JP2002104773A - 走行クレーンの免震構造 - Google Patents

走行クレーンの免震構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の作業時には走行クレーンが揺れること
がなく、大規模な地震の発生時には支持脚が折れ曲がる
ことにより水平方向の加振力を吸収して減衰でき、ま
た、地震が収まればそのまま通常のクレーン作業を再開
できるようにする。 【解決手段】 走行クレーンの走行部の支持脚8,9
に、上下に分割して互いに連結できるようにした上下の
フランジ部12,13を設け、上下のフランジ部12,
13の対向面に、クレーン走行方向と直角の左右方向に
所要の接触幅Lを有して鉛直方向の荷重を伝達する当接
面14を形成すると共に、当接面14の両幅端部14
a,14b外側に隙間15,16を形成し、フランジ部
12,13の隙間15,16が形成された左右側部位置
を、弾性材17を介して連結具18により上下に連結す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、港湾部等で使用さ
れる走行クレーンにおいて、特に大小の地震等による被
害を簡単な構成にて防止することができ、且つ地震発生
後の復旧に時間を要しないようにした走行クレーンの免
震構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、港湾部等では、コンテナ等の船
荷を積下ろしするために、大型の走行クレーンが使用さ
れている。
【0003】走行クレーンには、図8に示すようなコン
テナクレーン1や、図示しないアンローダ等があるが、
走行部2の構成は略同等であるので、以下では図8のコ
ンテナクレーンの場合を例にとって説明する。
【0004】港湾3に面した岸壁4には、海側レール5
と陸側レール6が設けられており、前記走行クレーン1
の走行部2は、海側レール5と陸側レール6に沿って転
動可能な車輪7をそれぞれ有する海側支持脚8と陸側支
持脚9とを、水平材10に一体に固定した構成としてい
る。また図示しないが、陸側支持脚9のみを水平材10
と一体の剛脚とし、反対に海側支持脚8は、水平材10
に対してレール5,6と平行な枢支ピンにより揺動可能
に枢支した揺脚構造としたものも採用されている。
【0005】上記図8に示した走行クレーン1では、地
震が発生した場合に、走行クレーン1の走行方向と直角
方向の加振力Aが危険な外力として走行クレーン1に作
用することになる。この加振力Aは、海側支持脚8と陸
側支持脚9とによりレール5,6に伝えられて支持され
ることになるが、大規模な地震が発生した場合には支持
脚8,9が折れ曲がって損壊する可能性があり、この場
合には、図9に示すように走行クレーン1が倒れて海の
中に落下してしまい、復旧が不可能か、或いは復旧に多
大なコストが掛かる被害となる虞れがある。
【0006】こうした問題を防止するためには、支持脚
8,9及び走行部2全体の剛性強度を大幅に高める必要
があるが、このようにした場合には走行クレーン1の重
量増加、制作費の高騰を招く問題がある。
【0007】また、近年、このような問題を解決する手
段として、走行部の支持脚や他の構成部材に、弾性材や
低摩擦材による振動緩衝機構を設置して、地震による加
振力を吸収、減衰させる方法が提案されている。
【0008】また、この他に、地震によって所定以上の
加振力が作用した際に破断するようにした剪断ピンを走
行部の支持脚等に設けたり、また常時は締結されている
が所定以上の加振力が作用すると締結が解放されるよう
にした締結機を走行部に備える方法が提案されている。
また、このように所定以上の加振力の作用によって、剪
断ピンが破断したり、拘束が解放されるようにした方法
においては、締結が解放された構成部材が相互に所定距
離以上離反しないようにするためのストッパ機構を組み
合わせて備えている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような方法においても、以下のような問題がある。
【0010】即ち、弾性材や低摩擦材による振動緩衝機
構を設置する方法においては、クレーン作業時において
も弾性材によってクレーン本体上部が揺れてしまい、こ
のために運転作業員の乗り心地が悪く、気分が悪くなる
といった問題が生じる。更に、弾性材による振動緩衝機
構は、地震による加振力を確実に吸収するための機能的
条件等を好適に設定することが非常に難しく、このため
に場合によっては揺れを増幅させてしまう可能性もあ
る。更に、地震の発生によって、弾性材設置部の構成部
材が水平方向に相互にずれたまま停止した場合には、再
び作業するために元の位置に戻す必要があるが、そのた
めのジャッキ等を備える必要があり、よって装置が複
雑、高価になるという問題がある。
【0011】また、剪断ピン、或いは締結機を用いる方
法の場合には、前記したようなクレーン作業時に揺れる
問題は防止できるが、地震による過大な加振力によって
積極的に剪断ピンを破断させたり、或いは締結機による
締結を解放するようにしているために、解放された構成
部材が水平方向に相互にずれることになる。このとき、
締結が完全に解放されてしまうと、走行クレーンは支持
を失って転倒してしまうため、構成部材が所定の距離以
上は水平方向にずれないように拘束するためのストッパ
機能を備える必要がある。また、構成部材が水平方向に
ずれて停止した場合には、構成部材を元の相対位置に戻
すためのジャッキ等の位置調節装置を備える必要があ
る。このように、剪断ピン、或いは締結機を用いる方法
の場合には、ストッパ機能や位置調節装置を必要とする
ために、装置が複雑、高価になるという問題がある。
【0012】一方、剪断ピンが破断したり締結機が解放
された場合に、構成部材のずれを元の位置に戻す調整作
業、破断した剪断ピンの除去と新しい剪断ピンの取り付
け、或いは締結機の再度の締結作業等が必要であり、こ
のために復旧作業に時間が掛かるという問題がある。大
地震によって陸上に被害が発生した場合には、海上交通
によって大量の物資を輸送し、港湾から陸揚げすること
が考えられるが、このような場合に、港湾に設置された
走行クレーンの復旧に時間が掛かるということは重要な
問題となる。
【0013】本発明は、こうした従来の問題点に鑑みて
なしたもので、通常の作業時には走行クレーン全体が剛
構造を呈して揺れることがないために良好な運転を行う
ことができ、大規模な地震の発生時には支持脚が折れ曲
がることにより水平方向の加振力を吸収して減衰させる
ことができ、また、地震が収まればそのまま通常のクレ
ーン作業を再開できるようにした走行クレーンの免震構
造に関するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行クレーン
の走行部の支持脚に、上下に分割して互いに連結できる
ようにした上下のフランジ部を設け、該上下のフランジ
部の対向面に、クレーン走行方向と直角の左右方向に所
要の接触幅を有して鉛直方向の荷重を伝達する当接面を
形成すると共に、該当接面の両幅端部外側に隙間を形成
し、フランジ部の前記隙間が形成された左右側部位置
を、弾性材を介して連結具により上下に連結したことを
特徴とする走行クレーンの免震構造に係るものである。
【0015】上記手段において、弾性材が皿バネであっ
てもよく、弾性材が圧縮バネであってもよく、弾性材が
弾性ゴムであってもよく、また、当接面の両幅端部に、
該両幅端部に沿った支点ピンが備えられていてもよい。
【0016】本発明によれば、走行クレーンの通常のク
レーン作業時は、弾性材の反発力により上下のフランジ
部の当接面が密に接触して走行クレーンの鉛直方向の荷
重を確実に下部に伝達するので、走行部の支持脚は剛構
造を呈して揺れることなく、よって運転作業員の乗り心
地を良くして、良好な運転作業が行える。
【0017】大規模な地震が発生して、走行クレーンの
走行部に大きな加振力が作用した場合には、支持脚が免
震構造部分で折れ曲がり、上下のフランジ部が弾性材の
予圧縮力や予引張力に抗して左右に傾くようになるた
め、支持脚が自由に折れ曲がれる柔軟な構造となり、よ
って、加振力を効果的に確実に吸収して減衰させること
ができる。これにより、走行クレーンの地震に対する応
答振動を低減することができて、走行クレーンの損壊や
倒壊といった問題の発生を防止できる。
【0018】また、加振力によって支持脚が免震構造の
部分で折れ曲がるのみで、上部材と下部材とが水平方向
に位置ずれを起こすことがないので、地震が収まれば、
そのまま通常のクレーン作業を再開できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0020】図1は、図8の走行クレーン1の走行部2
に適用した本発明の実施の形態の概略正面図、図2は図
1における免震構造の詳細例を示す正面図、図3は図2
のIII−III方向矢視図であり、図8と同一の構成
部材には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0021】図1では、走行クレーン1の走行部2の海
側支持脚8と陸側支持脚9の夫々の上部位置に、免震構
造11を設けている。この免震構造11は、海側支持脚
8と陸側支持脚9の夫々を水平材10に近い上部位置に
て上下に分割し、夫々の分割した上部材8a,9aと下
部材8b,9bの対向する端部に、相互に連結できる上
下のフランジ部12,13を設けている。
【0022】上下のフランジ部12,13の対向面に
は、図2、図3に示すように、クレーン走行方向(紙面
に鉛直な方向)と直角の左右方向に所要の接触幅Lを有
する水平な当接面14を形成しており、この当接面14
によって鉛直方向(紙面の上下方向)の荷重を伝達でき
るようにしている。更に、当接面14の両幅端部14
a,14bの外側には、隙間15,16を形成してい
る。
【0023】そして、前記フランジ部12,13におけ
る隙間15,16が形成された左右側部位置を、弾性材
17を介し連結具18により上下に連結している。図2
の弾性材17は、複数の皿バネ17Aを連結具18で締
結した場合を示している。
【0024】この弾性材17の反発強度と連結具18に
よる締め付け強度は、想定される地震の大きさによって
所定の予圧縮力が得られるように決定する。大型の走行
クレーン1の支持脚8,9は、一般に図2、図3のよう
に断面箱型を有しているので、支持脚8,9の左右の側
板19の夫々を挟むように弾性材17を各々2列に配置
して、装置の小型化を図るのが好ましい。
【0025】前記フランジ部12,13の当接面14
は、左右の側板19,19間の中央に位置するように形
成しており、また、当接面14の両幅端部14a,14
bの外側に形成する隙間15,16は、図1、図2では
下部のフランジ部13の上面に傾斜面20を設けること
によって形成している。この傾斜面20の傾斜角αは、
想定される地震の大きさと支持脚8,9の下部材8b,
9bの長さから決定する。尚、前記隙間15,16は、
上部のフランジ部12の下面に傾斜面を設けることによ
って形成してもよく、また上部のフランジ部12の下面
と、下部のフランジ部13の上面の両方に傾斜面を設け
ることによって形成してもよい。更に、隙間15,16
は、傾斜面とする以外に、上下のフランジ部12,13
の間に形成した平行な隙間としてもよい。
【0026】前記当接面14の両幅端部14a,14b
の位置には、該両幅端部14a,14bに沿って前後に
延びる支点ピン21,22を設けている。この支点ピン
21,22は、上下のフランジ部12,13が傾斜する
ときの支点となるものである。
【0027】図2、図3中、23は、上下のフランジ部
12,13の左右方向の位置ずれを防止し且つ上部材8
a,9aと下部材8b,9bが大きく折れ曲がって傾く
のを防止するストッパ、24は上下のフランジ部12,
13の前後方向の位置ずれを防止するストッパである。
【0028】以下に、上記形態例の作用を説明する。
【0029】走行クレーン1による通常のクレーン作業
時は、弾性材17の反発力によって、免震構造11の上
下のフランジ部12,13における当接面14が密に接
触しており、走行クレーン1の鉛直方向の荷重は当接面
14を介して確実に下部に伝達され、走行部2の支持脚
8,9は剛構造を呈して揺れることないため、良好な走
行クレーン1の運転を行うことができる。
【0030】また、大規模な地震が発生して走行クレー
ン1の走行部2に、走行クレーン1の走行方向と直角方
向の大きな加振力Aが作用した場合には、例えば図4の
ように支持脚8,9の上部材8a,9aと下部材8b,
9bとが折れ曲がり、上下のフランジ部12,13は、
左側の弾性材17の予圧縮力に抗して右側の支点ピン2
2を中心に傾く。そして弾性材17による復元モーメン
トによって図2の状態に戻る。また、支持脚8,9の上
部材8a,9aと下部材8b,9bとが上記と反対側に
折れ曲がるときは、上下のフランジ部12,13は、右
側の弾性材17の予圧縮力に抗して左側の支点ピン21
を中心に傾くようになる。そして再び弾性材17による
復元モーメントによって図2の状態に戻る。
【0031】このように、走行クレーン1に、所定の大
きさ以上の加振力Aが作用すると、弾性材17の予圧縮
力に抗して支持脚8,9が自由に折れ曲がれる柔軟な構
造となり、よって、前記加振力Aを、効果的に確実に吸
収して減衰させることができる。従って、走行クレーン
1の地震に対する応答振動を低減することができて、走
行クレーン1の損壊や倒壊といった問題の発生を防止す
ることができる。
【0032】また、上記したように、加振力Aによって
支持脚8,9が免震構造11の部分で折れ曲がるのみ
で、上部材8a,9aと下部材8b,9bとが水平方向
に位置ずれを起こすことがないので、地震が収まれば、
そのまま通常のクレーン作業を再開することができる。
【0033】図5、図6は、前記弾性材17を圧縮バネ
17Bとした場合を示したものであり、該圧縮バネ17
Bを連結具18によりフランジ部12,13に取り付け
ている。この構造においても、予圧縮させた圧縮バネ1
7Bの反発力によって、図2〜図4の場合と同様に免震
することができる。また、図5、図6の圧縮バネ17B
を設ける場合とは異なり、上部のフランジ部12と下部
材8b,9bとの間に引張りバネを設けたり、また、下
部のフランジ部13と上部材8a,9aとの間に引張り
バネを設けたり、更にはこれらを組み合わせてタスキ掛
けに設けることによって、予引張力を与えておくように
しても、上記と同様に免震することができる。
【0034】また、図7は、前記弾性材17を弾性ゴム
17Cとした場合を示したものであり、該弾性ゴム17
Cを連結具18によってフランジ部12,13に取り付
けている。この構造においても、予圧縮させた弾性ゴム
17Cの反発力によって、図2〜図4の場合と同様に免
震することができる。
【0035】尚、本発明は上記形態例にのみ限定される
ものではなく、剛脚と揺脚構造とを組合せて備えた走行
クレーンの場合には、剛脚のみに上記形態例の構成を適
用すればよいこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ること、等は勿論であ
る。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、走行クレーンの通常の
クレーン作業時は、弾性材の反発力により上下のフラン
ジ部の当接面が密に接触して走行クレーンの鉛直方向の
荷重を確実に下部に伝達するので、走行部の支持脚は剛
構造を呈して揺れることなく、よって運転作業員の乗り
心地を良くして、良好な運転作業が行える効果がある。
【0037】大規模な地震が発生して、走行クレーンの
走行部に大きな加振力が作用した場合には、支持脚が免
震構造部分で折れ曲がり、上下のフランジ部が弾性材の
反発力に抗して左右に傾くようになるため、支持脚が自
由に折れ曲がれる柔軟な構造となり、よって、加振力を
効果的に確実に吸収して減衰させることができる効果が
ある。これにより、走行クレーンの地震に対する応答振
動を低減することができて、走行クレーンの損壊や倒壊
といった問題の発生を防止できる効果がある。
【0038】また、加振力によって支持脚が免震構造の
部分で折れ曲がるのみで、上部材と下部材とが水平方向
に位置ずれを起こすことがないので、地震が収まれば、
そのまま通常のクレーン作業を再開できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す走行クレーンの走行
部の概略正面図である。
【図2】図1における免震構造の詳細例を示す正面図で
ある。
【図3】図2のIII−III方向矢視図である。
【図4】図2の構成の作動状態を示す正面図である。
【図5】本発明における弾性材の他の例を示す正面図で
ある。
【図6】図5のVI−VI方向矢視図である。
【図7】本発明における弾性材の更に他の例を示す正面
図である。
【図8】従来例の走行クレーンの一例を示す概略構成図
である。
【図9】従来例の走行クレーンが倒壊していく様子を示
す概略図である。
【符号の説明】
1 走行クレーン(コンテナクレーン) 2 走行部 8 海側支持脚(支持脚) 9 陸側支持脚(支持脚) 11 免震構造 12 フランジ部 13 フランジ部 14 当接面 14a,14b 幅端部 15,16 隙間 17 弾性材 17A 皿バネ 17B 圧縮バネ 17C 弾性ゴム 18 連結具 21 支点ピン 22 支点ピン L 接触幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 武重 神奈川県横浜市磯子区森6−26−21 有限 会社シーアンディーテクノ内 Fターム(参考) 3F202 AA05 AC08 3F204 AA03 CA05 FB18 FC10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行クレーンの走行部の支持脚に、上下
    に分割して互いに連結できるようにした上下のフランジ
    部を設け、該上下のフランジ部の対向面に、クレーン走
    行方向と直角の左右方向に所要の接触幅を有して鉛直方
    向の荷重を伝達する当接面を形成すると共に、該当接面
    の両幅端部外側に隙間を形成し、フランジ部の前記隙間
    が形成された左右側部位置を、弾性材を介して連結具に
    より上下に連結したことを特徴とする走行クレーンの免
    震構造。
  2. 【請求項2】 弾性材が皿バネであることを特徴とする
    請求項1記載の走行クレーンの免震構造。
  3. 【請求項3】 弾性材が圧縮バネであることを特徴とす
    る請求項1記載の走行クレーンの免震構造。
  4. 【請求項4】 弾性材が弾性ゴムであることを特徴とす
    る請求項1記載の走行クレーンの免震構造。
  5. 【請求項5】 当接面の両幅端部に、該両幅端部に沿っ
    た支点ピンが備えられていることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか記載の走行クレーンの免震構造。
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