JP2009098812A - コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】記憶媒体のフォルダ自体を他のフォルダとは別個に動的なフォルダとして表示可能とする。
【解決手段】コンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、該記憶媒体の接続を検知する検知手段と、前記記憶媒体から前記コンピュータプログラムを取得する取得手段と、前記プログラムを実行するプログラム実行手段と、画面表示を行う表示手段とを備えるコンピュータに、前記検知手段による接続の検知に応じて前記取得手段が前記記憶媒体から取得した前記コンピュータプログラムを、前記実行手段が実行することにより、前記記憶媒体と関連づけられる第1のアイコン画像を、画面上を移動するように前記表示手段において表示させる第1の表示工程を実行させる。
【選択図】図1
【解決手段】コンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、該記憶媒体の接続を検知する検知手段と、前記記憶媒体から前記コンピュータプログラムを取得する取得手段と、前記プログラムを実行するプログラム実行手段と、画面表示を行う表示手段とを備えるコンピュータに、前記検知手段による接続の検知に応じて前記取得手段が前記記憶媒体から取得した前記コンピュータプログラムを、前記実行手段が実行することにより、前記記憶媒体と関連づけられる第1のアイコン画像を、画面上を移動するように前記表示手段において表示させる第1の表示工程を実行させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
例えば、OS(オペレーションシステム)として、Windows(登録商標)を用いたパーソナルコンピュータでは、USBメモリのような記憶媒体が装着されると、当該記憶媒体に対応するフォルダが「マイ コンピュータ」というフォルダ内に生成される。この際、該フォルダは「マイ コンピュータ」内で他のフォルダと同様の形態で表示されるだけであって、その点において他のフォルダとの相違はない。
これに対して、特許文献1では、フォルダ以内に格納されているファイル数やファイルサイズの合計を表示する技術を提案している。
特開2001−306367号公報
しかしながら、特許文献1を含めた従来技術では、記憶媒体のフォルダ自体を他のフォルダとは別個に動的なフォルダとして表示したり、格納されているデータのサイズや種別に応じた形態で表示することはなかった。
そこで、本発明では、記憶媒体のフォルダ自体を他のフォルダとは別個に動的なフォルダとして表示したり、或いは、格納されているデータのサイズや種別に応じた形態で表示したりすることを可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、コンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
該記憶媒体の接続を検知する検知手段と、前記記憶媒体から前記コンピュータプログラムを取得する取得手段と、前記プログラムを実行するプログラム実行手段と、画面表示を行う表示手段とを備えるコンピュータに、
前記検知手段による接続の検知に応じて前記取得手段が前記記憶媒体から取得した前記コンピュータプログラムを、前記実行手段が実行することにより、
前記記憶媒体と関連づけられる第1のアイコン画像を、画面上を移動するように前記表示手段において表示させる第1の表示工程
を実行させることを特徴とする。
該記憶媒体の接続を検知する検知手段と、前記記憶媒体から前記コンピュータプログラムを取得する取得手段と、前記プログラムを実行するプログラム実行手段と、画面表示を行う表示手段とを備えるコンピュータに、
前記検知手段による接続の検知に応じて前記取得手段が前記記憶媒体から取得した前記コンピュータプログラムを、前記実行手段が実行することにより、
前記記憶媒体と関連づけられる第1のアイコン画像を、画面上を移動するように前記表示手段において表示させる第1の表示工程
を実行させることを特徴とする。
上記課題を更に解決するための本発明は、記憶媒体であって、
前記第3のアイコン画像には、複数種類のアイコン画像が含まれ、
前記置換工程では、前記データの種別に応じて、前記第2のアイコン画像と置き換える前記第3のアイコン画像の種類を異ならせることを特徴とする。
前記第3のアイコン画像には、複数種類のアイコン画像が含まれ、
前記置換工程では、前記データの種別に応じて、前記第2のアイコン画像と置き換える前記第3のアイコン画像の種類を異ならせることを特徴とする。
上記課題を更に解決するための本発明は、記憶媒体であって、
前記第1のアイコン画像には、複数種類のアイコン画像が含まれ、
前記記憶媒体に格納されているデータの種別に応じて、前記第1のアイコン画像の種類を切り替える切替工程を、前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする。
前記第1のアイコン画像には、複数種類のアイコン画像が含まれ、
前記記憶媒体に格納されているデータの種別に応じて、前記第1のアイコン画像の種類を切り替える切替工程を、前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、記憶媒体のフォルダ自体を他のフォルダとは別個に動的なフォルダとして表示したり、或いは、格納されているデータのサイズや種別に応じた形態で表示したりすることが可能となる。
以下添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
以下添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
以下添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に対応する記憶媒体の構成を簡略的に示したブロック図である。図1において、記憶媒体100は、USB I/F(インタフェース)101と、主記憶部102とを有する。即ち、記憶媒体100は、USBメモリとして実現することができるが、不揮発性記憶部を有し情報処理装置と接続して外部接続メモリとして利用可能な構成であれば、発明の実施形態はUSBメモリの形態に限定されるものではない。また、図1に示す構成はあくまで、記憶媒体の簡略構成であって、ここに示さない構成要素が除外されるものではない。
USB I/F101は、USBインタフェースの通信制御を行うものであり、USB通信規格に従って、主記憶部102に格納されたデータをパケットに変換し、接続された情報処理装置へ送信したり、逆に、情報処理装置からのUSBパケットを、データに変換して主記憶部102に格納したりする。通信制御方法に関しては公知の方法を使用するものとし、ここでは詳述しない。
主記憶部102は、情報を記憶する記憶領域であって、フラッシュメモリのような不揮発性記憶媒体で構成することができる。主記憶部102には、情報処理装置で実行される自動実行ファイル103が格納されている。自動実行ファイル103とは、記憶媒体100が情報処理装置に接続された場合に、ユーザの実行指示を受け付けなくても、情報処理装置のCPUにより自動的に実行されるファイルのことを言う。Windowsの場合には、例えば、「.inf」と「.exe」の拡張子を有するファイルの組合せにより構成することができる。
次に、記憶媒体100が接続される情報処理装置の構成について、図2を参照して説明する。
情報処理装置200において、CPU201は、RAM(ランダムアクセスメモリ)202やROM(リードオンリメモリ)205に格納されたプログラムやデータ等を用いて情報処理装置200全体の制御を行うと共に、本実施形態に対応する処理の進行を制御する。RAM202は、HDD(ハードディスク・ドライブ)207内に格納されたアプリケーションプログラムや、USB/IF208を介して取得した本発明に対応する処理プログラム等を読み込むエリアを備えると共に、CPU201が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアも備える。
操作部203は、プレーヤ(ユーザ)からの入力を受付ける入力手段として機能する。通信I/F(インタフェース)204は、インターネットやLAN(ローカルエリアネットワーク)に接続するためのI/Fとして機能する。ROM205は、情報処理装置200全体の制御を行うプログラム(例えば装置200のブートプログラム)等を格納する。表示部206は画面情報を表示する表示手段として、CRTや液晶画面により構成されており、記憶媒体100に対応するアイコン画像をデスクトップ画面や、アプリケーション画面上に重畳して表示する。
HDD207は、例えばハードディスクやフラッシュメモリなど、書込と読出とが可能な記憶装置により構成されている。ここに格納されているデータは必要に応じてRAM202に読み出される。
USB I/F(インタフェース)208は、記憶媒体100との接続手段を提供するインタフェースである。また、USBインタフェースの通信制御を行い、USB通信規格に従ってプロトコル制御を行い、CPU201が実行するUSB制御タスクからのデータをパケットに変換し、接続された記憶媒体100にUSBパケット送信を行う。その一方で、記憶媒体100からのUSBパケットをデータに変換して、RAM202に格納し、CPU101が実行可能とする。
次に、発明の具体的な実施形態を説明する。まず、図3を参照して、本発明の実施形態に対応する全体的な処理を説明する。図3は、発明の実施形態に対応する記憶媒体100が、情報処理装置200に接続された場合に、該情報処理装置200において実行される処理である。
図3のフローチャートに対応する処理は、USB I/F208に記憶媒体100が接続された場合に、情報処理装置200のROM205又はHDD207に記憶されたプログラムに従い、該記憶媒体100から自動実行ファイル(オートランファイル)103を取得してRAM202に格納し、CPU201が該自動実行ファイル103を実行することにより実現される。
まず、ステップS301では、CPU201はUSB I/F208において記憶媒体100が接続されたか否かを検知する。該接続検知方法は、USBコネクタの接続判定に関する公知の方法を利用することができるので、詳細の説明は省略する。もし、接続が検知された場合には(ステップS301において「YES」)、ステップS302に移行する。接続が検知されない場合には(ステップS301において「NO」)、ステップS301に戻って、接続検知の監視を継続する。
ステップS302では、CPU201は、USB I/F208を介して記憶媒体100の主記憶部102に格納されている自動実行ファイル103を取得し、RAM202に格納する。続くステップS303では、CPU201は、RAM202に格納された自動実行ファイル103を実行し、ステップS304において表示部206に表示される画面上に、記憶媒体100とリンクされたフォルダアイコン(以下、「記憶媒体アイコン」という)を表示する。
この記憶媒体アイコンには、特定のキャラクタのアイコン画像を使ったり、任意の形状(動物や植物、記号などの形状を表したもの)のアイコン画像を利用することができる。また、記憶媒体アイコンの表示位置は、表示部206の画面上で固定的に表示されるのではなく、画面上を自由に移動するように動的に表示してもよい。また、表示位置は、ある特定の時間帯では表示部206の画面上を自由に移動させ、その他の時間帯では画面上で固定的に表示させてもよく、さらにユーザの設定により常に表示部206の画面上で固定的に表示させてもよい。
記憶媒体アイコンの表示形態の一例を、図4に示す。図4において、画面400は、表示部206に表示された、デスクトップ画面を表している。画面400の左上には、「マイコンピュータ」、「ゴミ箱」、「マイドキュメント」と言ったフォルダアイコン401が表示されている。これに対して、画面400の右上には、「ファイル1」、「ファイル2」、「ファイル3」と言ったファイルアイコン402が表示されている。これらのフォルダアイコン401、或いは、ファイルアイコン402は、ユーザが操作部203を介してカーソル403を画面400上で制御し、選択することができる。記憶媒体アイコン404は、記憶媒体100とリンクされ、カーソル403により通常のフォルダアイコン401と同様に選択することができる。
記憶媒体アイコン404は、画面400内を自由に移動しているかのように表示される。図4では、記憶媒体アイコン404を魚(「カクレクマノミ」)のキャラクタのアイコンとして示しているが、発明の実施形態はこのような魚のキャラクタに限定されるものではない。例えば、カクレクマノミ以外の種別の魚のキャラクタであっても良いし、動物や鳥、或いは空想上のキャラクタであってもよく、発明の実施に当たり、記憶媒体アイコンが有する形状には如何なる限定も伴わない。
図3の説明に戻り、ステップS305では、CPU201はカーソル403を介したファイルの選択を受け付けたか否かを判定する。当該選択の受付は、例えばカーソル403がいずれかのファイル402上に移動され、かつ、操作部203による操作を受け付けたか否かにより判定することができる。例えば、操作部203がポインティングマウスである場合には、カーソル403がいずれかのファイルアイコン402上に位置する状態で、左ボタンが操作された場合に、対応するファイルアイコン402が選択されたと判定することができる。なお、ステップS305における判定は、フォルダアイコン401が選択された場合についても行うことができ、その場合には、以下の処理は該選択されたフォルダアイコンについて実行することができる。
もし、ファイル選択を受け付けた場合には(ステップS305において「YES」)、ステップS306に移行する。一方、ファイル選択を受け付けない場合には(ステップS305において「NO」)、ステップS304に戻って表示を続ける。ステップS306では、記憶媒体アイコン404に、選択されたファイルアイコン402が接近したか否かを判定する。
当該接近判定は、例えば以下のいずれかを基準として行うことができる。第1に、記憶媒体アイコン404と、選択されたファイルアイコン402とが接触したか否か。第2に、記憶媒体アイコン404と選択されたファイルアイコン402とが、予め定められた距離よりも接近したか否か。該距離は、記憶媒体アイコン404とファイルアイコン402との表示画面400上での座標値や、アイコン間の画素数などに基づいて算出することができる。第3に、記憶媒体アイコン404の上でファイルアイコン402のドロップ動作を受け付けたか否か。ファイルアイコン402を選択し、記憶媒体アイコン404まで移動する動作は、所謂操作部203のマウスを利用した「ドラッグ動作」である。そして、ファイルアイコン402が記憶媒体アイコン404上でドロップ(選択解除)されれば、記憶媒体へのファイルの格納指示を受け付けたものとして、接近したと判定することができる。
なお、接近判定の基準自体は本願発明の本質的特徴ではなく、当然に基準は以上の3通りに限定されるものではない。接近判定を行う他のアルゴリズムがあればそれを採用することもできる。
また、上記の接近判定は、ユーザからファイルやフォルダの記憶媒体100への格納指示を受け付けたか否かの判定と言い換えることもできる。
もし、記憶媒体アイコン404とファイルアイコン402とが接近したと判定された場合には(ステップS306において「YES」)、ステップS307に移行する。一方、記憶媒体アイコン404とファイルアイコン402とが接近していないと判定された場合には(ステップS306において「NO」)、ステップS304に戻って表示を継続する。
ステップS307では、ファイルアイコン402を変形表示する。この変形表示とは、ファイルアイコン402の表示形態をそれまでのファイル一般に適用される形態から、別の形態に変更することをいう。ステップS307における変形表示の具体例を図5を参照して説明する。図5では、ファイル3が選択され、記憶媒体アイコン404の方へ移動されている場合を示している。ファイル3は記憶媒体アイコン404に接近するまでは、点線で示すようにファイルアイコン402として表示されているが、記憶媒体アイコン404に接近すると、アイコン501のように別の形態のアイコンに変形して表示される。図5では、画面400においてアイコン501を記憶媒体アイコン404の餌を表すアイコンとして表示している。変形後のアイコンの表示形態は、図5に示した餌アイコン501に限定されるものではなく、それ以外の形態を採ることができる。但し、記憶媒体アイコン404が示すキャラクタ或いは内容との関連を連想させる形態を有することが望ましい。例えば、記憶媒体アイコン404が「湯飲み」や「コップ」の形態を有するアイコンであれば、「急須」や「ポット」等であってもよい。
次に、ステップS308では、CPU201は、変形表示したアイコン501を画面400から消去する。この際、アイコン501と記憶媒体アイコン404とを用いて、記憶媒体100へのデータの格納指示に基づくデータの格納が行われていることをユーザに通知可能な表示を行う。この表示形態は、例えば変形アイコン501が画面400から徐々に消えるようにフェイドアウト表示をすることができる。また、図5のように、変形アイコン501が記憶媒体アイコン404の餌として表示される場合には、記憶媒体アイコン404が変形アイコン501を餌として食べている様子を表現するように、変形アイコン501を部分的に消去していって、最終的に変形アイコン501全体を画面から消去してもよい。さらに、記憶媒体アイコン404が「湯飲み」や「コップ」で、変形アイコン501が「急須」や「ポット」の場合、「急須」や「ポット」から液体が「湯飲み」や「コップ」に注がれた後、「急須」や「ポット」が画面から消去されても良い。即ち、本実施形態では、記憶媒体アイコン404と変形アイコン501との関連を示すアニメーションを表示して、該表示の過程、或いは表示後に、変形アイコン501を画面から消去することができる。
次に、ステップS309では、CPU201が、USB I/F208を介して、変形アイコン501に対応するファイル(図4、図5では、「ファイル3」)の実体を、記憶媒体100に格納させる。以上により、図3に対応する処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、記憶媒体100が情報処理装置に接続されると、自動実行ファイルが起動され、情報処理装置200の表示部206の画面上に記憶媒体100と関連するアイコンが画面上を自由に移動するように表示される。その状態で、該アイコンに対して任意のファイルやフォルダを関連づける動作を受け付けた場合には、ファイルやフォルダの実体を記憶媒体に格納することができる。また、ファイルやフォルダを関連づける指示を受け付けた際には、ファイルやフォルダの表示形態を変更することで、趣味性を高めることができる。
[第2の実施形態]
上記の第1の実施形態では、記憶媒体アイコン404に、フォルダアイコン401やファイルアイコン402が格納される場合に、フォルダアイコン401やファイルアイコン402を変形して変形アイコン501を表示する発明を説明した。これに対して本実施形態では、第1の実施形態の変形例として、変形アイコン501をファイルタイプ(ファイルの種別)に応じて切り替えて(異ならせて)表示する発明を説明する。
上記の第1の実施形態では、記憶媒体アイコン404に、フォルダアイコン401やファイルアイコン402が格納される場合に、フォルダアイコン401やファイルアイコン402を変形して変形アイコン501を表示する発明を説明した。これに対して本実施形態では、第1の実施形態の変形例として、変形アイコン501をファイルタイプ(ファイルの種別)に応じて切り替えて(異ならせて)表示する発明を説明する。
本実施形態では、ファイルの種別をファイル拡張子に基づいてグループ化し、それぞれのグループ毎に使用する変形アイコンを割り当てる。図6は、ファイル拡張子と変形アイコンとを関連づけて登録するアイコンテーブル600の構成の一例を示す図である。当該テーブル600は、自動実行ファイル103に含まれており、RAM202に格納され利用される。
図6のアイコンテーブル600には、ファイル種別601と、変形アイコン602とが登録される。ファイル種別601は、ファイル拡張子に基づいてテキスト(文書)系、静止画系、音声・動画系の大きく3つにグループ化される。テキスト系のファイルは、拡張子として例えばtxt, html, doc, pdf, xls, ppt等を有することができる。また、静止画系のファイルは、拡張子として例えばjpg, gif, bmp, png, swf等を有することができる。さらに、音声・動画系のファイルは、拡張子として例えばmp3, wav, wmv, mov, aac, aiff等を有することができる。なお、上述のファイル種別に属する拡張子は、あくまで一例として列挙したものであって、文書、静止画、音声・動画にそれぞれ該当する他の拡張子をさらに含むことができる。
なお、ファイルのグループは3通りに限定されるものではなく、「.exe」の拡張子を有する実行プログラムや、「.zip」、「.lzh」等の拡張子を有する圧縮データ等を含めてグループを構成することもできる。またさらに、グループを構成することなく、ファイル拡張子の相違に基づきファイル種別毎に変形アイコンを登録することもできる。
変形アイコン602には、各ファイル種別601に割り当てられた変形アイコンのアイコン画像が登録される。なお、アイコン1、アイコン2、アイコン3は、互いに異なる形状を有するアイコン画像であってもよいし、互いに異なる色又は模様を有する同一形状のアイコン画像であってもよいし、同一形状、同一模様、同一色であるが、大きさの異なるアイコン画像であってもよい。いずれにしても、ファイルの種別に応じて、異なる変形アイコンが表示されたことをユーザが視認可能な画像であればよい。
本実施形態に対応する処理では、図3のフローチャートにおいて、ステップS307の直前に、記憶媒体アイコン404に接近したアイコンに対応するファイル種別を判定し、判定結果に応じて図6の変形アイコン602に登録されているアイコン1、アイコン2、アイコン3のいずれか1つを選択して、ステップS307で表示することができる。
なお、図6では、ファイル種別と変形アイコンとの関係のみを示したが、記憶媒体100に格納されるデータがファイルとフォルダとのいずれであるかに応じて、異なる変形アイコンに切り替えても良い。その場合も、ファイルについては、上記種別毎に変形アイコンを更に切り替えることができる。
また、図6のファイル拡張子の代わりにデータサイズに応じて使用する変形アイコンを異ならせることができる。例えば、5MBまでのファイルはアイコン1を利用し、10MBまでのファイルは、アイコン2を利用し、10MB以上のファイルはアイコン3を利用することができる。このようにすれば、ファイルのサイズに応じて変形アイコンを異ならせることができる。同様にして、フォルダを記憶媒体100に格納する場合にも、フォルダ内に格納されているデータ量の合計値(フォルダのデータサイズ)に応じて、使用する変形アイコンを異ならせることができる。
以上のように、本実施形態によれば、記憶媒体100に格納しようとするファイルの種別、ファイルとフォルダのいずれであるか、データサイズ等に基づいて、画面に表示する変形ファイルを異ならせることができる。これにより、より趣味性の高い表示を行うことができる。
[第3の実施形態]
上記第2の実施形態では、記憶媒体100に格納されるファイルの種別などに基づいて、変形アイコンを異ならせる発明を説明した。これに対して本実施形態では、上記第1或いは第2の実施形態の変形例として、記憶媒体100に格納されているファイルの種類やサイズ等に応じて、記憶媒体アイコン404を異なるアイコンに切り替えて表示する発明を説明する。
上記第2の実施形態では、記憶媒体100に格納されるファイルの種別などに基づいて、変形アイコンを異ならせる発明を説明した。これに対して本実施形態では、上記第1或いは第2の実施形態の変形例として、記憶媒体100に格納されているファイルの種類やサイズ等に応じて、記憶媒体アイコン404を異なるアイコンに切り替えて表示する発明を説明する。
図7は、記憶媒体100に格納されているファイルの種別のうち、主要なファイル種別と、該主要ファイル種別と対応づけられた記憶媒体アイコンのアイコン画像を登録するテーブル700の構成の一例を示す。当該テーブル700は、自動実行ファイル103に含まれており、RAM202に格納され利用される。
図7のアイコンテーブル700には、主要ファイル種別701と、記憶媒体アイコン702とが登録される。主要ファイル種別701は、ファイル拡張子に基づいてテキスト(文書)系、静止画系、音声・動画系の大きく3つにグループ化される。各種別に含まれる拡張子については、第2の実施形態で説明したのと同様である。なお、「主要ファイル種別」とは、記憶媒体100において格納されている比率の高いファイル種別のことであって、格納されているファイル数やデータサイズの合計などにより決定することができる。例えば、ファイル数に基づく場合、テキスト系のファイルが20、静止画系のファイルが15、音声・動画系のファイルが2であれば、テキスト系のファイル数が最も多いので、主要ファイル種別はテキスト系となる。
また、データサイズの合計に基づく場合、例えばテキスト系のファイルが4MB、静止画系のファイルが30MB、音声・動画系のファイルが120MBであれば、音声・動画系のファイルのデータサイズが最も大きいので、主要ファイル種別は音声・動画系となる。
記憶媒体アイコン702には、各主要ファイル種別701に割り当てられた記憶媒体アイコンのアイコン画像が登録される。なお、アイコンA、アイコンB、アイコンCは、互いに異なる形状を有するアイコン画像であってもよいし、互いに異なる色又は模様を有する同一形状のアイコン画像であってもよいし、同一形状、同一模様、同一色であるが、大きさの異なるアイコン画像であってもよい。また、アイコン画像は単一キャラクタだけでなく、複数キャラクタで構成されても良い。例えば、図4に示す魚のキャラクタの記憶媒体アイコン404であれば、該キャラクタを親魚として稚魚を周辺に表示するようなアイコンとすることもできる。いずれにしても、記憶媒体100内に格納されているファイルの傾向(種別)が、記憶媒体アイコンの表示形態からユーザが視認可能な画像であればよい。
本実施形態に対応する処理では、図3のフローチャートのステップS309における処理の後に図8に示す処理が実行される。
図8において、ステップS801では、CPU201が記憶媒体100における主要ファイル種別の判定を行う。続くステップS802では、ステップS801における判定結果に基づき、CPU201が図7のテーブル700に従って記憶媒体アイコン702を選択する。続くステップS803では、画面400上の記憶媒体アイコン404を、ステップS802において選択した記憶媒体アイコン702により更新して表示を行う。
以上により、記憶媒体100のファイルの格納状況に応じた記憶媒体アイコンを、画面400上に表示することができる。これにより、直接的に記憶媒体100内のファイルを確認することなく記憶媒体アイコンを視認するだけで、記憶媒体100内に格納されているファイルの傾向(種別)を把握することができる。
なお、図7では、主要ファイル種別と記憶媒体アイコンとの関係のみを示したが、記憶媒体100に格納されているデータサイズの合計に応じて、記憶媒体アイコンを切り替えても良い。例えば、記憶媒体100の容量の30%未満まではアイコンAを利用し、30%以上60%未満まではアイコンBを利用し、60%以上になったらアイコンCを利用することができる。このようにすれば、記憶されているデータ量に応じて画面上で表示される記憶媒体アイコンを切り替えることができる。これにより、記憶媒体アイコンを視認するだけで記憶媒体100内に格納されたファイルのデータサイズの合計を把握することができ、さらに記憶媒体100内に格納できる残りのファイルサイズのおおよそを知ることができる。
また、容量に応じて記憶媒体アイコン自体を切り替えるのではなく、記憶媒体アイコンの画面400上での移動速度を切り替えてもよい。例えば、記憶媒体100の容量の30%未満までのアイコン速度をV1として、容量が30%以上60%未満の範囲では、アイコン速度をV1/2とし、容量が60%以上になったらアイコン速度をV1/4とすることができる。このようにすれば、記憶されているデータ量に応じて画面上で表示される記憶媒体アイコンの移動速度を切り替えることができる。これにより、記憶媒体アイコンを視認するだけで記憶媒体100内に格納されたファイルのデータサイズの合計を把握することができる。
以上のように、本実施形態によれば、記憶媒体100に格納されているファイルの種別、データサイズの合計等に基づいて、画面に表示する記憶媒体ファイルの表示形態を異なるものに切り替えることができる。これにより、より趣味性の高い表示を行うことができる。
[第4の実施形態]
次に、本実施形態では、記憶媒体アイコン404から一定条件下でフォルダを生成して、予め記憶媒体100に格納されていた壁紙画像やアイコン画像を、「特典データ」として提供する発明について説明する。
次に、本実施形態では、記憶媒体アイコン404から一定条件下でフォルダを生成して、予め記憶媒体100に格納されていた壁紙画像やアイコン画像を、「特典データ」として提供する発明について説明する。
図9は、本実施形態に対応する処理のフローチャートである。図9のフローチャートに対応する処理は、RAM202に格納された自動実行ファイルに含まれる対応する処理プログラムをCPU201が実行することにより実現される。
図9において、ステップS901において、特典データを提供する条件に合致したか否かを判定する。この条件は、任意に定めることができる。例えば、記録媒体アイコン404が画面400上で移動を開始してから、所定時間が経過した場合とすることができる。また、記憶媒体100内に格納されたデータの合計サイズが一定量(例えば、記憶媒体100の容量の70%)を超えた場合としてもよい。更には、記憶媒体100内に格納されたファイル数が一定数(例えば、30ファイル)に達した場合としてもよい。
当該判定により条件を満たしている場合には(ステップS902において「YES」)、ステップS903に移行し、条件を満たさない場合は(ステップS902において「NO」)、ステップS901に戻って処理を継続する。ステップS903では、記憶媒体アイコン404の付近に特典データ用のフォルダを生成する。当該フォルダには、特典データとしての壁紙画像やアイコン画像、ドロップレット等を含めることができる。当該特典データ自体のデータは、自動実行ファイル103の一部としてRAM202に格納されている。ユーザは該特典データ用のフォルダをダブルクリックする等して、中身を確認することができる。
図10は、特典データ用のフォルダが生成された直後の表示部206の画面400の様子を一例として示す図である。図10では、記憶媒体アイコン404の付近にフォルダ1001が生成されている。当該フォルダ1001は、記憶媒体アイコン404から産み落とされるような形態で画面400上に登場させることができる。
なお、特典データを予め複数用意して、自動実行ファイル103内に含めておき、各アイテム毎に異なる条件を設定して、満たされた条件に応じた特典データを提供することもできる。
以上のように、本実施形態によれば、一定条件下でユーザに対して特典データを提供することができる。これにより、記憶媒体100を使用する楽しみを増すことができる。
[第5の実施形態]
本実施形態では、記憶媒体100に格納されているデータを別のフォルダにコピー(若しくは移動)する場合に、該フォルダが変形表示される発明を説明する。
本実施形態では、記憶媒体100に格納されているデータを別のフォルダにコピー(若しくは移動)する場合に、該フォルダが変形表示される発明を説明する。
図11は、本実施形態に対応する処理のフローチャートである。図11のフローチャートに対応する処理は、RAM202に格納された自動実行ファイル103に含まれる対応する処理プログラムをCPU201が実行することにより実現される。
図11のステップS1101では、CPU201は、表示部206の画面400上に記憶媒体アイコン404を表示する。ここでの表示形態は図4や図5に示したものと同様である。
続くステップS1102では、CPU201はカーソル403を介した記憶媒体アイコン404の選択を受け付けたか否かを判定する。当該選択の受付は、例えばカーソル403が記憶媒体アイコン404上に移動され、かつ、操作部203による操作を受け付けたか否かにより判定することができる。例えば、操作部203がポインティングマウスである場合には、カーソル403が記憶媒体アイコン404上に位置する状態で、左ボタンが操作された場合に、記憶媒体アイコン404が選択されたと判定することができる。
もし、記憶媒体アイコン404の選択を受け付けた場合には(ステップS1102において「YES」)、ステップS1103に移行する。一方、該選択を受け付けない場合には(ステップS1102において「NO」)、ステップS1101に戻って表示を続ける。ステップS1103では、記憶媒体アイコン404が、画面400上のいずれかのフォルダアイコン401と接近したか否かを判定する。
当該接近判定は、例えば以下のいずれかを基準として行うことができる。第1に、記憶媒体アイコン404と、フォルダアイコン401とが接触したか否か。第2に、記憶媒体アイコン404とフォルダアイコン401とが、予め定められた距離よりも接近したか否か。該距離は、記憶媒体アイコン404とフォルダアイコン401との表示画面400上での座標値や、アイコン間の画素数などに基づいて算出することができる。第3に、フォルダアイコン401上で記憶媒体アイコン404のドロップ動作を受け付けたか否か。記憶媒体アイコン404を選択し、フォルダアイコン401まで移動する動作は、所謂操作部203のマウスを利用した「ドラッグ動作」である。そして、記憶媒体アイコン404がフォルダアイコン401上でドロップ(選択解除)されれば、対応するフォルダへの記憶媒体100内のファイルの格納指示を受け付けたものとして、接近したと判定することができる。
なお、接近判定の基準自体は本願発明の本質的特徴ではなく、当然に基準は以上の3通りに限定されるものではない。むしろ、接近判定を行う他のアルゴリズムがあればそれを採用することができる。
また、上記の接近判定は、ユーザから記憶媒体100に格納されたデータの、フォルダへのコピー(若しくは移動)指示を受け付けたか否かの判定と言い換えることもできる。
もし、記憶媒体アイコン404とフォルダアイコン401とが接近したと判定された場合には(ステップS1103において「YES」)、ステップS1104に移行する。一方、記憶媒体アイコン404とフォルダアイコン401とが接近していないと判定された場合には(ステップS1103おいて「NO」)、ステップS1101に戻って表示を継続する。
続くステップS1104では、記憶媒体アイコン404と関連づけられたフォルダアイコン401を変形表示する。この変形表示とは、フォルダアイコン401の表示形態をそれまでのファイル一般に適用される形態から、別の形態に変更することをいう。ステップS1104における変形表示の具体例を図12を参照して説明する。図12では、フォルダアイコン401のうち、「マイ ドキュメント」が選択され、記憶媒体アイコン404の方へ移動されている場合を示している。「マイ ドキュメント」のフォルダファイル401は記憶媒体アイコン404が接近するまでは、図4や図5に示すように、他のフォルダアイコンと同様の形態で表示されているが、記憶媒体アイコン404に接近すると、アイコン1201のように別の形態のアイコンに変形して表示される。図12では、画面400においてアイコン1201を記憶媒体アイコン404の住処を表すアイコンとして表示している。変形後のフォルダアイコンの表示形態は、図12に示した住処のアイコン1201に限定されるものではなく、それ以外の形態を採ることができる。但し、記憶媒体アイコン404が示すキャラクタ或いは内容との関連を連想させる形態を有することが望ましい。例えば、記憶媒体アイコン404が「湯飲み」や「コップ」の形態を有するアイコンであれば、フォルダアイコンは「食器棚」等に変形されても良い。
なお、このとき変形表示したアイコン1201と記憶媒体アイコン404とを利用してアニメーションを表示しても良い。例えば、図12のように、変形アイコン1201が記憶媒体アイコン404の住処として表示される場合には、記憶媒体アイコン404が変形アイコン1201の中に消えていく(住処に隠れる)様子を表現するように、アニメーション表示してもよい。また、記憶媒体アイコン404が「湯飲み」や「コップ」で、変形アイコン1201が「食器棚」の場合、「急須」や「ポット」が「食器棚」にしまわれている様子をアニメーションで表示しても良い。即ち、本実施形態では、記憶媒体100からフォルダへデータの流れがあることを示すアニメーションを表示して、データのコピー(若しくは移動)が行われることをユーザに通知することができる。
次に、ステップS1105では、CPU201が、USB I/F208を介して、記憶媒体アイコン404に対応する記憶媒体100の主記憶部102に格納されているデータの実体を、変形アイコン1201に対応するマイドキュメントのフォルダ内に格納させる。以上により、図11に対応する処理を終了する。
なお、本実施形態では、記憶媒体100に格納されているファイルの主要ファイル種別や、格納データの合計サイズ等に基づいて、フォルダ401を変形する変形アイコン1201を異ならせても良い。変形アイコン1201の異ならせ方については、第2の実施形態や第3の実施形態で既に説明したように、形状、色、模様、大きさを利用して任意の形態を選択することができる。
以上のように、本実施形態によれば、記憶媒体100に格納されているデータが、情報処理装置側にコピー(若しくは移動)される場合に、宛先のフォルダの表示形態を変更して、より趣味性を高めることができる。
[第6の実施形態]
次に、本実施形態では、操作部203のマウスを介して記憶媒体アイコン404に対してダブルクリック動作が行われた場合に、記憶媒体100に格納されている内容を画面400上で表示する発明を説明する。
次に、本実施形態では、操作部203のマウスを介して記憶媒体アイコン404に対してダブルクリック動作が行われた場合に、記憶媒体100に格納されている内容を画面400上で表示する発明を説明する。
図13は、記憶媒体アイコン404がダブルクリックされて、対応する記憶媒体100に格納されているファイルが一覧表示された状態の一例を示す図である。なお、アイコンのリンク先のデータを一覧表示するための方法は、アイコン上にカーソル403を位置させてマウスの左ボタンをダブルクリック以外にも、右側ボタンをクリックしてメニュー画面から「開く」を選択しても良いし、それ以外の方法によっても良い。
画面400内の領域1300では、記憶媒体100に格納されているデータ1301の一覧表示が行われる。この一覧表示では、情報処理装置200内で特定の種別(拡張子がtxt, doc, ppt等)について利用されるアイコンとは異なる、記憶媒体内に格納されたデータ特有のアイコン1302を利用して各データが表示される。
当該特有のアイコン1302の画像データは、自動実行ファイル103内に含まれ、記憶媒体アイコン404がクリックされた場合に利用される。
以上のように、本実施形態によれば、記憶媒体100内に格納されているデータの一覧を、記憶媒体に特有のアイコンを利用して表示することができる。これにより、記憶媒体100内に格納されたファイルを確認する楽しみを増すことができる。
[第7の実施形態]
次に、本実施形態では、記憶媒体100に対するデータの書き込みが禁止される場合に、記憶媒体100の表示を制御する発明を説明する。
次に、本実施形態では、記憶媒体100に対するデータの書き込みが禁止される場合に、記憶媒体100の表示を制御する発明を説明する。
図14は、本実施形態に対応する処理のフローチャートである。図14のフローチャートに対応する処理は、RAM202に格納された自動実行ファイル103に含まれる対応する処理プログラムをCPU201が実行することにより実現される。
図14のステップS1401では、CPU201は、記憶媒体100へのデータの書き込み指示を受け付けたか否かを判定する。当該判定は、図3のステップS306における判定と同様に行うことができる。
もし、書き込み指示を受け付けた場合には(ステップS1401において「YES」)、ステップS1402に移行する。一方、書き込み指示を受け付けない場合には(ステップS1401において「NO」)、ステップS1401に戻り、監視を継続する。
ステップS1402では、CPU201は記憶媒体100の残量をチェックし、書き込み指示を受け付けたデータのデータサイズと該残量との比較に基づいて、記憶媒体100の残量が不足するか否かを判定する。もし、残量が不足すると判定された場合には(ステップS1402において「YES」)、ステップS1404に移行する。一方、残量不足ではないと判定された場合(ステップS1402において「NO」)、ステップS1403に移行する。ステップS1403では、書き込み指示に係るデータが書き込みが禁止されているデータであるか否かを判定する。当該予め書き込みが禁止されているデータとは、例えば、静止画系、音声・動画系のファイルの書き込みを予めユーザが設定により禁止している場合には、該種別を有するファイルがこれに該当する。或いは、上書き禁止設定がされたファイルが記憶媒体100内に格納されている場合、同一名、同一拡張子のファイルがこれに該当する。
もし、書き込み禁止ファイルであると判定された場合には(ステップS1403において「YES」)、ステップS1404に移行する。一方、書き込み禁止ファイルでないと判定された場合には(ステップS1403において「NO」)、図3のステップS307に移行して上述の処理を行う。
ステップS1404では、書き込み指示に係るデータの記憶媒体100への書き込みを拒否するアニメーションを、記憶媒体アイコン404を利用して表示する。例えば、図5の表示形態であれば、一度食べた餌501を吐き出すようなアニメーションを表示して、書き込みができないことを表示することができる。なお、その際に、テキストによる警告メッセージを併せて表示することができる。
また、例えば、記憶媒体アイコン404が「湯飲み」や「コップ」の形態を有するアイコンであれば、当該「湯飲み」や「コップ」から液体が溢れてこぼれるようなアニメーションと、警告メッセージとを表示して、書き込みが禁止されることを表現することができる。いずれにしても、記憶媒体アイコン404の表示を制御することにより、データの書き込みが禁止されることがユーザに通知可能な表現であればよい。
以上のように、本実施形態によれば、記憶媒体100への書き込みが禁止されるデータについて、記憶媒体アイコン404を利用したアニメーションにより書き込み禁止の旨をユーザへ通知することができる。
[第8の実施形態]
上記の各実施形態では、情報処理装置200に接続される記憶媒体が単一の記憶媒体の場合を説明した。本実施形態では、複数の記憶媒体が情報処理装置200に接続される場合を説明する。
上記の各実施形態では、情報処理装置200に接続される記憶媒体が単一の記憶媒体の場合を説明した。本実施形態では、複数の記憶媒体が情報処理装置200に接続される場合を説明する。
複数の記憶媒体100がそれぞれ情報処理装置200に接続された場合、基本的には、各記憶媒体100内の自動実行ファイル103を利用して、図3のフローチャートに対応する処理が独立して行われる。但し、一定条件下では、記憶媒体アイコン404が合体して、新たなアイコンが生成される。
図15は、本実施形態に対応する処理のフローチャートである。図15のフローチャートに対応する処理は、RAM202に格納された自動実行ファイル103に含まれる対応する処理プログラムをCPU201が実行することにより実現される。
図15において、ステップS1501では、CPU201は、記憶媒体アイコン404の合体指示を受け付けたか否かを判定する。この合体指示は、例えば、画面400上に3つの記憶媒体アイコン404a、404b、404cが表示されている場合に、いずれか1つ(例えば、404a)が、カーソル403で選択されて他の1つ(404b)に対してドラッグアンドドロップ処理された場合に、受け付けることができる。
係る合体指示を受け付けた場合には(ステップS1501において「YES」)、ステップS1503に移行する。一方、合体指示を受け付けていない場合には(ステップS1501において「NO」)、ステップS1502に移行する。
ステップS1502では、情報処理装置200に接続されている記憶媒体100のうち、残量が所定の閾値(例えば1MB)を切る記憶媒体があるか否かを判定する。もし、閾値を切る残量しかない記憶媒体が存在する場合には(ステップS1502において「YES」)、ステップS1503に移行する。一方、、係る記憶媒体が存在しない場合には(ステップS1502において「NO」)、ステップS1501に戻る。
ステップS1503では、合体用の記憶媒体アイコンの選択を行う。ここでは、図16に示すようなテーブルがRAM202内に生成され、該テーブルの内容に基づいて合体用の記憶媒体のアイコンの選択が行われる。
図16において、テーブル1600には、情報処理装置200に接続されている記憶媒体の種別1601と、各記憶媒体(図16では、100a、100b、100cの3つ)と対応づけられた合体用アイコン1602が登録されている。各合体用アイコン1602は、対応する記憶媒体100の自動実行ファイル103に含まれているものとする。よって、各記憶媒体には、合体用アイコンが少なくとも1つ対応づけられる。
ステップS1503では、このうちどの記憶媒体の合体用アイコン1602を利用するかを決定する。その決定基準としては、例えば以下のようなものがある。まずステップS1501で合体指示を受け付けた場合を考える。この場合、第一に、ドラッグアンドドロップされた記憶媒体アイコン404、言い換えれば、カーソルで選択され、画面400上を移動した記憶媒体アイコン404に対応する記憶媒体の合体用アイコン1602を選択することができる。第二に、合体指示を受け付けた2つのアイコンのうち、上記のドラッグアンドドロップされたアイコンではない、もう一方の記憶媒体アイコンに対応する記憶媒体の合体用アイコン1602を選択することができる。第三に、アイコンが合体される記憶媒体の残量の多い方、或いは、少ない方の合体用アイコン1602を選択することもできる。
次に、ステップS1502で残量が閾値を下回る記憶媒体が存在すると判定された場合を考える。この場合、第一に、合体される他の記憶媒体の合体用アイコン1602を選択することができる。なお、合体される他の記憶媒体の選択は、残量が最大のもの、或いは、閾値を下回る記憶媒体の次に残量が少ないものを例えば選択することができる。第二に、該残量が閾値を下回る記憶媒体に対応する合体用アイコン1602を選択することができる。
以上の基準のいずれかに従って、合体用アイコン1602を選択した後、ステップS1504において、合体用の記憶媒体アイコンを、合体以前の個々の記憶媒体アイコンに替えて、画面400上に表示する。
図17は、本実施形態に対応する画面400の表示例を説明する図であって、ここでは一例として記憶媒体100aと記憶媒体100bの2つが情報処理装置200に接続された場合を想定している。図14において、画面400上には、記憶媒体100aに対応する記憶媒体アイコン404aと、記憶媒体100bに対応する記憶媒体アイコン400bが表示されている。記憶媒体アイコン404aは、図4、図5等と同様に「カクレクマノミ」のキャラクタ画像を用いる一方、記憶媒体アイコン404bは、マンボウのキャラクタ画像を用いている。
このような表示状態で、例えば、操作部203のマウスを介してカーソル403を操作して、マンボウ404bが選択され、カクレクマノミ404aにドラッグアンドドロップされた場合、カクレクマノミ404aとマンボウ404bとが合体して、別のアイコンが画面400上に表示されることとなる。それ以外でも、カクレクマノミ404aに対応する記憶媒体100aの残量が所定量を切った場合には、両アイコンが合体されることとなる。
図18は、別アイコンが画面400上に表示された一例を示す図である。ここで、画面400上には、鯨のアイコン404cが表示されている。このようにして、複数の記憶媒体とそれぞれ関連づけられるアイコンを合体して、別アイコンを表示させることができる。
このようにして表示された別アイコンに対して、ファイルやフォルダを格納する場合には、ファイル等がアイコンに接近して格納指示を与えられた際に、どちらの記憶媒体に格納するかの選択指示を受け付けることができる。その際には、元の記憶媒体アイコン100a、100bを利用して図18の領域1801に示すような表示を行うことができる。領域1801には、カクレクマノミのアイコン1802と、マンボウのアイコン1803がそれぞれ表示され、ユーザはデータの格納先となる記憶媒体を、アイコンの種別により識別して選択することができる。また、いずれかの記憶媒体の残量が不足するために合体された場合には、残量の多い記憶媒体に自動的に格納しても良い。
なお、図17及び図18では2つの記憶媒体が情報処理装置200に接続された場合を説明したが、3つ以上の記憶媒体が接続された場合でも、合体指示を受け付けた場合には、上記と同様に2つのアイコンを合体して新たなアイコンを画面400上に表示することができる。また、残量が少なくなった記憶媒体については、その時点で残量が当該記憶媒体に次いで少ない記憶媒体に対応する記憶媒体アイコン、或いは、残量が最も多い記憶媒体に対応する記憶媒体アイコンと、合体させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、複数の記憶媒体が情報処理装置200に接続された場合に、複数の記憶媒体アイコンを合体して異なるアイコンを画面上に表示して、より趣味性を高くすることができる。
[第9の実施形態]
上記の実施形態では、記憶媒体100が接続された情報処理装置200における処理について説明した。これに対して、本実施形態では、記憶媒体100の外観構成について説明する。
上記の実施形態では、記憶媒体100が接続された情報処理装置200における処理について説明した。これに対して、本実施形態では、記憶媒体100の外観構成について説明する。
図19は、本実施形態に対応する記憶媒体100の外観構成の一例を示す図である。図19の記憶媒体100は、図4のような「カクレクマノミ」の記憶媒体アイコン404が情報処理装置200の表示部206に表示される場合の外観を示している。
図19に示すように、記憶媒体100は、「カクレクマノミ」の形を模した外観を有するUSBメモリであって、画面400における記憶媒体アイコン404との関連性を直ちに想起できる。図19(a)は、記憶媒体100のUSB端子のカバー1901を装着した状態を示し、図19(b)は、USB端子1902のカバー1901が外された状態を示している。図19(b)の状態で、記憶媒体100は情報処理装置200のUSB端子に接続されることとなる。
このようにして、ユーザは画面400上に表示されたアイコンが、記憶媒体100に対応するアイコンであることを容易に認識して、データ格納操作等を効率的に行うことができる。
以上の処理(例えば上記実施形態では図3、図8、図11、図14及び図15に示すフローチャートに従った処理、及び、必要な表示用データ)をプログラムとしてCD−R、ROMやDVD−ROM、MO等の記憶媒体に記憶させ、この記憶媒体に記憶されているプログラムをコンピュータにより読み出させる(インストール、もしくはコピーさせる)ことで、このコンピュータは以上の処理を行うことができる。よって、このようなプログラム及び記憶媒体も本発明の範疇にあることは明白である。
100 記憶媒体
101 USB I/F
102 主記憶部
103 自動実行ファイル
200 情報処理装置
201 CPU
202 RAM
203 操作部
204 通信I/F
205 ROM
206 表示部
207 HDD
208 USB I/F
209 バス
101 USB I/F
102 主記憶部
103 自動実行ファイル
200 情報処理装置
201 CPU
202 RAM
203 操作部
204 通信I/F
205 ROM
206 表示部
207 HDD
208 USB I/F
209 バス
Claims (19)
- コンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
該記憶媒体の接続を検知する検知手段と、前記記憶媒体から前記コンピュータプログラムを取得する取得手段と、前記プログラムを実行するプログラム実行手段と、画面表示を行う表示手段とを備えるコンピュータに、
前記検知手段による接続の検知に応じて前記取得手段が前記記憶媒体から取得した前記コンピュータプログラムを、前記実行手段が実行することにより、
前記記憶媒体と関連づけられる第1のアイコン画像を、画面上を移動するように前記表示手段において表示させる第1の表示工程
を実行させることを特徴とする、記憶媒体。 - 前記記憶媒体へのデータの格納指示を受け付けた場合に、該データと関連づけられて前記画面上で表示されている第2のアイコン画像を、該第2のアイコン画像とは異なる第3のアイコン画像と置き換えて表示させる、第1の置換工程と、
前記第1のアイコン画像と第3のアイコン画像とを用いて、前記格納指示に基づくデータの格納が行われていることを前記表示手段において表示する第2の表示工程と
を、前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする、請求項1に記載の記憶媒体。 - 前記第3のアイコン画像には、複数種類のアイコン画像が含まれ、
前記置換工程では、前記データの種別に応じて、前記第2のアイコン画像と置き換える前記第3のアイコン画像の種類を異ならせることを特徴とする請求項2に記載の記憶媒体。 - 前記第1のアイコン画像には、複数種類のアイコン画像が含まれ、
前記記憶媒体に格納されているデータの種別に応じて、前記第1のアイコン画像の種類を切り替える切替工程を、前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記憶媒体。 - 前記切替工程では、前記記憶媒体に格納されているデータの種別に応じて、更に前記第1のアイコン画像の前記画面上での移動速度を切り替えることを特徴とする、請求項4に記載の記憶媒体。
- 前記画面上で第4のアイコン画像により示されている記憶領域への、前記記憶媒体に格納されているデータのコピー指示を、前記第1のアイコン画像の操作に基づいて受け付けた場合に、前記第4のアイコン画像を該第4のアイコン画像とは異なる第5のアイコン画像と置き換えて表示させる、第2の置換工程を、前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記憶媒体。
- 前記第5のアイコン画像には、複数種類のアイコン画像が含まれ、
前記記憶媒体に格納されているデータの種別に応じて、前記第5のアイコン画像の種類を切り替える切替工程を、前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする、請求項6に記載の記憶媒体。 - 前記データがファイルの場合、該データの種別には、少なくともテキスト、静止画、音声・動画のいずれか1つの種別が含まれることを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の記憶媒体。
- 前記データの種別は、該データのデータサイズであることを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の記憶媒体。
- 前記コンピュータプログラムに含まれる特典データを提供する条件が満たされているか否かを判定する第1の判定工程と、
前記第1の判定工程において条件が満たされていると判定された場合に、前記画面上で、前記第1のアイコン画像の近傍に前記特典データを含む新規のフォルダを表示させる第3の表示工程と
を前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の記憶媒体。 - 前記記憶媒体に格納されているデータの一覧表示指示を受け付けた場合に、前記データを示すアイコン画像に、前記コンピュータプログラムに含まれる第6のアイコン画像を用いた一覧表示画面を前記画面上に表示する第4の表示工程を、前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の記憶媒体。
- 前記記憶媒体へのデータの格納指示に基づくデータの格納を許可するか否かを判定する第2の判定工程を、前記コンピュータに更に実行させ、
前記第2の判定工程において、データの格納を許可しないと判定された場合に、前記第2の表示工程では、前記第1のアイコン画像と第3のアイコン画像とを用いて、前記格納指示に基づくデータの格納が禁止されることを前記表示手段に表示させることを特徴とする、請求項2、3、8、9のいずれか1項、または、請求項4乃至7、10、11のうち請求項2に従属する発明を記載するいずれか1項に記載の記憶媒体。 - 前記コンピュータに他の記憶媒体が更に接続されている場合に、
前記他の記憶媒体と関連づけられた第7のアイコン画像と、前記第1のアイコン画像とを合体させるか否かを判定する第3の判定工程と、
前記第3の判定工程において合体させると判定された場合に、前記第1のアイコン画像と第7のアイコン画像とを、合体アイコン画像により置換して前記画面上で表示する第5の表示工程と
を前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の記憶媒体。 - 前記第3の判定工程では、前記第7のアイコン画像と前記第1のアイコン画像とを用いた合体指示を受け付けた場合に、前記合体させるとの判定を行うことを特徴とする請求項13に記載の記憶媒体。
- 前記第3の判定工程では、前記記憶媒体と前記他の記憶媒体の残量と所定の閾値とを比較し、前記残量が前記閾値を下回る記憶媒体が存在する場合に、前記合体させるとの判定を行うことを特徴とする請求項13に記載の記憶媒体。
- 前記第5の表示工程では、前記合体指示を受け付けたいずれか一方のアイコン画像と関連づけられた記憶媒体に記憶された前記コンピュータプログラムに含まれる合体アイコン画像により、前記置換を行うことを特徴とする請求項14に記載の記憶媒体。
- 前記第5の表示工程では、前記記憶媒体と前記他の記憶媒体のうち、残量に基づき選択された記憶媒体に記憶された前記コンピュータプログラムに含まれる合体アイコン画像により前記置換を行うことを特徴とする請求項13乃至15のいずれか1項に記載の記憶媒体。
- 記憶媒体へのデータの格納指示が、前記合体アイコン画像を利用して行われた場合に、前記記憶媒体と、前記他の記憶媒体とのいずれに格納するかの選択を受け付ける選択受付工程を、前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする、請求項13乃至17のいずれか1項に記載の記憶媒体。
- 前記第1のアイコン画像に対応する外観を有することを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の記憶媒体。
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