JP2002109756A - トラックジャンプ方法及び記憶装置 - Google Patents

トラックジャンプ方法及び記憶装置

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JP2002109756A JP2000301463A JP2000301463A JP2002109756A JP 2002109756 A JP2002109756 A JP 2002109756A JP 2000301463 A JP2000301463 A JP 2000301463A JP 2000301463 A JP2000301463 A JP 2000301463A JP 2002109756 A JP2002109756 A JP 2002109756A
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はトラックジャンプ方法及び記憶装置
に関し、記録媒体の使用状況に応じて、データ転送速度
及びランダムアクセス性能を最適に設定可能であると共
に、正常のトラックジャンプを保証することを目的とす
る。 【解決手段】 半径方向に分割された複数のゾーンを有
するZCAV方式の記録媒体に対するアクセス時に、ト
ラックジャンプ要求に応答して記録媒体上の任意のトラ
ックへジャンプする記憶装置において、記録媒体上の現
在位置が属するゾーンを認識し、認識されたゾーンに基
いて前記任意のトラックの属するゾーン又はその隣接ゾ
ーンへジャンプするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックジャンプ
方法及び記憶装置に関し、特に光ディスク等の記録媒体
に信号を記録し、及び/又は、記録媒体から信号を再生
する際にディスク上の任意のトラックへジャンプするト
ラックジャンプ方法及びこのようなトラックジャンプ方
法を採用する記憶装置に関する。
【0002】光ディスク等の記録媒体には、ZCAV
(Zone Constant Angular Ve
locity)方式を採用するものと、ZCLV(Zo
neConstant Linear Velocit
y)方式を採用するものとがある。ZCAV方式を採用
した場合、記録媒体へのランダムアクセス性能が高くな
るが、記録/再生クロック周波数が低くなる、例えば光
ディスクのインナ側では、データ転送速度が遅くなる。
他方、ZCLV方式を採用した場合、データ転送速度は
高くなるが、例えば光ディスク等の記録媒体へのアクセ
ス時には光ディスクの回転数変化を伴うため、記録媒体
へのランダムアクセス性能が低くなる。
【0003】
【従来の技術】近年、インターネットの普及に伴い、ユ
ーザは通信回線等を介して音楽や映像等のデータをダウ
ンロードして記録媒体に記録する機会が増加してきた。
この場合、記録媒体としては、ハードディスクドライブ
(HDD)の磁気ディスクや、DVD(Digital
Versatile Disk)−RAM及び光磁気
(MO)ディスク等のリムーバブルな光ディスク等が使
用される。
【0004】映像データの場合、1つのファイルサイズ
が比較的大きい。このため、映像データは、必然的に連
続データであり、コマ落ち等の画像乱れを発生させない
ためには、光ディスクへの記録/再生時には連続的に安
定した所定以上のデータ転送速度を保つ必要がある。
【0005】他方、パーソナルコンピュータ等は、通常
は光ディスクの一部にディスク管理エリアを設け、各々
のプログラムやファイルを管理している。従って、これ
らのプログラムやファイルにアクセスする度に、ディス
ク管理エリアをアクセスする必要が生じる。このため、
各ファイルサイズが比較的小さい場合、ファイルへのア
クセスとディスク管理エリアへのアクセスとが繰り返さ
れ、光ディスクへのランダムアクセスが発生する。
【0006】このように、扱うデータの種類、ファイル
サイズ、記録媒体の用途等の記録媒体の使用状況に応じ
て、要求されるデータ転送速度及びランダムアクセス性
能が異なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、扱うデータの種類、ファイルサイズ、記録媒体の用
途等の記録媒体の使用状況に応じて、データ転送速度及
びランダムアクセス性能を適切に設定することはできな
いという問題があった。又、データ転送速度及びランダ
ムアクセス性能を適切に設定するために、ディスク等の
記録媒体を高速回転した場合、記録媒体上の位置を示す
ID信号を正しく検出できなる可能性があり、記録媒体
上の所望のトラックへのトラックジャンプを保証できな
くなる可能性があった。
【0008】そこで、本発明は、記録媒体の使用状況に
応じて、データ転送速度及びランダムアクセス性能を最
適に設定可能であると共に、正常のトラックジャンプを
保証することのできるトラックジャンプ方法及び記憶装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、半径方向に
分割された複数のゾーンを有するZCAV方式の記録媒
体に対するアクセス時に、該記録媒体上の任意のトラッ
クへジャンプするトラックジャンプ方法であって、該記
録媒体上の現在位置が属するゾーンを認識するゾーン認
識ステップと、該ゾーン認識ステップで認識されたゾー
ンに基いて該任意のトラックの属するゾーン又はその隣
接ゾーンへジャンプするジャンプステップとを含むこと
を特徴とするトラックジャンプ方法によって達成でき
る。
【0010】上記課題は、半径方向に分割された複数の
ゾーンを有するZCAV方式の記録媒体に対するアクセ
ス時に、トラックジャンプ要求に応答して該記録媒体上
の任意のトラックへジャンプする記憶装置であって、該
記録媒体上の現在位置が属するゾーンを認識するゾーン
認識手段と、該ゾーン認識手段で認識されたゾーンに基
いて該任意のトラックの属するゾーン又はその隣接ゾー
ンへジャンプするジャンプ手段とを備えたことを特徴と
する記憶装置によっても達成できる。
【0011】従って、本発明によれば、記録媒体の使用
状況に応じて、データ転送速度及びランダムアクセス性
能を最適に設定可能であると共に、正常のトラックジャ
ンプを保証することのできるトラックジャンプ方法及び
記憶装置を実現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明になるトラックジャンプ方
法及び記憶装置の各実施例を、以下に図面と共に説明す
る。
【0013】
【実施例】先ず、本発明になる記憶装置の第1実施例を
図1及び図2と共に説明する。図1は、記録装置の第1
実施例の構成を示すブロック図である。記憶装置の第1
実施例では、本発明が光ディスク装置に適用されてい
る。又、記憶装置の第1実施例は、本発明になるトラッ
クジャンプ方法の第1実施例を採用する。
【0014】図1に示すように、光ディスク装置は、大
略コントロールユニット10とエンクロージャ11とか
らなる。コントロールユニット10は、光ディスク装置
の全体的な制御を行うMPU12、ホスト装置(図示せ
ず)との間でコマンド及びデータのやり取りを行うイン
タフェース17、光ディスク(図示せず)に対するデー
タのリード/ライトに必要な処理を行う光ディスクコン
トローラ(ODC)14、デジタルシグナルプロセッサ
(DSP)16及びメモリ18を有する。メモリ18
は、MPU12、ODC14及びインタフェース17で
共用され、例えばダイナミックランダムアクセスメモリ
(DRAM)や、制御プログラムやフラグ情報等を格納
する不揮発性メモリ等を含む。水晶振動子101は、M
PU12と接続されている。
【0015】ODC14には、フォーマッタ14−1
と、誤り訂正符号(ECC)処理部14−2とが設けら
れている。ライトアクセス時には、フォーマッタ14−
1がNRZライトデータを光ディスクのセクタ単位に分
割して記録フォーマットを生成し、ECC処理部14−
2がセクタライトデータ単位にECCを生成して付加す
ると共に、必要に応じて巡回冗長検査(CRC)符号を
生成して付加する。更に、ECC処理部14−2はEC
Cの符号化が済んだセクタデータを例えば1−7ランレ
ングスリミテッド(RLL)符号に変換する。
【0016】リードアクセス時には、セクタデータに対
して1−7RLLの逆変換を行い、次にECC処理部1
4−2でCRCを行った後にECCによる誤り検出及び
誤り訂正を行う。更に、フォーマッタ14−1でセクタ
単位のNRZデータを連結してNRZリードデータのス
トリームとしてホスト装置に転送させる。
【0017】ODC14に対しては、ライト大規模集積
回路(LSI)20が設けられ、ライトLSI20は、
ライト変調部21とレーザダイオード制御回路22とを
有する。レーザダイオード制御回路22の制御出力は、
エンクロージャ11側の光学ユニットに設けられたレー
ザダイオードユニット30に供給される。レーザダイオ
ードユニット30は、レーザダイオード30−1とモニ
タ用ディテクタ30−2とを一体的に有する。ライト変
調部21は、ライトデータをピットポジションモジュレ
ーション(PPM)記録(マーク記録とも言う)又はパ
ルスウィドスモジュレーション(PWM)記録(エッジ
記録とも言う)でのデータ形式に変換する。
【0018】レーザダイオードユニット30を使用して
データの記録再生を行う光ディスク、即ち、書き換え可
能な光磁気(MO)カートリッジ媒体として、本実施例
では、光ディスク上のマークエッジの有無に対応してデ
ータを記録するPWM記録が採用されている。又、光デ
ィスクの記録フォーマットは、超解像技術(MSR)を
使用した1.3GBフォーマットであり、ZCAV方式
を採用している。光ディスク装置に光ディスクをロード
すると、先ず光ディスクの識別(ID)部をリードして
そのピット間隔からMPU12で光ディスクの種別(記
憶容量等)を認識し、種別の認識結果をODC14に通
知する。
【0019】ODC14に対するリード系統としては、
リードLSI24が設けられ、リードLSI24にはリ
ード復調部25と周波数シンセサイザ26とが内蔵され
る。リードLSI24に対しては、エンクロージャ11
に設けたID/MO用ディテクタ32によるレーザダイ
オード30−1からのレーザビームの戻り光の受光信号
が、ヘッドアンプ34を介してID信号及びMO信号と
して入力されている。リードLSI24のリード復調部
25には、自動利得制御(AGC)回路、フィルタ、セ
クタマーク検出回路等の回路機能が設けられ、リード復
調部25は入力されたID信号及びMO信号からリード
クロック及びリードデータを生成してPWMデータを元
のNRZデータに復調する。又、ゾーンCAVを採用し
ているため、MPU12からリードLSI24に内蔵さ
れた周波数シンセサイザ26に対してゾーン対応のクロ
ック周波数を発生させるための分周比の設定制御が行わ
れる。
【0020】周波数シンセサイザ26は、プログラマブ
ル分周器を備えたフェーズロックドループ(PLL)回
路であり、光ディスク上のゾーン位置に応じて予め定め
た固有の周波数を有する再生用基準クロックをリードク
ロックとして発生する。即ち、周波数シンセサイザ26
は、プログラマブル分周器を備えたPLL回路で構成さ
れ、通常モードでは、MPU12がゾーン番号に応じて
設定した分周比m/nに従った周波数foの記録/再生
用基準クロックを、fo=(m/n)・fiに従って発
生する。
【0021】ここで、分周比m/nの分母の分周値n
は、光ディスクの種別に応じた固有の値である。又、分
周比m/nの分子の分周値mは、光ディスクのゾーン位
置に応じて変化する値であり、各光ディスクに対してゾ
ーン番号に対応した値のテーブル情報として予め準備さ
れている。更に、fiは、周波数シンセサイザ26の外
部で発生した記録/再生用基準クロックの周波数を示
す。
【0022】リードLSI24で復調されたリードデー
タは、ODC14のリード系統に供給され、1−7RL
Lの逆変換を行った後にECC処理部14−2の符号化
機能によりCRC及びECC処理を施され、NRZセク
タデータに復元される。次に、フォーマッタ14−1で
NRZセクタデータを繋げたNRZリードデータのスト
リームに変換し、メモリ18を経由してインタフェース
17からホスト装置に転送される。
【0023】MPU12に対しては、DSP16を経由
してエンクロージャ11側に設けた温度センサ36の検
出信号が供給されている。MPU12は、温度センサ3
6で検出した光ディスク装置内部の環境温度に基づき、
レーザダイオード制御回路22におけるリード、ライト
及びイレーズの各発光パワーを最適値に制御する。
【0024】MPU12は、DSP16を経由してドラ
イバ38によりエンクロージャ11側に設けたスピンド
ルモータ40を制御する。本実施例では、光ディスクの
記録フォーマットがZCAV方式であるため、スピンド
ルモータ40は例えば3637rpmの一定速度で回転
される。
【0025】又、MPU12は、DSP16を経由して
ドライバ42を介してエンクロージャ11側に設けた電
磁石44を制御する。電磁石44は、光ディスク装置内
にロードされた光ディスクのビーム照射側と反対側に配
置されており、記録時及び消去時に光ディスクに外部磁
界を供給する。超解像技術を用いた1.3GBフォーマ
ットの光ディスクでは、MSR再生を行う際にも外部磁
界を供給する。
【0026】DSP16は、光ディスクに対してレーザ
ダイオード30からのビームの位置決めを行うためのサ
ーボ機能を備え、目的トラックにシークしてオントラッ
クするためのシーク制御部及びオントラック制御部とし
て機能する。このシーク制御及びオントラック制御は、
MPU12による上位コマンドに対するライトアクセス
又はリードアクセスに並行して同時に実行することがで
きる。
【0027】DSP16のサーボ機能を実現するため、
エンクロージャ11側の光学ユニットに光ディスクから
のビーム戻り光を受光するフォーカスエラー信号(FE
S)用ディテクタ45を設けている。FES検出回路4
6は、FES用ディテクタ45の受光出力からFESE
1を生成してDSP16に入力する。
【0028】エンクロージャ11側の光学ユニットに
は、光ディスクからのビーム戻り光を受光するトラッキ
ングエラー信号(TES)用ディテクタ47も設けられ
ている。TES検出回路48は、TES用ディテクタ4
7の受光出力からTESE2を生成してDSP16に入
力する。TESE2は、トラックゼロクロス(TZC)
検出回路50にも入力され、TZCパルスE3が生成さ
れてDSP16に入力される。
【0029】エンクロージャ11側には、光ディスクに
対してレーザビームを照射する対物レンズの位置を検出
するレンズ位置センサ54が設けられており、レンズ位
置センサ54からのレンズ位置検出信号(LPOS)E
4はDSP16に入力される。DSP16は、光ディス
ク上のビームスポットの位置を制御するため、ドライバ
58,62,66を介してフォーカスアクチュエータ6
0、レンズアクチュエータ64及びボイスコイルモータ
(VCM)68を制御して駆動する。
【0030】図2は、エンクロージャ11の概略構成を
示す断面図である。図2に示すように、ハウジング67
内にはスピンドルモータ40が設けられ、インレットド
ア69側からMOカートリッジ70を挿入することで、
MOカートリッジ70に収納された光ディスク(MOデ
ィスク)72がスピンドルモータ40の回転軸のハブに
装着されて光ディスク72が光ディスク装置にロードさ
れる。
【0031】ロードされたMOカートリッジ70内の光
ディスク72の下側には、VCM64により光ディスク
72のトラックを横切る方向に移動自在なキャリッジ7
6が設けられている。キャリッジ76上には対物レンズ
80が搭載され、固定光学系78に設けられているレー
ザダイオード30−1からのビームを立ち上げミラー8
2を介して入射して光ディスク72の記録面にビームス
ポットを結像する。
【0032】対物レンズ80は、図1に示すエンクロー
ジャ11のフォーカスアクチュエータ60により光軸方
向に移動制御され、又、レンズアクチュエータ64によ
り光ディスク72のトラックを横切る半径方向に例えば
数十トラックの範囲内で移動可能である。このキャリッ
ジ76に搭載されている対物レンズ80の位置が、図1
のレンズ位置センサ54により検出される。レンズ位置
センサ54は、対物レンズ80の光軸が直上に向かう中
立位置でレンズ位置検出信号をゼロとし、光ディスク7
2のアウタ側への移動とインナ側への移動に対して夫々
異なる曲性の移動量に応じたレンズ位置検出信号E4を
出力する。
【0033】光ディスク72は、ZCAV方式を採用し
ているので、半径方向に複数のゾーンに分割されてい
る。通常モードでは、光ディスク72はスピンドルモー
タ40により一定回転速度で回転され、各ゾーン内の記
録/再生用基準クロックは、同じ周波数を有する。又、
記録/再生用基準クロックの周波数は、光ディスク72
の外周(アウタ)側のゾーンの方が、内周(インナ)側
のゾーンより高く設定されている。本実施例では、この
ような光ディスク72を、アウタ側からインナ側にかけ
てゾーン数以下のエリアに分割し、高速モードでは、各
エリア毎にインナ側に向かうにつれて光ディスク72の
回転速度が高くなるようにスピンドルモータ40が制御
される。つまり、高速モードでは、光ディスク72の回
転数を、各エリア毎にランダムアクセス性能への悪影響
を抑えられる程度の回数だけ切り替えると共に、記録/
再生用基準クロック及びレーザダイオード制御回路22
における記録/再生パワーを切り替える。従って、通常
モードでは、ZCAV方式の光ディスク72をZCAV
方式を採用して使用するのでランダムアクセス性能が高
く、高速モードでは、ZCAV方式の光ディスク72を
一種のZCLV方式を採用して使用するので記録/再生
時の光ディスク72のデータ転送速度が高くなる。
【0034】通常モードでは、光ディスク72の回転数
を一定に制御する。他方、高速モードでは、光ディスク
72の回転数を多段階で切り替え制御する。
【0035】図3は、本実施例における光ディスク72
上のゾーンと、データ転送レートと、光ディスク72の
回転数との関係を示す図である。図3では、説明の便宜
上、1つのエリアがゾーン単位毎からなる場合を示す
が、上記の如く、エリアとゾーンとの関係はこれに限定
されるものではない。又、図4は、光ディスク72上の
ゾーンに対するデータ転送レート及び光ディスク72の
回転数の関係を示す図である。図4中、四角印はデータ
転送速度、三角印は光ディスク72の回転数を示す。図
3及び図4は、光ディスク72の記憶容量が1.3GB
であり、高速モードにおいて切り替えられる回転数が3
通りある場合を示す。又、説明の便宜上、ゾーン0が光
ディスク72のアウタ側に位置し、ゾーン17がインナ
側に位置するものとする。
【0036】高速モードにおいて、例えば光ディスク7
2の最インナ側のゾーン17では、光ディスク72の回
転数が5001rpmに切り替えられ、データ転送速度
は4097Kbyte/sである。通常モードでは、ゾ
ーン17における回転数は3637rpmであり、デー
タ転送速度は2979Kbyte/sであるので、高速
モードではデータ転送速度が改善されることがわかる。
従って、3700〜3800Kbyte/sの所望の転
送速度以上を得ることができる。尚、本実施例では、回
路の限界周波数の関係で、上限のデータ転送速度は51
21Kbyte/s以下に制限されるので、ゾーン11
よりアウタ側のゾーン0〜10では、5001rpmの
回転数での動作は行えないが、切り替えられる回転数及
びデータ転送速度は夫々図3及び図4に示すものに限定
されず、又、切り替えられる回転数は複数であれば良
く、3通りに限定されない。
【0037】映像や音楽等の大容量連続データの場合、
ある基準以上の転送速度を保たないと、記録/再生の途
中で映像や音楽が止まってしまい、画像乱れやコマ落ち
が生じてしまう。ディジタルビデオ(DV)フォーマッ
トの記録/再生時の転送速度は、3700〜3800K
Byte/sであり、この転送速度を下回ると画像や音
声の途切れが生じてしまう。図3の場合、回転数が36
37rpmの場合には、ゾーン12〜17のインナ側で
は、転送速度が3700KByte/sを下回ってお
り、映像や音楽等の大容量連続データの記録/再生には
適していないことがわかる。そこで、回転数を5001
rpmとすることで、光ディスク72のインナ側からア
ウタ側まで3700〜3800KByte/s以上の転
送速度を保証することができる。尚、回路の限界周波数
の関係で、光ディスク72の全てのエリアで回転数を5
001rpm以上とすることはできないので、回転数が
4138rpmに設定されるエリアも設けている。この
ようにして、光ディスク72のインナ側からアウタ側ま
での全エリアで転送速度が3700〜3800KByt
e/s以上となるように、エリアによって回転数を変え
ている。
【0038】図5及び図6は、本実施例におけるMPU
12の動作を説明するフローチャートである。
【0039】図5において、ステップS1は、ホスト装
置から記録/再生指示が発行されたか否かを判定し、判
定結果がYESになると、ステップS2は、通常モー
ド、即ち、ZCAV方式の低速回転固定モードが指定さ
れているか否かを判定する。ステップS2の判定結果が
YESであると、ステップS3は、低速回転要求をセッ
トし、処理は図6と共に後述するステップS21へ進
む。
【0040】他方、ステップS2の判定結果がNOであ
ると、一種のZCLV方式のモードが指定されているの
で、ステップS4は、光ディスク72上の現在記録/再
生位置が、高速モードで記録/再生可能な位置、即ち、
高速回転可能位置よりインナ側であるか否かを判定す
る。ステップS4の判定結果がNOであると、ステップ
S5は、現在記録/再生位置が光ディスク72の最アウ
タ側、即ち、先頭領域付近であるか否かを判定する。ス
テップS5の判定結果がNOであると、ステップS6は
MPU12内のインナアクセスカウンタを初期化し、ス
テップS7はMPU12内で管理されるインナアクセス
時間を初期化し、処理はステップS3へ進む。又、ステ
ップS5の判定結果がYESであると、ステップS8は
インナアクセスカウンタの値をαだけ減算し、ステップ
S9はインナアクセス時間の値をβだけ加算し、処理は
ステップS3へ進む。
【0041】このように、光ディスク72の先頭領域に
ついては、アクセスの連続性判断の条件を緩和してお
き、より簡単に回転数が上昇するようにしている。先頭
領域には、FAT領域やディレクトリ領域等の、ファイ
ルの使用状況を管理するための領域が存在する。ホスト
装置は、光ディスク72のインナ側の領域に対してシー
ケンシャルな処理を行っていても、ファイル情報の更新
や追加のために、時々ディレクトリ領域を更新するた
め、先頭領域へのアクセスが発生する。従って、アクセ
スの連続性判断の条件を緩和することで、シーケンシャ
ルな処理中のディレクトリ情報だけの更新で回転数が低
下しても、ランダムアクセスよりも先に回転数が上昇し
てランダムアクセス性能の低下を防止している。
【0042】ステップS4の判定結果がYESである
と、ステップS11は、アクセスの連続性の判断が必要
であるか否かを判定し、判定結果がNOであると、処理
は後述するステップS15へ進む。他方、ステップS1
1の判定結果がYESであると、ステップS12はイン
ナアクセスカウンタを「1」だけ加算し、ステップS1
3は、インナアクセスカウンタが規定値以上であるか否
かを判定する。ステップS13の判定結果がNOである
と処理はステップS3へ進み、判定結果がYESである
と、処理はステップS14へ進む。ステップS14は、
低速モードで行った最後のアウタアクセスから規定時間
が経過しているか否かを判定し、判定結果がNOである
と、処理はステップS3へ進む。ステップS14の判定
結果がYES、又は、ステップS11の判定結果がNO
であると、ステップS15は、高速モードで記録/再生
するための高速回転要求をセットし、処理は図6に示す
ステップS21へ進む。
【0043】上記規定時間は、一度低下した光ディスク
72の回転数を再度上昇しにくくして、回転数の切り替
えが頻発することによるランダムアクセス性能の低下及
びデータ転送速度の低下を防止している。
【0044】図6において、ステップS21は、高速回
転要求があるか否かを判定し、判定結果がNOである
と、処理はステップS22へ進む。ステップS22は、
現在通常モード、即ち、低速回転中であるか否かを判定
し、判定結果がYESであると、ステップS23は光デ
ィスク72上の目的トラックへシークし、記録/再生を
実行する。ステップS22の判定結果がNOであると、
ステップS24は、低速回転切り替え要求をセットし、
処理は後述するステップS27へ進む。
【0045】ステップS21の判定結果がYESである
と、ステップS25は、現在高速モード、即ち、高速回
転中であるか否かを判定し、判定結果がYESである
と、処理はステップS23へ進む。ステップS25の判
定結果がNOの場合、又は、ステップS24の後、ステ
ップS27は、TESE2に基くトラッキングサーボを
オフとする。ステップS28は、高速回転要求があるか
否かを判定し、判定結果がNOであると、ステップS2
9は、光ディスク72上のデータの破壊を防止するため
に、FESE1に基くフォーカスサーボをオフとすると
共に、レーザダイオード30−1をオフとする。ステッ
プS28の判定結果がYESの場合、又は、ステップS
29の後、ステップS30は、回転数の切り替えを開始
する。回転数の切り替えは、例えば図3に示す関係を示
すテーブルを例えばメモリ18に格納しておき、このテ
ーブルに基いて切り替えれば良い。
【0046】ステップS31は、切り替え後の光ディス
ク72の新たな回転数に応じて、例えばメモリ18内の
偏心加速度テーブルの内容(偏心加速度情報)を入れ替
えるか、或いは、計算し直す。偏心加速度情報は、光デ
ィスク72の偏心によって発生する加速度に関する情報
であり、後述する。ステップS32は、新たな回転数に
応じて、記録/再生時に用いる各種記録/再生パラメー
タを変更する。ステップS33は、光ディスク72の回
転の安定化を確認する。ステップS34は、レーザダイ
オード30−1がオフになっていれば、オンにする。ス
テップS35は、フォーカスサーボがオフになっていれ
ば、オンにする。又、ステップS36は、トラッキング
サーボがオフになっていれば、オンにして、処理はステ
ップS23へ進む。
【0047】上記の動作により、(1)低速回転固定モ
ードと回転数切り替えモードの切り替え設定、及び、
(2)回転数切り替えモードにおけるアクセスの連続性
判断の有無の切り替え設定に対する処理が行われる。前
者(1)の低速回転固定モードと回転数切り替えモード
の切り替え設定は、ステップS2の判断で使用されるフ
ラグをセットすることで可能となる。又、後者(2)の
回転数切り替えモードにおけるアクセスの連続性判断の
有無の切り替え設定は、前者(1)の低速回転固定モー
ドと回転数切り替えモードの切り替え設定において回転
数切り替えモードに設定した状態で、ステップS11の
判断で使用されるフラグをセットすることで可能とな
る。これらのフラグのセット方法は特に限定しないが、
例えばホスト装置からのモードを設定する方法、メモリ
18内の不揮発性メモリにモードを設定する方法、ホス
ト装置により光ディスク72上にモード設定情報を書き
込んでおきその書き込まれたモード設定情報に基いてモ
ードを設定する方法等が採用可能である。
【0048】尚、ステップS32において変更される記
録/再生パラメータには、記録/再生用クロックの周波
数やレーザダイオード30−1の記録/再生パワー等が
含まれる。図7及び図8は、変更される記録/再生パラ
メータを説明する図である。
【0049】図7は、光ディスク72上のゾーンと、記
録/再生クロック周波数と、光ディスク72の回転数と
の関係を示す図である。同図中、記録/再生クロック周
波数の単位は、MHzである。
【0050】図8は、光ディスク72上のゾーンと、記
録/再生パワーと、光ディスク72の回転数との関係を
示す図である。同図中、四角印は回転数が3637rp
mの場合、三角印は回転数が4138rpmの場合、丸
印は回転数が5001rpmの場合を示す。
【0051】例えば、特開平11−73669号公報に
て提案されているように、テストライトでは、パワーデ
フォルトテーブルのデフォルト記録/再生パワーに対す
る最適記録/再生パワーのずれ量を求め、記録/再生パ
ワーの最適化が図られる。このため、本実施例では、回
転数の切り替えの度にテストライトを行う必要はない。
つまり、回転数の切り替え時には、各回転数に対応する
パワーデフォルトテーブルのみを切り替えれば良く、各
回転数での最適記録/再生パワーは、該当するパワーデ
フォルトテーブルのデフォルト記録/再生パワーを同じ
ずれ量で補正することで最適化することができる。
【0052】更に、本実施例では、偏心加速度情報や記
録/再生パラメータ等の、光ディスク72の回転数に依
存するパラメータを変更する処理を、回転数の切り替え
処理と並行して行うので、処理時間の短縮を図ることが
可能である。
【0053】図9は、図6に示すステップS31の偏心
加速度情報切り替え処理を説明するフローチャートであ
る。本実施例では、説明の便宜上、偏心加速度情報切り
替え処理が、MPU12の制御下でDSP16により行
われるものとする。図9において、ステップS41は、
光ディスク72の新たな回転数での偏心加速度情報が過
去に測定済みであるか否かを判定し、判定結果がNOで
あると、ステップS42は、偏心加速度情報再測定要求
をセットし、処理は終了する。これにより、新たな回転
数での偏心加速度情報を周知の方法で測定して偏心加速
度テーブルに格納する。偏心加速度情報の測定や学習に
関しては、先に本出願人が特願平10−366326号
公報、特願平11−75043号公報や特願平11−3
08244号等でも提案されている。
【0054】他方、ステップS41の判定結果がYES
であると、ステップS43は、DSP16内のメモリ又
はメモリ18内の旧回転数に対応する偏心加速度情報を
バックアップする。ステップS44は、新たな回転数に
対応する偏心加速度情報を、DSP16内のメモリ又は
メモリ18内に展開する。ステップS45は、旧回転数
に対応する偏心加速度情報に対するフラグをセットし、
処理は終了する。
【0055】このように、偏心加速度情報は、光ディス
ク72の回転数が変化すると変化するので、回転数に応
じて求める必要がある。偏心加速度情報の測定及び格納
には、時間を要するため、可能な限り回転数の切り替え
時に再測定処理を行わないことが望ましい。そこで、本
実施例では、新たな回転数に対する偏心加速度情報が測
定済みであるか否かを判定し、測定済みであれば、偏心
加速度テーブルの内容の入れ替えのみを行うことで、再
測定処理を省略して処理時間の短縮を図る。
【0056】図10は、図6に示すステップS31の偏
心加速度情報切り替え処理を説明する図である。具体的
には、図10は、計算によって偏心加速度情報を切り替
える場合を説明する図である。図10において、縦軸は
偏心加速度を任意単位で示し、横軸はDSP16内のメ
モリ又はメモリ18内のメモリセル番号を示す。又、四
角印は回転数が5001rpmの場合に対応する偏心加
速度を示し、菱形印は回転数が3637rpmの場合に
対応する偏心加速度を示す。
【0057】DSP16内では、リードLSI回路24
及びODC14を介して得られる信号に基いて、光ディ
スク72の1回転を表す基準信号を生成される。この基
準信号は、光ディスク72の回転数が変化しても、光デ
ィスク72の円周方向上の位置との関係は保たれる。従
って、DSP16は、基準信号に基いて、DSP16内
のメモリ又はメモリ18内のメモリセル番号に、1回転
分の偏心加速度情報(偏心加速度遷移)を計算して順次
格納する。図10では、説明の便宜上、3637rpm
の回転数に対応する偏心加速度テーブルの偏心加速度情
報から、5001rpmの回転数に対応する偏心加速度
テーブルの偏心加速度情報を計算する場合を示す。従っ
て、光ディスク72の回転数の変化に伴い、偏心加速度
はこの場合(5001/3637)倍となり、メモリ
セル番号に格納された偏心加速度情報が(5001/3
637)倍された偏心加速度テーブルが計算される。
更に、1つのメモリセルに対応する経過時間は、(36
37/5001)倍になっているため、3637rpm
の回転数の場合のメモリセルの更新時間を1とすると、
5001rpmの回転数の場合は1×(3637/50
01)ずつメモリセルを更新するように、DSP16に
対してパラメータの設定を行う。
【0058】このように、本実施例では、記録/再生ク
ロック周波数、記録/再生パワー、偏心加速度情報等の
記録/再生パラメータのテーブルを、光ディスク72の
回転数の切り替えの際に切り替えることで、用途に応じ
た、最適なランダムアクセス性能又はデータ転送速度を
実現できる。
【0059】図11は、光ディスク72上に設けられた
バッファ領域を説明する図である。同図に囲み線で示す
ように、光ディスク72上の通常モードでアクセス可能
な領域と、高速モードでアクセス可能な領域との境界部
分に、バッファ領域を設けても良い。この場合、通常モ
ードにおいて、高速モードでアクセス可能な領域へのア
クセス要求が発生すると、バッファ領域よりインナ側の
領域にアクセスが発生したことが検出され、光ディスク
72が高速回転されてモードが高速モードに切り替えら
れる。つまり、この場合におけるMPU12の動作は、
バッファ領域を認識する点を除けば、実質的に第1実施
例の場合の動作と同様である。
【0060】尚、高速モードにおいて、光ディスク72
のアウタ側の領域へのアクセス要求が発生した場合、そ
の領域がバッファ領域であれば、直ちに通常モードへは
切り替えず、バッファ領域よりアウタ側の領域へのアク
セスが発生した時点で通常モードへ切り替えるようにす
ることもできる。又、光ディスク72上の高速モードで
アクセス可能な領域へのアクセス要求が発生した場合、
光ディスク72の回転数を直ちに高速回転に切り替えず
に、アクセス状況を測定して連続的にバッファ領域より
インナ側へアクセスが発生した時点で初めて高速回転に
切り替えるようにしても良い。更に、光ディスク72上
のインナ側の領域を高速モードでアクセス中に、アウタ
側の領域へのアクセス要求が発生した場合、回転数を直
ちにアウタ側の領域の回転数に切り替えることも可能で
ある。
【0061】このように、バッファ領域を設けて、光デ
ィスク72の回転数の切り替えをヒステリシス的に行わ
せることで、アクセスの連続性に加えて、回転数の切り
替えが頻発しないようにして、ランダムアクセス性能及
びデータ転送速度の低下を防止することができる。
【0062】上記第1実施例及びその変形例において、
モードの切り替えを不動作として、モードを通常モード
及び高速モードの一方に固定する構成としても良い。こ
の場合、ホスト装置からのモード固定要求に応答して、
MPU12がモードの切り替えを不動作とするようにす
れば良い。このようなモード固定要求は、ホスト装置を
使用するユーザからの指示に基いて発生したり、ホスト
装置のアプリケーションソフトウェアと連動して発生し
たりすることができる。
【0063】次に、本実施例におけるトラックジャンプ
処理を説明する。図12は、第1実施例におけるトラッ
クジャンプ処理を説明するフローチャートであり、トラ
ックジャンプ方法の第1実施例に対応する。同図に示す
処理は、MPU12により行われる。
【0064】図12において、ステップS51は、ジャ
ンプ要求(又は、ジャンプ命令)がホスト装置から発行
されたか否かを判定し、判定結果がYESであると、処
理はステップS52へ進む。光ディスク72の各ゾーン
の各セクタには、セクタマーク、ID信号及びユーザデ
ータからなるフォーマットで情報が記録されている。I
D信号には、ゾーン番号を含む、光ディスク72上の位
置を示す情報が含まれる。ステップS52は、ID読み
取り処理を実行して、光ディスク72からこのID信号
を読み取る。ステップS53は、ID信号の読み取りが
成功したか否かを判定する。ステップS53の判定結果
がYESであると、ステップS54は、ジャンプ要求に
含まれる目的トラックに到達したか否かを判定し、判定
結果がYESであると、処理は終了する。
【0065】他方、ステップS54の判定結果がNOで
あると、処理はステップS55へ進む。ステップS55
は、ジャンプするべきトラック本数を計算し、ステップ
S56は、計算されたトラック本数分ジャンプを実行す
る。ステップS57は、ジャンプが成功したか否かを判
定し、判定結果がYESであると、処理は上記ステップ
S52へ進む。ステップS57の判定結果がNOである
と、ステップS58は、トラッキングにより目的トラッ
クへの引き込みを行い、処理はステップS52へ進む。
【0066】ステップS53の判定結果がNOである
と、ステップS61は、ゾーン認識処理を実行する。ゾ
ーンの認識には、各種周知の方法を採用可能であり、例
えば、特開平9−55014号公報に記載されている方
法を採用できる。光ディスク72を光ディスク装置にロ
ードした際には、光ディスク72の種別等を認識するた
めにID信号が読み取られる。又、光ディスク72の各
ゾーン内のセクタ数は予め決められているので、ロード
時に読み取られたID信号を用いて、光ディスク72の
1回転に対応するセクタ数や、1セクタを通過するのに
要する時間から、現在位置が属するゾーンを認識するこ
とができる。ステップS62は、ゾーン認識処理が成功
したか否かを判定し、判定結果がNOであると、処理は
ステップS61へ戻る。
【0067】ステップS62の判定結果がYESである
と、ステップS63は、光ディスク装置のモードが高速
モードであるか否かを判定する。ステップS63の判定
結果がNOであると、処理はステップS52へ戻る。ス
テップS63の判定結果がYESであると、ステップS
64は、現在位置が高速モードを使用できないエリア内
であるか否かを判定する。ステップS64の判定結果が
NOであると、処理はステップS52へ戻る。他方、ス
テップS64の判定結果がYESであると、ステップS
65は、目的トラックの属するゾーンと、認識された現
在位置が属するゾーンとの差から、ジャンプするべきト
ラック本数を計算し、処理はステップS56へ進む。
【0068】このように、ホスト装置からジャンプ要求
を受け取ると、ジャンプ要求で与えられた目的トラック
と現在位置(現在トラック)からジャンプするべきトラ
ック本数を計算し、この本数分のトラックジャンプを行
う。このトラックジャンプにより、目的トラックの属す
るゾーン又はその隣接ゾーンまで移動する。トラックジ
ャンプ終了後は、光ディスク72に予め記録されている
ID信号を読み取り、ID信号から得られるトラック情
報が目的トラックのものであるか否かを確認し、目的ト
ラックであれば処理を終了する。他方、目的トラックで
ない場合には、目的トラックに到達するまでトラックジ
ャンプを繰り返す。
【0069】トラックジャンプ終了後、ID信号の読み
取りに失敗すると、ゾーン認識処理を実行する。ゾーン
認識処理は、トラックジャンプが失敗したり、ジャンプ
するトラック本数の検出誤りが発生した時等に、実際に
トラッキングした現在位置と目的トラックとが異なるゾ
ーンに属する場合に、記録/再生クロックの再設定をす
るためにも行われる。ゾーン認識処理が成功すると、I
D読み取り処理のリトライを実行する。
【0070】例えば、図3において、光ディスク72の
回転数が5001rpmで、現在位置がゾーン17にあ
り、ゾーン12の目的トラックへのジャンプ要求が発生
したとする。又、トラッキングによる目的トラックへの
引き込みが失敗し、現在位置がゾーン10付近まで移動
したとする。この場合、5001rpmの回転数でゾー
ン10の記録/再生を行うための記録/再生クロック
は、本実施例では回路の限界周波数の関係で設定不可能
である。このため、ID読み取り処理のリトライを実行
しても、この場合成功することはない。そこで、光ディ
スク装置のモードが高速モードであるか否かを判定し、
高速モードであり、且つ、現在位置が高速モードでの記
録/再生が不可能なエリアに属する場合には、ID読み
取り処理のリトライを禁止して、リトライ回数を減少さ
せる。つまり、現在位置の属するゾーンのみを認識し、
このゾーンと目的トラックの属するゾーンとの差からジ
ャンプするトラック本数を掲載し、目的トラックが属す
るゾーンへジャンプする。この場合、ゾーン10とゾー
ン12との間のトラック本数を計算し、ゾーン12に向
けてジャンプが実行される。
【0071】尚、ゾーン間を移動する時のトラック本数
の計算は、媒体規格から容易に計算することができる。
図13は、媒体規格の一例を格納するテーブルを示す図
である。同図に示すテーブルは、例えばメモリ18内に
格納されていても、MPU12の内部メモリに格納され
ていても良い。同図に示すように、テーブルには、各ゾ
ーン(バンド)毎に、物理トラック本数やセクタ/物理
トラック数等の情報が格納されているので、このテーブ
ルを参照することで、ゾーン間を移動する時のトラック
本数の計算を行うことができる。
【0072】次に、本発明になる記憶装置の第2実施例
を図11と共に説明する。記録装置の第2実施例の構成
は、図1及び図2に示す記憶装置の第1実施例の構成と
同じであり、その図示は省略する。記憶装置の第2実施
例では、本発明が光ディスク装置に適用されている。
又、記憶装置の第2実施例は、本発明になるトラックジ
ャンプ方法の第2実施例を採用する。
【0073】図14は、第2実施例におけるトラックジ
ャンプ処理を説明するフローチャートであり、トラック
ジャンプ方法の第2実施例に対応する。同図に示す処理
は、MPU12により行われる。同図中、図12と同一
ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0074】図14中、ステップS58が行われると、
処理はステップS61に進む点が図12の場合と異な
る。つまり、ジャンプが不成功であると、直ちにゾーン
認識処理を行う。
【0075】ところで、図12及び図14と共に説明し
た如きジャンプ処理で、高速モードにおいてトラックジ
ャンプが失敗した場合、現在位置が高速モードでは記録
/再生が不可能なエリアに入り、ID読み取り処理のリ
トライが多発する可能性がある。又、ID読み取り処理
が失敗したり、現在位置が高速モードでは記録/再生が
不可能なエリアに入った場合に、光ディスクの回転数を
低下させることも考えられるが、これではリトライに時
間がかかってしまう。更に、高速モードでは、例えば特
許出願公開番号特開2000−187855号公報で記
載されているリカバリ処理等で実行されるTESオフセ
ットのインナ・アウタ線形補正を実行できなくなってし
まう。
【0076】これに対し、本発明では、高速モードにお
いて、現在位置が高速モードでは記録/再生が不可能な
エリアに入ると、次の位置確認は、ゾーンを認識するに
留める。そして、現在位置の属するゾーンと目的トラッ
クの属するゾーンとから、ジャンプするべきトラック本
数を計算して、高速モードで記録/再生が可能なエリア
にジャンプしてから、ID信号に基いて目的トラックへ
の位置付けを行う。従って、本発明では、ID読み取り
処理のリトライが多発したり、リトライに時間がかかる
こともないので、リトライ時間を短縮でき、高速モード
でもリカバリ処理等で実行されるTESオフセットのイ
ンナ・アウタ線形補正を実行可能となる。又、ゾーンを
認識する処理は高速で行うことができるので、認識され
たゾーンに基いて、各種調整処理を高速に行うことがで
きる。更に、処理を中断することなく、データ処理を行
うことができると共に、高速モードにおいても信頼性の
高いデータ処理が実現できる。
【0077】上記実施例では、本発明が光磁気ディスク
を用いる光ディスク装置に適用されているが、他の相変
化型の光ディスクや磁気ディスク等のディスク状記録媒
体を用いる装置にも同様に適用可能であることは、言う
までもない。又、記録媒体の形状は、ディスク形状に限
定されず、上記実施例におけるディスクと同様な螺旋状
又は略同心円状のトラックを有するカード形状等であっ
ても良い。
【0078】尚、本発明は、以下に付記する発明をも包
含するものである。
【0079】(付記1) 半径方向に分割された複数の
ゾーンを有するZCAV方式の記録媒体に対するアクセ
ス時に、該記録媒体上の任意のトラックへジャンプする
トラックジャンプ方法であって、該記録媒体上の現在位
置が属するゾーンを認識するゾーン認識ステップと、該
ゾーン認識ステップで認識されたゾーンに基いて該任意
のトラックの属するゾーン又はその隣接ゾーンへジャン
プするジャンプステップとを含むことを特徴とする、ト
ラックジャンプ方法。
【0080】(付記2) 前記ジャンプステップでジャ
ンプするトラック本数を、前記ゾーン認識ステップで認
識されたゾーンと、前記任意のトラックの属するゾーン
とが夫々有するトラック数に基いて計算する計算ステッ
プを更に含むことを特徴とする、(付記1)記載のトラ
ックジャンプ方法。
【0081】(付記3) 前記計算ステップは、少なく
とも各ゾーンが有するトラック数を格納するテーブルを
参照してトラック本数を計算することを特徴とする、
(付記2)記載のトラックジャンプ方法。
【0082】(付記4) 半径方向に分割された複数の
ゾーンを有するZCAV方式の記録媒体に対するアクセ
ス時に、トラックジャンプ要求に応答して該記録媒体上
の任意のトラックへジャンプする記憶装置であって、該
記録媒体上の現在位置が属するゾーンを認識するゾーン
認識手段と、該ゾーン認識手段で認識されたゾーンに基
いて該任意のトラックの属するゾーン又はその隣接ゾー
ンへジャンプするジャンプ手段とを備えたことを特徴と
する、記憶装置。
【0083】(付記5) 前記記録媒体を第1の回転数
で回転する通常モードと、半径方向に分割された複数の
エリアのうち任意のエリアよりインナ側のエリアへのア
クセスの際に前記記録媒体を前記第1の回転数より高い
第2の回転数で回転する高速モードとの間で、モードを
切り替える切り替え手段を更に備えたことを特徴とす
る、(付記4)記載の記憶装置。
【0084】(付記6) 前記記録媒体上の位置を示す
ID信号を該記録媒体から検出するID検出手段を更に
備え、前記ゾーン認識手段は該ID検出手段によるID
信号の検出が不成功の場合にゾーンを認識することを特
徴とする、(付記4)又は(付記5)記載の記憶装置。
【0085】(付記7) 前記ゾーン認識手段によるゾ
ーン認識が成功している時は、前記ID検出手段による
ID信号の検出のリトライ回数を減少させる手段を更に
備えたことを特徴とする、(付記6)記載の記憶装置。
【0086】(付記8) 前記ジャンプ手段でジャンプ
するトラック本数を、前記ゾーン認識手段で認識された
ゾーンと、前記任意のトラックの属するゾーンとが夫々
有するトラック数に基いて計算する計算手段を更に備え
たことを特徴とする、(付記4)〜(付記7)のいずれ
か1項記載の記憶装置。
【0087】(付記9) 前記計算手段は、少なくとも
各ゾーンが有するトラック数を格納するテーブルを参照
してトラック本数を計算することを特徴とする、(付記
8)記載の記憶装置。
【0088】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは、言
うまでもない。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、記録媒体の使用状況に
応じて、データ転送速度及びランダムアクセス性能を最
適に設定可能であると共に、正常のトラックジャンプを
保証することのできるトラックジャンプ方法及び記憶装
置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる記録装置の第1実施例の構成を示
すブロック図である。
【図2】エンクロージャの概略構成を示す断面図であ
る。
【図3】光ディスク上のゾーンと、データ転送レート
と、光ディスクの回転数との関係を示す図である。
【図4】光ディスク上のゾーンに対するデータ転送レー
ト及び光ディスクの回転数の関係を示す図である。
【図5】第1実施例におけるMPUの動作を説明するフ
ローチャートである。
【図6】第1実施例におけるMPUの動作を説明するフ
ローチャートである。
【図7】光ディスク上のゾーンと、記録/再生クロック
周波数と、光ディスクの回転数との関係を示す図であ
る。
【図8】光ディスク上のゾーンと、記録/再生パワー
と、光ディスクの回転数との関係を示す図である。
【図9】偏心加速度情報切り替え処理を説明するフロー
チャートである。
【図10】偏心加速度情報切り替え処理を説明する図で
ある。
【図11】光ディスク上に設けられたバッファ領域を説
明する図である。
【図12】第1実施例におけるトラックジャンプ処理を
説明するフローチャートである。
【図13】媒体規格の一例を格納するテーブルを示す図
である。
【図14】第2実施例におけるトラックジャンプ処理を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 コントロールユニット 11 エンクロージャ 12 MPU 14 ODC 16 DSP 18 メモリ 20 ライトLSI回路 24 リードLSI回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 21/08 G11B 21/08 F Fターム(参考) 5D088 PP02 SS12 UU01 5D109 KA02 KB23 KC04 5D117 AA02 CC06 EE08 EE14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半径方向に分割された複数のゾーンを有
    するZCAV方式の記録媒体に対するアクセス時に、該
    記録媒体上の任意のトラックへジャンプするトラックジ
    ャンプ方法であって、 該記録媒体上の現在位置が属するゾーンを認識するゾー
    ン認識ステップと、 該ゾーン認識ステップで認識されたゾーンに基いて該任
    意のトラックの属するゾーン又はその隣接ゾーンへジャ
    ンプするジャンプステップとを含むことを特徴とする、
    トラックジャンプ方法。
  2. 【請求項2】 半径方向に分割された複数のゾーンを有
    するZCAV方式の記録媒体に対するアクセス時に、ト
    ラックジャンプ要求に応答して該記録媒体上の任意のト
    ラックへジャンプする記憶装置であって、 該記録媒体上の現在位置が属するゾーンを認識するゾー
    ン認識手段と、 該ゾーン認識手段で認識されたゾーンに基いて該任意の
    トラックの属するゾーン又はその隣接ゾーンへジャンプ
    するジャンプ手段とを備えたことを特徴とする、記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体を第1の回転数で回転する
    通常モードと、半径方向に分割された複数のエリアのう
    ち任意のエリアよりインナ側のエリアへのアクセスの際
    に前記記録媒体を前記第1の回転数より高い第2の回転
    数で回転する高速モードとの間で、モードを切り替える
    切り替え手段を更に備えたことを特徴とする、請求項2
    記載の記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体上の位置を示すID信号を
    該記録媒体から検出するID検出手段を更に備え、前記
    ゾーン認識手段は該ID検出手段によるID信号の検出
    が不成功の場合にゾーンを認識することを特徴とする、
    請求項2又は3記載の記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記ゾーン認識手段によるゾーン認識が
    成功している時は、前記ID検出手段によるID信号の
    検出のリトライ回数を減少させる手段を更に備えたこと
    を特徴とする、請求項4記載の記憶装置。
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