JP2002108672A - ファイルアイコン表示装置、及びファイルアイコン表示プログラムが記録された記憶媒体 - Google Patents

ファイルアイコン表示装置、及びファイルアイコン表示プログラムが記録された記憶媒体

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JP2002108672A
JP2002108672A JP2000294913A JP2000294913A JP2002108672A JP 2002108672 A JP2002108672 A JP 2002108672A JP 2000294913 A JP2000294913 A JP 2000294913A JP 2000294913 A JP2000294913 A JP 2000294913A JP 2002108672 A JP2002108672 A JP 2002108672A
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Application number
JP2000294913A
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English (en)
Inventor
Koji Miyahara
浩治 宮原
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同じアプリケーションによって作成された同じ
ファイル形式のファイルの内容をアイコンによって容易
に識別することを可能にする。 【解決手段】CPU2は、ファイルアイコン表示プログ
ラムを実行することにより、表示動作モード設定処理を
実行し、入力部3から入力されたユーザからの指示に応
じてファイルアイコン表示を行うための表示動作モード
を設定する。CPU2は、表示動作モードに従って配列
情報作成処理して、取得すべきアイコンを示す文字列を
登録する文字列配列情報と、文字列配列情報に登録され
た文字列をもとに取得されるアイコンデータを登録する
アイコンデータ配列情報テーブルとを作成する。CPU
は、表示データテーブルに登録された表示データをもと
に、アイコンの表示対象となるファイルのファイル情報
から抽出された情報に対応するアイコンを表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文章、図形、表な
どの各種データファイルのファイルアイコン表示装置、
及びファイルアイコン表示プログラムが記録された記憶
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータのユーザインター
フェースの1つとしてGUI(グラフィカルユーザイン
ターフェース)が使用されており、アイコンに対する指
示によってファイルを開く、ファイルを移動するといっ
た操作を行うことが主流となっている。
【0003】アプリケーションプログラムには、アプリ
ケーション特有のアイコンが決められており、コンピュ
ータの画面上ではアプリケーションによって作成された
ファイルをそのアプリケーション特有のアイコンと「フ
ァイル名」によって表示している。ユーザは、このアイ
コンによりアプリケーションファイルを識別できるた
め、「ファイル名」の文字情報のみで識別するより、は
るかに効率的にアプリケーションファイルを特定するこ
とができる。
【0004】例えば、文書作成用のアプリケーションで
文書ファイルを作成した場合、文書「ファイル名」には
そのファイル形式あるいはこの文書ファイルを作成した
アプリケーションを表す拡張子が付けられて保存される
のが一般的である。この拡張子により、どのアプリケー
ションによって作成された、どのようなファイル形式の
ファイルなのかを識別できる。従来では、「ファイル
名」につけられた拡張子の種類に対応するアイコンが表
示されているため、画面上に表示されたアイコンからア
プリケーションやファイル形式を認識することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
「ファイル名」につけられた拡張子に対応するアイコン
が表示されていた。このため、ある保存場所(ディレク
トリ)に、特定のアプリケーションによって作成された
ファイルをまとめて保存していた場合、この保存場所に
格納されたファイルの一覧表示を行うと全てのファイル
に対して同じ拡張子が付けられているため、全てのファ
イルに対して同じアイコンが用いられることになる。
【0006】従って、特定のファイルを一覧表示中から
探し出そうとする場合に、アイコンを利用することがで
きず、「ファイル名」等の文字列から特定するしかなか
った。従って、大量のファイルが存在した場合などで
は、文字列の情報のみによって特定のファイルを探し出
すのはかなり大変であった。
【0007】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、同じアプリケーションによって作成された同
じファイル形式のファイルの内容をアイコンによって容
易に識別することが可能なファイルアイコン表示装置、
及びファイルアイコン表示プログラムが記録された記憶
媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、アイコンをフ
ァイル情報と対応させて表示するファイルアイコン表示
装置において、アイコン画像を表示するための表示動作
モードを設定する設定手段と、前記設定手段によって設
定された表示動作モードに従って、アイコンの表示対象
となるファイルのファイル情報から所定の情報を抽出す
る情報抽出手段と、前記情報抽出手段によって抽出され
た所定の情報に対応するアイコンを表示させるアイコン
表示手段とを具備したことを特徴とする。
【0009】このような構成によれば、予め決められた
特定の情報(ファイルの拡張子など)に応じてファイル
に対するアイコンが表示されるのではなく、表示動作モ
ードとして設定された内容に従って、各ファイルに固有
のファイル情報から抽出される所定の情報に対応するア
イコンを表示することにより、アイコンをファイルに特
有のものとすることができるので、同じアプリケーショ
ンによって作成された同じファイル形式のファイルであ
っても、アイコンからファイルの内容を容易に判別する
ことができる。
【0010】また本発明は、アイコンをファイル情報と
対応させて表示するファイルアイコン表示装置におい
て、複数のアイコンを合成することを示すアイコン合成
モードの設定が可能な、アイコン画像を表示するための
表示動作モードを設定する設定手段と、前記設定手段に
よって設定された表示動作モードがアイコン合成モード
であった場合に、アイコンの表示対象となるファイルの
ファイル情報から複数の所定の情報を抽出する情報抽出
手段と、前記情報抽出手段によって抽出された複数の所
定の情報に対応する複数のアイコンを合成して表示させ
るアイコン表示手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】このような構成によれば、ファイル情報か
ら抽出された複数の所定の情報に対応するアイコンを合
成して表示させることによって、アイコンをファイル内
容をより詳細に表すようにすることができる。
【0012】また本発明は、アイコンをファイル情報と
対応させて表示するファイルアイコン表示装置におい
て、アイコン画像を表示するための表示動作モードを設
定する設定手段と、前記設定手段によって設定された表
示動作モードに従って、アイコンの表示対象となるファ
イルのファイル情報から所定の情報を抽出する情報抽出
手段と、前記情報抽出手段によって抽出された所定の情
報に対応するアイコンを生成してファイルと対応づけて
保存する保存手段と、ファイルのアイコンを表示する場
合に、前記保存手段により保存されたアイコンを表示さ
せるアイコン表示手段とを具備したことを特徴とする。
【0013】このような構成によれば、ファイルと対応
づけて保存しておいたアイコンを用いて表示すること
で、ファイルに対応するアイコンを表示するごとに、各
ファイルに対するアイコンを取得(合成などを含む)す
る処理を実行する必要がなくなるので、ファイルアイコ
ン表示プログラムによる処理負担を軽減し、かつ大量の
ファイルのファイル一覧表示を行なう場合などにおいて
処理時間を短縮することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態
に係わるファイルアイコン表示装置を実現するパーソナ
ルコンピュータ1の構成を示すブロック図である。図1
に示すように、パーソナルコンピュータ1は、CPU
2、入力部3、表示部4、通信制御部5、RAM6、R
OM7、外部記憶装置8がバス9を介して相互に接続さ
れて構成されている。
【0015】CPU2は、情報処理装置全体の制御を司
るもので、入力部3からのキー操作信号に応じて、RA
M6あるいはROM7に記憶されている各種プログラム
を起動させ、このプログラムに従って各種の機能を実現
する。CPU2は、外部記憶装置8の記憶媒体に記録さ
れているプログラムコードを読み込み、RAM6に記憶
させて実行することができる。CPU2は、RAM6に
格納された各種アプリケーションプログラムを実行する
ことによりファイルを作成し、またファイルアイコン表
示プログラムの実行によりアプリケーションによって作
成された所定の保存先に格納されたファイルの一覧表示
を行なう。ファイルアイコン表示プログラムは、OS
(オペレーティングシステム)やアプリケーションプロ
グラムに含まれていても良い。
【0016】入力部3は、パーソナルコンピュータ1の
動作を規定する指示やデータを入力するもので、キーボ
ードやマウス等のポインティングデバイスによって構成
される。
【0017】表示部4は、各種処理の実行に応じた画面
が表示されるもので、文章や図形などのファイル内容の
編集作業用の表示画面、所定のファイル保存先(ディレ
クトリあるいはフォルダ)に保存されたファイルの一覧
画面などを表示する。
【0018】通信制御部5は、通信回線を介して通信を
行なうためのユニットである。RAM6は、パーソナル
コンピュータ1全体の制御を司るシステムプログラム、
各種機能に対応した制御処理プログラムの他、各種のデ
ータが必要に応じて記憶される。ファイルアイコン表示
プログラムが記憶されてCPU2により実行されること
で、ファイルごとに何れのアプリケーションによって作
成された、どのようなファイル形式のファイルであるか
を容易に判別できるアイコンを用いたファイル一覧処理
が実現される。ROM7は、制御用のプログラムなどが
記憶されている。
【0019】外部記憶装置8は、記憶媒体8aを有して
おり、この記憶媒体8aに対してプログラム(OS、ア
プリケーション)、データ(ファイル)等の保存、読み
出し等を実行する。記憶媒体8aは、磁気的、光学的記
憶媒体、もしくは半導体メモリで構成される。記憶媒体
8aは、外部記憶装置8に固定的に設けたもの、もしく
は着脱自在に装着するものである。また、記憶媒体8a
に記憶されるプログラム、データ等は、通信制御部5を
介して通信回線等を介して接続された他の機器から受信
して記憶する構成にしても良く、さらに、通信回線等を
介して接続された他の機器側に記憶媒体を備えた記憶装
置を設け、この記憶媒体に記憶されているプログラム、
データを通信回線を介して使用する構成にしても良い。
外部記憶装置8は、記憶媒体8aに記憶されたプログラ
ム、データ等をCPU2からの要求に応じて読み出す。
この読み出されたプログラム、データ等はRAM6に記
憶される。
【0020】次に、本実施形態におけるファイルアイコ
ン表示プログラムによりファイルアイコン表示を行うた
めの表示動作モード設定について、図2を参照しながら
説明する。表示動作モードは、どのようなアイコンを表
示するかを示すもので、ユーザからの指示に応じて起動
される表示モード設定処理において設定される。表示モ
ード設定処理は、図2(1)〜(3)に示すような複数
の表示動作モード項目に対して、それぞれユーザからの
指示を入力することにより設定する。
【0021】表示動作モード項目には、「アイコン取得
モード」「アイコン合成モード」「取得アイコンの数」
「合成アイコンの数」「アイコン表示の切替え時間」が
含まれている。「アイコン取得モード」は、どのような
情報に基づいて表示すべきアイコンを取得するかを示す
もので、図2(a)に示すアイコン取得モードテーブル
にあらかじめ用意された取得モードの何れかから選択さ
れ設定される。取得モードには、「ファイル名」「ファ
イルサイズ」「作成又は更新日」「作成又は更新時刻」
「ファイル属性」「作成者」が用意されている。取得モ
ードにはそれぞれ設定値が決められており、ユーザによ
って選択された取得モードに対応する設定値が「アイコ
ン取得モード」の設定値として登録される。なお「アイ
コン取得モード」は、1つに限らず複数指定可能である
ものとする。
【0022】「アイコン合成モード」は、複数のアイコ
ンを合成してアイコン表示する場合に、複数のアイコン
をどのような形態によって表示させるかを示すもので、
図2(b)に示すアイコン合成モードテーブルにあらか
じめ用意された合成元モードの何れかから選択され設定
される。合成モードには、「未使用」「単純合成」「ず
らして合成」「アイコン表示を時間で切替える」が用意
されている。合成モードには、それぞれ設定値が決めら
れており、ユーザによって選択された合成モードに対応
する設定値が「アイコン合成モード」の設定値として登
録される。
【0023】「取得アイコンの数」は、「アイコン取得
モード」に応じて取得するアイコンの数を示す。「合成
アイコンの数」は、「取得アイコンの数」に応じて取得
されたアイコンのうちアイコン合成に用いるアイコンの
数を示す。
【0024】「アイコン表示の切替え時間」は、「合成
アイコンの数」が2つ以上であり「アイコン合成モー
ド」の合成モードが「アイコン表示を時間で切替える」
に設定されている場合のアイコンの表示切り替え時間を
示す。
【0025】例えば、図2(1)に示す表示動作モード
設定(例1)の場合、「アイコン取得モード」の設定値
が「1001」であるので、「ファイル名」に基づいて
アイコンを取得する取得モードが設定されていることを
示している。また取得アイコン数が「1」であるので、
「アイコン合成モード」が「未使用」を表す1100に
設定されている。
【0026】次に、標準動作モード設定の「アイコン取
得モード」に応じて取得されるアイコンデータの一例に
ついて説明する。ファイルアイコン表示プログラムに
は、「アイコン取得モード」に応じて取得されるアイコ
ンデータが、図3及び図4に示すようにして用意されて
いる。図3は、「アイコン取得モード」の取得モードが
「ファイル名」であった場合に、「ファイル名」から抽
出された文字列に対応して取得されるアイコンデータが
登録された文字列アイコン対応配列情報を示している。
【0027】図3に示すように、文字列アイコン対応配
列情報には、文字列に対応付けてアイコンデータがそれ
ぞれ登録されており、文字列とアイコンデータの組に対
してそれぞれに表示アイコン番号が付されている。例え
ば表示アイコン番号[0]は、文字列「時計」に対する
アイコンデータを示している。なお、文字列アイコン対
応配列情報は、取得モードが「ファイル名」の場合だけ
でなく、「作成又は更新日」「作成又は更新時刻」が設
定された場合にも、作成又は更新日あるいは作成又は更
新時刻を表す文字列をもとにして参照される。
【0028】図4(a)は、「アイコン取得モード」が
「作成又は更新日」であった場合に、ファイルの「作成
又は更新日」をもとに、図3に示す文字列アイコン対応
を配列情報に登録されたアイコンデータを示す文字列を
特定するための文字列テーブルを示している。
【0029】図4(a)に示す例では、所定の月範囲ご
とに季節を表す文字列(例えば「春」「夏」「秋」
「冬」)が登録されている。例えば、「作成又は更新
日」を表す文字列が開始月として3月を表す「03」、
終了月として5月を表す「05」である月範囲に対して
は、文字列「春」が登録されている。従って「作成又は
更新日」がこの月範囲に該当する場合には、文字列アイ
コン対応配列情報に登録された文字列「春」に対応する
アイコンデータが取得される。
【0030】図4(b)は、「アイコン取得モード」が
「作成又は更新時刻」であった場合に、ファイルの「作
成又は更新時刻」をもとに、図3に示す文字列アイコン
対応を配列情報に登録されたアイコンデータを示す文字
列を特定するための文字列テーブルを示している。図4
(b)に示す例では、所定の時間範囲ごとに時間帯を表
す文字列(例えば「朝」「昼」「夕」「夜」「深夜」)
が登録されている。例えば、「作成又は更新時刻」を表
す文字列が開始時間として午前5時を表す「05」、終
了時間として午前11時をを表す「11」である時間範
囲に対しては、文字列「朝」が登録されている。従って
「作成又は更新時刻」がこの時間範囲に該当する場合に
は、文字列アイコン対応を配列情報に登録された文字列
「朝」に対応するアイコンデータが取得される。
【0031】図4(c)は、「アイコン取得モード」が
「ファイルサイズ」であった場合に取得されるアイコン
データが、「ファイルサイズ」と対応付けられて登録さ
れたアイコンデータテーブルを示している。図4(c)
に示す例では、複数段階に分類された「ファイルサイ
ズ」ごとに、それぞれに対してデータ量を表現するアイ
コンデータが用意されている。
【0032】図4(d)は、「アイコン取得モード」が
「ファイル属性」だった場合に取得されるアイコンデー
タが、「ファイル属性」と対応付けられて登録されたア
イコンデータテーブルを示している。図4(d)に示す
例では、「ファイル属性」として「読取専用」「各種フ
ァイル」「アーカイブ」「システム」のそれぞれに対し
てアイコンデータが用意されている。
【0033】図4(e)は、「アイコン取得モード」が
「作成者」であった場合に取得されるアイコンデータが
「作成者名」と対応付けられて登録されたアイコンデー
タテーブルを示している。図4(e)に示すテーブルに
登録される「作成者名」とそれに対応するアイコンデー
タは、ユーザからの指示により任意に追加登録できるも
のとする。
【0034】次に、本実施形態におけるファイルアイコ
ン表示処理の動作について説明する。ここでは、文書作
成用のアプリケーションによって作成されたファイルの
ファイルアイコンを表示する場合を例にして説明する。
図5には、文書作成用アプリケーションによって作成さ
れたファイルに関する情報が登録されたファイル情報テ
ーブルの一例を示している。図5に示すファイル情報テ
ーブルには、4つの文書ファイル(ファイルNo.1〜
4によって示す)についてのファイル情報が登録されて
いる。情報項目としては、「ファイル名」「ファイルサ
イズ」「作成日時」「ファイル属性」「作成者名」が用
意されており、それぞれに対する情報データが登録され
ている。
【0035】以下、図6〜図13に示すフローチャート
を参照しながら、ファイルアイコン表示プログラムによ
って実現されるファイルアイコン表示処理について説明
する。はじめに、ファイルアイコン表示処理のメイン処
理について、図6に示すフローチャートを参照しながら
説明する。まず、あるファイルに対するアイコン表示を
行う場合、CPU2は、ユーザによってあらかじめ表示
動作モード設定処理によって設定されている表示動作モ
ードを読み込み(ステップA1)、またアイコンの表示
対象としているファイルのファイル情報をファイル情報
テーブルから読み込む(ステップA2)。
【0036】次に、CPU2は、表示動作モードにおい
て設定された「アイコン取得モード」の値に従って配列
情報作成処理を実行し、取得すべきアイコンを示す文字
列を登録する文字列配列情報テーブル(図14(a)参
照)と、文字列配列情報に登録された文字列をもとに取
得されるアイコンデータを登録するアイコンデータ配列
情報テーブル(図14(b)参照)とを作成する(ステ
ップA3)。この配列情報作成処理の詳細については後
述する(図6〜図8)。
【0037】次に、CPU2は、表示データテーブル作
成処理を実行して、ファイル情報テーブルに設定された
ファイル情報とアイコンデータ配列情報テーブルに設定
されたデータをもとに、表示するアイコンを管理するた
めの表示データが登録される表示データテーブル(図1
5参照)を作成する(ステップA4)。この表示データ
テーブル作成処理の詳細については後述する(図1
0)。
【0038】表示データテーブルを作成すると、CPU
2は、この表示データテーブルに登録された表示データ
をもとにアイコンを表示する表示処理を実行する(ステ
ップA5)。この表示処理の詳細については後述する
(図11〜図13)。
【0039】次に、ステップA3における配列情報作成
処理について、図7〜図9に示すフローチャートを参照
しながら説明する。まず、表示動作モードにおいて設定
されている「アイコン取得モード」の設定値から、どの
ような情報に基づいて表示すべきアイコンを取得するか
を示す取得モードを決定する(ステップB1)。図2
(a)に示すように、取得モードとしては、「ファイル
名」「ファイルサイズ」「作成又は更新日」「作成又は
更新時刻」「ファイル属性」「作成者」の中から指定さ
れている。なお「アイコン取得モード」は複数設定する
ことが可能であるが、ここでは説明を簡単にするために
1つの「アイコン取得モード」が設定されているものと
して説明する。複数の「アイコン取得モード」が設定さ
れている場合には、後述する1つの「アイコン取得モー
ド」に応じた処理を、それぞれの「アイコン取得モー
ド」に応じて実行すればよい。
【0040】「アイコン取得モード」の設定値が「10
01」であった場合、すなわち取得モードが「ファイル
名」であった場合には(ステップB2)、CPU2は、
ファイル情報テーブルから処理対象としているファイル
の「ファイル名」を抽出する(図8、ステップB1
1)。そして、この「ファイル名」に対して日本語解析
処理を施し、この解析結果をもとに所定の文字列単位で
分割する文字列分割処理を行う(ステップB12)。こ
こでは、日本語解析処理として形態素解析を実行して、
形態素ごとの文字列に分割する。なお、本実施形態で
は、ファイル名から抽出された文字列のうち名詞を表す
文字列(単語)のみを抽出するものとする。
【0041】次に、表示動作モードに設定された「取得
アイコンの数」の設定値に従って、ファイル名から抽出
した文字列をファイル名の先頭の方から順に抽出する
(ステップB13)。すなわち、この例では取得アイコ
ンの優先順位として、ファイル名の文字中で先に用いら
れている文字列(単語)を優先するように設定されてい
る。
【0042】なお、この優先順位は、ユーザからの指示
よって任意に指定できるようにするなど変更できるよう
にし、例えばファイル名の文字列中で後ろに用いられて
いる文字列を優先するなど、他の設定にすることも可能
である。
【0043】CPU2は、「ファイル名」から抽出した
「取得アイコンの数」に応じた数の文字列を配列として
登録する文字列配列情報(図14(a)、図17(a)
参照)を作成する(ステップB14)。また、CPU2
は、文字列配列情報に登録されている文字列に対応する
アイコンデータを文字列アイコン対応配列情報から抽出
し(ステップB15)、このアイコンデータを配列とし
て登録するアイコンデータ配列情報(図14(b)、図
17(b)参照)を作成する(ステップB16)。
【0044】また、「アイコン取得モード」の設定値が
「1002」であった場合、すなわち取得モードが「フ
ァイルサイズ」であった場合には(図7、ステップB
3)、CPU2は、ファイル情報テーブルから処理対象
としているファイルの「ファイルサイズ」を抽出する
(ステップB17)。次に、CPU2は、「ファイルサ
イズ」に対するアイコンデータが登録された図4(c)
に示すアイコンデータテーブルから、「ファイルサイ
ズ」に対応するアイコンデータを抽出し(ステップB1
8)、この抽出したアイコンデータを配列として登録す
るアイコンデータ配列情報を作成する(ステップB1
9)。「ファイルサイズ」に対しては、図4(c)に示
すアイコンデータテーブルによって、「ファイルサイ
ズ」の複数段階のそれぞれ対応するアイコンデータが用
意されているので文字列配列情報の作成は不要である。
【0045】また、「アイコン取得モード」の設定値が
「1003」であった場合、すなわち取得モードが「作
成又は更新日」だった場合には(図7、ステップB
4)、CPU2は、ファイル情報テーブルから、処理対
象としているファイルの作成日時から作成日を表す文字
列のデータ(例えば「1999/12/24」」)、最
終更新日時から最終更新日を表す文字列のデータ(例え
ば「2000/04/01」」)をそれぞれ抽出する
(図9、ステップB20)。そして、作成日を表す文字
列と最終更新日を表す文字列をもとに図4(a)に示す
「作成又は更新日」に対する文字列テーブルから月範囲
を判別し、その月範囲に対応して登録された文字列を抽
出する(ステップB21)。
【0046】例えば、作成日が12月24日を表す文字
列「12/24」が抽出された場合には、月範囲として
12月から2月の範囲に該当するものと判別し、この月
範囲に対応する文字列「冬」を取得する。なお、前述し
た説明では作成日と最終更新日に対して、文字列テーブ
ルから該当する文字列を抽出するものとしているが、表
示動作モードに設定された「取得アイコンの数」が
「1」であった場合には、ユーザからの指示などによっ
て設定される優先順位に従って、何れか一方に対して文
字列を抽出するものとする。
【0047】次に、CPU2は、文字列テーブルから抽
出した作成日あるいは最終更新日に応じた文字列を配列
として登録する文字列配列情報を作成する(ステップB
22)。また、CPU2は、文字列配列情報に登録され
ている文字列に対応するアイコンデータを文字列アイコ
ン対応配列情報から抽出し(ステップB23)、このア
イコンデータを配列として登録するアイコンデータ配列
情報(図14(b)、図17(b)参照)を作成する
(ステップB24)。
【0048】また、「アイコン取得モード」の設定値が
「1004」であった場合、すなわち取得モードが「作
成又は更新時刻」だった場合には(図7、ステップB
5)、CPU2は、ファイル情報テーブルから、処理対
象としているファイルの作成日時から作成時刻を表す文
字列のデータ(例えば「08:10:02」)、最終更
新日時から最終更新時刻を表す文字列のデータ(例えば
「12:34:56」)をそれぞれ抽出する(図9、ス
テップB25)。そして、作成時刻を表す文字列と最終
更新時刻を表す文字列をもとに図4(b)に示す「作成
又は更新時刻」に対する文字列テーブルから時間範囲を
判別し、その時間範囲に対応して登録された文字列を抽
出する(ステップB26)。
【0049】例えば、作成時刻が8時10分を表す文字
列「08:10」が抽出された場合には、時間範囲とし
て5時から11時の範囲に該当するものと判別し、この
時間範囲に対応する文字列「朝」を取得する。なお、前
述した説明では作成時刻と最終更新時刻に対して、文字
列テーブルから該当する文字列を抽出するものとしてい
るが、表示動作モードに設定された「取得アイコンの
数」が「1」であった場合には、ユーザからの指示など
によって設定される優先順位に従って、何れか一方に対
して文字列を抽出するものとする。以下、取得モードが
「作成又は更新日」だった場合と同様にして、文字列配
列情報テーブルとアイコンデータ配列情報を作成する
(ステップB22〜B24)。
【0050】また、「アイコン取得モード」の設定値が
「1005」であった場合、すなわち取得モードが「フ
ァイル属性」だった場合には(図7、ステップB6)、
CPU2は、ファイル情報テーブルから、処理対象とし
ているファイルの「ファイル属性」を抽出する(図9、
ステップB27)。
【0051】次に、CPU2は、「ファイル属性」に対
するアイコンデータが登録された図4(d)に示すアイ
コンデータテーブルから、「ファイル属性」に対応する
アイコンデータを抽出し(ステップB28)、この抽出
したアイコンデータを配列として登録するアイコンデー
タ配列情報を作成する(ステップB29)。「ファイル
属性」に対しては、図4(d)に示すアイコンデータテ
ーブルによって、「ファイル属性」のそれぞれに対応す
るアイコンデータが登録されているので文字列配列情報
の作成は不要である。
【0052】また、「アイコン取得モード」の設定値が
「1006」であった場合、すなわち取得モードが「作
成者」だった場合には、CPU2は、ファイル情報テー
ブルから、処理対象としているファイルの「作成者名」
を抽出する(ステップB8)。次に、CPU2は「作成
者名」に対応するアイコンデータが登録された図4
(e)に示すアイコンデータテーブルから、作者名に対
応するアイコンデータを抽出し(ステップB9)、この
抽出したアイコンデータを配列として登録するアイコン
データ配列情報を作成する(ステップB10)。「作成
者」に対しては、図4(e)に示すアイコンデータテー
ブルによって、「作成者名」のそれぞれに対応するアイ
コンデータが登録されているので文字列配列情報の作成
は不要である。
【0053】なお、アイコンデータ配列情報に対して、
複数のアイコンデータが登録される場合には、優先順位
の高い順にソートされて登録されるものとする。以上の
ようにして、アイコン取得モードの値に従って、アイコ
ンの表示対象とするファイルのそれぞれに対して配列情
報作成処理が実行される。全てのファイルに対する配列
情報作成処理が完了すると、後述する表示データテーブ
ル作成処理が起動される。
【0054】次に、ステップA4における表示データテ
ーブル作成処理について、図10に示すフローチャート
を参照しながら説明する(表示データテーブルの例を図
15、図18に示す)。
【0055】まず、CPU2は、アイコンの表示対象と
する1つのファイルについて、ファイル情報テーブルの
ファイルナンバ(No.)を表示データテーブルのナン
バ(No.)として設定する(ステップC1)。また、
このファイルのファイル情報を表示データテーブルのナ
ンバと対応付けて、表示データテーブルにコピーする
(ステップC2)。
【0056】次に、表示動作モードの「取得アイコンの
数」と「合成アイコンの数」をもとに、使用するアイコ
ンの表示アイコン番号を抽出し、表示データテーブルに
セットする(ステップC3)。すなわち、表示動作モー
ドに設定された「取得アイコンの数」と「合成アイコン
の数」が同じ場合、あるいは「合成アイコンの数」が大
きい場合には、取得されたアイコンデータのそれぞれを
示す表示アイコン番号をセットするが、「取得アイコン
の数」より「合成アイコンの数」が少ない場合には所定
の優先順位に従って表示対象とするアイコンを選択し、
そのアイコンを示す表示アイコン番号をセットする。
【0057】次に、CPU2は、表示すべきアイコンデ
ータが登録されたアイコンデータ配列情報の配列を示す
アドレスポインタを表示データテーブルにセットする
(ステップC4)。以上の処理について、ファイル情報
テーブルに登録された全てのファイル情報について行
う。表示データテーブル作成処理が終了すると、後述す
る表示処理が起動される。
【0058】次に、ステップA5における表示処理につ
いて、図11〜図13に示すフローチャートを参照しな
がら説明する。表示処理では、表示データテーブル処理
によって作成された表示データテーブル(図15、図1
8参照)を用いて、各ファイルに対するアイコンとファ
イル情報を表示するまず、CPU2は、表示動作モード
を参照して「アイコン合成モード」が「未使用」の設定
がされているかを判別する(ステップD1)。ここで、
「アイコン合成モード」が「未使用」でありアイコンの
合成がない場合、CPU2は、表示データテーブルから
ファイル情報を抽出し(ステップD3)、またアイコン
データ配列のアドレスポインタが示すアイコンデータ配
列情報から、表示アイコン番号が示す配列のアイコンデ
ータを抽出する(ステップD4)。そして、CPU2
は、アイコンデータをもとにアイコンを表示すると共
に、ファイル情報の内容、例えば「ファイル名」をアイ
コンと対応付けて表示する(ファイル情報の内容として
は、他にファイルサイズ、最終更新日時などの他の情報
を同時に表示するようにしても良い)。以上により、1
つのファイルに対するアイコン表示が完了する。ここ
で、表示データテーブルに他の表示データがあれば、前
述と同様にして表示データテーブルに登録されたファイ
ル情報とアイコンデータをもとにアイコンとファイル情
報を表示する。
【0059】一方、アイコンの合成が設定されている場
合(ステップD1)、その「アイコン合成モード」の設
定値が「アイコン表示を時間で切替える」に設定されて
いるかを確認する(ステップD2)。
【0060】ここで、「アイコン表示を時間で切替え
る」設定がされている場合(ステップD2)、CPU2
は、表示動作モードの「合成アイコンの数」が示す表示
すべきアイコンの数を変数値nに設定し(ステップD
7)、また「アイコン表示の切替え時間」を抽出してタ
イマーにセットする(ステップD8)。
【0061】まず、CPU2は、表示データテーブルに
登録されたアイコン表示の対象としている表示データと
して登録されたファイル情報の内容を表示し(ステップ
D9)、変数値nが表示アイコンの数である場合(ステ
ップD10)、すなわち合成の対象とする最初のアイコ
ンを表示する場合には、アイコンデータ配列情報の表示
データテーブルにセットされたアドレスポインタが示す
アイコンデータ配列情報から、表示アイコン番号が示す
配列のアイコンデータを抽出する(ステップD12)。
そして、このアイコンデータをもとにして、先に表示し
たファイル情報と対応づけてアイコンを表示する(ステ
ップD13)。
【0062】ここで、表示データテーブルに他の表示デ
ータがあれば(ステップD14)、CPU2は、前述と
同様にして表示データテーブルに登録された次の表示デ
ータをもとに、ファイル情報とアイコンデータをもとに
アイコンとファイル情報を表示する(ステップD9,D
10,D12,D13)。以上の処理を表示データテー
ブルに登録された各表示データについて行なうと、それ
ぞれのファイルに対してアイコン合成の対象となる1つ
のアイコン(及びファイル情報)が表示される。
【0063】全ての表示データについてのアイコン表示
が完了すると、変数値nの値をデクリメント(−1)
し、1つのファイルに対して表示すべき残りのアイコン
の数を設定する(ステップD15)。ここで、変数値n
の値が「0」でなければ(ステップD16)、CPU2
は、アイコンデータ配列情報を示すアドレスポインタの
値を、1つのアイコンデータ分のオフセットを加算する
ことで次に表示するアイコンデータを示すように更新す
る(ステップD18)。ここで、CPU2は、タイマー
にセットされた切替え時間が経過するまでタイマカウン
トを待つ(ステップD19)。
【0064】切替え時間が経過すると、CPU2は、前
述と同様にして表示データテーブルに登録されたアイコ
ン表示の対象としている表示データとして登録されたフ
ァイル情報の内容を表示し(ステップD9)、変数値n
が表示アイコンの数であるかを判別する。ここでは、ス
テップD15において更新され、変数値nが表示アイコ
ンの数を示してないため(ステップD10)、CPU2
は、ステップD18においてオフセットを加算されたア
ドレスポインタによってアイコンデータ配列情報から次
に表示するアイコンデータを抽出し(ステップD1
1)、このアイコンデータをもとにして、先に表示した
ファイル情報と対応づけてアイコンを表示する(ステッ
プD13)。
【0065】ここで、表示データテーブルに他の表示デ
ータがあれば(ステップD14)、CPU2は、前述と
同様にして表示データテーブルに登録された次の表示デ
ータをもとに、ファイル情報とアイコンデータをもとに
アイコンとファイル情報を表示する(ステップD9,D
10,D11,D13)。以上の処理を表示データテー
ブルに登録された各表示データについて行なうと、それ
ぞれのファイルに対してアイコン合成の対象なる1つの
アイコン(及びファイル情報)が表示される。
【0066】全ての表示データについてのアイコン表示
が完了すると、変数値nの値をデクリメント(−1)
し、1つのファイルに対して表示すべき残りのアイコン
の数を設定する(ステップD15)。ここで、変数値n
の値が「0」でなければ(ステップD15)、以下同様
の処理を実行して表示対象とする表示データをもとにア
イコンを表示する。
【0067】一方、変数値nの値が「0」となった場合
(ステップD16)、CPU2は、表示動作モードの
「合成アイコンの数」が示す表示すべきアイコンの数を
変数値nに設定して(ステップD17)、ここでタイマ
ーにセットされた切替え時間が経過するまでタイマカウ
ントを待つ(ステップD19)。すなわち、合成の対象
となる複数のアイコンのうち最初のアイコンが表示され
るように初期状態に戻す。以下、前述と同様の処理を繰
り返して実行する。
【0068】このように、「アイコン合成モード」の設
定値が「アイコン表示を時間で切替える」に設定されて
いる場合には、各ファイルに対して、表示動作モードに
おいて設定された「合成アイコンの数」が示す複数のア
イコンを「アイコン表示の切替え時間」によって設定さ
れた時間ごとに切り替えて表示することができる。
【0069】ところで、ステップD2において、「アイ
コン表示を時間で切替える」設定がされていないと判別
された場合、すなわち「アイコン合成モード」の設定値
が「単純合成」あるいは「ずらして合成」が設定されて
いる場合には、CPU2は、表示動作モードの「合成ア
イコンの数」が示す表示すべきアイコンの数を変数値n
に設定する(ステップD21)。
【0070】そして、アイコンデータ配列情報を示すア
ドレスポインタの値を更新するためのオフセットを、表
示アイコンの数分に更新する(ステップD22)。すな
わちアイコンデータ配列情報には優先順位の高いアイコ
ンデータから順に登録されているため、オフセットを表
示アイコンの数分に更新することにより、更新したオフ
セットにより優先順位の最も低いアイコンのアイコンデ
ータを示すことができる。ここで、更新されたオフセッ
トをアドレスポインタに加算し、優先順位の最も低いア
イコンデータを示すように更新する(ステップD2
3)。
【0071】まず、CPU2は、表示データテーブルに
登録されたアイコン表示の対象としている表示データに
ついて、この表示データに登録されたファイル情報の内
容を表示し(ステップD24)、オフセットを加算した
アドレスポインタに基づき、アイコンデータ配列情報か
らアイコンデータを抽出する(ステップD25)。ここ
で、変数値nが表示アイコンの数である場合(ステップ
D26)、すなわち合成の対象とする最初のアイコンを
表示する場合には、CPU2は、アイコンデータ配列情
報から抽出したアイコンデータをもとにして、先に表示
したファイル情報と対応付けてアイコンを表示する(ス
テップD27)。
【0072】ここで、表示データテーブルに他の表示デ
ータがあれば(ステップD31)、CPU2は、変数値
nの値をデクリメント(−1)し、1つのファイルに対
して表示すべき残りのアイコンの数を設定する(ステッ
プD32)。また、変数値nの値が「0」でなければ
(ステップD33)、CPU2は、オフセットを更新さ
れた表示アイコンの数分に更新する(ステップD2
2)。すなわち、アイコンデータ配列情報に登録され
た、次に優先順位の低いアイコンデータを示すように更
新する。ここで、更新されたオフセットをアドレスポイ
ンタに加算し、次に優先順位が低いアイコンデータを示
すように更新する(ステップD23)。以下、前述と同
様にして、表示データテーブルに登録された表示データ
に基づいてファイル情報を表示し(ステップD24)、
アイコンデータ配列情報からアイコンデータを抽出する
(ステップD25)。
【0073】ここで変数値nが表示すべき表示アイコン
の数であるか判別する(ステップD26)。ここでは、
ステップD32において変数値nが更新されているの
で、変数値nは表示すべき表示アイコンの数でないこと
が判別される。この場合、CPU2は、表示動作モード
の「アイコン合成モード」を参照し、「単純合成」ある
いは「ずらして合成」の何れが設定されているかを判別
する(ステップD28)。
【0074】「ずらして合成」が設定されている場合、
CPU2は、先に表示されているアイコンに対する所定
の位置で重ね合わせるようにして、アイコンデータ配列
情報から抽出したアイコンデータをもとにアイコンを表
示する(ステップD29)。例えば、重ね合わせの位置
としては、先に表示したアイコンの左上であるとする。
【0075】また「単純合成」が設定されている場合、
CPU2は、先に表示されているアイコンの中央位置で
重ね合わせるようにして、アイコンデータ配列情報から
抽出したアイコンデータをもとにアイコンを表示する
(ステップD30)。
【0076】以下同様にして、表示データテーブルに登
録された他の表示データの全てについて、「アイコン合
成モード」(「単純合成」「ずらして合成」)に応じ
て、先に表示したアイコンと重ね合わせてアイコンを表
示する(ステップD24〜D31)。そして、変数値n
が0となるまで(ステップD32,D33)、すなわち
表示アイコンの数分、アイコンの重ね合わせが完了する
まで(n=0となるまで)処理を繰り返して実行する。
以上の処理を表示データテーブルに登録された各表示デ
ータについて行うと、それぞれのファイルに対してアイ
コン合成の対象となる1つのアイコン(およびファイル
情報)が表示される。
【0077】なお、前述した表示処理の説明では、アイ
コンデータ配列情報中に登録された全てのアイコンデー
タを対象として表示することを前提として説明している
が、表示データテーブル中の表示アイコン番号に登録さ
れた番号に応じて、この表示アイコン番号が示す特定の
アイコンデータのみを対象としてアイコン表示に用いる
ようにしても良い。この場合、表示処理では、次の表示
対象とするアイコンデータを示すように順次アドレスポ
インタを更新すれば良い。
【0078】次に、前述したファイルアイコン表示処理
によって表示されるアイコンの具体例について説明す
る。ここでは、図2(1)〜(3)に示すように設定さ
れた表示動作モードをそれぞれ(例1)〜(例3)とし
て説明する。
【0079】まず、図2(1)のようにして設定された
表示動作モード(例1)について説明する。(例1)に
示す表示動作モードは、「アイコン取得モード」が「フ
ァイル名」、「アイコン合成モード」が「未使用」(す
なわち合成しない設定)、「取得アイコンの数」が
「1」に設定されている。
【0080】図5に示すファイル情報テーブルのファイ
ルNo.1に対するファイル情報について配列情報作成
処理を実行した場合、このファイルのファイル名「時計
の売上予測.doc」に対して文字列分割処理を行った結果
得られた「時計」「売上」の2つの文字列のうち、優先
順位の高い文字列「時計」が抽出されたものとする。こ
の文字列配列情報の一例を図14(a)に示している。
【0081】この文字列配列情報に対して表示データテ
ーブル作成処理を実行した場合、文字列「時計」に対し
ては、図3に示すように文字配列[0]に時計を表すア
イコンデータが登録されているため、このアイコンデー
タがアイコンデータ配列情報に登録される。このアイコ
ンデータ配列情報の一例を図14(b)に示している。
【0082】同様にして、図5に示すファイル情報テー
ブルに登録された、ファイルNo.2〜4に示すファイ
ル情報について配列情報作成処理を実行した結果、ファ
イルNo.2のファイル情報については、ファイル名か
ら抽出された単語「電卓」に対応するアイコンデータ、
ファイルNo.3のファイル情報については単語「時
計」に対応するアイコンデータ、ファイルNo.4のフ
ァイル情報については単語「電卓」に対応するアイコン
データがそれぞれ登録される。そして、各ファイル情報
に対する表示データテーブル作成処理を実行した結果、
図15に示すような表示データテーブルが作成される。
図15に示す表示データテーブルのNo.1〜4に示す
データがそれぞれファイル情報のファイルNo.1〜4
にそれぞれ対応している。(例1)の表示動作モードで
は「取得アイコンの数」が「1」であるので、表示アイ
コン番号にはアイコンデータ配列情報の1番目を示す
「1」(アイコンデータ配列[0]を示す)が登録され
ている。
【0083】図15に示す表示データテーブルに対して
ファイル名一覧を表示する表示処理を実行すると、図1
6に示すように各ファイルに対するアイコンとファイル
情報(ここでは「ファイル名」のみ)が表示される。図
16に示す(例1)のファイル一覧表示では、「アイコ
ン取得モード」に従って、ファイルの内容を表している
「ファイル名」に含まれる文字列をもとにアイコン表示
されているので、同じアプリケーションによって作成さ
れた文書ファイル(「ファイル名」に添付された拡張子
が同じ)であっても、アイコンを参照するだけでファイ
ル内容を把握することができる。
【0084】次に、図2(2)のようにして設定された
表示動作モード(例2)について説明する。(例2)に
示す表示動作モードは、「アイコン取得モード」が「フ
ァイル名」、「アイコン合成モード」が「ずらして合
成」、「取得アイコンの数」が「2」、「合成アイコン
の数が」が「2」に設定されている。
【0085】図5に示すファイル情報テーブルのファイ
ルNo.1に対するファイル情報について配列情報作成
処理を実行した場合、このファイルのファイル名「時計
の売上予測.doc」に対して文字列分割処理を行った結果
得られた「時計」「売上」の2つの単語が抽出されたも
のとする。この文字列配列情報の一例を図17(a)に
示している。
【0086】この文字列配列情報に対して表示データテ
ーブル作成処理を実行した場合、文字列「時計」に対し
ては、図3に示すように文字配列[0]に時計を表すア
イコンデータが登録されているため、このアイコンデー
タがアイコンデータ配列情報に登録され、文字列「売
上」に対しては、図3に示すように文字配列[2]に売
上を表すアイコンデータが登録されているため、このア
イコンデータがアイコンデータ配列情報に登録される。
このアイコンデータ配列情報の一例を図17(b)に示
している。
【0087】同様にして、図5に示すファイル情報テー
ブルに登録された、ファイルNo.2〜4に示すファイ
ル情報について配列情報作成処理を実行した結果、ファ
イルNo.2のファイル情報については、ファイル名か
ら抽出された単語「電卓」と「売上」に対応するアイコ
ンデータ、ファイルNo.3のファイル情報については
単語「時計」と「顧客」に対応するアイコンデータ、フ
ァイルNo.4のファイル情報については単語「電卓」
と「顧客」に対応するアイコンデータがそれぞれ登録さ
れる。
【0088】そして、各ファイル情報に対する表示デー
タテーブル作成処理を実行した結果、図18に示すよう
な表示データテーブルが作成される。図18に示す表示
データテーブルのNo.1〜4に示すデータがそれぞれ
ファイル情報のファイルNo.1〜4にそれぞれ対応し
ている。(例2)の表示動作モードでは「取得アイコン
の数」が「2」、「合成アイコンの数」が「2」である
ので、表示アイコン番号にはアイコンデータ配列情報の
1番目を示す「1」(アイコンデータ配列[0]を示
す)と2番目を示す「2」(アイコンデータ配列[1]
を示す)が登録されている。
【0089】図19にはアイコンの合成方法の一例を示
している。図19(a)(b)は重ね合わせの対象とな
るアイコンを示しており、図19が時計アイコンの例、
図19(b)が売上アイコンの例を示している。「アイ
コン合成モード」が(例2)に示すように「ずらして合
成」であった場合には、図19(d)に示すように、優
先順位の低い売上アイコンの左上に、優先順位の高い時
計アイコンを重ね合わせて合成している。具体的には、
アイコンデータの縦横方向の範囲(X範囲、Y範囲)に
収まるように、各アイコンの有効データ縦横方向の範囲
(X範囲、Y範囲)が重ね合わせされるようにする。
【0090】なお、重ね合わせの位置は、優先順位の低
いアイコンに対する左上に限るものではなく、例えば、
右上、左下、右下など他の位置で重ね合わせようにして
もよい。この重ね合わせの位置はユーザからの指示によ
って任意に設定できるようにしても良い。また、3つ以
上のアイコンを重ね合わせ場合には、各アイコンの重ね
合わせの位置が複数の重ね合わせ位置の中で順番が決め
られていてもよい。
【0091】なお、「アイコン合成モード」に「単純合
成」が設定されていた場合には、図19(c)に示すよ
うに、優先順位の低い売上アイコンの中央に重ね合わせ
て優先順位の高い時計アイコンを重ね合わせて合成す
る。
【0092】図18に示す表示データテーブルに対して
ファイル名一覧を表示する表示処理を実行すると、図2
0に示すように各ファイルに対するアイコンとファイル
情報(ここでは「ファイル名」のみ)が表示される。図
20に示す(例2)のファイル一覧表示では、各ファイ
ルに対して2つのアイコンが合成されて表示されている
ので、ファイルの内容をより詳細に把握することができ
る。
【0093】次に、図2(3)のようにして設定された
表示動作モード(例3)について説明する。(例3)に
示す表示動作モードは、「アイコン取得モード」が「フ
ァイル名」、「アイコン合成モード」が「アイコン表示
を時間で切り替える」、「取得アイコンの数」が
「2」、「合成アイコンの数が」が「2」、「アイコン
表示の切り替え時間」が「1秒」に設定されている。
【0094】(例3)では前述した(例2)と同様にし
てアイコンデータ配列情報が作成されるが、表示処理に
よって表示動作モードの「アイコン表示の切り替え時
間」に応じてアイコンの表示を切り替える。図21には
(例3)についての各ファイルに対するアイコンとファ
イル情報(ここでは「ファイル名」のみ)を表示した例
を示している。
【0095】図21(a)に示すように各ファイルに対
してアイコンとファイル情報を表示した後、表示動作モ
ードで指定された「1秒」経過すると、図21(b)に
示すように、各ファイルのアイコンを切り替えて表示す
る。これを指定された時間ごとに実行する。図21に示
す(例3)のファイル一覧表示では、各ファイルに対し
て2つのアイコンが交互に表示されているので、(例
2)と同様にしてファイルの内容をより詳細に把握する
ことができる。また、アイコンを指定時間ごとに切り替
えて表示することで、合成されるアイコンの数が多い場
合であっても各アイコンの識別を容易にすることができ
る。
【0096】なお、前述した説明では、アイコン表示の
ために図3に示す文字列アイコン対応配列情報や図4に
示す各テーブルに登録されているアイコンデータ、すな
わち画像データのみを用いているが、文字データをアイ
コンに合成して表示するようにしてもよい。
【0097】図22には、アイコンに文字列が付加され
た例を示している。図22(a)から(c)は、ファイ
ル情報から取得される文字列を付加した例を示してい
る。図22(a)はファイル情報の「作成者名」を付加
してアイコンを合成した例であり、図22(b)は「フ
ァイル属性」を付加してアイコンを合成した例であり、
図22(c)は「作成日時」又は「最終更新日時」中の
日付を表す文字列を付加してアイコンを合成した例を示
している。図22(d)は、配列情報作成処理において
抽出された文字列を付加した例を示している。この例で
は「ファイル名」から抽出された「時計」「売上」の文
字列(それぞれ合成されたアイコンに対応している)を
付加してアイコンを合成している。
【0098】図22に示すように、アイコンに文字列を
付加する場合には、表示動作モードにおいて文字列を合
成するモード(文字列合成モード)を設定できるように
し、この文字列合成モードにおいて何れの情報から取得
される文字列を構成するかを指定する。例えば、文字列
合成モードにおいて、文字列配列情報に登録された情報
の合成を設定しておくことにより、表示処理において文
字列配列情報に登録された情報の文字列を図22(d)
に示すようにしてアイコンに付加して表示することがで
きる。
【0099】なお、前述したアイコン表示の具体例で
は、「アイコン取得モード」として「ファイル名」が設
定されている場合のみについて説明しているが、他のア
イコン取得モードの場合についても、各取得モードに応
じた手法により取得したアイコンを対象として、同様に
してアイコン表示することができる。また、アイコンに
対応づけてファイル情報のファイル名のみを同時に表示
するものとして説明しているが、ファイル情報中の他の
情報を表示させるかどうかはユーザが自由に選択可能と
することができる。
【0100】また、表示動作モードにおいて設定された
「アイコン取得モード」に応じて、ファイル情報から取
得される情報に基づいてアイコンを取得しているが、フ
ァイルのデータ本体の内容に基づいてアイコンを取得す
るようにしても良い。例えば、アイコン取得モードテー
ブル(図2(a))の取得モードに「ファイルデータ」
を用意しておき、アイコン取得モードとして指定できる
ようにしておく。そして、アイコン取得モードとして
「ファイルデータ」が設定された場合には、例えばファ
イルが文書ファイルであれば文書データに対して日本語
解析処理を実行して、この解析結果をもとにしてアイコ
ンデータを取得する。ここでは、全てのファイルデータ
を解析処理の対象としても良いし、処理負担を軽減する
ために特定の範囲のみを対象としても良い。また、ファ
イル形式(ファイルを作成したアプリケーション)に応
じて解析処理の対象とする範囲が決められるようにして
も良い。
【0101】また、前述した実施形態では、ファイル一
覧表示などの際に表示対象とするファイル情報をもとに
表示すべきアイコンを取得し、さらにアイコン合成モー
ドにアイコン合成することが設定されていればアイコン
を合成してアイコンを表示しているが、前述した処理を
最初にアイコン表示する際に1度のみ実行し、そこで取
得され、さらには合成されたアイコンをファイルと対応
づけて保存しておくようにしても良い。2回目以降でフ
ァイルのアイコン表示を行なう場合には、ファイルと対
応づけて保存しておいたアイコンを用いて表示すること
で、ファイルアイコン表示プログラムによる処理負担を
軽減し、かつ処理時間を短縮することができる。また、
この場合、アイコン合成モードに「アイコン表示を時間
で切替える」が設定されて生成されたアイコンに対して
は、表示動作モードの「アイコン表示の切替え時間」に
応じてアイコンの表示を切り替える処理を実行するプロ
グラム(図12に示すフローチャートの処理を実行する
プログラム)を常駐させて動作させるようにすること
で、ファイルアイコン表示プログラム全体を動作させる
ことなく表示させることができる。
【0102】また、前述した説明では、表示動作モード
設定処理によって設定された表示動作モードに応じて全
てのファイルに対するアイコンを表示するものとしてい
るが、ファイル単位で表示動作モードを設定するように
しても良い。これによって、例えば、異なる合成モード
により個々のファイルに対するアイコンを表示したり、
合成されたアイコンの数が異なるアイコンを表示するな
ど、ファイルごとにアイコンの表示形態を変化させるこ
とができる。
【0103】また、本発明は、前述した実施形態に限定
されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しな
い範囲で種々に変形することが可能である。また、前述
した実施形態の各機能は可能な限り適宜組み合わせて実
施しても良い。前述した実施形態には種々の段階の発明
が含まれており、開示される複数の構成要件における適
宜の組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例え
ば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要
件が削除されても、効果が得られるので有れば、この構
成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0104】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ファイル
のアイコンを表示する場合に、アイコンの必要対象とし
ているファイルのファイル情報から抽出された所定の情
報に対応するアイコンを表示するので、同じアプリケー
ションによって作成された同じファイル形式のファイル
であっても、ファイルの内容をアイコンによって容易に
識別することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるファイルアイコン
表示装置を実現するパーソナルコンピュータ1の構成を
示すブロック図。
【図2】ファイルアイコン表示を行うための表示動作モ
ードの例を示す図。
【図3】文字列に対応して取得されるアイコンデータが
登録された文字列アイコン対応配列情報を示す図。
【図4】アイコン取得モードに応じて取得されるアイコ
ンデータが登録されたテーブルの一例を示す図。
【図5】文書作成用アプリケーションによって作成され
たファイルに関する情報が登録されたファイル情報テー
ブルの一例を示す図。
【図6】ファイルアイコン表示処理のメイン処理を説明
するためのフローチャート。
【図7】メイン処理のステップA3における配列情報作
成処理について説明するためのフローチャート。
【図8】メイン処理のステップA3における配列情報作
成処理について説明するためのフローチャート。
【図9】メイン処理のステップA3における配列情報作
成処理について説明するためのフローチャート。
【図10】メイン処理のステップA4における表示デー
タテーブル作成処理について説明するためのフローチャ
ート。
【図11】メイン処理のステップA5における表示処理
について説明するためのフローチャート。
【図12】メイン処理のステップA5における表示処理
について説明するためのフローチャート。
【図13】メイン処理のステップA5における表示処理
について説明するためのフローチャート。
【図14】表示動作モード(例1)に対する文字列配列
情報とアイコンデータ配列情報の一例を示す図。
【図15】表示動作モード(例1)に対する表示データ
テーブルの一例を示す図。
【図16】表示動作モード(例1)におけるファイル一
覧表示の一例を示す図。
【図17】表示動作モード(例2)に対する文字列配列
情報とアイコンデータ配列情報の一例を示す図。
【図18】表示動作モード(例2)に対する表示データ
テーブルの一例を示す図。
【図19】アイコンの合成方法の一例を示す図。
【図20】表示動作モード(例2)におけるファイル一
覧表示の一例を示す図。
【図21】表示動作モード(例3)におけるファイル一
覧表示の一例を示す図。
【図22】アイコンに文字列が付加された例を示す図。
【符号の説明】
1…パーソナルコンピュータ 2…CPU 3…入力部 4…表示部 5…通信制御部 6…RAM 7…ROM 8…外部記憶装置 8a…記憶媒体 9…バス

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイコンをファイル情報と対応させて表
    示するファイルアイコン表示装置において、 アイコン画像を表示するための表示動作モードを設定す
    る設定手段と、 前記設定手段によって設定された表示動作モードに従っ
    て、アイコンの表示対象となるファイルのファイル情報
    から所定の情報を抽出する情報抽出手段と、 前記情報抽出手段によって抽出された所定の情報に対応
    するアイコンを表示させるアイコン表示手段とを具備し
    たことを特徴とするファイルアイコン表示装置。
  2. 【請求項2】 ファイル情報には複数の情報項目が含ま
    れており、前記表示動作モードによって前記情報抽出手
    段による情報抽出の対象となる情報項目が指定されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のファイルアイコン表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記情報抽出手段は、ファイル情報に含
    まれる文字列を抽出し、前記アイコン表示手段は、前記
    情報抽出手段によって抽出された文字列に対応するアイ
    コンを表示させることを特徴とする請求項1記載のファ
    イルアイコン表示装置。
  4. 【請求項4】 文字列と、この文字列の意味を表すアイ
    コンのアイコンデータとが対応づけられて予め登録され
    る登録手段とを具備し、 前記アイコン表示手段は、前記登録手段により登録され
    たアイコンデータをもとにアイコンを表示することを特
    徴とする請求項3記載のファイルアイコン表示装置。
  5. 【請求項5】 アイコンをファイル情報と対応させて表
    示するファイルアイコン表示装置において、 複数のアイコンを合成することを示すアイコン合成モー
    ドの設定が可能な、アイコン画像を表示するための表示
    動作モードを設定する設定手段と、 前記設定手段によって設定された表示動作モードがアイ
    コン合成モードであった場合に、アイコンの表示対象と
    なるファイルのファイル情報から複数の所定の情報を抽
    出する情報抽出手段と、 前記情報抽出手段によって抽出された複数の所定の情報
    に対応する複数のアイコンを合成して表示させるアイコ
    ン表示手段とを具備したことを特徴とするファイルアイ
    コン表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は、複数のアイコンをずら
    して合成することを特徴とする請求項5記載のファイル
    アイコン表示装置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、複数のアイコンを一定
    時間毎に交互に表示することを特徴とする請求項5記載
    のファイルアイコン表示装置。
  8. 【請求項8】 前記表示手段は、前記情報抽出手段によ
    って抽出された情報をアイコンと合成して表示させるこ
    とを特徴とする請求項5記載のファイルアイコン表示装
    置。
  9. 【請求項9】 アイコンをファイル情報と対応させて表
    示するファイルアイコン表示装置において、 アイコン画像を表示するための表示動作モードを設定す
    る設定手段と、 前記設定手段によって設定された表示動作モードに従っ
    て、アイコンの表示対象となるファイルのファイル情報
    から所定の情報を抽出する情報抽出手段と、前記情報抽
    出手段によって抽出された所定の情報に対応するアイコ
    ンを生成してファイルと対応づけて保存する保存手段
    と、 ファイルのアイコンを表示する場合に、前記保存手段に
    より保存されたアイコンを表示させるアイコン表示手段
    とを具備したことを特徴とするファイルアイコン表示装
    置。
  10. 【請求項10】 アイコンをファイル情報と対応させて
    表示するファイルアイコン表示プログラムを記憶する記
    憶媒体であって、 コンピュータを、 アイコン画像を表示するための表示動作モードを設定す
    る設定手段と、 前記設定手段によって設定された表示動作モードに従っ
    て、アイコンの表示対象となるファイルのファイル情報
    から所定の情報を抽出する情報抽出手段と、 前記情報抽出手段によって抽出された所定の情報に対応
    するアイコンを表示させるアイコン表示手段とに機能さ
    せるためのファイルアイコン表示プログラムが記憶され
    たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  11. 【請求項11】 アイコンをファイル情報と対応させて
    表示するファイルアイコン表示プログラムを記憶する記
    憶媒体であって、 コンピュータを、 複数のアイコンを合成することを示すアイコン合成モー
    ドの設定が可能な、アイコン画像を表示するための表示
    動作モードを設定する設定手段と、 前記設定手段によって設定された表示動作モードがアイ
    コン合成モードであった場合に、アイコンの表示対象と
    なるファイルのファイル情報から複数の所定の情報を抽
    出する情報抽出手段と、 前記情報抽出手段によって抽出された複数の所定の情報
    に対応する複数のアイコンを合成して表示させるアイコ
    ン表示手段とに機能させるためのファイルアイコン表示
    プログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記
    憶媒体。
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