JP2002107805A - カメラ付き携帯装置 - Google Patents

カメラ付き携帯装置

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JP2002107805A
JP2002107805A JP2000302369A JP2000302369A JP2002107805A JP 2002107805 A JP2002107805 A JP 2002107805A JP 2000302369 A JP2000302369 A JP 2000302369A JP 2000302369 A JP2000302369 A JP 2000302369A JP 2002107805 A JP2002107805 A JP 2002107805A
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JP
Japan
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camera
unit
portable device
image information
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000302369A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Isoe
俊雄 磯江
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JP2002107805A publication Critical patent/JP2002107805A/ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成を付加するだけで、使用者が自分の
撮像画像の撮影位置を容易に確認できるようにする。 【解決手段】カメラ部5にて入力した映像情報を送信す
る送信部と、受信した映像情報を表示する表示部を備え
たカメラ付き携帯装置において、カメラ部5の近傍に発
光部61(例えばLED)を設けるとともに、中央に不
透過部62が設けられ、その周囲に透過部63が設けら
れたマスク部60を発光部61の前方に配置して位置確
認部6を構成し、その位置確認部6の光の見え方によっ
て、使用者が自分の撮影画像の撮影位置を確認できるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラを装備した
携帯装置に関し、さらに詳しくは、離れた相手に対して
自分のカメラで撮った画像情報を送信するとともに、相
手から送信されてきた画像情報を受信して表示すること
が可能なカメラ付き携帯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ付き携帯装置としては、例
えば特開平5−37927号公報(従来技術1)に記載
されているように、複数の相手と同時に通信する画像通
信装置にて通信相手を表示する画像表示手段と、自分の
カメラで撮影した入力画像を送信し、受信した画像を画
像表示手段に表示する通信手段を設け、音声を発してい
る通信相手を検出し、その検出結果に応じて、話者の画
像を画像入力手段に近接した位置に表示する技術があ
る。この従来技術1では、1対1または同報通信による
多数者間において通信相手を見る方向に画像入力手段を
位置させることができ、多数者間でも通信相手と視線を
合わせることができる。
【0003】他の技術として、特開平6−292195
号公報(従来技術2)に記載されているように、相手側
端末にTV電話機能を有する場合は、フリップ部を開い
てモニタ、CCDカメラ、スピーカに向かって一定の距
離を保つことで、スピーカホンにより無線TV電話とし
て画像・文字情報及び音声情報による通信を可能とし、
また、相手側端末が音声通信機能のみの場合は、フリッ
プ部を閉じ、イヤピース部を耳に当てることにより通常
の携帯電話として利用することができるようにした技術
がある。
【0004】この従来技術2では、相手側のTV電話端
末と音声・画像情報を送受信する場合に、装置本体にヒ
ンジを介して連結されたフリップ部を開き、液晶モニタ
とCCDカメラを視認しやすい位置に回動して固定し、
液晶モニタと一定の距離をもって保持する。次に、電源
をONにし、装置本体のキー操作部から液晶モニタで視
認しながら相手側端末の電話番号を入力し、装置本体の
制御・無線回路を介してアンテナから無線信号を発信
し、発呼動作を行うようになっている。そして、相手側
端末と無線での回線結合後、音声・映像・文字信号を無
線信号を媒体として端末間でアンテナを介して送受信す
ることにより、相手側端末から受信される音声情報はス
ピーカまたはイヤホンから音声出力され、画像・文字情
報は液晶モニタにより出力される映像として受けること
ができる。また、相手側端末へ送信する音声情報はマイ
クにより音声入力され、画像情報はCCDカメラに画像
入力され、相手側に伝送される。
【0005】別の技術として、特開平8−88841号
公報(従来技術3)に記載されているように、従来の携
帯電話にテレビを取り付け、圧縮技術により顔の画像圧
縮を行って転送し、これを液晶画面などに出力すること
で、相手の顔を見ながら相手と話ができるようにした技
術がある。
【0006】さらに、特開平8−294030号公報
(従来技術4)に記載されているように、筐体本体の上
部に映像入力手段(ビデオカメラ部)とイヤスピーカと
マクロホンを一体的に搭載したカメラ筐体を回転(チル
ト)可能に軸支持し、筐体本体の胸部に映像表示部、腰
部に操作ボタン及び下部に動電型音響交換器を配置して
携帯電話一体型ビデオカメラを構成した技術がある。
【0007】この従来技術4では、カメラ筐体の回転に
よりカメラヘッド部を筐体前面に向け、筐体前面に配設
された液晶ディスプレイを直視できるようにディスプレ
イカバーを開けておき、カメラヘッド部にて操作者ある
いは筐体前面側に存在する被写体を液晶ディスプレイで
モニタしながら撮影する。また、被写体の音声はマイク
ロホンから集音し、受信された相手側の音声は筐体下部
の動電型変換器により再生するとともに、受信された相
手の画像やこれから送信しようとする自分の画像を液晶
ディスプレイに表示することで、画像を見ながら通話を
行うようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術1では、自分の画像と通信相手の画像を同時に表示す
るので、広範囲の表示エリアが必要であり、表示部の小
さな小型の装置では画像が見づらくなる。また、表示エ
リアを大きく構成することも困難である。
【0009】さらに、小さな表示エリアに通信相手の画
像を表示し、その一部を使用して自分の画像を表示する
手段も考えられるが、この場合、双方の画像を欠くこと
なく判りやすく表示するためには、表示エリアを大きく
とる必要があり、表示部の小さな小型の装置では実現す
ることが難しい。
【0010】従来技術2及び従来技術3では、表示部に
通信相手の画像を表示することはできるが、自分の画像
を表示できないため、通信相手に送信される自分の画像
がどういった位置で撮像されているのかが判りづらく、
通信相手に半分だけ撮影された自分の画像を送信した
り、自分が撮影されず周囲の景色だけが撮影されて送信
される状況が発生するという問題がある。
【0011】従来技術4では、通信相手に送信する自分
の画像を液晶ディスプレイでモニタしながら撮影し、通
信時には、液晶ディスプレイで受信された相手の画像
や、これから送信しようとする自分の画像を表示するた
め、相手と自分の画像を切り替える手段を設ける必要が
あり、製造コストが高くなるという問題がある。
【0012】本発明はそのような実情に鑑みてなされた
もので、簡単な構成のもとに、使用者が自分の撮影画像
の撮影位置を容易に確認することができ、もって通信相
手に見やすくて違和感のない撮影画像を送信することが
可能なカメラ付き携帯装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像情報を入
力するカメラ部と、カメラ部にて入力した画像情報を送
信する送信部と、画像情報を受信する受信部と、受信し
た画像情報を表示する表示部を備えたカメラ付き携帯装
置において、カメラ部の近傍に配置された発光部(例え
ばLED)と、この発光部の前方に配置されたマスク部
を有し、そのマスク部には、発光部の中心に対応する位
置に不透過部が設けられ、その不透過部の周囲に透過部
が設けられていることによって特徴づけられる。なお、
マスク部は、カメラ部と表示部との間に設けておくこと
が好ましい。
【0014】この発明のカメラ付き携帯装置によれば、
発光部からの光の見え方によって、使用者が自分の撮影
画像の撮影位置を容易に確認することができる。
【0015】具体的には、使用者が正面(カメラ部の正
面)にいる場合、発光部からの光はマスク部中央の不透
過部にて遮断されて使用者から見えなくなるが、使用者
が正面から左右または上下方向にずれている場合、発光
部からの光の一部もしくは全てがマスク部の透過部を通
じて見える。従って、発光部の光が見えるか否かによっ
て自分の画像が正面から撮影されているかどうかを確認
することができる。
【0016】この発明のカメラ付き携帯装置において、
カメラ部の光軸と、発光部の中心とマスク部中央の不透
過部を通る軸線とが、当該携帯装置から15〜30cm
の位置で交差するようにしておけば、実際の使用者が撮
影の位置確認を行う際に、カメラ部に対して視線がずれ
ることがないので、あたかもカメラ部を正面から見てい
るのと同様の画像を撮影することができる。
【0017】本発明は、画像情報を入力するカメラ部
と、カメラ部にて入力した画像情報を送信する送信部
と、画像情報を受信する受信部と、受信した画像情報を
表示する表示部を備えたカメラ付き携帯装置において、
カメラ部の近傍に設けられた直線状の孔部と、その孔部
内に配置された発光部(例えばLED)を有し、この発
光部からの光が孔部を通過して外部に出射するように構
成されていることによって特徴づけられる。なお、発光
部を配置する孔部は、カメラ部と表示部との間に設けて
おくことが好ましい。
【0018】この発明のカメラ付き携帯装置によれば、
発光部からの光の見え方によって、使用者が自分の撮影
画像の撮影位置を容易に確認することができる。
【0019】具体的には、使用者が正面(カメラ部の正
面)にいる場合、発光部の光は孔部を通過して使用者に
到達するので使用者から見えるが、使用者が正面から左
右または上下方向にずれている場合、発光部の光は孔部
にて遮られて使用者からは見えなくなる。従って、発光
部の光が見えるか否かによって自分の画像が正面から撮
影されているかどうかを確認することができる。
【0020】この発明のカメラ付き携帯装置において、
カメラ部の光軸と、孔部から出射する光の中心軸とが、
当該携帯装置から15〜30cmの位置で交差するよう
にしておけば、実際の使用者が撮影の位置確認を行う際
に、カメラ部に対して視線がずれることがないので、あ
たかもカメラ部を正面から見ているのと同様の画像を撮
影することができる。
【0021】本発明は、画像情報を入力するカメラ部
と、カメラ部にて入力した画像情報を送信する送信部
と、画像情報を受信する受信部と、受信した画像情報を
表示する表示部を備えたカメラ付き携帯装置において、
カメラ部の近傍に配置された発光部(例えばLED)
と、この発光部の前方に配置されたマスク部とを備え、
そのマスク部には、発光部の中心に対応する位置に透過
部が設けられ、その透過部の周囲に不透過部が設けられ
ていることによって特徴づけられる。なお、マスク部
は、カメラ部と表示部との間に設けておくことが好まし
い。
【0022】この発明のカメラ付き携帯装置によれば、
発光部からの光の見え方によって、使用者は自分の撮影
画像の撮影位置を容易に確認することができる。
【0023】具体的には、使用者が正面(カメラ部の正
面)にいる場合、発光部からの光はマスク部中央の透過
部を通過して使用者に到達するので使用者から見える
が、使用者が正面から左右または上下方向にずれている
場合、発光部からの光はマスク部の不透過部にて遮られ
て使用者からは見えなくなる。従って、発光部の光が見
えるか否かによって自分の画像が正面から撮影されてい
るかどうかを確認することができる。
【0024】この発明のカメラ付き携帯装置において、
カメラ部の光軸と、発光部の中心とマスク部中央の透過
部を通る軸線とが、当該携帯装置から15〜30cmの
位置で交差するようにしておけば、実際の使用者が撮影
の位置確認を行う際に、カメラ部に対して視線がずれる
ことがないので、あたかもカメラ部を正面から見ている
のと同様の画像を撮影することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0026】図1は本発明のカメラ付き携帯装置の実施
形態の外観斜視図である。図2は図1のX−X断面図で
ある。
【0027】この実施形態のカメラ付き携帯装置は、本
体キャビネット部1、表示部2、キー部3、電波を送受
信するためのアンテナ4、カメラ部5、位置確認部6な
どを主体として構成されている。
【0028】本体キャビネット部1は、電話機能及びデ
ータ通信機能等を備えており、さらに、送信する音声を
入力するマイク及び受信した音声を出力するスピーカ
(いずれも図示せず)を備えている。
【0029】表示部2には、通話の可否や、発信する電
話番号、通信相手の画像等が表示される。
【0030】キー部3は、発信する電話番号を入力する
番号キー及び電源ON/OFFを行う電源キー等を備え
ている。
【0031】カメラ部5は、使用者を撮影するためのも
のであり、このカメラ部5により撮影した画像情報を通
信相手に送信して、通信相手の表示部に表示することが
できる。なお、カメラ部5は表示部2の右斜め上方に配
置されている。
【0032】位置確認部6は、使用者が自分の撮影画像
の撮影位置つまりカメラ部5に対する位置を確認するた
めのもので、表示部2の上方中央位置で表示部2とカメ
ラ部5との間に配置されている。
【0033】カメラ部5は、図2に示すようにレンズ群
51とCCD素子52からなり、本体キャビネット部1
に設けられた凹部54の内部に設置されている。カメラ
部5の前面には、レンズを保護するためのレンズカバー
53が設けらている。このレンズカバー53は、本体キ
ャビネット部1の前面と略面一となるように配置されて
いる。
【0034】カメラ部5では、レンズ群51により投影
された光をCCD素子52で受光し、受光した光情報
(画像情報)を増幅器により増幅して光電変換する。光
電変換されたアナログ信号は、A/D変換器(図示せ
ず)によりアナログ/デジタル変換される。デジタル変
換された画像信号は、送信器(図示せず)によりアンテ
ナ4を介して通信相手に送信される。なお、このような
撮影・送信動作は、数分毎に実行して静止画として送信
するようにしてもよいし、あるいはリアルタイムで実行
することで静止画を動画として送信することも可能であ
る。
【0035】位置確認部6は、LED61とマスク60
を備えている。LED61は、本体キャビネット部1の
表面に設けられた凹部64の底部に設置されている。凹
部64の開口部65はマスク60にて覆われている。マ
スク60は、開口部65付近に設けられた凸部66によ
って支持されている。
【0036】マスク60は、透明板60Aの内面側中心
位置(LED61の中心に対応する位置)に不透過部6
2を設けた構造で、その不透過部62の周囲が透光部6
3となっている。従って、このようなマスク60をLE
D61の前方に配置することで、LED61から垂直方
向(軸線方向)に出射する光は不透過部62によって遮
られる。
【0037】この実施形態において、使用者が位置確認
部6の正面にいる場合、LED61の光は不透過部62
にて遮られるので、図3(b)に示すように、使用者か
らはLED61に光は見えない。
【0038】これに対し、使用者が位置確認部6の正面
から右にずれている場合には、LED61の光の一部は
不透過部62にて遮られるが、使用者の視線がずれてい
るため、図3(a)に示すように、LED61の光Lの
一部(もしくは全て)が透過部63を通過し、使用者か
ら見て不透過部62の右側に見えることになる。この状
態では、実際にカメラ部5にて撮影された画像は左にず
れた画像となる。
【0039】また、使用者が位置確認部6の正面から左
にずれている場合には、LED61の光の一部は不透過
部62にて遮られるが、使用者の視線がずれているた
め、図3(c)に示すように、LED61の光Lの一部
(もしくは全て)が透過部63を通過し、使用者から見
て不透過部62の左側に見えることになる。この状態で
は、実際にカメラ部5にて撮影された画像は右にずれた
画像となる。
【0040】以上のように、位置確認部6の見え方によ
って、使用者は自分の画像が正面から撮影されているか
否かを確認することができる。
【0041】なお、使用者が位置確認部6の左右にずれ
ている場合に限られず、上下にずれた位置にいる場合で
あっても、同様に位置を確認することができる。
【0042】ここで、この実施形態においては、図2に
示すように、カメラ部5のレンズ群51の光軸を位置確
認部6側に向けて数度傾けて配置しており、そのカメラ
部5の光軸と、位置確認部6のLED61の中心と不透
過部62を通る軸線とが、本体キャビネット部1から離
れた位置で交差するようにしている(図4)。
【0043】このようにカメラ部5の光軸と位置確認部
6側の軸線とを交差させることで、実際の使用者が撮影
時に位置確認部6を見ていても、カメラ部5に対して視
線がずれることがないので、あたかもカメラ部5を正面
から見ているのと同様の画像を撮影することができる。
【0044】カメラ部5の光軸と位置確認部6の軸線と
の交差位置P(図4)は、使用者が撮影した自分の画像
を通信相手に送信する場合、使用者と携帯装置との間隔
は約15〜30cmであることを考慮すると、本体キャ
ビネット部1から15〜30cm離れた位置を交差位置
Pとすることが適当である。
【0045】図5は本発明のカメラ付き携帯装置の他の
実施形態の外観斜視図である。図6は図5のY−Y断面
図である。
【0046】この実施形態のカメラ付き携帯装置は、本
体キャビネット部1、表示部2、キー部3、アンテナ
4、カメラ部5、位置確認部7などを主体として構成さ
れている。なお、本体キャビネット部1、表示部2、キ
ー部3、アンテナ4及びカメラ部5の各構成は先の実施
形態と同じであるので、その詳細な説明は省略する。
【0047】位置確認部7は、使用者が自分の撮影画像
の撮影位置つまりカメラ部5に対する位置を確認するた
めのもので、表示部2の上方中央位置で表示部2とカメ
ラ部5との間に配置されている。
【0048】位置確認部7は、本体キャビネット部1に
設けられた孔部72と、この孔部72の底部に配置され
たLED71によって構成されている。孔部7はLED
71と略等しい径で直線状の延びる孔で、その孔中心は
LED71の中心と一致している。
【0049】この実施形態において、使用者が位置確認
部7の正面にいる場合、LED71の光は孔部72を通
過して使用者に到達するので、使用者から見える。
【0050】これに対し、使用者が位置確認部7の正面
から右または左にずれた位置にいる場合には、LED7
1の光は孔部72の内壁面にて遮られるので、使用者か
らは見えなくなる。また、使用者が位置確認部7の正面
から上下のいずれの方向にずれた位置にいる場合でも、
同様に位置確認部7のLED71の光は見ることができ
ない。
【0051】このように、位置確認部7のLED71の
光が見えるか否かによって自分の画像が正面から撮影さ
れていることを確認することができる。
【0052】なお、この実施形態において、図6に示す
ように、カメラ部5のレンズ群51の光軸を位置確認部
7側に向けて数度傾けて配置しており、そのカメラ部5
の光軸と、孔部72から出射する光の中心軸とが、本体
キャビネット部1から15〜30cmの位置で交差する
ようにしている(図4参照)。
【0053】従って、この実施形態においても、実際の
使用者が撮影時に位置確認部7を見たときに、カメラ部
5に対して視線がずれることがないので、あたかもカメ
ラ部5を正面から見ているのと同様の画像を撮影するこ
とができる。
【0054】図7は本発明のカメラ付き携帯装置の別の
実施形態の外観斜視図である。図8は図7のZ−Z断面
図である。
【0055】この実施形態のカメラ付き携帯装置は、本
体キャビネット部1、表示部2、キー部3、アンテナ
4、カメラ部5、位置確認部8などを主体として構成さ
れている。なお、本体キャビネット部1、表示部2、キ
ー部3、アンテナ4及びカメラ部5の各構成は先の実施
形態と同じであるので、その詳細な説明は省略する。
【0056】位置確認部8は、使用者が自分の撮影画像
の撮影位置つまりカメラ部5に対する位置を確認するた
めのもので、表示部2の上方中央位置で表示部2とカメ
ラ部5との間に配置されている。
【0057】位置確認部8は、LED81とマスク80
を備えている。LED81は、本体キャビネット部1の
表面に設けられた凹部84の底部に設置されている。凹
部84の開口部85はマスク80にて覆われている。マ
スク80は、開口部85付近に設けられた凸部86によ
って支持されている。
【0058】マスク80は、透明板80Aの内面側に、
中央に孔を有するリング状の不透過部82を設けた構造
で、LED81の中心と対応する部分が透光部83とな
っている。従って、このようなマスク80をLED81
の前方に配置することで、LED81から垂直方向(軸
線方向)に出射した光のみが透光部83を通過して外部
に出射する。
【0059】この実施形態において、使用者が位置確認
部8の正面にいる場合、LED81の光はマスク部80
中央の透過部83を通過して使用者に到達するので、使
用者から見える。
【0060】これに対し、使用者が位置確認部8の正面
から右または左にずれている場合には、LED81の光
はマスク部80の不透過部82にて遮られるので、使用
者からは見えなくなる。また、使用者が位置確認部8の
正面から上下のいずれの方向にずれた位置にいる場合で
も、同様に位置確認部8のLED81の光は見ることが
できない。
【0061】このように、位置確認部8のLED81の
光が見えるか否かによって自分の画像が正面から撮影さ
れていることを確認することができる。
【0062】なお、この実施形態において、図8に示す
ように、カメラ部5のレンズ群51の光軸を位置確認部
8側に向けて数度傾けて配置しており、そのカメラ部5
の光軸と、位置確認部8の軸線とが、本体キャビネット
部1から15〜30cmの位置で交差するようにしてい
る(図4参照)。
【0063】従って、この実施形態においても、実際の
使用者が撮影時に位置確認部8を見たときに、カメラ部
5に対して視線がずれることがないので、あたかもカメ
ラ部5を正面から見ているのと同様の画像を撮影するこ
とができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カメラ部にて入力した画像情報を送信する送信部と、受
信した画像情報を表示する表示部を備えた携帯装置にお
いて、カメラ部の近傍に発光部を設けるとともに、中央
に不透光部をその周囲に透光部を設けたマスク部を発光
部の前方に配置して位置確認部を構成しているので、簡
単な構成のもとに、かつ表示部を大きくすることなく、
使用者が自分の撮影画像の撮影位置を容易に確認するこ
とができ、通信相手にも見やすくて違和感のない画像を
送信することができる。
【0065】本発明によれば、カメラ部にて入力した画
像情報を送信する送信部と、受信した画像情報を表示す
る表示部を備えた携帯装置において、カメラ部の近傍に
直線状の孔部を設けるとともに、その孔部内に発光部を
配置して位置確認部を構成しているので、簡単な構成の
もとに、かつ表示部を大きくすることなく、使用者が自
分の撮影画像の撮影位置を容易に確認することができ、
通信相手にも見やすくて違和感のない画像を送信するこ
とができる。
【0066】本発明によれば、カメラ部にて入力した画
像情報を送信する送信部と、受信した画像情報を表示す
る表示部を備えた携帯装置において、カメラ部の近傍に
発光部を設けるとともに、中央に透光部をその周囲に不
透光部を設けたマスク部を発光部の前方に配置して位置
確認部を構成しているので、簡単な構成のもとに、かつ
表示部を大きくすることなく、使用者が自分の撮影画像
の撮影位置を容易に確認することができ、通信相手にも
見やすくて違和感のない画像を送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラ付き携帯装置の実施形態の外観
斜視図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】図1の実施形態の作用説明図である。
【図4】カメラ部と位置確認部との位置関係を示す図で
ある。
【図5】本発明のカメラ付き携帯装置の他の実施形態の
外観斜視図である。
【図6】図5のY−Y断面図である。
【図7】本発明のカメラ付き携帯装置の別の実施形態の
外観斜視図である。
【図8】図7のZ−Z断面図である。
【符号の説明】
1 本体キャビネット部 2 表示部 3 キー部 4 アンテナ 5 カメラ部 51 レンズ群 52 CCD素子 6 位置確認部 60 マスク部 61 LED 62 不透過部 63 透過部 7 位置確認部 71 LED 72 孔部 8 位置確認部 80 マスク部 81 LED 82 不透過部 83 透過部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/21 H04N 5/225 A 5K067 H04N 5/225 7/14 7/14 H04B 7/26 V Fターム(参考) 2H020 ME35 2H054 AA01 5C022 AA12 AB00 AC00 AC42 AC77 5C064 AA01 AC02 5K023 AA07 BB11 HH07 HH08 MM00 MM07 MM25 5K067 AA21 BB04 FF23 FF24 KK17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を入力するカメラ部と、カメラ
    部にて入力した画像情報を送信する送信部と、画像情報
    を受信する受信部と、受信した画像情報を表示する表示
    部を備えたカメラ付き携帯装置において、カメラ部の近
    傍に配置された発光部と、この発光部の前方に配置され
    たマスク部を有し、そのマスク部には、発光部の中心に
    対応する位置に不透過部が設けられ、その不透過部の周
    囲に透過部が設けられていることを特徴とするカメラ付
    き携帯装置。
  2. 【請求項2】 カメラ部と表示部との間にマスク部が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載のカメラ付
    き携帯装置。
  3. 【請求項3】 カメラ部の光軸と、発光部の中心とマス
    ク部中央の不透過部を通る軸線とが、当該携帯装置から
    15〜30cmの位置で交差するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載のカメラ付き携
    帯装置。
  4. 【請求項4】 画像情報を入力するカメラ部と、カメラ
    部にて入力した画像情報を送信する送信部と、画像情報
    を受信する受信部と、受信した画像情報を表示する表示
    部を備えたカメラ付き携帯装置において、カメラ部の近
    傍に設けられた直線状の孔部と、その孔部内に配置され
    た発光部を有し、この発光部からの光が孔部を通過して
    外部に出射するように構成されていることを特徴とする
    カメラ付き携帯装置。
  5. 【請求項5】 カメラ部と表示部との間に孔部が設けら
    れていることを特徴とする請求項4記載のカメラ付き携
    帯装置。
  6. 【請求項6】 カメラ部の光軸と、孔部から出射する光
    の中心軸とが、当該携帯装置から15〜30cmの位置
    で交差するように構成されていることを特徴とする請求
    項4または5記載のカメラ付き携帯装置。
  7. 【請求項7】 画像情報を入力するカメラ部と、カメラ
    部にて入力した画像情報を送信する送信部と、画像情報
    を受信する受信部と、受信した画像情報を表示する表示
    部を備えたカメラ付き携帯装置において、カメラ部の近
    傍に配置された発光部と、この発光部の前方に配置され
    たマスク部を有し、そのマスク部には、発光部の中心に
    対応する位置に透過部が設けられ、その透過部の周囲に
    不透過部が設けられていることを特徴とするカメラ付き
    携帯装置。
  8. 【請求項8】 カメラ部と表示部との間にマスク部が設
    けられていることを特徴とする請求項7記載のカメラ付
    き携帯装置。
  9. 【請求項9】 カメラ部の光軸と、発光部の中心とマス
    ク部中央の透過部を通る軸線とが、当該携帯装置から1
    5〜30cmの位置で交差するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項7または8記載のカメラ付き携帯
    装置。
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