JP2002109660A - 宅内情報提供方法、ホームセキュリティシステムおよび宅内情報伝送装置 - Google Patents

宅内情報提供方法、ホームセキュリティシステムおよび宅内情報伝送装置

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JP2002109660A
JP2002109660A JP2000292850A JP2000292850A JP2002109660A JP 2002109660 A JP2002109660 A JP 2002109660A JP 2000292850 A JP2000292850 A JP 2000292850A JP 2000292850 A JP2000292850 A JP 2000292850A JP 2002109660 A JP2002109660 A JP 2002109660A
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JP2000292850A
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English (en)
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Shigeru Tabata
茂 田畑
Masataka Shirato
正隆 白土
Kazuyuki Nanbu
和幸 南部
Toyoji Nito
豊次 仁藤
Yasuhiro Omi
泰弘 尾見
Hiroshi Kito
宏志 鬼頭
Satoshi Shinozaki
聡 篠崎
Yoshihide Nakajima
佳秀 中島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムとして汎用性が高く、コストも比較
的安く、また外部に対して安全なホームセキュリティシ
ステムを構築する。 【解決手段】 システム利用者宅の宅内情報伝送装置1
からネットワークNを介して管理センター2に宅内情報
を送信し、宅内情報記憶手段5に格納しておく。システ
ム利用者は、外出先から宅内の状況を知りたい時は、情
報通信端末(携帯電話)3から管理センター2にアクセ
スし、管理センター2が認証手段5により認証した上
で、宅内情報を情報通信端末3に送信する。また、シス
テム利用者が管理センター2から受け取った宅内情報か
ら緊急を要すると判断した場合は、管理センターの係員
または駆け付けサービス提供会社の専門家にシステム利
用者宅に駆け付けて適切な処置をしてもらうためのサー
ビスを受けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭における
生活安全を実現するためのネットワークを介した宅内情
報提供方法、ホームセキュリティシステムおよび宅内情
報伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、安全な生活を実現するためのホー
ムセキュリティシステムとしては、特開平7−2313
63号公報に開示される「緊急通報ネットワークシステ
ム」等が挙げられる。この発明によると、宅内と管理セ
ンターと保安センターとをそれぞれ電気通信回線で接続
し、宅内からガス漏れ情報等があった場合には、管理セ
ンターを介して保安センターへ自動通報するように構成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな「緊急通報ネットワークシステム」においては、ガ
ス漏れ情報等が宅内の伝送装置から電気通信回線等を通
じて管理センターへ一方的に送信されるだけであって、
サービス利用者が外出先から宅内の状況を確認すること
はできない。また、保安センターである「ガス販売会
社」や「警備会社」等はその情報をもとに個別に独自の
対応をする必要があり、システムとしての汎用性に欠
け、本システムを全国的に展開することは現実的に非常
に困難である。さらに、宅内情報に異常があり保安セン
ターが対応する場合であっても、サービス利用者がその
内容を即時に知ることはできないのが現状である。
【0004】特に、近年においては、高齢化や核家族化
の進展により、寝たきりの老人の居る家庭や、両親が共
働きで小さい子供を家で一人きりにさせている家庭、さ
らには、遠隔地に両親を残して都会で一人暮らしをして
いるケースが急増しており、かかる場合には、外出先等
からでも宅内の状況を適切に確認できるシステムの構築
が望まれる。
【0005】一方、上記問題を解決するために、家庭内
ホームサーバ等を利用し、それに管理センター側がアク
セスするという手段も考えられる。この場合は、管理セ
ンター側がクライアントになるのでシステムの汎用性に
欠けるだけでなく、各家庭毎にサーバを設置するための
費用、メンテナンス等の面で問題がある。一方、管理セ
ンター側にサーバを設置して、宅内の伝送装置がクライ
アントになるシステムでは、外部サーバへのアクセスが
容易になるためシステムの汎用性が高くなるものの、扱
われる情報が個人のプライベートに関わる情報であるこ
とから、セキュリティの面に問題が生じる。
【0006】本発明は、上述した種々の問題点に鑑みな
されたものであり、管理センター側をサーバとして汎用
性を高く、比較的低コストで、また外部に対して安全な
宅内情報提供方法、ホームセキュリティシステムおよび
宅内情報伝送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る発明は、各システム利用者
宅の宅内情報をネットワークを介して管理センターに送
信し、前記管理センターで蓄積・管理し、システム利用
者が使用する情報通信端末から宅内情報提供の要求があ
った場合は、前記管理センターがシステム利用者の認証
を行い、認証が正しくなされた場合には、要求があった
宅内情報を前記管理センターから前記システム利用者が
使用する情報通信端末へ送信することを特徴とする宅内
情報提供方法であり、システム利用者は、外出先から宅
内の状況を知りたいときは、管理センターにアクセス
し、管理センターが認証することにより、宅内状況を適
宜、画像や音声などを通じて安全に知ることができる。
【0008】また、請求項2に係る発明は、請求項1記
載の宅内情報提供方法において、システム利用者宅の宅
内情報伝送手段は、センサーの感知動作をトリガーとし
て、システム利用者宅の宅内情報を管理センターに自動
的に送信することを特徴とする宅内情報提供方法であ
り、システム利用者の宅内で異常事態や緊急事態が発生
した場合はシステム利用者宅の宅内情報が直ちに管理セ
ンターへ伝送され、管理センターで状況の把握ができ
る。
【0009】また、請求項3に係る発明は、請求項1記
載の宅内情報提供方法において、システム利用者から前
記管理センターに対してシステム利用者宅への駆け付け
サービス提供要求があった場合には、前記管理センター
は、要求のあったシステム利用者宅に対して駆け付けサ
ービスを行うことを特徴とする宅内情報提供方法であ
り、システム利用者が管理センターから受け取った宅内
情報から緊急を要すると判断した場合は、管理センター
の係員またはサービス事業者にシステム利用者宅に駆け
付けて適切な処置をしてもらうことにより、緊急事態に
対処することができる。
【0010】また、請求項4に係る発明は、請求項3記
載の宅内情報提供方法において、システム利用者から前
記管理センターに対してシステム利用者宅への駆け付け
サービス提供要求があった場合には、前記管理センター
は、駆け付けサービス提供センターに対して駆け付けサ
ービスの提供を要求し、前記駆け付けサービスセンター
は、要求のあったシステム利用者宅に対して駆け付けサ
ービスを行うことを特徴とする宅内情報提供方法であ
り、管理センターの係員では対処できないような緊急事
態が発生した、または発生する可能性がある場合には、
駆け付けサービス提供センターに対して緊急事態の内容
に応じた専門家を派遣してもらうことにより、緊急事態
に対処することができる。
【0011】また、請求項5に係る発明は、請求項3ま
たは4記載の宅内情報提供方法において、駆け付けサー
ビスには、ガス事業・配送業者、住宅保守業者、機器サ
ービス業者、介護事業者、電力業者、警備事業者、病
院、警察のうちの少なくともいずれか1つに、システム
利用者宅へ駆け付けるよう依頼通報するサービスを含む
ことを特徴とする宅内情報提供方法であり、システム利
用者にとって外出中に家庭内のことで気にかかる事項に
ついて、サービス事業者にシステム利用者宅に駆け付け
て適切な処置をしてもらうことにより、緊急事態に対処
することができる。
【0012】また、請求項6に係る発明は、システム利
用者宅の宅内情報を収集してネットワークを介して送信
する宅内情報伝送装置と、前記宅内情報伝送装置からネ
ットワークを介して受信した宅内情報を蓄積、管理する
管理センターとを備え、前記管理センターは、前記宅内
情報伝送装置から受信した宅内情報を記憶する宅内情報
記憶手段と、システム利用者の認証を行う認証手段とを
備え、システム利用者が使用する情報通信端末から前記
宅内情報提供の要求があった場合は、前記認証手段によ
り認証を行い、認証が正しく行われた場合には、前記宅
内情報記憶手段に記憶された宅内情報を前記システム利
用者が使用する情報通信端末へ送信することを特徴とす
るホームセキュリティシステムであり、管理センター側
がサーバとして機能するので汎用性が高く、家庭内にサ
ーバを置く場合に比べてコストも比較的安く、また認証
を前提としてシステム利用者のみに宅内情報を配信する
ので外部に対して安全なホームセキュリティシステムを
構築することができる。
【0013】また、請求項7に係る発明は、請求項6記
載のホームセキュリティシステムにおいて、前記認証手
段は、前記システム利用者が使用する情報通信端末から
の発信者番号通知に基づいて認証を行うことを特徴とす
るものであり、認証番号の入力などの操作が不要になる
ので、緊急事態発生時にも確実に管理センターへ連絡す
ることができる。
【0014】また、請求項8に係る発明は、請求項6記
載のホームセキュリティシステムにおいて、前記宅内情
報は、宅内の画像情報、音声情報、施錠情報、ガス漏れ
情報、火災感知情報、介護情報、防犯情報、一酸化炭素
検出情報の少なくとも一つを含むことを特徴とするもの
であり、これらの秘密性の高い情報をネットワーク上で
利用可能となる。
【0015】また、請求項9に係る発明は、請求項6記
載のホームセキュリティシステムにおいて、前記管理セ
ンターは、システム利用者から宅内情報提供要求があっ
たとき、または所定時間毎に、前記宅内情報伝送装置に
対して宅内情報の送信要求を行い、前記宅内情報伝送装
置は、前記送信要求に応じて宅内情報を前記管理センタ
ーに送信することを特徴とするものであり、管理センタ
ーにおいて最新の宅内情報を保持することができる。
【0016】また、請求項10に係る発明は、請求項6
記載のホームセキュリティシステムにおいて、前記宅内
情報伝送装置は、所定時間毎に宅内情報を管理センター
に対して送信することを特徴とするものであり、管理セ
ンターに対して最新の宅内情報を保持させることができ
る。
【0017】また、請求項11に係る発明は、請求項6
記載のホームセキュリティシステムにおいて、前記宅内
情報伝送装置は、前記管理センターからの制御信号に基
づいて宅内の機器を制御する制御手段を備えたことを特
徴とするものであり、管理センターから宅内情報を入手
したシステム利用者が必要と判断した場合には、管理セ
ンターに対し機器の制御を依頼することにより、管理セ
ンターが必要な機器に対して必要な制御を行うことがで
きる。
【0018】また、請求項12に係る発明は、請求項6
記載のホームセキュリティシステムにおいて、前記管理
センターは、システム利用者からシステム利用者宅への
駆け付けサービス提供要求があった場合には、駆け付け
サービス提供会社に対し前記要求を送信する通知手段を
備えたことを特徴とするものであり、自宅内で緊急事態
が発生した場合に、迅速かつ的確な駆け付けサービスを
受けることができる。
【0019】また、請求項13に係る発明は、請求項1
2記載のホームセキュリティシステムにおいて、前記管
理センターは、各サービス利用者の宅内情報に関連する
関連情報を記録する関連情報記憶手段を備え、前記通知
手段は、前記関連情報を付加して駆け付けサービス提供
要求を前記駆け付けサービス提供会社に送信することを
特徴とするものであり、自宅の間取りなどの情報を付加
情報として提供することにより、緊急事態に素早く対処
することができる。
【0020】また、請求項14に係る発明は、請求項1
3記載のホームセキュリティシステムにおいて、前記関
連情報記憶手段に記憶された記憶情報は、システム利用
者からの許諾を条件として、前記駆け付けサービス提供
会社側が利用可能となることを特徴とするものであり、
緊急事態の内容および程度によりプライバシーを守る必
要がある場合には情報の提供を拒否することができる。
【0021】また、請求項15に係る発明は、請求項1
2から14のいずれかに記載のホームセキュリティシス
テムにおいて、前記管理センターは、駆け付けサービス
提供会社が行ったサービスの内容および結果をシステム
利用者に通知することを特徴とするものであり、システ
ム利用者に安心を与えることができる。
【0022】また、請求項16に係る発明は、請求項6
から15のいずれかに記載のホームセキュリティシステ
ムにおいて、前記宅内情報伝送装置は、前記システム利
用者が使用する情報通信端末からの認証番号の入力に基
づいて、前記宅内情報を前記情報通信端末へ直接送信す
ることを特徴とするものであり、システム利用者は、必
要に応じて、管理センターを通さずに、直接宅内情報を
入手することができる。
【0023】また、請求項17に係る発明は、システム
利用者宅の宅内情報を収集してネットワークを介して管
理センターへ送信する宅内情報伝送装置であって、前記
管理センターから宅内情報提供要求があったとき、また
は所定時間毎に前記宅内情報を前記管理センターへ送信
する手段を備えたことを特徴とする宅内情報伝送装置で
あり、管理センターへ宅内情報を送信して外出時におけ
る家庭内の安全を確保することができる。
【0024】また、請求項18に係る発明は、宅内情報
伝送装置は、システム利用者が使用する情報通信端末か
らのID番号の入力に基づいて、宅内情報を前記情報通
信端末へ直接送信する手段を備えたことを特徴とする宅
内情報伝送装置であり、管理センターへ宅内情報を送信
して外出時における家庭内の安全を確保するとともに、
必要に応じて宅内情報を入手することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いながら本発明の
実施の形態について説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
ホームセキュリティシステムの構成を示すものである。
図1において、宅内情報伝送装置1は、本発明のシステ
ムが適用される各家庭にそれぞれ設置されるものであ
り、施錠情報、LPガスメータ情報、介護情報、非常通
報情報、監視カメラ情報、各種センサ情報などからなる
家庭内の情報(以下、宅内情報という)を蓄積し、ネッ
トワークN、ここではインターネットを通じて管理セン
ター2に送信する。管理センター2は、宅内情報伝送装
置1から受信した宅内情報の蓄積・管理などを行うもの
であり、少なくとも宅内情報を蓄積する宅内情報記憶手
段5と、システム利用者から宅内情報の要求があったと
きにシステム利用者認証を行う認証手段6とを備えてい
る。情報通信端末3は、インターネットを通じてシステ
ム利用者が宅内情報を知るために管理センター2に対し
てアクセスするものであり、携帯電話やPHS、PDA
やノートパソコンなどの携帯情報端末のみならず、会社
や事務所に設置した据え置き型のパソコン等であっても
よい。ここでは、情報通信端末3は表示装置付きの携帯
電話とする。
【0026】図2は宅内情報伝送装置1の内部構成とシ
ステム利用者宅内の情報収集機器類を示している。玄関
や窓に設けられた電気錠11からは施錠情報、LPガス
メータ12からはLPガスメータ情報、介護機器13か
らは介護情報、身体が不自由で移動できない人が保持す
る非常ボタン14からは非常通報情報、マイク付きの監
視カメラ15からは音声付きの監視カメラ情報、各種セ
ンサ16からは各種センサ情報がそれぞれ出力され、デ
ータまたはファイルとして宅内情報記憶手段17に記憶
される。制御手段18は、これら各情報の蓄積や更新、
音声データや映像データの処理や圧縮などを行い、通信
手段19はネットワークとの通信手順を実行するととも
に、システム利用者が使用する情報通信端末3との間の
通信手順を実行する。また、制御手段18は、通信手段
19を介して入力された管理センターからの信号に基づ
いて、各機器11から16のオン、オフ制御や状態制御
などを行う。表示手段20は、監視カメラ15の映像を
表示する液晶ディスプレイを備えている。この他にも、
玄関口に設置した子機が撮影した映像を表示手段20に
表示したり、その画像を録画したりするテレビドアホン
機能を備えている。
【0027】次に、本実施の形態1におけるシステム上
の運用を図3のフローチャートを用いて説明する。ま
ず、ステップ301では、システム利用者が宅内情報を
知りたいときに、情報通信端末3としての携帯電話から
管理センター2に対して宅内情報を要求する。具体的な
例としては、管理センター2は宅内情報提供用のWeb
サイトを有しており、システム利用者は携帯電話からイ
ンターネットを通じてこのWebサイトに対してアクセ
スを行う。管理センター2では、宅内情報記憶手段5に
宅内情報がデータまたはファイルとして記憶されてい
る。管理センター2の宅内情報の入手方法は、後述する
ように、所定時間毎に各家庭内の宅内情報伝送装置1か
ら受信するものであってもよいし、システム利用者から
宅内情報の要求があったときに、そのシステム利用者宅
から宅内情報を入手するようにしてもよい。さらに、シ
ステム利用者宅内で何らかの異常事態が発生したり、或
いは状況の変化が起こった場合に、各センサーによる感
知動作や病人による緊急スイッチのオン操作により宅内
情報伝送装置1が自動的に情報伝送動作を開始し、宅内
情報を管理センター2へ伝送する。次に、ステップ30
2では、システム利用者から宅内情報提供の要求があっ
たときに、管理センター2の認証手段6により認証を行
う。携帯電話を用いた場合では、携帯電話の発信者番号
通知を利用してシステム利用者認証を行うことができ、
これが一番簡便な方法であるが、ID番号や暗証番号、
公開鍵暗号方式による認証を行ってもよい。そして、ス
テップ303では、認証ができた場合に、要求のあった
システム利用者の携帯電話に対して宅内情報をWebメ
ールで提供する。宅内情報には上記したように種々ある
ので、システム利用者は、例えば介護を必要としている
人が在宅していれば、監視カメラ15による映像の提供
だけを申し出ることができる。
【0028】次に、管理センター2における宅内情報の
蓄積・管理の方法について説明する。宅内情報は、宅内
の安全を確認することを主たる目的とするものであるた
め、できるかぎり最新の情報であることが望ましい。従
ってシステム利用者から管理センター2に対して宅内情
報の要求があったときには以下のようにして新しい宅内
情報を提供することができる。宅内情報伝送装置1が常
時ネットワークに接続されている場合は、システム利用
者から管理センター2に対して宅内情報の要求があった
後に、管理センター2はそのシステム利用者の宅内情報
伝送装置1から宅内情報を取り込み、その宅内情報をシ
ステム利用者に提供することにより、リアルタイムの宅
内情報の提供が可能となる。この方法で時間がかかる場
合は、所定時間毎に宅内情報伝送装置1から宅内情報を
受信し、宅内情報記憶手段5に蓄積しておくこともでき
る。
【0029】また、宅内情報伝送装置1が常時ネットワ
ークに接続されていないときは、例えばシステム利用者
の携帯電話から管理センター2への接続では、宅内情報
の取得までに時間がかかってしまうため、無駄な接続時
間を省くため、図4に示す方法をとることができる。ま
ず、ステップ401では、システム利用者が宅内情報を
知りたいときに、情報通信端末3としての携帯電話から
管理センター2に対して宅内情報を要求する。次に、ス
テップ402では、管理センター2がシステム利用者か
ら宅内情報提供の要求を受け取ったかを確認する。ステ
ップ403では、上記確認が取れたときは、管理センタ
ー2は、情報通信端末3とのネットワーク接続を終了す
る。ステップ404では、管理センター2は、要求のあ
ったシステム利用者宅の宅内情報伝送装置1とネットワ
ークを接続する。ステップ405では、ネットワークの
接続後、宅内の映像などの宅内情報を取り込み、宅内情
報記憶手段5に蓄積する。そして、ステップ406で
は、管理センター2は、再びシステム利用者の情報通信
端末3と接続し、宅内情報をシステム利用者へ転送す
る。
【0030】なお、上記の動作とは別に、システム利用
者の宅内で異常事態や緊急事態が発生した場合は、シス
テム利用者宅の宅内情報伝送装置1は、センサーの感知
動作或いは家庭内にいる病人やお年寄り(介護を必要と
する人)による緊急呼び出しボタンのオン操作をトリガ
ーとして、システム利用者宅の宅内情報を管理センター
に自動的に送信する。そして、管理センター2は、この
ような宅内情報の送信を受けた場合は、宅内情報をシス
テム利用者へ転送するようにしてもよい。この場合にお
いては、管理センター2は、まずシステム利用者の持つ
情報通信端末3を介してシステム利用者を呼び出し、緊
急による宅内情報の送信があった旨の通知を行い、その
後システム利用者から管理センター2に対して宅内情報
を要求する指示があった場合に初めて宅内情報をシステ
ム利用者の持つ情報通信端末3へ転送する。或いはこれ
とは異なり、システム利用者の持つ情報通信端末3を介
してシステム利用者を呼び出すと同時に、システム利用
者からの宅内情報を要求する指示を待つことなく、宅内
情報をシステム利用者の持つ情報通信端末3へ転送する
ようにしてもよい。
【0031】このように、本実施の形態1では、システ
ム利用者宅の宅内情報を収集してネットワークを介して
管理センター2へ送信する宅内情報伝送装置1と、宅内
情報伝送装置1から受信した宅内情報を蓄積、管理する
管理センター2とを備え、管理センター2は、システム
利用者から宅内情報提供の要求があった場合は、認証手
段6により認証を行い、認証により正当性が認められた
場合には、宅内情報記憶手段5に記憶された宅内情報を
システム利用者に提供するようにしたので、管理センタ
ー側がサーバとして機能するので汎用性が高く、家庭内
にサーバを置く場合に比べてコストも比較的安く、また
認証を前提としてシステム利用者のみに宅内情報を配信
するので、外部に対して安全なホームセキュリティシス
テムを実現することができる。
【0032】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2について説明する。図5は本実施の形態2における
ホームセキュリティシステムの構成を示し、図1に示し
た実施の形態1と異なるのは、管理センター2に、シス
テム利用者から駆け付けサービス対応要求、すなわち直
ちに自宅に駆け付けて対処するようにとの要求があった
場合に、駆け付けサービス提供センター4に対して通知
する通知手段7と、その時に提供する必要な関連情報を
記憶しておく関連情報記憶手段8が設けられていること
である。駆け付けサービス提供センター4は、宅内情報
を通じて各種のサービスを行うサービス事業者が集合し
たものである。ここではサービス事業の内容として、L
Pガス事業者、LPガス配送センター、住宅会社、機器
サービス会社、介護事業者、電力会社、警備会社、病
院、警察を挙げているが、宅内情報を通じてサービスを
行うものであれば、これに限定されるものではない。管
理センター2内の通知手段7は、システム利用者から駆
け付けサービス対応要求があったときは、駆け付けサー
ビス提供センター4の関係サービス事業者に対しての
み、このシステム利用者の宅内情報を通知する。通知の
方法としては、宅内情報伝送装置1や情報通信端末3と
通信を行う通信手段を兼用して、電子メールで送っても
よいし、上記宅内情報提供用のWebサイトに対するア
クセスを許諾するようにしてもよい。また、駆け付けサ
ービス提供センター4は、宅内情報として、予めシステ
ム利用者毎の自宅の付近見取り図や建物外観写真やその
他の必要資料をファイルとして関連情報記憶手段8に格
納しておくことで、各サービス事業者は、その情報を活
用しながら有効な対応をすることができる。なお、関連
情報記憶手段8に記憶された記憶情報は、プライバシー
保護のために、システム利用者からの許諾を条件とし
て、駆け付けサービス提供センター4が利用可能となる
ものである。他の部分については実施の形態1と同様で
あるため重複した説明は省略する。
【0033】次に、システム利用者が管理センター2か
ら宅内情報の提供を受けた後の動作について説明する。
情報通信端末3からの要求に基づき、管理サーバ2が宅
内情報を情報通信端末3に送信し、システム利用者がそ
の宅内情報を見た結果、宅内に駆け付けサービスの要求
を希望するときは、宅内情報をサービス提供センター4
の関係サービス事業者に対して通知するよう管理センタ
ー2に対して要求をする。例えば、宅内情報の一つであ
る介護情報に異常があるときは、この介護情報のみを関
係サービス事業者である介護事業者および病院に対して
通知するように、管理センター2に対して駆け付けサー
ビス対応要求を行う。
【0034】図6はこの駆け付けサービスのフローチャ
ートを示している。ステップ601から603までは実
施の形態1における図3のステップ301から303と
同様である。ステップ604では、システム利用者から
管理センター2に対してさらにシステム利用者宅への駆
け付けサービス提供要求があるかどうかを確認する。駆
け付けサービス提供要求がある場合には、ステップ60
5で、管理センター2は駆け付けサービス提供センター
4に対して、駆け付けサービスの提供を要求する。ステ
ップ606で、駆け付けサービス提供センター4は、上
記の要求に応じて、例えば要求のあったシステム利用者
宅に救急車または医者を派遣して患者に対して適切な処
置を施す。そして、ステップ607で、管理センター2
は、駆け付けサービス提供センター4が行ったサービス
の内容および結果をシステム利用者に通知する。
【0035】このように、本実施の形態2によれば、実
施の形態1の構成に加えて、管理センター2に、システ
ム利用者から駆け付けサービス対応要求があった場合
に、駆け付けサービス提供センター4に対して通知する
通知手段7と、その時に提供する必要な関連情報を記憶
しておく関連情報記憶手段8を備えているので、自宅内
に緊急事態が発生した場合に、迅速かつ的確な駆け付け
サービスを受けることができ、その緊急事態に対応した
最も適切な処置を素早く実行することができる。
【0036】なお、本実施の形態2において、システム
利用者と管理センターとの間で、軽微な問題に関して
は、管理センターの係員がシステム利用者宅に駆け付け
て必要な処置を行うことを予め契約している場合には、
システム利用者から管理センター2に対して駆け付けサ
ービス提供要求があった場合に、管理センター2は、契
約に該当する場合は、要求のあったシステム利用者宅に
対して駆け付けサービスを実行することができる。
【0037】また、上記実施の形態1および2におい
て、宅内情報伝送装置1は、システム利用者が使用する
携帯端末からのID番号等の認証番号を検出した場合、
または発信者番号通知の信号を検出した場合には、その
携帯端末に対して宅内情報を直接送信できるよに構成す
ることができる。この場合には、システム利用者は、必
要に応じて、管理センターを通さずに、直接宅内情報を
入手することができる。また、システム利用者が使用す
る携帯端末は、インターネットボタンを押すことによ
り、インターネットに直接アクセスできるタイプのもの
が使用されている。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、システ
ム利用者は、外出先から宅内の状況を知りたいときは、
管理センターにアクセスし、管理センターが認証するこ
とにより、インターネットなどの開放型のネットワーク
を利用しても、セキュリティを確保した上で宅内状況を
適宜、画像や音声などを通じて知ることができる。
【0039】また、システム利用者が管理センターから
受け取った宅内情報から緊急を要すると判断した場合
は、システム利用者からの依頼または承諾の上で、管理
センターの係員または駆け付けサービス提供会社の専門
家にシステム利用者宅に駆け付けて適切な処置をしても
らうことにより、緊急事態に素早く対処することができ
る。これにより、例えば、海外に出張している際に、自
宅に残っている高齢者や子供の様子が心配になったとき
や、事情があって直ぐに帰宅できなくなった場合などで
あっても、実際の宅内の情報を自分自身で確認すること
ができ、安心感が高まるとともに、万が一宅内に問題が
発生した場合であっても、迅速かつ的確な駆け付けサー
ビスを受けることができる。
【0040】また、宅内情報を映像により認識し把握す
ることができるため、誤報などがないかどうかをより確
実に確認することができる。
【0041】また、駆け付けサービスを受けるに際して
は、システム利用者からの依頼または承諾を前提として
いるので、家庭の安全、緊急事態への対処について自ら
が最終決断を下すことが出来、ユーザ中心のセキュリテ
ィシステムを構築することができる。そして、本発明の
セキュリティシステムによれば、管理センターとセキュ
リティ契約を結んだとしても、安全の確保が達成できる
上に、直ちに家庭内にまで管理センターの係員(他人で
ある)に家庭内に踏み込まれることはないから、ある程
度は家庭のプライバシーを守ることができる。したがっ
て、家庭の安全を図りたいがプライバシーは守りたいと
いうユーザにとっては最適であり、このようなユーザを
開拓することによりセキュリティシステムの普及にも役
立つことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるホームセキュリ
ティシステムの概略ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1におけるシステム利用者
宅内に配置された宅内情報伝送装置の内部構成と情報収
集機器類を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1におけるホームセキュリ
ティシステムの動作を示すフローチャート
【図4】本発明の実施の形態1における管理センターの
動作を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態2におけるホームセキュリ
ティシステムの概略ブロック図
【図6】本発明の実施の形態2におけるホームセキュリ
ティシステムの動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 宅内情報伝送装置 2 管理センター 3 情報通信端末 4 駆け付けサービス提供センター 5 宅内情報記憶手段 6 認証手段 7 通知手段 8 関連情報記憶手段 11 電気錠 12 LPガスメータ 13 介護機器 14 非常ボタン 15 監視カメラ 16 各種センサ 17 宅内情報記憶手段 18 制御手段 19 通信手段 20 表示手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年5月21日(2001.5.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 システム利用者から前記管理センターに
対してシステム利用者宅への駆け付けサービス提供要求
があった場合には、前記管理センターは、駆け付けサー
ビス提供センターに対して駆け付けサービスの提供を要
求し、前記駆け付けサービスセンターは、要求のあった
システム利用者宅に対して駆け付けサービスを行うこと
を特徴とする請求項記載の宅内情報提供方法。
【請求項】 システム利用者宅の宅内情報を収集して
ネットワークを介して送信する宅内情報伝送装置と、前
記宅内情報伝送装置からネットワークを介して受信した
宅内情報を蓄積、管理する管理センターとを備え、前記
管理センターは、前記宅内情報伝送装置から受信した宅
内情報を記憶する宅内情報記憶手段と、システム利用者
の認証を行う認証手段とを備え、システム利用者が使用
する情報通信端末から前記宅内情報提供の要求があった
場合は、前記認証手段により認証を行い、認証が正しく
行われた場合には、管理センターは前記宅内情報伝送装
置に対して宅内情報の送信要求を行ない、前記宅内情報
伝送装置は、前記送信要求に応じて宅内情報を前記管理
センターに送信することを特徴とするホームセキュリテ
ィシステム。
【請求項】 前記認証手段は、前記システム利用者が
使用する情報通信端末からの発信者認証情報に基づいて
認証を行うことを特徴とする請求項記載のホームセキ
ュリティシステム。
【請求項】 前記宅内情報は、宅内の画像情報、音声
情報、施錠情報、ガス漏れ情報、火災感知情報、介護情
報、防犯情報、一酸化炭素検出情報の少なくとも一つを
含むことを特徴とする請求項記載のホームセキュリテ
ィシステム。
【請求項】 前記管理センターは、システム利用者か
ら宅内情報提供要求があったとき、または所定時間毎
に、前記宅内情報伝送装置に対して宅内情報の送信要求
を行い、前記宅内情報伝送装置は、前記送信要求に応じ
て宅内情報を前記管理センターに送信することを特徴と
する請求項記載のホームセキュリティシステム。
【請求項】 前記宅内情報伝送装置は、所定時間毎に
宅内情報を管理センターに対して送信することを特徴と
する請求項記載のホームセキュリティシステム。
【請求項】 前記宅内情報伝送装置は、前記管理セン
ターを介して送られたシステムの利用者の情報通信端末
からの制御信号に基づいて宅内の機器を制御する制御手
段を備えたことを特徴とする請求項記載のホームセキ
ュリティシステム。
【請求項10】 前記管理センターは、システム利用者
からシステム利用者宅への駆け付けサービス提供要求が
あった場合には、駆け付けサービス提供会社に対し前記
要求を送信する通知手段を備えたことを特徴とする請求
記載のホームセキュリティシステム。
【請求項11】 前記管理センターは、各サービス利用
者の宅内情報に関連する関連情報を記録する関連情報記
憶手段を備え、前記通知手段は、前記関連情報を付加し
て駆け付けサービス提供要求を前記駆け付けサービス提
供会社に送信することを特徴とする請求項10記載のホ
ームセキュリティシステム。
【請求項12】 前記関連情報記憶手段に記憶された記
憶情報は、システム利用者からの許諾を条件として、前
記駆け付けサービス提供会社側が利用可能となることを
特徴とする請求項11記載のホームセキュリティシステ
ム。
【請求項13】 前記管理センターは、駆け付けサービ
ス提供会社が行ったサービスの内容および結果をシステ
ム利用者に通知することを特徴とする請求項10から
のいずれかに記載のホームセキュリティシステム。
【請求項14】 前記宅内情報伝送装置は、前記システ
ム利用者が使用する情報通信端末からの認証番号の入力
に基づいて、宅内情報を前記情報通信端末へ直接送信す
ることを特徴とする請求項から13のいずれかに記載
のホームセキュリティシステム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る発明は、各システム利用者
宅の宅内情報をネットワークを介して管理センターに送
信し、前記管理センターで蓄積・管理し、システム利用
者が使用する情報通信端末から宅内情報提供の要求があ
った場合は、前記管理センターがシステム利用者の認証
を行い、認証が正しくなされた場合には、管理センター
は前記宅内情報伝送装置に対して宅内情報の送信要求を
行ない、次いで、前記宅内情報伝送装置は、前記送信要
求に応じて宅内情報を前記管理センターに送信し、その
後管理センターは、要求があったそのシステム利用者の
宅内情報を当該システム利用者が使用する情報通信端末
へ送信することを特徴とする宅内情報提供方法であり、
システム利用者は、外出先から宅内の状況を知りたいと
きは、管理センターにアクセスし、管理センターが認証
することにより、宅内状況を適宜、画像や音声などを通
じて安全に知ることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、本発明は、システム利用者の宅内情
報を前記管理センターから前記システム利用者が使用す
る情報通信端末へ送信した後、システム利用者から前記
管理センターに対してシステム利用者宅への駆け付けサ
ービス提供要求があった場合には、管理センターは、要
求のあったシステム利用者宅に対して駆け付けサービス
を行うことを特徴とする宅内情報提供方法であり、シス
テム利用者が管理センターから受け取った宅内情報から
緊急を要すると判断した場合は、管理センターの係員ま
たはサービス事業者にシステム利用者宅に駆け付けて適
切な処置をしてもらうことにより、緊急事態に対処する
ことができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、本発明は、システム利用者から前記
管理センターに対してシステム利用者宅への駆け付けサ
ービス提供要求があった場合には、前記管理センター
は、駆け付けサービス提供センターに対して駆け付けサ
ービスの提供を要求し、前記駆け付けサービスセンター
は、要求のあったシステム利用者宅に対して駆け付けサ
ービスを行うことを特徴とする宅内情報提供方法であ
り、管理センターの係員では対処できないような緊急事
態が発生した、または発生する可能性がある場合には、
駆け付けサービス提供センターに対して緊急事態の内容
に応じた専門家を派遣してもらうことにより、緊急事態
に対処することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、本発明は、システム利用者宅の宅内
情報を収集してネットワークを介して送信する宅内情報
伝送装置と、前記宅内情報伝送装置からネットワークを
介して受信した宅内情報を蓄積、管理する管理センター
とを備え、前記管理センターは、前記宅内情報伝送装置
から受信した宅内情報を記憶する宅内情報記憶手段と、
システム利用者の認証を行う認証手段とを備え、システ
ム利用者が使用する情報通信端末から前記宅内情報提供
の要求があった場合は、前記認証手段により認証を行
い、認証が正しく行われた場合には、管理センターは前
記宅内情報伝送装置に対して宅内情報の送信要求を行な
い、前記宅内情報伝送装置は、前記送信要求に応じて宅
内情報を前記管理センターに送信することを特徴とする
ホームセキュリティシステムであり、管理センター側が
サーバとして機能するので汎用性が高く、家庭内にサー
バを置く場合に比べてコストも比較的安く、また認証を
前提としてシステム利用者のみに宅内情報を配信するの
で外部に対して安全なホームセキュリティシステムを構
築することができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、本発明は、前記認証手段は、前記シ
ステム利用者が使用する情報通信端末からの発信者番号
通知に基づいて認証を行うことを特徴とするものであ
り、認証番号の入力などの操作が不要になるので、緊急
事態発生時にも確実に管理センターへ連絡することがで
きる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また、本発明は、ホームセキュリティシス
テムにおいて、前記宅内情報は、宅内の画像情報、音声
情報、施錠情報、ガス漏れ情報、火災感知情報、介護情
報、防犯情報、一酸化炭素検出情報の少なくとも一つを
含むことを特徴とするものであり、これらの秘密性の高
い情報をネットワーク上で利用可能となる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】また、本発明は、ホームセキュリティシス
テムにおいて、前記管理センターは、システム利用者か
ら宅内情報提供要求があったとき、または所定時間毎
に、前記宅内情報伝送装置に対して宅内情報の送信要求
を行い、前記宅内情報伝送装置は、前記送信要求に応じ
て宅内情報を前記管理センターに送信することを特徴と
するものであり、管理センターにおいて最新の宅内情報
を保持することができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】また、本発明は、ホームセキュリティシス
テムにおいて、前記宅内情報伝送装置は、所定時間毎に
宅内情報を管理センターに対して送信することを特徴と
するものであり、管理センターに対して最新の宅内情報
を保持させることができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】また、本発明は、ホームセキュリティシス
テムにおいて、前記宅内情報伝送装置は、前記管理セン
ターからの制御信号に基づいて宅内の機器を制御する制
御手段を備えたことを特徴とするものであり、管理セン
ターから宅内情報を入手したシステム利用者が必要と判
断した場合には、管理センターに対し機器の制御を依頼
することにより、管理センターが必要な機器に対して必
要な制御を行うことができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】また、本発明は、ホームセキュリティシス
テムにおいて、前記管理センターは、システム利用者か
らシステム利用者宅への駆け付けサービス提供要求があ
った場合には、駆け付けサービス提供会社に対し前記要
求を送信する通知手段を備えたことを特徴とするもので
あり、自宅内で緊急事態が発生した場合に、迅速かつ的
確な駆け付けサービスを受けることができる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また、本発明は、ホームセキュリティシス
テムにおいて、前記管理センターは、各サービス利用者
の宅内情報に関連する関連情報を記録する関連情報記憶
手段を備え、前記通知手段は、前記関連情報を付加して
駆け付けサービス提供要求を前記駆け付けサービス提供
会社に送信することを特徴とするものであり、自宅の間
取りなどの情報を付加情報として提供することにより、
緊急事態に素早く対処することができる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】また、本発明は、ホームセキュリティシス
テムにおいて、前記関連情報記憶手段に記憶された記憶
情報は、システム利用者からの許諾を条件として、前記
駆け付けサービス提供会社側が利用可能となることを特
徴とするものであり、緊急事態の内容および程度により
プライバシーを守る必要がある場合には情報の提供を拒
否することができる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】また、本発明は、ホームセキュリティシス
テムにおいて、前記管理センターは、駆け付けサービス
提供会社が行ったサービスの内容および結果をシステム
利用者に通知することを特徴とするものであり、システ
ム利用者に安心を与えることができる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】また、本発明は、ホームセキュリティシス
テムにおいて、前記宅内情報伝送装置は、前記システム
利用者が使用する情報通信端末からの認証番号の入力に
基づいて、前記宅内情報を前記情報通信端末へ直接送信
することを特徴とするものであり、システム利用者は、
必要に応じて、管理センターを通さずに、直接宅内情報
を入手することができる。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】削除
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301C 311 311K (72)発明者 南部 和幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 仁藤 豊次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 尾見 泰弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 鬼頭 宏志 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 篠崎 聡 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 中島 佳秀 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA24 AA25 AA37 BB11 BB12 BB18 BB64 BB74 DD04 DD05 DD07 DD08 DD25 DD26 EE16 EE18 FF01 FF02 FF04 FF10 FF20 GG02 GG07 GG12 GG19 GG21 GG32 GG66 GG67 GG70 GG83 5K048 AA11 AA15 BA51 BA53 DC01 DC07 EB13 5K101 KK13 MM07 NN21 PP03

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各システム利用者からの要求に応じて要
    求があったシステム利用者の宅内情報をそのシステム利
    用者に提供する宅内情報提供方法であって、 各システム利用者の宅内情報は、システム利用者宅の宅
    内情報伝送手段により管理センターに送信され、前記管
    理センターで蓄積・管理されるものであり、 システム利用者が使用する情報通信端末から宅内情報提
    供の要求があった場合は、前記管理センターがシステム
    利用者の認証を行い、認証が正しくなされた場合には、
    要求があったそのシステム利用者の宅内情報を前記管理
    センターから前記システム利用者が使用する情報通信端
    末へ送信することを特徴とする宅内情報提供方法。
  2. 【請求項2】 システム利用者宅の宅内情報伝送手段
    は、緊急呼び出しボタン又はセンサーの感知動作をトリ
    ガーとして、システム利用者宅の宅内情報を管理センタ
    ーに自動的に送信することを特徴とする請求項1記載の
    宅内情報提供方法。
  3. 【請求項3】 システム利用者から前記管理センターに
    対してシステム利用者宅への駆け付けサービス提供要求
    があった場合には、前記管理センターは、要求のあった
    システム利用者宅に対して駆け付けサービスを行うこと
    を特徴とする請求項1記載の宅内情報提供方法。
  4. 【請求項4】 システム利用者から前記管理センターに
    対してシステム利用者宅への駆け付けサービス提供要求
    があった場合には、前記管理センターは、駆け付けサー
    ビス提供センターに対して駆け付けサービスの提供を要
    求し、前記駆け付けサービスセンターは、要求のあった
    システム利用者宅に対して駆け付けサービスを行うこと
    を特徴とする請求項3または4記載の宅内情報提供方
    法。
  5. 【請求項5】 駆け付けサービスセンターの駆け付けサ
    ービスには、ガス事業または配送業者、住宅保守業者、
    機器サービス業者、介護事業者、電力業者、警備事業
    者、病院、警察のうちの少なくともいずれか1つに、シ
    ステム利用者宅へ駆け付けるよう依頼通報するサービス
    を含むことを特徴とする請求項4記載の宅内情報提供方
    法。
  6. 【請求項6】 システム利用者宅の宅内情報を収集して
    ネットワークを介して送信する宅内情報伝送装置と、前
    記宅内情報伝送装置からネットワークを介して受信した
    宅内情報を蓄積、管理する管理センターとを備え、前記
    管理センターは、前記宅内情報伝送装置から受信した宅
    内情報を記憶する宅内情報記憶手段と、システム利用者
    の認証を行う認証手段とを備え、システム利用者が使用
    する情報通信端末から前記宅内情報提供の要求があった
    場合は、前記認証手段により認証を行い、認証が正しく
    行われた場合には、前記宅内情報記憶手段に記憶された
    そのシステム利用者の宅内情報を前記システム利用者が
    使用する情報通信端末へ送信することを特徴とするホー
    ムセキュリティシステム。
  7. 【請求項7】 前記認証手段は、前記システム利用者が
    使用する情報通信端末からの発信者認証情報に基づいて
    認証を行うことを特徴とする請求項6記載のホームセキ
    ュリティシステム。
  8. 【請求項8】 前記宅内情報は、宅内の画像情報、音声
    情報、施錠情報、ガス漏れ情報、火災感知情報、介護情
    報、防犯情報、一酸化炭素検出情報の少なくとも一つを
    含むことを特徴とする請求項6記載のホームセキュリテ
    ィシステム。
  9. 【請求項9】 前記管理センターは、システム利用者か
    ら宅内情報提供要求があったとき、または所定時間毎
    に、前記宅内情報伝送装置に対して宅内情報の送信要求
    を行い、前記宅内情報伝送装置は、前記送信要求に応じ
    て宅内情報を前記管理センターに送信することを特徴と
    する請求項6記載のホームセキュリティシステム。
  10. 【請求項10】 前記宅内情報伝送装置は、所定時間毎
    に宅内情報を管理センターに対して送信することを特徴
    とする請求項6記載のホームセキュリティシステム。
  11. 【請求項11】 前記宅内情報伝送装置は、前記管理セ
    ンターを介して送られたシステムの利用者の情報通信端
    末からの制御信号に基づいて宅内の機器を制御する制御
    手段を備えたことを特徴とする請求項6記載のホームセ
    キュリティシステム。
  12. 【請求項12】 前記管理センターは、システム利用者
    からシステム利用者宅への駆け付けサービス提供要求が
    あった場合には、駆け付けサービス提供会社に対し前記
    要求を送信する通知手段を備えたことを特徴とする請求
    項6記載のホームセキュリティシステム。
  13. 【請求項13】 前記管理センターは、各サービス利用
    者の宅内情報に関連する関連情報を記録する関連情報記
    憶手段を備え、前記通知手段は、前記関連情報を付加し
    て駆け付けサービス提供要求を前記駆け付けサービス提
    供会社に送信することを特徴とする請求項12記載のホ
    ームセキュリティシステム。
  14. 【請求項14】 前記関連情報記憶手段に記憶された記
    憶情報は、システム利用者からの許諾を条件として、前
    記駆け付けサービス提供会社側が利用可能となることを
    特徴とする請求項13記載のホームセキュリティシステ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記管理センターは、駆け付けサービ
    ス提供会社が行ったサービスの内容および結果をシステ
    ム利用者に通知することを特徴とする請求項12から1
    4のいずれかに記載のホームセキュリティシステム。
  16. 【請求項16】 前記宅内情報伝送装置は、前記システ
    ム利用者が使用する情報通信端末からの認証番号の入力
    に基づいて、宅内情報を前記情報通信端末へ直接送信す
    ることを特徴とする請求項6から15のいずれかに記載
    のホームセキュリティシステム。
  17. 【請求項17】 システム利用者宅の宅内情報を収集し
    てネットワークを介して管理センターへ送信する宅内情
    報伝送装置であって、前記管理センターから宅内情報提
    供要求があったとき、または所定時間毎に前記宅内情報
    を前記管理センターへ送信することを特徴とする宅内情
    報伝送装置。
  18. 【請求項18】 システム利用者が使用する情報通信端
    末からの認証番号の入力に基づいて、宅内情報を前記情
    報通信端末へ直接送信する手段を備えたことを特徴とす
    る請求項17記載の宅内情報伝送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003088174A1 (fr) * 2002-04-15 2003-10-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de surveillance
JP2007133694A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 警備システムおよび警備方法

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