JP2002362419A - 車両の前部車体構造 - Google Patents

車両の前部車体構造

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JP2002362419A
JP2002362419A JP2001176970A JP2001176970A JP2002362419A JP 2002362419 A JP2002362419 A JP 2002362419A JP 2001176970 A JP2001176970 A JP 2001176970A JP 2001176970 A JP2001176970 A JP 2001176970A JP 2002362419 A JP2002362419 A JP 2002362419A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】側突時にあっては側突荷重をトンネル部に分散
させてサイドシルやドアの車室内への侵入量を抑制する
ことができる車両の前部車体構造の提供。 【解決手段】車室の前端壁を構成し、上下方向に延びる
ダッシュパネル75と、上記ダッシュパネル75に連続
して後方に延びるフロアパネル27とを備え、上記フロ
アパネル27の略中央部に上方へ突出して車両の前後方
向に延びるトンネル部28が設けられた車両の前部車体
構造であって、上記ダッシュパネル75には一端部が上
記トンネル部28の側面に接合され、中間部がダッシュ
パネル75に沿って車幅方向に延び、他端部がヒンジピ
ラー73に接続されたダッシュクロスメンバ76を設け
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車室の前端壁を
構成として上下方向に延びるダッシュパネルと、このダ
ッシュパネルに連続して後方に延びるフロアパネルと、
フロアパネルの略中央部に上方へ突出して車両の前後方
向に延びるトンネル部とを備えたような車両の前部車体
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特願平2−20423号公報に開
示されているように、車両の側部に設けられたドア開口
部をフリースタイルのフロントドアとリヤドアとで開閉
するように構成したものが知られている。
【0003】すなわち、車両の側部にセンタピラーレス
構造のドア開口部を形成し、このドア開口部の前辺部に
はフロントドアヒンジを介してフロントドアを開閉可能
に支持すると共に、ドア開口部の後辺部にはリヤドアヒ
ンジを介してリヤドアを開閉可能に支持させたものであ
る。
【0004】上記構成のセンタピラーレス構造のフリー
スタイルドアを乗用車に適用し、乗員の乗降性を考慮し
て、ドア開口部を大きく設定した場合には、ドア開口が
大きいことと、ドアが大型化して、ドア開閉時の荷重が
ヒンジピラーに付勢されることとの両者から充分な車体
剛性を備えた車体構造の開発が望まれる。
【0005】一方、特開2000−238667号公報
には、上方に突出する下開放コ字状断面構造のフロアト
ンネル部と、このフロアトンネル部の上部に設けられた
閉断面構造の補助フレーム(トンネルメンバ)とを備えた
車両の車体構造が開示されている。
【0006】この車両の車体構造を上述のセンタピラー
レス構造のフリースタイルドアを備えた車体構造に適用
すると、フリースタイルドアを有する車両のフロア剛性
および車体剛性の向上を図ることができるが、車両の正
面衝突時におけるダッシュパネルの後退量を充分に抑制
することが困難であり、また車両の側面衝突時における
サイドシルやドアの車室内への侵入量を充分に抑制する
ことが困難な問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ダッシュ
パネルに、一端部がトンネル部の側面に接合され、中間
部がダッシュパネルに沿って車幅方向に延び、他端部が
ヒンジピラーに接続されたダッシュクロスメンバを設け
ることで、正突時にあってはダッシュパネルに入力され
る荷重をトンネル部とヒンジピラーとに分散させて耐力
を向上し、ダッシュパネルの後退量を抑制することがで
き、側突時にあっては側突荷重をトンネル部に分散させ
てサイドシルやドアの車室内への侵入量を抑制すること
ができる車両の前部車体構造の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明による車両の前
部車体構造は、車室の前端壁を構成し、上下方向に延び
るダッシュパネルと、上記ダッシュパネルに連続して後
方に延びるフロアパネルとを備え、上記フロアパネルの
略中央部に上方へ突出して車両の前後方向に延びるトン
ネル部が設けられた車両の前部車体構造であって、上記
ダッシュパネルには一端部が上記トンネル部の側面に接
合され、中間部がダッシュパネルに沿って車幅方向に延
び、他端部がヒンジピラーに接続されたダッシュクロス
メンバを設けたものである。上記構成のダッシュパネル
は、ダッシュロアパネルに設定することができる。
【0009】上記構成によれば、ダッシュパネルとトン
ネル部とヒンジピラーとの間に上述のダッシュクロスメ
ンバを設けたので、車両の正面衝突時においてはダッシ
ュパネルに入力される荷重を、ダッシュクロスメンバを
介してトンネル部とヒンジピラーとに分散させて耐力を
向上することができ、この結果、ダッシュパネルの後退
量を抑制することができる。また、車両の側面衝突時に
おいては側突荷重を、ダッシュクロスメンバを介してト
ンネル部に分散させるので、サイドシルやドアの車室内
への侵入量を抑制することができる。
【0010】この発明の一実施態様においては、上記ダ
ッシュクロスメンバは上記フロアパネルの水平部の高さ
に対して上方に離間した高さ位置を略水平車幅方向に延
びて設けられたものである。
【0011】上記構成によれば、ダッシュクロスメンバ
の配設高さを上述の高さ位置に設定したので、ダッシュ
クロスメンバにてヒンジピラーの剛性(強度)を補強する
ことができ、特に側突に対する耐力の向上を図ることが
できる。
【0012】この発明の一実施態様においては、上記ト
ンネル部の車室内側上面には該トンネル部に沿って前後
方向に延びて閉断面を形成するトンネルメンバが設けら
れたものである。上記構成によれば、トンネルメンバの
設定により、フロア剛性および車体剛性の向上を図るこ
とができる。
【0013】この発明の一実施態様においては、上記ダ
ッシュクロスメンバは左右に一対に設けられ、左右の各
ダッシュクロスメンバのトンネル側端部は上記トンネル
部の上面に設けられたトンネルメンバに接合されたもの
である。
【0014】上記構成によれば、車両の側面衝突時にお
いては右側または左側から何れの方向からの側突時にお
いても、ヒンジピラーおよびダッシュクロスメンバを介
して側突荷重をトンネルメンバに伝達し、この荷重を高
剛性のトンネルメンバで受けることができるので、サイ
ドシルやドアの車室内への侵入量をより一層良好に抑制
することができる。
【0015】この発明の一実施態様においては、上記ト
ンネルメンバはトンネル部の全長にわたって車両の前後
方向に配設され、該トンネルメンバの前端はダッシュパ
ネルに接続されたものである。上記構成によれば、トン
ネル部の全長にわたるトンネルメンバにより、フロア剛
性、車体剛性をさらに向上させることができるのは勿
論、トンネルメンバの前端をダッシュパネルに接続した
ので、車両の正面衝突時にあってはダッシュパネルに入
力される荷重を、トンネル部とトンネルメンバとヒンジ
ピラーとに分散させて、耐力を大幅に向上することがで
きる。
【0016】この発明の一実施態様においては、上記ダ
ッシュパネルの車室外側面の上記ダッシュクロスメンバ
接続部と対応する部位にはフロントサイドフレームの後
端部が接続されたものである。
【0017】上記構成によれば、車両の正面衝突時にフ
ロントサイドフレームから伝達される荷重を、ダッシュ
パネルおよびダッシュクロスメンバを介して、トンネル
部およびヒンジピラーに分散させ、耐力を向上すること
ができ、また車体剛性の向上をも図ることができる。
【0018】この発明の一実施態様においては、上記車
両の側部にはドア開口部が設けられ、該ドア開口部に沿
って一体的に連続して環状に延びる環状レインフォース
メントが設けられたものである。
【0019】上記構成によれば、環状レインフォースメ
ントを設けることにより、車体剛性および車体のねじり
剛性の向上を図ることができて、操安性を向上させるこ
とができる。
【0020】この発明の一実施態様においては、上記ダ
ッシュクロスメンバのヒンジピラー側端部はヒンジピラ
ーインナを介して上記環状レインフォースメントに接合
されたものである。
【0021】上記構成によれば、ダッシュクロスメンバ
の他端部を高剛性の環状レインフォースメントに接合す
ることで、車体剛性の大幅な向上を図ることができると
共に、正突荷重および側突荷重に対する耐力をさらに向
上させることができる。
【0022】この発明の一実施態様においては、上記ド
ア開口部は、前部がヒンジで支持されたフロンドアと、
後部がヒンジで支持されたリヤドアとのフリースタイル
ドアにより開閉されるものである。
【0023】上記構成によれば、このようなフリースタ
イルドアを有する車両において上述の効果がより一層良
好に発揮され、特にフロントドア前部をヒンジを介して
支持するヒンジピラーはダッシュクロスメンバで補強さ
れているので、ドア開口部およびフロントドアが大きく
設定されても、フロントドアの充分な支持剛性を確保す
ることができる。
【0024】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は車両の前部車体構造を示し、図1におい
て、車両1の車体側部には、フロントドア2とリヤドア
3とで構成されるサイドドアが設けられ、フロントドア
2の前端部とリヤドア3の後端部とに、それぞれヒンジ
部としてのフロントドアヒンジ4とリヤドアヒンジ5が
設けられてフリースタイル構造のサイドドアが構成され
ている。
【0025】これらサイドドアを構成するフロントドア
2およびリヤドア3とは、それぞれ、ドアパネル6,7
とドアサッシュ8,9とウインドガラス10,11とを
備え、上述のドアパネル6,7の内部、詳しくはドアア
ウタパネルとドアインナパネルとの間には車両の前後方
向に延びるサイドインパクトバー(図示せず)が設けられ
ている。
【0026】さらに、フロントドア2には、車外から該
フロントドア2の開閉操作を行うドアアウタハンドル1
2と、車両後方を視認するドアミラー13とが設けられ
ている。
【0027】この実施例のフリースタイル構造のドアは
フロントドア2が優先して開放され、リヤドア3はフロ
ントドア2の開放後において、その開成が許容されるよ
うに構成している。
【0028】上述の各ドア2,3はドア開口部14(図
7参照)を開閉可能に覆うもので、図1に示すようにフ
ロントドア2の後端部にはロック部材15を設け、この
ロック部材15がリヤドア3の前端部に設けられたスト
ライカでロックされ、リヤドア3の前端部上下にはロッ
ク部材16,17を設け、これら各ロック部材16,1
7はドア開口部14の上辺部および下辺部に設けた後述
するボディ側のストライカ44,69(図8、図10、
図13参照)でそれぞれロックされるように構成してい
る。
【0029】ここで、リヤドア3はその前端部の断面を
図2に示すように、ドアアウタパネル18の前側縦辺部
に上下方向に延びるドア補強部材としてのドアインナレ
インフォースメント19を接合して、それら両者18,
19により上下方向に延びる閉断面20を構成して所謂
仮想センタピラーを形成している。
【0030】そして、上述のリヤドア3前端部のストラ
イカおよび上側のロック部材16(ロックユニット)は、
この閉断面構造部に設けるように構成している。また下
側のロック部材17(ロックユニット)はドアインナレイ
ンフォースメント19またはその近傍に設けられてい
る。次に、まず図3を参照して平面から見たフレーム構
成について説明する。
【0031】左右一対のフロントサイドフレーム21,
21を設け、これらフロントサイドフレーム21には後
方に向けてフロアフレーム部22およびリヤサイドフレ
ーム23をそれぞれ一体的に延設している。
【0032】上述フロントサイドフレーム21,21の
前部相互間には車幅方向に延びるフロントクロスメンバ
(いわゆるNo.1クロスメンバ)24を設ける一方、ダッシ
ュパネル(図15に示すダッシュロアパネル75参照)の
下部と対応するようにフロントサイドフレーム21の後
部車外側には車幅方向に延びるトルクボックス25を設
け、このトルクボックス25の外端部にはフロアフレー
ム部22と略平行として車両の前後方向に延びるサイド
シル26を取付けている。
【0033】一方、図4に示すように、フロアパネル2
7の略中央部には上方に突出して車両の前後方向に延び
るトンネル部28を形成し、このトンネル部28の全長
にわたって該トンネル部28の車室内側上面にはトンネ
ルメンバ29(いわゆるハイマウント・バックボーンフ
レーム)を取付けて、トンネル部28とトンネルメンバ
29との間には車両の前後方向に延びる閉断面30,3
0を形成して、車体剛性の向上を図っている。ここで、
上述のトンネルメンバ29はトンネル部28に沿って車
両の前後方向に延びるものである。
【0034】上述のトンネルメンバ29は略凹状の断面
形状を有し、2つの閉断面30,30を形成すべく構成
しているが、これは閉断面が1つのみ形成される構造で
あってもよい。
【0035】また図5に示すようにトンネル部28の車
外側の上部に所定長さ、またはトンネル部全長にわたる
トンネルレインフォースメント80を設けてもよく、図
6に示すようにトンネル部28の車外側の上部角部に所
定長さ、またはトンネル部全長にわたるトンネルレイン
フォースメント81,82を設けてもよい。
【0036】図3に示すように、トンネル部28の上面
にその全長にわたって接合固定したトンネルメンバ29
の前端部とフロントサイドフレーム21,21との間は
フロント側の連結フレーム31で連結され、トンネルメ
ンバ29の後端部とリヤサイドフレーム23,23との
間は連リヤ側の連結フレーム32で連結されている。ま
たサイドシル26の後部とトンネル部28との間はリヤ
クロスメンバ33で連結されている。
【0037】而して、正面衝突時の衝突エネルギをフロ
ントサイドフレーム21からフロアフレーム部22に伝
達し、また、トルクボックス25を介してサイドシル2
6に伝達すると共に、連結フレーム31を介してトンネ
ル部28およびトンネルメンバ29に伝達して、上述の
衝突エネルギをフロアフレーム部22と、サイドシル2
6と、トンネル部28と、トンネルメンバ29とに分散
すべく構成すると共に、後面衝突時の衝突エネルギをリ
ヤサイドフレーム23からフロアフレーム部22に伝達
し、また、クロスメンバ33を介してサイドシル26に
伝達すると共に、連結フレーム32を介してトンネル部
28およびトンネルメンバ29に伝達して、上述の衝突
エネルギをフロアフレーム部22とサイドシル26と、
トンネル部28と、トンネルメンバ29とに分散すべく
構成している。
【0038】次に図7〜図15を参照して、車両の側部
車体構造について説明する。図7はキャブサイド部の側
面図であって、フロントドア2とリヤドア3とで開閉さ
れるドア開口部14に沿って環状のドア開口メンバ34
を設けている。
【0039】このドア開口メンバ34はサイドアウタパ
ネルとしてのルーフサイドレールアウタ、フロントピラ
ーアウタ、ヒンジピラーアウタ、サイドシルアウタ、リ
ヤピラーアウタと、サイドインナパネルとしてのルーフ
サイドインナ、フロントピラーインナ、ヒンジピラーイ
ンナ、サイドシルインナ、リヤピラーインナとによって
構成される。
【0040】上述のドア開口メンバ34の閉断面内には
ドア開口部14に沿って一体的に連続して環状に延びる
環状レインフォースメント35が設けられ、この環状レ
インフォースメント35により車体剛性、車体のねじり
剛性の向上を図るように構成している。
【0041】図8は図7のA−A線に沿う断面図であっ
て、ルーフサイドレールアウタ36とこのルーフサイド
レールアウタ36の車室内側に接合されたルーフサイド
レールインナ37とで車両の前後方向に延びる閉断面3
8を形成し、この閉断面38内においてルーフサイドレ
ールアウタ36とルーフサイドレールインナ37との間
に接合されるように上述の環状レインフォースメント3
5を配設している。
【0042】また環状レインフォースメント35とルー
フサイドレールインナ37との間には節型のストライカ
レイン39を設けている。このストライカレイン39は
後述するストライカ44の取付け部位と対応するように
設けられる。
【0043】さらにルーフサイドレールアウタ36とル
ーフサイドレールインナ37との上側の接合部にはリー
フパネル40を取付けると共に、このルーフパネル40
の下面には図9に示すように車幅方向に延びるルーフレ
インフォースメント41を接合して、これら両者40,
41間には車幅方向に延びる閉断面41aを形成してい
る。
【0044】一方、ルーフサイドレールインナ37の車
室内方側への上部延長部と、ルーフサイドレール36,
37の下側の接合部との間には補強部材42を接合固定
し、この補強部材42の下面水平部にはボルト、ナット
等の取付け部材43を用いてストライカ44を取付けて
いる。このストライカ44は図1で示したロック部材1
6のラッチを係合するものである。また、上述の補強部
材42はドア開口部14とルーフパネル40との間を接
続する補強手段である。
【0045】ここで、図8に示す構造に代えて、図10
の構造を採用してもよい。すなわち、ルーフレインフォ
ースメント41とルーフサイドレールインナ37との間
を斜交状に連結する補強部材としての補強ステー45を
設け、この補強ステー45の下部で、かつストライカレ
イン39と対応する部位に取付け部材43を用いてスト
ライカ44を取付けてもよい。
【0046】図11は図7のC−C線に沿う断面図であ
って、リヤピラーアウタ46と、このリヤピラーアウタ
46の車室内側に接合されたリヤピラーインナ47とを
設けると共に、リヤピラーアウタ46の後部にはリヤフ
ェンダ48を連続して形成し、リヤピラーインナ47の
後部にはホイールハウスインナロア49を連続して形成
している。
【0047】また上述のホイールハウスインナロア49
とリヤフェンダ48との間にホイールハウスアウタ50
を設け、リヤピラーアウタ46とリヤピラーインナ47
とホイールハウスアウタ50とで囲繞された閉断面51
を形成している。
【0048】そして、この閉断面51内においてリヤピ
ラーアウタ46とリヤピラーインナ47との間に接合さ
れるように上述の環状レインフォースメント35を配設
している。このリヤピラー部においては上述の環状レイ
ンフォースメント35の前部はリヤピラー46,47の
接合部に挟持され、環状レインフォースメント35の後
部はホイールハウスアウタ50に接合されている。
【0049】図7に示すように、ドア開口メンバ34の
後辺部において環状レインフォースメント35から車両
の後方に向けて延びるリヤピラーレインフォースメント
52を設けている。
【0050】このリヤピラーレインフォースメント52
は同図に示すように、車両の後部に設けられたリヤウイ
ンド53用の開口つまり、リヤウインド開口54の下辺
部に沿って後方へ延び、その後端部52aは、図12に
示すようにリヤウインド開口54の下辺部において車幅
方向に配設されたリヤパッケージトレイアッパメンバ5
5に接続されている。
【0051】図12は図7のD−D線に沿う断面図であ
って、リヤフェンダ48の車室側には上述のリヤピラー
レインフォースメント52を略上下方向に指向させて取
付け、このリヤピラーレインフォースメント52の車室
側にはホイールハウスインナアッパ56を取付ける一
方、リヤフェンダ48の下部内面とホイールハウスイン
ナアッパ56の下部との間にはホイールハウスアウタ5
0を設け、上述のリヤピラーレインフォースメント52
の下端はホイールハウスアウタ50に接合固定してい
る。
【0052】また左右のホイールハウスインナアッパ5
6の上部相互間には車幅方向に略水平に延びるリヤパッ
ケージトレイアッパメンバ55を張架し、このリヤパッ
ケージトレイアッパメンバ55の下面とホイールハウス
インナロア49との間にはリヤパッケージロアガセット
57を取付け、さらに該リヤパッケージロアガセット5
7の中間部には車室側へ延びる補強用ガセット58を取
付けている。
【0053】図13は図5のE−E線矢視に相当する断
面図(但し、右側を示す)、図14は図13のG−G線矢
視断面図であって、サイドシルアウタ60と、このサイ
ドシルアウタ60の車室内側に接合されたサイドシルイ
ンナ61とで車両の前後方向に延びるサイドシル閉断面
62を形成し、このサイドシル閉断面62内においてサ
イドシルアウタ60とサイドシルインナ61との間に接
合されるように上述の環状レインフォースメント35の
下辺部を配設している。
【0054】ここで、上述のサイドシルアウタ60とサ
イドシルインナ61とから成るサイドシル26は、図3
でも示したように、フロアパネル27の側部において車
両の前後方向に配設された閉断面構造の車体剛性部材で
ある。一方、上述のフロアパネル27の前後には車幅方
向に延びるフロアクロスメンバ63,64(いわゆるNo.
2クロスメンバとNo.3クロスメンバ)を互に離間させて
取付けている。
【0055】上述の各フロアクロスメンバ63,64と
対向するようにサイドシル閉断面62内において環状レ
インフォースメント35とサイドシルインナ61とを節
状に連結する前後のサイドシルレインフォースメント6
5,66を設けて、側突に対する剛性の向上を図ってい
る。
【0056】フロアクロスメンバ64と対向する後部サ
イドシルレインフォースメント66に対して前方に所定
量オフセットさせた位置で、かつフロアクロスメンバ6
3と対向する前部サイドシルレインフォースメント65
に対して後方に所定量オフセットさせた位置には、環状
レインフォースメント35とサイドシルインナ61とを
節状に連結する中間サイドシルレインフォースメント6
7を設け、これら中間および後部の各サイドシルレイン
フォースメント67,66を平面視で逆コの字型のブラ
ケット68で連結すると共に、上述の各サイドシルレイ
ンフォースメント67,66間で、かつ、これらの各サ
イドシルレインフォースメント67,66の近傍には、
リヤドア3の下部をロックするストライカ69を設けて
いる。このストライカ69は図1で示したロック部材1
7のラッチを係合するものである。
【0057】また上述のサイドシルインナ61の車室内
側において、フロアクロスメンバ63と中間部のサイド
シルレインフォースメント67との間を連結する連結部
材としてのシートレール部材70を設けている。
【0058】このシートレール部材70はフロアパネル
27の上方に配設されるシートを支持するもので、該シ
ートレール部材70の前部はフロアクロスメンバ63と
サイドシルインナ61との間に取付けられたシートレー
ルブラケット71(図14参照)の上面に配設されてい
る。
【0059】図15はヒンジピラー部の断面構造を示
し、図16は図15の平面視図であって、ヒンジピラー
アウタ72とこのヒンジピラーアウタ72の車室内側に
接続されたヒンジピラーインナ73とで上下方向に延び
る閉断面74を形成し、この閉断面74内においてヒン
ジピラーアウタ72とヒンジピラーインナ73との間に
接合されるように上述の環状レインフォースメント35
を配設している。
【0060】また図15、図16には車両の前部車体構
造を示しており、車室の前端壁を構成し上下方向に延び
るダッシュロアパネル75と、このダッシュロアパネル
75から連続して後方に延びるフロアパネル27とを備
え、前述のトンネルメンバ29の前端はダッシュロアパ
ネル75に接続している。
【0061】既述したようにフロアパネル27にはその
略中央部に上方へ突出して車両の前後方向に延びるトン
ネル部28が設けられており、上述のダッシュロアパネ
ル75には車幅方向内方側の一端部がトンネルメンバ2
9のスカート部を介してトンネル部28の側面に接合さ
れ、かつ中間部が該ダッシュロアパネル75に沿って車
幅方向に延び、車幅方向外方側の他端部がヒンジピラー
インナ73に接続されたダッシュクロスメンバ76を左
右一対となるように設けている。
【0062】つまり、上述の左右の各ダッシュクロスメ
ンバ76のトンネル側端部は上述のトンネル部28の上
面に設けられたトンネルメンバ29に接合されたもので
ある。また上述のダッシュクロスメンバ76のヒンジピ
ラー側の端部はヒンジピラーインナ73を介して環状レ
インフォースメント35に接合されている。
【0063】ここで、上述のダッシュクロスメンバ76
は平面から見て略コの字形に形成されており、かつ左右
に一対設けられたダッシュクロスメンバ76,76は図
15に示すように、フロアパネル27の水平部の高さに
対して上方に離間した所定の高さ位置を略水平車幅方向
に延びて設けられている。
【0064】また、上述のダッシュクロスメンバ76,
76にはステアリングシャフト系(具体的にはインタメ
ディエイトシャフトやユニバーサルジョイント)を挿通
させるための開口部77が形成されている。
【0065】さらに、上述のダッシュロアパネル75の
車室外側面(エンジンルーム側)において上述のダッシュ
クロスメンバ76の接続部に対応した部分には図16に
示すようにフロントサイドフレーム21の後端部が接続
されている。
【0066】ところで、図7において78はドア開口部
14の前辺部に設けられたフロントドアヒンジ4の取付
け部、79はドア開口部14の後辺部に設けられたリヤ
ドアヒンジ5の取付け部であって、ドア開口部14の前
辺部には図1に示すフロントドアヒンジ4を介してフロ
ントドア2が開閉可能に支持され、後辺部には図1に示
すリヤドアヒンジ5を介してリヤドア3が開閉可能に支
持され、これらフリースタイル構造の各ドア2,3はサ
イドシル26を下辺として開閉される。なお、図中、符
号Fは車両前方を示し、OUTは車両外方を示す。
【0067】このように上記実施例の前部車体構造は、
車室の前端壁を構成し、上下方向に延びるダッシュロア
パネル75と、上記ダッシュロアパネル75に連続して
後方に延びるフロアパネル27とを備え、上記フロアパ
ネル27の略中央部に上方へ突出して車両の前後方向に
延びるトンネル部28が設けられた車両の前部車体構造
であって、上記ダッシュロアパネル75には、一端部が
上記トンネル部28の側面に接合され、中間部がダッシ
ュロアパネル75に沿って車幅方向に延び、他端部がヒ
ンジピラー(ヒンジピラーアウタ72、ヒンジピラー7
3参照)に接続されたダッシュクロスメンバ76,76
を設けたものである。
【0068】この構成によれば、ダッシュロアパネル7
5とトンネル部28とヒンジピラー72,73との間に
上述のダッシュクロスメンバ76を設けたので、車両の
正面衝突時においてはダッシュロアパネル75に入力さ
れる荷重を、ダッシュクロスメンバ76を介してトンネ
ル部28とヒンジピラー72,73とに分散させて耐力
を向上することができ、この結果、ダッシュロアパネル
75の後退量を抑制することができる。また、車両の側
面衝突時においては側突荷重を、ダッシュクロスメンバ
76を介してトンネル部28に分散させるので、サイド
シル26やドア2,3の車室内への侵入量を抑制するこ
とができる。
【0069】さらに、上記ダッシュクロスメンバ76は
上記フロアパネル27の水平部の高さに対して上方に離
間した高さ位置を略水平車幅方向に延びて設けられたも
のであるるこの構成によれば、ダッシュクロスメンバ7
6の配設高さを上述の高さ位置に設定したので、ダッシ
ュクロスメンバ76にてヒンジピラー72,73の剛性
(強度)を補強することができ、特に側突に対する耐力の
向上を図ることができる。
【0070】しかも、上記トンネル部28の車室内側上
面には該トンネル部28に沿って車両の前後方向に延び
て閉断面30を形成するトンネルメンバ29が設けられ
たものである。この構成によれば、トンネルメンバ29
の設定により、フロア剛性および車体剛性の向上を図る
ことができる。
【0071】加えて、上記ダッシュクロスメンバ76は
左右に一対に設けられ、左右の各ダッシュクロスメンバ
76,76のトンネル側端部は上記トンネル部28の上
面に設けられたトンネルメンバ29に接合されたもので
ある。
【0072】この構成によれば、車両の側面衝突時にお
いては右側または左側から何れの方向からの側突時にお
いても、ヒンジピラー72,73およびダッシュクロス
メンバ76を介して側突荷重をトンネルメンバ29に伝
達し、この荷重を高剛性のトンネルメンバ29で受ける
ことができるので、サイドシル26やドア2,3の車室
内への侵入量をより一層良好に抑制することができる。
【0073】また、上記トンネルメンバ29はトンネル
部28の全長にわたって車両の前後方向に配設され、該
トンネルメンバ29の前端はダッシュロアパネル75に
接続されたものである。この構成によれば、トンネル部
28の全長にわたるトンネルメンバ29により、フロア
剛性、車体剛性をさらに向上させることができるのは勿
論、トンネルメンバ29の前端をダッシュロアパネル7
5に接続したので、車両の正面衝突時にあってはダッシ
ュロアパネル75に入力される荷重を、トンネル部28
とトンネルメンバ29とヒンジピラー72,73とに分
散させて、耐力を大幅に向上することができる。
【0074】さらに、上記ダッシュロアパネル75の車
室外側面(エンジンルーム側の面)の上記ダッシュクロス
メンバ76接続部と対応する部位には図16に示す如く
フロントサイドフレーム21後端部が接続されたもので
ある。
【0075】この構成によれば、車両の正面衝突時にフ
ロントサイドフレーム21から伝達される荷重を、ダッ
シュロアパネル75およびダッシュクロスメンバ76を
介して、トンネル部28およびヒンジピラー72,73
に分散させ、耐力を向上することができ、また車体剛性
の向上をも図ることができる。
【0076】しかも、上記車両の側部にはドア開口部1
4が設けられ、このドア開口部14に沿って一体的に連
続して環状に延びる環状レインフォースメント35が設
けられたものである。
【0077】この構成によれば、環状レインフォースメ
ント35を設けることにより、車体剛性および車体のね
じり剛性の向上を図ることができて、操安性を向上させ
ることができる。
【0078】また、上記ダッシュクロスメンバ76のヒ
ンジピラー側端部はヒンジピラーインナ73を介して上
記環状レインフォースメント35に接合されたものであ
る。
【0079】この構成によれば、ダッシュクロスメンバ
76の他端部(つまりヒンジピラー側端部)を高剛性の環
状レインフォースメント35に接合することで、車体剛
性の大幅な向上を図ることができると共に、正突荷重お
よび側突荷重に対する耐力をさらに向上させることがで
きる。
【0080】さらに、上記ドア開口部14は、その前部
がヒンジ(フロントドアヒンジ4参照)で支持されたフロ
ンドア2と、その後部がヒンジ(リヤドアヒンジ5参照)
で支持されたリヤドア3とのフリースタイルドア3によ
り開閉されるものである。
【0081】この構成によれば、センターピラーレス
で、かつフリースタイルドアを有する車両において上述
の効果がより一層良好に発揮され、特にフロントドア2
の前部をヒンジ4,4を介して支持するヒンジピラー7
2,73はダッシュクロスメンバ76で補強されている
ので、ドア開口部14およびフロントドア2が大きく設
定されても、フロントドア2の充分な支持剛性を確保す
ることができる。
【0082】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のダッシュパネルは、実施例のダッ
シュロアパネル75に対応し、以下同様に、ヒンジピラ
ーは、ヒンジピラーアウタ72とヒンジピラーインナ7
3とから成る閉断面74構造の剛性部材に対応し、ヒン
ジは、フロントドアヒンジ4、リヤドアヒンジ5に対応
するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【0083】例えば、上記環状レインフォースメント3
5は一体のものであってもよく、或は別体のものを環状
に接続して構成してもよい。
【0084】
【発明の効果】この発明によれば、ダッシュパネルに、
一端部がトンネル部の側面に接合され、中間部がダッシ
ュパネルに沿って車幅方向に延び、他端部がヒンジピラ
ーに接続されたダッシュクロスメンバを設けることで、
正突時にあってはダッシュパネルに入力される荷重をト
ンネル部とヒンジピラーとに分散させて耐力を向上し、
ダッシュパネルの後退量を抑制することができ、側突時
にあっては側突荷重をトンネル部に分散させてサイドシ
ルやドアの車室内への侵入量を抑制することができる効
果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の前部車体構造を備えた車両の側面
図。
【図2】 リヤドアの前端部の断面図。
【図3】 フレーム構造を示す平面図。
【図4】 トンネル部の断面図。
【図5】 トンネル部周辺構造の他の実施例を示す断面
図。
【図6】 トンネル部周辺構造のさらに他の実施例を示
す断面図。
【図7】 キャブサイドを示す拡大側面図。
【図8】 図7のA−A線矢視断面図。
【図9】 図8のB−B線矢視断面図。
【図10】 ストライカ補強構造の他の実施例を示す断
面図。
【図11】 図7のC−C線矢視断面図。
【図12】 図7のD−D線矢視断面図。
【図13】 図7のE−E線矢視に相当するサイドシル
部の断面図。
【図14】 図13のG−G線矢視断面図。
【図15】 車両の前部車体構造を示す斜視図。
【図16】 図15の要部断面図。
【符号の説明】
2…フロントドア 3…リヤドア 4,5…ヒンジ 14…ドア開口部 21…フロントサイドフレーム 27…フロアパネル 28…トンネル部 29…トンネルメンバ 30…閉断面 35…環状レインフォースメント 72…ヒンジピラーアウタ 73…ヒンジピラーインナ 75…ダッシュロアパネル 76…ダッシュクロスメンバ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室の前端壁を構成し、上下方向に延びる
    ダッシュパネルと、上記ダッシュパネルに連続して後方
    に延びるフロアパネルとを備え、上記フロアパネルの略
    中央部に上方へ突出して車両の前後方向に延びるトンネ
    ル部が設けられた車両の前部車体構造であって、上記ダ
    ッシュパネルには一端部が上記トンネル部の側面に接合
    され、中間部がダッシュパネルに沿って車幅方向に延
    び、他端部がヒンジピラーに接続されたダッシュクロス
    メンバを設けた車両の前部車体構造。
  2. 【請求項2】上記ダッシュクロスメンバは上記フロアパ
    ネルの水平部の高さに対して上方に離間した高さ位置を
    略水平車幅方向に延びて設けられた請求項1記載の車両
    の前部車体構造。
  3. 【請求項3】上記トンネル部の車室内側上面には該トン
    ネル部に沿って前後方向に延びて閉断面を形成するトン
    ネルメンバが設けられた請求項1または2記載の車両の
    前部車体構造。
  4. 【請求項4】上記ダッシュクロスメンバは左右に一対に
    設けられ、左右の各ダッシュクロスメンバのトンネル側
    端部は上記トンネル部の上面に設けられタトンネルメン
    バに接合された請求項3記載の車両の前部車体構造。
  5. 【請求項5】上記トンネルメンバはトンネル部の全長に
    わたって車両の前後方向に配設され、該トンネルメンバ
    の前端はダッシュパネルに接続された請求項3または4
    記載の車両の前部車体構造。
  6. 【請求項6】上記ダッシュパネルの車室外側面の上記ダ
    ッシュクロスメンバ接続部と対応する部位にはフロント
    サイドフレームの後端部が接続された請求項1,2,
    3,4または5記載の車両の前部車体構造。
  7. 【請求項7】上記車両の側部にはドア開口部が設けら
    れ、該ドア開口部に沿って一体的に連続して環状に延び
    る環状レインフォースメントが設けられた請求項1,
    2,3,4,5または6記載の車両の前部車体構造。
  8. 【請求項8】上記ダッシュクロスメンバのヒンジピラー
    側端部はヒンジピラーインナを介して上記環状レインフ
    ォースメントに接合された請求項7記載の車両の前部車
    体構造。
  9. 【請求項9】上記ドア開口部は、前部がヒンジで支持さ
    れたフロンドアと、後部がヒンジで支持されたリヤドア
    とのフリースタイルドアにより開閉される請求項7記載
    の車両の前部車体構造。
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