JP2002106763A - フラッシュバルブ用差込継手 - Google Patents

フラッシュバルブ用差込継手

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JP2002106763A
JP2002106763A JP2000298244A JP2000298244A JP2002106763A JP 2002106763 A JP2002106763 A JP 2002106763A JP 2000298244 A JP2000298244 A JP 2000298244A JP 2000298244 A JP2000298244 A JP 2000298244A JP 2002106763 A JP2002106763 A JP 2002106763A
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JP
Japan
Prior art keywords
joint
plug
ring
backup ring
sealing member
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000298244A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Ishimaru
仁志 石丸
Akihiko Koba
昭彦 木場
Koji Uchiza
興司 内座
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軟性のシール部材の押圧による締付け環側の
バックアップリングの広がりを防止し、それに伴う軟性
のシール部材の逃げによるシール性の悪化を抑圧する。 【解決手段】 フラッシュバルブとストップバルブとの
間を接続する差込み式継手であって、差込み式継手の片
端と対応するフラッシュバルブ本体の接続部にねじ部が
あり、接続時にフラッシュバルブ本体に対し円筒軸方向
へ移動可能な差込み式継手において、締付け環側のバッ
クアップリングに引掛け構造を設け、締付け環に引掛け
ることで軟性のシール部材の水平および垂直方向の押圧
に対して広がらないようにし、軟性のシール部材の締付
け環側への逃げをなくし、シール性の悪化を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動洗浄及び手動洗
浄を行う便器洗浄装置に係り、特に好適な大便器・小便
器用フラッシュバルブの差込み式継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フラッシュバルブの差込み式継手
において、継手の端側にねじ部がある場合、シール部の
径よりもねじ部の径の方が大きくなるため、ドーナツ状
のバックアップリングを差込み式継手に入れ込むことは
できなかった。
【0003】そのため、バックアップリングに切り込み
を入れて差込み式継手のシール部に噛ませる方法を採っ
ており、その断面は長方形であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
差込み式継手では、フラッシュバルブ本体に差込み式継
手をねじ込む時にフラッシュバルブ本体と差込み式継手
の隙間が狭いため軟性のシール部材が締付け環側に変形
し、切り込みのある締付け環側のバックアップリングを
水平、および垂直方向へ押し広げていた。
【0005】そのため、軟性のシール部材がバックアッ
プリングと差込み式継手の間から締付け環側に逃げてし
まい、シール性が悪くなっていた。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、本発明の目的は、軟性のシール部材の水平お
よび垂直方向の押圧による締付け環側のバックアップリ
ングの広がりを防止し、それに伴う軟性のシール部材の
逃げによるシール性の悪化を抑圧することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明においては、締付け環側のバックアップリング
に、差込み式継手と締付け環との隙間に掛止めの形状を
設けることで、バックアップリングの広がりを防止す
る。
【0008】このように差込み式継手と締付け環との隙
間に掛止めの部分を設ければ、締付け環をフラッシュバ
ルブ本体に締め付ける時に軟性のシール部材が締付け環
側に押し出され、水平および垂直方向に押圧がかかって
も、掛止め部が締付け環に引っかかるためバックアップ
リングは広がらず、軟性のシール部材が締付け環側に逃
げることによるシール性の悪化もなくなる。
【0009】
【発明の実施の態様】以上説明した本発明の構成・作用
を明らかにするために、以下本発明の好適な実施例につ
いて説明する。
【0010】図1は本発明の実施例で、フラッシュバル
ブ本体とストップバルブとの間を接続する差込み式継手
およびバックアップリング等の断面図である。
【0011】図中1はフラッシュバルブ本体2とストッ
プバルブ3との間を接続する差込み式継手であって、金
属製の円筒状の差込み式継手1の片端と対応するフラッ
シュバルブ本体2の接続部にねじ部4があり、接続時に
フラッシュバルブ本体2に対し円筒軸方向へ移動可能で
ある。
【0012】図2は本発明の一例で、樹脂製のL字型の
バックアップリングである。フラッシュバルブの差込み
式継手において、継手の端側にねじ部がある場合、シー
ル部の径よりもねじ部の径の方が大きくなるため、円形
のバックアップリングを差込み式継手に入れ込むことは
できない。
【0013】そこで、図2にあるようにバックアップリ
ングに切り込みを入れれば、バックアップリングは容易
に変形できる樹脂製であることから、差込み式継手1の
シール部に噛ませることが可能である。
【0014】シール部材5に関しては、軟性であるため
容易に伸縮でき、差込み式継手1に装着することが可能
である。
【0015】また差込み式継手1とフラッシュバルブ本
体2をシールする軟性のシール部材5を切り込み入りの
2つのバックアップリング6,7で挟む形になってお
り、図3のように差込み式継手1をフラッシュバルブ本
体2にねじ込む時に差込み式継手1とフラッシュバルブ
本体2との隙間が狭いため軟性のシール部材5が締付け
環側に変形し、切り込みのある締付け環側のバックアッ
プリング6を水平、および垂直方向へ押し広げようとす
る。
【0016】しかし、L字型の形状の場合、締付け環8
の隙間に掛止めされるため、締付け環側のバックアップ
リング6が軟性のシール部材5の水平および垂直方向の
押圧に対して広がらなくなる。このようにすることで軟
性のシール部材5が締付け環側に逃げることもなくな
る。
【0017】本発明のバックアップリングはL字型に限
定されることなく、種々の形状が可能であり、たとえば
図4のような台形状のバックアップリングであってもよ
い。
【0018】また本発明の差込み式継手は、円筒軸方向
の距離調整が必要とされる配管に対して用いられるもの
であり、種々の応用が可能となる。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように、締付け環側のバ
ックアップリングに掛止め構造を設け、締付け環に掛止
めることで、差込み式継手をフラッシュバルブ本体にね
じ込む時に生じる軟性のシール部材の水平および垂直方
向の押圧に対して広がらないようにしているため、軟性
のシール部材が締付け環側に逃げることがなく、シール
性の悪化を防止するものである。
【0020】また、図解したL字型バックアップリング
の場合、バックアップリングの方向を間違って組立てる
可能性も少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のフラッシュバルブ本体とストップバ
ルブとの間を接続する差込み式継手およびバックアップ
リング等の断面図である。
【図2】 バックアップリングの斜視図である。
【図3】 フラッシュバルブ本体と差込み式継手のシー
ル部の拡大断面図である。
【図4】 台形状のバックアップリングを接続した時の
断面図である。
【符号の説明】
1…差込み式継手 2…フラッシュバルブ本体 3…ストップバルブ 4…ねじ部 5…軟性のシール部材 6…締付け環側のバックアップリング 7…バックアップリング 8…締付け環
フロントページの続き Fターム(参考) 2D039 BB00 CA04 3H013 JC05 3H014 BA06 3H015 CA01 CA03 CA07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュバルブとストップバルブとの
    間を接続する差込み式継手であって、差込み式継手の片
    端と対応するフラッシュバルブ本体の接続部にねじ部が
    あり、接続時にフラッシュバルブ本体に対し円筒軸方向
    へ移動可能な差込み式継手において、差込み式継手とバ
    ルブ本体をシールする軟性のシール部材を切り込み入り
    の2つのバックアップリングで挟み、その一方のバック
    アップリングの端部を、差込み式継手と、フラッシュバ
    ルブ本体側に締め付ける締付け環との隙間に挿入するこ
    とを特徴とする差込み式継手。
JP2000298244A 2000-09-29 2000-09-29 フラッシュバルブ用差込継手 Pending JP2002106763A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006112301A1 (ja) * 2005-04-15 2006-10-26 Nitto Kohki Co., Ltd. 雌雄部材組立体
JP2013117103A (ja) * 2011-12-01 2013-06-13 Toto Ltd フラッシュバルブの接続構造
CN104534199A (zh) * 2014-12-31 2015-04-22 苏州福润机械有限公司 应用于阀门的联接器

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