JP3233909B2 - 配管継手 - Google Patents

配管継手

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Higashio Mech Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L41/00Branching pipes; Joining pipes to walls
    • F16L41/02Branch units, e.g. made in one piece, welded, riveted

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管継手に関す
る。
【0002】
【従来の技術】素材としてプラスチックを用いた配管の
接続は、図示は省略するが、従来、例えば、以下のよう
な方法でおこなわれていた。すなわち、継手本体の接続
端に形成した雄螺子に、内周面にテーパー面と雌螺子と
を有する締付ナットを螺合させ、その雌螺子を螺進させ
ることによって、そのテーパー面で、配管の接続端に外
嵌させてある締付部材を締め付けて、その配管に掛止さ
せると共に、その締付部材を、上記継手本体の接続端と
締付ナットのテーパー面との間に、位置決め状態で挾持
・固定することにより配管を継手本体に固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の接
続方法では、継手本体と締付部材と締付ナットの3つの
部材が必要とされ、部品点数が多く、かつ、寸法調整の
ために、現場で、配管の接続端に螺子加工をしなければ
ならないこともあり、また、締付ナットを締め付ける作
業も面倒なものであった。しかして、作業現場の条件に
よっては、そのような螺子加工や締め付け作業が困難に
なることもあり、その改善が望まれていた。
【0004】そこで、本発明は、部品点数が少なく、現
場での作業性が良好な配管継手を安価に提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明の一つは、被接続パイプ挿入孔の開口端に
凹周溝を形成した継手本体と、円周の一部に切断開部を
形成して径方向に弾性変形可能で、かつ、内周部に掛止
刃が形成され、上記凹周溝内に嵌装される締付リング
と、先端部が、該締付リングの弾発力に抗して、上記切
断開部に差し込まれて、上記被接続パイプを該締付リン
グ内に貫挿可能な内径となるように、該締付リングを拡
開状態に保持すると共に、配管作業時には、抜き去られ
ることによって、該締付リングがそれ自体の弾発力によ
って縮径して上記掛止刃を被接続パイプの外面に食い込
ませるための操作部材と、を具備し、上記継手本体の凹
周溝の直上部分には、上記凹周溝に連通する上下開放の
切欠部を形成し、該操作部材の先端部両側には、上記締
付リングの両切断端に内方から当接して該締付リングを
拡開状態とする当接面が形成され、かつ、該当接面の直
上両側には、上記両当接面間の幅寸法よりも幅広に形成
されて上記継手本体の切欠部両側の上面に着座する着座
部が形成され、さらに該着座部よりも上方には、離脱作
業工具を掛止させるための丸孔を有する掴み部が形成さ
れている。
【0006】また、1本の凹周溝に、複数の締付リング
を嵌装させてもよい。
【0007】さらに、凹周溝を、継手本体の開口端に複
数条形成して、各凹周溝内に締付リングを嵌装してもよ
い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の配管継手の実施の
一形態を図面に基づいて詳説する。
【0009】図1はT型継手の斜視図、図2は図1のA
部拡大図、図3は正面図、図4は半截断面斜視図、図5
は断面平面図で、これらの図において、符号1は継手本
体で、例えば、硬質プラスチック材料等により型成形で
一体的に形成されたものである。2,3,4は配管(被
接続パイプ)Pを接続するための接続開口(被接続パイ
プ挿入孔)、21,31,41はその開口端に形成された凹周
溝である。
【0010】各凹周溝21,31,41の直上部分は、所定幅
1 だけ上方に向けて切り欠かれ、上下開放(外方に開
放状)で凹周溝21,31,41に連通する切欠部22,32,42
が形成されており、その各凹周溝21,31,41内には、内
周部に掛止刃51が形成されて一部が切断された径方向に
弾性変形可能な締付リング5が各2枚嵌装されている。
なお、各接続開口2…には、複数の凹周溝21…が形成さ
れていてもよい。また、各凹周溝21,31,41には、締付
リング5が単一嵌装されてもよく、三枚以上嵌装されて
もよい。
【0011】上述の締付リング5は、鋼材を焼き入れし
た高剛性なものであり、図6に示すように、その内周部
には掛止刃51を形成すると共に、その両切断端52,52の
間には、切断開部53が形成されており、別途、用意して
ある工具によって、縮径状態として、各接続開口2,
3,4の前面側から各凹周溝21,31,41内に、予め嵌め
込まれ、かつ、その切断開部53…には、各切欠部22,3
2,42から挿入された操作部材9…の先端部が差し込ま
れている。なお、図1及び図3では、操作部材9の一つ
の図示を省略している。
【0012】操作部材9が切断開部53に差し込まれた状
態では、締付リング5は、その弾発力に抗して、強制的
に拡開状態とされ、その内径は、配管Pを挿入できる程
度に拡がっている。しかして、上述の所定幅W1 は、か
かる操作部材9の先端部を挿入可能な程度に設定され
る。
【0013】各凹周溝21,31,41の奥側には、それぞれ
2条のリング溝23,24,33,34,43,44が形成され、各
リング溝にはシール用のOリング6…が嵌装されてい
る。そして、その奥側には、挿入される配管Pの管端を
当接させて位置決めするための周状段部25,35,45が形
成されている。
【0014】上述の継手本体1の底面11は平坦面とさ
れ、その接続開口2の両側の角部には、ボルト孔7,7
を有する角フランジ8,8が形成され、壁面等の取り付
け対象面に底面11を着座させてボルト締結により、その
継手本体1を作業性よく安定状態に取り付けられるよう
になっている。
【0015】一方、接続の対象となる配管Pは、プラス
チックを素材とするものや、プラスチックの内部に金属
のコイル状や網目状の補強を施したもの、あるいは、プ
ラスチックの接続端部のみ金属パイプで内側から補強し
たもの、または、金属を素材とする配管も適用可能であ
る。
【0016】上述のような構成のT型継手の各接続開口
2,3,4に配管P…を接続するには、前述したよう
に、予め、操作部材9が差し込まれて拡開状態となって
いる締付リング5内に配管Pの接続端を挿入し、その先
端部が、周状段部25,35,45に当接するまで押し込む。
【0017】しかる後に、操作部材9を上方に引き抜く
ことによって、締付リング5の拡開状態を解除すれば、
締付リング5が自体の弾性力により縮径し、その掛止刃
51を配管Pの外面に食い込ませ、これにより、配管P…
を継手本体1に対して強固な掛止状態に接続することが
できる。
【0018】その操作部材9は、例えば、図7に示すよ
うに、きわめて構成が簡易なものであり、その先端部の
両側には、締付リング5の両切断端52,52と当接する当
接面91,91が形成され、その上方両側には、継手本体1
の上面に着座する着座部92,92が形成され、さらにその
上部には、(図示省略の離脱作業工具を引っ掛けるため
の)丸孔93を有する掴み部94が形成されている。
【0019】このような操作部材9…を、予め、継手本
体1の各切欠部22,32,42に挿入して、各締付リング5
…を安定な拡開状態に設定・保持しておくことができ、
その状態で出荷し、かつ、そのまま現地に搬入して、上
述のように、きわめて作業性よく配管Pの接続作業をお
こなうことができる。
【0020】その接続作業では、従来のように、面倒な
螺子加工やボルトの締結作業も不要となり、熟練者を要
することなく、能率よくおこなうことができる上に、そ
の継手本体1の壁面等の取付対象面への取り付けにおい
ては、角フランジ8,8に形成されているボルト孔7,
7に固定用のボルトを挿入して、これを電動工具等でね
じ込むことにより、別途、取付金具等を要することな
く、きわめて作業性よく取り付けることができる。従っ
て、トータルで施工コストを大幅に低減することができ
る。
【0021】図8は、配管継手の異なる実施の形態(ス
トレート型)の斜視図であり、各部の名称は、前実施の
形態と同符号を用いて、説明を省略する。
【0022】図9は、エルボ状の配管継手を示す別の実
施の形態の斜視図であり、同様に、各部の名称は、前実
施の形態と同符号を用いて、説明を省略する。なお、図
示は省略するが、その他に、十字や45°エルボ、Y、径
違いエルボ、径違いT、径違いY等々、種々の形態の配
管継手に本発明を適用することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、以
下のような効果を奏する。
【0024】請求項に記載の発明では、継手本体1
が、一体的に形成された単一の部材よりなるきわめて簡
易な構成であり、安価に提供することができる。また、
従来のように、袋ナット等が不要であり、被接続パイプ
挿入孔2,3,4の周りがコンパクト化される。
【0025】請求項1に記載の発明によれば、操作部材
9を継手本体1にセットして、予め、締付リング5を拡
開状態としておくことにより、現地では、そのまま、配
管Pの接続端を継手本体1の被接続パイプ挿入孔2に挿
入して、その操作部材9を抜き去れば、接続作業を完了
することができ、従来のように、配管Pの接続端の螺子
加工やボルトの締結等の面倒な作業が不要となり、熟練
者を要することなく、作業性がさらに向上し、施工コス
トを低減化することができる。また、袋ナット等が不要
であり、被接続パイプ挿入孔2,3,4の周りがコンパ
クト化され、狭小な配管場所にも施工が可能である。
【0026】請求項に記載の発明では、複数の締付リ
ング5…により、配管Pをより確実な掛止状態で接続す
ることができる。
【0027】請求項に記載の発明では、凹周溝21を、
継手本体1の開口端面に複数条形成するので、複数の締
付リング5…により、配管Pをさらに確実な掛止状態で
接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管継手の実施の一形態を示すT型継
手の斜視図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】T型継手の正面図である。
【図4】T型継手の半截断面斜視図である。
【図5】T型継手の断面平面図である。
【図6】締付リングの側面図である。
【図7】操作部材の斜視図である。
【図8】異なる実施の形態を示す斜視図である。
【図9】別の実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 継手本体 2 被接続パイプ挿入孔 3 被接続パイプ挿入孔 4 被接続パイプ挿入孔 21 凹周溝 31 凹周溝 41 凹周溝 22 切欠部 32 切欠部 42 切欠部 5 締付リング 51 掛止刃 52 切断端 53 切断開 9 操作部材 91 当接面 92 着座部 93 丸孔 94 掴み P 被接続パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 37/00 - 37/20 F16L 41/00 - 41/14 F16L 47/04 - 47/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被接続パイプ挿入孔の開口端に凹周溝を
    形成した継手本体と、円周の一部に切断開部を形成して
    径方向に弾性変形可能で、かつ、内周部に掛止刃が形成
    され、上記凹周溝内に嵌装される締付リングと、先端部
    が、該締付リングの弾発力に抗して、上記切断開部に差
    し込まれて、上記被接続パイプを該締付リング内に貫挿
    可能な内径となるように、該締付リングを拡開状態に保
    持すると共に、配管作業時には、抜き去られることによ
    って、該締付リングがそれ自体の弾発力によって縮径し
    て上記掛止刃を被接続パイプの外面に食い込ませるため
    の操作部材と、を具備し、上記継手本体の凹周溝の直上
    部分には、上記凹周溝に連通する上下開放の切欠部を形
    成し、該操作部材の先端部両側には、上記締付リングの
    両切断端に内方から当接して該締付リングを拡開状態と
    する当接面が形成され、かつ、該当接面の直上両側に
    は、上記両当接面間の幅寸法よりも幅広に形成されて上
    記継手本体の切欠部両側の上面に着座する着座部が形成
    され、さらに該着座部よりも上方には、離脱作業工具を
    掛止させるための丸孔を有する掴み部が形成されてなる
    ことを特徴とする配管継手。
  2. 【請求項2】 1本の凹周溝に、複数の締付リングを嵌
    装させた請求項1記載の配管継手。
  3. 【請求項3】 凹周溝を、継手本体の開口端に複数条形
    成して、各凹周溝内に締付リングを嵌装した請求項1又
    は2記載の配管継手。
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