JP2002106559A - ガイド装置 - Google Patents

ガイド装置

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JP2002106559A JP2001162385A JP2001162385A JP2002106559A JP 2002106559 A JP2002106559 A JP 2002106559A JP 2001162385 A JP2001162385 A JP 2001162385A JP 2001162385 A JP2001162385 A JP 2001162385A JP 2002106559 A JP2002106559 A JP 2002106559A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/04Ball or roller bearings

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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的、流体的動力で駆動される駆動装置に
用いられるガイド装置において、簡単で確実にストッパ
の固定ができるようにする。 【解決手段】 少なくとも一つのガイド6、7を含むガ
イド装置が提案され、該ガイド6、7は、該ガイド6、
7に相対的に運動し得る軸受18規定する軌道16、1
7からなる少なくとも一つの走行路を有し、軸受18の
運動経路22に立在する少なくとも一つのストッパ25
が配置されている。ストッパ25は、軸受18の運動経
路22の長さ方向に直角横方向に伸びた横スリット26
に挿設され、その際、軸受18の方向に向いたスリット
面27aがストッパ25の支持面として機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガイド装置に関す
るもので、少なくとも一つのガイドを有し、少なくとも
一つの走行路が該ガイドに相対的に運動し得る軸受のた
めの軌道を規定し、少なくとも一つのストッパが前記軸
受の運動経路に立在しているガイド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のガイド装置は、例えばEP068301
0A1に示されるように、電気的および/あるいは流体動
力で駆動される駆動装置に配置される。そのような駆動
装置は、一つのベースハウジングと軸方向にスライド運
動可能なスライド台を有することができ、ベースハウジ
ングとスライド台の間に既知の種類のガイドが設けられ
ている。従来、ガイド装置は多数のレール状のガイドを
含み、それらのガイドは一部がベースハウジングに、又
一部がスライド台に固定され、互いに向き合った軌道を
有し、前記軌道の間には転がり要素が結合されている。
転がり要素は、軸受を構成する成分で、滑らかなスライ
ディングガイドを保証し、横力を吸収することができ
る。ガイド装置の運転では、ガイドが相対的に運動し、
転がり要素が走行路に沿って運動する。軸受がガイドか
らその前端で転り落ることを防止し、あるいは運動する
部材の間の行程制御を行うために、ストッパが設けら
れ、該ストッパは軸受の運動経路に立在し、前記部材の
運動が制御される。ストッパは、平板状に形成され、レ
ール形状のガイドの前端にネジ結合により締付けられて
いる。
【0003】このようなガイド装置に不利な点は、ネジ
結合のためのタップ立てが不可欠なことである。そのた
めに必要な前工程の作業が余分となる。又、通常タップ
立て用の場所は非常に狭く設けられているため、タップ
立てが達成できる精度はそれほど高くなく軸受の反撥が
強いとネジ山の剥離に至る可能性がある。
【0004】この問題を解決するために、ドイツ実用新
案29706226.3で、ストッパを各ガイドに直接
固定するのではなく、L型のストッパでガイドとガイド
される部材を結合することが既に開示されている。特に
小さいモデルでは必要な組立作業が幾分煩雑であること
が分かっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、前述の種類のガイド装置を作動させるために簡単で
確実なストッパの固定方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するために、本発明では軸受の運動経路の長さ方
向に対して直角横方向に伸びるガイドの横スリットにス
トッパが挿入され、その際、軸受の方向に向いたスリッ
ト面がストッパの支持面として機能するようにした。
【0007】こうすれば、ストッパを直接各ガイドに係
留することができ、ネジ結合に戻らなくて済む。ストッ
パがガイドの横スリットに挿入され、その際、ガイド自
身が軸受方向に向いたスリット面を通じて軸受からの力
を分担し、ストッパを支持する。ストッパと横スリット
は互いに協調し、ストッパが軸受の運動経路で所要の位
置の横スリット内に立在する。
【0008】一つのガイドに設けられた2個の軌道に、
軸受の運動経路の長さ方向に、複数特に2個の立ってい
るストッパを、2個の運動方向における所要の位置で経
路閉鎖を行うために並列させることができる。ガイド装
置は、一つ又は複数のガイドを有し、該複数のガイドは
2個ずつ配列された軌道に配置された軸受によって共通
の一方向へのガイドと横方向への拘束を生じさせるよう
に配列することができる。
【0009】ガイド装置はどこにでも配置することがで
き、2個の部材が一つの相対運動を行い、その相対運動
がガイドされる。例えば、プロセス機械の領域即ちスラ
イディング架台のガイド操作にも用いることができる。
更に優れた応用域は、電気的あるいは流体駆動装置の領
域で、例えばスライディング駆動装置でベース部材とそ
のベース部材に駆動されるスライド台がガイドされるこ
とである。
【0010】より有利な点は、横スリットがそのスリッ
ト面が軸受の運動経路の長さ方向に直角横方向になるよ
うに設けられていることである。とりわけ、ガイド装置
をコンパクトに形成するために、ストッパとその一部を
なす横スリットが特に互いに協調するよう構成し、スト
ッパが運動経路に向いた切断面を除き、横スリットの内
側に完全に収められるようにするとよい。
【0011】ガイド装置は、非直線運動経路に関して利
用できるにもかかわらず、直線ガイド装置としての構成
が好ましく、その場合軌道が軸受に対し真っ直ぐに伸び
た運動経路を構成している。ストッパは、ガイドと直接
協力して効果的に予め定められた横スリット内に保持さ
れている。これによって、力、形状および/あるいは物
質による結合、例えば締付け、かみ合わせ、接着結合が
生ずる。ストッパは、それが横スリット内で付勢力を与
えるように例えば弾力性を持った構成にすることができ
る。
【0012】又、ガイドに後から固定された部材が、こ
の方法で挿入されたストッパに対する離脱を防止するよ
うに横スリットを配置することができる。本発明の優れ
た点の一つは、ストッパがハンガ状に形成されているこ
とで、その際、ストッパのヨーク部が軸受の運動経路に
構成された軌道から突き出ていることである。ストッパ
は特にU字型に成形することができる。この種のストッ
パに関係する横スリットが同様にほぼU字型形状をして
いるのは妥当なことである。ガイドは、横スリットの部
分においてスリット巾に橋渡しされた中央部分を有し、
ストッパのスリット深さおよび同時に挿入深さが制限さ
れる。横スリットは、ここでは中央部分の周囲に伸びて
いる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1には、流体動力により、ここ
では特に空気圧により作動する駆動装置1が示されてい
る。駆動装置1は、一点鎖線で示されたハウジング2を
有し、スライド方向3に沿って、直線スライド運動を行
うことができるスライド台4を備えている。
【0014】ハウジング2は、詳細には示されていない
が、スライド台4と共にスライド方向3に沿って一体運
動する駆動手段を有する。駆動手段の変位は、従ってハ
ウジング2の変位に関係するスライド台4の変位とな
る。駆動手段の作動は、電気的に操作させることも可能
であるが、本発明では流体動力により行われる。
【0015】スライド台は、詳細には示されていない固
定部を有し、運動させるべき物体の固定を可能にしてい
る。スライド台4をハウジング2に相対的に確実にスラ
イド運動させ、横方向に拘束するために、本発明による
ガイド装置5がハウジング2とスライド台4との間に配
置されている。以下に本装置の特長について説明する。
【0016】直線ガイド装置として構成された本発明の
ガイド装置を説明する前に、本発明の重要な手段は、そ
のままガイド装置として用いることができるばかりでな
く、前記手段により相対的に互いにガイドされる部材
が、非直線特に曲線経路に沿って動かされるものにも適
用することができることを指摘しておく。又、本ガイド
装置は、一つの駆動装置に関する使用に適するだけでな
く、いかなるガイド作業にも用いることができ、前記ガ
イド作業において2個の任意の部材が相対的に互いにガ
イドされた運動を行うこともできるのである。
【0017】本発明のガイド装置5は、レールが敷設さ
れているためにガイドレールと呼ばれる長方形の第1ガ
イド6を有する。前記第1ガイド6は、スライド方向3
に沿って延在し、詳細には示されていない結合手段を用
いてハウジング2あるいは他の部材に結合されている。
結合は、例えばボルト結合の形態を取ることができる。
第1ガイド6は、硬化された鋼材から造られることが望
ましい。
【0018】ガイド装置5は、さらに第2ガイド7を有
し、第2ガイド7は、本発明では上方から第1ガイド6
の上に並べて配置されている。第2ガイド7は、第1ガ
イド6に向いた長さ方向の側面を有し、該側面は後でよ
り明瞭に区別するために底面と呼ばれ、該底面の上には
長さ方向に連続した凹部8があり、該凹部8にそれより
狭い巾の第1ガイド6が少なくとも部分的に長さ方向に
挿通されている。第2ガイド7は、ハウジング2とは反
対側の長さ方向の面で第1ガイド6を跨ぐように覆って
いる。第2ガイド7も長方形に設計されており、特に硬
化された鋼材から造られている。
【0019】第2ガイド7は、横方向に広がる凹部8の
存在によりU字型の断面をしている。第2ガイド7は、
凹部8において嵌合した第1ガイド6に、2個のガイド
ヨーク12によって対向する長さ方向の側面で側面支持
される一方、2個のガイドヨーク12を結ぶ結合部分1
3を、第1ガイド6の上方に有している。
【0020】第2ガイド7のガイドヨーク12が対向し
て配置された部分の上面には、マウント面15が形成さ
れ、第2ガイド7がスライド台4の底面と該マウント面
で接している。マウント面15には、例えばネジ穴のよ
うな結合手段14が配設され、スライド台4を第2ガイ
ド7に対して自在に脱着できる結合を可能にしている。
結合した際には、マウント面15は、スライド台4によ
り全面覆われている。
【0021】第2ガイド7のガイドヨーク12の互いに
内側に向いた面には、第2軌道17が設けられ、ガイド
全長に延在している。第2軌道17は、第1軌道16と
隙間を取って対向しており、第1ガイド6の長さ方向の
面に向いている。第1軌道16、第2軌道17は、1個
又は多数の走行路を形成することができ、スライド方向
3に平行に延在し、例えばそれぞれ第1ガイド6、第2
ガイド7に溝状の凹部が形成されるように設計されてい
る。本実施例では、第1軌道16および第2軌道17
は、共にマウント面15に直角方向の2個の、長さ方向
の面に平行な走行路を有し、その際、第1軌道16と第
2軌道17の対向する走行路の間にガイドスペースが設
けられ、該ガイドスペースには構成要素としての軸受1
8が嵌合されている。
【0022】軸受18は、それが共働する第1軌道16
および第2軌道17に対してスライド方向3と直角横方
向に支持されており、それにより、第1軌道16および
第2軌道17に対し長さ方向に相対的に運動できるよう
にされている。軸受18の運動経路22が、図3に二重
矢印により示されている。
【0023】軸受18は、本発明では、転がり軸受とし
て構成され、運動経路22の方向に、間隔をあけて連続
的に配置された2列の球形の転がり要素23を有する。
個々の軸受18の内側には、転がり要素23が例えばケ
ージ状の保持器24により相対的な位置を保つように確
実に取付けられており、当然、保持器24に対して、そ
の中心廻りの自由な回転が確保されている。
【0024】2列の軸受18の内部で、第1転がり要素
列の転がり要素23が主に第1ガイド6と、第2転がり
要素列の転がり要素23が主に第2ガイド7と嵌合する
ように配置されることが望ましい。こうすれば、第1軌
道16、第2軌道17において、ロックの危険性や摩擦
の増加を生ずることなく、信頼性のある転がり運動が保
証される。
【0025】第1軌道16および第2軌道17が、ただ
1列の走行路で形成できることは言うまでもない。2個
のガイドつまり第1ガイド6、第2ガイド7が、スライ
ド方向3に沿って互いに相対運動する場合、軸受18は
運動経路22に沿ったそれぞれ第1軌道16、第2軌道
17に沿って運動する。その際、軸受18が第1ガイド
6、第2ガイド7の前端付近で第1軌道16、第2軌道
17から、即ち軸受18が取付けられたガイドスペース
から離脱することを防止するため、ガイド装置5は、ス
トッパ25を有し、該ストッパ25は第1ガイド6、第
2ガイド7に固定されていて、軸受18の運動経路22
における予め定められた位置に立在している。従って、
軸受18はストッパ25に当接するとそこで止まること
ができ、第1軌道16、第2軌道17の前端における軌
道からの離脱が防止される。
【0026】本発明では、各第1ガイド6、第2ガイド
7において2個のストッパ25が運動経路22の長さ方
向に互いに隙間を取って配置されている。これらのスト
ッパ25は、各第1ガイド6、第2ガイド7のそれぞれ
の前端付近にあり、図3ではガイド6、7の一端部とそ
れに関係するストッパ25の構成のみが示されている。
それ故に、各第1ガイド6、第2ガイド7において、第
1軌道16、第2軌道17がその前端でストッパ25に
より拘束されている。
【0027】各ストッパ25は、それぞれ第1ガイド
6、第2ガイド7の軸受18の運動経路22の長さ方向
に直交する横スリット26の中に挿設されている。その
場合、横スリット26のスリット面は、特に運動経路2
2の長さ方向に直角になっている。
【0028】ストッパ25の巾は、横スリット26の隙
間巾に常に一致し、各ストッパ25が組立てられた状態
では2個のスリット側面27a、27bに接触している。
こうすると、ストッパ25が、それぞれの横スリット2
6の中で運動経路22の方向に動かないように固定され
る。
【0029】各ストッパ25の設計の最も重要な部分
は、それぞれの横スリット26の設計にある。特に軸受
18と共働するストッパ25の脚部28が横スリット2
6から突き出るようにされている。その上、ガイド装置
5の外形寸法が増大しないように、ストッパ25が少な
くとも実際上完全に横スリット26の内側に収められ
る。
【0030】第1ガイド6、第2ガイド7の横スリット
26の中に係留されたストッパ25の実質的な利点は、
軸受18に発生する駆動力32がそれぞれ第1ガイド
6、第2ガイド7で直接分担されることである。これ
は、当該ストッパ25を軸受18の方向に向いたスリッ
ト側面27aで支持し、それにより当該スリット側面2
7aがそれぞれ第1ガイド6、第2ガイド7と共にスト
ッパ25に対し一体的に造られた支持面を形成すること
になる。尚、当該第1ガイド6、第2ガイド7の内側に
ほんの僅かな内部隙しか利用できない場合、この方法で
ストッパ25を動かないように取付けるという要求が実
現可能になる。
【0031】それは、ただストッパ25がそれぞれの横
スリット26から外側へ離脱することを防止する手段を
講ずればよいだけである。そこで、適切な手段で、スト
ッパ25のスリット面内従って駆動力32に直角横方向
の運動を拘束し、又軸受18がストッパ25に力を及ぼ
さないように、予め準備された位置決め手段を極めて容
易に用いることができる。実際上、ストッパ25をそれ
ぞれの横スリット26の中で圧着状態で固定させれば十
分である。このような力による固定手段の補足的又は代
替手段として、特定の形状による固定手段あるいは、例
えばてこによる固定のように、両者を併用した固定手段
が可能である。更に、ストッパ25は横スリット26の
中で接着されるかネジ止めで固定されることができる。
【0032】既に述べた如く、本発明では2個の第1ガ
イド6、第2ガイド7が2個の第1軌道16と、2個の
第2軌道17とを備え、該軌道が各ガイドに平行で且つ
互いに間隙を取るように配列されている。互いに向き合
った第1軌道16および第2軌道17の間には、既に述
べた方式の軸受18が嵌合されている。その際、各スト
ッパ25は、それぞれ第1ガイド6、第2ガイド7の軸
方向の同じ高さにおいて、2個の軸受18の運動経路2
2の中に同時に突き出るように形成されている。各軌道
にそれぞれ分離されたストッパの構成の場合と比較する
と、簡素化された製造および組立になっている。
【0033】これを実現するために、各横スリット26
が、各第1ガイド6、第2ガイド7の2個の第1軌道1
6、第2軌道17に少なくとも端部で開口するように造
られている。この開口部を通して挿入されたストッパ2
5の脚部28は、横スリット26から突き出ることがで
き、その際、第1軌道16、第2軌道17からの走行路
がそれぞれの軸受18の運動経路22に突き出るように
設けられている。
【0034】ストッパ25のとりわけ有利な形状は、図
2から明らかである。各ストッパ25は、ハンガ状の形
状をしており、特にU字型に成形されている。その際、
2個のヨーク部33の各々に、一つずつ脚部28が設け
られている。脚部28は、ヨーク部33の外側のエッジ
部で、ほぼ矩形状断面に構成された第1ガイド6と結合
され、又ヨーク部33の内側のエッジ部で同様にU字型
断面に形成された第2ガイド7と結合されている。
【0035】横スリット26をスリット面に沿った断面
で見ると、同様にU字型形状をしていることが分かる。
これは、外形形状に関してはそれぞれのストッパ25の
外形に実質上一致する。横スリット26は、それぞれ第
1ガイド6、第2ガイド7に穿設されていて、中央部分
34として示された僅かな断面の結合部分のみが残って
おり、該横スリット26は2個のスリット側面27a、
27bで示された2個のガイド部分を互いに結合してい
る。組立てられたストッパ25には、中央部分34がヨ
ーク部33の間に設けられており、ストッパ25が矢印
で示された組付け方向35にヨーク部33と共にそれぞ
れ横スリット26の中に前もって挿入されるように設け
られている。その際、中央部分34は、それぞれのスト
ッパ25の挿入深さを制限し、2個のヨーク部33で結
ばれた横部材36が当該装置の中央部分34に達するま
で、ストッパ25が横スリット26の中に挿入されるこ
とができる。
【0036】ストッパ25の挿入組付は、又、特に横ス
リット26の縁開口部37を通して行われ、第2ガイド
7の場合にはマウント面15に、又第1ガイド6の場合
にはハウジング2の上にある当該ガイドのマウント面1
9に該ストッパ25の端部が接する。
【0037】ストッパ25を横スリット26の中に固定
するためには、それが組付方向35から離脱しないよう
にすればよい。組付方向35に対して直角横方向につい
ては、ストッパ25が該ストッパ25にかみ合った中央
部分34を通して固定されている。ヨーク部33の位置
決めには、上述の手段を取ることができ、その際、スト
ッパ25の前述の組立にはクランプによる固定が推奨さ
れる。
【0038】クランプによる固定は、例えば次のように
実施することができる。即ち、ばね弾性力のあるストッ
パ25を用いて、該ストッパ25がスリット面内で弾性
があり曲がり易く、ヨーク部33が互いに離れる方向に
向くようにする。ヨーク部33の間の距離は、ヨーク部
33が中央部分34を組立状態で初期歪み状態下に置く
ことができるように、該当する中央部分34の所定の巾
に合わせることができる。この場合、ヨーク部33はば
ね鋼から造られている。
【0039】ヨーク部33に対する組付け開口部が、マ
ウント面15、19に設けられている場合、マウント面
に組付けられた部材により、該部材がマウント面に張り
出すため、離脱を防止することができる。これまでに示
した実施例では、中央部分34は次のように構成、配置
されている。即ち、横部材36で挿入深さが制限され、
該中央部分の上下端のベース面38が、組付け方向35
でそれぞれのガイドの軌道に含まれるガイド面42から
距離を隔てるように配置されている。図5には、第1ガ
イド6に基づく別の形の構成が一点鎖線で示唆されてお
り、その構成では中央部分34aは、そのベース面38a
が組付け方向35でガイド面42から隔たった距離にな
るように組付けられ配置されている。ガイド面42も、
ベース面38aよりマウント面19寄りに設けられてい
る。そのような場合、ストッパ25aとして特に矩形状
をした簡単な平板状の部材が用いられる。そのような構
成は、先に説明した構成より有利ではないが、一般にス
トッパ25aを組付け方向35に直角にそれぞれのガイ
ド部材に固定するためには、付加的な拘束手段として欠
くことができないものである。 一つの駆動装置と共
に、1個又は2個の第1ガイド6、第2ガイド7が直接
それぞれのハウジング2ないしはスライド台4を形成で
きることを付け加えておく。例えば、第1ガイド6にお
いて、駆動装置の作動手段を切断し、第2ガイド7にお
いて動いている部材への固定を、特にマウント面15に
おいて、直接行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図式的に描かれた駆動装置の断面で、本発明
によるガイド装置の好ましい構成が示され、ガイド装置
のストッパがガイドから取り外された状態を示す。
【図2】 図1および図3の横スリットにおける断面II
-IIに沿った断面図である。
【図3】 図1および図2の断面III-IIIに沿った長さ
方向の断面図である。
【図4】 図1から図3までの個々の構成要素の組立図
である。
【図5】 図1から図3までの個々の構成要素の組立図
である。
【符号の説明】
1・・・駆動装置 2・・・ハウジ
ング 3・・・スライド方向 4・・・スライ
ド台 5・・・ガイド装置 6・・・第1ガ
イド 7・・・第2ガイド 8・・・凹部 12・・・ガイドヨーク 13・・・結合
部分 14・・・結合手段 15・・・マウ
ント面 16・・・第1軌道 17・・・第2
軌道 18・・・軸受 19・・・マウ
ント面 22・・・運動経路 23・・・転が
り要素 24・・・保持器 25、25a・
・・ストッパ 26・・・横スリット 27a、27b・
・・スリット側面 28・・・脚部 32・・・駆動
力 33・・・ヨーク部 34、34a・
・・中央部分 35・・・組付方向 36・・・横部
材 37・・・縁開口部 38、38a・
・・ベース面 42・・・ガイド面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591034361 Ruiter Strasse 82, 73734Esslingen,German y Fターム(参考) 3J104 AA13 AA19 AA23 AA34 AA69 BA70 DA17

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイド装置であって、 少なくとも一つのガイドと、 少なくとも一つの走行路が前記ガイドに対し相対的に運
    動し得る軸受のための軌道を規定し、 前記軸受の運動経路に立在する少なくとも一つのストッ
    パが配置され、 該ストッパは前記軸受の前記運動経路の長さ方向に直角
    横方向に伸びた前記ガイドの横スリットに挿設され、そ
    の際、前記軸受方向に向いた前記横スリットのスリット
    側面が、前記ストッパの支持面として機能することを特
    徴とする、ガイド装置。
  2. 【請求項2】 前記横スリットの前記スリット面が、前
    記軸受の前記運動経路の長さ方向に直角であることを特
    徴とする、請求項1に記載のガイド装置。
  3. 【請求項3】 前記ストッパが、前記軌道に並立してい
    る脚部を除き、少なくとも実質上前記横スリットの内側
    に全て配置されていることを特徴とする、請求項1又は
    2に記載のガイド装置。
  4. 【請求項4】 前記ストッパの巾が、常に前記横スリッ
    トのスリット巾に等しいことを特徴とする、請求項1な
    いし3のいずれかに記載のガイド装置。
  5. 【請求項5】 直線ガイド装置としての構成で、前記軌
    道が前記軸受に対し真っ直ぐに伸びた前記運動経路を形
    成することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか
    に記載のガイド装置。
  6. 【請求項6】 前記ガイドがレール状に構成されている
    ことを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載
    のガイド装置。
  7. 【請求項7】 前記軸受が、前記ガイドを走行する特に
    球形の多数の転がり要素を有し、該転がり要素が例えば
    ケージ状の保持器に固定されていることを特徴とする、
    請求項1ないし6のいずれかに記載のガイド装置。
  8. 【請求項8】 前記ストッパが、力による結合および/
    あるいは形状による結合および/あるいは物質による結
    合の形態で、付加的な手段なしに直接前記ガイドに、例
    えば締付け、かみ合わせ、接着結合により保持されてい
    ることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記
    載のガイド装置。
  9. 【請求項9】 前記ストッパが、弾力性があり、特にバ
    ネ鋼から造られていることを特徴とする、請求項1ない
    し8のいずれかに記載のガイド装置。
  10. 【請求項10】 前記軌道が、少なくとも2個の僅かな
    距離を隔てた、長さ方向に平行な走行路を有することを
    特徴とする、請求項1ないし9のいずれかに記載のガイ
    ド装置。
  11. 【請求項11】 前記ガイドに、2個の互いに平行で互
    いに距離を隔てて走行する前記軌道が前記軸受と共に設
    けられ、その際、前記ガイドが2個の前記軌道の末端部
    に開かれた横スリットを有し、該横スリット中に同時に
    2個の前記軸受の前記運動経路に立在する前記ストッパ
    が挿設されていることを特徴とする、請求項1ないし1
    0のいずれかに記載のガイド装置。
  12. 【請求項12】 前記ストッパが、平板状に形成され、
    特に矩形形状であることを特徴とする、請求項11に記
    載のガイド装置。
  13. 【請求項13】 前記ストッパが、特にU字型のハンガ
    状に成形されており、その際、ヨーク部が2個の前記運
    動経路のそれぞれに突き出ていることを特徴とする、請
    求項11に記載のガイド装置。
  14. 【請求項14】 前記横スリットが、前記スリット面に
    沿った切断面で見ると、ほぼU字型に成形されているこ
    とを特徴とする、請求項1ないし13のいずれかに記載
    のガイド装置。
  15. 【請求項15】 前記ガイドが、前記横スリットの部分
    において前記スリット巾の橋部が上側に架けられた中央
    部分を有し、該中央部分が前記ストッパの挿入深さを制
    限していることを特徴とする、請求項11ないし14の
    いずれかに記載のガイド装置。
  16. 【請求項16】 前記各ガイドの2個の前記軌道が、当
    該ガイドの互いに向き合うか又は互いに離反する長さ方
    向の側面に設けられていることを特徴とする、請求項1
    1ないし15のいずれかに記載のガイド装置。
  17. 【請求項17】 前記横スリットの縁開口部が、該縁開
    口部を通してそれぞれの前記ストッパの挿入組付けが行
    われ、少なくとも一つの部材のマウントに用いられる当
    該ガイドの前記マウント面に設けられていることを特徴
    とする、請求項1ないし16のいずれかに記載のガイド
    装置。
  18. 【請求項18】 前記軌道で、定められた前記運動経路
    の長さ方向における2個の末端部から間隔を隔てた位置
    に、前記横スリットに挿入された前記ストッパが並列し
    ていることを特徴とする、請求項1ないし17のいずれ
    かに記載のガイド装置。
  19. 【請求項19】 少なくとも2個の前記ガイドが、互い
    に向き合う前記軌道を有し、該ガイドが1組ずつ隙間を
    形成し、該隙間に同時に2個の前記ガイドと一緒に運動
    する前記軸受があることを特徴とする、請求項1ないし
    18のいずれかに記載のガイド装置。
  20. 【請求項20】 一つのガイドが凹部を有し、該凹部に
    別のガイドが少なくとも長さ方向に部分的に挿入され、
    その際、前記軌道が前記一つのガイドの前記凹部の側面
    と、別のガイドの前記一つのガイドに向いた長さ方向の
    側面との間にあることを特徴とする、請求項19に記載
    のガイド装置。
  21. 【請求項21】 電気的および/あるいは流体動力によ
    り作動される駆動装置の構成要素としての、請求項1な
    いし20のいずれかに記載のガイド装置。
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