JP2002104239A - 車両の側部車体構造 - Google Patents

車両の側部車体構造

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JP2002104239A
JP2002104239A JP2000301605A JP2000301605A JP2002104239A JP 2002104239 A JP2002104239 A JP 2002104239A JP 2000301605 A JP2000301605 A JP 2000301605A JP 2000301605 A JP2000301605 A JP 2000301605A JP 2002104239 A JP2002104239 A JP 2002104239A
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vehicle
door
body structure
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connecting means
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JP2000301605A
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Tomoo Taguchi
知生 田口
Toshinori Sakamoto
敏則 坂本
Yoshio Fukushima
嘉男 福島
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/047Doors arranged at the vehicle sides characterised by the opening or closing movement
    • B60J5/0477Doors arranged at the vehicle sides characterised by the opening or closing movement with two doors opening in opposite direction

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】観音開き式サイドドアを採用しつつも、車体を
モノコックボディ等の一般量産車の構造をそのまま維持
しつつ、車体剛性や強度の確保を図ることができる車両
の側部車体構造を提案することを目的とする。 【解決手段】サイドドアSDの車室内方には、側面開口
部30の上縁部30aと下縁部30bを上下方向に伸び
て連結する連結メンバー40が、フロントドア10とリ
アドア20の当接位置Rに略一致する場所に設置されて
いる。この連結メンバー40は、通常のセンターピラー
とは異なり、車体パネルとは別体の閉断面構造のメンバ
ー部材で構成され、例えば、一本の金属管からハイドロ
フォーム加工により成形された中空角柱状のハイドロフ
ォーム材で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両側面のサイド
ドアを観音開き式のフロントドアとリアドアで構成した
車両の側部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両側面のサイドドアで、乗員の
乗降性、特に後席への乗降性を向上するため、センター
ピラーレスの観音開き式サイドドアが開発されている。
この観音開き式サイドドアは、車体側面に形成した大き
な側面開口部に対して、前端ヒンジのフロントドアと後
端ヒンジのリアドアの、2つのドアを設定して、これら
ドアを同時に開放することで、車体側面の大きな側面開
口部を開放し、乗員の乗降性を向上している。
【0003】しかし、この観音開き式サイドドアは、セ
ンターピラーをなくして車体側面の側面開口部を大きく
形成していることから、モノコックボディとして車体剛
性や強度を確保することが困難であり、また、側面衝突
に対する安全性も低下するという問題がある。
【0004】こうした問題に対して、特開平10−10
9662号公報には、車体全体及びドア自体を骨格部材
(フレーム部材)で構成することにより、車体側面に大
きな側面開口部を形成しても、車体剛性や強度を確保で
きる技術が提案されている。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】確かに、当該技術のよ
うに車体全体及びドア自体を骨格部材で構成すれば、車
体剛性や強度を車体パネルで確保する必要がないため、
センターピラーレスの車体構造でも車体剛性や強度を確
保できる。
【0006】しかし、車体やドアを全て骨格部材で構成
するとなると、車体重量が増加してしまい、また、生産
性も極めて悪化するという問題が生じ、当該技術を一般
量産車に採用することは極めて困難であると言う問題が
生じる。
【0007】本発明は、こうした問題に鑑み発明された
もので、観音開き式サイドドアを採用しつつも、車体を
モノコックボディ等の一般量産車の構造をそのまま維持
しつつ、車体剛性や強度の確保を図ることができる車両
の側部車体構造を提案することを主な目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のように構成される。請求項1記載の
発明は、車体側面に設けたサイドドアを、観音開き式の
フロントドアとリアドアで構成し、該フロントドアとリ
アドアに対応する側面開口部を車体に形成した車両の側
部車体構造において、前記サイドドアの車内側で上下方
向に伸びて、前記側面開口部の上縁部と下縁部を連結固
定する連結手段を設けたものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
両の側部車体構造において、前記側面開口部の上縁部と
下縁部に、それぞれ車両前後方向に延びる前後メンバー
部材を設け、該各前後メンバー部材に前記連結手段を連
結固定したものである。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の車両の側部車体構造において、前記連結手段の上端
を、車体ルーフ部に沿って車幅方向に延設し、左右の連
結手段を繋いだものである。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1又は2、
3記載の車両の側部車体構造において、前記連結手段
を、閉断面のメンバー部材で構成したものである。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項4記載の車
両の側部車体構造において、前記メンバー部材をハイド
ロフォーム加工によって形成したものである。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1又は2、
3、4、5記載の車両の側部車体構造において、前記連
結手段を、固定ブラケットを介して連結固定したもので
ある。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項1又は2、
3、4、5記載の車両の側部車体構造において、前記連
結手段を、該連結手段の端部に形成したフランジ部で連
結固定したものである。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項1又は2、
3、4、5記載の車両の側部車体構造において、前記連
結手段を、前記上縁部と下縁部に嵌合して連結固定した
ものである。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項1又は2、
3、4、5、6、7、8記載の車両の側部車体構造にお
いて、前記サイドドアの前記連結手段に近接する位置
に、補強部材を連結手段に併設するように設けたもので
ある。
【0017】請求項10記載の発明は、請求項1又は
2、3、4、5、6、7、8、9記載の車両の側部車体
構造において、前記連結手段に、乗員が掴むグリップ部
を設けたものである。
【0018】
【作用及び効果】請求項1記載の車両の側部車体構造に
よれば、サイドドアを、観音開き式のフロントドアとリ
アドアで構成し、そのフロントドアとリアドアに対応す
る側面開口部を車体に形成した車両の側部車体構造にお
いて、サイドドアの車内側で上下方向に伸びて、側面開
口部の上縁部と下縁部を連結固定する連結手段を設けた
ことにより、モノコックボディ等の一般量産車の車体構
造であっても、車体剛性・強度を充分に確保することが
できる。よって、観音開き式のサイドドアを採用し、側
面開口部を広く形成した車体であっても、量産性を確保
しつつ、車体剛性・強度を充分に得ることができる。
【0019】請求項2記載の車両の側部車体構造によれ
ば、側面開口部の上縁部と下縁部に、それぞれ車両前後
方向に延びる前後メンバー部材を設け、その各前後メン
バー部材に連結手段を連結固定したことにより、車体の
フレーム部を構成する前後メンバーに、直接連結手段を
固定することになるため、連結手段は車体に強固に固定
され、車体剛性・強度をより確実に確保することができ
る。
【0020】請求項3記載の車両の側部車体構造によれ
ば、連結手段の上端を、車体ルーフ部に沿って車幅方向
に延設し、左右の連結手段を繋いだことにより、連結手
段が、いわゆるロールバーのように車室を取り囲んで配
置されることになるため、車体強度を側突や横転にも対
応できる程度に高めることができる。
【0021】請求項4記載の車両の側部車体構造によれ
ば、連結手段を、閉断面のメンバー部材で構成したこと
により、連結手段自体の剛性・強度をさらに高めること
ができるため、車体剛性・強度もより確実に確保でき
る。
【0022】請求項5記載の車両の側部車体構造によれ
ば、連結手段のメンバー部材を、ハイドロフォーム加工
によって形成したことにより、メンバー部材の形状を、
剛性を確保した上で自由にすることができるため、メン
バー部材を設置場所に応じた適切な形状に、形成でき
る。
【0023】よって、車室空間や乗降空間を充分に確保
した上で、車体剛性・強度を確保しうる形状の連結手段
とすることができる。
【0024】請求項6記載の車両の側部車体構造によれ
ば、連結手段を、固定ブラケットを介して連結固定した
ことにより、車体側の連結固定位置がどのような形態で
あっても、確実に固定される。よって、連結手段の結合
強度をより高めることができる。
【0025】請求項7記載の車両の側部車体構造によれ
ば、連結手段を、その連結手段の端部に形成したフラン
ジ部で連結固定したことにより、固定のための別部材を
設定しなくてもよいため、部品点数の削減が図られ、組
付け工数も削減できる。
【0026】請求項8記載の車両の側部車体構造によれ
ば、連結手段を、開口部の上縁部と下縁部に嵌合して連
結固定したことにより、連結手段は、車体に対してより
強固に固定される。よって、連結手段は、通常のモノコ
ックボディのセンターピラーと同程度の剛性と強度を得
ることができる。
【0027】請求項9記載の車両の側部車体構造によれ
ば、連結手段に近接するサイドドアに、補強部材を連結
手段に併設するように設けたことにより、サイドドア閉
鎖時には、補強手段は連結手段と同様に車体側面の剛性
を確保し、サイドドア開放時には、広い車両側面開口を
確保できるため、車体剛性・強度を高めつつ、乗員の乗
降性も確保することができる。
【0028】請求項10記載の車両の側部車体構造によ
れば、連結手段に、乗員が掴むグリップ部を設けたこと
により、乗降の際、掴み易い位置にグリップ部が設けら
れるため、乗員の乗降性を向上することができる。
【0029】
【実施例】本発明の実施例を、以下図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明を採用した車両の全体斜視
図、図2はその車両の全体側面図、図3はフロントドア
とリアドアを取り除いた状態の車両の全体側面図であ
る。
【0030】本車両Vの車体側面には、図示するように
フロントドア10とリアドア20とで構成されるサイド
ドアSDが、フロントドア前端とリアドア後端に、それ
ぞれフロントドアヒンジ11とリアドアヒンジ20が設
けられた、観音開き式サイドドアとして設置される。
【0031】これらサイドドアSDを構成するフロント
ドア10とリアドア20は、それぞれ、ドアパネル1
2,22とサッシュ13,23とウインドガラス14,
24とで構成され、このうちドアパネル12,22内部
には車両前後方向に伸びるサイドインパクトバー15,
25が設けられる。
【0032】さらに、フロントドア10には、車外から
フロントドア10の開閉操作を行うアウタドアハンドル
16と、車両後方を視認するドアミラー17が設けられ
る。
【0033】サイドドアSDの車室内方側には、側面開
口部30の上縁部30aと下縁部30bを上下方向に伸
びて連結する連結メンバー40が、フロントドア10と
リアドア20の閉鎖時の当接位置Rに略一致する場所
(ほぼ中央)に設置されている。
【0034】この連結メンバー40は、通常のセンター
ピラーとは異なり、車体パネルとは別体の閉断面構造の
メンバー部材で構成され、例えば、一本の金属管からハ
イドロフォーム加工により成形された中空角柱状のハイ
ドロフォーム材で構成される。
【0035】ハイドロフォーム加工により連結メンバー
40を成形することにより、強度を維持した上で、より
自由な形状に連結メンバー40を成形することができ
る。
【0036】なお、当然この連結メンバー40の成形方
法は、ハイドロフォーム加工以外の方法でもよい。
【0037】連結メンバー40は、中空角柱状に成形さ
れた後、側面開口部30の上縁部30aと下縁部30b
に対して固定される。こうして連結メンバー40は、開
口面積の大きい側面開口部30の形状強度を向上して、
一般のモノコックボディに必要な車体剛性や強度を確保
する。
【0038】また、連結メンバー40には、フロントド
ア10やリヤドア20をロック係止するためのロック機
構や、車室間のシール性を確保するシール部材などが設
けられておらず、また、フロントドア10、リアドア2
0、いずれのドアも支持しないため、最低限、側面開口
部30の形状強度を確保するだけの太さ(強度)に設定
されている。
【0039】よって、連結メンバー40を、通常のセン
ターピラーより細く設定できるため、乗員の乗降性は、
さほど悪化しない。なお、連結メンバーは剛性が確保さ
れれば、プレート形状のメンバー部材で構成してもよ
い。
【0040】次に、この連結メンバー40の詳細構造に
ついて、図4〜図7で説明する。図4は、連結メンバー
40の車体への組付け構造を車室内方から見た斜視図で
ある。連結メンバー40は、上端40aを側面開口部上
縁部30aである車両前後方向に伸びるルーフサイドメ
ンバー31に、下端40bを側面開口部下縁部30bで
ある車両前後方向に伸びるサイドシル32に、それぞれ
固定ボルト41,42を介して、固定される。
【0041】このように、車体のフレーム部分をなすル
ーフサイドメンバー31やサイドシル32に、連結メン
バー40を直接固定することにより、連結メンバー40
がセンターピラーのようなフレーム機能を果たすため、
モノコックボディで構成された車体の車体剛性を、確実
に高めることができる。
【0042】連結メンバー40の車室側側面には、メン
バートリムアッパー43とメンバートリムロア44を係
止固定するトリム係止孔40c,40dが上下方向に複
数穿設され、このトリム係止孔40c,40dに対し
て、メンバートリムアッパー43とメンバートリムロア
44を係止固定することで、連結メンバー40には、メ
ンバートリムアッパー43とメンバートリムロア44を
装着する。
【0043】こうしてメンバートリムアッパー43とメ
ンバートリムロア44が装着されることにより、連結メ
ンバー40はその車室側側面が車室内に直接露出しない
ように構成することができる。
【0044】また、連結メンバー40の車両後方側側面
にも、アシストグリップ45を螺合固定するグリップ固
定孔40eが穿設され、このグリップ固定孔40eにア
シストグリップ45を固定することにより、アシストグ
リップ45が連結メンバー40の車両後方側側面に装着
される。
【0045】こうして、アシストグリップ45が連結メ
ンバー40に装着されることにより、アシストグリップ
45が掴み易い位置に設けられるため、後席乗員は、乗
降の際にアシストグリップ45を把持することで上体を
起こし、車両乗降を容易に行うことができる。
【0046】図5は、サイドドアSDのフロントドア1
0とリアドア20を閉鎖した状態の車室内方からの斜視
図である。この図に示すように、連結メンバー(図5に
は図示せず)にメンバートリムアッパー43とメンバー
トリムロア44を装着していることにより、フロントド
アのドアトリム18からリアドアのドアトリム28まで
一体的、且つ滑らかに車室内壁面を構成することができ
る。よって、車室内の見栄えを向上させることができ
る。
【0047】図6は、図2のA−A断面を示したもの
で、図7は、図2のB−B断面を示したものである。図
6は、フロントドア10とリアドア20のサッシュ1
3,23の当接位置を示した断面図である。
【0048】フロントドア10には、ウィンドガラス1
4と、そのウィンドガラスをクッション材50を介して
支持するサッシュ13と、サッシュ13の車室側面を装
うサッシュトリム51が具備される。
【0049】また、リアドア20にも、ウィンドガラス
24と、そのウィンドガラス24をクッション材52を
介して支持するサッシュ23が具備される。ただし、リ
アドアのサッシュ23は、フロントドアのサッシュ13
とは異なり、フロントドア10後端を支持するようにフ
ロントドア10の車室側に入り込む受け部23aが形成
されている。
【0050】受け部23aの先端には、車内外をシール
するラバーシール53が装着され、このラバーシール5
3は、フロントドア10後端(サッシュ13)が当接す
ることにより、シール機能を得るように構成されてい
る。
【0051】リアドア20のサッシュ23の車室側に
は、連結メンバー40がメンバーアッパートリム43を
装着して配置されている。
【0052】連結メンバー40は、リアドア20のサッ
シュ23の車室内方側に配置されることで、サッシュ2
3の車室内への露出を防止し、車室内の見栄えを向上す
ることができる。さらに、側突時にも、フロントドア1
0、リアドア20いずれのドアが、車室内に侵入してき
ても、全て連結メンバー40で受け止めることができる
ため、ドア10,20の車室内への侵入を極力抑えるこ
とができる。
【0053】図7は、フロントドア10とリアドア20
のドアパネル12,22の当接位置を示した断面図で、
特にドアロック部分も含めた断面図である。フロントド
ア10には、インナパネル12aとアウターパネル12
bからなるドアパネル12と、ドアパネル12の車室側
に装着されるドアトリム18と、ドアパネル12内に配
置されるサイドインパクトバー54と、リアドア20に
設けられたストライカー55に係合するロック機構56
が設けられている。
【0054】また、リアドア20にも、インナパネル2
2aとアウターパネル22bからなるドアパネル22
と、ドアパネル22の車室側に装着されるドアトリム2
8と、ドアパネル22内に配置されるサイドインパクト
バー57とが設けられ、さらに、ドアパネルの前端面2
2cには、ロック機構56に係合するストライカー55
が設けられている。
【0055】また、リアドア20のドアパネル22前端
には、フロントドア10の後端を支持するように、フロ
ントドア10の車室側に入り込む受け部22dが形成さ
れている。
【0056】そして、この受け部22dの先端には、車
内外をシールするラバーシール58が装着され、このラ
バーシール58はフロントドア10後端が当接すること
により、シール機能を得るように構成されている。
【0057】また、リアドア20の車室内方側には、前
述の連結メンバー40がメンバーロアトリム44を装着
して配置されている。
【0058】連結メンバー40の配置される位置は、ち
ょうどストライカー55が設けられた位置の車室内方側
で、サイドインパクトバー54,57の取付ブラケット
54a,57aに、ほぼ重合する位置に設定されてい
る。
【0059】このように連結メンバー40が配置されて
いるため、フロントドア10やリアドア20が側突時に
変形しても、ロック機構56とストライカー55の位置
は変位しないため、ドアロック部分は変形しない。よっ
て、側突後であってもフロントドア10やリアドア20
の開閉操作の信頼性は確保される。
【0060】また、サイドインパクトバー54,57で
受ける側突荷重を連結メンバー40に有効に伝達できる
ため、確実にサイドインパクトバー54,57が機能し
て衝撃を吸収することが出来る。
【0061】なお、フロントドアのドアトリム18とリ
アドアのドアトリム28は、メンバーロアトリム44と
略面一致するように、ドアインナパネル12a,22a
から隆起して設定されている。
【0062】このため、連結メンバー40がドア10,
20の車室内方側に突出して配置されても、車室内では
突出しているようには見えないため、車室内の見栄えを
向上されることができる。以上のようにして、本実施例
では、連結メンバー40が、センターピラーレスの観音
開き式サイドドアの車両に設けられる。
【0063】次に、別実施例について説明する。図8〜
図10は、連結メンバーの車体への結合構造の別実施例
を示したものである。
【0064】なお、各図の(a)は側面開口部下縁部の
サイドシルとの結合構造、(b)は側面開口部上縁部の
ルーフサイドメンバーとの結合構造を示したものであ
る。
【0065】図8の実施例は、連結メンバー140の両
端部に、別体の連結固定ブラケット60,61を設けた
結合構造である。連結固定ブラケット60、61は、連
結メンバー40の端部を嵌合固定する嵌合部60a,6
1aと、サイドシル32、ルーフサイドメンバー31に
固定ボルト62,63を介して固定される固定フランジ
60b,61bとから構成される。
【0066】下端の連結固定ブラケット60は、固定フ
ランジ60bを、サイドシル32のインナパネル32a
に、稜線を跨いで上面32a1と車室側面32a2にそ
れぞれ固定することで、上下及び車幅方向で強固に固定
される。
【0067】また、上端の連結固定ブラケット61も、
固定フランジ61bを、ルーフサイドメンバーのインナ
パネル31aに、稜線を跨いで下面31a1と車室側面
31a2にそれぞれ固定することで、上下及び車幅方向
で強固に固定される。
【0068】このように、上下の連結固定ブラケット6
0,61が固定されることにより、連結メンバー140
は、サイドシル32とルーフサイドメンバー31との間
隔を維持する梁のような機能(梁機能)を発揮すること
ができる。また、側突荷重を確実にサイドシル32とル
ーフサイドメンバー31に伝達する機能(荷重伝達機
能)も発揮することができる。
【0069】また、連結固定ブラケット60,61は、
固定ボルト62,63によって螺合固定されることによ
り着脱自在となるため、モノコックボディの車体を組み
上げた後から、容易に連結メンバー140を組付けるこ
とができる。
【0070】図9の実施例は、連結メンバー240の両
端をT字管状に構成し、その管部分を潰してフランジ部
240a,240bを形成し、このフランジ部240
a,240bをサイドシル32とルーフサイドメンバー
31に溶接固定した結合構造である。
【0071】この実施例は、固定ブラケットを設けた前
記実施例と異なり、連結メンバー両端のフランジ部24
0a,240bを連結メンバー240に一体に形成する
ことで、部品点数を少なくできる。このためコストを低
減でき、組付け性も向上できる。
【0072】また、この実施例は、フランジ部240
a,240bの固定位置が、前記実施例と同じ位置に設
定されているため、連結メンバー240に梁機能と荷重
伝達機能を得させることができる。
【0073】図10の実施例は、連結メンバー340の
両端を、それぞれサイドシル132とルーフサイドメン
バー131に形成した嵌合部131a,132aに嵌め
込み溶接することにより、連結メンバー340を連結固
定した結合構造である。
【0074】連結メンバー340を嵌め込む嵌合部13
2a,131aは、それぞれサイドシルのインナパネル
132bの一部と、ルーフサイドメンバーのインナパネ
ル131bの一部を、車室内方側に突出させて成形す
る。この嵌合部132a,131aに、それぞれ連結メ
ンバー340の両端を嵌め込み、溶接固定することによ
り、連結メンバー340はサイドシル132とルーフサ
イドメンバー131に強固に固定される。
【0075】このように強固に固定されることにより、
連結メンバー340は、通常のモノコックボディのセン
ターピラーと同程度の剛性と強度を得ることができ、セ
ンターピラーとほぼ同様の機能を果たすことが可能とな
る。
【0076】以上、結合メンバーの車体との結合構造に
ついて、いくつか説明したが、本発明はこれらの結合構
造に限定されるものではない。
【0077】次に、図11〜図13で、連結メンバー
を、車体ルーフに沿って車幅方向に延長し、左右の連結
メンバーを繋いで、いわゆる競技車両などで採用される
ロールバーのような構成を採った実施例について説明す
る。
【0078】図11は、車両Vの全体斜視図である。こ
の図に示すように連結メンバー440は、車両側面で上
下方向に伸びる側部連結メンバー441と、車室内のル
ーフ400付近で車幅方向に伸びるルーフ部連結メンバ
ー442とによって構成される。
【0079】これら側部連結メンバー441とルーフ部
連結メンバー442は、前記実施例と同様、ハイドロフ
ォーム加工により成形されたハイドロフォーム材で構成
される。
【0080】この側部連結メンバー441とルーフ部連
結メンバー442は、それぞれ端部が車体に固定される
ため、車室形状を維持して、モノコックボディの車体剛
性・強度をより向上している。
【0081】図12は、車両Vの車幅方向横断断面図で
ある(左右一方側のみ)。この図に示すように、車室内
では側部連結メンバー441とルーフ部連結メンバー4
42が一本のメンバー部材として車室を取り囲み、ロー
ルバーのように配置されている。
【0082】これら側部連結メンバー441とルーフ部
連結メンバー442は、それぞれ側部連結メンバー44
1の下端が、サイドシル232のインナパネル232a
に固定ボルト242で固定され、側部連結メンバー44
1の上端とルーフ部連結メンバー442の一端が、ルー
フサイドメンバー231のインナパネル231aに固定
ボルト241で共締め固定されている。
【0083】このように側部連結メンバー441とルー
フ部連結メンバー442が固定ボルト242,241に
よって車体に固定されることにより、モノコックボディ
の車体を組み上げた後から、容易に各メンバーを組付け
ることができる。
【0084】図13は、側部連結メンバー441とルー
フ部連結メンバー442のルーフサイドメンバー231
への共締め固定構造を示した詳細斜視図である。ルーフ
400下面に溶接されたルーフサイドメンバー231の
内側には、固定ボルト241を螺合固定するナットプレ
ート401が溶接されている。また、側部連結メンバー
の上端441bとルーフ部連結メンバーの一端442b
は、共に両者を固定した状態で、クランク状に組み合う
形に絞り成形され、そして、それぞれには、二つのボル
ト通し孔441c,442cが穿設されている。
【0085】このように構成された側部連結メンバー4
41とルーフ部連結メンバー442を、互い違いにクラ
ンク状に組み合せて、二本の固定ボルト241によって
ルーフサイドメンバー231に設けられたナットプレー
ト401に共締め固定することで、側部連結メンバー4
41とルーフ部連結メンバー442はルーフサイドメン
バー231に固定される。
【0086】このようにして側部連結メンバー441と
ルーフ部連結メンバー442が車体に固定されることに
より、側部連結メンバー441とルーフ部連結メンバー
442は一体的になり、一本のロールバーのように、車
室周囲を取り囲む構成をとる。
【0087】従って、側部連結メンバー441とルーフ
部連結メンバー442とで連結メンバー440を構成し
た本実施例では、車体剛性・強度を、前述の実施例より
さらに高められることができる。
【0088】例えば、車両側突時には、その側突荷重を
側突された側の側部連結メンバー441だけでなく、反
対側の側部連結メンバー(図示せず)でも受けることが
できるため、側突強度がさらに高められる。また、車両
横転時には、側部連結メンバー441とルーフ部連結メ
ンバー442によって車室を保護するため、車室の安全
性が高められる。また、車体のフレーム部であるルーフ
サイドメンバー231に、側部連結メンバー441とル
ーフ部連結メンバー442を固定することにより、車体
のフレーム部自体の剛性が高まり、車体全体の捩じれ剛
性等を高めることができる。こうして、本実施例は前述
の実施例より、さらに車体剛性・強度を高めることがで
きる。
【0089】次に、図14〜図16で、車体に設けた連
結メンバーのほかに、リアドア内に補強メンバーを設け
た実施例について説明する。図14は、車両Vの全体斜
視図である。この図にも示すように本実施例では、側面
開口部に設けた連結メンバー40のほかに、リアドア2
0内部の前端に上下方向に渡って伸びる補強メンバー7
0を設けている。
【0090】この補強メンバー70は、連結メンバー4
0と同様にハイドロフォーム加工により成形されたハイ
ドロフォーム材で構成されている。
【0091】図15は、フロントドア10、リアドア2
0を閉鎖した状態でのサッシュ部分の断面図で、前述の
実施例の図6と同じ位置の断面図である。図6と同様の
ものは符号を付して説明を省略する。また、図16は、
フロントドア10、リアドア20を閉鎖した状態でのド
アパネルの断面図で、前述の実施例の図7と同じ位置の
断面図である。図16でも図7と同様のものは符号を付
して説明を省略する。
【0092】本実施例では、リアドア20前端のサッシ
ュ23内やドアパネル22内に、サッシュ形状やドアパ
ネル形状に対応した形状に成形した補強メンバー70
を、配置することにより、リアドア20前端の剛性、強
度を高めている。
【0093】このようにリアドア20前端の剛性、強度
を高めることにより、ドア閉鎖時には、補強メンバー7
0が連結メンバー40と相俟って、車体剛性や強度を高
めることができる。
【0094】特に、車両側突時には、補強メンバー70
を設けたことにより、通常のセンターピラーを設けたも
のとほぼ同様、またはそれ以上の強度を発揮することが
できる。
【0095】また、この補強メンバー70の剛性を高め
れば、連結メンバー40の剛性が低くても、車体剛性・
強度をある程度高めることができるため、連結メンバー
40を細くすることが可能となり、車両の側面開口部を
広くすることができる。よって乗員の乗降性もさらに高
めることができる。
【0096】なお、図16に示すように、補強メンバー
70の車室側側面70aには、先端の係合部71aが連
結メンバー40の係止孔72に挿通された係合フック7
1が設けられている。
【0097】この係合フック71は、補強メンバーの車
外側側面70bの作業孔70cから車室側側面の内面に
固定された固定ナット73に対して、フック固定ボルト
74で固定することにより、補強メンバー70に固定さ
れる。
【0098】このように係合フック71を補強メンバー
70に設けることにより、車両衝突時には係合フック7
1が係止孔72に係合するため、サイドドアSDに変形
が生じても、補強メンバー70と連結メンバー40との
車両前後方向のズレは発生しない。
【0099】このため、フロントドア10やリアドア2
0の変形は極力抑えられ、衝突後のサイドドアSDの開
閉も容易に行うことができる。
【0100】以上のように構成されるため、これらの実
施例は、次のような効果を奏する。
【0101】まず、サイドドアSDの車室内方側で上下
方向に伸び、側面開口部30の上縁部30aと下縁部3
0bを連結固定する連結メンバー40,140,24
0,340,440を設けたことにより、モノコックボ
ディ等の一般量産車の車体構造であっても、車体剛性・
強度を充分に確保することができる。
【0102】よって、観音開き式サイドドアを採用し、
側面開口部30を広く形成した車体であっても、量産性
を確保しつつ、車体剛性・強度を充分に得ることができ
る。
【0103】また、その側面開口部30の上縁部30a
と下縁部30bに、ルーフサイドメンバー31とサイド
シル32を設け、そのルーフサイドメンバー31とサイ
ドシル32に連結メンバー40,140,240,34
0,440を連結固定したことにより、車体のフレーム
部を構成するメンバー部材に、直接連結メンバー40,
140,240,340,440を固定することになる
ため、連結メンバー40,140,240,340,4
40は車体に強固に固定され、車体剛性・強度をより確
実に確保することができる。
【0104】また、連結メンバー440が、側部連結メ
ンバー441とルーフ部連結メンバー442とで構成さ
れ、いわゆるロールバーのように車室を取り囲んで配置
されることにより、車体強度を、横転等にも対応できる
程度に高めることができる。
【0105】また、連結メンバー40,140,24
0,340,440を、閉断面のメンバー部材で構成し
たことにより、連結メンバー自体の剛性・強度をさらに
高めることができるため、車体剛性・強度もより確実に
確保できる。
【0106】また、連結メンバー40,140,24
0,340,440を、ハイドロフォーム加工によって
形成したことにより、連結メンバーの形状を、剛性を確
保した上で自由にすることができるため、連結メンバー
40,140,240,340,440を設置場所に応
じた適切な形状に形成できる。よって、車室空間や乗降
空間を充分に確保した上で、車体剛性・強度を確保しう
る連結メンバー40,140,240,340,440
とすることができる。
【0107】また、連結メンバー140を、連結固定ブ
ラケット60,61を介して連結固定したことにより、
車体側の連結固定位置がどのような形態であっても、確
実に固定されるため、連結メンバー140の結合強度を
より高めることができる。
【0108】また、連結メンバー240を、その連結メ
ンバーの端部に形成したフランジ部240a,240b
で連結固定したことにより、固定のための別部材を設け
ないため、部品点数の削減が図られ、組付け工数も削減
できる。
【0109】また、連結メンバー340を、ルーフサイ
ドレール131とサイドシル132に嵌合して連結固定
したことにより、連結メンバーは、車体に対してより強
固に固定されるため、通常のモノコックボディのセンタ
ーピラーと同程度の剛性と強度を得ることができる。
【0110】また、連結メンバー40に近接するリアド
ア20位置に、補強メンバー70を連結メンバー40に
併設するように設けたことにより、リアドア20閉鎖時
には、補強メンバー70は連結メンバー40と同様に車
体側面の剛性を確保しつつ、リアドア20開放時には、
広い側面開口を確保できるため、車体剛性・強度を高め
つつ、乗員の乗降性も確保することができる。
【0111】また、連結メンバー40に、乗員が掴むア
シストグリップ45を設けたことにより、アシストグリ
ップ45が掴み易い位置に設けられるため、乗員の乗降
性を向上することができる。
【0112】以上、いくつかの実施例について説明した
が、本発明は、これら実施例に限定されるものではな
く、観音開き式サイドドアを採用して広い側面開口部を
形成した側部車体構造に、その側面開口部の上縁部と下
縁部を連結する連結メンバーを設けたものであれば、全
て包含するものである。
【0113】この他、本発明の趣旨を逸脱しない限りに
おいて、適宜詳細構造を変更してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した車両の全体斜視図。
【図2】車両の全体側面図。
【図3】フロントドアとリアドアを取り除いた状態の車
両の全体側面図。
【図4】連結メンバーの車体への組付け構造を車室内方
から見た斜視図。
【図5】フロントドアとリアドアを閉鎖した状態の車室
内方からの斜視図。
【図6】図2のA−A断面図。
【図7】図2のB−B断面図。
【図8】連結メンバーの結合構造の別実施例を示した斜
視図。
【図9】連結メンバーの結合構造の別実施例を示した斜
視図。
【図10】連結メンバーの結合構造の別実施例を示した
斜視図。
【図11】連結メンバーを車幅方向に延長した実施例の
車両の全体斜視図。
【図12】図11の実施例における車両の車幅方向横断
断面図。
【図13】側部連結メンバーとルーフ部連結メンバーの
固定構造を示した詳細斜視図。
【図14】サイドドア内に補強メンバーを設けた実施例
の車両の全体斜視図。
【図15】図14の実施例のサイドドアを閉鎖した状態
のサッシュ部分の断面図。
【図16】図14の実施例のサイドドアを閉鎖した状態
のドアパネル部分の断面図。
【符号の説明】
SD…サイドドア 10…フロントドア 20…リアドア 30…側面開口部 31,131,231…ルーフサイドメンバー 32,132,232…サイドシル 40,140,240,340,440…連結メンバー 45…アシストグリップ 60,61…連結固定ブラケット 70…補強メンバー 131a,132a…嵌合部 240a,240b…フランジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 嘉男 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA01 AA04 AA05 AA10 AA14 BB01 CA17 CA37 CA40 DA17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側面に設けたサイドドアを、観音開き
    式のフロントドアとリアドアで構成し、該フロントドア
    とリアドアに対応する側面開口部を車体に形成した車両
    の側部車体構造において、前記サイドドアの車内側で上
    下方向に伸びて、前記側面開口部の上縁部と下縁部を連
    結固定する連結手段を設けた車両の側部車体構造。
  2. 【請求項2】前記側面開口部の上縁部と下縁部に、それ
    ぞれ車両前後方向に延びる前後メンバー部材を設け、該
    各前後メンバー部材に前記連結手段を連結固定した請求
    項1記載の車両の側部車体構造。
  3. 【請求項3】前記連結手段の上端を、車体ルーフ部に沿
    って車幅方向に延設し、左右の連結手段を繋いだ請求項
    1又は2記載の車両の側部車体構造。
  4. 【請求項4】前記連結手段を、閉断面のメンバー部材で
    構成した請求項1又は2、3記載の車両の側部車体構
    造。
  5. 【請求項5】前記メンバー部材をハイドロフォーム加工
    によって形成した請求項4記載の車両の側部車体構造。
  6. 【請求項6】前記連結手段を、固定ブラケットを介して
    連結固定した請求項1又は2、3、4、5記載の車両の
    側部車体構造。
  7. 【請求項7】前記連結手段を、該連結手段の端部に形成
    したフランジ部で連結固定した請求項1又は2、3、
    4、5記載の車両の側部車体構造。
  8. 【請求項8】前記連結手段を、前記上縁部と下縁部に嵌
    合して連結固定した請求項1又は2、3、4、5記載の
    車両の側部車体構造。
  9. 【請求項9】前記サイドドアの前記連結手段に近接する
    位置に、補強部材を連結手段に併設するように設けた請
    求項1又は2、3、4、5、6、7、8記載の車両の側
    部車体構造。
  10. 【請求項10】前記連結手段に、乗員が掴むグリップ部
    を設けた、請求項1又は2、3、4、5、6、7、8、
    9記載の車両の側部車体構造。
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