を備えた現像ノズル501から徐々に現像液を吐
出しつつ、現像ノズルを上昇させる。このとき、現像ノ
ズルとレジスト表面との間が現像液502で満たされた
ままの状態を保ちつつ、現像液の吐出量と現像ノズルの
上昇速度を調整する。
【0049】次いで、現像ノズル下部の平面がレジスト
表面と第2の距離はなれた位置で現像ノズルの上昇を停
止するとともに現像液の吐出も停止し、その間を現像液
で満たして第2の状態とする。(図5(a))
【0050】現像ノズル501を上昇させつつ現像液を
吐出する際も、最初に現像液盛りした時(第1の状態)
と同様に、複数の吐出口303から現像液を吐出するこ
とによって、現像液を吐出する場所を分散し、現像液が
局所的な領域(例えばウエハ中心付近)からウエハ全体
に供給されることを防ぎ、現像の均一性を向上させてい
る。
【0051】また、本発明は、新たに現像液を供給する
ことと、現像ノズルを上昇させることによって、現像液
中で対流をうながして撹拌することができ、さらに現像
の均一性を向上させている。対して、従来のパドル現像
では、一度、ウエハ上に現像液盛りすると撹拌するのは
困難であった。
【0052】また、本発明は、現像液を現像ノズル下部
の平面とレジスト表面とで挟み込むため、現像液盛りの
量を多くすることができる。対して、従来ではウエハ上
に、現像液自身のみの表面張力を利用して現像液盛りす
るため、現像液の種類とウエハの形状や大きさにより、
現像液盛りできる量が決定してしまっていた。
【0053】次いで、前記第2の状態で現像液を保持
し、現像が終了するまでの一定時間(数十秒)静止す
る。
【0054】次いで、現像ノズルを第2の距離以上に大
きく上昇させて、現像ノズル下部の平面とレジスト表面
との間に、現像液を空気の層を挟むことなく満たすこと
ができない状態とする。その後に、ウエハを純水リンス
し、スピン乾燥するなどを行う。こうして現像が終了す
る。
【0055】また、第2の状態とした後、さらに以下に
示す工程を上記工程に追加してもよい。
【0056】第2の状態とした後、図5(b)に示すよ
うに、第3の距離はなれた位置まで現像ノズルを下降し
て、ウエハの間を再び狭くする。なお、第3の距離はな
れた位置まで現像ノズルを下降した場合、現像液の一部
はウエハからこぼれ落ちる。そして、先と同様に現像液
を調整して吐出しつつ、第4の距離はなれた位置まで現
像ノズルを上昇させて、新鮮な現像液が現像液盛りされ
るようにしてもよい。
【0057】このように現像ノズルを下降する工程と、
現像液を供給しつつ上昇する工程を一回以上繰り返すこ
とにより、いっそうの現像均一性を達成することができ
る。
【0058】ここでは、円盤形状のウエハを用いて説明
したが、本発明は、特に限定されず、その他に円形状の
基板にも当然適用できる。
【0059】例えば、液晶ディスプレイの画素を表示す
るアクティブマトリクス回路は、石英ガラスまたはガラ
スなどの透明な絶縁物である基板上に、アモルファスシ
リコン、ポリシリコンの薄膜を形成して作製されてい
る。
【0060】本発明は、半導体基板の他に、石英ガラス
基板、ガラス基板、プラスチック基板等からなる円形の
ものを用いることができる。
【0061】絶縁物のような基板であっても、現像ノズ
ルの下部を基板と同様な形状、大きさとすることによ
り、本発明は実施可能となる。
【0062】なお、本発明は、リソグラフィ工程の現像
工程に関するものであって、微細加工する膜は、ポリシ
リコン膜、シリサイド膜、アルミや銅など金属膜、酸化
膜、BPSGなどの絶縁膜などの膜の種類によらず、成
形する構造も、配線構造やコンタクト構造、LOCOS
構造などの構造の種類に限定されないことは言うまでも
ない。
【0063】また、本発明は、現像処理工程以外のリソ
グラフィ工程も、一般的な装置および方法でよく、露光
装置の種類、レジストの種類(例えばネガ型やポジ型、
化学増幅型か否か)なども特に限定されないことは言う
までもない。
【0064】[実施形態2]上記の実施形態1は、ウエハ
または円盤形状でオリフラのあるウエハの現像に関する
一例を示したが、本実施形態は、ウエハに代えて、絶縁
物の基板を用いた場合の一例を示す。
【0065】絶縁物の基板には、石英ガラス基板、ガラ
ス基板などがある。現在、石英ガラス基板、ガラス基板
は、透明である利点をいかして、液晶ディスプレイの画
素を表示するためのアクティブマトリクス回路を形成す
るのに用いられる。石英ガラス基板、ガラス基板上に、
アモルファスシリコン、ポリシリコンの薄膜を形成し、
素子の活性層としている。
【0066】液晶ディスプレイのアクティブマトリクス
回路を作製する石英ガラス基板、ガラス基板は、正方形
や長方形の角形のものが多い。また、シリコンのウエハ
では大きさが6インチや8インチ直径の丸型と規格が決
められたサイズが多いが、液晶ディスプレイ用の石英ガ
ラス基板、ガラス基板は、一辺が10cmから100c
m程度のものまで様々なサイズが存在する。
【0067】液晶ディスプレイ用の石英ガラス基板、ガ
ラス基板は、一般的に角形で大きさも様々であるが、現
像ノズル下部の平面を、石英ガラス基板、ガラス基板
と、同様な形状および大きさとすることにより、実施形
態1と同様に本発明は実施可能となる。
【0068】[実施形態3]実施の形態1では、現像ノズ
ル下部の平面の複数の吐出口を直径0.7mmの丸型で
29個(図3)の例を示したが、限定されることなく、
他にも様々なものを用いることができる。
【0069】例えば、図6(a)に示したように、現像
ノズル下部の平面601において、中心から端部に向か
うにつれて、吐出口602の直径を大きくしてもよい。
吐出口の直径に変化をつけることにより、現像ノズル下
部の面内における現像液の吐出量をより均一にし、さら
に現像均一性を向上させることができる。
【0070】また、現像ノズル下部の平面の吐出口の形
状は、円形でなくともよい。図6(b)に示すように吐
出口がスリットのようになっていてもよい。
【0071】現像ノズル下部の平面の吐出口は、ウエハ
面内の中心および上下左右に均等に配置されていること
が大切で、吐出口の形状、大きさなどは様々な変形が可
能である。
【0072】また、図2〜図6に示した現像ノズル下部
は平面としたが、円錐または凸部としてもよい。例え
ば、現像ノズル下部を円錐とし、その高さを第1の距離
よりも小さく設計されたものを用いればよい。この場
合、第1の距離は、ウエハ表面から現像ノズル下部の周
縁部までの距離とする。また、凸部とした場合は、平面
的に見て丸、三角形、四角形、五角形、六角形のいずれ
かであり、側面的に見て球冠状とし、その高さを第1の
距離よりも小さく設計されたものを用いればよい。この
ように、現像ノズル下部を円錐または凸部とすると現像
液の吐出の際、ウエハと現像ノズルとの間に空気の層が
できた場合、ノズルの周縁部に空気の層を移動させて現
像液内に空気の層が残存しないようにすることができ
る。
【0073】以上の構成でなる本願発明について、以下
に示す実施例でもってさらに詳細な説明を行うこととす
る。
【0074】
【実施例】[実施例1]本願発明は従来のIC技術全般
に適用することが可能である。即ち、一般に知られてい
る全ての半導体装置(MOSFETを部品として含む製
品)の作製方法に適用しうる。
【0075】例えば、ワンチップ上に集積化されたRI
SCプロセッサ、ASICプロセッサ等のマイクロプロ
セッサに適用しうる。また、D/Aコンバータ等の信号
処理回路から携帯機器(携帯電話、PHS、モバイルコ
ンピュータ)用の高周波回路に至るまで、半導体を利用
する全ての集積化回路の作製方法に適用しうる。
【0076】マイクロプロセッサの中枢として機能する
のはIC701である。ICは半導体チップ702に形
成された集積化回路をセラミック等で保護した機能回路
である。
【0077】この半導体チップ702上に形成された集
積化回路を構成するのがNチャネル型FET703、P
チャネル型FET704である。なお、基本的な回路
は、図7に示したようなCMOSを最小単位として構成
されることが多い。これらのFET703、704を作
製する際に行われる配線パターニング工程やコンタクト
ホール形成工程において上記実施の形態1〜3のいずれ
か一のリソグラフィの現像処理を適用する。本発明のリ
ソグラフィの現像処理により現像の均一性を向上するこ
とができ、さらに現像液の消費量を低減することができ
る。
【0078】この半導体チップを搭載したマイクロプロ
セッサは様々な電気光学装置に搭載されて中枢回路とし
て機能する。代表的な電気光学装置としてはパーソナル
コンピュータ、携帯型情報端末機器(モバイルコンピュ
ータ、携帯電話または電子書籍等)、ビデオカメラ、デ
ジタルカメラ、ヘッドマウントディスプレイ(ゴーグル
型ディスプレイ)、カーナビゲーション、プロジェク
タ、カーステレオ、その他あらゆる電気製品が挙げられ
る。
【0079】[実施例2]本実施例は、同一基板上に画
素部と駆動回路とを備えた液晶表示装置の作製方法の一
例を図8〜図12を用いて示す。
【0080】まず、本実施例では基板とコーニング社の
#7059ガラスや#1737ガラスなどに代表される
バリウムホウケイ酸ガラス、またはアルミノホウケイ酸
ガラスなどのガラスからなる基板801を用いた。ガラ
ス基板を用いる場合は、上記実施形態2に記載の技術を
用いる。なお、基板801としては、石英基板を用いて
も良い。また、本実施例の処理温度に耐えうる耐熱性が
有するプラスチック基板を用いてもよい。
【0081】次いで、基板801上に酸化シリコン膜、
窒化シリコン膜または酸化窒化シリコン膜などの絶縁膜
から成る下地膜802を形成する。
【0082】下地絶縁膜802としては、酸化シリコン
膜、窒化シリコン膜、窒化酸化シリコン膜(SiOx N
y )、またはこれらの積層膜等を100〜500nmの
膜厚範囲で用いることができ、形成手段としては公知の
成膜方法(熱CVD法、プラズマCVD法、蒸着法、ス
パッタ法、減圧熱CVD法等)を用いる。ここでは、膜
組成において酸素元素より窒素元素を多く含む酸化窒化
シリコン膜802aと、膜組成において窒素元素より酸
素元素を多く含む酸化窒化シリコン膜802bを積層形
成した。
【0083】次いで、下地絶縁膜上に非晶質半導体膜8
04を形成する。(図8(A))非晶質半導体膜の材料
に限定はないが、好ましくはシリコンまたはシリコンゲ
ルマニウム(SiXGe1-X(0<X<1))合金などで
形成すると良い。形成手段としては公知の成膜方法(熱
CVD法、プラズマCVD法、蒸着法、スパッタ法、減
圧熱CVD法等)を用いることができる。
【0084】次いで、非晶質半導体膜804を結晶化さ
せて結晶質半導体膜805を形成する。(図8(B))
結晶化方法は公知の方法(固相成長法、レーザー結晶化
法、結晶化を助長する金属元素を用いた固相成長法等)
を用いることができる。本実施例では、レーザー結晶化
法により結晶質シリコン膜を形成した。レーザー結晶化
法で結晶質半導体膜を作製する場合には、パルス発振型
または連続発光型のエキシマレーザーやYAGレーザ
ー、YVO4レーザーを用いることができる。
【0085】次いで、本発明のフォトリソグラフィ法に
よりレジストマスクを形成し、エッチングを行って所望
の形状の半導体層805〜809を形成する。ここで、
実施形態1乃至3のいずれか一に記載のリソグラフィの
現像処理を用いることによって現像の均一性を向上する
ことができ、さらに現像液の消費量を低減することがで
きる。
【0086】次いで、保護膜810を介してp型を付与
する不純物元素(以下、p型不純物元素という)を添加
する。(図8(C))p型不純物元素としては、代表的
には13族に属する元素、典型的にはボロンまたはガリ
ウムを用いることができる。この工程(チャネルドープ
工程という)はTFTのしきい値電圧を制御するための
工程である。なお、ここではジボラン(B26)を質量
分離しないでプラズマ励起したイオンドープ法でボロン
を添加する。勿論、質量分離を行うイオンインプランテ
ーション法を用いても良い。
【0087】なお、本実施例ではチャネルドープ工程を
行ったが、特に必要でない場合には行わなくても構わな
い。
【0088】次いで、保護膜810を除去した後、ゲー
ト絶縁膜となる絶縁膜811を半導体層上に成膜し、さ
らにその上に第1導電膜812及び第2導電膜813を
積層形成する。(図8(D))
【0089】次に、本発明のフォトリソグラフィ法によ
りレジストによるマスク814を形成し、ゲート電極を
形成するための第1のエッチング処理を行う。(図9
(A))エッチング方法に限定はないが、好適にはIC
P(Inductively Coupled Plasma:誘導結合型プラズ
マ)エッチング法を用いる。エッチング用ガスにCF4
とCl2を混合し、0.5〜2Pa、好ましくは1Pa
の圧力でコイル型の電極に500WのRF(13.56
MHz)電力を投入してプラズマを生成して行う。基板
側(試料ステージ)にも100WのRF(13.56M
Hz)電力を投入し、実質的に負の自己バイアス電圧を
印加する。CF4とCl2を混合した場合にはタングステ
ン膜、窒化タンタル膜及びチタン膜の場合でも、それぞ
れ同程度の速度でエッチングすることができる。
【0090】上記エッチング条件では、レジストによる
マスクの形状と、基板側に印加するバイアス電圧の効果
により端部をテーパー形状とすることができる。テーパ
ー部の角度は15〜45°となるようにする。また、ゲ
ート絶縁膜上に残渣を残すことなくエッチングするため
には、10〜20%程度の割合でエッチング時間を増加
させると良い。W膜に対する酸化窒化シリコン膜の選択
比は2〜4(代表的には3)であるので、オーバーエッ
チング処理により、酸化窒化シリコン膜が露出した面は
20〜50nm程度エッチングされる。
【0091】こうして、第1のエッチング処理により第
1導電膜と第2導電膜から成る第1形状の導電層815
〜820(第1の導電層815a、816a、817
a、818a、819a、820aと第2導電層815
b、816b、817b、818b、819b、820
b)を形成する。なお、図示しないが、絶縁膜813に
おいて、第1の形状の導電層で覆われない領域は20〜
50nm程度エッチングされ薄くなる。
【0092】次いで、レジストマスクをそのままの状態
としたまま、第1の形状の導電層をマスクとして第1の
ドーピング処理を行いn型の不純物(ドナー)をドーピ
ングする。(図9(B))例えば、加速電圧を20〜6
0keVとし、1×1013〜5×1014/cm2のドー
ズ量で行い、不純物領域(n+領域)821a〜821
eを形成する。例えば、不純物領域(n+領域)におけ
るリン(P)濃度は1×1020〜1×1021/cm3
範囲となるようにする。
【0093】次いで、レジストマスクをそのままの状態
としたまま、図9(C)に示すように第2のエッチング
処理を行う。エッチングはICPエッチング法を用い、
エッチングガスにCF4とCl2とO2を混合して、1P
aの圧力でコイル型の電極に500WのRF電力(1
3.56MHz)を供給してプラズマを生成する。基板
側(試料ステージ)には50WのRF(13.56MH
z)電力を投入し、第1のエッチング処理に比べ低い自
己バイアス電圧を印加する。このような条件によりタン
グステン膜を異方性エッチングし、第1の導電層である
窒化タンタル膜またはチタン膜を残存させるようにす
る。こうして、第2形状の導電層823〜828(第1
の導電膜823a、824a、825a、826a、8
27a、828aと第2の導電膜823b、824b、
825b、826b、827b、828b)を形成す
る。822はゲート絶縁膜であり、第2の形状の導電層
で覆われない領域はさらに薄くなった。
【0094】次いで、レジストマスクをそのままの状態
としたまま、第2のドーピング処理を行いn型の不純物
(ドナー)をドーピングする。(図9(D))この場
合、第2形状の導電層のうち、第2の導電膜はドーピン
グする元素に対してマスクとなり、加速電圧を適宣調節
(例えば、70〜120keV)して、ゲート絶縁膜及
び第1の導電膜のテーパ部を通過した不純物元素により
不純物領域(n−領域)829a〜829eを形成す
る。例えば、不純物領域(n−領域)におけるリン
(P)濃度は1×1017〜1×1019/cm3の範囲と
なるようにする。
【0095】次いで、レジストマスクを除去した後、フ
ォトリソグラフィ法により、駆動回路のnチャネルTF
Tのうち、所定のTFTを覆うレジストマスク830を
形成した後、エッチングを行い、第3形状の導電層(第
1の導電膜823c、825c、826c、827c、
828cと第2の導電膜823b、825b、826
b、827b、828b)と絶縁膜831〜836を形
成する。(図10(A))こうすることによって、レジ
ストマスク830で覆われたTFT以外のTFTは、第
1の導電膜と不純物領域(n−領域)とが重ならないT
FTとすることができる。なお、図10(A)中では絶
縁膜831、833〜836が不純物領域(n−領域)
と重なっていないが、実際は、一部かさなった構造とな
る。
【0096】次いで、レジストマスク830を除去した
後、図10(B)に示すように、レジストによるマスク
837を形成し、pチャネル型TFTを形成する島状半
導体層にp型の不純物(アクセプタ)をドーピングす
る。典型的にはボロン(B)を用いる。不純物領域(p
+領域)838、839の不純物濃度は2×1020〜2
×1021/cm3となるようにし、含有するリン濃度の
1.5〜3倍のボロンを添加して導電型を反転させる。
【0097】以上までの工程でそれぞれの半導体層に不
純物領域が形成される。その後、図10(C)に示すよ
うに、窒化シリコン膜または酸化窒化シリコン膜から成
る保護絶縁膜840をプラズマCVD法で形成する。そ
して導電型の制御を目的としてそれぞれの半導体層に添
加された不純物元素を活性化する工程を行う。
【0098】さらに、水素化処理を行う。本実施例では
比較的低温で行うことが可能な水素プラズマを用いて水
素化処理を行った。
【0099】次いで、保護絶縁膜840を覆って層間絶
縁膜841を形成する。層間絶縁膜841は、ポリイミ
ド、アクリルなどの有機絶縁物材料で形成する。勿論、
プラズマCVD法でTEOS(Tetraethyl Ortho silic
ate)を用いて形成される酸化シリコン膜を適用しても
良いが、平坦性を高める観点からは前記有機物材料を用
いることが望ましい。
【0100】次いで、本発明のフォトリソグラフィ法に
よりレジストによるマスクを形成し、エッチングを行っ
てコンタクトホールを形成し、マスクを除去した後、ア
ルミニウム(Al)またはAgを主成分とする膜、チタ
ン(Ti)、またはそれらの積層膜等の反射性の優れた
材料を用いて、ソース配線またはドレイン配線842〜
850、及び画素電極851を形成する。(図11)ま
た、画素電極851を形成した後、公知のサンドブラス
ト法やエッチング法等の工程を追加して表面を凹凸化さ
せて、鏡面反射を防ぎ、反射光を散乱させることによっ
て白色度を増加させることが好ましい。
【0101】以上の工程で、nチャネル型TFTとpチ
ャネル型TFTと含む駆動回路853と、画素TFT及
び保持容量を含む画素部854を同一基板上に得ること
ができる。
【0102】駆動回路853において、ロジック回路部
やサンプリング回路部を構成するpチャネル型TFTに
はチャネル形成領域、ソース領域またはドレイン領域と
して機能する不純物領域を有している。
【0103】駆動回路853において、ロジック回路部
を構成するnチャネル型TFTには高速動作を重視した
TFT構造とすることが好ましく、チャネル形成領域、
ゲート電極と重なる不純物領域(Gate Overlapped Drai
n:GOLD領域)、ゲート電極の外側に形成される不
純物領域(LDD領域)とソース領域またはドレイン領
域として機能する不純物領域を有している。
【0104】また、駆動回路853において、サンプリ
ング回路部を構成するnチャネル型TFTには低オフ電
流動作を重視したTFT構造とすることが好ましく、チ
ャネル形成領域、ゲート電極の外側に形成される不純物
領域(LDD領域)とソース領域またはドレイン領域と
して機能する不純物領域を有している。
【0105】また、画素部854の画素TFTを構成す
るnチャネル型TFTには低オフ電流動作を重視したT
FT構造とすることが好ましく、チャネル形成領域、ゲ
ート電極の外側に形成される不純物領域(LDD領域)
とソース領域またはドレイン領域として機能する不純物
領域を有している。
【0106】また、画素部854の保持容量860の一
方の電極として機能する半導体層には、それぞれp型を
付与する不純物元素が添加されている。保持容量860
は、絶縁膜836を誘電体として、電極828b、82
8cと、半導体層とで形成している。
【0107】なお、ここでは、画素電極として、反射電
極を用いた例を示したが、透光性を有する導電性材料を
用いて画素電極を形成すれば、透過型の表示装置を作製
することができる。その場合、ソース配線またはドレイ
ン配線を作製する工程の前後で画素電極を形成し、その
画素電極の材料としては、酸化インジウム酸化亜鉛合金
(In23―ZnO)、酸化亜鉛(ZnO)、またはガ
リウム(Ga)を添加した酸化亜鉛(ZnO:Ga)等
を用いることが望ましい。
【0108】また、本実施例のTFTはトップゲート型
TFTを一例として示したが、特にTFT構造に限定さ
れず、例えばボトムゲート型TFTを用いることも可能
である。
【0109】図11の状態を得た後、画素電極851上
に配向膜を形成しラビング処理を行う。なお、本実施例
では配向膜を形成する前に、アクリル樹脂膜等の有機樹
脂膜をパターニングすることによって基板間隔を保持す
るための柱状のスペーサ(図示しない)を所望の位置に
形成した。また、柱状のスペーサに代えて、球状のスペ
ーサを基板全面に散布してもよい。
【0110】次いで、対向基板を用意する。次いで、対
向基板上に着色層、遮光層を形成した後、平坦化膜を形
成する。次いで、平坦化膜上に透明導電膜からなる対向
電極を少なくとも画素部に形成し、対向基板の全面に配
向膜を形成し、ラビング処理を施した。
【0111】次いで、画素部と駆動回路が形成された基
板と対向基板とを接着層(本実施例ではシール材)で貼
り合わせる。接着層にはフィラーが混入されていて、こ
のフィラーと柱状スペーサによって均一な間隔を持って
2枚の基板が貼り合わせられる。そして、一枚の基板に
複数の画素部を形成、いわゆる多面取りとした場合、各
々を分断する。その後、両基板の間に液晶材料を注入
し、封止剤(図示せず)によって完全に封止する。液晶
材料には公知の液晶材料を用いれば良い。
【0112】次いで、外部入力端子にFPC(フレキシ
ブルプリント配線板:Flexible Printed Circuit)を貼
り付ける。さらに対向基板のみに偏光板(図示しない)
を貼りつける。また、カラー化させる場合にはカラーフ
ィルタを基板に設ける。
【0113】以上のようにして作製される液晶表示装置
は各種電子機器の表示部として用いることができる。こ
の液晶表示装置の状態について図12を用いて説明す
る。
【0114】図12に示す上面図は、画素部、駆動回
路、FPC(フレキシブルプリント配線板:Flexible P
rinted Circuit)を貼り付ける外部入力端子、外部入力
端子と各回路の入力部までを接続する配線81などが形
成された基板82aと、カラーフィルタなどが設けられ
た対向基板82bとがシール材83を介して貼り合わさ
れている。
【0115】ゲート側駆動回路84と重なるように固定
基板側に遮光層86aが設けられ、ソース側駆動回路8
5と重なるように固定基板側に遮光層86bが形成され
ている。また、画素部87上の固定基板側に設けられた
カラーフィルタ88は遮光層と、赤色(R)、緑色
(G)、青色(B)の各色の着色層とが各画素に対応し
て設けられている。実際に表示する際には、赤色(R)
の着色層、緑色(G)の着色層、青色(B)の着色層の
3色でカラー表示を形成するが、これら各色の着色層の
配列は任意なものとする。
【0116】ここでは、カラー化を図るためにカラーフ
ィルタ88を対向基板に設けているが特に限定されず、
基板上に素子を作製する際、基板上にカラーフィルタを
形成してもよい。
【0117】また、カラーフィルタにおいて隣り合う画
素の間には遮光層が設けられており、表示領域以外の箇
所を遮光している。また、ここでは、駆動回路を覆う領
域にも遮光層86a、86bを設けているが、駆動回路
を覆う領域は、後に液晶表示装置を電子機器の表示部と
して組み込む際、カバーで覆うため、特に遮光層を設け
ない構成としてもよい。また、基板上に必要な素子を作
製する際、基板上に遮光層を形成してもよい。
【0118】また、上記遮光層を設けずに、第2固定基
板と対向電極の間に、カラーフィルタを構成する着色層
を複数層重ねた積層で遮光するように適宜配置し、表示
領域以外の箇所(各画素電極の間隙)や、駆動回路を遮
光してもよい。
【0119】また、外部入力端子にはベースフィルムと
配線から成るFPC89が異方性導電性樹脂で貼り合わ
されている。さらに補強板で機械的強度を高めている。
【0120】また、本実施例では液晶表示装置を作製し
た例を示したが、特に限定されず、様々な電気光学装置
(アクティブマトリクス型EL(Electro Luminescenc
e)表示装置、アクティブマトリクス型EC表示装置)
を作製することができる。
【0121】
【発明の効果】本発明は、半導体装置を製造する際の、
リソグラフィの現像処理工程において、現像の均一性を
向上することができ、さらに現像液の消費量を低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の現像処理方法のフローチャートを
示す図である。
【図2】 下部が平面で複数の吐出口を持つ現像ノズ
ルを示す図である。
【図3】 下部が平面で複数の吐出口を持つ現像ノズ
ルを示す図である。
【図4】 本発明の現像液の供給方法を示す図であ
る。
【図5】 本発明の現像液の供給方法を示す図であ
る。
【図6】 現像ノズル下部の平面における吐出口配置
を示す図である。
【図7】 IC及び半導体チップを示す図である。
【図8】 液晶表示装置の作製方法を示す断面図であ
る。
【図9】 液晶表示装置の作製方法を示す断面図であ
る。
【図10】 液晶表示装置の作製方法を示す断面図であ
る。
【図11】 液晶表示装置の作製方法を示す断面図であ
る。
【図12】 液晶表示装置の外観図である。
【図13】 従来のパドル現像処理装置を示す図であ
る。
【符号の説明】
201…下部が平面で複数の吐出口を持つ現像ノズル 202…現像液の吐出口を備えた現像ノズル下部の平面 203…現像液の吐出口 204…レジスト 205…ウエハ 206…スピンチャック 207…現像ノズルの支持アーム 301…下部が平面で複数の吐出口を備えた現像ノズル 302…現像液の吐出口を備えた現像ノズル下部の平面 303…現像液の吐出口 304…ウエハ 401…下部が平面で複数の吐出口を備えた現像ノズル 402…現像液 403…レジスト 404…ウエハ 405…スピンチャック 407…現像液 408…現像液の吐出口を備えた現像ノズル下部の平面 501…下部が平面で複数の吐出口を備えた現像ノズル 502…現像液 503…レジスト 504…ウエハ 505…スピンチャック 507…現像液

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レジストを塗布し露光したウエハを水平に
    保持する工程と、前記レジスト上にノズルを保持する工
    程と、前記レジスト上に現像液を供給する工程とを有す
    る現像処理方法において、 ウエハと同じ直径を有する平らな円形の面に複数の吐出
    口を備えたノズルを、前記円形の面と前記レジスト表面
    とが第1の距離はなれた位置で保持する工程と、 前記ノズルから現像液を吐出して、前記第1の距離はな
    れた位置で保持された前記ノズルの円形の面と前記レジ
    スト表面との間が現像液で満たされた第1の状態とした
    後、前記ノズルの現像液の吐出を停止する工程と、 前記ノズルを上昇させつつ現像液を吐出する工程と、 ノズルの円形の面と前記レジスト表面とが第2の距離は
    なれた位置で、ノズルの上昇及び現像液の吐出を停止し
    て、前記第2の距離はなれた位置に保持された前記ノズ
    ルの円形の面と前記レジスト表面との間が現像液で満た
    された第2の状態とする工程と、を有することを特徴と
    する現像処理方法。
  2. 【請求項2】レジストを塗布し露光したウエハを水平に
    保持する工程と、前記レジスト上にノズルを保持する工
    程と、前記レジスト上に現像液を供給する工程とを有す
    る現像処理方法において、 ウエハと同じ直径を有する平らな円形の面に複数の吐出
    口を備えたノズルを、前記円形の面と前記レジスト表面
    とが第1の距離はなれた位置で保持する工程と、 前記ノズルから現像液を吐出して、前記第1の距離はな
    れた位置で保持された前記ノズルの円形の面と前記レジ
    スト表面との間が現像液で満たされた第1の状態とした
    後、前記ノズルの現像液の吐出を停止する工程と、 前記ノズルを上昇させつつ現像液を吐出する工程と、 ノズルの円形の面と前記レジスト表面とが第2の距離は
    なれた位置で、ノズルの上昇及び現像液の吐出を停止し
    て、前記第2の距離はなれた位置に保持された前記ノズ
    ルの円形の面と前記レジスト表面との間が現像液で満た
    された第2の状態とする工程と、 前記ノズルを下降する工程と、 ノズルの円形の面と前記レジスト表面とが第3の距離は
    なれた位置で、前記ノズルの下降を停止して、前記第3
    の距離はなれた位置に保持された前記ノズルの円形の面
    と前記レジスト表面との間が現像液で満たされた第3の
    状態とする工程と、 前記ノズルを上昇させつつ現像液を吐出する工程と、 ノズルの円形の面と前記レジスト表面とが第4の距離は
    なれた位置で、前記ノズルの上昇と現像液の吐出を停止
    して、前記第4の距離はなれた位置に保持された前記ノ
    ズルの円形の面と前記レジスト表面との間が現像液で満
    たされた第4の状態とする工程と、を有することを特徴
    とする現像処理方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、第4の状態とした後
    に、ノズルを下降して、前記第3の状態とした後、ノズ
    ルを上昇させつつ現像液を吐出して、前記第4の状態と
    することを複数回繰り返すことを特徴とする現像処理方
    法。
  4. 【請求項4】レジストを塗布し露光した基板を水平に保
    持する工程と、前記レジスト上にノズルを保持する工程
    と、前記レジスト上に現像液を供給する工程とを有する
    現像処理方法において、 基板と同じ直径を有する平らな円形の面に複数の吐出口
    を備えたノズルを、前記円形の面と前記レジスト表面と
    が第1の距離はなれた位置で保持する工程と、 前記ノズルから現像液を吐出して、前記第1の距離はな
    れた位置で保持された前記ノズルの円形の面と前記レジ
    スト表面との間が現像液で満たされた第1の状態とした
    後、前記ノズルの現像液の吐出を停止する工程と、 前記ノズルを上昇させつつ現像液を吐出する工程と、 ノズルの円形の面と前記レジスト表面とが第2の距離は
    なれた位置で、ノズルの上昇及び現像液の吐出を停止し
    て、前記第2の距離はなれた位置に保持された前記ノズ
    ルの円形の面と前記レジスト表面との間が現像液で満た
    された第2の状態とする工程と、を有することを特徴と
    する現像処理方法。
  5. 【請求項5】レジストを塗布し露光した基板を水平に保
    持する工程と、前記レジスト上にノズルを保持する工程
    と、前記レジスト上に現像液を供給する工程とを有する
    現像処理方法において、 基板と同じ直径を有する平らな円形の面に複数の吐出口
    を備えたノズルを、前記円形の面と前記レジスト表面と
    が第1の距離はなれた位置で保持する工程と、 前記ノズルから現像液を吐出して、前記第1の距離はな
    れた位置で保持された前記ノズルの円形の面と前記レジ
    スト表面との間が現像液で満たされた第1の状態とした
    後、前記ノズルの現像液の吐出を停止する工程と、 前記ノズルを上昇させつつ現像液を吐出する工程と、 ノズルの円形の面と前記レジスト表面とが第2の距離は
    なれた位置で、ノズルの上昇及び現像液の吐出を停止し
    て、前記第2の距離はなれた位置に保持された前記ノズ
    ルの円形の面と前記レジスト表面との間が現像液で満た
    された第2の状態とする工程と、 前記ノズルを下降する工程と、 ノズルの円形の面と前記レジスト表面とが第3の距離は
    なれた位置で、前記ノズルの下降を停止して、前記第3
    の距離はなれた位置に保持された前記ノズルの円形の面
    と前記レジスト表面との間が現像液で満たされた第3の
    状態とする工程と、 前記ノズルを上昇させつつ現像液を吐出する工程と、 ノズルの円形の面と前記レジスト表面とが第4の距離は
    なれた位置で、前記ノズルの上昇と現像液の吐出を停止
    して、前記第4の距離はなれた位置に保持された前記ノ
    ズルの円形の面と前記レジスト表面との間が現像液で満
    たされた第4の状態とする工程と、を有することを特徴
    とする現像処理方法。
  6. 【請求項6】請求項5において、第4の状態とした後
    に、ノズルを下降して、前記第3の状態とした後、ノズ
    ルを上昇させつつ現像液を吐出して、前記第4の状態と
    することを複数回繰り返すことを特徴とする現像処理方
    法。
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